2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 第632回 31年目1月 新春ロケットシリーズ | トップページ | 第634回 ジェシー・ビートン最終戦 »

2009年3月 8日 (日)

第633回 ミスティアマスク最終戦

31年目2月
2月シリーズ「エキサイティングバトル」開幕。

第1戦山口大会メインであばしりタッグ選手権、

王者RIKKA、マーメイド千秋に挑むのはナイトメア神威、グリズリー山本組。グリズリー山本はこれがタイトル初挑戦。臆せず持ち前のガタイを生かしたブルファイトでマーメイド千秋を攻め込む。

「ぐううっ・・・」

マーメイド千秋、たまらずRIKKAにタッチ。さすがにRIKKA相手だと分が悪いグリズリー山本。すばやい攻めに手も足も出ない。しかしPDF首魁のナイトメア神威がうまく試合をリード。RIKKAの攻め疲れを待って、再びM千秋が出てきたところを、

「URYYYYYYYY」

パワーボム炸裂。これでマーメイド千秋から3カウントを奪った。勝負タイム25分53秒。あばしり王座移動。意外にもナイトメア神威はこれがあばしり初戴冠。

「・・・・・・・・・・・ウオーーーーッ!!・・・・・」

デビュー9ヶ月であばしりベルトを巻いたグリズリー山本、これは将来が楽しみだ。

*************************

第4戦神戸大会メインはSPZ世界タッグ戦。

王者霧島レイラ、藤原和美組に対するは、ロゼヒューイット、ワイルドローズ1号の外人組。

「オラオラオラーーー」

いつものように快調に攻めてゆく霧島レイラだが、負傷欠場明けのためか攻めきることができず、ワイルドローズ1号のフランケン、ロゼ様のバスターローズを食らってピンチに。

なんとか藤原にタッチ。しかし代わった藤原もロゼをとらえきれない。逆にパワーボムを食らってしまう。なんとかカウント2で返したが、

「これで、オワリ・・・」

ロゼ様立て続けに2度目のバスターローズ。
「ぐわあっ!」
技のキレならまだまだ世界でもトップクラス。藤原から3カウントを奪った。勝負タイム28分28秒、SPZタッグ王座が海外流出してしまった。

**************************

最終戦は横スペ大会。

第1試合はマリシア・ルイス対ファントムローズ2号。ファントムローズ2号が格好つけながらマリシアを攻め最後は、

「FINISH!」

ラリアットでマリシアをぶっ飛ばして終了。勝負タイム9分19秒。

第2試合に早くも悪役集団PDF登場、ナイトメア神威、マーメイド千秋、グリズリー山本対斉藤彰子、中江里奈、ディスガイズマスクの6人タッグ。

先発はマーメイド千秋とディスガイズ。あばしり王座を失ったM千秋、この日も精彩を欠くファイト。三下外人のディスガイズマスクにまで攻め込まれてしまう、が、

「てやあっ」

どうにかフロントスープレックスで流れを切ってナイトメア神威につなぐ。

そしてナイトメア神威がひとしきり暴れた後、新人のグリズリー山本につなぐ。

「ウアーーーーッ!!」

グリズリー山本、あの中江里奈とものすごい頭突き合戦をやってのけたあげく、中江を下がらせたのだから凄い。いい流れを維持してナイトメア神威に再スイッチ。

しかし斉藤彰子のジェットスマッシュで試合が動き始めた。けりをまともに食らったナイトメア神威の動きが止まった。そこへ裏拳がヒット。

「てめえっ」
代わって出てきたマーメイド千秋にも裏拳ブーン。

救援に出てきたグリズリー山本にも裏拳ブーン。きょうの斉藤彰子は鬼だ。

これでくらっとしたグリズリー山本、ジェットスマッシュを食らってしまって、もうダメかと思われたが、ここはナイトメア神威が間一髪カットに入った。ドドドドドドド

「しっかりしろ」

耳元でささやきながらナイトメア神威、マグロを自軍コーナーまで引きずっていってタッチ。
「URYYYYYY」

ナイトメア神威、スッと組み付いて斉藤彰子にドラゴンスリーパー。これは入ったか。

「うぐぐっ・・・」

ディスガイズと中江がカットに入ろうとしたが、マーメイド千秋がタイミングよく場外に突き落として阻止。見る見るうちに斉藤彰子の体から力が抜けていって、危険と判断した内田レフェリーが試合を止めた。勝負タイム14分15秒。

ぐったりとする斉藤彰子、この人も関節技絞め技にはかなり弱い。打撃の攻めはいいモノを持っているのに・・・この辺がトップに立てない理由。

ナイトメア神威は場外で伸びているマグロ、いやグリズリー山本をリング上まで引き上げて、健闘をたたえるように手を上げた。これには大声援が飛んだ。

続く第3試合、お決まりのアナウンスが流れた。

「次の試合に登場するミスティアマスク選手はこの試合が最後の日本でのファイトとなります、ファンの皆様より一層の声援をお願いいたします

常連外人のミスティアマスクはこの日が最後のSPZ登場。対戦相手は新人の藤島瞳。ミスティアマスクが軽快な動き。ブレーンバスターを3連発で決めて藤島をグロッキーに追い込む。そして、

「グッバーイ♪」

観客にアピールしてから藤島が起き上がるやいなや、ラリアット。懸命に右腕を振りぬいた。崩れ落ちる藤島、これで3カウントが入った。勝負タイム10分26秒。

後半の試合に出る選手が取り囲みミスティアマスクを胴上げ。3度宙に舞った。そのあと若林副編集長(京スポ新聞)が金一封と記念品を贈呈した。

« 第632回 31年目1月 新春ロケットシリーズ | トップページ | 第634回 ジェシー・ビートン最終戦 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。