2019年8月
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2019年8月18日 (日)

WASオールスターリーグ戦(30)

(30)
○武藤めぐみ(12点)(19分47秒、片エビ固め)R美冬(8点)●

※ランニングネックブリーカードロップ
相手の蹴りを警戒したのか、走り込んでからの攻撃を多用した武藤が優位に試合を運ぶ。美冬はとにかくヘッドショットキックが当たらないと上位の選手相手にはまだまだ試合が作れない。ドロップキック、ラリアット、ミサイルキックと遠距離から一気に間合いを詰めて攻めるスタイルで崩していく。美冬もカウンターで蹴りを当てていくがなかなか有効打が入らない。そのままズルズル武藤ペースで試合が進み、最後はネックブリーカー2連発で武藤が押し切って星を6勝6敗の五分に戻した。ライジン美冬は8敗となりリーグ戦の負け越しが決まった。

○結城千種(12点)(11分15秒、片エビ固め)B上原(9点)●
※バックドロップ
前半はブレード上原がミサイルキック、ドロップキックなどの飛び技を軸に優位に立ったが、結城も試合内容を度外視して勝ちに来て、バックドロップを7連発で繰り出しブレード上原を完全に沈黙させた。
「うう・・・」
一発でも厳しい結城のえぐいバックドロップを7連発で食らったブレード上原、試合が終わってからもなかなか起き上がれず、大事を取って担架で搬送された。
「しんどいので・・・ここまでくると試合内容も結果もというわけにはいきません」(結城)
勝ち点上積みへの執念を見せた結城千種が6勝6敗の五分に戻した。ブレード上原はトップとの差が7点となり、優勝決定戦進出の可能性が消えた。

△氷室紫月(16点)(時間切れ引き分け)B市ヶ谷△(14点)
大阪大会夜の部セミ前は今大会屈指の好カード。
昼の部でまさかの無得点試合をやってしまったB市ヶ谷。この試合は勝ち点2を取らないとと考えたのか出だしから猛攻を仕掛けるが、どこか焦りの色があり、氷室もディフェンスを固めており返し技で返されたりかわされたり、どこか空回り。一方の氷室はここまでトップとは1差の勝ち点15で2位につけているので、凶悪なB市ヶ谷相手に力押しで張り合うよりは時間切れ引き分け狙いのほうがやりやすいと考えたのか、立ち技打撃一切なしのグラウンド地獄に引きずり込む。しかも繰り出す技はどれも取りあえず出しておく感じで、引き分け狙いなのがありあり。
「くっこの」
B市ヶ谷も少し冷静さを欠いており、強引に大技を仕掛けようとするが、上半身の動きに下半身がついていっていない。あっという間に15分が経過。ここで氷室がスリーパーホールドを出してきた。L内田を失神に追い込んだスリーパー、市ヶ谷も懸命にもがいて振りほどこうとするが3分ほど絞められ続けてぐったり。あわててレフェリーが確認に入る。弱った市ヶ谷へ向けて氷室が繰り出したのは普段は見せない足4の字固め。うああーと悲鳴を上げる市ヶ谷、しかし氷室はこんな技で市ヶ谷がギブアップするとは思っておらず、あくまで時間稼ぎ狙い。そうこうしているうちに25分経過。焦りの色の濃い市ヶ谷はラリアットで動きを止めるやタイガードライバーを炸裂。しかし氷室も2で返して、ダウンしたままごろごろ転がり場外エスケープ。市ヶ谷追撃を加えんと降りたが、氷室も場外を逃げて間合いを取る。
「くきぃーっ!」
追いかけるB市ヶ谷、逃げる氷室、リング外周での追いかけっこに場内笑い。しかし氷室、いきなりクイックターンして市ヶ谷の腹に強烈なひじ打ち。そしてリングへ。この時点で残り時間3分を切った。
カウント18でリングに戻った市ヶ谷だったが、待っていたのは氷室の低空ドロップキック。テーピングで固めている太ももに命中。負傷箇所への一撃に苦悶の表情のB市ヶ谷。残り時間2分、焦りまくった市ヶ谷は強引にビューティボムを狙ったが踏ん張りが利かず持ち上げられず、逆にリバースで返される。両者ダウン。ここで氷室また場外エスケープ。残り時間1分。息を整えながらセコンドの金森と二言三言言葉を交わす氷室。カウント19でゆっくりリングに戻る。

「いいかげんにしなさい!」
怒り心頭のB市ヶ谷、延髄斬りを狙うも前に倒れて氷室かわしたので空を切る。残り時間30秒、B市ヶ谷、憤怒の表情で氷室を捕まえ頭突きを3発叩き込んでからえぐい角度のDDT。しかし続くフォール、氷室2.9で返す。ドドドドドド。残り時間20秒、ここで氷室またしてもゴロンと転がって場外エスケープ。市ヶ谷、リング下に降り強引に捕まえてリング内に戻そうとするが氷室もサードロープをつかんで抵抗。時間切れ直前にエプロン上で妙な攻防。残り時間10秒、ここでリング内に氷室を押し込んだ市ヶ谷、そのまま上に乗ったが氷室の右足がサードロープにかかっている。その足をすくってエビ固めの要領で力ずくで押さえ込んだ市ヶ谷、ワン、ここで時間切れのゴングが鳴ってしまった。

