2009年7月 7日 (火)

第729回 35回目のSPZクライマックス(下)

第35回SPZクライマックス!!優勝争いも佳境に。

第7戦はどさんこドーム大会。

中江(6点、パワーボムからのエビ固め 16.40)葛城(8点)

中江のパワーさっぽうに苦しんだ葛城、SPZキックで打開しようとするが、中江里奈、何事もなかったかのように起き上がってくる。フランケンシュタイナー、ノーザンライトSH,パワーボム連発という怒涛の大技攻勢を見せて3カウント。

「こっ・・ちもシード権がかかってるんでね」

中江里奈、これで3勝3敗の五分に戻して最終戦へ。

「くっ・・・・」

せっかくチャンピオンのG山本に勝ったのに、葛城、実にもったいない2敗目を喫した・・・・・・

M祐希子(8点、ニーリフトからの片エビ固め11.05)早瀬(0点)

マイティ祐希子が落ち着いて早瀬をさばいて4勝目。シード権を守った。

「明日は山本さんですか・・・精一杯やります。今の自分で、どこまでやれるのか・・・」

霧島(10点、ラリアットからの片エビ固め 11.49)藤原(4点)

霧島レイラ1敗キープ。タッグパートナーの藤原を仕留めた。4敗目を喫した藤原、シード権が厳しくなった・・・

G山本(10点、DDTからの片エビ固め 10.57)八島(2点)

グリズリー山本も完勝。1敗を守った。これでSクラは霧島レイラとグリズリー山本が1敗のまま最終戦横スペへなだれ込むこととなった。

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さて、最終戦横スペ大会。
中江(8点、パワーボムからのエビ固め 23.21)藤原(4点)

28期同士の対戦。引き分け以上でシード権を守れる中江里奈、持ち前のパワーで積極的に攻めて、パワーボムで勝利。

「フーッ、きつかった・・・」
8点でリーグ戦を終えてほっと一息の中江。

葛城(10点、ストレッチプラム 12.55)八島(2点)

葛城が優勢に試合を進め、最後はストレッチプラムで八島を絞り上げてギブアップを奪った。

5勝2敗でリーグ戦を終えた葛城早苗、控室でミネラルウォーターを飲みながら一息。
「どんな相手でも、死ぬ気でぶつかっていかなきゃって強く感じました」

霧島(12点、ムーンサルトプレスからの体固め 10.07)早瀬(0点)

早瀬の延髄2連発、ミサイルキックをしのいだ霧島レイラ、ムーンサルトで勝利。相手の技を受けきってからきっちりと勝つ教科書的プロレス。

「さーて、メインでも見ますかね」

コスチューム姿のまま、あるかもしれない決定戦に備える。

G山本(12点、エルボーからの片エビ固め 9.48)M祐希子(8点)

M祐希子が勝つか、引き分けならその瞬間に霧島が優勝なのだが、G山本強い。げはげは笑いながらヘッドバット、そして掌底、裏投げ。一つ一つが重い。

「ぶっ潰す」
そしてバックドロップ、掌底、エルボー。これでM祐希子を叩きのめした。決定戦のことを考えたのか一気のつぶし。M祐希子が10分もたなかった試合も最近ではあまり例がない・・・

「もう、これまでなのかもしれませんね」

マイティ祐希子、がっくりとした表情でシューズの紐を控室で解いた。メインの役割も果たせなかった完敗。

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かくて、メインイベント終了後に、1敗同士の2人が優勝決定戦で激突。

G山本(バックドロップからの片エビ固め16.45)霧島

パワーファイター同士の決定戦だが、霧島レイラはどうもG山本には分が悪い。馬力では相手が上なので攻め手がなかなか見つからないのだ。今回もズルズルと攻め込まれる悪いパターン。エルボー、頭突きを喰らってだんだん動きがおかしくなってゆく霧島レイラ。

「グワアハハハハハハ、ぶっ潰す」

ラリアット、バックドロップと攻め立てられ霧島レイラ、敗北。

「ウァハハハハ、誰が最強かわかったろッ!」

2連覇のグリズリー山本、賞金100万円と副賞のブランドバッグを受け取って怪気炎。

「くそーーー、今年もお食事券かよ・・・・」

準優勝の霧島レイラ、副賞の横浜中華街お食事券5万円分を受け取った。これで6年連続準優勝。ある意味凄い記録。3位には葛城早苗が食い込み、賞品の「スポーツドリンク1ケース」が贈られた。

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2009年7月 6日 (月)

第728回 35年目のSPZクライマックス(中)

第4戦は大阪・なにわパワフルドーム大会

中江(4点、パワーボムからのエビ固め 12.37)八島(2点)

あばしり王者チーム同士の対戦。序盤から積極的に攻めた中江がそのまま押し切って勝利。2勝目を挙げた。

ー中江のヤツ、いい根性してるよ!

