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2008年9月30日 (火)

第510回 コンバット斉藤21連勝

27年目5月

「えー、そんなー」

新人の二人(マイティ祐希子と霧島レイラ)は基礎ができていないので、横浜の道場で居残り練習。ラッキー内田コーチが受け身を叩き込んだ。

5月シリーズ「バトルカデンツァ」は四国地方を転戦した後、第5戦岡山大会。

メインはあばしりタッグ大会、王者セイレーン千春、マーメイド千秋に挑むのは、25期生コンビ八島静香&ハリケーン神田。チームワークも経験も悪役姉妹コンビが上だが、25期生コンビにも最近力をつけてきて、メインやセミでも存在感を出すようになってきた。

「死ねやオラ」

悪役姉妹のコンビプレイに苦しむハリケーン神田。セイレーン千春はそこそこ攻め込めてもマーメイド千秋は実力者、ペースをなかなかつかめない。

「おうらあ!」

しかし女番長・八島もデスバレーでセイレーン千春を苦しめる。すかさずマーメイド千秋が出てきてフォロー。姉と違ってこの選手はSPZで5年もまれたのでなかなかの実力者。
「遊びは終わりだ、くらえっ」

マーメイド千秋の急角度バックドロップ2連発。これでハリケーン神田は動けなくなり3カウントを喫した。王者組みが防衛に成功。

「くくくくく、相手にならねえ」

勝負タイム26分47秒。

**************************

第7戦新潟大会。メインではSPZ戦。王者コンバット斉藤に挑むのはベテラン強豪外人ローズ・ヒューイット。たまに地方でSPZ戦が組まれたのでファンは大喜び。

コンバット斉藤が最後にシングルマッチで敗北したのが昨年のローズヒューイット戦。立ち技飛び技打撃技なんでもこなせる意外に器用な選手なので油断のならない相手だ。

「ふっ!」
ローズヒューイット、いきなり走ってでのタックル。この選手見た目以上に筋力もある。しかしコンバット斉藤も掌底で応戦。珍しくフロントスープレックスまで見せた。

「はいっ!」
そしてニーリフト。打撃技を効果的に使って追い込んでゆく。しかしローズヒューイットもバスターローズで応戦。試合は盛り上がった。

「何やってんだ斉藤、打撃ぶちかませガンガンいけ」

吉田龍子(SPZ社長)が解説そっちのけで本部席からどなるが、ローズヒューイット、STOからのストレッチプラムでコンバット斉藤をカウント2.8まで追い込む。また逆転劇か。

「くっ・・・」

試合後の社長の叱責や制裁を恐れたのか、何とかコンバット斉藤、飛燕脚で動きを止めてのパワーボムでヒューイットの猛追を振り切った。

勝負タイム39分49秒、勝つには勝ったがコンバット斉藤、しばらく起き上がれなかった。ともあれこれで7度目の防衛。シングルマッチの連勝も20に伸ばした。

*************************

最終戦は横スペ大会。毎年恒例の東西対抗戦。勝者チームには1人10万円の賞金が出るので真剣勝負が展開された。

斉藤彰(三重)×―○S小縞(和歌山)

初戦は26期生同士の対戦。しかし賞金奪取に燃えるスカーレット小縞が頭突き頭突きラリアットとアイドルレスラーらしからぬ攻め。しかし斉藤も姉譲りの飛燕脚で応戦。試合は盛り上がったが、

「これでも食らえ!」

スカーレット小縞、2度目のラリアット。これで斉藤を沈めた。勝負タイム10分32秒。これで西軍が1勝目。

H神田×(茨城)―八島○(島根)

次は25期生どうしの対決。馬力なら八島なのだがハリケーン神田には打撃がある。
「なめんな!」
八島がデスバレーでH神田の動きを止めて、最後はショルダータックルから押さえ込んで3カウントを奪取。これで西軍が2連勝。

N神威○(北海道)―S千春×(鳥取)

これは勝負は見えていた。ナイトメア神威がいつもどおりの狂乱ファイト。最後は高角度バックドロップで動きを止めてからのミサイルキック。勝負タイム12分18秒。

C斉藤○(三重)-M千秋×(鳥取)

昨日40分近い死闘を闘ったコンバット斉藤、さすがに動きに精彩がない。しかしこの日の相手は攻めやすいところのあるマーメイド千秋。落ち着いてニーリフトと掌底で攻めてゆく。そしてマーメイド千秋が弱ったところで伝家の宝刀ジェットスマッシュ炸裂。危なげなく勝利。コンバット斉藤21連勝。これで2勝2敗の振り出しに戻った。

N白石○(新潟)―野村×(愛媛)

古参選手同士の対決だが、アイドルレスラーと元SPZ王者では結果は見えていた。バックドロップであっさりノエル白石が勝利。東軍が3連勝でリーチをかけた。

REKI(山梨)-A中森○(徳島)

大将戦は20期生同士の対決。REKIはスピード、イージス中森はグラウンドレスリング。ファイトスタイルがまるで違う両者の対戦だが妙にかみ合った。

「・・・・・」
REKIが回し蹴りの連打で優位に立つが、イージス中森も寝かせてしまえばこちらのものとばかりスリーパーや逆片エビでねちねちと。

「ふっ!」
REKIのフェイスクラッシャー2連発。イージス中森をカウント2まで追い込む。しかしイージス中森も裏拳で反撃。しかしここでREKIが勝負。農鳥で急降下、しかしイージス中森もカウント2で返して、

「はっ」
大きく振りかぶって裏拳で倒し、そのまま組み付いてドラゴンスリーパー。懸命にこらえたREKIだがついにタップ。イージス中森が28分16秒の熱戦を制した。この結果東西対抗戦は3対3の引き分けとなり、規定により賞金はフロントに没収された。

2008年9月29日 (月)

第509回 マイティ祐希子入門

27年目4月
クノイチマスター、REKIの写真集「MINOBU」が発売。まさかあのREKIが水着の写真集を出すとは。業界は騒然となった。

井上霧子スカウト担当役員が超有望な新人の情報を持ってきた。

「山口県にダイヤの原石ともいうべき新人がおります、新女に取られる前にぜひスカウトしておくべきかと。」

ということで今野役員と吉田龍子社長は山口は宇部市へ新幹線で向かった。

少女の名は子安祐希子15歳。即刻口説き落として入団させた。

「んー、まあ、食い物で釣った」
吉田社長おそるべし。

そしてもうひとり新人とろうか・・・ということで新人テストを実施。馬力の強そうな候補がいたので採用。霧島聡子(岩手県出身)。吉田龍子の発案で、子安祐希子は「マイティ祐希子」、霧島聡子は「霧島レイラ」というリングネームが与えられた。

****************************

シリーズ初戦・釧路大会。いきなりマイティ祐希子デビュー戦。対戦相手は1期上の斉藤彰子。掌底の乱打に手も足も出ず、あっさりと斉藤彰子のショルダータックルでハデに倒され3カウントを聞いた。勝負タイム7分21秒。

「何だか・・・分からないうちに・・・」
マイティ祐希子、デビュー初戦の味は苦かった・・・

************************

第2戦札幌大会メインはあばしりタッグ王者決定戦。ハムルシアター離脱で空位となっていたあばしり王者決定戦。セイレーン千春、マーメイド千秋対ジェニービーチ、ジェシービートン。悪役姉妹の連係が冴え、最後はセイレーン千春がパワーボムでJビートンをしとめた。勝負タイム19分58秒。

*************************

第3戦仙台大会第1試合で霧島レイラデビュー戦。

対戦相手は1期上のスカーレット小縞。

「クラエーッ!」

スカーレット小縞の頭突きに霧島も頭突きで応戦。この攻防は沸いた。霧島レイラ、流れの中でDDTやボディスラムも決めたが最後はスカーレット小縞のラリアットで倒され、トドメのヘッドバット。これでカウント3.勝負タイム8分26秒。

**************************

第4戦なにわパワフルドーム大会。

第1試合で霧島レイラ、早くも外人戦。対戦相手はTWWAの新鋭、ノティア・リチャーズ。TWWAが用意したソフィアリチャーズのコピー。もともとはアメリカで柔道をかじったことのある少女をスカウトしたらしい。霧島もデビュー2戦目の割には良く攻めたのだが、やはりスタミナ切れを起こしてしまい懸命の応戦むなしくボディスラムにフォール負け。

勝負タイム14分0秒。

なにわ大会メインはナイトメア神威対イージス中森のシングル対決。大阪ではケンカマッチが受けるというセオリーにのっとったカード。暴れるナイトメア神威、懸命に応戦するイージス中森、場外乱闘もものすごい迫力。20分1秒の激闘の末、ナイトメア神威がデスバレーで勝利。

**************************

第5戦広島若鯉球場大会。

第1試合で新人のマイティ祐希子がスカーレットと小縞に一方的にやられて7分16秒、ヘッドバットでぶっ倒されてフォール負け。

広島大会メインはSPZ本隊同士の対戦、ノエル白石対イージス中森。中盤から粘着質なレスリングでねちねちと攻めたイージス中森、じわじわと優位に立ち、32分24秒、ストレッチプラムでギブアップを奪った。

************************

第6戦九州ドーム大会、新人の霧島レイラがDDTを連発し、9期先輩の野村つばさをあと一歩まで追い込んだが、最後はダイビングプレスに逆転負け。勝負タイム12分51秒。

「はー、はー、あぶなかったぁ・・・」

九州ドーム大会メインは集客のためだけに組んだ、コンバット斉藤対ノエル白石のシングルマッチ。ノエル白石もSTOを繰り出すなど大いに健闘したが、コンバット斉藤の殴る蹴る攻勢の前にだんだん押し込まれてゆく。

「勝負!」

ジェットスマッシュをカウント2で返す粘りを見せたが、ノエル白石、2度目を食らってしまって万事休す。それでも28分32秒のいい勝負となった。コンバット斉藤、シングルマッチの連勝を18に伸ばした。

*************************

第7戦名古屋しゃちほこドーム大会。第1試合で霧島レイラ、斉藤彰子の裏拳に沈んだ。これでシリーズ4戦全敗で終えた。(新人は負担を考えて交互での出場となっていた)

***************************

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合でマイティ祐希子対スカーレット小縞、やはり1期先輩のスカーレット小縞が一方的に攻め、ラリアットでマイティ祐希子を退けた。勝負タイム9分31秒。

第2試合は斉藤彰子対野村つばさ。なんと斉藤彰子が裏拳で野村を沈め、デビュー1年余りで大先輩の野村越えを達成。

「よし、勝った・・・」

斉藤彰子、シングルマッチではなかなか芽が出なかったが、ようやく試合の作り方を覚えてきた・・・

新日本ドーム大会メインイベントはSPZ戦。

王者コンバット斉藤に挑むのはPDFの殺人鬼、ナイトメア神威。いちおう本隊エースとヒールエースの頂上決戦で、ナイトメア神威も暴れまくり、スクラップバスター、タイガードライバーの攻勢であわてさせたが、コンバット斉藤には泣く子も黙る打撃がある。しかしナイトメア神威もうたれ強さには定評がある。

コンバット斉藤裏拳。カウント2でナイトメア返す。

ナイトメア神威バックドロップ。コンバット斉藤2で返す。

コンバット斉藤また裏拳、ナイトメア神威カウント2.5で返す。コンバット斉藤飛燕脚。ナイトメア神威2.5で返す。

コンバット斉藤2度目の飛燕脚、しかしロープに近い。

コンバット斉藤ミサイルキック、ナイトメア神威よく見ていた自爆。しかし、

コンバット斉藤、ここで切り札を出してきた。

ジェットスマッシュ炸裂。これで3カウント。

「ぜぇ、ゼェ・・・危なかった、です。」

コンバット斉藤、39分9秒の激戦を制して6度目の防衛に成功。シングルマッチの連勝も19に伸ばした。

2008年9月28日 (日)

第508回 さいたま3大決戦実況放送

26年目3月シリーズ

最終戦はさいたまドーム大会。後半の3試合が3大シングルマッチ。

「全国のプロレスファンの皆様こんばんは、今週のSPZプロレス中継はさいたまドームからお送りしております。今回の目玉は激突三大シングルマッチということで、現在リング上はセミ前の一騎打ち、、SPZ20期生のイージス中森と昨日タッグ王座を取っていきあがるシンディーウォンが激突しております。実況は私、伊藤啓、解説はおなじみ、SPZの女帝にして現在は社長、吉田龍子さんです」

「んー、どうも」

「さてリング上の両選手、どちらが有利でしょうか」

「んー、ちょと待ってください。中森選手狙ってますね、あ、あ、ストレッチプラムはいりましたね」

「あーっと、ストレッチプラム!イージス中森ストレッチプラム!ストレッチプラム!ロープが遠い!シンディー耐えられるか、耐えられるか、・・・あーダメだ、いま上原レフェリーにタップ、ギブアップだー!」

「んー、相変わらずのうまさですね、中森選手」

「勝負タイム11分55秒、仕事師・イージス中森がストレッチプラムでギブアップを奪いました」

***************************

CMのあと、セミファイナル。

「さーあ注目のセミファイナルです。久々来日のキャシーウォン。凶暴さ冷酷さは姉のシンディーを上回るそうです。対するはSPZの人間山脈、天然怪力レスラーノエル白石!いやーかいせつの吉田さん、すごいカードですねこれわ」

「んー、まあ、白石選手も最近思うように動けなくて苦しんでますからね、ここはしっかり勝ってファンに健在をアピールしておきたいところでしょう」

さあ新潟が生んだ怪力、ノエル白石が今リングイン。いまTシャツを脱いで戦闘態勢はいったー、・・・さあゴングが鳴りました。オーッとキャシーウォントリッキーな動き、ローリングソバット。しかしノエル白石、うんともすんとも言わない!」

「んー、まあ白石選手も打たれ強いですからね」

「アーッとノエル白石、スクラップバスター。いつ見ても力強い。」

しかし試合は中盤に逆転。

「アーッとキャシーウォン、すばやい動きでブレンバスター2連発。そして裏投げ、アーッとこれは凄い攻撃だ、そしてカカト落とし!いやードトウの攻めだーっ!」

「んー、いかんですね。動きについていけませんね」

アーッとキャシーウォン、ローリングソバット、ローリングソバット!!ここでノエル白石はじめて痛そうな顔。ノエルのバリアが解けたか。アーッと起き上がってくるのを見て、キャシーウォン、顔面蹴りーっ!」

「んー、これは入りましたね」

そのままフォール!ノエル白石返せるか、返せるか、ダメだーーーーー」

「んー、いかんですねー、向こうがババーッと攻めてきたのを受け切れませんでしたねー、」

勝負タイム18分36秒、顔面蹴りからの片エビ固めでキャシーウォンの勝ちでした。それではここでいったんお知らせです」

*******************************

CMのあと、いよいよメインイベントSPZ戦。まずは挑戦者ジェナ・メガライトが入場。

続く花道は殺戮街道!投げた相手は失神街道!きょうも最強外人メガライト台風が襲い掛かるぅぅぅぅぅ!」

メガライトがのそっとリングイン。そのあと「LAMENT」がかかり、SPZ王者コンバット斉藤が入場。

「さー、SPZチャンピオンにしてSPZの若きエース、コンバット斉藤が花道に姿を現したー。腰には団体の至宝SPZベルトが輝いているー!さあ、コンバット斉藤、今日も相手を蹴って蹴って蹴りまくるか。これはものすごい対決だーーー!」

「さてコンバット斉藤もリングイン。ここで認定証の朗読です。あー、京スポ新聞若林デスクが認定証をいつものように読み上げました。そしてチャンピオンベルトの返還です。さあコンバット斉藤至宝を守りきることができるか!」

「んー、まあどちらも相手を眠らせることのできる大技持ってますからね。どちらが自分のペースに持ってけるでしょうかでしょうねえ」

「ズバリどちらが有利ですか」

「ロクヨンでコンバット斉藤かな。3ヶ月前勝ってるし、でも油断しちゃあいけません」

さあ午後8時40分魂のゴーんぐ!まずにらみ合い。そしてファーストコンタクトは?アーッとコンバット斉藤いきなり掌底、また掌底―、挨拶代わりだ。しかしメガライトもすばやく起き上がった。組み付いてボディスラーム、組み着いてもう一度!やはりアマレスで敵なしというのはだてじゃない!