「氷室紫月!勝つ気がないのなら試合に出てこないで!」
試合後マイクで叫んだ市ヶ谷、氷室はどこ吹く風で、セコンドの金森から渡されたペットボトルの水を一口飲んでから、表情を変えずに引き揚げた。
負けなかった氷室、勝てなかった市ヶ谷。大阪2連戦で1点しか勝ち点を積めなかったのは今後の優勝争いを考えると痛い。

氷室紫月、控室に入ってから1分ほどぶっ倒れていたが、そのあとむくっと起き上がり、手早くシャワーを浴び着替えを済ませ、金森と一緒に迎えのハイヤーに乗り込み新大阪へ向かい、東京行の最終の新幹線に乗り込んだ。都内にはソウルジャーが懇意にしている腕のいいマッサージ師が待機している。そこでメンテナンスを行い最終盤の闘いに備える予定である。

○M祐希子(12点)(3分21秒、キャメルクラッチ)草薙みこと(11点)●

万全の状態の両者だったらどんな凄い攻防が展開されただろうと思わせたカード。昼の部では不戦勝でほとんど運動しておらず休養十分のM祐希子と、昼の部で伊達の膝蹴り攻勢にこっぴどくやられた草薙。はっきりいってやる前から結果は見えていた。それでも試合を捨てていないのか、草薙みことはテーピングをぐるぐる巻きにしてリングに上がり、いきなり草薙流兜落としを2連発で仕掛けたが、3発目は食わず首固めで切り返したM祐希子、ネックブリーカー、ジャーマン、ムーンサルトの大技攻勢で猛反撃。草薙も最後の力を振り絞ってフォールを返し続けたが、動けなくなってしまったところをM祐希子のラクダ固めにつかまってしまう。
「う、がーっ」
あまりの苦しさに悶絶する草薙。それでもギブアップの言葉だけは吐かない。この試合を裁くWARSのレフェリーもどうしたものかという表情。草薙の上体がぐぐぐっと反ってゆく。ここで草薙のセコンドについていた小川ひかるが動いた。青コーナー側エプロンに上がり、持っていたタオルをリングに投げ入れた。カンカンカンカン。

セコンドのタオル投入によりマイティ祐希子が勝利。試合終了のゴングが打ち鳴らされる。複雑な表情で勝ち名乗りを受けるM祐希子。座り込んだ状態で、まだやれたのになぜ止めたのですかと小川を問い詰める草薙。小川ひかるがここで草薙の頬をペチと張った。場内えええのどよめき。

「あなたはSPZの看板です。次のシリーズの事も考えてください」と涙ながらに言い返す小川。

先輩のタッグパートナーにこう言われては草薙、わかりましたという他なく、涙をこらえながら腰に手をやりつつ引き揚げた。

「草薙選手ね、前の試合まじめにやり過ぎましたね。この手のリーグ戦は15試合を見据えた闘い方をしないと・・・なかなか厳しいですよ」(解説の杉浦美月)

○南利美(15点)(21分18秒、腕固め)T龍子(16点)●
大阪大会夜の部メインイベントも垂涎もののカード。
昼の部で重量級のボンバー来島と30分フルタイム闘って疲労困憊しているT龍子。一方の南は昼の部でC斉藤を1分半で下しておりコンディションはまずまず。それでもいきなり関節を持って行かれない限り負けることはないと判断したサンダー龍子、じっくりと重量感のある攻めを見せる。ただのダブルハンマーもものすごい威力。南はやられながら死んだふりをしてワンチャンスに賭けるつもりか、ほとんど反撃しない。しかしサンダー龍子も30分以内に痛めつけて3カウントを取ればいいんでしょと割り切っており、攻め急がず序盤は殴る蹴るで南のスタミナをはぎ取ってゆく。
サンダー龍子が10分過ぎに初めて大技を見せ、ボディスラムで投げ、そのあと起き上がってきたところをパイルドライバー。しかし南もフォールを2で返し、急場しのぎに足を取って逆片エビに捕らえて反撃。

15分経過、サンダー龍子も落ち着いてロープに逃れ、逆片エビから脱出。起き上がってロープに振るや重爆ドロップキック、そしてブレーンバスターの猛攻。そしてついにプラズマサンダーボムの態勢に、南も懸命に踏ん張って抵抗したが、上からダブルハンマーを落としてからプラズマサンダーボムを炸裂させた、が、南も2で返す。
このままなんとか力押しで行けそうだと考えたサンダー龍子、いくぞおらあと叫んでから2度目のプラスマサンダーボムにいこうとしたが、南も2発目は食えないと判断したのかしっかりと腰を落として防ぐ。20分経過。焦れたサンダー龍子、じゃあもう少し弱らせてやると考えたのか、ロープに振ってラリアットを狙ったが南利美、瞬間身をかがめてかわしてその勢いのままロープまで走り、反動を利してジャンプして空中胴絞め落とし!
思わぬ大技に面食らうサンダー龍子、そのまま南は上に乗ってフォールしたが2で返される、だが次の瞬間南は上に乗った態勢のまま変形のアームロックに移行!
「うがああ」
不意の腕関節攻めに悶絶するサンダー龍子。
ーまずいこのままこらえたのでは折られてしまう
残りの公式戦の日程を終えた翌々日、火曜日からは自団体の北陸遠征がある。そこで自分が欠場してしまうと自団体の客入りにも影響しかねないと一瞬考えたサンダー龍子は無念のタップ。場内ええええ。

