第198回 14年目11月SPZタッグリーグ戦(前編)
14年目11月
恒例の、SPZタッグリーグ戦。今年のエントリーは以下の8チーム。
菊池理宇、ボンバー来島(SPZタッグ王者)
スイレン草薙、ガイア小早川(元SPZタッグ王者)
スターライト相羽、芝田美紀
ビューティ市ヶ谷、ロイヤル北条(あばしりタッグ王者)
ナターシャ・ハン、デイジー・クライ(EWA代表)
ハイサスカラス、ドスカナ・リブレ(AAC代表)
エレン・ニールセン、ヘレン・ニールセン(EWA代表その2)
ギムレット美月、ウェイン・ミラー(人数あわせ?)
2戦目の岩手大会からリーグ戦スタート。
B市ヶ谷○、R北条(DDTからの片エビ固め 18.59)エレン、ヘレン×
お嬢様コンビが白星発進。ニールセンの血の連係を断ち切ったのは「わたくしにひざまづきなさい」ビューティボム。これでエレンがのびてしまって・・・
ナターシャ○、デイジー(2点、STF 24.36)S相羽×、芝田
スターライト相羽、EWA軍につかまってしまい、最後は脱出不能STFの餌食になった。とても団体ナンバー2とは思えない負け方。
S草薙○、G小早川(2点、バックドロップからの片エビ固め 7.53)ハイサスカラス、ドスカナ×
スイレン強い。AAC軍をわずか8分足らずで蹴散らす。まさにSPZのエースの戦いぶり。
菊池、B来島○(2点、パワーボム9.31)G美月、ウェイン×
ビーナス麗子の負傷欠場でギムレットは中堅外人のウェインミラーと組んで参戦。即席チームでタッグ王者に勝てるわけもなく10分持たず敗北。
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3戦目は山形大会。
B市ヶ谷○、R北条(4点、デスバレーボムからの片エビ固め13.57)G美月、ウェイン×(0点)
お嬢様コンビが即席タッグを破って2勝目を挙げた。
S相羽○、芝田(2点 フロントスープレックスから14.05)エレン、ヘレン×(0点)
相羽組がニールセン一族を手堅く下して初日を出した。
S草薙○、G小早川(4点 延髄斬りからの片エビ固め 15.58)ナターシャ×、デイジー(2点)
まずデイジーがガイア小早川を蹴り殺す。出てきたスイレン草薙がデイジーを投げて投げて戦闘不能に。最後はスイレンとナターシャの一騎打ち。しかし草薙流兜落しが決まりナターシャの動きが止まる。そのつぎの延髄斬りで幕。
菊池、B来島(4点、STOからの片エビ固め 11.27)ハイサスカラス、ドスカナ×(0点)
タッグ王者チーム強い。AAC代表も問題にせずドスカナを仕留めた。
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第4戦はカシマ大会。
エレン、ヘレン○(2点、ノーザンライトSH 14.49)G美月×、ウェイン(0点)
ニールセン一族の血の連係が即席タッグを圧倒し、最後はヘレンがノーザンで仕留めた。
ハイサスカラス○、ドスカナ(2点、サソリ固め13.9)B市ヶ谷×、R北条(4点)
いくら進境著しいお嬢様タッグでもAACトップチームに勝つのは厳しい。最後はハイサスカラスと市ヶ谷の局面。ハイサスカラスの豪快なミサイルキックが顔面に入り市ヶ谷流血。すかさずサソリ固めでギブアップを奪った。
S草薙○、G小早川(6点、サソリ固め13.26)S相羽×、芝田(2点)
フィニッシュは突然に、12分過ぎに繰り出したスイレンのさそり固めにスターライト相羽、突然痛がりだし、あえなくギブアップ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
場内ため息。負けるにしろ負け方がある。スターライト相羽、これがこの団体の現在のナンバー2である・・・
「ダメだ、あいつ。」
花道奥から見ていた吉田龍子インストラクラーもぼそりと。
菊池、B来島○(6点、STOからの片エビ固め8.15)ナターシャ、デイジー×(2点)
ボンバー来島の力強さが目立った一戦。EWA軍と真正面から戦い、ナターシャとやりあった後デイジーを捕まえ、一気にたたきのめして終了。勝負タイム8分少々の短時間決着。
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第5戦は宇都宮大会。
ハイサスカラス○、ドスカナ(4点、ムーンサルトプレス11.47)エレン、ヘレン×(2点)
AAC軍がニールセン一族を持ち前のスピードで圧倒して下した。
B市ヶ谷、R北条○(6点、ロイヤルスパイクからの片エビ固め 17.54)ナターシャ、デイジー×(2点)
新鋭のお嬢様コンビがEWA代表軍にどこまで食い下がるかと思われたが、意外にもビューティ市ヶ谷、ナターシャといい勝負を展開。かわって出てきたデイジーの蹴りに手こずったが、ロイヤル北条がロイヤルスパイクをズバリ。これで3カウント。あばしりタッグ王者チームが3勝目。ある意味、大番狂わせか・・・
S草薙○、G小早川(8点、バックドロップからの片エビ固め、10分くらい)G美月、ウェイン×
スイレン草薙が混成チームを蹴散らした。
菊池、B来島○(8点、合体パワーボム24.20)S相羽、芝田×(2点)
昨日スイレンにあっけなく負けた相羽、汚名返上すべく来島をガンガン攻める。しかしヘッドバットで動きを止められ、すかさず菊池がムーンサルト、ミサイルキックの猛攻。スターライト相羽、たまらず芝田にタッチ。こうなっては王者組のペース。芝田も延髄斬りなどで応戦したが、最後は来島の重戦車攻撃につぶされてしまった。それでも24分20秒の好勝負に場内沸いた。
タッグリーグ戦は4戦を終え、GS(ガイアスイレン)砲と11期生コンビ(菊池来島)が8点でトップ、お嬢様コンビが6点で追う展開。
(続く)
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