「んー、メガライトは投げて何ぼですからね」

試合はコンバット斉藤が打撃でコツコツダメージを与えメガライトも投げで手数を返す展開になったが、突破口を開いたのはコンバット斉藤だった。

アーッとコンバット斉藤頭突き、頭突きっ!なりふり構わない攻めだ、ちょっと、あー、メガライト選手鼻から流血していますね。さっきの掌底が入ったんでしょうか、そしてここで裏ケーン!これは重い!メガライト前のめりに倒れたー」

「あー、前のめりに倒れるちゅうのは足に来てますね。これは斉藤選手のペースですよ」
しかしメガライトも意地を見せる。

「UOOOOOOOO!」

「アーッとメガライト、吼えてここで、コンバット斉藤に組み付いた、バックに回った。あー、出たー!ベリートゥバック!いつ見ても凄い人間橋!コンバット斉藤ピーンチ!返せるか、カウント2カウント2」

「んー、ダメージの蓄積がないですからね。まだ斉藤選手は足に来てないですから心配ないでしょう。でもそろそろラッシュかけたほうがいいですね」

「ホアーッ!」

あーっとここでコンバット斉藤飛燕脚!メガライト腰から崩れ落ちた。アーこれは効いてるんじゃないでしょうか」

「んー、コンバット斉藤の蹴りは見えないんですよ。これは相当効いてますよ。目の焦点があってません」

さあーフォール、決まったか、決まったか?あーっとギリギリ、カウント2.9でメガライト返したー」

「んー、よく返しましたね。しかし目がうつろですよ。もうレスラーの本能で返してますね」

「メガライト懸命に起き上がろうとする、起き上がる、しかしコンバット斉藤狙っているぞ、狙っている、あー、起き上がったところをもう一度飛燕脚!いつ見ても恐ろしいローキックミドルキックハイキック!またメガライト崩れ落ちたー、そのままカバー、返せるか?返せるかっ?あー、決まったー!21分58秒飛燕脚からの片エビ固めでコンバット斉藤の勝ちーっ!」

「んー、恐ろしい蹴りですねえ。あんなの五、六発食らったら病院送りですからねえ。」

「かいせつの吉田さん、コンバット斉藤選手の勝因は」

「んー、まあコンバット斉藤は落ち着いてましたね。ああやって自分の力をきっちり出せばめったにやられませんよ。」

「いま若林記者からベルトが手渡されました。コンバット斉藤、みごと5度目の防衛に成功です。団体の至宝を守りました。イヤー強いっ!コンバット斉藤、必殺ジェットスマッシュを出すことなく強敵メガライトを倒しました!今右手を上げてファンの声援にこたえています。まさーにSPZのエース!長期政権の期待もかかります」

「んー、そうですね。勝てそうな日本人選手がナイトメア神威くらいですからねえ。油断しなければこのままけっこう行くんじゃないでしょうか。何しろあの武藤めぐみを倒してトップに上がった選手ですからねえ」

「それでは放送時間が残り少なくなりました。さいたまドームからお送りいたしましたSPZプロレス中継、実況は私、伊藤啓、かいせつは吉田龍子さんでお送りいたしました」

「んー、どうもー」

「それでは皆さんごきげんよう、また来週!」

コンバット斉藤、昨年の7月以降負けなし。シングルマッチの連勝を17とした。

2008年9月27日 (土)

第507回 新ヒール軍団結成!!

19年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。新人の斉藤彰子とスカーレット小縞は負傷欠場。

シリーズ初戦の青森大会の第1試合開始前、悪役軍団DarkFractionの構成員(REKIナイトメア神威、マーメイド千秋セイレーン千春)がリングへ。

「おうおうおうおう、くされSPZファンども!」

マーメイド千秋がマイクを握った。

「知っての通り、SPZの悪役集団、DarkFractionの首魁、ライラ神威はSPZからいなくなった。しかし、あんなパフォーマンスだけの選手の一人や二人抜けたところで何の影響もなああああい!」

どわああああああ。

「SPZのヒール軍団のリーダーはアタシ、マーメイド千秋になったんだよ!!」

どえええええええええ!!

寡黙なREKIや半狂乱のN神威では「しゃべり」ができないと言う判断なのか・・・ともかく22期生のマーメイド千秋がDF跡目相続を宣言。ざわつく場内。先代に比べると迫力不足は否めないが・・・

「いいかあ、先代のライラ神威は無茶苦茶やってたようにみえるんだがな、裏では吉田龍子や井上霧子と談合してブックを作ってた腰抜け腑抜けなんだよ!」

どえええええええ、そんな事言っていいのか。

「あたしがリーダーになったからには、いままでのぬるま湯SPZを破壊するッ。念のため言っておく、私は本気だっ」

といいつつ、ライラ神威がデザインした黒いDFの旗をナイトメア神威がビリビリと引き裂く。

「ウェエエエエエエエエあ」

ナイトメア神威がうなり声を上げる。REKIは黙って突っ立ったまま。そしてマーメイド千秋がなおアジテーション。

「いいか、腐れSPZファンどもに告ぐ!貴様らに真の闘いと、地獄を見せてやる!!」

「まずチーム名を変える。DarkFractionは今日で終了だ。新しいチーム名はダナ、」

セイレーン千春が用意しておいた青地に白ヌキ文字の横断幕を掲げる。

「Perfect Dark Fraction!!」

「パーフェクト・ダーク・フラクション、完璧な悪の破片だ。いままでのようなパフォーマンスじゃあなく、完璧な悪だ!SPZを破壊して、新しいものを創造して、実行する!!」

「PDFかよ・・・・」「ファイルの形式みたい・・・」

観客がぼそぼそと話す。どうしてSPZの軍団名はろくでもないものが多いのだろうか。

「いいかあああああ、PerfectDarkFractionのスローガンは、『破壊、創造、実行』だああああああ、まずは裏切り者コンバット斉藤を再起不能に追い込んでやるからなあああああ」

客席の反応はいまいち。ライラ神威に比べるとどうしてもマーメイド千秋が頭では小粒の感は否めない。言いたいことだけ言ってDF改めPDFの4人は引き揚げた。

「んー、まああれがアイツラなりの襲名披露なんでしょう。まあお手並み拝見と言ったところで」

解説の吉田社長が冷静なコメント。たしかにナイトメア神威のパワーは脅威だが、あとは小粒の悪役ぞろい。ライラ神威のような実力に裏打ちされた脅威はない・・・というのが会社上層部の見解だった。

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3月シリーズは東北地方を回るサーキット、メインでは連日SPZ本隊VS悪役集団PDFの対決が組まれた。

第7戦幕張大会メインはSPZタッグ戦、王者ナイトメア神威、REKI組に挑むのはジェナ・メガライト、シンディーウォン組。

王者チームは実力微妙のシンディーを狙ったが、中盤からメガライトが大暴れ、PDFの二人をちぎっては投げちぎっては投げ。

「ツブレロー」

メガライトのベリートゥバックでREKIが半失神。何とか2.8で返したREKIだったが目が死んでいた。

「オラアアア」
メガライトはN神威を場外乱闘に引きずり込み、REKIを孤立させた。

「終ワリネ」

すかさずシンディーが出てきて、ラリアット、掌底とたたみかけてREKIを沈めた。勝負タイム27分59秒。タッグ王座が海外流出。

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SPZ世界タッグ選手権(60分1本勝負)

ジェナ・メガライト、シンディーウォン○(27分59秒、掌底からの片エビ固め)ナイトメア神威、REKI×

第57代王者組が初防衛に失敗。メガライト組が58代王者となる

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「ウァハハハハハハ、明日はシングル王座をいただく!」
ジェナ・メガライト、怪気炎。

2008年9月26日 (金)

第506回 ソフィア・リチャーズ最終戦

26年目2月、
忘れた頃に手塚オーナーの資金要請。本業のIT関連で巨額の開発費が必要になったらしい。SPZは32億を拠出した。

18期生のアイドルレスラー、野村つばさにようやく写真集のオファー。ファースト写真集「SHIOKAZE」が発売となった。子供っぽい水着の写真集。その筋の人にはたまらなかったらしい。

25期生のハリケーン神田にファンクラブが。前シリーズ最終戦でライラ神威を破る実績が評価されたか。

2月シリーズ、ウインターアクションシリーズはハリケーン神田とREKIが欠場、GWAも新日本女子に持ってかれたためわずか14名でのサーキットとなった。

第4戦三重サンシャインアリーナ大会、メインは集客のために組んだTWWA戦、王者メガライトに挑むのはかませ犬マーメイド千秋。やはり一方的に投げまくられ、フィッシャーマンバスターで一矢報いてそこまで。最後はパイルドライバーで3カウントを奪われた。勝負タイム11分16秒。

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そして最終戦横スペ大会。

第1試合はスカーレット小縞対ミスティアマスク。新人のスカーレット小縞も良く粘ったが、スタミナが尽きたところをラリアットを食らって9分20秒、フォール負け。

続く第2試合
次の試合に登場するソフィア・リチャーズ選手はこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

常連外人ソフィアの最終戦。勝ち気なくせして実力は目を覆うくらいに弱い。

「ああっ!」
この日も斉藤彰子の掌底でぶん殴られて動きが止まってしまう。

「くっ・・・よくも!」
ソフィアリチャーズ、脇固めを仕掛けたが斉藤落ち着いてロープへ。しかしきょうのソフィア、気合が入っておりヘッドバット、ローリングソバットで斉藤を追い込む。が、

「はーっ!」
姉譲りの必殺技、飛燕脚が決まり、、これでソフィアは動かなくなった。そのまま押さえ込んでカウント3、勝負タイム9分5秒。

ソフィア、最後の試合も玉砕。セコンドの肩を借りて引き揚げるソフィアに大声援が送られた。

第3試合はイージス中森対ジェシービートン。なんとイージス中森、中堅外人のビートンに攻め込まれてしまう。中盤に食らったノーザンが予想以上に効いたか。そのまま攻め込まれてあろうことかビートンのジャンピングニーにフォール負け。勝負タイム13分5秒。

休憩明け第4試合は悪役姉妹登場。セイレーン千春マーメイド千秋対ジェナ・メガライト、シンディーウォン。やはり格落ちのセイレーン千春が捕まってしまい、20分14秒、合体パワーボムに力尽きた。

セミファイナルはノエル白石対八島静香。元SPZ王者のノエル白石にSPZ25期生・新鋭の八島がどこまでやれるかという試合だったが、ノエル白石、開始早々のパワーボムで八島の動きを止める。

「えっと・・・」

でもって、頃合いを見てのSTO、これでカウント3、7分41秒、ノエル白石の完勝。

メインイベントのSPZ戦。SPZもトップどころの選手が払底しており今回の挑戦者はDFの新リーダー、ナイトメア神威。

「せいっ」

掌底をコツコツ当ててゆく戦法に出たコンバット斉藤。そしてぐらついたところを飛燕脚。ナイトメア神威倒れない。しかしコンバット斉藤容赦せず2度目の飛燕脚。そしてミサイルキック。これでナイトメア神威の動きを完全に止めて、デスバレーボム。

これは何とか返したナイトメアだったが、この試合3度目の飛燕脚を食らってジエンド。勝負タイム19分28秒、これで王者が4度目の防衛に成功。

「SPZも、人がいない・・・」

吉田龍子社長が呟く。
コンバット斉藤を止める選手がいないのだ。ノエル白石は力が落ちてきて、イージス中森は中堅外人にコロッと負けるし、ナイトメア神威も頼りない・・・

2008年9月25日 (木)

サバ2発売まで1ヵ月半

美少女プロレス団体経営シミュレーションゲーム

「レッスルエンジェルスサバイバー2」

11月6日(でしたっけ?)発売・・・

前作との変わった点で気になっているのが

■新キャラ多数登場(大空みぎり、190cmってなんなの)

■外人レスラーのデザインが変わった(ナスターシャ・ハンがきれいだ・・・・)

■新規イベント多数(飲食店経営?コンサート?年俸制?)

武藤めぐみ:「年俸1200万円?どうして氷室さんより私のほうが年俸が低いんですか?実力も人気も上なのに」

社長「運命」

武藤めぐみ「ふざけないでください!!もうこんな会社(以下略)」

■ファンクラブの数が人気によって変動する。(笑)渡辺智美東京後援会、渡辺智美大阪後援会、四国智覇会、渡辺智美を愛する会、渡辺智美のヘッドバットを見る会・・・・ということですか?

■通算勝利・敗北数がカウントされるようになった(これは大きい!!)小川ひかる シングルマッチ49勝343敗とか・・・・

■選手数は日本人選手だけでHP掲載で52人(2P入れると104人?)サバイバーの120人と同程度か?

で、買うかどうか。

ー買いますよ。9,240円ぢゃないですか。万世のさーろいんすてーき2枚分ですよ。

で、やるかどうか、

ー現状では不可。まさかの課長就任で休み週一ペースやもん。

もしも、いまやってるSPZ編が99年目までやって(そのとき井上霧子がなんていうか??? こんなゲームにマジになっちゃってどうするの? とかいわれたりしませんかね)サバ2やろうと考えたら、そのときは考えますが・・・

2008年9月24日 (水)

第505回 長い度の終わり(下)

そして最終戦、新日本ドーム大会。
「ライラ神威 最終試合」の大看板が。

今回はおもしろビデオの上映はなくそのまま淡々と第1試合が始まる。

第1試合はスカーレット小縞(26期) 対 野村つばさ(18期)。
「おりゃっ!」

スカーレット小縞がいい動き、ヘッドバット、ドロップキックで主導権を握る。SPZで1年近くもまれて実力をつけてきた。

しかし後半に入るとスカーレット小縞が息切れ、野村つばさが猛反撃。逆片エビで動きを止められてしまう。そこへトドメのダイビングプレス。これでS小縞から3カウント奪取。勝負タイム14分17秒。

第2試合は八島静香(25期) 対 斉藤彰子(26期)。

コンバット斉藤のパートナーとして後半の試合にも出るようになった斉藤彰子だが、シングルマッチではまだまだ。八島に一方的に攻め込まれ、6分28秒、パワーボムで幕。

第3試合は外人同士の対戦。ジェシービートン対ソフィア・リチャーズ。ビートンが7分13秒、ノーザンで勝利。ここで休憩。

休憩明けにノエル白石(19期)登場。対戦相手はセイレーン千春(22期)。ある程度力が落ちてきているノエル白石だが、さすがにこのクラスの相手では結果は見えているので、いつものようにゆったりとしたペースで攻めて、最後はSTOで3カウント奪取。勝負タイム20分30秒。

続くセミ前、DFの面々が登場。ナイトメア神威(23期)、REKI(20期)、マーメイド千秋(22期)対ジェナ・メガライト、シンディーウォン、ディスガイズマスク。抜群の連係を誇るDFが優位に試合を運ぶ。外人チームはメガライトが暴れまわるのだがあとの二人がついていけない。最後はREKIとナイトメアが合体パワーボムをシンディーに決めて終了。勝負タイム14分22秒、

そして・・

「次の試合に登場するライラ神威はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様、より一層の声援をお願いいたします

どわあああああああ!!

「COLLECTIVE」がかかる中、ライラ神威が凶器の黒バットを持って入場。放送席の吉田龍子を挑発してからリングイン。

対戦相手は25期のハリケーン神田。ライラ神威の選手生活の最晩年にパートナーを務めてあばしり王座を戴冠した縁でこんかい最終試合の相手に選ばれた。

カンッ

ライラ神威ヘッドバット2連発。当然覆面の中には何か入っている。たじろぐH神田。そこへドロップキック。ハリケーン神田、スリーパーでじわじわ攻めてからエルボー。そしてまたスリーパーで延々締め続ける。長期戦狙いか。

そしてハリケーン神田、ギロチンドロップ、そして起き上がってきたところをヘッドバット。
―やろお。

ライラ神威ヘッドバットでお返し。しかしハリケーン神田もタックルで反撃。そしてエルボー。ゴツゴツした攻防となった。

・・・長引けば勝機はある。
ハリケーン神田、ブレーンバスター。これでライラの動きが止まった。

―いける。
ステップキックで追い詰めてDDT。しかしライラもタイガードライバーで反撃。両者ダウン。ものすごい歓声がドームを埋める。ライラ神威のファンもけっこう多い。

「はっ」
先に立ち上がったハリケーン神田、この日2発目のDDT、カウント2.8で起き上がってくるところを、組み付いて、3度目のDDT。このあとのフォールをライラ神威、返せなかった。

「25分29秒、DDTからの片エビ固めで、ハリケーン神田の勝ち」

ライラ神威、最後はきっちりプロレスをやって現役生活を終えた。

「ふー、負けて終わったか・・・」

本部席の吉田龍子社長が安堵。ライラが勝っていたらどんなパフォーマンスをするか想像がつかないが、ライラ神威、負けたのでおとなしくREKIとS千春の肩を借りながら退場。
メインイベントはSPZ選手権、

王者コンバット斉藤に挑むのは20期のイージス中森。前シリーズにメガライトを破ってTWWA王者に輝くといった実績が評価された。関節地獄に持ち込めば勝機はある。

イージス中森もグラウンドレスリングで応戦したが、最後は打撃でがつがつ攻めてくるコンバット斉藤に屈した。裏拳で意識を飛ばされ、最後は裏投げで3カウントを喫した。勝負タイム29分17秒、王者が3度目の防衛に成功した。

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そのあとライラ神威の引退セレモニー。ジャージと運動靴に着替えたライラ神威がリングへ。10カウントゴングのあと、今野役員が記念品を渡し、ファンへの挨拶。

「せいせいしたよっ!じゃーな!」

ひとことだけ挨拶して、リングを降りる。これでまともに終わるかと思われたが、やはりライラ神威、放送席前で立ち止まり、吉田龍子社長と相対。右手を差し出す。

ー社長とは、いろいろあったけど。水に流してくれや。すべてはSPZを盛り上げようと思ってやったことだから。

ー内容はともかく、あんたのやった結果は認めなくちゃあいけないね

吉田龍子社長も立ち上がる。現役最後の最後でついに和解か。

しかし、ライラ神威、放送席の吉田龍子社長に握手するフリをして、

がすっ!
ライラ神威渾身の左ストレート。崩れ落ちる吉田龍子。やっぱりそうなるのかと場内ざわめく。

ライラ神威、そのあと本部席の机を倒れている吉田社長へ投げつけた。駆けつける本隊側の選手、そしてもう恒例のもみ合いになったが、ライラ神威、適当に切り上げて花道で一言叫ぶ。