八島静香、試合後に痛めた腰を治療しながらコメント。

藤原(2点、背面トペからの片エビ固め 14.32)早瀬(0点)

「まぐれでSクラに出た説」早瀬葵、この日も目いっぱいのファイトを見せるが、藤原のバックドロップ一発で動きが止まる。最後は返し技の背面トペに3カウントを奪われた。

霧島(6点、ラリアットからの片エビ固め 18.52)M祐希子(2点)

かつての頂上対決が大阪のセミで実現。しかしマイティ祐希子、昨日の博多で葛城に蹴り倒された影響か動きがいまいちぱっとしない。とくいのムーンサルトもいまいち切れがない。
「覚悟っ」

霧島レイラが逆にお株を奪う重爆ムーンサルト、これで大ダメージを負ったM祐希子、立て続けてのラリアットに散った・・・

葛城(4点、ストレッチプラム 14.04)G山本(4点)

「殺るか、殺られるかです」

大阪で最高のカードが実現。重爆モンスター、グリズリー山本と葛城早苗が対決。
「くらえっ」

葛城早苗、一歩も引かず打撃をばしばし当てていく。G山本、ラフファイトに活路を見出そうと場外戦に引きずり込むが、葛城も応戦しなんと場外で思いっきり裏投げ、

「ぐぐぐぐ・・・」
これで腰を打ってしまったG山本、リングに戻ったが動きが完全に止まった。そこを突いて葛城早苗ストレッチプラム。

「・・・ギブアップ。」
グリズリー山本、激しい痛みにたまらずギブアップ。昨年8月から続けていたシングルマッチの連勝が止まった。これで優勝の行方が一気に分からなくなった。

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第5戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

藤原(4点、パイルドライバーからの片エビ固め 13.38)八島(2点)

団体最古参の八島静香、連日のやられまくりパターン。この日は藤原の投げまくりに屈した・・・

葛城(6点、ラ・マヒストラル 10.51)早瀬(0点)

きのうG山本を破り、優勝戦線に殴り込みをかけた葛城。この日は早瀬をボコボコにのした後、最後はわざわざラ・マヒストラルという渋い技で3カウントを奪って3勝目を挙げた。
「最後はたまたまです。一度は使ってみたかったんです」

M祐希子(4点、ムーンサルトプレスからの体固め 26.32)中江(4点)

2連敗を喫しもう後がないM祐希子、この日は中江の打たれ強さに苦しむ。中江も猛攻を耐えてパワーボム、バックドロップで勝負をかける。これはなかなかできることではない。一度はパワーボムで返されたものの2度目のトライでフランケンシュタイナーも決めた。
「このっ」

マイティ祐希子、めったに見せないデスバレー。しかしダイビングプレスは2回も自爆。あわやの空気が漂うが、3度目のトライでダイビングプレスを決め、ここで切り札ムーンサルトプレス。なんとか中江を振り切って2勝目。しかしかつての絶対王者がこのクラスの相手に苦戦するようでは・・・

G山本(6点、DDTからの片エビ固め 14.03)霧島(6点)

名古屋大会メインはド迫力の肉弾戦。きのう葛城にまさかの敗北を喫したG山本が積極的に攻めて、霧島レイラを振り切った。最後は豪快なDDT。

「ぐはぐはぐはぐは、霧島レイラ、弱すぎなんだよ。あいつにはお食事券(準優勝の賞品)がお似合いなんだよ」

「チクショウ、消えうせろっ」(優勝のチャンスをあっさり潰した霧島)

これで全勝がいなくなった。1敗でG山本、霧島、葛城が並ぶ展開!!

