外伝 あきらめなければ、夢はかなう(1)
筆者より、本業激務のためリプレイの進行が止まっておりますので、今日からしばらくギムレット美月の外伝でお茶を濁させていただきます。あしからずご了承願います。
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レッスルエンジェルス サバイバー
プレイ日誌のようなもの 外伝
ギムレット美月の「それから」FINAL
・・・とうとう、ここまで、きた・・・・
2036年12月1日夕刻、東京調布の甲州街道沿いにに新設なった小規模プロレス会場「ギムレットホール」の入り口に並ぶプロレスファンを眺めて、八重樫美月(ギムレットオフィス社長)は感慨にふけっていた。
現役を引退して9年あまり、自分の理想とするプロレス会場を建設し、その家賃収入で食べていこうとする計略がようやく実を結んだ。物件取得費や建設費を稼ぐためにいろいろ無茶もやった。総合格闘技のリングに上がったり金網デスマッチで闘ったり写真週刊誌に水着グラビアを撮られたり。まさに身体を張って夢の実現にこぎつけた。
やっとの思いで完成させたギムレットホール、建築費を浮かせるために300坪の閉店した家電量販店を居抜きで取得したため、ギムレットホールは一風変わったプロレス会場になった。南側がひな壇で、中央北よりに固定リングが設置された。北側と東西の客席は数列。北側の列の中央をぶち抜いて花道を作り、少しでも派手にしようと思い赤いじゅうたんを敷いた。西側のレジカウンターの部分はそのまま残し、グッズ売り場と売店に改造した。年代物のPOSレジもそのまま残してある。
北側の奥はバックヤードと事務所と休憩室があり、半分をギムレットオフィスの本社オフィス、残り半分を控室とシャワー室に改造した。シートをゆったりとした映画館タイプのものにしたため最大収容人数は800名となった。
ーああ、眠い・・・・
ここ数日、電気関係やら装飾関係で多くの業者が出入りしたため、八重樫社長は泊まりこみ続きであり、ようやく完工の日を迎えたが、こんどはプロレスラーとしての戦いが待っていた・・・・
「ギムレットホール完成をアピールするために、まずこけら落とし興行をドカンと打ちましょう」
いろいろお世話になった経営コンサルタントの先生から助言されたので、ギムレットホール旗揚げ興行は既存団体に貸さず自前で、「主催 ギムレットオフィス」でやることになった。もっとも工事費で資金をほぼ使い果たしてしまったので、ポスターは手製、チケットも当日券手売りのみとなった。
それでも「元SPZの知性派プロレスラーがプロデュースした会場のこけら落とし」ということもあって反応は上々だった。入り口には模造紙で作った横断幕がががが。
「ギムレットホール グランドオープン記念タッグトーナメント」
(続く!)
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