「じゃあ、あばよ!!くされSPZファンども!!」

ライラ神威、そのまま花道を駆け抜け、そのまま地下にある関係者駐車場に向かい、そのまま愛車のカローラに乗り込んで発進させ、どこかへ去っていった。

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「最後の最後まで、ライラ神威はライラ神威だったな・・」

吉田龍子社長は起き上がりながら呟いた。

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ライラ神威

SPZ17期

2025年4月21日、釧路アリーナ大会での成瀬唯戦でデビュー。2034年1月20日、新日本ドーム大会でのハリケーン神田戦で引退。稼動月数118ヶ月(歴代1位)、出場試合数(推定)824試合。

タイトル歴

第64代 SPZ世界王者(防衛回数1回)

第45代 SPZ世界タッグ王者(パートナーはREKI)

第48代 SPZ世界タッグ王者(パートナーはREKI)

第53代 SPZ世界タッグ王者(パートナーはREKI)

第26代 あばしりタッグ王者(パートナーはREKI)

第28代あばしりタッグ王者(パートナーはREKI)

第38代あばしりタッグ王者(パートナーはハリケーン神田)

SPZ永久チャンピオン(自称)

2008年9月23日 (火)

第504回 長い旅の終わり(上)

26年目1月。
「フンッ!」
17期のライラ神威が引退を表明。伊達遥の在籍記録を抜いたところでついに力尽きた。凶器攻撃、得物を持っての入場シーン、関係者への襲撃など、悪役パフォーマンスばかりに注目が集まったがリング上では豪快なパワーファイトをやってのけ、その代償で全身ボロボロの状態。最近では斉藤彰子や八島静香にもフォールを奪われるなど精彩を欠く場面も見られた。

「・・・あいつのことだ、最後までなにやらかしてくるかわからないから、シングルマッチでイキのいいメンツと当てちゃってさ、ボコボコにしようぜ」

数々の被害を受けて胃が痛くなった吉田社長がラストシリーズのカードを組んだ。

第1戦鹿児島大会、セミファイナルでライラ神威はイージス中森と対戦。

「アー、武藤とつるんでた地味なヤツか。気にくわねえからぶっ潰してやる」

ライラ神威、ヘッドバットで攻めてゆくが、戦いが長引くとライラj神威のスタミナが切れ、イージス中森のほうが関節技を持っている分有利になる。ましてイージス中森は今シリーズ最終戦でSPZベルトへ挑戦が決まっているのでいまさら過去の人には負けられない。
「はっ!」
ジャンピングニー連発で追い込まれたライラ神威、ついに根負けしてしまい、続くノーザンライトに力尽きた。それでも25分35秒の熱戦となった。

この日はまともなレスリングをやってのけたライラ神威、若手に支えられながら控室に転がり込んだ。

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第2戦宮崎大会ではライラ神威がREKIと最後のタッグ結成。このコンビでジューシーペアを破りSPZタッグ王者になったこともある。対戦相手はコンバット斉藤&斉藤彰子。

しかしライラ神威、力の衰えは明らかで、コンバット斉藤に完全にパワー負け。ライラも馬力は持っていたのだが、コンバット斉藤もパワーを相当つけてきた。

「妹をつぶせ!」

SPZ王者のコンバット斉藤より新人の斉藤彰子を潰すのが得策と判断・・・

しかし斉藤彰子もきちんと裏拳、ニーリフトで反撃してつなぐ。妹の奮戦を見た姉が燃えた。
「勝負」
ジェットスマッシュでREKIを昏倒させ、カットに入ってきたライラを場外へ投げ捨て、斉藤彰子を呼び込んで合体パワーボム。REKIは返せなかった。15分11秒、これでフィニッシュ。

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第3戦別府大会。ここからライラ神威「悪役道伝承」シングルマッチ6連戦。

「吉田のヤロー、無茶苦茶なカード組みやがって・・・」

この日は25期の八島静香と対戦。女番長ギミックもなかなか板についてきた。

「なめんな!」
8歳年下、八島のデスバレー、ブレーンバスターの攻勢を懸命に耐えるライラ神威。そして、頃合いを見て決めにかかる。

「ヒャハハハハハ」

伝家の宝刀、トムラウシ2連発。八島をこれで退けた。勝負タイム12分2秒。
「何が女番長だ、弱すぎだぁ、話にならねえ」

別府大会メインはTWWA戦、王者イージス中森に対するは前王者のジェナ・メガライト。
「何トシテモ、ベルトヲ持って帰ル・・・」
今回はメガライトの集中力が凄い。TWWAのエースとしての威信をかけてイージス中森を攻め立てる。ものすごいラリアットを連発して追い込んでゆく。そしてフェイスクラッシャー。これでイージス中森の動きが止まったところへ・・・
「ウラアアアア」
身体ごとぶつかるネックブリーカー。26分41秒、メガライトがベルトを奪還した。

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第4戦熊本大会、セミファイナルでライラ神威対斉藤彰子。

「せりゃあ」
斉藤彰子の掌底が炸裂。

「それで勝とうと思ってんのかー?」
ライラ神威、サソリ固めでじわじわいたぶって動きを止めて、伝家の宝刀トムラウシ一閃。これで斉藤彰子をしとめた。勝負タイム9分51秒。

「フン、姉と比べたら純金と石ころだよ」

熊本大会メインはSPZタッグ戦。

王者イージス中森、ノエル白石組に挑むのはDFのナイトメア神威、REKI組。SPZ本隊とDFの頂上決戦。ノエル白石とナイトメア神威が力押しの大消耗戦をやってのけた。
「うう・・・」
ダメージを受けてうずくまるN白石、そこへREKIの農鳥。これでイージス中森に後を託さざるを得なくなった。
「ブッコワレロー」
ナイトメア神威、ここでパワーボム。カットに入るべきN白石は場外でダウンしている。勝負タイム51分17秒。これでDFにベルトが移動した。

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第5戦佐賀大会。ライラ神威はセミファイナルでコンバット斉藤と対戦。かつてのDFでの師弟関係だったが、いまやコンバット斉藤は善玉に戻って団体エースとなっている。

しかしコンバット斉藤、本当に強くなった。ライラ相手に自信をもって攻め込み、最後はドラゴンスリーパーでギブアップを奪った。勝負タイム9分31秒。

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第6戦長崎大会。ライラ神威の相手は新人のスカーレット小縞。これはもう残虐ショーだ。
「ヒャハハハハハ、泣いてみろよー、」
ヘッドバットの連発でダウンさせ、サソリ固めでいたぶる。アイドルレスラーに半べそをかかせる。場内からは悲鳴とブーイングが。

「うう、これでもくらえー!!」

しかしスカーレット小縞、ラリアットを2連発でたたきこみ、ライラをムッとさせる。
「ヒャーハハハハ!!」
ライラ神威、フェイスクラッシャーでスカーレット小縞をしとめた。勝負タイム11分0秒。

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飛行機で羽田へ戻って、第7戦山梨カイメッセ大会。きょうのライラ神威の対戦相手はDFの同志にしてタッグパートナー、REKI。

・・・・・・・・
入門したてのREKIの身体能力の高さに目をつけパートナーに起用し、DFの核弾頭として大成させたのがライラ神威だった。その恩義にこたえるべくREKIが懸命のファイト。最後はみごとなSTOでライラ神威を仕留めた。勝負タイム10分35秒。

「・・・・・うむ・・・」
試合後、REKIは倒れているライラへ一礼してから引き揚げた。
そして最終戦、新日本ドーム大会。

2008年9月22日 (月)

26年目1月 予告編 世界大崩壊

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SPZ永久チャンピオン ライラ神威 引退シリーズ
「世 界 大 崩 壊」
2035年1月9日~2035年1月20日 全8戦

ーライラ神威「なにもかもぶっ壊してやる。今月でSPZは終わりだ。コンバット斉藤のカン違い、吉田龍子のアホ社長、井上霧子のババア、今野のエロジジイ、全員ぶっ壊してやる」

ー吉田龍子(SPZ社長)「・・・ファンの皆様、長い間、ご迷惑をおかけいたしました。」

1月 9日(火):鹿児島さくらじまアリーナ 18:30
          ライラ神威 VS イージス中森 
1月12日(金):宮崎県総合文化体育館   18:30
          ライラ神威、REKI VS コンバット斉藤、斉藤彰子
1月13日(土):別府ビーコンホール    18:30
          ライラ神威 VS 八島静香
1月14日(日):アクエリアンドーム熊本  18:00
          ライラ神威 VS 斉藤彰子
1月16日(火):佐賀県総合文化体育館   18:30
          ライラ神威 VS コンバット斉藤
1月17日(水):長崎アリーナかぶとがに  18:30
          ライラ神威 VS スカーレット小縞

1月19日(金):カイメッセ山梨      18:30
          ライラ神威 VS REKI
1月20日(土):東京・新日本ドーム    18:00
          ライラ神威 VS (対戦相手未定)

※負傷等により、カードは変更となる場合があります。

(参加外国人選手)
ジェシー・ビートン ソフィア・リチャーズ、
ジェナ・メガライト、シンディー・ウォン、ディスガイズマスク

チケットは各種プレイガイド、SPZフィーバー各店にて発売いたします。

SPZは今度こそ崩壊かもしれない。反逆者、頭のてっぺんから足のつま先まで悪に染まった女、ライラ神威がリングを去ることを発表。ただ、あの世界一奸智に長けたライラ神威のことだ、まわりをどのように巻き込むか、何をやらかすか想像もつかない。選手全員道連れか、会社まるごと崩壊か、私は31年間プロレス記者をやってきたがほんとうに何が起こるかわからない。

特に最終戦新日本ドーム大会、悪の暴走の果てにあるものは何か、それとも暴虐の伝説に終止符を打つ救世主は現れるのか。もうこれは会場に足を運んで時代の目撃者となるほかない。しかし、最悪の事態は想定した方がいい。水道橋が爆発するか、神田川が炎上するか、まるで想像もつかない。私はどうなってもいいのだが、カミさん(井上霧子)だけは守るつもりだ。     若林太郎(京スポ新聞)

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2008年9月21日 (日)

オリジナルキャラ裏設定(3)横川紀行

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
オリジナルキャラ紹介(3)

横川紀行(よこかわのりゆき:「よこ川」マスター)

非公式設定:

・1970年代前半生まれ、東京都青梅市出身。高校卒業と同時に板前の道を志し、東新宿の日本料理店「天いな」で修行を積む。皿洗い、盛付係、助板、焼き方を経て、10年の修行の末、煮方となり、新人料理人コンクールで優勝するなど将来を嘱望されたが、師事していた「天いな」の師匠が病に倒れ再起不能となり、後継者争いのゴタゴタに辟易し独立を決意。

・2006年、神奈川県横浜戸塚に日本料理店「よこ川」を開店。当初は高価格帯を中心としたバリバリの高級店だったらしいが、集客に苦戦したためあっさり当初の方針を転換し、和食中心のそれなりのお値段の居酒屋食堂にリニューアル。まあまあお客さんが入るようになり、2009年にはお嬢様プロレス団体SPZが近くに道場を構えたことにより、「よこ川」はSPZの年長組選手・スタッフのたまり場となったので、経営は好転。レスラーの底なしの胃袋を支え、いつのまにか横川マスターはSPZの内輪同然の人となってしまった。

・豪放な性格だが、仕事には真剣な一面を見せており、料理のポリシーは「素材が全て、素材のよしあしで料理の出来が99%決まる」という師匠の教えを忠実に守っているため、高額の食材をバシバシ仕入れるため利幅が低くあまり儲かっていないらしい。

・なお、雨の日や雪の日で客足が落ちたときはSPZの道場に営業の電話を入れて、食材処分をかねて大量のご馳走を大幅な原価割れで振る舞う。上原今日子や吉田龍子はこの恩恵にかなりあずかり、新咲祐希子にいたっては「最終処分場」「ブラックホール」と言われており、横川氏もかなり重宝していたらしい。

・「天いな」の師匠が亡くなる直前、銘包丁「港北」を託される。
得意料理は魚の焼き物だが、「うまけりゃ何でも作るよ」という柔軟な発想をする一面もあるので、メニューにはシーザーサラダや軟骨の唐揚げ、焼きビーフンといったものまで並ぶ。

・数人の弟子がいるが、後継者は今のところ育っていないため、70歳で引退して店を畳む予定らしい。

・2034年7月、一度だけSPZのイベントに参戦し、「あばしり」の鈴波店長と料理勝負を繰り広げる。結果は一緒に出した生ビールが審査員に効いて、鈴波店長に勝利した。

筆者コメント:旗揚げ直後からSPZを支えてきた飲食店「よこ川」の裏設定です。腹が減っては戦はできぬ、その腹ごしらえの係を担当されたのですから貢献度は大きいと思われます。30年目くらいに代替わりを検討しており、SPZ選手の引退後の再就職先にも使ってみたいと考えております。

2008年9月20日 (土)

オリジナルキャラ裏設定(2)鈴波かすり

快方に向かっていますが、今日もまだ本編のリプレイは無理っぽい状況ですので、もしものときのために書いておいた「オリジナルキャラ紹介」を晒します、

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オリジナルキャラ紹介(2)

鈴波かすり(喫茶あばしり 店長)

非公式設定:
・1993年、京都府長岡京市出身。実家は京都ではそれなりに有名な向日町のパン屋さん。姉が一人おり、実家でパン屋を継いでいる。

・お菓子作りを志し、ケーキ屋さんのバイトを転々として修行を積んだ後、東京神田のアンティークメイド喫茶「ベラヌール」の立ち上げに参加し、今の旦那と出会い恋仲に。

・「ベラヌール」でパティシェ、フロア係、飲み物軽食作りとマルチプレイヤーぶりを発揮し、2号店の店長を任され、「喫茶あばしり」と命名。

・SPZとの縁は物件を探していたらメイド喫茶に理解のある今野社長が「坪500円」の格安家賃でSPZ本社ビル2階を貸したのが始まり。以来あばしり店長として細腕で店を切り盛りする。

・戸塚という立地のせいもあり、「あばしり」はあまり繁盛していないが、SPZの若い選手から絶大な人気を誇り、SPZサイドも気を遣って商談や選手のインタビュー、記者会見によく利用してお金を落とすので、利益はしっかり出ているらしい。

・「あばしり」という名は鈴波店長が修行時代に厳冬期の北海道へ旅行した際、雪の降る網走の町で食べ歩きをしたときに、雪に足を滑らせ7回転倒したことから、「七転び八起きで縁起がいいから」あばしりの名を用いたらしい。

・ケーキ屋では下積みが長かったこともあり、粉ふるいや生クリーム作りといった基礎の技術はかなりのものを持っており、そのおかげでショートケーキが得意。「ベラヌール」で今の旦那に軽食も教わり、カルボナーラやオムライスといった喫茶店メニューもひと通り作れる。

・おっとりとして人あたりのいい性格なのだが、厳しい修行を経てきたせいか、やるときはやる。毎年12月のクリスマス時期はケーキの仕込みで店に泊まり込むこともしばしば。

・「あばしりタッグ」は店の宣伝をローコストでしたいという鈴波店長の思惑と2本目のタッグベルトを権威がなさそうな形で作りたいというSPZ側の思惑が一致して、「あばしり」がベルト製作資金のごく一部を提供したのが始まり。悪乗りして鈴波店長があばしりベルトの管理者になっていて認定証の読み上げも時折務めるが、経費SPZ持ちと言う好条件、タダで地方へマーケットリサーチに行けると考えた上での行動らしい。

(筆者よりコメント)
選手たちの行きつけのスイーツのお店を作ってみたくて、「喫茶あばしり」を登場させました。モデルは当然、パソコンゲーム「パルフェ」の涼波かすりさんです。人あたりがいいのでパソコンゲームの中では最愛クラスです。したがってこの連載にも登場させました。一期生と同じ年なのでそろそろ代替わりさせようかなと考えていますが、もうしばらくは登場させたいと考えています。

2008年9月19日 (金)

オリジナルキャラ裏設定(1)羽山海

渡辺智美「今野さんの具合、どーお?」

ギムレット美月「ヤマは脱したかもしれませんが、午前1時時点で体温が37.0度、油断はなりませんね。夜更かしはほどほどにして早くお休みになるべきでしょう」

渡辺智美「でもでも、さっきまで余裕ぶっこいてニコニコ動画見てましたよ」

井上霧子「これは本日のリプレイも厳しそうですね。ライラ神威選手の引退シリーズが迫っているのに・・・・仕方ありません、今日はもしものときのために取っておいたオリジナルキャラの裏設定をさらしてお茶を濁す事にしましょう」

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オリジナルキャラ紹介(1)

羽山海(リングドクター)

非公式設定:

・1987年6月21日、鹿児島県上屋久町出身。帝王大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務。プロレス観戦好きが好じ、「タダでプロレスが見られる」という今野元社長の甘言に乗り、SPZにリングドクターとして首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

・医学生時代からプロレスや格闘技興行の観戦が好きで、1ヶ月に5万はつぎ込む猛者だったらしい。大学病院勤務医になってから、SPZの親会社のIT企業・エスピーソリューションの担当医となり、残業の多いSEやプログラマ相手に健康指導や予防注射をしたりしていたが、安いギャラで選手を診てもらえるリングドクターを探していた当時のSPZ今野社長と、格闘技観戦が趣味の羽山女医の利害が一致し、SPZのリングドクターとなる。

・本業は勤務医なので地方興行には帯同しないが、首都圏興行のときは顔を出し、SPZシングルタイトル戦は「この人がいるから限界までやって大丈夫」という妙な信頼感のようなのができてしまっている。