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第6戦は仙台大会。
葛城(8点、ドロップキックからの片エビ固め 10.29)藤原(4点)

「優勝?どうでしょうね。」

表面上は平静を装っている葛城だが、この選手、優勝を狙っているぞ・・・・この日は藤原を殺人ヒザ魚雷を乱発して、足腰立たなくさせておいてドロップキックでトドメ。藤原和美を完全に叩きのめした・・・

霧島(8点、ラリアットからの片エビ固め 12.27)中江(4点)

5年連続準優勝という不名誉な記録を持つ霧島レイラ、
「優勝と準優勝は違うよ、100万円と食事券5万円だもん」

今年こそ悲願の優勝を狙っている。この日は中江を持ち前のブルファイトで押し切って勝利。1敗を守った。

M祐希子(6点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 9.02)八島(2点)

マイティ祐希子が危なげなく3勝目。八島静香ただやられるだけで終わった・・・

「アークソ、でもやっぱり祐希子は凄い。まあいいや。牛タン喰いに行こう。」

G山本(8点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め7.37)早瀬(0点)

早瀬葵、玉砕・・・

残り2戦、優勝の行方は1敗の3人に絞られた。

(続きます)

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2009年7月 5日 (日)

第727回 35年目のSPZクライマックス(上)

35年目8月
フローラ小川、ハリケーン神田、早瀬葵が負傷欠場となった。

恒例のSPZクライマックス。第35回の記念大会。

■「SPZの超エース」マイティ祐希子(23)×

8年連続8度目の出場 第30回・第31回・第32回・第33回大会優勝
「えーと、今できる事を精一杯やります、でも賞金は狙いますよ、何かと物入りなので(笑)」

■「みなぎるパワー 大砲だ」霧島レイラ(23)△

7年連続7度目の出場
「勝負はゲタを履くまで分からない。ベストをつくす」

■「狂乱ベアー」グリズリー山本(19)◎

3年連続3度目の出場 第34回大会優勝
「全員ぶっ潰す!ワハハハハハ」

■「キラーマシーン」葛城早苗(18)

2年連続2度目の出場
「まあ、全力をつくします」

■「重戦車」中江里奈(22)

6年連続6度目の出場 
「1点でも多く勝ち点を取って、去年より上を目指します」

■「革命軍の旗手」藤原和美(22)

2年連続4度目の出場 
「頑張ります!」
以下は予選会勝ちあがり組。

■「ケンカ番長」八島静香(25)

9年連続9度目の出場(歴代1位) 予選会1位通過
「応援、夜露死苦」

■「ど根性アイドル」早瀬葵(18)初出場!!

 予選会2位通過
「ご、頑張りまっすっ!」

2戦目の広島大会からリーグ戦開始。

八島(2点、ショルダータックルからの片エビ固め 18.06)早瀬

―多分これがさいごのSクラ。で、目の前にいる相手はまだ勝てない相手じゃあない、
予選会では勝っている早瀬相手なので、八島が動けないなりに試合を作り、パワーボム、デスバレーで動きを止めておいて、

「うぉらあああ」

最後はぶちかましで早瀬からカウント3奪取。これには島根からバス4台に分乗してやってきた大応援団も拍手喝采。

「・・・ああ、キツかった。じゃあ、明日からぶっこみってことで。」

霧島(2点、ラリアットからの片エビ固め 19.24)葛城

革命軍同士の対決。
―霧島さんに勝って、上を目指す!!

葛城早苗、団体ナンバー2の霧島レイラにどうしても勝っておきたい。序盤こそ互角の戦いを展開したものの、やはり体力勝負になれば霧島が何枚か上。葛城がスタミナ切れで棒立ちしたところを、

「マットに沈めーーーー」
ラリアットで終了。

「この調子で今年こそ100万円をGETしてやんぜーーー」

M祐希子(2点、ニーリフトからの片エビ固め13.04)藤原

動きが落ちたとはいえマイティ祐希子、団体トップグループの座は維持している。この日は藤原のスープレックス攻勢をひとしきり受けてから、
「はっ」
タイミングよくニーリフトを決めて終了。幸先よく白星発進。

G山本(2点、バックドロップからの片エビ固め12.56)中江

タッグパートナー同士の対戦だがお互いリングに上がればそんなの関係ないとばかりにド迫力の肉弾戦をやってのける。広島のファンは熱い声援を送ったが、グリズリー山本のバックドロップが冊立。中江の頭が危ない角度でマットへ。

「もう一度喰らえ!ぐははははは」
中江が弱ったのを見るやもう一度同じ技、これで中江を失神KOに追いやった。

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3戦目は九州ドーム大会。
中江(2点、延髄斬りからの片エビ固め12.48)早瀬(0点)

「ちぇすとー、なんてね♪」
早瀬の延髄が決まるが、中江は倒れなかった。

「そんなの効かないよ」
捕まえて豪快なパワーボム。かろうじて2.9で返した早瀬だったがもはや起き上がることはできず、頭を押さえて悶絶。すかさず中江がギロチンでトドメ。

霧島(4点、ブレーンバスターからの片エビ固め9.11)八島(2点)

