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2007年5月 9日 (水)

第110回 9年目1月 奈良大会

シリーズ第6戦は奈良大会。前の日は岡山に宿泊し、例によって10時集合、みんなでバス移動。高速で京都、そして奈良へ。バスの中で今野社長はノートパソコンを開きメールに目を通し、井上秘書はスナック菓子を食べ、小川ひかるは「社会保険労務士」の本などを読んでいる。吉田龍子は携帯型ゲーム機で遊び、若手選手は眠っていた。昼食はサービスエリアで適当に食べる。

14時過ぎに奈良到着。まず全員でリング設営。44歳の今野社長も「メタボリックシンドローム」防止のため鉄骨を運び、そのあとリング上で受け身などをとってみたりする。

「うん、いい音だ」

そのあとは売店の設営。といっても今日は地方会場なので会場隅に会議用テーブルを並べてその上にTシャツやDVDを並べるだけ。「SPZカレンダー カジュアル服バージョン、2000円→1000円 PRICE DOWN」というPOPを社長は手書き。昨年年末、カレンダーをこの団体は2種類作り、ひとつは試合中の模様を撮影したもの、もう一つは「普段着」の選手を撮影したもので、後者はSPZフィーバー各店(全国18店舗展開!)で在庫が余っていたので、なるべく新春シリーズで売りさばこうという社長のせこい魂胆であった。

この間選手は黙々と練習。ハイブリッド南は革命軍同士、マイトスとリング上でスパーリング、富沢レイと草薙みことはタッタッと場内をランニング。小川ひかるは伊達遥とストレッチで身体をほぐしていた。

そして17時半、保科優希レフェリーが「開場です~」と声をかける。いったん選手は控室へ。外国人選手控室、SPZ若手軍(吉田永沢連合)、クールビューチー軍と伊達さん(草薙上原小川スイレン伊達)、革命軍の4つの控室が用意された。

社長は井上秘書保科レフェリーを引き連れて売店で「増収」に没頭した。

「さ、SPZかじゅあるカレンダー、1月はなんと草薙みことの黒いレザーコート姿!いまならすぺしゃるぷらいす1000円!きょうご購入のお客様にはなんと、小川ひかるサイン色紙プレゼンとぉ!どぞご利用くださーい」

今野社長は以前ホームセンターで働いていたこともありこの手のセールストークはうまい方だ。

入場者数4101名(超満員札止め)そして6時30分の試合開始、今野社長は物販に熱中していたのであわててノートパソコンとゴングと木槌を持って本部席に向かう。いつものように木槌でゴングを5回叩いたあと、本日のカードを読み上げる。きょうは地方大会らしい顔見世のカードを5試合組んだだけなので反応はいまいちであった。

第1試合はスターライト相羽対富沢レイ。

タッグ王者の富沢が第1試合に出場、新人相羽に胸を出す。しばらく前座らしい地味な攻防が続いたが、5分過ぎに富沢がいきなりストレッチプラム。たまらずスターライト相羽ギブアップ。

「勝った~っ!やりました!」新人相手でもコーナーに上がって拳をつきあげる富沢レイ。場内は笑うしかなかった。

第2試合は新咲祐希子対アンナ・クロフォード。トップグループの一角がカード編成の都合でもう登場、いつものように快活に飛んだ新咲、最後はフェイスクラッシャーで完勝。勝負タイム10分47秒。ここで休憩。まだ19時少し前、進行が早すぎる。

このあと15分の休憩、休憩明けは伊達遥、スイレン草薙対チョチョカラス、ロレンニールセンのタッグマッチ。時間が余ってたので伊達とスイレンが先に入場してカラーボール投げをやって時間を稼ぐ。さて試合のほう、これはかみ合ったタッグマッチとなった。スイレンが外人チームの連携に苦戦しながらも、最後は14分18秒、AACトップのチョチョカラスをバックドロップで投げてフォール勝ちをスコア。

セミファイナルはハイブリッド南、マイトス香澄の「革命軍」がナスターシャ・ハン、ユーリ・スミルノフのロシアンコンビと激突。案の定マイトスが捕まり、ナスターシャの「殺人」STFが決まってしまう。といってもヤングガール相手なので手加減しているようだが。これはハイブリッドがカット。そしてハイブリッド対ナスターシャのねちっこい攻防が続く。そのあとスミルノフ登場。

「○×△□・・・!」(日本語訳にすると、「お前を焼き殺してやろう」などと言っているらしい)なにやらロシア語で叫んでから、

ナスターシャの危険な角度のバックドロップ。これで闘志に火をつけたハイブリッド、踵落とし2連発で勝利。勝負タイム14分35秒、

メインが始まったのが19時45分、吉田龍子・永沢舞・渡辺智美の4・5期生連合に草薙みこと・小川ひかる・上原今日子の「くーるびゅーちー」連合。試合は吉田永沢の猛攻を草薙小川上原が真正面から受け続ける白熱した展開になった。永沢のパワースラムでフラフラになった小川、永沢がハイキックでとどめを刺そうとしたところ視界からスッと消えて水面蹴りで切り返す。この動きに場内は沸いた。最後はどうにか渡辺を捕まえた上原が、小川を呼び込んで・・・

「小川さんっ!」

小川が渡辺を肩車で担いで、コーナー最上段に素早く登った上原が跳躍力を生かしたフライングラリアット、ダブルインパクト発動!

あまり見られないど派手な合体技に館内は沸いた。頭から落ちた渡辺は無念の3カウントを聞いた。永沢吉田のカットは草薙に阻まれた・・・こうして草薙組が30分45秒の激闘を制した。リング中央で3人で手を上げて歓声にこたえた。敗れた渡辺、ダブルインパクトのダメージが深く、吉田永沢に両側から支えられながら花道を後にした。

20時20分頃全試合が終了し、動ける選手・スタッフ総出でリング撤収。そのあと奈良市内のビジネスホテルに投宿。部屋に荷物を置いて仲のよい選手同士で食べに行く。今野社長は「おー、飯食ってこう」を発動させ、新人のスターライト相羽と選手会長の小川ひかるを誘って奈良市内の料理店へ。

「小川さん、明日タイトルマッチ頑張ってね」

「作戦通りに行けば勝機はありますけど、なにぶん相手あってのことですから」

小川ひかるはいつもの笑顔で唐揚げ定食を平らげた。

メインのダメージが深い渡辺と付き添いの吉田は部屋でほか弁で済ませた。明日は長野で試合なので23時には全員ホテルに戻って就寝。

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