・ちなみに注射の腕はそれほどでもなく、遠慮会釈なくブスーッと注射針を刺すタイプ。産業医時代からSE泣かせだったらしい。

・親の仕事の関係で屋久島で高校時代を過ごし、寮から通学していたが、そのときに今の旦那と知り合い、医学生時代に結婚。仕事が忙しいので、子供はいないが仲むつまじく暮らしている。

・元々はおっとりとした控えめな性格だが、学生時代にいろいろあって、人のために何かをしたいと考えるようになって、医者の道を志すようになった。

・格闘技観戦が好きなのはストレス解消で旦那に連れて行ってもらったらはまってしまったらしい。ちなみにお気に入りの会場は横浜スペシャルホール。

(筆者より一言)
やはりSPZは激しいファイトが売りなので、試合後にリングに駆け上がって負けた選手の介抱をするリングドクター的な人を登場させた方が良いと考えて、6年目あたりから登場させました。(「ガキの使い」の「今夜が山田」にインスパイアされたのですが・・・)
モデルはパソコンゲームの「この青空に約束を」の羽山海巳さん。あの性格をそのまま大人の女医さんにしてみたら面白いだろうなと考え、リングドクターに起用という暴挙に出ました。プロレス観戦好きなので選手会興行にもスペシャル参戦し、麻酔注射攻撃であの吉田龍子から3カウントを奪ったこともあります。縁の下の力持ち的存在でSPZになくてはならない存在なので、今後もたまに出てくるでしょう。

2008年9月18日 (木)

筆者ダウンにつき

こんばんわ、konnoです。いつもWAS没頭中にご訪問いただきましてありがとうございます。

本日の更新ですが、筆者風邪による発熱のためお休みさせていただきます。

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3分殴り書き

私が今まで見たプロレスの試合の中でのべストマッチは、92年10月の全日本旗揚げ20周年記念試合6人タッグマッチ、ジャイアント馬場、スタン・ハンセン、ドリー・ファンク・ジュニア対ジャンボ鶴田、アンドレ・ザ・ジャイアント、テリー・ゴディ戦。6人が一人ずつ各自のテーマ曲で入場するシーンから痺れます。そしてリングに並び立つ6人、先発を決めるまでの作戦会議、世界最強のレスラー6人。試合のほうも15分ほどの長さで6人が惜しげなく必殺技を繰り出す展開。馬場対鶴田、ハンセンとゴディの殴り合い、アンドレの強烈パンチ。ゴディのパワーボム、最初から最後まで見所です。最後は鶴田とドリーがスモールパッケージの応酬の末、鶴田がドリーを丸め込んだ。叩きのめされた選手がおらず、誰も傷つかない結末はさすがとしかいいようがない。ニコニコ動画で視聴可能です。

2008年9月17日 (水)

第503回 26年目12月 歳末恒例選手会興行(後編)

26年目12月 SPZ選手会主催興行

そしてメインイベント、久々開催の時間差バトルロイヤル。選手は1分間隔で入場。といっても頭数が少ない8名参加。優勝者には豪華賞品が贈られるらしい。

1.イージス中森
「You Give…」がかかり、われらが選手会長、イージス中森が最初に入場。トップロープを飛び越えかっこよくリングイン。しかし次の選手が登場するまでの1分間はすることがないのでリング上で受け身の練習をしながら待った。場内失笑。

2.野村つばさ
「どーもー!!」
「ほほえみのヴァネッサ」がかかり、年末限定の赤いコスチュームに身を包んだ古参選手、18期の野村つばさがリングイン。コーナーに立って右手を突き上げる。しかしイージス中森は実力者なのでうかつに攻められない。にらみ合ったまま時間が経過し・・・

3.ノエル白石
「ラジオスターの悲劇」がかかり、19期生のノエル白石がリングへ。なんと賞品が欲しいのか、いきなり野村つばさに襲い掛かった。

「デストロイ」
ひしっと抱きつく。あっけに取られる館内。普段は出さない技だ。しかし野村つばさの表情がゆがむ!

「べあはっぐだ!!」

観客が叫ぶ。今では使う選手も少なくなったベアハッグをノエル白石が見せるとは、いまいち見栄えがしないから使わないでいたが、今日は年末なので何をやってもいい。

「ぐああああああ・・・・」
野村つばさ相当痛そうだ。何しろ仕掛けている側のノエル白石はものすごい怪力である。たまらずタップ。

「野村つばさ退場」
早くも脱落者が出た。このあとすぐ4人めの戦士がリングイン

。4 ハリケーン神田
「ワルキューレの騎行」が流れ、SPZ25期生、ハリケーン神田がリングイン。ひとまずニュートラルコーナーにもたれて戦況を見守る。

「デストロイ」
ノエル白石がこんどはイージス中森に抱きつく。傍目には抱き合っているようにしか見えないが、ノエル白石は怪力なので受けている方は大変だろう。イージス中森も顔をしかめる。

「すげえ!」

「何で今まで見せなかったんだ」

「仕掛けられてみたい!」

悪魔の抱擁を受けて苦しむイージス中森。このまま腕の中で息絶えてしまうのか?

しかしイージス中森も切り返し上手。懸命に右腕を振り上げて

「はああっ」
上からチョップ。これを的確にノエル白石の耳に当てた。

「耳そぎチョップだ!」

どよめく館内、もう一度耳そぎチョップ。
「・・・痛い・・・」

ノエル白石の身体が離れた。いくら鍛えているレスラーでも耳は鍛えようがない。
「いまだっ」
イージス中森、スッと絡み付いてスモールパッケージ。虚を突かれたノエル白石はこれで3カウントを聞いた。

「ノエル白石退場」

5. 八島静香

「アルルの女 ファランドール」が流れて、若手の期待の星、八島静香がリングイン。いきなり同期のH神田に襲い掛かりそのまま殴る蹴るベースの攻防を展開。

6. スカーレット小縞

「どーもーーー!!」
新人のスカーレット小縞がここで登場。リングインするなりコーナー最上段に登り、手持ち無沙汰状態のイージス中森へだいぶして回転エビ固め。新人なりにキレイなフォームだ。
「甘い、返せる」
しかしその瞬間殴り合っていた八島とH神田が突然乱闘を中断してA中森の方と足を固定。これでは返せない。そのまま3カウントが入った

「イージス中森退場」
「くっ・・・せっかく豪華な賞品を用意したのに・・」

選手会長がここで無念の敗退。
7. 斉藤彰子
新人の斉藤彰子がここでリングイン。しかし八島とハリケーン神田に狙われてしまい、のっけから大ピンチに。
「後輩に賞品は渡しません。眠ってください」

ハリケーン神田、斉藤彰子のバックに回ってバックドロップ。それなりのフォームできっちり投げた、頭を押さえてもがく斉藤彰子。しかし八島とスカーレット小縞がなんと投げた方のH神田にのしかかってフォール。なんてずるい。ハリケーン神田、懸命にフォールを返そうとしたが二人ぶんの重さはいかんともしがたく・・・

「ハリケーン神田退場」

8.コンバット斉藤

最後はベビーリターンしたわれらがSPZ王者コンバット斉藤が登場。チャンピオンで最初からバトルに出すのはきついかと負担を考えた選手会長が配慮したらしい。

この段階でリングに残っているのはコンバット斉藤のほか、八島静香、スカーレット小縞、斉藤彰子。

「つぶせーーーー」

果敢にも八島静香が殴りかかってゆくが、コンバット斉藤はうんともすんとも言わず。ひとしきり受けてから、

「それで終わりか?」

ジェットスマッシュ炸裂。八島はこの一撃で昏倒。

「・・・くっ」
あまりの破壊力にたじろぐスカーレット小縞。しかしコンバット斉藤容赦なく、

「はっ」
ジェットスマッシュ炸裂。スカーレット小縞も吹っ飛んだ。

これでリングに立っているのは斉藤姉妹のみ、しかしコンバット斉藤、実の妹にも容赦なく
「ほいっ」
ジェットスマッシュを決めた。なんと恐ろしいジェットスマッシュの乱れ撃ち。これでリング上には3体のマグロが転がっている状態。あまりの破壊力に息を呑む館内。コンバット斉藤、それぞれ覆いかぶさって3カウント3連発。レフェリーも大変だ。

「八島静香退場、スカーレット小縞退場、斉藤彰子退場、この結果優勝はコンバット斉藤になります。「優勝したコンバット斉藤には豪華賞品が贈られます」

いせたんデパート包みのでかい箱がリングへ。プレゼンターの大日本テレビ伊藤アナウンサーが賞品を渡そうとしたところへ、

「その賞品を渡してもらおうか」

DF構成員の悪の姉妹、セイレーン千春とマーメイド千秋がいきなり現れて賞品をよこせと要求。なにやら不穏な雰囲気。しかしこれはコンバット斉藤を引きつけるワナだった。

「ウルァーーーー」

背後から忍び寄ったDFの首魁ライラ神威、手には黒バットが握られている。そのままコンバット斉藤に近づき、黒バットをフルスイング!野球選手並みのバッティングフォーム。
「ぐぎゃあーーーーー」

後頭部に手加減なしの一撃を食らって失神するコンバット斉藤。不意を突かれたこともあり、これは痛すぎる一撃。起き上がれず担架が出動。

「んま、これは大変だわ。今夜が山ね。注射100本くらい打たないと生還できないわ~」
羽山リングドクターが棒読み口調で台詞。そのまま担架で運ばれて病院へ直行。

「DFは選手会興行は出ないんじゃなかったのか?」

ざわつくファン、ここでライラ神威がマイクを握った。

「エーオラ、SPZチャンピオンなんてこの程度だエーオラ、いいかよく聞け、よく聞け、くされSPZファンども。ライラ神威は1月で終わりだ!フンッ!その前にSPZを潰してやる!!どんな手を使ってでも全員血の海に沈めてやるぜグゥハハハハ!!吉田のババアもSATSUGAIしてやんよ、何が歴史と伝統のSPZだゴルァ、取締役全員ブッコロシテ会社ごと潰してやるぜぇぇぇぇぇ」

言いたいことだけ言ってさっさと引き揚げるDFの3人。ざわつく場内。団体最古参17期のライラ神威がタイタン有明で突然の引退表明。(いや、ライラファンは薄々感じていたが)最後の大暴れで、SPZかいめつ、SPZ大崩壊をやらかすのか。

2008年9月16日 (火)

第502回 26年目12月 歳末恒例選手会興行(前編)

26年目12月
SPZ選手会主催興行

「イージス中森プロデュース 歳末大感謝祭」

横浜のお嬢様プロレス団体SPZ、年末は何をやってもいいという風潮があり、ここ数年は選手会興行と夢のマスターズ戦が交互に隔年開催されている。で、偶数年の今年は選手会興行の番。2035年12月31日、大晦日に選手会興行がタイタン有明で行われた。

恒例の年末選手会興行、当然悪の軍団DarkFractionは参加しない。コンバット斉藤がベビーターンしたとはいえ、悪の軍団DFはまだ選手5人を(ライラ神威、REKI.ナイトメア神威、マーメイド千秋、セイレーン千春)擁するので残りの選手8名(K・カミスワは海外遠征中)で興行せねばならないが、イージス中森新選手会長の尽力でなんとかイベントを開催した。チケットは破格の2000円。

第1アトラクション ラッキーナンバー抽選会

選手会興行恒例の企画、チケットに印刷された番号と、ノエル白石が引いた番号が一致したら選手が提供した豪華景品がもらえる企画。ノエル白石は巡業中に読んだと思われた長編ファンタジー小説を提供。妙に盛り上がった。イージス中森はMP3プレーヤーを提供、頭数が足りないのでスタッフもなにかしら提供。井上霧子が高級ワインを提供したのには場内どよめき。今野役員も缶コーヒー1ケースを提供。

第2アトラクション 渡辺智美(SPZ5期)歌謡ショー

「♪上野駅 16番ホーム
 ボンネットの 金沢行き夜行急行
 きたぐにへ 旅立つ
 ラウンジカー 流れる街の灯

 能登 能登
 夜行急行 能登~~~
 夢路はるかに 闇を駆け行く
 能登 能登
 夜行急行、能登~~~」

年齢を重ねるにつれ、えせ演歌歌手のようになってきた売れないタレント渡辺智美がリングに上がり、新曲「夜行急行能登号」を披露。それなりに沸いた。

第3アトラクション、大人の悪ふざけ

京スポ新聞副編集長、若林太郎(53)が入場。プロレス記者歴31年の凄腕記者だ。この日は上半身裸で黒いロングタイツをはいてリングイン。いい歳こいて年収も1000万円突破しているはずなのに、SPZにとっては内輪同然の人間なので「暴れたい、ストレス溜まってる、」といわれては休憩前の場を提供せざるを得なかった。

対戦相手は京スポ新聞・新入社員の田中くん23歳。黒いショートタイツをはかされて、なんでこんなことをやらされるのかという表情でリングイン。試合のほうは若林記者が適当に殴る蹴るベースで暴れ回って、3分経ってスタミナがなくなったところでそろそろ決めますかと勝負に出て、不恰好ながらスモールパッケージを決めて勝利。この日のために社員食堂で特訓をつんでいた成果が出たらしい。その試合が終わると休憩。

休憩明けはトークショー。イージス中森選手会長(TWWA世界王者)とコンバット斉藤(SPZ世界王者)がまったりと。移動中の秘蔵ショットを交えつつ裏話満載のトークを繰り広げた。

そしてセミファイナル。例によって10万円で試合出場を引き受けたSPZ10期生にして現フリーレスラー兼ギムレットオフィス社長のギムレット美月登場。OGの里帰りに場内ヤンヤの歓声。

対戦相手は上諏訪温泉地下プロレスのアイキドー・オカヤ。百戦錬磨のギムレット美月が老練なグラウンド捌きを中心にした試合運びで試合を引っ張り、10分過ぎにダブルアームスープレックスをしかけようとする。

「ん・・・・・っ」
気合いと力のこもるG美月、しかしオカヤも踏ん張って堪える。この間がなんともいえない。

「んん・・・・・っ」
しかしギムレット美月、もう32歳なので投げきることができない。そのままリバースで返されてそのまま上に乗られてフォール負けを喫してしまった。それでも場内は温かい拍手。

「はいどうもありがとうございました、また呼んでください」
ギムレット美月、中森選手会長からギャラの10万円を受け取ると愛車のヴィッツに乗ってそのまま帰宅した。

そしてメインイベント、久々開催の時間差バトルロイヤル。といっても頭数が少ない8名参加。優勝者には「豪華賞品」が贈られるらしい・・・・

(続きます)

2008年9月15日 (月)

第501.8回 もう戻れない

2034年・年末、12月31日、都内某所のDFアジト兼ライラ神威の自宅。

「おう、神ちゃん、こないだの件、決めたから。ん、・・・もう腰痛くてたまらんからね。再就職のあてもついたから、で、きょう選手会興行、有明だっけ?行ってメインの後にお客さんにせつめーすっから、中森くんに言っといてや。ハハハハ、じゃなあ」

(ライラ神威が電話。相手は後輩のハリケーン神田らしい)

ライラ神威、そのあと覆面を被った状態で都内の自宅を出て、マネジャーさんの運転する車でタイタン有明へ向かった。

「あ、サカイさん、悪いけどスポーツ屋よってくから」

立ち寄ったのはライラ神威がたまに足を運ぶ総合スポーツ用品店。覆面姿の怪しい女の闖入に驚く店内、

「し、島宮さん・・・きょうはどんな物をお探しで」

サポーターやテープを何回か買って顔なじみになっていた販売員が声をかける。

「・・・バットをくれ」

 「や、野球のバットですか」

何でそんなものを買うのか、販売員は怪訝な表情を浮かべた。

「そう、何でもいいから高いやつ」

販売員はすぐに営業スマイルに戻り、ライラ神威を野球用品売り場へ案内する。壁面に何本ものバットが陳列されており、「素振りしたい方は店員に声をかけてくださいますようお願いいたします」という注意書きが貼ってある。

 「それでしたらこのアオダモ製の『シュアスイング』はいかがでしょうか、横浜の野球選手の使用モデルを再現してまして」

「うんそれでいいよ、いくら?」

 「17,000円になります」

ライラ神威、財布からクレジットカードを取り出して、

「1回払いで」

支払いを済ませた。

レジから出力されたクレジットカード売上表に本名の島宮香織で署名する。

「あ、すぐ使うから包装とかはいいや、それじゃあ」

ライラ神威、黒バットを持ったまま店を出て、待たせてあった車に乗り込む。

「さあ、もうこれで後戻りはできんな・・・・」

バットを握りしめながら呟いた。

2008年9月14日 (日)

あばしりタッグ歴代王者イッキ

今日も多忙のため、リプレイを書き進める事ができませんでした。

(横浜ベイスターズの鈴木尚典選手が13日の中日戦、5回裏に代打で登場してセンターフライに倒れましたが1500試合出場を達成され、ファンサイト回りをしてました・・・)

場もたせのチャンピオンイッキ。今回はあばしりベルト。

作ってから十数年なのですが、中堅選手向けベルトとあって移動が激しいです。

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あばしりタッグ選手権
初代王者 菊池理宇 ボンバー来島 4 返上
2代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 2
3代目王者ドリュー・クライ ユーリ・スミルノフ0
4代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
5代目王者アンナ・クロフォード ユーリ・スミルノフ 0
6代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 1
7代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
8代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 4 返上
9代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 返上
10代目王者アリス・スミルノフ デイジー・クライ 0