南利美、SPZきっての技巧派としての面目を保ち、勝ち点を15に伸ばし優勝争いにも食い込んできたが、サンダー龍子相手に20分以上闘ったダメージは大きく、しばらく倒れ込んでいた。敗れたサンダー龍子の方がむくっと先に起き上がり、腕をアイシングしながら悔しい表情で引き揚げた。
「はー、はー・・・伊達さんや草薙さんでも勝てなかった相手からギブアップを取ることができて・・・まあ悪くないわね。残り3試合?せいぜい怪我しないように頑張るわ」(南)
「なんか、やられた気がしないんだよね。ダメージで行ったら昼にやった来島さんの方がずっと大きいし・・・まあ南さんの技術は想定以上だった。でもまだ勝ち点ではトップなんで、あと3つ全部勝って決勝戦に行くよ!」(T龍子)

翌日の興行予定地は仙台。セミ前までに出た選手はいったん東京まで出て東京に宿泊し、翌朝の新幹線で仙台へ向かうが、セミメインに出た4選手は大阪に泊まり、明日朝一の新幹線を乗り継いでか、飛行機で仙台入りとなる強行日程。しかしサンダー龍子はゲン直しのつもりなのか、大阪でスポンサー筋と飲食。

ここまでの順位は以下の通り
1位:サンダー龍子、氷室紫月 16点
3位:ボンバー来島、南利美  15点
5位:グリズリー山本、ビューティ市ヶ谷 14点
7位:マイティ祐希子、伊達遙、結城千種、武藤めぐみ 12点
11位:草薙みこと 11点
12位:コンバット斉藤 10点
13位:ブレード上原 9点
14位:ライジン美冬、ラッキー内田 8点
リタイヤが1名。

6日目が終わった。

2019年8月17日 (土)

20190817

みなさんこんばんわ。今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

◆G1クライマックスは飯伏優勝。
オカダ、ホワイトを武道館決戦で破りG1制覇。来年の1.4か1.5で飯伏VSオカダか。

◆ケンドーカシン、WWEコーチに就任
WWEでゲストコーチをやったからか、常任コーチに就任。あのレスリング技術と格闘センスをアメリカの有望選手に伝授してゆくらしい。

◆渕さん8.11後楽園に出場
いつも通りのボディスラムとヘッドロックパンチ。8月は1試合だけ。年金出るので悠々自適か。

◆巨人首位堅持。
緒方監督は勝負どころでの采配下手なのではないか。3連戦を1勝2敗。フランスアが不調で二軍落ちしてしまったので広島抑え不在。このままいくと金満巨人が優勝。

◆韓国
まだ当事者が生きている以上は謝罪はした方がいいと思うが、日本企業に金払えというのはやり過ぎ。日本の労働者は先の大戦の当事者ではない。ましてや1965年の日韓基本条約や請求権協定をなかったことにしろというのは酷い。でも自民党政権以外なら彼らにヘタに金を渡してモットクレモットヨコセ状態に陥っていただろう。困った隣人がいる限り自民党政権は安泰。こまったことです。

2019年8月 5日 (月)

ハーリー・レイスさん死去

元NWA世界王者 ハーリー・レイスさんが

8月1日、肺がんのため逝去されました。

NWA世界王者に通算8回輝くなど、アメリカン・プロレスの盟主として君臨されました。

全日本マットにもたびたび参戦され、ジャイアント馬場とNWAタイトルマッチでよく激突されました。

セメントも相当強いのですが、アメリカンスタイルのプロレスを徹底され、受け身のうまさではアメリカのプロレス界でフレアーと1.2を争うのではと言われ、相手の技を受けきるスタイルは日本マットにも大きな影響を与えました。全日本マットで外人が馬場さんに評価されるには、ハーリーレイスのスタイルをやっていればよかったとも言われ、受けの大切さを教えていただきました。

合掌。

 

 

2019年7月28日 (日)

WASオールスターリーグ戦(29)

(29)

6日目 大阪大会 夜の部

好勝負連発となった大阪大会昼の部が終わり、客出し、清掃を経てすぐに客入れ。さすがに選手は疲労困憊(公式戦のなかったM祐希子を除く)。控室に転がったまま夜の部を待った。

午後6時、夜の部が開始。
まず前座の3試合から。
○M千秋、ヴァイカー(1分37秒、片エビ固め)渡辺●、保科
※リバースDDT

○中江、R北条、菊池、藤島(3分42秒、体固め)金森、吉原、富沢、成瀬●
※ラリアット

伊達、○沢崎、小川(11分10秒、タイガーSH)石川、真壁、辻●
夜の部の公式戦が流れた伊達遙は前座の第3試合に回った。疲弊していることもあり伊達の出番はほとんどなく、試合の大部分が小川ひかるが相手方に捕まり、終盤に沢崎がスープレックス攻勢で逆転勝利という展開だった。

(公式リーグ戦)
○伊達遙(12点)(不戦勝)N白石(4点)●
伊達遙が星を6勝6敗の五分に戻した。

○B来島(15点)(4分27秒、片エビ固め)C斉藤(10点)●
※延髄ナパームラリアット
2時間前にサンダー龍子相手に30分闘ってズタズタのボンバー来島、ただここで負けると必死こいてドローを拾った意味がなくなるのでボンバー来島、相手のキック攻撃を二つ三つ受けるや、昼の部で猛威を振るったベアハッグにとらえた。これで腰を痛めたコンバット斉藤が棒立ち状態になってしまい。正面からのナパームラリアットを叩き込み、起き上がったところを延髄ナパームラリアットでなぎ倒しあっさりと3カウントを奪取。
「さっき龍子さんとやってズタズタなんだ。長引いたら勝てるわけがない」(B来島)

