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2009年3月17日 (火)

第638回 中江里奈7番勝負

レッスルエンジェルスサバイバー 
プレイ日誌のようなもの
「輝くエッセンシャルS」
32年目4月

「山口県に運動神経のいい金の卵がいます」

スカウト担当役員井上霧子が報告、吉田社長と今野役員は山口へ飛んでさっそく口説いた。SPZもマイティ祐希子の次のエースを真剣に育成せねばならない。
「是非SPZで活躍してください、ギャラが契約金として1500万、ファイトマネーがワンマッチこのぐらいで・・」

かくて葛城早苗が32期生として入団。

「将来の事考えるとあと1人くらい入れておきたいね」

ということでSPZは新人テストを実施して、合格ラインに達したのが佐賀県からやってきたという早瀬葵ちゃん15歳。面接で動機を聞いたところ稼げるからという理由・・・ということで採用。

4月シリーズ 旗揚げ31周年記念バトルグランデ 開幕。

初戦どさんこドーム大会、葛城早苗デビュー戦。相手は1期先輩の藤島瞳。

―みんなが、私を、見ている・・・

葛城早苗、初めてのリングに緊張してしまい、藤島瞳にいいようにやられてしまい。7分22秒、ミサイルキックにフォール負け。

「やっと勝てた・・・でも新人だとねぇ・・・」
藤島瞳、プロ入りシングル初勝利。

どさんこドーム大会メインはSPZタッグ戦、王者斉藤彰子、中江里奈に挑むのは25期生コンビ元王者の八島静香、ハリケーン神田組。4人が4人ともなかなかの実力を持っているので好勝負の予感。

「せやっ」
まず斉藤彰子が先発で出てきていつもの通り掌底連打。

「くっ・・・」
八島、受けたものの顔をしかめながらH神田にタッチ。しかし斉藤彰子攻撃の手を緩めずニーリフト。いい流れで中江につなぐ。

そして10分過ぎ、再び斉藤彰子と八島があいまみえる。
「おうらあ!」

八島ラリアット。この選手打たれ強いので少々の攻撃なら耐え切って反撃できる。そのまま攻めをしのいでH神田につなぐ。

しかし斉藤彰子、先手必勝とばかりにH神田に裏拳をかました。
「ううっ」
これでくらっときたH神田、たまらず八島にタッチ。
しかし斉藤彰子、まったく手を緩めず八島にも裏拳をかました。

「ぐっ・・・」
八島の動きがこれで止まった。

「勝負ッ」
斉藤彰子、ここでジェットスマッシュ。すかさず中江が逆カットに入り、H神田に組み付く。そしてリング上では斉藤彰子が八島から3カウントを奪った。勝負タイム30分46秒、王者組が初防衛に成功。

**************************

第2戦、仙台アリーナ大会で早瀬葵のデビュー戦。相手は1期上の藤島瞳戦。あきらかに硬くなっていた早瀬、藤島のチョッ攻勢いただやられるだけ。しかし早瀬もチョップで反撃。練習の成果を出した。しかし藤島もチョップの乱打でお返し。そして早瀬の息が切れた頃合いを見計らって、ボディスラムで投げて3カウント奪取。勝負タイム9分8秒。

今シリーズは大きめの会場を回るので、埋める企画として団体サイドが考えたのが「中江里奈7番勝負」。

SPZタッグ王者に輝いて、一流レスラーの枠に入りつつある中江に試練を与えてさらに成長してもらおうという企画。最初は仙台大会メインで最強外人ジェーンと対決。中江、パワーボムやDDTを繰り出すなど健闘したが最後はジェーンのベリートゥバックに撃沈。勝負タイム19分42秒。

第3戦名古屋しゃちほこドーム大会、中江里奈がドームのメインに起用されたが、対戦相手のロゼ様の多彩な攻めにいいところなく20分10秒、シャイニングウィザードに敗北

第4戦なにわパワフルドーム大会、メインでは中江里奈七番勝負その3、対霧島レイラ戦。パワーファイター同士の対戦だが、やはりパワーでは霧島レイラのほうが何枚も上。

ルズルと中江が押し込まれて、スプラッシュマウンテンは2.9で返したものの、立て続けにラリアットを食らってフォール負け。勝負タイム20分33秒

「くっそーー」
中江里奈、上位の壁にはじき返された。

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