11代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
12代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 0
13代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
14代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
15代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
16代目王者ギムレット美月 キューティー金井 0       
17代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
18代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 2
19代目王者アリス・スミルノフ、アンナ・クロフォード0
20代目王者ラッキー内田 マッキー上戸 2 返上

21代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
22代王者 フォクシー真帆 成瀬唯 1
23代王者 エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 2返上
24代王者 フォクシー真帆 成瀬唯  3
25代王者 デイジー・クライ ジーナ・デュラム 4
26代王者 ライラ神威 REKI 0
27代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 0
28代王者 ライラ神威 REKI 4 返上
29代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
30代王者 野村つばさ イージス中森 0

31代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 2
32代王者 アリス・スミルノフ パトリシア・ルイス 0
33代王者 フレイア鏡、REKI 3
34代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
35代王者 REKI コンバット斉藤 3
36代王者 ハムル・シアター ジェニー・ビーチ 0 返上
37代王者 ジェニー・ビーチ ジェシー・ビートン 1
38代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 2
39代王者 キャシー・ウォン ミス・マスカレード 返上
40代王者 キャシー・ウォン ソフィア・リチャーズ 1

41代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 0
42代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 1
43代王者 ライラ神威 ハリケーン神田 2
44代王者 ハムル・シアター ジェシー・ビートン(現王者)

2008年9月13日 (土)

SPZ世界タッグ王者イッキ

多忙のためリプレイ再開できず。

(いや今日は22時脱出できたのですが、鈴木尚典選手がようやく今季1号HRを打ったので飲んでましてその後ベイファンサイト巡りしてました・・・)

したがって、SPZ世界タッグ王者イッキ。(26年目12月時点)

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SPZタッグ選手権
初代  沢崎光 秋山美姫 1
2代目 草薙みこと 小川ひかる 2
3代目 吉田龍子 新咲祐希子  5
4代目 沢崎光 秋山美姫 0
5代目 南利美 ハイブリッド南 (南利美引退により返上)
6代目 沢崎光 秋山美姫 0
7代目 草薙みこと 小川ひかる 0
8代目 永沢舞 富沢レイ 0
9代目 伊達遥 スイレン草薙 0
10代目草薙みこと 小川ひかる 3

11代目永沢舞 富沢レイ 1
12代目伊達遥 スイレン草薙 0
13代目ハイブリッド南 マイトス香澄 0
14代目永沢舞 富沢レイ 0
15代目ナターシャ・ハン アンナ・クロフォード 2
16代目新咲祐希子、スイレン草薙 5  
17代目吉田龍子 上原今日子 2
18代目ハイブリッド南 マイトス香澄 3
19代目ハイサスカラス ドスカナ・リブレ 0 
20代目スイレン草薙 ガイア小早川 6

21代目新咲祐希子 スターライト相羽 5
22代目ボンバー来島 菊池理宇 5
23代目スターライト相羽 ビーナス麗子 0 
24代目スイレン草薙 ガイア小早川 2
25代目ボンバー来島 菊池理宇 11
26代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 10
27代目芝田美紀 フレイア鏡 2
28代目ナターシャ・ハン アリス・スミルノフ 0
29代目ボンバー来島 武藤めぐみ 2
30代目ラッキー内田 マッキー上戸 2

31代目芝田美紀 ロイヤル北条 1
32代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
33代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 2
34代目氷室紫月 武藤めぐみ 0
35代目ローズ・ヒューイット デイジー・クライ 0
36代目ラッキー内田 マッキー上戸 4
37代目氷室紫月 ノエル白石 1 
38代目ジェナ・メガライト デイジー・クライ 0
39代目氷室紫月 ノエル白石 1 
40代目武藤めぐみ 成瀬唯 0

41代目ラッキー内田 マッキー上戸 8
42代目氷室紫月 ノエル白石 1
43代目ラッキー内田 マッキー上戸 1
44代目ジェナ・メガライト ジェニー・ビーチ 0
45代目ライラ神威 REKI 0
46代目氷室紫月 ノエル白石 1
47代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
48代目ライラ神威 REKI 0
49代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 3
50代目イージス中森 ノエル白石 0

51代目コンバット斉藤 ナイトメア神威 0
52代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 4
53代目ライラ神威 REKI 0
54代目イージス中森 ノエル白石 0
55代目ナイトメア神威 REKI 3
56代目イージス中森 ノエル白石 0(現王者)

2008年9月12日 (金)

蔵出し原稿2・プロレス観戦1992年8月

筆者より 今日も終電コースでお仕事、したがってリプレイできず。

場もたせ用の書き下ろしの原稿どころではなく、しかたがないので

蔵出し原稿シリーズ第2弾。

私が2回目に見たプロレス興行・・・

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92年8月22日 日本武道館 全日本プロレス興行
92サマーアクションシリーズ2

2回目のプロレス観戦はその年の8月の武道館であった。やはり当時の全日本人気は凄まじかったこともあり、チケットは6月の武道館興行の際の先行発売で入手した。今回は1階の5,000円の指定席。夏の夕方、また私は九段下の駅に降り立った。

第1試合 百田光雄、リチャード・スリンガー 対 マイティ井上、井上雅央

いつものように6時半、リングアナの試合順発表後、最初の試合は百田組対井上組のタッグマッチ。内容はあまり良く覚えていないが、百田とマイティ井上のベテラン同士の攻防、リチャードのキックなどが見ごたえがあった。最後は百田がうまく井上雅を丸め込んで勝利。

第2試合 小川良成 対 トミー・エンジェル

小川が「Never Give Me Up!」で入場。対するエンジェルは今回が初来日のごつい体の外人。試合は一方的にエンジェルが小川を痛めつけ、またも小川が短時間で負けるのかと思われる展開だったが、5分過ぎ、一瞬のスキをついた小川がエンジェルを回転エビ固めでクルリと丸め込んで勝利。この鮮やかな逆転劇に納得の行かないエンジェルは試合後小川にラリアットを一閃してウサを晴らして退場した。勝っても痛々しく引き揚げる小川にも拍手が送られた。

第3試合 渕正信、永源遥、大熊元司 対 ジャイアント馬場、ラッシャー木村、浅子覚

休憩前の試合は恒例のファミリー軍団対悪役商会の因縁対決。試合内容は保証書付き。今回はファミリー軍団の準構成員のマイティ井上や百田が第1試合に登場したため、ファミリー軍団の3人目には若手の浅子覚が抜擢された。そこを付狙って浅子に殴る蹴る、せこい反則を繰り出す悪役商会。木村が救出に入るが逆に渕の顔面げりを食ってしまう。コーナーにはりつけにされた木村・浅子を救出する馬場のしぐさに笑いが起こる。

このほかにも永源のツバ攻撃、大熊のハナバット(鼻をめがけての頭突き、効果大)など持ちネタが展開され会場は笑いに包まれる。15分を過ぎたところで浅子が捕まってしまい、それまで大技を出さなかった渕がジュニア王者の本領を垣間見せ、強烈なパイルドライバーを浅子に見舞った。馬場や木村がカットに入るのを阻止するため立ちふさがる永源と大熊、これは何とかカウント2で浅子が返したものの、とどめのバックドロップで勝負あり。

試合後は木村のマイク。

「渕!この間巡業で伊勢に行った時、伊勢神宮にお参りをしたよな、何のお祈りをしたかはわかっているぞ!(館内爆笑:注、渕は当時38歳で独身であり、木村の「嫁もらえ」のマイク攻撃にさらされていた)でもな、そういうことは大事だから、これからも続けなさい(館内爆笑)」

試合には勝った渕だが、またしても木村のマイク攻撃の餌食になってしまった。

第4試合 ダニー・クロファット、ダグ・ファーナス 対 パトリオット、ジャッキー・フルトン

休憩明けの第4試合は、タッグ屋の前アジアタッグ王者、カンナムエキスプレス。対するは新外人の星条旗の覆面レスラー、パトリオットと金髪イケメン外人のジャッキー・フルトン。

パトリオットは将来を期待されている大型外人レスラーであり、持ち前のパワーでカンナムの二人を蹴散らして行くが、チームワーク抜群のカンナムがうまく分断に成功し、ジャッキーを孤立させた所でクロファットがタイガードライバーで仕留め、カンナムに勝利をもたらした。これは見ごたえ充分の外人タッグマッチであった。

第5試合 小橋健太、菊地毅 対 ボビー・フルトン、トミー・ロジャース

アジアタッグ王者の小橋・菊地がフルトン(前の試合に出たジャッキーの兄)・ロジャース「ファンタスティックス」をむかえうつ一戦。試合はお互いが持ち味を出す好勝負になったが、連係攻撃を得意とするファンタスティックスが菊地に狙いを定め追いこむが、菊地がそれを受けきって小橋にスイッチ。こうなると連係技しかないファンタスティックスはは苦しい。分断したあと、ムーンサルトプレスで小橋組が勝利した。

第6試合 川田利明 対 ダニー・スパイビー

スパイビーは203cm、127kgの大型外人で、ハンセンのパートナーを務めて世界タッグ王者になった事もあるが、ヒザの怪我を抱え、パワーに頼る大味なファイトスタイルもあってか、ハンセンのパートナーの座をエースに奪われ、落ち目の大型外人であった。しかし人気は根強いものがあった。対する川田は田上との三冠挑戦者決定戦が控えていることもあって負けられない試合。

試合はスパイビーが奮起し、巨体のパワーを利して川田を攻めたて、パワーボムや場外でのスパイビースパイクで優位に立ったが、川田もキックなどで盛り返し、15分過ぎにストレッチプラム(飛龍裸締め式アバラ折り)で勝負に出た。館内に沸き起こる声援と「スパイビー」のコール。スパイビーが何とかしのいで、ロープへ逃げた。しかしここで川田が奥の手、三沢の得意技でもあるフェースロックを繰り出した。思いもよらぬ決め技にスパイビーはギブアップ。会場に流れる川田の哀調あるテーマ「Holy War」。勝ち名乗りを受ける川田。がっくりと肩を落とし一人花道を引き上げるスパイビー。このシーンは胸を打った。

セミファイナル テリー・ゴディ、スティーブ・ウイリアムス 対 ジャンボ鶴田、田上明

3月の武道館と同一カード。あの時と違い世界タッグのタイトルは賭けられていない。でも3月の復讐に燃えるゴディとウイリアムス。対する鶴田組は鶴田が足首の故障で1シリーズ欠場明けで本調子でない。ゴディ組が「勇士の叫び」の大合唱に迎えられて入場。鶴田組も「J」の「ツルタ・オー」の大合唱で入場。大一番の雰囲気の中鶴田が黒いジャンパーを脱いだ時、鶴田の体が一回り痩せて小さくなっていたのに会場からはどよめきが、

髪をわざとスポーツ刈りに短くして、痩せたイメージを隠そうとしていたが、痩せた事を見ぬいたファンが多かった

(後日明らかになったが、足首の故障は口実で、実は後年彼の命を奪った肝炎の治療で入院していたために痩せたのであった)

試合はゴディ・ウイリアムスの連係攻撃を鶴田・田上が真っ向から受ける好勝負になったが、20分が経過した所でリング下に田上とウイリアムスが落ち、リング上は鶴田とゴディが残った。ゴディの攻撃を受け鶴田がダウン。そのあとゴディが得意技、パワーボムを一撃!でも観衆は「あの怪物・鶴田がパワーボム一発で負けることはないだろう、はね返して試合はまだまだ続くだろう」と思っていた。が、鶴田は返せなかった。試合終了。

「えええ!」と驚く観衆。やられたと頭を押さえて座りこむ鶴田。「どうだ見たか、やっぱり俺たちがNo1なんだぜ」とばかりに勝利をアピールしつつ引き上げるゴディ組。もしこの勝負に世界タッグのベルトがかかっていたらタイトル移動になっていたところだ。このあと鶴田は10月のシリーズ後、肝炎に冒されて第一線からのリタイヤを余儀なくされ、99年には引退、そして00年には手術中の大量出血で帰らぬ人となってしまう。

メインイベント 三冠ヘビー級選手権 三沢光晴(挑戦者)対 スタン・ハンセン(王者)

鶴田フォール負けの余韻を引きずりながらメインの三冠戦が始まった。王者ハンセンは1月に鶴田からタイトル奪取後、3月三沢、6月川田、7月田上と日本人チャレンジャーを次々撃破し、今回三沢の再挑戦となった。三沢は「今回駄目だったら1年間は挑戦しない」と公言し、自ら追いこんでハンセンと対峙した。

試合はハンセン独特の「重量感あり、かつブレーキの壊れたダンプカーと評された勢いあり」の攻撃で三沢を攻め込んで行く、が三沢もエルボーやキックで反撃する。三沢のフェースロックで三沢に流れが傾いたが、ハンセンも前シリーズ三沢が負傷した肩を狙って反撃する。

20分過ぎ、ハンセンが三沢に珍しくしつこく腕ひしぎ逆十字をかけ続け、館内からは悲鳴が沸き起こる。ロープブレイク後、両者ダウンのあとフラフラと立ちあがった所へ三沢が渾身のエルボーを叩きこみ、そのままフォール勝ちを奪った。三沢の初戴冠に館内は大盛り上がり。ハンセンが勝ちを急ぐあまり三沢の肩にこだわり過ぎたのが敗因と思われた。館内にはスパルタンXが流れ続けていた。

2008年9月11日 (木)

SPZ歴代女王イッキ(26年目12月時点)

SPZ歴代王者(旗揚げ~26年目12月まで)

初代 伊達遥    0
2代目 草薙みこと 0
3代目 南利美   0
4代目 伊達遥  10
5代目 草薙みこと 1
6代目 伊達遥   2
7代目 南利美   0
8代目 吉田龍子  1
9代目 伊達遥   1
10代目 永沢舞  0

11代目 吉田龍子 0
12代目 伊達遥  0
13代目 草薙みこと4
14代目 永沢舞  0
15代目 上原今日子0
16代目 伊達遥    0
17代目 吉田龍子 1
18代目 永沢舞  1
19代目 伊達遥  0
20代目 吉田龍子  15

21代目 ハイブリッド南 0
22代目 新咲祐希子 0
23代目 永沢舞  0
24代目 吉田龍子 0
25代目 ハイブリッド南 1
26代目 新咲祐希子 0
27代目 永沢舞   2
28代目 ハイブリッド南 7
29代目 スイレン草薙 0
30代目 吉田龍子  4

31代目 ハイブリッド南 1
32代目 新咲祐希子 0
33代目 スイレン草薙 0
34代目 吉田龍子   1
35代目 ハイブリッド南 1
36代目 新咲祐希子 0
37代目 スイレン草薙 7
38代目 スターライト相羽 0
39代目 ボンバー来島 0
40代目 菊池理宇 1

41代目 スイレン草薙 1
42代目 ボンバー来島 4
43代目 ビューティ市ヶ谷 11
44代目 ナターシャ・ハン 1
45代目 ロイヤル北条 0
46代目 ボンバー来島 0
47代目 ビューティ市ヶ谷 5
48代目 ナターシャ・ハン 1
49代目 ビューティ市ヶ谷 1
50代目 芝田美紀 1

51代目 ロイヤル北条 0
52代目 ビューティ市ヶ谷 1
53代目 ラッキー内田 0
54代目 氷室紫月 1
55代目 ラッキー内田 1
56代目 ビューティ市ヶ谷 3
57代目 ラッキー内田 1
58代目 氷室紫月 1
59代目 マッキー上戸 0
60代目 武藤めぐみ 1

61代目 ジェナ・メガライト 0
62代目 武藤めぐみ 15
63代目 ノエル白石 0
64代目 ライラ神威 1
65代目 ジェナ・メガライト0
66代目 ノエル白石 0
67代目 武藤めぐみ 4
68代目 コンバット斉藤 0
69代目 ジェナ・メガライト 0
70代目 武藤めぐみ 4

71代目 コンバット斉藤 1
72代目 武藤めぐみ 3
73代目 コンバット斉藤 3
74代目 ローズ・ヒューイット 1
75代目 コンバット斉藤(現王者)

SPZタイトル戦通算防衛回数:歴代順位(26年目12月時点)

(1)武藤めぐみ27

(2)吉田龍子22

(3)ビューティ市ヶ谷21 

(4)伊達遥13 

(5)ハイブリッド南 10

(6)スイレン草薙8

(7)コンバット斉藤6※現役

(8)草薙みこと5  

(9)ボンバー来島4 

(10)永沢舞3

(11)ナターシャ・ハン2

(11)ラッキー内田2 

(13)菊池理宇1  

(13)芝田美紀1

(13)氷室紫月1 

2008年9月10日 (水)

連載500回御礼

こんばんわ、筆者のkonnoです。

07年1月に執筆を開始しました「レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日誌のようなもの」が、ついに連載500回を突破いたしました。

ご訪問いただいた皆様ありがとうございます。

どうじに、このような素晴らしいゲームを世に出していただいたサクセス様、製作スタッフの方々にも厚く御礼申し上げます。

現在26年目12月まで書き進めていますが、リプレイによる書き溜め原稿は35年目9月までございますので、

(現在のエースはあろうことが、グリズリー山本だったりします、35年目9月はマイティ祐希子の引退シリーズでしたので1シリーズ消化するのに3時間かかりました)

今しばらくお付き合いいただければ幸いです。

とはいえ、本業の仕事が相当忙しいので、しばらくの間本編の進行を見合わせたいと考えております。あしからずご了承ください。

2008.09.09 konno

2008年9月 9日 (火)

第501回 永年勤続表彰

最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は斉藤彰子対野村つばさ。やはりシングルではまだまだの斉藤彰子、野村つばさのミサイルキックに敗退。勝負タイム10分1秒。

第2試合はハリケーン神田、スカーレット小縞登場、対戦相手は新あばしり王者のハムルシアター、Jビートン。

「うわああああ・・」
ハムルのニーリフト乱打に新人のスカーレット小縞、悶絶。勝負タイム12分38秒。

外人同士のタッグ戦をはさんで、休憩明け第4試合は悪役姉妹のセイレーン千春マーメイド千秋が登場。今日の相手は強敵ヒューイットお嬢様とファントムローズ1号。悪役姉妹もよく粘ったのだが、最後はヒューイットお嬢様が貫禄を見せてバスターローズ2連発。セイレーン千春を沈めた。勝負タイム18分0秒。

「TOKYO,メリークリスマス、アンドハッピーニューヤー!」
最後にマイクアピールをして引き揚げるヒューイットお嬢様だった。

続くセミ前の試合、DFの首魁にしてSPZ永久チャンピオン・ライラ神威が登場

「試合に先立ち、ライラ神威にSPZより永年勤続表彰が行われます」

ライラ神威の選手としての稼動月数が今月で117ヶ月(9年9ヶ月)となり、歴代1位の伊達遥と並んだので表彰が行われた。

(ちなみに3位は小川ひかるとギムレット美月の113ヶ月)

♪遊びはもう終わりだ、シンデレラは王子を喰う~

いつものように「COLLECTIVE」がかかる中、チェーンソーを振り回しながら入場したライラ神威。客席をあおりながらリングイン。そのあとリングに上がった今野役員が表彰状を読み上げる。

吉田社長はあんなバカを表彰できるかといって断ったのだが、こんなに長く団体で存在感を放った選手は他にいない。ボンバー来島の引退試合をぶち壊し、ギムレット美月をロートル呼ばわりし、武藤めぐみの首を付けねらいSPZベルト爆破事件を起こし、悪役集団DFを結成するなど罪状は恐ろしいものがある。

「表彰状、ライラ神威様、あなたは2026年4月のデビュー以来117ヶ月の長きにわたってSPZで、暴虐の限りを尽くし、多くの観客、関係者を恐怖のどん底に陥れた。」

どっ!

