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2009年3月21日 (土)

第642回 スカーレット小縞の快哉

32年目6月 SPZクライマックス予選会

第5戦は滋賀大会。
S小縞(8点、ラリアットからの片エビ固め 14.03)RIKKA(0点)

予選会突破のためにはもうこれ以上負けられないRIKKA、タックル、ブレンバスターと荒々しい攻め、フェイスクラッシャーで顔面強打、しかしスカ小もパイルドライバーで反撃、
―4年続けて次点は嫌だ!

ラリアット一閃、意外とパワフルな一撃にRIKKA昏倒。これで3カウントを奪った。これで4連勝。
「こっからが、本番やな・・・」

N神威(8点、地獄落としからの片エビ固め 8.34)S真鍋(0点)

いくらナイトメア神威の動きが落ちているとはいえこのクラスの相手に負けるわけがない。あっさりとサキュバス真鍋を撃破。

H神田(8点、DDTからの片エビ固め 6.41)藤島(0点)

これも結果の見えている一戦、ハリケーン神田のステップキックで藤島、目の前が真っ黒になったらしい。続くDDTで終了。

中江(8点、パワーボムからのエビ固め 22.51)G山本(0点)

上背や馬力ならG山本なのだが、中江には4年間のレスラー生活で培った動ける筋力がある。ヘッドバットの打ち合いでも負けてない。グリズリー山本、ラリアット、スクラップバスターで勝負をかけるが、
「そんなの、効かないよ」
相手の攻めを受けきる強靭な体力。そして、
「これがラリアットだ!」
ラリアットのお返し。しかしG山本もラリアットでお返し。

―ぐ、これ以上は受けたらまずいかも・・・

中江、バックドロップ、DDTでダメージを与えておいての

「うらああああ」
パワーボムでG山本の巨体をなげきった。これは強烈。これで3カウント奪取。

「・・・・・・・・・」

試合後、勝った中江のほうが首をを気にしていた。グリズリー山本、連日の20分越えファイト、これは大物の予感。

予選会4戦を消化して、上位4人―N神威、H神田、中江、スカ小が星を落とさない展開。この4人で3つのイスを争う。

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第6戦和歌山大会。

RIKKA(2点、農鳥からの片エビ固め 6.08)藤島(0点)

RIKKAがようやく初白星、しかし遅すぎる、憮然とした表情で引き上げた。

G山本(2点、ラリアットからの片エビ固め 9.05)S真鍋(0点)

グリズリー山本も初白星。1期先輩のサキュバス真鍋をラリアットで下した。

H神田(10点、ゴッドハンドからの片エビ固め 12.16)S小縞(8点)

4強の直接対決、まず打撃でペースをつかんだH神田が押し込む。そして八島の攻撃を見ているようなタックル攻め、そしてストレッチプラム。手早くスカ小を追い込んで、トドメは伝家の宝刀ゴッドハンド(重い裏拳)。これで本大会へ大きく前進した。

中江(10点、ノーザンライトSH 15.28)N神威(8点)

4強の直接対決その2、中江がパワーにものを言わせて攻め込んでゆく。ナイトメア神威も狂乱ファイトで応戦するが、往時のキレがない。だんだん中江に追い詰められていってパワーボム、ノーザンライトで幕。

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第7戦は長野大会。
RIKKA(4点、延髄斬りからの片エビ固め 15.06)G山本(2点)

パワーとスピードが真っ向からぶつかり合ったいい試合、最後はRIKKAが農鳥、延髄斬りとたたみかけて2勝目を挙げた。

S真鍋(2点、エルボーからの片エビ固め 10.06)藤島(0点)

サキュバス真鍋難なく初勝利。白星配給係をあっさりと料理。

中江(12点、パワーボムからのエビ固め 24.0)S小縞(8点)

―今日が正念場。

3年続けて本大会出場をあと一歩のところで逃しているスカ小、今日の中江戦にかける。しかし今日も中江の力押しの前にズルズルといってしまい、パイルドライバー狙いは読まれてリバースに返されるなど散々。

「この技で決めるよ!」
中江里奈パワーボム、一度目はロープに逃れたものの二度目はリング中央で決まり、がっちり押さえ込まれた。

スカ小、あと1勝が遠い。24分の奮闘むなしく敗北。

中江里奈は6連勝で予選会通過が決定。

H神田(12点、DDTからの片エビ固め14.28)N神威(8点)

ハリケーン神田がエルボー攻めでN神威をぐらつかせる。動きの悪さを読みきっての打撃攻め。ゴッドハンドで半失神に追い込んで、最後はDDTで決着。ナイトメア神威も凶器攻撃を繰り出すなど意地を見せたが・・・

ハリケーン神田も6連勝で予選会通過確定。これで最後の1枠は最終戦さいたまドーム大会、スカ小対N神威の直接対決で決まることとなった。

*************************

そして、最終戦さいたまドーム大会、
RIKKA(6点、STOからの片エビ固め 9.19)S真鍋(2点)

終始攻めたRIKKAがSTOで3勝目ゲット。しかし先輩方には一つも勝てないまま予選会を終えた・・・

G山本(4点、水平チョップからの片エビ固め 6.35)藤島(0点)

31期の同期対決。しかしG山本がパワーを生かして圧勝。

中江(14点、パワーボムからのエビ固め 30.0)H神田(12点)

すでに予選会通過を決めている両者の対戦。力押しの大消耗戦が展開された。ゴッドハンドとパワーボムを双方カウント2で返しあう激しい展開。しかし1位通過への執念を見せた中江がもう一度抱え上げてパワーボム!これでカウント3が入った。中江里奈、30分の激闘を制して堂々の1位通過。

S小縞(10点、ジャンピングニーからの片エビ固め 13.26)N神威(8点)

スカーレット小縞にとっての大一番。悲願のSクラ初出場がこの1試合にかかる。

―ガンガン攻めてくしかない。返されるのを恐れずに。

いきなりヘッドバット攻めで主導権を握り、ダイビングプレス、ジャンピングニーで追い込む、そして、
「これでも食らえ!」

伝家の宝刀パイルドライバーはカウント2で返されたが、

―攻めてくしかない!
スカ小、ジャンピングニーを連発。2度目のジャンピングニーがN神威のアゴにヒット。そのまま押さえ込んで、

ワン、トゥ、スリー
カウント3が入った。

「やったよーーーーーーーーーーー!!」

スカ小、デビュー7年目でようやくSクラ出場権を獲得した。場内スカ小コール。

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さいたまドーム大会メインイベントはSPZ戦、他に組むカードもないので、王者マイティ祐希子対挑戦者霧島レイラ。

―1%でも、可能性がある以上は・・・

しかしマイティ祐希子強い。霧島のヘッドバット攻勢にも動じない。あっという間に霧島を追い込む。霧島レイラ、スプラッシュマウンテンで反撃したが後が続かず、ムーンサルトに敗北。勝負タイム24分29秒、マイティ祐希子強い。王者が8度目の防衛に成功、シングルマッチの連勝も26に伸ばした。

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