「きょうの相手は、霧島ねぇ・・・」
力押しで攻めてくるいやな相手だ。案の定序盤からラリアットを連発でもらい、フラフラ状態に追い込まれる。

「イクゾッ」
3発目のラリアットで八島、腰から崩れた。そこをブレーンバスターで豪快に投げてトドメ。

葛城(2点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 16.29)M祐希子(2点)

互角の戦いが続いたが、急展開となったのはこの技だった。
「覚悟」
出たージェットスマッシュ!!
カウント2で返すM祐希子、しかし葛城は躊躇することなく
「覚悟」
2度目のジェットスマッシュ。これでM祐希子の戦意を奪い3カウントを。斉藤彰子からコピった技を完全に自分のものにした。

「この調子で行く。山本さんを倒す。」
32期の葛城がとうとう祐希子越えに成功。

G山本(4点、裏投げからの片エビ固め 7.27)藤原(0点)

九州ドーム大会メインはグリズリー山本の完勝。藤原が玉砕覚悟で序盤から投げまくり、JOサイクロンで投げきったところまでは良かったが、そこから失速。玉砕してしまった。

第35回SPZクライマックス。G山本と霧島レイラが2連勝スタート。(続きます)

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2009年7月 4日 (土)

第726回 ドーム決戦 グリズリー山本×ジェーンメガライト

35年目7月シリーズ(続き)

最終戦は新日本ドーム大会、営業努力の甲斐あって超満員になった。

第1試合はジョディビートン対ワイルドローズ1号、ビートンがノーザンライトSHで勝利。

第2試合はアイドル商会の藤島瞳・早瀬葵登場。マリシアルイス・中村真帆の異色コンビと対戦。早瀬が新人の中村をジャンピングニーで倒して終了。アイドル商会の二人が愛嬌を振りまきながら退場。来月のSPZクライマックス、早瀬葵がどんな戦いぶりを見せるか。

第3試合は強豪外人対決、ロゼ様対ブリジットウォン。ロゼ様が華麗に闘い、バスターローズで勝利。ブリジットも粘ったので25分33秒の熱闘。その試合が終わると休憩。

後半の第4試合はフローラ小川登場、対戦相手は難敵外人、ブルックウォン。試合前半はグラウンドで地味に抵抗して言ったフローラ小川だが、後半になるとスタミナに難があるのでブルックに攻め込まれてしまう。しかし、

「もう、逃げられないわよ!!」

ここで繰り出したSTF。母親である小川ひかるから自宅じゅうたんの上で直伝されたらしい。

ー決めるときのSTFは、リストの部分で鼻を潰す感じで。シングルマッチなら痛さでギブアップが取れるから。

懸命に耐えたブルックだったがついに根負けしてギブアップ。フローラ小川が15分12秒、外人選手相手に勝利。場内ドワアアアアの歓声。

SPZの今野人事経理担当役員もリング下で瞠目。負けてばっかりだと思っていたが、確実に芽を出してきている。

セミはSPZクライマックス出場者6人によるスペシャル6人タッグマッチ。

葛城早苗、藤原和美、霧島レイラ対M祐希子、八島静香、中江里奈。

祐希子組がインスタントチームなのに対して革命軍の3人は普段から組んでいるので連係で分がある。10分過ぎに動き出した革命軍、葛城が中江をジェットスマッシュで蹴り倒して終了。

「長い試合が多かったんで、早めに終わらそうと思いました」

メインはSPZ戦、王者グリズリー山本に対するは最強外人ジェーンメガライト。昨日の幕張で51分やって疲れが取れてないG山本、さすがにジェーンに攻め込まれ、ベリートゥバックも1発食らってしまうが、G山本もスタミナは充分ある。

「オルァアアアアア」

15分過ぎにラッシュをかけた。ラリアット、ステップキックとつないでジェーンから3カウント。これで8度目の防衛に成功。

「つ、強い!!」

「こりゃあSクラも優勝は山本さんで決まりかな」

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2009年7月 3日 (金)

