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2007年9月15日 (土)

第206回 ある日の喫茶あばしり

(SPZ本社近くにあるメイド喫茶「あばしり」にて)

若林記者「今のお気持ちは?」

菊池「は、はわわ・・・・」

吉田コーチ「ほら、ちゃんと答えろ、あさっての京スポに載るんだから」

(ボンバー来島を破り、まさかのSPZ王座戴冠の菊池理宇、マスコミ各社さんからのインタビューの申しこみが殺到した。)

菊池「まだ、実感が・・・わかないですね。吉田さんや新咲さんが持っていたSPZのチャンピオンになったって・・・」

若林記者「入門してからの苦労が報われましたね」

菊池「・・・はい。」

若林記者「今後SPZマットは凄いことになるんじゃないですか、スイレン選手やスターライト相羽選手は後輩に奪われたベルトを取り返しにくるでしょうし、下からは市ヶ谷選手や芝田選手が狙ってくると思いますよ」

菊池「・・ええ、まあ・・・チャンピオンになっても、今までと変わらない自分のファイトをしていきたいと思います。」

吉田コーチ「・・・もぐもぐ」(ひたすらケーキを食ってる)

若林記者「じゃインタビューはこの辺で、最後に写真2.3枚取らせてください」

(と言いつつカメラを取り出す)

ぱしゃっ、ぱしゃっ。

若林記者「じゃ、どうも。ありがとうございました。」

菊池「ふぁー、緊張したー」

(オレンジジュースを飲む菊池)

吉田コーチ「まだ何社かこのあと来るよ。あと週刊ハッスルさんと日刊ブルースさんかな」

菊池「ひ、ひええ・・・」

吉田コーチ「んー、まあ、これがSPZベルトの重みってやつかな」

そこへ別の記者が現れる。

日刊ブルース記者「ちわー、日刊ブルースです」

吉田コーチ「あー、田中さん久しぶり」

日刊ブルース記者「今日はSPZ新王者になった菊池さんの記事組むんで、取材に来ました・・・」

(このあと各社の取材は延々と続き、夜9時の閉店時間近くまで続いた。吉田コーチは同席したものの、あまりしゃべらずケーキを8個食べた。)

菊池「はーうー・・・・」

喫茶あばしり店長鈴波:「お疲れ~、菊池さん人気者じゃない」

菊池「そ、そんなことないですよぉ~」

喫茶あばしり店長鈴波:「だって、先月の来島さんのときは1社しか来なかったわよ~」

吉田コーチ「まあレスラーなんてのは人気商売やからね。はい、会計お願い」

喫茶あばしり店長鈴波「・・は~い。えーっと、11,500円になります」

吉田コーチ「・・・経費で落ちっかな、これ」

**************************

そのあと道場で、菊池は1人黙々と受け身の練習をしていた。

「1回くらいは防衛したいな。まぐれって、いわれない為にも・・・」

(筆者より:体調がすぐれないので今日はテキトウに済ませました。申し訳ありません)

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コメント

おきになさらず、お大事にしてくださいね。

N様こんばんわ。
21年目11月、市ヶ谷様引退でSPZリプレイは止まっています。
今日は会社休みで、家でゴロゴロして静養していましたが、PS2の電源を入れてやったのはバイオハザード4。
素質Cの菊池理宇がSPZ女王の座に輝くとは思いもよりませんでした。さすが鬼コーチ吉田。S相羽のふがいなさもあって15年目のSPZは戦国時代になってきました。

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