「よってその栄誉と功績を称え、おんどれをここに表彰する。2035年12月14日、株式会社スーパースターズプロレスリングゼット、取締役 今野和弘」

ドワハハハハ・・・

ライラ神威、にこやかな表情で賞状を受け取る。普段ならここで今野役員を殴り倒すくらいのことはやるのだが・・・

「ふっふっふ・・・当然じゃ、もっと褒めなさい」

そのあと「今野役員からプレゼント」ということでライラ選手の雄姿を描いた水彩画がプレゼント。豪華な額縁に収められた絵はさぞかし名のある画家が書いた・・と思いきや

「なんじゃこりゃあ!」

へたくそな3頭身のライラ神威の絵が。イラストの下には「ライラ 神い」などと書かれている。誰が書いたんだ、ざわつく館内。

「うちの娘(8歳)に書かせた。喜べ。」

「ふーん、そうかい・・・」

8歳の子供が書いた絵なら破壊できない。ライラ神威は引きつった笑みを浮かべながら受け取ってセコンドのM千秋に渡した。

「今野さん、ありがとう」

といいつつ今野役員(60)に近寄ったライラ神威(25)、今野役員を抱き寄せ、いや捕らえていきなりキスをした。

「な・・うっ・・・」

一秒、二秒、
そのまま三秒。
場内呆然。唇を合わせられたされた今野役員も固まってしまった。

げしっ!

そのあとライラ神威は今野役員に蹴りを入れてリングから転落させ、

「ヒャはハハハ、これでお前は家庭崩壊だあ!アンタの奥さん嫉妬深そうだからなあ!!ヒャーハハハハ」

これだからライラ神威という選手からは目が離せない。

さて試合、今日のカードはREKIと組んでイージス中森、八島静香と対戦。しかしSPZタッグ王者&TWWA王者の2冠王となったイージス中森が自信満々のファイト。ライラ神威の力攻めを受けきる。そして八島を招き入れてのサンドイッチラリアット。

「あー、UZEEEEEEE」

ライラ神威、タイガードライバーで振り切ってREKIにタッチ。ここでREKIと八島の局面。しかしREKI、八島のタックルでどこか痛めたのか八島とは少し手合わせしただけでライラにタッチ、

「なめんな!!」

25分過ぎ、八島がスタミナの切れたライラ神威を抱えあげてパワーボム!これはREKIのカットに救われたが、そのREKIがイージス中森に捕まって場外乱闘へ連れ出される。

―コノヤロウ・・・

ライラ神威が起き上がってきたときにはすでに八島が走りこんでいた。
体当たり命中。これでカウント3が入った。

「アークソ!!」
勝負タイム27分5秒、ライラ神威が8期後輩の八島にフォールを許してしまった。

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セミファイナルはノエル白石対ナイトメア神威。次期SPZ挑戦権のことを考えるとお互い負けられない。ナイトメア神威の狂乱ファイト、しかしノエル白石は涼しい顔して受けてしまう。この人に吉田龍子のような殺気と闘争心があったらどれだけ凄いレスラーになっていただろうか。

「たっ」

豪腕をブーンと府って裏拳。これでブチキレたナイトメア神威、裏投げで叩きつける。
しかしノエル白石、フォールを2.5で返して起き上がり、再度裏拳。豪腕をブーン。
崩れ落ちるナイトメア神威、これで3カウント。勝負タイム23分49秒の激戦だった。セミとセミ前が大熱戦だったのでいいプロレスの興行。

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そしてメインイベントSPZ選手権、王者コンバット斉藤に挑むのはジェナメガライト。
下馬評では実力は互角。お互いに相手をKOする術を持っている。

―殴って蹴るしかない。相手を弱らせないとあのジャーマンを食らってしまう・・・

まず掌底をばきばき当ててペースをつかもうとするC斉藤、しかしメガライトも実力者、動きをよく見て組み付いてボディスラム。この流れだけで場内沸く。

―ならば、
コンバット斉藤、掌底と見せかけて頭突き。

―うっ。
これでぐらついたメガライトに、振りかぶってするどい裏拳。N白石のようにモーションは大きくないがスピードがある。

がすっ!
「ウガガガガ・・・」
頭を押さえてもがくメガライト。そこへ組み付いてデスバレーボム。これでカウント3が入った。勝負タイム21分35秒、コンバット斉藤が完勝。2度目の防衛に成功。

2008年9月 8日 (月)

第500回 札幌に消ゆ

26年目12月スノーエンジェルシリーズ

第4戦九州ドーム大会、メインはSPZ選手権。先月のタッグリーグを全勝で制したナイトメア神威、REKI組に対するは故障明けのSPZ本隊ノエル白石、イージス中森。

「ナイトメア神威とREKIはタッグチームとしてのバランスがいいんですよ」

吉田龍子社長が解説。

「やっぱりタッグチームの理想形はどこからでも勝てることだと思います、昔の殺人魚雷コンビみたく」

「そうですね」
実況は大日本テレビの伊藤啓アナ。若手だが流れるような話しぶりが好評で森アナの後任となった。

「となるとナイトメア神威の暴走狂乱ファイトはすごいですし、REKIは実力的には一歩落ちますが農鳥というウイニングショットを持ってますからね、」

放送席で吉田龍子が解説しているうちに試合が動き出した。

「UAAAAAAAAA」

「・・・・・・・・・・・っ」
ナイトメア神威が強引にパワーボムを狙ったがノエル白石がリバースで返す。この人は力があるのでこうした芸当はたやすい。

これで全身を強く打ったナイトメア神威、REKIにタッチした。REKIも何とか動き回り新蛇抜をねらうが、

んっと・・・
ノエル白石、パワーボムで切り返す。何たる身体能力。これで全身を強く打ったREKI,、そして・・
「お客さんが必殺技やれって・・・」
ノエル白石STO、動けなくなったREKI、しかしナイトメア神威がカット。お互い決め切れないまま長期戦になった。

最後はタイムアップ間近、4人が入り乱れる乱戦。これはこれで面白い。ノエル白石がREKIを場外乱闘に連れ出す。そして残り20秒の時点でイージス中森がふらつくナイトメア神威をストレッチプラムに捕らえた。

「あーっと、ここでストレッチプラーム、ストレッチプラーム、ナイトメア神威抜けられるか、時間はどうだどうだ、場外ではREKIがつかまっている、どうだ、どうだ、どうだ、アーダメだー、ナイトメア神威タップしたー」

勝負タイム60分0秒。4選手の死闘が終わった。場内に轟くSPZコール。本隊チームがタッグベルトを奪還した。

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SPZ世界タッグ選手権

ノエル白石、○イージス中森(60分0秒、ストレッチプラム)ナイトメア神威×、REKI

王者組が4度目の防衛に失敗、ノエル白石、A中森組が56代王者となる

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シリーズ第7戦は札幌どさんこドーム大会。

第2試合で野村つばさ対斉藤彰子、

26期生の斉藤彰子、まだまだシングルマッチでは全然ダメで、アイドルレスラー野村つばさに一方的に攻められて8分44秒、ボディスラムでフォール負け。

どさんこドーム大会メインはあばしりタッグ戦。

王者ライラ神威(17期)、ハリケーン神田(25期)に対するはハムルシアター、ジェシービートン組。いつものようにハリケーン神田がベルトを1本だけ巻いて入場・・・と思いきや、

(ライラ神威が持っていたベルトはネットオークションで売却したらしい)

ライラ神威がなんとダンボール製のベルトを肩にかけて入場。ごていねいにアルミホイルまで貼って「あばしり」とヘタウマな字で書いてある。ドームのファンは爆笑。

「あの、クソ、バカ・・・」

吉田社長が本部席で怒りまくる。タイトルマッチを愚弄するとは何事だ。

「えー、この試合は、横浜市戸塚区のメイド喫茶『あばしり』が認定するタッグ選手権試合であることを認定する、喫茶あばしり店長、鈴波かすり」

わざわざ札幌まで来てもらった喫茶あばしり・鈴波店長による認定証の朗読のあとチャンピオンベルトの返還。なんとライラはそのままダンボールベルトを鈴波店長に渡した。

「ども~、がんばってね~」

天然ボケなのか事前に話ができてたのか鈴波店長、ダンボールベルトをそのまま受け取ってしまう!これでダンボールベルトがベルト管理者に認定されてしまった。頭を抱えて本部席に突っ伏す吉田社長。

―あたし、もう社長辞めたい・・・

試合が始まるやライラ神威とハムルがものすごい殴り合いを演じた、札幌のファンはヒートアップ。

ー多分これが最後の地元、壊れてもいい、とことんやる・・・

「ウルアアアアア!!」

17期生のライラ神威、痛む腰でカムイエクウチカウシ、ハムルシアターをたたきつけた。もうデビュー9年半なのに破天荒なファイトスタイルは変わらない。

往年の迫力はなく形は崩れているものの札幌のファンは大歓声。しかしハムルシアター、カウント2で返して、裏拳で反撃、

「くっ・・・・」

頭がクラっとしたライラ神威、ここでH神田にタッチ。外人組もJビートンにスイッチ。

しかしここでJビートンが意地をを見せた。

「揺るげマット、揺るげ、観客!」

H神田に組み付いてノーザン2連発。これでハリケーン神田は3カウントを喫した。ライラ神威のカットは阻まれた。勝負タイム36分26秒、王座移動。

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あばしりタッグ選手権試合(60分1本勝負)

ハムル・シアター、○ジェシービートン(35分26秒、ノーザンライトスープレックスホールド)ライラ神威、ハリケーン神田×

第43代王者が3度目の防衛に失敗、ハムル組が44代王者となる

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「はい、お疲れー」

鈴波店長、さすがに正規のベルトを1本、外人チームに手渡す。新王者の2人が並んで1本のベルトを掲げた。このあとあばしりタッグのベルトはもう1本制作されることになった・・・
「コノクソボケ!北海道はアタシの地元なんだぞ、恥かかせやがって、」

試合が終わるやライラ神威はダウンしたままのH神田に蹴りを入れたあと、暴れながら退場。

本部席にはダンボール製ベルトが転がっていた・・・

2008年9月 7日 (日)

第499回 大阪で大事件

26年目12月

12月シリーズ、スノーエンジェルシリーズ開幕。ドーム級の会場を回る利益稼ぎシリーズ。

「うあ・・がはっ・・・」

第1戦名古屋大会控室、ジェナ・メガライトのベリートゥバックをまともに食らった斉藤彰子がのびていた。時折ピクピクと痙攣している。

この日のセミ前、コンバット斉藤と組んでメガライト、シンディーと対戦した際に案の定狙われてしまい、C斉藤が場外に連れ出されている間にやられてしまった。

まだ受け身に難がある斉藤彰子、まともに食らってそのまま失神フォール負け。起き上がれるはずもなくタンカで運ばれた。空手経験者は攻めは上手いのだがどうしても投げ技をもらったときの受けに難がある。外人組はそこまで読んでいたのだ。

「コンバットサイトー!サイタマドーム!ツギ、オマエガコーナルゼ!」

失神した斉藤を指差しながらメガライトがマイクアピール。最終戦のさいたまドームでSPZベルトを賭けての一騎打ちが組まれている。

メインイベントが始まっても控室で動けない斉藤彰子、コンバット斉藤が声をかける。

「これがプロレスの恐ろしさだ、分かったか?」

「・・・もっと、・・・・強くなりたい・・・」

負けてタンカで運ばれるほどブザマな負け方はない。

名古屋大会メインはヒューイットお嬢様にREKI(20期)が挑むGWA選手権。
「決める」

REKIの農鳥2発、新蛇抜を受けきったヒューイットお嬢様が反撃開始

「散りなさい」

ハイキック、フェイスクラッシャーと畳み掛けてカウント3奪取。勝負タイム28分46秒これでベルト持って越年決定。いくらSPZサイドが対戦相手を選んでいるといっても46回目の防衛というのはたいしたもの。

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第2戦はなにわパワフルドーム大会。

「大阪では喧嘩ファイトが受ける」

SPZも旗揚げ26年になるのでその辺の機微はよく分かっていて、セミには

コンバット斉藤、斉藤彰子VSライラ神威ナイトメア神威

といったデインジャラスなカードが組まれた。
「コーナーで見てろ。あたしが2人ともカタす」

先発のコンバット斉藤が指示する。リーグ戦のとき同様2人まとめて始末する意向だ。しかし、ベテラン選手のライラ神威は相当動きが落ちているのでなんとか蹴りまくってコーナーに下がらせたが、ナイトメア神威の狂乱ファイトは強い。デインジャラスなバックドロップ。コンバット斉藤頭からマットへ。

―この!!
コンバット斉藤もキレタのかナイトメア神威を場外に連れ出してまず見せない鉄柱攻撃。大阪のファンはウォォォとものすごい歓声。

「グワアアアア」
思いもよらぬ攻撃でのびてしまうナイトメア神威。これでライラ神威が孤立。

「くらえっ!」
怒りのコンバット斉藤、ライラにジェットスマッシュ!

―がはっ・・・
フォールこそカウント2で返したもののライラ神威、目がうつろだ。

「彰子!お前が決めろ!!」
「はいっ!!」

タッチを受けて出てきた斉藤彰子、弱りきったライラに組み付いて、膝蹴りを叩き込んだ。そのままフォール。

わん、とぅ、スリー。

ええええええええええええええええ!!

「よし、勝った・・・」

大阪のファンは大歓声、18分43秒のケンカファイトの末、新人の斉藤彰子がC斉藤の援護があったとはいえDFの首魁、ライラ神威から3カウントを奪ったのである。

「まあ、流れですよ。流れでたまたまそうなっただけ。これであの子がテングになっても困りますし」

斉藤彰子、デビュー半年で後半の試合に放り込まれ、名古屋・大阪の2日で地獄と天国を味わった。これもプロレス。

どよめきが残るままメインのTWWA戦、王者ジェナ・メガライト対挑戦者イージス中森。

20期のイージス中森、ファイトスタイルが玄人好みで派手な技がなく、本隊でもノエル白石に次ぐ2番手の扱いとあってSPZベルトに挑戦したこともない。しかしこの日はメガライト相手に健闘。パワーを真っ向からさばいて、最後はメガライトが疲れてきたのを見るやストレッチプラム!