第725回 中江里奈 タッグ2冠王

35年目7月

RIKKAをTWWAへ短期遠征に出した。もうひと伸びしてもらいたいところ。

「サマースターナイツシリーズ」開幕。

第4戦宇都宮大会メインであばしりタッグ戦が組まれた、王者八島静香、中江里奈組に対するは中堅外人のジョディ・ビートン、マリシアルイス組。

「ぐっ・・・」

八島静香、さすがに動きの悪さがあり、マリシアの掌底をいいようにもらってしまう。
「ぐわあっ」

棒立ちになったところへDDT。

「頼む、中江・・・」
しかし中江のファイトも今日はピリッとしない。あのマリシアにズルズルと攻め込まれて裏拳2連発、DDTで追い込まれて、しまう。

―この辺が年貢の納め時かな

八島静香、中江の救援に入りそのまま無謀にも外人2人相手に突っかかって行くが。、逆に外人2人に場外でいたぶられる。往年の暴れっぷりは見る影もない。しかし外人組みもなかなか決めきれない。そして4人が入り乱れる展開。

「中江、・・・今まで、ありがとよ!」
「何言ってるんですか!!」

中江里奈が背後からビートンを殴ってぐらつかせる。

「もうちょっとだけ頑張りましょうよ!!」
「・・・わあったよ!!」

合体パイルドライバー炸裂。これで頭を打ったビートン、続くフォールを返せなかった。勝負タイム51分32秒の激戦。王者組が4度目の防衛に成功。

試合後の控室、中江と八島が転がっていた。
「もう、辞めさせてくれよ・・・10年やったんだし」

八島静香、さすがに弱気につぶやく。あの程度の外人にここまで追い込まれるのもいまだかつてなかったことだ。

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第7戦幕張大会メインはSPZタッグ戦、王者霧島レイラ、藤原和美に挑むのはグリズリー山本、中江里奈組。SPZシングル王者のグリズリー山本がついにタッグ王座を狙ってきた。

「藤原、なんとしても耐えて中江を引きずり出すぞ」

霧島レイラが悲痛な表情。いまのG山本に勝てるわけがない。タッグベルトを防衛するとしたら中江から取るしかない。

「ぐはぐはぐはぐは」

しかし挑戦者チームもそんなのお見通し、グリズリー山本が矢面に立ってのファイト。霧島藤原の2人をぐはぐはと高笑いを交えつつ追い込む

「この・・・・バケモノ!!」

藤原和美が懸命にJOサイクロン。G山本の巨体を投げきった。

「ググググ」

こうなっては中江が出てくるしかない。ここぞとばかりに猛攻を仕掛けたが、中江も懸命にしのいでパワーボムで霧島を叩きつける。そしていい流れでG山本にタッチ。

「終わりだーーーーー」
グリズリー山本、秘技、ジャーマンスープレックス

「うあああ、ぬわーーーっ!!」
あのパワーで投げられたらひとたまりもない。霧島レイラ、失神。ピクリとも動けずフォール負け。

勝負タイム51分19秒、王座移動。

「グゥハハハハハ、これでタッグベルトももらった。来月はSクラ、あわせて三冠王だグゥハハハハハ」

「ハァハァ・・・やリー、これで・・・2冠王だ!!」

中江里奈、あばしりタッグとあわせて2冠王。

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2009年7月 2日 (木)

第724回 本気モードの早瀬葵

34年目6月 SPZクライマックス予選会

第6戦は福井大会。
八島(6点、デスバレーからの片エビ固め 17.42)S真鍋(2点)

「どらあああああああ」
八島静香、いつも通りタックル連打で追い込んでゆくがサキュバス真鍋のちょこまかとした動きになかなか決定打が繰り出せない、しかし、

「はいはい終わり、早く家帰って寝なーーー」

八島さん、つかまえればこっちのもの、デスバレーでサキュバス真鍋を仕留めて3勝目。

早瀬(8点、背面トペからの片エビ固め 11.26)佐久間(4点)

「はいっ」
早瀬のシャイニングウィザードがクリーンヒット。しかし佐久間懸命にロープへ。当たり所が悪かったのか佐久間の動きがおかしい。

「はぁぁっ」
懸命にDDTで反撃するが早瀬もカウント2で返す。

―Sクラ、本大会、出るーーーーーーー

早瀬組み付く、しかし佐久間が強引にロープに振る。佐久間ジャンピングニーか何かを狙って走り出す。しかし早瀬がここで仕掛けた。ロープに飛びうつり、反動を利しての背面トペで佐久間を押しつぶした!!

ワン、トゥ、スリー

佐久間返せずそのまま3カウントが入った!佐久間理沙子、痛すぎる取りこぼしで2敗目、これで本大会が一気に遠のいた。

「ハァハァ、あと、ひとつ・・・」

本気モードの早瀬葵、破竹の4連勝!!!

