第632回 31年目1月 新春ロケットシリーズ
31年目1月。
「あ、足が・・・・っ」
先シリーズの対マイティ祐希子7連戦で7連敗してしまった霧島レイラ、泣きっ面にハチで右足負傷が発覚。
ということで1月シリーズ「新春ロケットシリーズ」は欠場となった。
ということで四国各所ではマイティ祐希子がメインで外人勢を蹴散らす光景が繰り広げられた。
「盛り上がりませんね・・・・」
SPZフロント陣はぼやくしかなかった。早く次代のエースが出てこないと興行としての面白みがなくなる。ストップザ祐希子。しかし先輩方の八島H神田はいまひとつ。斉藤彰子は格上には弱い。寿司屋の娘スカ小はアイドルレスラーにしては強い程度、ナンバーツーの霧島レイラは祐希子と絶望的に相性が悪い。下の世代に目を転じても中江は荒削り、次期エースと目された藤原和美は壁にぶち当たり、RIKKAはまだまだパワー不足と、光が見えてこない・・・・
最終戦は東京水道橋は新日本ドーム大会。営業努力の甲斐あって超満員の盛況。
おとそ気分の中そこそこのファイトが繰り広げられた。
セミファイナルは斉藤彰子対藤原和美。革命軍に入ってから実力上昇中の藤原だったが、今日は斉藤彰子に蹴りつぶされてしまってカウント3を喫した。勝負タイム18分54秒。
「うううう・・・・」
若手に抱えられて痛々しい表情で引き揚げる藤原和美、会社側の期待は高いのだが・・・・ここへきて壁にぶち当たってしまったか。JOサイクロンという絶対的な必殺技があるのだが、そこまで有利な状況に持ち込めないのである。
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新日本ドーム大会メインはSPZ戦。
「さあ、今日も頑張るわよーーーーー」
「フフフフ、祐希子を華麗に葬ってあげますわ」
今回の挑戦者は誰もいないので強豪外人ロゼ様にお願いした。
はっきり言って結果の見えているカード。ロゼ様もドームのシングルメインに抜擢されたことを意気に感じ、祐希子をバスターローズなどで攻めたが、受けきった祐希子が万全の攻め。ダイビングプレスで完勝。まさに横綱プロレス、勝負タイム23分9秒。王者が4度目の防衛に成功、シングルマッチの連勝も21に伸ばした。
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