「ギブアップ・・・」

大阪のファン、えええええの歓声。イージス中森が最強外人・メガライトに勝ってしまってTWWAベルト奪取。R北条レフェリーがA中森の腰にベルトを巻く。

「よく頑張ったな」

このまま中堅選手として現役生活を終わるかと思われていた20期生のイージス中森が大きい仕事をやってのけた。

2008年9月 6日 (土)

第498回 26年目11月SPZタッグリーグ(下)

26年目11月 SPZタッグリーグ

第7戦は幕張大会。

Jメガライト○、DGマスク(6点、ベリートゥバック 14.15)ハムル、パトリシア×(2点)

J・メガライトのベリートゥバック猛威。今夜の犠牲者はパトリシアルイスだった・・・

ローズ、Fローズ1号(10点、ハイキックからの片エビ固め14.15)C斉藤、斉藤彰子×(8点

コンバット斉藤はヒューイットお嬢様とは相性がよくない。打撃戦のコンバット斉藤に対してオールラウンドタイプのヒューイットお嬢様だとどうしてもC斉藤のペースにならない。攻め手が見つからず斉藤彰子にタッチ。

しかし斉藤彰子も懸命にしのいで、裏拳をファントムローズに叩き込む。ここで再びコンバット斉藤VSヒューイットお嬢様の局面。

中盤しつこくヒューイットお嬢様のコブラツイスト攻め。そしてフェイスクラッシャー、そしてまたコブラツイスト。硬軟取り混ぜた攻撃にC斉藤たじたじ。たまらず斉藤彰子にスイッチ。

「ハイ、遊び終わりネ」
ヒューイットお嬢様、斉藤彰子にハイキックを叩き込んであっさりカウント3奪取。1敗同士の対決を制した。

カミスワ、Jビートン○(4点、パイルドライバーからの片エビ固め17.43)シンディー×、キャシー(4点)

カミスワとキャシーが熱い攻防を繰り広げる。脇固めで腕を取ろうとするキャシー。しかしカミスワもドロップキックで反撃。じれたキャシーウォンはシンディーにタッチ。

しかしカミスワネックブリーカーでキャシーも追い込む、最後は余力十分のビートンにタッチし、ビートンがパイルドライバーで勝利。日米カントリータッグが2勝目をゲット。

N神威○、REKI(12点、ギロチンドロップからの片エビ固め16.40)S千春×、M千秋(2点)

「ブザマな姿さらすがいい」
マーメイド千秋、比較的攻めやすいREKIを狙ってフィッシャーマンバスター、パイルドライバーと猛攻をかけるが、REKIも農鳥で応戦。悪役対決・幕張のメインは燃え上がった。
しかし最後はセイレーン千春の攻めを受けきったナイトメア神威がパワーボム炸裂。

―・・・・ダメだ返せない。

動けないセイレーン千春。しかしマーメイド千秋がカット。しかしREKIがうまく場外戦に連れ出した。この辺のインサイドワークはさすが。

リング上まだ起き上がれないセイレーン千春。ナイトメア神威がトドメのギロチンドロップ。これで終了。チャンピオンチーム全勝キープ。

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最終戦は横スペ大会。
「あー、どうなることかと思ったけどそこそこ盛り上がったまま最終戦まで来たねえ」
第1試合はスカーレット小縞対野村つばさ。スカーレット小縞もそこそこ攻めるのだが、野村がダイビングプレス一発で逆転勝利。このあたりはさすが。勝負タイム10分16秒。

第2試合からタッグリーグ公式戦。。ケンドーカミスワ、Jビートン対ハムルシアター、パトリシアルイス。

ハムル、パトリシア○(4点、裏拳からの片エビ固め 27.51)カミスワ、Jビートン×(4点)
「はっ」
カミスワのジャーマンが炸裂。しかしパトリシアうまく場外へ逃げる。このあたりはさすが常連外人のうまさ。ケンドーカミスワ、こんどはハムルを追撃、ネックブリーカーで弱らせて腕ひしぎ。しかしパトリシアがカット。最後は出ずっぱりのカミスワがビートンにタッチしたところを狙われ、パトリシアの掌底でビートンが沈んでしまった。勝負タイム27分51秒の激戦。最後は4人ともグロッキー状態だった。

Jメガライト○、DGマスク(8点、キャプチュード 9.44)S千春×、M千秋(2点)
メガライト強い。悪役姉妹なすすべなし。

キャシー○、シンディー(6点、ラリアットからの片エビ固め18.43)C斉藤、斉藤×(8点)

優勝の望みがなくなった斉藤組、しかし前半の4連勝であわやと思わせたところはさすが、この日は強豪ウォン姉妹と対戦。やはり中盤、斉藤彰子が捕まってしまうが何とかドロップキックを打って脱出、姉につなぐ。

そのあとはコンバット斉藤がウォン姉妹の二人を相手に暴れたが、キャシーウォンも実力者、サソリ固めでコンバット斉藤の動きを止めてのダブルパワーボム。

「うう・・・」
コンバット斉藤、これは2.8で返したもののこうなっては斉藤彰子にタッチせざるを得なくなった。斉藤もドロップキック2連発と健闘したものの

「ヤッ」
キャシーウォンのラリアットに散った。斉藤彰子のタッグリーグ初陣は4勝3敗で幕を閉じた。

N神威、REKI○(14点、農鳥からの片エビ固め15.40)ローズ、Fローズ1号×(10点)

ここまで全勝のN神威組と1敗でここまでやってきたヒューイット一家。リーグ最終戦メインの試合は盛り上がった。しかしナイトメアが暴れREKIが流れを作る王者チームが徐々に優位に。

「ウラアア!!」

バックドロップでダメージを受けたファントムローズ1号、頭を押さえながら起き上がった瞬間、REKIの農鳥が急降下で降ってきた。
ぐああっ!
迎撃態勢が出来てなかったのでまともに食らってしまう。そのまま押さえ込まれてカウント3が入った。これでナイトメア神威・REKI組みの優勝が決定!!

「ウォーウォウォーー!!」
珍しく雄たけびを上げるナイトメア神威。
「うむ・・・・」
REKIもポーカーフェースで賞金を受け取る。タッグリーグ優勝は初めてのことである。
敗れたヒューイット一家だが、他に有力なチームがなかったこともあり堂々の準優勝。6年ぶりに2位に食い込んだ。

2008年9月 5日 (金)

第497回 26年目11月SPZタッグリーグ(中)

26年目11月 SPZタッグリーグ(中篇)

第4戦は茨城カシマ大会。
ハムル、パトリシア○(2点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 14.01)S千春×、M千秋(0点)

あばしりタッグをめぐって激闘を繰り広げてきた両チームの対決。双方互角の攻防だったが最後は分断作戦に成功したパトリシア組が勝利。

C斉藤○、斉藤彰子(6点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 13.45)カミスワ、Jビートン×(0点)

「COUNTRY POWER!!」
ジェシービートン、渾身のノーザンがコンバット斉藤をたじろがす。コンバット斉藤、たまらず斉藤彰子にタッチ。

「いまだ潰せ・・・」

相手チーム総攻撃、懸命に耐える斉藤彰子。15歳の大試練。やられながらも何とか間合いを取ってコンバット斉藤にタッチ。これで姉が燃えないはずがない

「ハーーーーッ!」

ジェットスマッシュ炸裂。ビートンを一撃で潰した。これで斉藤姉妹まさかの3連勝。しかしこのあとは世界トップクラスの強豪との対戦が続く・・・

ローズ○、Fローズ1号(4点、シャイニングウィザードからの片エビ固め16.11)シンディー×、キャシー(2点)

ヒューイット一家が2勝目。シャイニングウィザードでかっこよく決めた。

N神威○、REKI(6点、合体パワーボムからのエビ固めb20.16)Jメガライト、DGマスク×(4点)

2連勝同士の対戦。メガライトのパワーに苦しんだ王者チームだったが、格落ちのディスガイズマスクを捕まえて、合体パワーボムでしとめた。

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第5戦は宇都宮大会。
S千春、M千秋○(2点、合体パイルドライバーからの片エビ固め25.42)カミスワ、Jビートン×(0点)

予想通り3連敗の混成タッグ。この日も悪役姉妹タッグの連係に苦戦を強いられる。
「食らえ!」
マーメイド千秋のバックドロップでビートンの動きが止まる。そこへ合体パイル。これで試合終了。25分の激闘を制した悪役姉妹が初白星。

C斉藤、斉藤彰子(8点、合体パワーボムからの片エビ固め 9.27)Jメガライト、DGマスク×(4点)

クレバーな外人組は試合前に既に完璧な作戦を立てていた。

「アタシがアノコンバットの動きを投げて止めるから、お前はあのグリーンガールをシトメロ」
「アイアイサー」

要するにC斉藤をメガライトが担当し、斉藤彰子をディスガイズが担当するという役割分担だ。しかしタッグマッチは作戦通りの展開に行く方が例外だ。

先発したコンバット斉藤が新人に負担をかけるわけには行かないと矢面に立ったファイト。早い段階でジェットスマッシュを繰り出し、メガライトを蹴り倒してしまう。

「ウググ・・シバラク頼む」
DGマスクが出てきた。しかしコンバット斉藤一気の攻め、あっという間にDGマスクを追い込んで最後は斉藤彰子を呼び込んで合体パワーボム。

「彰子、逆カット!」

指示を出してからカバー。カットに入ったメガライトの突進を懸命に食い止める斉藤。これで3カウント。9分あまりで最強外人メガライト組をやっつけてしまったコンバット斉藤の奮闘に拍手。

「長期戦をやったらこのチームは負けます。どうせ負けるなら最初から全速で飛ばそうと思いました」

さすがに息を弾ませつつコメントするC斉藤。これで無傷の4連勝。まさかまさかまさか。しかし残る相手はヒューイット一家、ウォン姉妹、チャンピオンチームと強敵ぞろい・・・

「優勝!?無理無理ですよ。(賞金の)60万円?考えてもいませんよ!」

ローズ○、Fローズ1号(6点、バスターローズからの片エビ固め)ハムル、パトリシア×(2点)

外人対決はヒューイット一家が制した。これで1敗をキープ。

N神威、REKI○(8点、農鳥からの片エビ固め 20.46)シンディー、キャシー×(2点)

暴走しまくるナイトメア神威、流れをきっちりつくるREKI,役割分担が出来ている。外人チームのラフファイトをしのいで最後はREKIが伝家の宝刀、農鳥で勝利。これで4連勝。

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第6戦は群馬アリーナ大会。優勝争いも佳境。
カミスワ○、Jビートン(2点、ジャーマンSH 9.45)Jメガライト、DGマスク×(4点)

前半はメガライト組のペース。ビートンがつかまってしまうが、9分過ぎにビートンがなにやら叫んでから強烈なノーザンをDGマスクをたたきこんだ。そしてカミスワにタッチ。カミスワトドメのジャーマン。見事なスープレックスの競演でDGマスクを沈め、これでリーグ戦初白星。

「VICTORY!!」

満面笑顔のビートンさん。カミスワはいつものようにリング上で一礼してから退場。

シンディー○、キャシー(4点、ブレーンバスターからの片エビ固め13.40)ハムル、パトリシア(2点)

外人対決はウォン姉妹が制した。

ローズ○、Fローズ1号(8点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 15.04)S千春×、M千秋(2点)

ヒューイット一家が手堅く闘って1敗キープ。やはり実力微妙のS千春が捕まってしまった・・・

N神威、REKI○(10点、ダブルインパクトからの体固め15.01)C斉藤×、斉藤彰子(8点)

全勝同士の対決。まさか斉藤姉妹が無傷の4連勝で来るとは想定外の展開。捕まらずにC斉藤につないだ斉藤彰子の頑張り、そしてC斉藤の全部片付けるんだという獅子奮迅の活躍、そして時の運が合わさってここまで来た。しかし今日の相手はチャンピオンチーム。

さすがに相手チームの好連係に翻弄される。しかしコンバット斉藤、本気でタッグ王者狩りをねらっていた。DFを抜けてもライラ神威型の強行突破型思考パターンが出ている。

―いかにあの子を出させないかが鍵だ。

「ハァーーッツ!」
10分過ぎに早くもジェットスマッシュ、そしてミサイルキック。これでナイトメア神威を戦闘不能に追い込むも、直後にREKIが出てきてコンバット斉藤を捕らえてフェイスクラッシャー2連発、打撃では分が悪いのですばやさで勝負してくるあたりさすがDFの核弾頭。

「ぐわあっ・・・・」
「姉さん!!」

コーナーからタッチを求める斉藤彰子。しかしコンバット斉藤はタッチしなかった。

―いまのあんたが、本気になったあの2人を相手したら壊れる。あたしの戦いをよく見ておけ。
コンバット斉藤、起き上がったときにはもうREKIが飛んでいた。
そして農鳥が炸裂。

「・・・・・・・・・・!!」

REKI,ナイトメア神威を呼び込んで、自らはコーナー最上段に登りダブルインパクト!!
頭からマットに落っこちたコンバット斉藤、返せるわけもなく3カウントを聞いた。

「・・・・・・」
ダウンしたままピクピクと痙攣するコンバット斉藤。試合後のリング上は騒ぎになった。

―あたしを出させまいとして・・・・ここまで・・・

いまの斉藤彰子がダブルインパクトなんぞ食らったらそれこそ死んでしまうであろう。分かっていたコンバット斉藤は自分で技をすべて受けてやられる覚悟が出来ていたのか。

―もっと強くなって、こんどは自分の力でメインに立ってみせる・・・

数分後、コンバット斉藤、なんとか起き上がってセコンド陣に抱えられて退場。ものすごい拍手が飛んだ。
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リーグ戦、残り2戦の段階でナイトメア神威組が全勝で単独トップ、1敗でヒューイット一家、斉藤姉妹が追う展開(続きます)

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(筆者より、あと3回・・・・・・・・・)

2008年9月 4日 (木)

第496回 26年目11月SPZタッグリーグ(上)

26年目11月
「オマイガーーー」

今野役員が頭を抱え込む。
タッグリーグの季節だが、ライラ神威、ノエル白石、イージス中森、ハリケーン神田、八島静香の5人が負傷欠場。SPZマッチメイク委員会は紛糾した。SPZの役員どもが夜通し、出場選手の選定とタッグの組み合わせで、コーヒーをがぶ飲みしオールレーズンをかじりながらの話し合いが続いた。

でもって、タッグリーグ出場チームは以下の通りとなった。

ナイトメア神威、REKI(タッグ王者チーム)

セイレーン千春、マーメイド千秋(悪役姉妹)

コンバット斉藤、斉藤彰子(斉藤姉妹)

ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号(ヒューイット一家)

ジェナ・メガライト、ディスガイズマスク(TWWA代表)

ハムル・シアター、パトリシアルイス(GWA代表)

キャシーウォン、シンディーウォン(ウォン姉妹)

ケンドーカミスワ、Jビートン(混成タッグ)

2戦目の盛岡大会からリーグ戦開始。

C斉藤、斉藤○(2点、ニーリフトからの片エビ固め10.23)S千春×、M千秋

斉藤姉妹が白星発進。先発のコンバット斉藤が蹴り連打で悪役姉妹をボコボコにのした後、斉藤彰子がトドメのニーリフト。内容はどうあれ新人の斉藤彰子が4年先輩のS千春にフォール勝ち・・・

コンバット斉藤は笑顔でコメント。

「まあ幸先いいですね。でも今回は彰子のために出ますよ。優勝はまあ無理でしょうけど」

Jメガライト○、DGマスク(2点、ベリートゥバック 12.41)キャシー×、シンディー

メガライト組が白星発進。最後は恐怖のベリートゥバック。

ローズ○、Fローズ1号(2点、バスターローズからの片エビ固め 23.53)カミスワ、Jビートン

急造タッグ対ヒューイット一家ではタッグチームとしての完成度に差がありすぎる。カミスワも善戦したのだが最後はJビートンがつかまってしまってバスターローズに散った。

N神威○、REKI(2点、タイガードライバー 11.48)ハムル、パトリシア×

「白石さんも中森さんもいないこの大会、すべて勝って当たり前・・・」
REKIは気いが入っていた。パートナーのN神威はいつもの狂乱ファイト。格下外人2名など容赦しない。あっけなくパトリシアを沈めた。

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第3戦は山形大会。

C斉藤○、斉藤(4点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 11.32)ハムル×、パトリシア(0点)

「今日の相手は強豪外人だ。出番はないと思って。」

コンバット斉藤、一人で全部やるつもりでリングへ向かった。しかし外人チームも考えることは同じ。

「何とかシテコンバットの動きを止めればチャンスが出てくる」

外人組みが粘りのファイト、コンバット斉藤、息を整えるためにいったん斉藤彰子にタッチ。
5分過ぎ斉藤彰子登場、ハムルのラリアットに頭からマットへ。まだこの選手受けが下手だ。
「あ・・・がっ」
それでも懸命に組み付いてニーリフトで反撃。

「ウグ・・・」
これで怯んだハムル。斉藤彰子そのスキにコンバット斉藤にタッチ。そのまま斉藤彰子は場外でのびてしまった。

「ハーッ!」
コンバット斉藤、まずコーナーのパトリシアを不意打ちの裏拳で場外転落させてから、ハムルをあっさりとジェットスマッシュでしとめて終了。

ワアアア・・・
斉藤彰子、場外で横たわったままゴングを聞いた。そのあとリングアナのコールで自軍の勝利を知る。これで斉藤姉妹幸先のよい2連勝。

「まあ、運がよかったのでしょう、彰子が沈みませんでしたから、そこは褒めてあげないと」

シンディー、キャシー○(2点、キャプチュード 11.57)S千春×、M千秋(0点)

ウォン姉妹が悪役姉妹を撃破。キャシーウォン、実力者ぶりを発揮してキャプチュードでトドメ。

Jメガライト○、DGマスク(4点、ベリートゥバック 14.21)ローズ、Fローズ1号×(2点

最強外人チーム同士の対決はメガライト組に凱歌。2夜連続のベリートゥバック。戦慄。

N神威、REKI○(4点、ジャンピングニーからの片エビ固め14.03)カミスワ、Jビートン×(0点)
欠場者が5人出たためカミスワが緊急帰国してリーグ戦に参戦。しかし急造タッグではいかんともしがたく、最後はビートンがつかまってしまって終了。

第26回SPZタッグリーグ戦、リーグ戦2試合を消化して2連勝はナイトメア神威組、メガライト組、そして斉藤姉妹・・・・(続きます)

2008年9月 3日 (水)

第495回 裏切り者には制裁を

26年目10月

「ライラさん・・・・あたしは・・・DFを・・・抜ける」

第1戦山口大会の試合後、勝った勢いで本隊の選手をぶん殴りまくるライラ神威にコンバット斉藤がマイクでひとこと。

「ケッ、武藤がいなくなったからヒロインになろうってのか?好きにしろ、だが分かってんだろうな、裏切り者は制裁だ。」

いよいよSPZマットも武藤なきあとの対立構造の再編成が動き始めた。これを受けたSPZマッチメイク委員会、シリーズ後半戦のカードを組み直した。

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第3戦鳥取大会、ローズヒューイットV45達成。GWAベルトがかかるとこの人強い。ハムルシアターの挑戦をパワーボムで退けた。

第4戦神戸大会メインイベント。この試合がコンバット斉藤DFからの卒業試合。

ライラ神威、コンバット斉藤対ノエル白石、イージス中森。

コンバット斉藤は「悪の空手家」としてのギミックで売りだすために、ライラ神威率いる悪役のDF入りさせたのだが、首魁のライラ神威を実力で上回り、団体エースの武藤めぐみにも正面切って勝てるようになってからはDFのエースとなっていた。

しかし武藤が引退し善玉のエースが消えたので、斉藤彰子とのタッグを組ませて善玉に転向させようと考えたのであった。

「はいっ!」

コンバット斉藤のニーリフトがイージス中森を捕らえる。そしてライラ神威が登場するが、やはり動きがかなり悪くなっており、ノエル白石にいいように攻め込まれてしまう。なんとか振り切ってコンバット斉藤につなぐ。

「一気に決める!」

コンバット斉藤のジェットスマッシュ。これでイージス中森の動きが止まった。
「ライラさん!」
 「ちっしょうがねえなあ」
ライラ神威、リングインしてイージス中森を肩車する。コンバット斉藤コーナー最上段に登ってダイビングラリアット!