○G山本(14点)(11分7秒、リングアウト)L内田(8点)●

ここまで4勝7敗と星が上がっていないラッキー内田。ここで負けると優勝戦線から脱落が決まってしまうので懸命にグラウンドで腕関節を取って行くが、パワーの差が歴然なのでなかなか決めさせてもらえない。10分経過のアナウンスまではL内田のねちっこいグラウンド戦に付き合ったG山本、しかしこれは罠で、10分経過のアナウンスとともにグリズリー山本がグラウンドで絡み合ったまま至近距離で赤い毒霧を噴射!
「目が・・・・目がっ」
顔にまともに食らってしまいピンチに陥ったL内田、あろうことかSPZの井上霧子レフェリーは見て見ぬふり。L内田はひとまず転がって場外にエスケープしたが、待っていたのは先に場外で待ち伏せしていたG山本のジュラルミンケース攻撃。昨日の広島でも草薙相手に猛威を振るった卑劣な凶器攻撃を食らったL内田は場外で昏倒。そのままリングアウトの20カウントを聞いてしまった。ラッキー内田、負け越し決定。
その試合が終わると休憩。

2019年7月27日 (土)

20190727

◆総選挙、与党勝利

消費税10%確定。これで10時間働いてもそのうち1時間は国に持っていかれる。そう考えると脱力するが、少子高齢化で社会保障をまかなうためには20%30%まで上げなければならないのかもしれない。移民入れれば回避できるけど治安悪化するだろうからね。教育でホームスイートホームっていいよねって洗脳するほかない。それか30代以上の独身は抽選で強制徴兵するとか。

れいわ新選組は2議席、山本太郎さんは落選したが特定枠で重度のハンディキャップを持つ人2名が議員に。そういう立場の人の代表ということでは理解できるが・・・・6年間活動できるのかしら。シングルイシューのNHKから国民を守る党に至っては言うべき言葉もない。NHKの横暴より中国韓国北朝鮮ロシアの困った隣国とどうやっていくかがはるかに重要でしょう。

◆京都アニメーション無惨

世の中、一番強くて恐ろしいのは失うもののない人だ。仕事も妻も子供も財産も輝かしい経歴もないと、抑止力が働かない。とりあえずガソリンの携行カン売りは規制しないと。
◆韓国
日本の経済侵略ですって。トランプ氏のやっていることを真似した日本もどうかと思うが、韓国は日本の思いもよらぬ報復にうろたえる。経済戦犯国とか不買運動とか東京五輪開催の資格なしとか・・・70年以上前の植民地支配で、なぜ今の日本企業の関係者、サラリマン、納税者が金を取られる損害をおわなければならないのか。でもこういう困った隣国がいる限り、唯一、毅然とした外交交渉のできる自民党政権は続く。これが一番痛い。

◆緒方監督、野間を平手で6発殴る

広島の俊足打者・野間が6月30日のDeNA戦でピッチャーフライを打ち上げたが全力疾走せず、相手投手エスコバーが捕球できず、ちゃんと走っていればセーフになっていたのにというらしくないプレイ。隙あらば野間と緒方監督のお気に入り選手だった野間だが、愛情の裏返しか、緒方監督、試合終了後監督室で殴ってしまう。闘将星野さんの例を出すまでもなく、昔は当たり前だったが今の基準では許されないこと。これは緒方監督今季限りフラグか。気になるのは、週刊誌に書かれる前日に球団が公表し厳重注意したこと。内々で済ませるつもりだったのがリークした関係者がいたということか。


◆鶴竜優勝
白い子との千秋楽決戦を制す。豊ノ島は7勝8敗で幕内死守。魁皇の浅香山部屋から初の新十両誕生(魁勝)。

◆プロレス
G1クライマックス、矢野通、リーグ戦をひっかき回し、プロデュースしたカレーやDVDの販促につなげる。戦いを通じて私利私欲。こういう選手が一人くらいいてもいい。

今週はこんなところ。

2019年7月21日 (日)

WASオールスターリーグ戦(28)

WASオールスターリーグ戦(28)

6日目 大阪大会


○氷室紫月(15点)(11分15秒、スリーパーホールド)L内田(8点)●
休憩後はソウルジャーのベビーフェイス同士の同門対決。とはいっても両方ともグラウンドが得意な選手なので地味な攻防が繰り広げられた。10分経過のアナウンスとともにL内田がようやく大技を繰り出し、ジャーマン、ノーザンライトのスープレックス攻勢で勝ちに行こうとするが氷室も2で返す。ならばとラッキー内田、2度目のジャーマンを狙おうとするが氷室、クラッチを切るやさっとバックに回って足を掛けて倒して、グラウンドでのスリーパーに持ち込んだ。入り方が鮮やかだったためか、L内田ディフェンスできずがくりと失神。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。場内どよめき。ダークホース・氷室紫月があれよと言う間に勝ち点15を集め、暫定ながらトップのサンダー龍子に並んだ。
落として勝つという冷徹な試合を見せた氷室、表情一つ変えず花道を歩いて引き揚げた。敗れた内田はセコンドの吉原に活を入れてもらい、しばらくぼうっとしていたのだが、やっちゃったと顔を手で覆いながらとぼとぼと引き揚げた。

