第628回 31年目11月 SPZタッグリーグ(下)
31年目11月 SPZタッグリーグ戦
第5戦は福島大会。
斉藤○、中江(6点、ラリアットからの片エビ固め 23.17)キャシー、ブルック×(0点)
斉藤組も6点目、優勝争いについていった、最後はブルックウォンが強引にラリアットを狙ったところをうまくかわして、逆にラリアットをスパーンと入れて勝利。斉藤彰子もだんだんプロレスがうまくなってきた。
M祐希子○、S真鍋(6点、ニーリフトからの片エビ固め 14.50)N神威×、M千秋(2点)
マイティ祐希子がPDFの二人をひとりでやっつけました。以上。
ジェーン○、DGマスク(4点、キャプチュード 13.51)ロゼ×、Wローズ1号(4点)
外人同士の対戦はジェーン組みに凱歌が上がった。
霧島、藤原○(6点、合体パイルドライバーからの片エビ固め23.12)八島、H神田×(4点)
1敗同士の対戦は霧島組が制した。霧島レイラが持ち前のブルファイトで25期生コンビを蹴散らし、最後は合体技がズバリ。
*****************************
第6戦は宇都宮大会。
M祐希子○、S真鍋(8点、タイガーSH 7.24)キャシー、ブルック×
サキュバス真鍋、出番なし。マイティ祐希子があっという間にブルックを追い込んでタイガーSHでトドメ。祐希子組が驚異の1敗キープ。
八島○、H神田(6点、デスバレーボムからの片エビ固め 11.04)ジェーン、DGマスク×(4点)
八島組がうまいこと分断作戦を成功させて3勝目をゲット。
ロゼ、Wローズ1号○(6点、ジャンピングニーからの片エビ固め 29.48)斉藤、中江×(6点)
斉藤彰子がヒューイット一家の連携に苦しむ。変わった中江も形勢を挽回できなかった。よく粘ったものの最後は乱戦の中、ワイルドローズ1号のジャンピングニーに敗北。
霧島、藤原○(8点、JOサイクロン 23.35 )N神威、M千秋×(2点)
革命軍コンビも1敗をキープ。力の落ちたPDFなど敵ではなかった。
*************************
第7戦は幕張大会。
M祐希子○、S真鍋(10点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 9.56)ジェーン、DGマスク×(4点)
力任せに投げまくってくるジェーンはマイティ祐希子がシングルでも手こずる相手。しかしこの日は格落ちのDGマスクが出てきたところを一気に決めた。これでなんとトップタイのまま最終戦になだれ込む展開。
ロゼ○、Wローズ1号(8点、バスターローズからの片エビ固め 11.02)N神威、M千秋×(2点)
ロゼ様がバスターローズを炸裂させて4勝目をゲット。
キャシー、ブルック○(2点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め 24.31)八島、H神田×(6点)
25期生コンビまさかの敗北。これで逆転Vの目が消えた。ハリケーン神田がブルックのフェイスクラッシャー2発でフォール負け・・・
霧島、藤原○(10点、バックドロップからの片エビ固め 18.19)斉藤、中江×(6点)
健闘した中江だったが、霧島のブルファイトで疲労した後に藤原のバックドロップを食らってしまってはいかんともしがたく・・・
革命軍コンビ、これで祐希子組と並ぶ10点で横スペ大会へ。
***************************
最終戦横スペ大会。
ジェーン○、DGマスク(6点、ベリートゥバック 14.32)キャシー×、ブルック(2点)
けっきょくジェーン組は6点でリーグ戦を終えた。パートナーのディスガイズマスクが踏ん張りきれなかったので、優勝争いに踏みとどまる事はできなかった・・・
M祐希子○、S真鍋(12点、ムーンサルトプレスからの体固め 20.06)斉藤、中江×(6点)
祐希子組がセミ前に登場。マイティ祐希子の出ずっぱりとサキュバス真鍋の踏ん張りで、優勝争いのトップのままここまで来た。本拠地横スペのファンは大声援。
この日も斉藤中江の二人を相手に奮闘。なんというスタミナ。中盤出てきたサキュバス真鍋もひと暴れだけしてさっと引く。若手はなかなかこれができない。
「よしっ!行くよーーーーッ!!」
そして再度出てきたマイティ祐希子が鮮やかにシャイニングウィザード。これはカウント2.9で返した中江だったが立て続けにムーンサルトを食らって終了。祐希子組が驚異の6勝1敗でリーグ戦を走破。
八島○、H神田(8点、パワーボムからのエビ固め 14.35)N神威×、M千秋(2点)
セミファイナルは25期生コンビが白星。八島が力押しでN神威を退けた。元タッグ王者のPDFチーム、まさかの2点・・・
霧島○、藤原(12点、ラリアットからの片エビ固め 23.38)ロゼ、Wローズ1号×(8点)
メインは大激戦。ロゼ様の多彩な攻めに苦しんだ革命軍チームだったが、
「祐希子と真鍋に優勝させるわけには行かないんだ!!」
なんとか革命軍コンビが分断作戦を成功させて、ワイルドローズ1号をしとめた。
「ハァハァ、ハッハァ、勝ったぞ!!」
メイン終了後、15分のインターバルを置いて優勝決定戦。1敗の2チームが激突。セミ前の登場で休養が取れているマイティ祐希子組、メインで23分やって連戦の革命軍。
*************************
M祐希子○、S真鍋(タイガーSH 10.15)霧島、藤原×
「祐希子をある程度、追い込むしかない」
とにかく革命軍チーム、優勝のためにはサキュバス真鍋をとっ捕まえて仕留めるほかない。
・・・あんな三下以下がパートナーでもタッグリーグで優勝できるんだったら、革命軍の名折れである。
霧島レイラそう考えてM祐希子にぶつかっていったが、祐希子も一気の攻め。メインの激闘で藤原が弱っている事を読みきっている。藤原をあっという間に追い込んで、タイガースープレックスで完勝。なんということだ。
憮然として引き揚げる霧島レイラ。マットに転がる藤原和美(次期エース?)、右手を突き上げるマイティ祐希子、決定戦ではカットプレーしかやっていないのにしししっとほくそ笑むサキュバス真鍋・・・
メイン終了後、表彰式。準優勝の革命軍チームは欠席したので副賞の「もも缶詰め合わせ」は後日手渡された。今野役員からやー、どーもどーもとトロフィーを受け取るマイティ祐希子、いよいよ大横綱の雰囲気が出てきた・・・
優勝したM祐希子とサキュバス真鍋には賞状と賞金60万円、副賞としてノートパソコンが贈られた。
「にゃはは♪」
サキュバス真鍋、半分の30万円をもらってにんまり。まだ入門2年目なのでこの臨時収入はでかい。
« 第627回 31年目11月 SPZタッグリーグ(上) | トップページ | 第629回 何回やっても何回やっても »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント