第647回 32年目9月 爆裂さいたま決戦
32年目9月
マイティ祐希子が右ひざ負傷で欠場。
従って締まらない9月シリーズとなった。まあ新設なったアイドル商会(サキュバス真鍋・藤島瞳・早瀬葵)の3人が前座戦線を盛り上げているのが救い。
第6戦新潟大会で久々開催のあばしりタッグ戦。王者ナイトメア神威、グリズリー山本に挑むのはアニービーチ、ジョディビートンの新鋭外人コンビ。
ナイトメア神威は入院明けで本調子ではないのでグリズリー山本が前面に立って暴れ回るが、ジョディもSPZマットで実績を残そうとグリズリー山本のガタイをブレンバスターで投げきる。
ドオオオオオ
「・・・・・・・」
ナイトメア神威が救援に出てくる。アニービーチに狙いを定めてスクラップバスター、そしてグリズリー山本に指示を出して合体パイル。さすが元SPZ王者だけあって要領はいい。が、すぐに息切れしてしまい、アニーのミサイルキックを食らってしまう。
昔はこの程度の外人などあっという間に片付けていたのだが、時の流れは残酷。ほうほうのていでグリズリーにタッチ。
しかしグリズリー山本、本当に力をつけた。アニーをラフファイトでずたずたにしてから体重の乗ったチョップ。アニーはこの一撃で戦闘意欲をなくしてカウント3を奪われた。
勝負タイム22分30秒、王者組みが2度目の防衛に成功。
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最終戦はさいたまドーム大会。あいかわらずのSPZ人気。
「ぬ、ああああああっ!」
第1試合、新人の葛城早苗が一方的にブルックウォンにいたぶられて、最後はえぐい角度の逆片エビ固め。これは危険と判断した伊達レフェリーが試合を止めた。勝負タイム7分44秒。
第2試合、サキュバス真鍋、藤島瞳、早瀬葵の「アイドル商会」3人が登場。対アニービーチ、ファントムローズ2号、ジョディビートン。しかしあっさりと早瀬がつかまってしまい。ファントムローズ2号のミサイルキックで敗北。勝負タイム7分32秒。
休憩前の第3試合には最古参のナイトメア神威が登場。対戦相手は26期のスカーレット小縞。
しかしナイトメア神威、往年の狂乱ファイトは影を潜め、スカ小に試合のペースを握られっぱなし、なんとかパワーボム、バックドロップ、地獄落としで反撃したが、入院生活の影響かスタミナ切れを起こしてしまい動けない。
そこへスカ小が走ってきて、シャイニングウィザード!これでカウント3が入った。勝負タイム12分32秒。
休憩明けの試合もシングルマッチ。グリズリー山本対RIKKA。グリズリーがパワーで圧倒し、裏拳ブーン。これは痛い。コンバット斉藤のような鋭さはないが力まかせなので痛い。これでRIKKAの動きが止まり、DDTで終了。勝負タイム13分31秒。
セミファイナルは八島静香、ハリケーン神田対斉藤彰子、中江里奈、SPZタッグの元王者同士が対戦。
やや動きが落ち始めている25期生コンビだが、そこは連係でカバー。そして八島が無類の打たれ強さ。試合は長引いた。しかし八島が斉藤の蹴りまくりで頭を打ったのか、グロッキー状態になって戦線離脱。代わったH神田も斉藤のジェットスマッシュを食らって昏倒。最後は合体パワーボムで斉藤組に凱歌が上がった。勝負タイム27分38秒の熱戦。
メインイベントはSPZタッグ戦。王者霧島レイラ、藤島和美に挑むのはジェーンメガライト、マユリシアターの外人コンビ。
久々登場のジェーン強い。霧島レイラをベリートゥバックで投げてペースを狂わせる。ならばと藤原が出てくるが、マユリのハイキックをもらってよたよた状態、しかし最後はかろうじて分断作戦を成功させ、合体パイルでマユリを退けた。勝負タイム29分4秒。
「あ、危なかった・・・・」
タッグ王者がかろうじて防衛に成功した。
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