▲B市ヶ谷(13点)(12分55秒、両者リングアウト)G山本(12点)▲

史上最凶のお嬢様対極悪女帝の異次元対決。序盤こそまともな力勝負、殴り合いの攻防を演じていたが、市ヶ谷のDDTが決まり、不利を悟ったG山本が場外戦に出て、フェンスに振って、鉄柱攻撃。そして赤い毒霧を市ヶ谷の顔面めがけ噴射!
「よくもわたくしの美しい顔にそんな汚いものを・・・」
顔を真っ赤に染めた市ヶ谷様マジ切れしてしまい、グリズリー山本をイスでめった打ち。そして首筋をつかんで観客席へなだれ込み、椅子の上へめがけビューティボム、そして上に乗ってギロチンチョーク。これは本当に怒っている。そうこうしているうちに井上レフェリーの場外カウントが進み両者リングアウトの裁定。
「どういうことですの?」
「両リン!両リン!」
あわててリングに戻る市ヶ谷だったがすでにゴングが鳴った後。怒りで我を忘れたB市ヶ谷、痛恨の無得点試合。かっとなった市ヶ谷は井上レフェリーにグーパンチを一撃してから引き揚げた。

○伊達遙(10点)(27分48秒、片エビ固め)草薙みこと(11点)●
※SPZキック
セミ前で組まれたのはSPZの同門対決。夜の部の事を考えると速攻勝負狙いにいくかと思われたが、両者ともそれを良しとはせず、SPZタイトルマッチの様な重く激しい攻防が繰り広げられた。組み合った瞬間が勝負。伊達が殺人ヒザ魚雷をかますか、その前に草薙が投げ飛ばすか。草薙の投げがどんどん決まっていったが、伊達もきっちり受け身を取ってダメージを軽減。そして20分過ぎ、攻め疲れの見えた草薙へ伊達の代名詞・殺人ヒザ魚雷がズバズバ決まる、草薙も腹筋は相当鍛えているが、伊達の膝蹴りはその装甲を貫く威力。
「ぐううう」
とうとう腹を押さえてうずくまる草薙、仁王立ちの伊達。それから何度も起き上がった草薙だったが、その都度殺人ヒザ魚雷を貰ってしまい苦境に陥る。ならばと必殺の草薙流兜落としを仕掛けて逆転を図ったが、伊達もカウント2.5で返す。これで攻め手の無くなった草薙、さらに伊達の殺人ヒザ魚雷をいいようにもらってしまい、ダウンカウントが数えられるほどの深いダメージ。伊達の凄まじい攻撃に場内は静まり返った。
草薙が懸命に立ちあがるも首が据わっていないのを見て取った伊達が、満を持してSPZキックを叩き込む。前のめりに崩れ落ちる草薙、ひっくり返してカバーする伊達、これでカウント3が入った。
試合後は両者大の字、死力を尽くしたいい勝負だった。
「困りましたね・・・この後祐希子さんとですか・・・」(草薙)
セコンドの小川ひかるの肩を借りて引き揚げた草薙、SPZの頂上決戦を戦い終えて、悔しさの中にもどことなく満足そうな表情を見せていた。
優勝候補の一角に名を連ねていた伊達遙、勝ち点をようやく10に乗せた。

○武藤めぐみ(10点)(15分27秒、ノーザンライトSH)結城千種(10点)●

「難しい試合になりますね」(結城)
前の試合がかなり盛り上がったため、ソウルジャーの同門対決もそれ以上のものを見せなければいけない。そう考えた両者がゴング後いきなりフルスロットルで激しい動きの攻防を見せた。レスリングでの基本的な攻防をすっ飛ばしてめまぐるしく両者動いて飛んで投げて、しかもまったく休まない。これはこの2人にしかできない世界。武藤がフランケンシュタイナーを決めれば結城はバックドロップ。とにかく動き回って相手のペースを止めようとしたが、お互い技は知っているのでなかなか決定打が出ない。しかしフィニッシュは突然に、15分過ぎに繰り出した武藤のノーザンライトスープレックス、武藤の肩が結城のみぞおちにめり込んでしまい、一瞬返す動作が遅れ、3カウントが入ってしまった。「3つ入った?」とレフェリーに確認する結城。指を3本立てて入ったと答えるレフェリー。結城は首を傾げ、いかんなという表情を見せながら引き揚げた。これで武藤も勝ち点を10に乗せた。