第7戦は神戸大会

S真鍋(4点、ミサイルキックからの片エビ固め 12.35)F小川(0点)

サキュバス真鍋が終始優勢に試合を進めて2勝目を挙げた。

八島(8点、ショルダータックルからの片エビ固め12.04)藤島(0点)

八島静香、タックル連打で快勝。これで最終戦を待たずして八島、早瀬の本大会出場が決まってしまった。

神戸大会メインはSPZタッグ戦、霧島レイラ、藤原和美が初防衛に成功。RIKKA、葛城組と対戦して、RIKKAを霧島がうまくとらえて、最後はスプラッシュマウンテンで決着。

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最終戦さいたまドーム。本大会出場者は決まったけど予選会最後の3試合。

藤島(2点、エルボーからの片エビ固め26.04)F小川(0点)

フローラ小川よく粘ったのだが・・・・

八島(10点、ショルダータックルからの片エビ固め 16.54)早瀬(8点)

八島静香が全勝で予選会突破。これで9年連続Sクラ出場という新記録を達成した。

佐久間(6点、ジャンピングニーからの片エビ固め 10.05)S真鍋(4点)

佐久間理沙子が3勝で予選会を終えた。出られなかった悔しさか、無言で会場を後にした。

さいたまドームのメインはSPZ選手権試合、今回の挑戦者は最強外人ロゼ様、しかしグリズリー山本が相変わらずの磐石名攻め。ロゼ様もバスターローズを繰り出すなど見せ場は作ったがそれまでで、最後はG山本がバックドロップでロゼ様を葬った。勝負タイム24分13秒。これで王者が7度目の防衛に成功。

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2009年7月 1日 (水)

水曜日の雑感

・次にリアルプロレスを見に行くのはいつになることだろう

(2007年11月の相模原が最後)

休みが週一になってしまったし火曜日はあまり興行をやっていない。

こういうときだからこそリアルプロレスを見に行きたいのですが。

・WASはボソボソとやっております。現在44年目4月が終わったところです。

(貯金9年分?)44期生はサンダー龍子をついに雇用・・・

WAS2は積みゲーのまま。今ハマっているのがPCゲーム

「夜明け前より瑠璃色な ムーンライトクレイドル」エステルかわいいよエステル。

・きのうは越谷レイクタウンへ視察へ。帰りに寄った人形町の

「ビーフカツレツそときち」、久々のヒットでした。

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2009年6月30日 (火)

第723回 ゴールデンクラッシュ初公開、藤島失神

第3戦鳥取大会。

早瀬(6点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 19.59)藤島(0点)

今年の予選会は6人での実施のため変則日程。早瀬葵が出だしから3連戦。この日も藤島との大熱戦をシャイニングウィザードで制して3連勝。八島戦に勝てば本大会出場も見えてきた。

「本大会に出て、ギャラアップを勝ち取ります!」

佐久間(2点、ジャンピングニーからの片エビ固め 6.54)F小川(0点)

右足首痛を抱えている佐久間だが、フローラ小川相手なら一ひねり。7分足らずでラクショー。

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第4戦は金沢大会。予選会は1試合のみ。

八島(2点、パワーボムからのエビ固め19.35)佐久間(2点)

進境著しい佐久間理沙子が八島を一方的に攻め込む。いかに打たれ強さには定評のある八島さんでもやられる一方だと苦しい。しかし終盤に大逆転。佐久間のバイオドライバーを2.8で返す粘りを見せて、

「てめぇコノヤロウ!!」

頭から落とす危険な技に怒った八島、どとーの攻め。

「ウォオオオオオオ」

デスバレー、パワーボム2連発。これで大逆転勝利。

「ゼェゼェ、あいつ、いい根性してるよ、ゼェゼェ・・・本気で潰しにきやがった・・・クソッ、頭いてえ・・・」

金沢大会セミで28期生二人のデビュー7周年記念試合が組まれた。

藤原和美VS中江里奈。

かつてはタッグを組んだこともある二人、今はG山本軍と革命軍に分かれてがシングルでげきとつ。

「これでどうだーーー」

中江のパワーファイトをしのぎきった藤原がSTO2連発で勝利。勝負タイム24分54秒の激闘を制した。

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第5戦は高岡大会。

八島(4点、ドロップキックからの片エビ固め 15.19)F小川(0点)

「さーて、あの根性なしにレスリングを教えてやっか・・・」
八島静香、きょうの相手は実力微妙のフローラ小川なので余裕の表情でリングへ向かった。余裕の表情でフローラ小川の攻めを受けてからデスバレーで反撃開始。

