第652回 あの藤島瞳がSPZタッグ挑戦!!
第6戦大阪なにわパワフルドーム大会。
「ええええええええ!!」
第1試合で新人の葛城早苗が2期先輩のサキュバス真鍋にフォール勝ちという波乱が、掌底をごっすんごっすん撃っていったらサキュバス真鍋が倒れてしまった・・・
大阪ではケンカが受けるということで、大阪大会メインは藤原和美対中江里奈の28期生対決を組んだ。今回の対決は藤原が18分23秒、バックドロップで勝利。
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第7戦京都大会で問題のカード、SPZタッグ選手権。
王者霧島レイラ、藤原和美組に挑むのは、なんと、マイティ祐希子、藤島瞳組。
「タッグリーグ2位だったんだからねえ、組まないわけには行かないんだよねえ、ハハハハハッハ」
SPZの吉田社長はそんなことを言っていたが、ネタとして組んだのは間違いない。ドームで組むのははばかられたので京都でさりげなく組んだのもその現れ。まあ藤島瞳の地元なので声援をパワーにしてくれれば・・・
「うわああああーーーー」
5分過ぎに出てきた藤島瞳がいきなり捕まってしまって、霧島の容赦ないラリアットを食らってしまう。ああダメかと思われたが、間一髪M祐希子がカット。
「ワァーーーッ!」
懸命にドロップキックで一矢報いて、そのあとM祐希子にタッチしたが、藤島瞳、そのまま場外で伸びてしまった。京都のファンは地元スターの悲壮な奮闘に大声援、
で、そのあとマイティ祐希子がローンバトル。しかし霧島レイラもうたれ強く、ちょっとやそっとでは転ばない。息が乱れたところを藤原のバックドロップ、霧島のラリアット2連発を食らってしまってマイティ祐希子大ピンチ。
「覚悟っ」
最後は藤原を呼び込んでのサンドイッチラリアット。これでマイティ祐希子から3カウントを奪った。30分近くひとりで戦い続けたM祐希子だったがついに力尽きた。王者組が3度目の防衛に成功。
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最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合で葛城早苗登場、ブルックウォンに9分33秒、フロントスープレックスで敗北。さすがにこのクラスの中堅外人相手となるとまだまだひねられてしまう。
第2試合は外人対決。ブリジットウォンがアニービーチを一方的に攻めてネックブリーカーで3カウント。勝負タイム12分32秒。
第3試合は藤島瞳対ワイルドローズ1号。昨日の京都で玉砕した藤島瞳、精彩のないファイト。あっけなくファントムローズ1号のエルボーに3カウントを喫した。勝負タイム7分4秒。その試合が終わると休憩。
休憩明けの第4試合、あばしり王者チームが登場。グリズリー山本、ナイトメア神威対スカーレット小縞、サキュバス真鍋。この試合は盛り上がった。グリズリー山本の猛攻に耐えてスカ小がラリアット一撃。
「ぐわあっ」
鋭い一振りにたじろぐG山本。しかしここで大先輩のナイトメア神威がやってきて、疲れきったS小縞をボコボコに。最後は久しぶりに見せた大技、フィッシャーマンバスターでスカ小をしとめた。勝負タイム20分52秒。
セミ前は25期生コンビ(八島さん&ハリケーン神田)登場。対戦相手はジェーンメガライト&ディスガイズマスク組。ジェーンのパワーに手こずった25期生コンビだったが、最後は分断作戦を成功させ、15分57秒、格落ちのディスガイズを八島がタックルで退けた。
セミファイナルは藤原和美、RIKKA対斉藤彰子、中江里奈組。
「はっ」
藤原のバックドロップがモロに決まった。斉藤彰子頭からマットへ。26分7秒、これで3カウントが入った。
さいたまドーム大会、メインイベントはSPZ選手権。
王者マイティ祐希子に対するは霧島レイラ。
このカード、そこそこいい勝負となるのだが、長期戦になるとどうしても霧島レイラの集中力が切れてしまって大技をもらってしまうというのが最近のパターン。この日も中盤までは互角だったのだが、バックドロップを食らってから動きが落ちた延髄、ダイビングプレスで動きを止められ、ニーリフト炸裂。
「ぐふ・・・・・」
霧島レイラ悶絶。すかさず押さえ込んだマイティ祐希子、これで3カウントを奪い10度目の防衛に成功。不敗記録も36に伸ばした。勝負タイム22分13秒。
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