△B来島(13点)(時間切れ引き分け)T龍子(16点)△
大阪大会昼の部メインは新女のパワー殺法第一人者と、WARSのクレイジードラゴン。しかしボンバー来島はこの試合にかける闘志は並々ならぬものがあった
「祐希子も市ヶ谷もあんたに負けてるんだよ・・・あたしまで負けたら実質この対抗戦はうちらの負けだ」
そして試合は力と力のぶつかり合い。単純な力比べは互角。レスリングの攻防も五分と五分。ならばとエルボー、ラリアットで攻勢に出ようとしたサンダー龍子だが、来島もきっちりガードを固める。サンダー龍子は頭を負傷しているせいか、はたまた来島の重さを警戒してか、なかなかいつもの狂乱ラッシュに持ち込めない。
一方のボンバー来島も相手はWARSの巨竜とあって、アグレッシブに攻めず、スタミナ切れを待つ戦法。重量級同士の重い試合、お互いしのぎ合いながら20分が経過。
「オラーー」
20分経過のアナウンスとともにボンバー来島がジャーマン。フォールは2で返したがこれでサンダー龍子は頭を打ってしまった。もだえ苦しむサンダー龍子、ひとまず場外にエスケープ。しかしボンバー来島相手を追わず、リング内で息を整える。場外乱闘のラフは相手に一日の長がありヘタに追撃したら大ダメージを負うと考えたか。カウント19でリングに戻ったサンダー龍子、組み付いてブレーンバスターを狙うがなかなか持ちあがらず、逆にDDTに切り返されてしまいまた頭を打ってしまう。ボンバー来島、ここで勝負に出てベアハッグにとらえた。
「あ・・・・ぐ」
力ずくで絞められて苦悶の表情のサンダー龍子、場内どよめき。サンダー龍子に相手こんなことができるのはボンバー来島くらいか。
「ギブアップか?ギブアップか?」
ソウルジャーの上坂レフェリーが問う、必死にこらえる龍子、
「耳、耳です!」
セコンドの石川涼美が懸命にアドバイス。この言葉が届いたのか耳そぎチョップで脱出を図るサンダー龍子、七発目の耳そぎで技が解けた。ここで両者ダウン。ボンバー来島の奮闘に大盛り上がり。ここで25分が経過。
そしてボンバー来島は胴締めスリーパーで追い打ち。もうこの時点で負けないで終ろうと判断していたか。一方のサンダー龍子も負けて氷室に並ばれるより勝ち点1を確保して単独トップを保って終わったほうがと考えたか、強引に攻めず、残り3分になってからは両者チョップとエルボーの応酬。
「ウオオーッ」
ボンバー来島、残り2分を切ってから不意打ちナパームラリアット炸裂。しかしサンダー龍子もフォールを2で返す。両者ダウン。先に起き上がったサンダー龍子、来島を捕らえてプラズマサンダーボムの態勢に。残り時間1分。しかしなかなか持ちあがらない。残り時間30秒、
「うおおおおおお」
サンダー龍子ついに来島のガタイを高く抱え上げて
バアンッ
ものすごい音を立ててたたきつけた。しかしその瞬間サンダー龍子の腰に電気が走り体制が崩れフォールに行けない、両者ダウン!
残り時間10秒
憤怒の表情で這うようにしてカバーに行ったサンダー龍子、
ワン、トゥ、ここで30分時間切れのゴングが鳴った。
場内大歓声、死力を尽くした両者荒い息をつく。
「勝てなかったのは残念だけど・・・新女のカンバンは守った」(B来島)
「しんどいね。んー、まあ・・・ああいうタイプの選手とはなかなか自分のところでは当たらないからいい勉強になった」(T龍子)

好勝負連発となった大阪大会昼の部が終わり、客出し、清掃を経てすぐに客入れ。さすがに選手は疲労困憊(公式戦のなかったM祐希子を除く)。控室に転がったまま夜の部を待った。

2019年7月20日 (土)

安美錦伝説

安美錦伝説

大相撲・十両の安美錦関(40)が引退を表明されました。

大横綱・貴乃花の最後の対戦相手。青森県深浦あたりの出身で、運動神経抜群で、かつ努力の人だったので上位に定着。しかし膝に負傷をかかえ、現役生活の後半は両ひざにサポーターよりごつい装具をつけて土俵を務めました。
関取在位117場所は魁皇と並ぶ歴代1位タイ。20年近くにわたり相撲界の最前線で取り続けました。たぐいまれなセンスと豊富な練習量に裏打ちされた多彩な技を持ち、勝った時の決まり手の数は45と、舞の海や白鵬を上回る。現役晩年もとっくり投げなどのマイナー技を出されていました。上がってきた当初は線の細い力士だったのですが、鍛錬を重ね体重も増え、正攻法もできるし多彩な技も使えるという何をしてくるかわからない実力派ワザ師力士となりました。


不利な状況でもあきらめず技を仕掛けてくるのでもつれる取り組みが多く、行司泣かせの力士でもありました。そのため怪我も多く、それでも怪我とうまく付き合いながら20年近くも関取の座を守りました。技能賞を数多く獲得され、横綱朝青龍から6勝を挙げるなど横綱大関を大いに苦しめました。
支度部屋でのコメントも秀逸で「とっくりな投げる物ではなく飲むもの、お母さんに怒られる」などと話され、ブログ「けっぱれ安美錦」でほかの力士の巡業中のショットを公開しまくり、相撲人気の底上げに尽力されました。

今場所は2日目の取組で膝を痛め、再出場をうかがっていましたが思うようにいかず、幕下転落阻止のために6勝が必須の状況で再出場できずついに引退を決意されました。
今後は安治川親方として後進の指導にあたられるとのこと。その多彩な技と抜群の相撲センスで強烈な個性を放っていました。長い間、ありがとうございました。

2019年7月14日 (日)

WASオールスターリーグ戦(27)

(27)

第6日 8月17日(金)
大阪 難波パワフルドーム大会
「地元だし、きょうのリングはWARSだし、きょうの2つ取れれば決勝戦は見えてくると思うんで・・・・正直体はしんどいけど、まあ頑張るよ。」
朝9時に会場入りして念入りにストレッチをしていたサンダー龍子。勝ち点15でリーグ戦のトップ。しかし今日の相手もボンバー来島と南利美と楽な相手ではない。

「ふあ・・・」
10時過ぎ、新大阪駅にラフな私服姿のマイティ祐希子が姿を現した。前夜を下関市内に泊まった祐希子は始発の新幹線グリーン車で眠りこけながら大阪入り。迎えの車に乗り込み試合会場へ向かった。