ドォーン!
ダブルインパクト炸裂。勝負タイム28分15秒、コンバット斉藤のDF最後の試合は終わった。

試合後、コンバット斉藤が頭を下げてライラ神威と握手。

「今までありがとうございました」

「ふん、まあ本隊でも暴れろや。倍がえししてやっから」

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第6戦石川大会、善玉転向したコンバット斉藤がDFと対決。
ナイトメア神威、REKI対コンバット斉藤、斉藤彰子。

「ぐわあっ!」
しかし新人の斉藤彰子、相手にならない。早々と場外で伸びてしまった。

となるとコンバット斉藤が現タッグ王者チームの集中砲火を浴びてしまって、最後は17分23秒、REKIの新蛇抜に丸め込まれて3カウントを喫した。この選手が武藤以外の日本人選手にフォール負けを喫するのも久しぶりだ。

石川大会メインはあばしりタッグ戦。王者ライラ神威、ハリケーン神田に挑むのは悪役姉妹セイレーン千春マーメイド千秋。例によって賭けられたあばしりベルトは1本だけ。(先月ライラ神威がネットオークションで売却した)

ライラ神威はヒール同士の対戦に気乗りしない様子だったが、やっているうちに熱くなってセイレーン千春にカムイエクウチカウシ。続けてハリケーン神田を呼び込んでの合体パイル。これでセイレーン千春を沈めて2度目の防衛に成功。勝負タイム36分5秒。

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第7戦高岡大会。セミファイナルはライラ神威対コンバット斉藤の一騎打ち。Sクラでは対戦したことがあったが、通常カードでシングル対決するのはおそらく初めて。

裏切り者には死の制裁を。

これは古今東西どこの悪の組織でも鉄則である。

「斉藤さんよ、いちおう私もDFの頭だからケジメはつけさせてもらうよ」

DFの首魁、ライラ神威がマイクで制裁予告。これは血なまぐさい事になるのか。

しかしゴングが鳴るやコンバット斉藤の蹴り連打。ライラ神威サンドバッグ状態。ブレーンバスターの力比べが唯一の見せ場。

「はいっ!」
最後はミサイルキックでトドメ。勝負タイム11分1秒。

コンバット斉藤がケジメのシングルマッチに勝利。

富山大会メインはSPZタッグ戦。王者ナイトメア神威、REKIに対するはローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号組。ヒューイットお嬢様のパワーファイトに苦しだが、ファントムローズ1号を捕らえて、ナイトメア神威が強烈な逆片エビ固め。

ぐいぐいぐい!

「ギャアアアア・・・・」
ファントムローズ1号の身体が弓なりに・・・たちまちギブアップの意思表示。勝負タイム28分58秒。王者組が3度目の防衛に成功。

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最終戦は新日本ドーム大会。相変わらず超満員の観客で埋まった。

第1試合は斉藤彰子対野村つばさ。
「せいっ!」
斉藤の裏拳2連発が野村をたじろがす。
―いける、今回はいける・・・
ドロップキックで追い打ち、しかし野村はカウント2でクリアして、さきに立ち上がり、
「これが私のとっておき!」
コーナー最上段からのダイビングプレス。これであえなく3カウント。8期先輩の野村には勝てない。勝負タイム9分34秒。
―くっ、もっと耐久力をつけないと・・・

第2試合はスカーレット小縞対ミスティアマスク。スカーレット小縞がラリアットで追い込んだが、最後はミスティアマスクが逆転のジャーマン。これで3カウント。勝負タイム7分39秒。

第3試合は25期生コンビ、ハリケーン神田、八島静香組対セイレーン千春マーメイド千秋。25期生二人もよく動き回ったが、だんだん悪役姉妹に押されていって、最後はセイレーン千春の延髄斬りにH神田がやられてしまった。勝負タイム13分54秒。

外人同士のタッグマッチをはさんで、セミファイナルはノエル白石、イージス中森対ライラ神威、REKI.ライラ神威がつかまってしまい、イージス中森のストレッチプラムにあえなくギブアップ。勝負タイム11分13秒、あっさりと終わった。

そしてメインのSPZ戦、新王者コンバット斉藤の初防衛戦の相手はDFのナイトメア神威。SPZタイトル初挑戦。

「UKYAAAAAAAA―――」
ナイトメア神威の狂乱ファイトを真正面からさばいていくコンバット斉藤。裏拳でぶん殴って優位に立つ。
「ほーっ!」
飛燕脚、そしてジェットスマッシュ。殺人フルコースを食らったナイトメア神威、完全に沈黙。これで3カウントが入った。勝負タイム22分55秒。初防衛に成功。

2008年9月 2日 (火)

第494回 売り払われたベルト

26年目9月
9月シリーズ「ライトニングシリーズ」開幕。

第3戦徳島大会メインでGWA選手権。不倒防衛記録を更新し続けるヒューイットお嬢様、今回の挑戦者はSPZ22期のマーメイド千秋。

「いきますわよ」
ローズヒューイット、力の差を見せつける様なファイト。マーメイド千秋も地力はつけてきたのだが世界の一流選手にはまだまだ及ばないのか。13分54秒、パワーボムに屈した。これでヒューイットお嬢様、44度目の防衛に成功。

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シリーズ第6戦・奈良大会。

第1試合は斉藤彰子対野村つばさ。あのコンバット斉藤の妹ということで鳴り物入りで入門した斉藤、プロの壁でやはり苦戦している。この日もアイドルレスラー野村つばさの軽快な動きに翻弄されるが・・・

「せえいっ」
ニーリフト炸裂。空手仕込みだけあって本格的だ。
「うがががが・・・」
腹を押さえてもがき苦しむ野村、しかし何とかアームホイップで投げてダイビングプレス!そしてブレーンバスター。

「があ・・・っ」
そのまま押さえ込んで3カウント。アイドルレスラー野村がかろうじて逆転勝利を収めた。斉藤彰子、何回か投げられるともう動けなくなる。この辺は受け身の練習不足としかいいようがない。

第2試合は八島静香対スカーレット小縞。八島静香、ヤンキー姉ちゃんギミックもだいぶ板についてきて、新人のスカーレット小縞を圧倒。わずか6分24秒、パワーボムで片付けて終了。

第3試合もシングルマッチ。ミスティアマスク対アネットデュラム。ミスティアマスクが果敢に攻めて、9分2秒、バックドロップで勝利。その試合が終わると休憩。

休憩明け第4試合、ナイトメア神威、REKIのSPZタッグ王者チームの悪役タッグが登場。対戦相手はローズヒューイット&ファントムローズ1号。ゴングと同時にREKIがナイトメア神威の拘束ベルトをとく。とたんに暴れだすナイトメア神威。場内どよめく。
しかし今シリーズのヒューイットお嬢様は調子がいい。GWAベルトの防衛回数も伸ばしのびのびとファイト。バスターローズでN神威の動きを止めてしまう。残ったREKIもハイキックで昏倒させる。

しかしつなぐファントムローズ1号が弱い。なんとか息を吹き返したREKIの農鳥1発でグロッキー状態に。立て続けにラリアットが入って3カウント。オーノーと頭を抱えるヒューイットお嬢様。勝負タイム19分19秒の激戦。

セミファイナルのタッグマッチ、本隊のN白石、イージス中森に対するはコンバット斉藤、マーメイド千秋の悪役タッグ。
「はっ」

新潟大会でSPZタッグへの挑戦が決まっているA中森とN白石、こんなところで急造タッグには負けられない。逆にそれがプレッシャーになってしまったのかイージス中森が捕まってしまう。なんとか耐え切ってノエル白石につないだが、ノエルもコンバット斉藤に蹴りまくられてしまう。

「えっと・・・」

それでもM千秋が出てきたところをノエル白石が捕まえて、なんとかSTO,パワーボムの波状攻撃で沈めた。勝負タイム22分21秒。この試合もいい勝負となった。

メインは久々開催のあばしりタッグ戦。ハリケーン神田はベルトを肩にかけて入場したが、ライラ神威は手ぶらで入場。いまさらこんなベルトいらねえよという意思表示か。

「ライラ、ベルトはどうした?」

ヒャーハハハハ知るかそんなの、この間ネットオークションでウッパラっちまったよ。けっこういい金になったぜ」

本当にやりやがったのか・・・
吉田龍子社長の額に怒りの四つ角マークが。かくて賭けられたベルトが1本だけのあばしりタッグ戦が始まった。

対戦相手は実力派外人、ジェシービートン&パトリシアルイス。

ライラ神威が一通り暴れまくってから、
「あいつら弱すぎだ、神ちゃん、遊んでやれや」

ハリケーン神田も外人組の攻めをしのいで、最後はライラ神威を迎え入れて合体パワーボム!これでパトリシアを沈めた。勝負タイム22分8秒。王者組が初防衛に成功。

***************************

第7戦新潟大会、メインはSPZタッグ戦。

王者ナイトメア神威、REKIに対するはSPZ本隊のノエル白石、イージス中森。

しかしナイトメア神威の狂乱ファイトにノエル白石手を焼く。挑戦者組、細かいタッチワークで応戦するが・・・

「ヒャーーーーーーーー!!」
恐ろしい叫び声を上げてのパワーボム!イージス中森なんとか2.8で返すが目がうつろ。ノエル白石にタッチするのが手一杯。しかし30分過ぎ、ようやくナイトメア神威の動きが止まった。狂乱ファイトのギミックにも時間制限はあるらしい。代わってREKIが出てきてつなごうとするがノエル白石の頭突きを食らってしまう。最後は4人が入り乱れる攻防の中、

「消えろ」

REKI農鳥。視界からいったん消えて上から急降下爆撃してくるのだからたまらない。ノエル白石まともに食らって3カウント。51分26秒の死闘は悪役コンビが制した。

「・・・・・・・・・・」
「ウヒャアアアアーー」

ナイトメア神威、疲れているのだが強がって奇声を上げる。見上げたプロ根性。

***************************

最終戦はさいたまドーム大会。メインはSPZ選手権、王者ローズヒューイットに挑むのはコンバット斉藤。

「勝ってチャンピオンベルトを奪い返します」

午後8時22分、ゴング。

「かいせつの吉田さん、どちらが有利でしょうか」

「んー、まあコンバット斉藤選手ですかねえ。しかしヒューイット選手も実力は世界トップクラスですからどう転ぶかは運とか流れとかもありますからねえ・・・」

―ガンガン蹴ってく。捕まえられるのを恐れずに!

コンバット斉藤、ローリングソバットからの飛燕脚。今回は蹴って蹴って蹴りまくる戦法に出た。ヒューイットお嬢様もタックルやステップキック、ラリアットで反撃したので盛り上がった。

「せいっ」
コンバット斉藤、コーナー最上段に上がってミサイルキック。REKIの農鳥のような高さ速さはないが、重さがある。ハデに吹っ飛ぶヒューイットお嬢様。そのまま押さえ込んで3カウント。25分1秒、コンバット斉藤が王座奪還に成功。

2008年9月 1日 (月)

第493回 26年目8月 SPZクライマックス(下)

第26回SPZクライマックス

第7戦はなにわパワフルドーム大会。
A中森(6点、ノーザンライトSH 14.29)REKI(6点)

シード権確保のためにはもう負けられないイージス中森。果敢に攻める。ブレーンバスターを連発して攻め込む。REKI,軽量の悲しさ、つかまって投げまくられると防戦一方。最後はノーザンライト2連発に散った。
「あと、1勝・・・」

N白石(6点、ニーリフトからの片エビ固め 14.24)S千春(0点)

マアこの顔合わせならN白石の楽勝。スクラップバスターでガンガン投げつけて、セイレーン千春に適度に攻めさせてから最後は核の違いを見せつけるかのようにニーリフトで悶絶させて終了。セイレーン千春6連敗・・・

M千秋(6点、STF 12.16)N神威(6点)

ナイトメア神威の狂乱ファイトをしのぎきったM千秋、フィッシャーマンバスターでダウンさせたところを上に乗って、初公開のSTF。これであのN神威からギブアップを奪った。これでシード権争いも苛烈になってきた・・・

C斉藤(12点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 10.46)R神威(6点)

ー相手が大先輩でも・・・、リングに上がれば関係ないです。

DFの総帥を掌底でばきばきぶん殴ってゆく。そして早めのジェットスマッシュ!当たりが浅いと見るや追い打ちの裏拳!大きく吹っ飛ぶR神威。それでもR神威諦めずカムイエクウチカウシを見せる。しかし余裕を持って返したC斉藤、デスバレーで叩きつけて起き上がってきたところを、

ガコッ!

ズバッと決まったジェットスマッシュ、。ピクリとも動かないライラ神威。そのままフォールして3カウントが入った。これでコンバット斉藤2年ぶり2度目のSPZクライマックス優勝が決定。

*********************

最終戦横スペ大会。C斉藤とS千春を除く6人が6点で並んでおりシード権争い(7点以上または4位以内)は大激戦となった。

REKI(8点、新蛇抜からのエビ固め 13.51)M千秋(6点)

SPZクライマックス初出場のマーメイド千秋、1勝3敗から後半追い上げてA中森、N神威を連破したのは凄い。この勢いでREKIにぶつかってゆく。

「せぇぇい!」
フロントスープレックスでREKIを追い込んでゆく。しかしREKIも

「ふっ」
スピード感あるDDTで反撃,

「いってーなオラ」

マーメイド千秋ジャンピングニー、最後の1勝を取りに行くが

「消えろ」
REKI,ここで農鳥。空中からの一撃を食らってうずくまるM千秋、起き上がったところをREKIがうまくからみつく。

新蛇抜が決まり、これで3カウント。REKIがシード権を確保した。

A中森(8点、ノーザンライトSH17.14)R神威(6点)

ーライラさんも虚勢を張っているけど、肉体的にはボロボロのはず、レスラーを9年以上やっていて荒っぽいファイトをしているから。長期戦に持ち込めば隙ができる。

イージス中森、エルボーやアームホイップでじわじわと攻める。ライラ神威、一昨日の大阪でジェットスマッシュを食らった影響か、動きがかなり悪い。ズルズルとイージス中森に攻め込まれてしまう。

「クソオオオ!」

ライラ神威、カムイエクウチカウシで反撃するが単発。最後はやはりライラがスタミナ切れを起こしてしまい、そこをイージス中森に突かれてしまい、ノーザンで叩きつけられて3カウントを喫した。

「いい試合でした」
イージス中森もこれでシード権を守った。

N神威(8点、バックドロップからの片エビ固め13.51)S千春(0点)

6点のN神威、だが今日の相手は連敗街道まっしぐらのS千春なのでまあ安パイ。いつもどおりの狂乱ファイトを見せ、場外戦でも荒々しい攻撃でセイレーン千春を圧倒し、最後は強烈なバックドロップ。これで3カウント。ナイトメア神威もシード権を守った。

C斉藤(14点、デスバレーボムからの片エビ固め 15.44)N白石(6点)

すでに優勝を決めているC斉藤、シード権確保のためにはなんとしても勝ちたいN白石。しかしコンバット斉藤の掌底が顔面に入りN白石流血。これでちょっとムッとしたのかN白石がスクラップバスター、STOで攻めに出るが、受けきったコンバット斉藤が反撃開始。ブレーンバスターを連発して追い込み、最後はデスバレーボム。

「優勝か・・・まだまだもっと上を目指さないと」

2年ぶり2度目の優勝を成し遂げたコンバット斉藤には賞状と金一封、そして副賞としてハイクオリティコンポが贈られた。

2位には8点でREKI,N神威、A中森が入ったが、直接対決で勝っているN神威が準優勝扱いとなり「横浜中華街のお食事券」が贈られた。

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