「ぐわああああ・・・・」

一発で動きが止まってしまうところが小川の課題。

「終わりだ」

ブレンバスターは2.8で返したものの。その後のドロップキックでフローラ小川力尽きた。

佐久間(4点、ゴールデンクラッシュからのエビ固め 19.03)藤島(0点)

きのう八島に敗れた佐久間だが、きょう落ち着いてファイト、バイオドライバーで追い込み、
「――――らあああっ!!」

変形垂直落下スプラッシュマウンテンが決まった。佐久間理沙子がまたも頭から落とす新技を開発した。この一撃で藤島は動けなくなり、担架で運ばれた。

予選会はあと3戦、八島と早瀬が全勝、1敗で佐久間、S真鍋が追う展開。

(続きます)

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2009年6月29日 (月)

第722回 八島静香デビュー10周年記念試合

35年目6月
恒例のSクラ予選会。今年は6人によるリーグ戦

アイドル商会の3人(S真鍋・藤島・早瀬)

最古参女番長(八島静香)

佐久間理沙子、フローラ小川。

上位2名が本大会に出場できる。まあ大方の予想では1位通過佐久間で決まり、2位通過はまあ八島かなぁ・・・というものだった・・・

初戦の山口周南大会、

S真鍋(2点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め 14.08)藤島(0点)

前座第2試合でアイドル商会の同門対決、サキュバス真鍋がトリッキーな動きで藤島を翻弄して、最後はフェイスクラッシャー2連発で勝利。

「ふふーん、今年は出れるかもよーーー」

サキュバス真鍋がにやりと。このメンツなら1位通過の佐久間は決まり。しかし2位はどうなるか分からない。力関係から行ったら八島が有力だが、なにしろデビュー10年でガタが来ているので、真鍋が本大会に行く可能性も充分ある・・

早瀬(2点、ジャンピングニーからの片エビ固め 14.54)F小川(0点)

「本大会に出られれば、少しはギャラ、上がりますよねっ?」

早瀬葵も本大会出場を虎視眈々と狙っている。動機は微妙だが。終盤フローラ小川のSTF(母親譲り、初公開!)に苦しんだものの、ジャンピングニーで勝利。

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山口大会メインはあばしりタッグ戦。王者中江、八島のコンビに挑むのは中堅外人アニービーチ、マリシアルイス組。

「オラアアアアア」

八島さん、欠場明けだが元気元気。ヘッドバットでペースをつかむ。中江もデビュー7年が過ぎベテランの域に入ってきたが元気いっぱいのファイト。圧倒的パワーは衰えていない。アニービーチを一方的に攻め立て

「じ、えーんど!」
軽口を叩いてからパワーボムで処刑。勝負タイム16分40秒、王者チームが完勝を収め、3度目の防衛に成功。

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第2戦、島根くにびき大会。この日の予選会リーグは1試合のみ。

早瀬(4点、ジャンピングニーからの片エビ固め 20.22)S真鍋(2点)

「しししっ、今日がヤマ場だよーーー」

30期生のサキュバス真鍋、アイドル軍団の同士早瀬葵と一騎打ち。

しかしサキュバス真鍋、先シリーズに外人にやられて右膝を痛めていた。本来なら休むところなのだが予選会なのでリーグ戦のみ無理して出場。しかしそれが尾を引き、早瀬の掌底をモロにもらってしまう。

「うっ・・・・」

「勝って、本大会に出るーーーー」

早瀬葵、普段の魅せるファイトを封印して懸命の攻め。

「てぇい」

2発目のジャンピングニー、しかしサキュバス真鍋2.8で返して、

「いっくよーーーー!!」
2度目のフェイスクラッシャーで反撃。しかし早瀬も懸命にロープへ。

「はっ!」

3度目のジャンピングニーを決めた早瀬が3カウント奪取。20分余に及ぶ熱戦を制した。

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島根大会メインは

「八島静香デビュー10周年記念試合」

先月でデビュー10周年を迎えた怖いおねえさん、八島静香が堂々の地元凱旋し、地元で記念試合を行った。レスラーとしての稼動月数も122ヶ月になり、イージス中森を抜いて単独1位に躍り出た息の長い選手。

