第650回 32年目12月藤島瞳の大試練?(下)
32年目11月 ウルトラタッグリーグ戦
第5戦は宇都宮大会。
M祐希子○、藤島(6点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 17.42)N神威×、G山本(4点)
マイティ祐希子が悪の連係に苦しんだものの、藤島が懸命にフォローした事もあって、なんとかナイトメア神威をシャイニングウィザードで仕留めて3勝目を挙げた。
中江○、斉藤(6点、パワーボムからのエビ固め 19.05)RIKKA、葛城×(2点)
新人の葛城早苗が懸命の応戦を見せる。斉藤の打撃を食らっても引かない。宇都宮のファンは盛り上がった。この頑張りに触発されたRIKKAも農鳥を繰り出すなど奮闘、しかし最後は分断作戦を成功させて、ものすごいパワーボムを葛城に決めて終了・・・
ジェーン○、アニー(4点、ベリートゥバック 11.58)ブルック×、ブリジット(0点)
ジェーン組が2勝目。外人同士の対戦を制した。
霧島、藤原(8点、JOサイクロン24.47)八島、H神田(2点)
革命軍コンビが怒涛の攻め。しかし25期生コンビもH神田がゴッドハンドを繰り出すなど反撃。激闘に終止符を打ったのは藤原のJOサイクロンだった。
*****************************
第6戦は群馬大会。
○M祐希子、藤島(8点、ニーリフトからの片エビ固め 11.01)斉藤、中江×(6点)
1敗同士の対戦。優勝争いに生き残りをかけた対決。
「祐希子さんを怯ませる。そしたら勝ったも同然」
それができれば苦労しないのだ。けっきょく中江がつかまってしまって3カウント。
八島、H神田○(4点、ゴッドハンドからの片エビ固め22.46)ブルック×、ブリジット(0点)
25期生コンビも2勝目。ウォン一族ノッチワークに手こずったものの、最後はゴッドハンドがズバリ命中。
ジェーン○、アニー(6点、パイルドライバーからの片エビ固め15.42)N神威×、G山本(4点)
「ウォオオオオオオ」
ジェーンのベリートゥバックでグリズリー山本悶絶。頭から落とされたのでG山本の体重を考えるとこれは痛い。これでナイトメア神威が孤立。あとはもうナイトメア神威がズルズルとやられてしまった・・・
霧島○、藤原(10点、裏投げからの片エビ固め 12.46)RIKKA,葛城×(2点)
RIKKAは革命軍の霧島、藤原と同門対決。しかしだんだん押されていって、葛城にタッチせざるを得ない状況になってしまう。新人の葛城もよく粘ったのだが、霧島レイラの壁はいかんともしがたく、裏投げに散った・・・
******************************
第7戦は幕張コンベンションホール大会。
斉藤○、中江(8点、合体パワーボムからのエビ固め15.36)ブルック×、ブリジット(0点)
斉藤彰子が蹴りまくってウォン一族を退治した。これで4勝目
ジェーン○、アニー(8点、エルボーからの片エビ固め 15.25)RIKKA、葛城×(2点)
葛城早苗試練のシリーズ。この日もジェーンのキャプチュードを食らって悶絶。RIKKAが奮闘するも2対1ではどうにもならず、13分過ぎに再度、葛城が登場。もうこのあとは公開処刑。ジェーンのバックドロップを自力で返したシーンは沸いたが、直後のエルボーは返せなかった。
M祐希子○、藤島(10点、ラリアットからの片エビ固め 22.35)八島、H神田×(4点)
「ゼェ、ゼェ・・・」
22分もひとりで戦い抜いたマイティ祐希子。あの25期生コンビをひとりでカタ付けてしまった・・・
霧島、藤原○(12点、パイルドライバーからの片エビ固め 18.07)N神威、G山本×(4点)
グリズリー山本の攻めを正面から受けきった霧島レイラ、強烈なラリアットでグロッキーに追い込んでから藤原にタッチ。そして藤原がパイルドライバーを決めて任務完了。これで無傷の6連勝のまま最終戦横スペへなだれ込む。
*******************************
そして最終戦横スペ大会。
ブルック○、ブリジット(2点、ステップキックからの片エビ固め 16.56)M祐希子、藤島×(10点)
最終戦という事で?藤島にも若干の出番があった。ブルックウォンの打撃を耐えて藤島がドロップキックで反撃。これだけで沸く。そしていい流れでM祐希子にスイッチ。しかしここまで0点のウォン一族も懸命の攻め。試合は盛り上がった。M祐希子、勝負をかけたムーンサルトはブリジットにカットされた。
これで攻め手の無くなったM祐希子、たまらず藤島にタッチしたが、そこを見逃すウォン一族ではなかった。ブルックウォンが電光石火の速さでステップキックで蹴りつけて3カウント。最終戦で初白星を挙げた。
これでメインを待たずして霧島組の優勝が決まった。
斉藤○、中江(10点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 15.29)N神威、G山本×(4点)
グリズリー山本、試練のリーグ戦、最後はジェットスマッシュだった・・・
八島○、H神田(6点、延髄斬りからの片エビ固め 23.32)RIKKA,葛城×(2点)
星の上がらなかったRIKKA組だが、デビュー7ヶ月そこらの葛城早苗にとってこの経験は大きいはず。この日は25期生コンビの重厚な攻めに苦しむ。RIKKAが懸命に応戦したが最後には息切れ。となると葛城があっさり捕まってしまう。八島が延髄で仕留めた。それでも23分あまりのいい勝負。
霧島○、藤原(14点、ジャンピングニーからの片エビ固め 16.03)ジェーン、アニー×(8点)
すでに優勝を決めている霧島組、堂々のファイトを見せて最後は分断作戦をズバリ。ひとり格落ちのアニーを退けた。
「任務完了しましたッ!!」
「まあ、こんなものでしょう。」
優勝した霧島・藤原組には賞金60万円と副賞のブランドバッグ、準優勝は10点だが直接対決で勝っているM祐希子、藤島組となり、副賞の「ももかん」が贈られた。
« 第649回 藤島瞳の大試練?(上) | トップページ | 第651回 32年目12月 スノーエンジェルシリーズ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント