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2008年12月15日 (月)

蔵出し原稿4・プロレス観戦2001年1月

仕事方面でビッグトラブルが発生し帰宅が遅くなってしまったので、リプレイはお休みし、蔵出し原稿(プロレス観戦記)でお茶を濁します。

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蔵出し原稿4

2001年1月12日 熊谷市立市民体育館 全日本プロレス興行

仕事が休みの日に、たまたま全日本が首都圏の体育館で興行を行うので、ローソンチケットで6,000円のリングサイド席を購入(前から2列目)した。1月上旬の寒い日、私は武蔵野線と埼京線、高崎線を乗り継いで熊谷へ向かった。駅前のモスバーガーで腹ごしらえをした後、市民体育館へ向かう。あろうことか体育館のスペースを半分に区切って、リングと観客席が設営されていた。このあたりにも現在の全日本の窮状が窺える。

さて午後6時半。ゴングがならされた後、木原リングアナが上がって試合順をコールする。アリーナも2階席も観客の入りはまばらで、1,000人も入っていないものと思われた。

第一試合 ジャイアント・キマラ 対 愚乱・浪花

異色派対決。入場シーンだけでも面白い。浪花は「♪とれとれピチピチカニ料理~」でおなじみの「カニ道楽」のテーマで入場。浪花は大阪出身?のカニの覆面をかぶった軽量レスラーであり、阪神タイガースの法被を着て入場。そのあと、アフリカのサバンナっぽい音楽が流れ「アーアーーアアアアアーアーッ!」という歌?に乗ってキマラが入場してきた。

リングアナのコールの後、キマラがコスチュームを脱ぐ。さすがに間近で見るとデカイ。パンフレットによれば体重は170kgだという。対する浪花は98kg。闘う前から勝敗は見えていた。案の定キマラが浪花をいいように痛ぶり、浪花の見せ場はお決まりの「ロープかに歩き」くらいしかなかったと思う。10分経過後、グロッギー状態になった浪花をランニングボディプレスで圧殺。3カウントを奪われた浪花はダメージが大きくセコンドにおぶってもらいながら帰った。キマラは「まだ暴れたりないぜ」とばかりにリングをタテヨコに走りまわった後、退場した。

第二試合 ハロウィン ダミアン666 シコシス 対 ダークネス・ドラゴン 望月亨 神田裕之

闘龍門勢とメキシコ人レスラーのルチャ対決。闘龍門チームはキックボードに乗りながら入場。シコシス達3人はプロレス会場らしくないホワーンとしたメキシコ音楽?に乗って入場。

6人がめまぐるしく動き回る展開が続いたが、メキシコ人勢のチームワークが意外に良く、ベテランのダミアンがうまく連係をまとめていた。最後も倒れた神田の上に、ダミアンが「ハロウイン!シコシス!」と叫び、3人が立て続けにトップロープからダイビングエルボーやギロチンを浴びせ、最後に飛んだダミアンがフォールを奪った。

「ダミアン覚えてろこのやろう!」捨て台詞を残しつつ頭を押さえ退場する神田たち。なかなかイキのいいレスラーである。

第三試合 ジョニー・スミス 対 ザ・セッドマン

「やっとレスラーらしいのが出てきたな」との声も聞かれた。ごつい身体の外人同士の激突である。スミスは「スピードTKリミックス」のテーマで入場。試合はスミスがセッドマンを自分の得意な関節技・寝技に引きずり込み、セッドマンは苦痛な声を上げながら、やられっぱなしであった。後半やっとセッドマンが反撃に転じたが、試合中に右目のまぶたを切ってしまうアクシデント。この異変を察知したスミスが素早く、腕極めフェースロックでギブアップを奪い試合終了。個人的にはスミスの上手さが見られて、今日のベストマッチであった。

ここで休憩。

第四試合 垣原賢人 長井満也 対 太陽ケア ジョージ・ハインズ

休憩明けの試合。まず垣原・長井が「UWFメインテーマ」に乗って入場。そのあとケア・ハインズの外人組が入場。試合は垣原・長井のキックが目立った。ハインズも2段げりで応戦。最後はチームワークに勝る垣原組が、上手く分断に成功。長井がケアを場外に連れ出す間に、垣原が孤立したハインズからカッキーカッターでフォール勝ち。

第五試合 セミファイナル 天龍源一郎 奥村茂雄 対 渕正信 荒谷信孝

このあたりになってくると館内の興奮が高まってくる。「デンジャーゾーン」のテーマで渕、荒谷が入場。そのあと「サンダーストーム」のテーマにのって天龍と奥村が入場。いささか古い感じのするの音楽だが、それがかえって風格を感じさせる。試合は渕が奥村を、天龍が荒谷をいたぶるベテラン対若手の展開となった。

渕と天龍の対決はほとんどなかった。渕がせこい・ずるい反則をレフェリーの死角をついて奥村に仕掛けると、コーナーに控えている天龍が怒鳴って抗議する。そんな展開が10分ほど続いた後、奥村と荒谷の攻防となり、スキをついてコーナーにいた天龍が荒谷の頭に強烈な蹴りを不意打ちで見舞い、荒谷が弱ったこのチャンスをのがさず奥村がエクスプロイダー(秋山準が得意にしている変形の受け身の取りづらい投げ技)を決め、カウント3奪取。あっけない結末に思えたが、それだけ天龍が巧かったのであろう。

メインイベント 馳浩 マイク・バートン ジム・スティール 対 川田利明 モハメドヨネ 土方隆司

いよいよメインイベント。馳浩のテーマに乗って外人二人と馳が入場。つづいてHoly Warが響き渡り、川田とモハメドヨネ、土方が入場。衆議院議員でもある馳がその政治力で外人二人とトリオを結成。川田のパートナーはバトラーツから来たヨネと土方ではちょっと分が悪いか。試合は序盤は馳がヨネ、土方の攻撃を受ける。

「このエロ国会議員!」などと暴言を吐きながら馳に殴る蹴るの攻撃を加える土方。馳が攻撃を受けたあと、外人にスイッチ。こうなると土方がつかまってしまう。スティールは近くで見ると筋骨隆々、脚が普通の人間の胴回りほどもある。土方が重量感あるバートン、スティールの攻撃を受け、グロッキー状態に。

そして馳の見せ場、ジャイアントスイングが決まる。20回以上も回されてしまう。どうにか川田にタッチして、川田がキック等で反撃するも、タッチが続いて土方が出てきた所で外人・馳組が勝負に出て川田とヨネを場外に落とし、孤立した土方にスティールが決め技の「ターボドロップ2(スティールが怪力を利して相手を抱え上げ、そのまま空中で回転させながら叩き落すという荒技)」を決めて、試合は終わった。

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