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2007年5月31日 (木)

第132回 10年目12月「スノーエンジェルシリーズ」

10年目12月

団体エース吉田龍子負傷欠場で「スノーエンジェルシリーズ」開幕。初戦はキターアリーナ大会。ビッグマッチを仕掛けられないのでどさんこドームに手を出せなかった。

第5試合で草薙みことが激戦の末、草薙流兜落としノーザンを決めてEWA最強のナターシャ・ハンを撃破。

セミ前はハイブリッド南対ドリュー・クライ。ここでドリューが元SPZ王者のハイブリッドに一発狙ってきて、強烈なハイキックでハイブリッドの意識を闇に落とし3カウント。

セミファイナルはスイレン草薙対ハイサスカラス。ハイサスカラスの空中殺法に押し込まれたスイレンだったが、草薙流兜落としで打開し、あっという間にデスバレーボム、バックドロップとたたみかけて勝利。

札幌大会メインは、永沢舞、新咲祐希子対上原今日子、伊達遥のスペシャルタッグマッチ。伊達が捕まって終わりだろうというのが大方の予想だったが、パートナーの上原が奮闘。ニールキックで永沢をフラフラに追い込み、JOサイクロンを食らったもののどうにか2.8で返して伊達にタッチ。伊達も新咲の猛攻を受けるが、シャイニングウィザードをカウント2.8で返したあとー

    ・・この試合勝たせてもらいます。

SPZキック!

団体の歴史そのものとも言える蹴りが新咲の頭に命中。バッタリと前のめりに倒れこむ新咲、フォールこそカウント2.8で返したものの、

「上原さんっ!」

ここで始末を上原に任せた。意気に感じた上原はめったに見せないフィッシャーマンバスターで新咲の意識を断ち切りカウント3を奪取。伊達は永沢の前で通せんぼ。34分17秒の激闘に札幌のファンは大声援を送った。

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第4戦は大阪城大会。セミファイナルはスイレン草薙対ハイブリッド南。スイレンもトップグループに迫る実力をつけてきているのだが、吉田永沢新咲H南の4強の下というのがファンや関係者の評価。

この日も草薙流兜落としやストレッチプラムなどでハイブリッドをあと一歩まで追い込んだが、ハイブリッドがネオ・サザンクロスロック。これでスイレン草薙、痛みのあまり半失神。ロープブレイクのあと辛うじて立ち上がったが首が据わっていない。

―これまでね。

これを見て取ったハイブリッドが走りこんでランニングショルダータックル。スイレンに返す力は残っていなかった。

大阪大会メインはナターシャ・ハン対ハイサスカラスのEWA選手権試合。自前の選手がメインに出ないのだが、スイレンあたりをぶつけると、下手すると勝ってベルトを獲ってしまうと防衛戦云々で呼び出されてしまう。それを考えると「ドリーム外人トップ対決」をやったほうがええわなと考えた今野社長。試合はナターシャがベルトを守るべく気迫のこもった闘いを見せ、最後はアキレス腱固めで勝利。

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第6戦福岡ボートメッセ大会、2年目のガイア小早川にチャンスが与えられ、スイレン草薙と組んでハイブリッド南・マイトス香澄組とセミ前で対戦。だがあっさりマイトスに投げられまくって戦線離脱。試合のほうはハイブリッドがジャーマンでスイレンを退けた。

福岡大会セミは永沢舞、新咲祐希子、富沢レイ対伊達遥、草薙みこと、上原今日子の6人タッグマッチ。永沢組は富沢レイが「穴」なので、草薙がラッシュをかけるが、富沢も掌底で反撃して新咲にスイッチ。

「この技にすべてをかける!」

新咲の高速ジャーマン炸裂。しかし上原もカウント2.8で返して、フライングニールキックで逆襲。草薙も永沢の投げ攻勢を耐えて、ふたたび富沢が出てきたとき・・・

伊達登場。問答無用のSPZキック。富沢倒れて試合終了。まさに勝機を逃さない。

福岡大会メインはハイサスカラス対ドリュー・クライのAAC選手権。またも外人同士のタイトル戦。ドリューはEWAのナンバー2だが、日本のファンにはその蹴り技でおなじみであり、今シリーズもハイブリッド南を倒すなどその実力はあなどれない。試合は意外と熱戦になった。ドリューが思いのほかニーリフトなど打撃主体で攻めまくり、ハイサスカラスもムーンサルトやフランケンシュタイナーで応戦し勝負は白熱した。