八島の入場テーマ、「アルルの女、ファランドール」が流れるや場内大歓声。

この日はグリズリー山本、中江里奈と組んでマイティ祐希子、佐久間理沙子、フローラ小川と対戦。

先発を買って出た八島、若手のフローラ小川は軽くあしらうが佐久間のはつらつとした攻めに苦戦

「いいエルボー、出してくるねえ!」

八島さん、ぶちかまし気味のタックルで応戦。しかしM祐希子が出てきた。本隊で一緒に戦ったこともある。

「来いオラア」

八島さんノリノリである。しかしこれで彼女は引きどころを謝ってしまった。
そうこうしているうちに八島がM祐希子のハイスパートプロレスにつかまってしまった。

「ぐうっ」
八島静香、シャイニングウィザードを食らって昏倒。

「佐久間さん!!」

最後は佐久間とM祐希子の合体パワーボムに沈んでしまった。八島静香、10周年記念試合のマットに沈んで大の字。

「ありがとうございました・・・」

M祐希子、佐久間、F小川の3人が倒れている八島へ一礼。全力ファイトで大先輩に礼をつくした。花を持たせるよりこっちの方がいい。勝負タイム18分51秒。

「ったく、少しは手加減しろよな・・・・」
八島さん、セコンドの肩を借りながら控室に戻った。

「・・・この悔しさを予選会にぶつける!!」
25歳なのにこの気迫。すごいとしかいいようがない。

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2009年6月28日 (日)

第721回 35年目5月 横浜東西対抗LIVE

35年目5月シリーズ SPZプロレス中継視点

翌週はシリーズ最終戦、横スペ大会から東西対抗の模様が放送された。

佐久間(東京)―葛城(山口)○

「いきなり黄金カードですね」

 「んー、まあ東西対抗ならではですね、アー佐久間のビートエンドです!しかし葛城2で返した、」

―覚悟!

「あー、葛城ジェットスマッシュ!佐久間吹っ飛んだ、フォール、これはダメだ、え、返したーーー、カウント2.9―――――」

ドドドドドドド

「うわー、佐久間も反撃のバイオドライバー!大逆転か?決まったか?返した。カウント2.8、そのまま両者だうーん、うわーこれはシバキあいだ、壮絶なつぶしあいーーーー」

 「んー、すごいですねーーー」

「アーッと先に立ち上がったのは葛城、そして立ち上がってくるところをトラースキックのような感じで蹴ったッ、佐久間ダウン、葛城早苗そのままフォール、ワン、トゥ、スリーー、葛城早苗が勝ちましたーー」

 「んー、ほんのちょっとの差なんですけどね。まあリベンジの機会は今後たくさんあると思いますから頑張って欲しいですね」

G山本(東京)○―早瀬(佐賀)

―グワハハハハハ
「アーッとグリズリー山本の掌底!これは入ったーーーー、早瀬失神KOだーーーーー」

 「んー、これはもう大人と子供の対決みたいなもんですから」

「勝負タイム5分58秒。早瀬葵が砕け散りました。これで1勝1敗のタイに戻しました」

中江○(秋田)―S真鍋(福井)

「あー、中江のパワーがスゴイ!サキュバス真鍋なすすべなし、パワーボムーッ!サキュバス真鍋玉砕しましたーーー」

 「マアこれはしょうがないでしょう」

「これで東軍が2勝目を上げて王手をかけましたーーー」

藤原(栃木)―RIKKA(山梨)○

「さて横スペセミファイナルは革命軍同士の対決です。これも東西対抗ならではのシングルマッチです」

 「んー、まあ離れてプロレスすればRIKKAで、組んで投げれば藤原なんですけどね」

しかし試合はRIKKAが優勢に進め、延髄でカウント3を奪って先日のタッグ選手権のお返しをした。

「あーっとRIKKAの勝利、やはりスピードではこの選手に敵うものはいないーーーこれで2勝2敗、東西対抗の行方はメインイベントにもつれ込みましたーー」

 「んー、まあRIKKA選手の作戦勝ちでしょうこれは」

霧島○(岩手)―M祐希子(山口)

「さてメインイベント。どういった展開になるかと」

 「んー、祐希子選手の動きも相当落ちてますから、霧島がパワーで押し込めば何とかなるとは思います」

で、試合はその通りになった。20分経過の時点で息を切らしたのはM祐希子のほうだった。

「あーやはりマイティ祐希子、ここで動きが止まった、霧島レイラがにやりと笑った。何を持ってくるか、何を持ってくるか、スプラッシュマウンテン!!返せるか、返せるか、ダメだー」

 「んー、霧島選手の粘りがちですね。それにしても祐希子選手ちょっと心配ですね」

この結果東西対抗は東軍が勝利し、賞金50万円が贈られた。

「それではこの辺で横浜スペシャルホールから失礼いたします、実況は私、伊藤啓、解説はSPZ社長の吉田龍子さんでお送りいたしました。それではまた来週」

 「はいどうも」

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