12時、大阪大会昼の部が開始。

○富沢、成瀬、金森、吉原(5分20秒、回転エビ固め)M千秋、ヴァイカー●、渡辺、保科
博多ライジングプロレスの女子事務員兼レスラー、ザ・ヴァイカー、ノエル白石のリタイヤに伴い昨日急きょ参戦オファーを受け、大阪仙台東京のサーキットにも帯同することになった。4日間で8試合に出場して80万円のギャラが支給されるので資金難に苦しむ博多ライジングプロレスはこのオファーを快諾した。昨日急きょ団体関係者に着替えやら身の回り品を届けてもらい、昨日夜に空路で大阪入りし第1試合のタッグマッチに出場したが、パートナーのM千秋は相変わらずのひとり場外乱闘、SPZの渡辺、保科は乱戦向きではない選手なのでまったく統制が取れておらず、ソウルジャーの4人相手に防戦一方、最後は富沢に回転エビで丸め込まれて敗北。

中江、○R北条、藤島(3分47秒、体固め)石川、真壁、辻●
新女とWARSが激突した6人タッグ、ロイヤル北条がほぼ出ずっぱりでWARSの3人とファイトし、伝家の宝刀DDTであっさりと辻を沈めて終了。

沢崎、○小川(8分10秒、逆さ押さえ込み)M祐希子、菊池●
対戦相手の負傷欠場により前座カードに回ったマイティ祐希子だったが、夜の部の草薙戦を見据えていたのか試合のほとんどを菊池に任せていた。最後は小川と菊池の丸め込み合戦となり、今回は小川が逆さ押さえ込みで菊池から3カウントを奪取した。

(公式リーグ戦)
○M祐希子(10点)(不戦勝)N白石(4点)●

○R美冬(8点)(13分48秒、片エビ固め)B上原(9点)●
負けると8敗目で負け越しとなり優勝争いから脱落が決まってしまうR美冬が猛攻を仕掛ける。得意のヘッドショットキック乱打でブレード上原の動きを止め、最後は上段蹴りで相手をもうろうとさせてからのバックドロップでブレード上原を沈めた。ライジン美冬が本拠地で意地の4勝目。

○南利美(13点)(1分33秒、羽根折り腕固め)C斉藤(10点)●
SPZの同門対決、過去のシングル対戦成績は南の10勝2敗だが、直近1年の対戦成績は互角。しかし秒殺狙いの南、いきなりタックルを決めてグラウンドに引きずり込んだ南がそのまま上に乗ってコンバット斉藤を翻弄し、あっさりと腕関節を取ってギブアップを奪った。南の技術に場内どよめき。
「夜の部、誰とやると思ってるんですか。」(南)
要するに夜の部メインで組まれているサンダー龍子戦を見据え、消耗を極力避けたかったらしい。

その試合が終わると休憩。

2019年7月13日 (土)

20190713

今週のスポーツニュース行きます

◆相撲
関取最年長:安美錦40歳、休場
膝を強打し休場。このまま全休すると無給の幕下陥落。なので9日目から再出場の見通しあと1場所で魁皇を抜いて関取在位単独1位なのだが。

栃ノ心休場
大関に復帰したものの膝の具合が思わしくなく休場。9月場所はカド番。

◆野球
広島弱い
丸の抜けた穴で打線がガタガタ、ほかのメンツが自分が頑張らなければという重圧にはまっているのか。それとも石井コーチの貯金が亡くなったか。

ヤクルト、オールスター休みにOB戦
野村克也84歳、かつての教え子に支えられながら打席に立ち、バットを振る。
もう歩けない。

◆プロレス
秋山準、社長退任
数字との戦いは福田新社長に任せて、GMとして現場を統括するらしい。

今週はこんなところ。

2019年7月 7日 (日)

WASオールスターリーグ戦(26)


(26)

WASオールスターリーグ戦

5日目 博多大会 後半戦の模様をお送りします。

○G山本(12点)(3分37秒、リングアウト)草薙みこと(11点)●
レフェリーチェック時にいきなり奇襲攻撃をかけていったグリズリー山本、殴る蹴る投げるレッグドロップの猛攻。のっけから荒れた展開となった。いつもならやり返す草薙なのだが昼の部の氷室戦で右足を痛めているためか精彩を欠く状況、それでも草薙流兜落としを繰り出して反撃したが足が痛むのかフォールに行けず。逆にG山本が場外エスケープ。草薙も追っていったがなんとレフェリーの死角をついてセコンドのマーメイド千秋が角材のようなもので草薙の右足を殴打!草薙その場に崩れ落ちる。セコンドの小川ひかるが詰め寄るも今度は小川を2人がかりの殴る蹴るでのしてしまう。そしてジャージ姿の小川をグリズリー山本が場外パワーボム!コンクリート床にたたきつけられてもだえ苦しむ小川ひかる。

草薙が珍しく怒りをあらわにして組みついていったがグリズリー山本、草薙をエプロン方向に突き飛ばして、なんとカメラ機材入れのジュラルミンケースで草薙の頭を殴打!これがまともに入ってしまい草薙悶絶。
「げひゃひゃひゃひゃ」
リングに戻って高笑いするグリズリー山本。草薙は倒れ伏したまま20カウントを聞いた。勝利後も場外で動かない草薙と小川をストンピングするG山本とM千秋、場内大ブーイング。あわててSPZセコンド陣の沢崎、渡辺、保科が入ってきて大乱闘勃発!渡辺保科があっけなくやられてしまったが、沢崎はグリズリー山本の打撃をかいくぐって場外ジャーマンを決めた。これで頭を打ってしまったG山本、M千秋の肩を借りて引き揚げた。ダメージの深い草薙と小川は担架で運ばれた。翌日以降の試合が心配。