最後はドリュー・クライがパイルドライバーでハイサスカラスを昏倒させフォール勝ち。AACベルトを奪った。

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シリーズ最終戦はさいたまスペシャルホール大会。

「あー、今年最後の興行なので、うー、頑張って行きましょうー」この社長、小川ひかるの引退以来めっきり元気がなくなった。

第1試合は新人同士の激突、ギムレット美月対ビーナス麗子。ビーナス麗子があっさりと6分でエルボーで勝利。

第2試合は渡辺智美対エレン・ニールセン。地力に勝るエレンが渡辺を攻めこむ、渡辺もネックブリーカー2連発を返したが、続くラリアットで万事休す。第2試合なのに24分の熱闘。

第3試合はマイトス香澄対ドスカナ・リブレ。革命軍に入りSPZ世界タッグのベルトも巻いたマイトス香澄だが、シングルマッチではまだまだ強豪選手相手に分が悪い。この日もドスカナリブレにいいように叩きのめされてしまった。フィニッシュはローリングソバット。この試合後休憩。

休憩後第4試合、永沢舞・富沢レイ対上原今日子・ガイア小早川。来年以降を見据えた若手育成カードだ。ひとしきり上原が永沢と攻防を繰り広げたあと、ガイア小早川登場。永沢舞とやるのは初めてだ。

―うわ、永沢さんだ。どうやったらいいんだろう・・・

永沢がやすやすと組み付いてアームホイップ。起き上がって小早川、無我夢中でドロップキック。

「代われ、ガイア!」上原の指示で再度タッチ。

このあとも上原と永沢がシバきあいを延々と繰り広げたが、終盤ふらついた上原が小早川にタッチ。こうなるともう終わりで、ノーザンライトからムーンサルトで永沢がガイアを仕留めた。

セミ前はハイブリッド南対ハイサスカラス。ハイブリッドが8分でハイサスカラスをかかと落としで倒した。

セミファイナルは伊達遥、草薙みことの古参チームにウェイン・ミラー、ドリュークライ組EWA軍。先シリーズの幕張大会での公式リーグ戦では26分の好勝負だったのでまたも組まれた。伊達が奮闘し、SPZキックでドリューを、殺人ヒザ魚雷でウェインを追い込むが、EWA軍は巧みなタッチワークで的を絞らせず、終盤はドリューが怒涛の蹴り技攻勢。

ハイキック→伊達ダウン→ハイキック→伊達ダウン、カウント2.8→ハリケーンラッシュでカウント3.

あの伊達遥が蹴り倒されてしまった。場内重苦しい雰囲気に。伊達はダメージが深くセコンドに背負われて退場。

メインイベントはナターシャ・ハン、アンナ・クロフォードに新咲祐希子、スイレン草薙が挑むSPZタッグ戦。今野社長の言によれば「タッグベルトが流出したままだと営業に差し支える」らしいので、強者同士を組ませないという不文律を破って、タッグリーグ戦優勝チームをそのまま挑戦させた。

新咲強い。ナターシャ・ハンに付け入る隙を与えない。的確に飛び技投げ技でダメージを与え、最後はフェイスクラッシャーでナターシャを仕留めた。勝負タイム17分32秒、SPZにタッグベルトが戻ってきた。

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SPZタッグ選手権試合

新咲祐希子、スイレン草薙(17分32秒、フェイスクラッシャーからの片エビ固め)ナターシャ・ハン×、アンナ・クロフォード

第15代王者が初防衛に失敗、新咲組が第16代王者となる。

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年末のプロレス大賞、最優秀選手は2年連続で吉田龍子。SPZ選手権防衛ロードでの活躍が評価された。ベストバウトは吉田龍子対ハイブリッド南の一戦(このカードも2年連続)、ベストバウトのタッグはどこかの地方開場で組んだ吉田新咲対ハイブリッド南、ナターシャ・ハンの一戦が選ばれた。

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