第644回 32年目8月 3人揃ってアイドル商会
32年目8月
恒例のSPZクライマックス。
■「SPZの超エース」マイティ祐希子(20)
5年連続5度目の出場 第30回・第31回大会優勝
「ワクワクしてきました。目標はもちろん優勝です。賞金でフランス料理を食べに行きます(笑)」
■「みなぎるパワー 大砲だ」霧島レイラ(20)
4年連続4度目の出場
「今年こそ優勝を狙う」
■「爆裂空手道」斉藤彰子(21)
4年連続4度目の出場
「出るからには、全力を出し切ります」
■「ケンカ番長」八島静香(22)
6年連続6度目の出場
「応援、夜露死苦」
■「革命軍の旗手」藤原和美(19)
2年連続2度目の出場
「頑張ります!」
以下は予選会勝ちあがり組
■「新型重戦車」中江里奈(19)
3年連続3度目の出場 予選会1位通過
「1点でも多く勝ち点を取って、去年より上を目指します」
■「ゴッドハンドの女」ハリケーン神田(22)
5年連続5度目の出場 予選会2位通過
「全員叩き潰すつもりで闘う」
■「ハイパーストロング」スカーレット小縞(21)
初出場 予選会3位通過
「シード権とるよーー!」。
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2戦目の札幌どさんこドーム、SPZに新たなユニットが誕生。
「サキュバス真鍋でーす」
「藤島瞳でーす」
「は、早瀬葵でーす」
「3人揃って、アイドル商会です!!」
・・・・・・・・・
アイドル商会・・・・
札幌のファンはあきれ返った。SPZの実力微妙のアイドルレスラー3人が徒党を組んで何をやらかそうというのか・・でも試合のほうはさくっと外人組みにやられるあたりがアイドル。
さて、SPZクライマックス公式戦。大方の予想は「どうせマイティ祐希子が優勝するんだろ」というものでして、客入りを心配したSPZ執行部や今野役員は久々にテレビCM(斉藤彰子がサンドバッグを蹴りつづけるシーン・・・)を投入した。
中江(2点、パワーボムからのエビ固め 13.17)S小縞
予選会では中江が勝ってるカードの再戦。
「しゃあっ」
中江のパワーボムがスカ小に決まる。これでぐらついたスカ小、懸命にラリアットやパイルドライバーで手数を返す。しかしパワーなら中江が上。2度目のパワーボムで白星発進。
斉藤(2点、飛燕脚からの片エビ固め 14.53)八島
本隊の実力者同士の対戦。馬力なら八島、打撃がヒットすれば斉藤。互角の戦いが繰り広げられた。このままでは埒が明かない考えた斉藤彰子、いきなりジェットスマッシュで突破口を開く。
「・・・ググググ・・・」
これえ八島さんの動きが止まった。
「はぁーーっ」
そして飛燕脚。蹴り連打でトドメ。
霧島(2点、スプラッシュマウンテンからのエビ固め 13.37)藤原
SPZ革命軍同士の対戦。パワーで優位に立った霧島レイラ、ラリアットで追い込んで、
「受けてみろやー」
豪快なスプラッシュマウンテンで藤原をしとめた。
M祐希子(2点、バックドロップからの片エビ固め 10.06)H神田
「まあ、胸を借りますよ」
札幌のメイン、場内は神田コールに包まれた・しかしマイティ祐希子まったく危なげない。あっさりと追い込んでバックドロップ2連発で終了。シングルマッチの連勝も27に伸ばした。
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第3戦は仙台大会。
中江(4点、STOからの片エビ固め 28.23)H神田(0点)
予選会では中江が勝っているカードの再戦。序盤は掌底をばきばき当てていったH神田が優勢。しかし中江もパワーボム、バックドロップ、ラリアットで大技攻勢に出る。H神田もゴッドハンドで勝負をかけたが、カウント2で返した中江がSTOで逆転勝ち。勝負タイム28分の激戦を制した。
八島(2点、エルボーからの片エビ固め 14.05)S小縞(0点)
八島さん初白星、粘るスカ小をエルボーで退けた。
霧島(4点、ラリアットからの片エビ固め 13.32)斉藤(2点)
「最終戦で祐希子さんと当たるまでは負けられません」
霧島レイラが積極的に攻めて、ラリアットで斉藤をしとめた。
M祐希子(4点、ダイビングプレスからの片エビ固め10.51)藤原(0点)
マイティ祐希子強すぎ。堂々の28連勝。藤原のスープレックスをある程度受けてから一気の攻めがすごい。武藤めぐみ、コンバット斉藤の持つ記録29連勝へあと1とした。
第32回SPZクライマックス。リーグ戦2戦を消化して連勝スタートはM祐希子、霧島レイラ、そして予選会上がりの中江里奈。(続きます)
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