○B来島(12点)(4分55秒、レフェリーストップ)武藤めぐみ(8点)●

昼の部で南利美に膝を集中攻撃されて負けた武藤めぐみも本来の動きからはほど遠い状況で、試合開始3分ほどでB来島のナパームラリアットを2発も被弾するなど劣勢においこまれる。そして起き上がろうにも膝がぐらついてなかなか起き上がれない状況。テーピングでがちがちに固めてはいるが痛みに顔をゆがめる武藤。
「オラオラオラー」
ボンバー来島がグラウンドで胴締めスリーパーに捉える。武藤、力が入らず抜けられない。ぐったりとしてしまったのを見て危険と判断したSPZの井上霧子レフェリーが試合を止めた。

○B市ヶ谷(13点)(13分37秒、片エビ固め)伊達遙(8点)●

昼の部でマイティ祐希子相手に30分やって疲れているビューティ市ヶ谷、さすがに本来の爆発力あるファイトができず、伊達の打撃を貰ってしまい大苦戦。しかしそれでも頭突き、ラリアット、タックルの荒々しい攻めで伊達をぐらつかせることに成功。しかし伊達もSPZ王者になった時の技、ラリアットで市ヶ谷をなぎ倒しカウント2まで追い込む。ならばと市ヶ谷、タイガードライバーで逆襲した後、起き上がってくるところを延髄斬りを叩き込んだ。これがクリティカルで入ってしまったのか伊達悶絶。這うようにしてカバーに行った市ヶ谷、ピクリとも動かない伊達、これで3カウントが入ってしまった。ややラッキーな面があったもののビューティ市ヶ谷2位タイに浮上。伊達遙、試合後もなかなか起き上がれず担架で運ばれる仕儀となった。

○結城(10点)(15分5秒、体固め)T龍子(15点)●

やはり昼の部の試合でR美冬の猛攻を受けて頭にダメージの残るサンダー龍子の動きがおかしい。結城に主導権を握られる展開。それでも相手の攻め疲れを待ってパイルドライバー、ラリアットで反撃。しかし結城も早い段階でタッチアウトを炸裂。サンダー龍子2で返すも苦悶の表情。結城、バックドロップを狙うもサンダー龍子、とっさにトップロープを蹴って態勢を崩す。両者もつれたままダウン。あわやダブルフォールかと思われたが両者とも肩を上げる。結城、荒い息をつきながら行くぞーと叫んでリング中央でバックドロップ。しかしサンダー龍子これは読んでいて体重をかけて押しつぶす。しかし結城、潰された瞬間にすばやく体を入れ替え上に乗って押さえ込んだ。サンダー龍子一瞬反応が遅れ、跳ね除ける前に3カウントが入ってしまった。クレイジードラゴンから今大会初めて3カウントを奪いおっしゃーと叫び喜びを爆発させる結城、レフェリーに抗議するT龍子。しかし新女の佐久間レフェリーは3つ入った、のゼスチュア。怒ったサンダー龍子は佐久間レフェリーにボディスラム一閃し、オラァ!などと叫びながら引き揚げた。佐久間レフェリーも担架で運ばれてしまった。博多大会夜の部は医務室が大繁盛。サンダー龍子、まだ単独トップは保っているが2敗目を喫してしまった。

○L内田(8点)(14分38秒、首固め)M祐希子(8点)●

博多大会メインは新女のチャンピオンとソウルジャーの看板選手の対決。しかしマイティ祐希子は昼の部の市ヶ谷戦で首を痛めズタズタの状況。とても本来のファイトができる状態ではなかった。それでも引き分けで勝ち点1は得ようと考えたか、グラウンドでしぶとく攻めようとしたが、その辺のテクニックはラッキー内田が1枚上。ドーム大会のメインには似つかわしくない地味な攻防が続いた。10分過ぎにM祐希子、バックドロップを狙うがL内田もことごとくアームロックや足がらめで切り返す。最後はスモールパッケージの応酬の末、ラッキー内田が3度目の切り返しで3カウントを奪った。
「できれば本来の祐希子さんとやりたかったのですが・・・・あまり素直には喜べませんね」(L内田)

21時過ぎにすべての試合が終わったが、福岡空港へ向かう選手の足取りはいずれも重かった。残る試合会場は大阪・仙台・東京の3つ。リーグ戦は5試合。過密日程のシングルリーグ戦の影響で多数の選手が故障を抱えてのファイト。
大本命ながらここまで8点と勝ち点が伸びていないマイティ祐希子は菊池に荷物を預け、単身ハイヤーに乗り夜の高速を突っ走り、関門橋で本州に渡り、下関市内のマンションへ向かった。
「ケイイチ、ご飯食べたい」
遠距離交際中の会社員と一晩ゆっくり過ごして気分転換を図った。

23時過ぎ、伊丹空港経由でT龍子、R美冬、G山本のWARS勢が本拠地の大阪に帰ってきた。本社近くの社宅マンションに戻って一息。

ここまでの順位は以下の通り
1位:サンダー龍子 15点
2位:氷室紫月、ビューティ市ヶ谷 13点
4位:グリズリー山本、ボンバー来島 12点
6位:草薙みこと、南利美 11点
8位:コンバット斉藤、結城千種 10点
10位:ブレード上原 9点
11位:マイティ祐希子、伊達遙、ラッキー内田、武藤めぐみ 8点
15位:ライジン美冬 6点
リタイヤが1名。

5日目が終わった。

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