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2009年7月31日 (金)

第746回 旗揚げ35周年記念6人タッグ

時に西暦2044年。

旗揚げ35周年記念シリーズ、

初戦の仙台大会がテロの影響で開催が吹っ飛んだ。2040年代にもなると世の中は相当荒れてくるのだ。したがってクラリッジ成瀬デビュー戦は翌々日の札幌どさんこドームに日延べとなった。

でもって、第2戦どさんこドーム大会、

藤島瞳、クラリッジ成瀬対マスクド・ミスティ、ジョディ・ビートン組。

「デビュー戦がタッグマッチなんてついてるわよ。気楽に行きなさい」

藤島瞳が先輩風を吹かせてアドバイス、予定では開幕戦の仙台で第1試合で怖いおねえさん八島静香とシングルで当たってズタズタにされるブックだったのだが・・・

「はっ!」

クラリッジ成瀬、まずまずの動き。アームホイップやスリーパーも流れの中でそつなく出せた。藤島もうまくデビュー戦のクラリッジをリード。しかし最後は外人組が分断にかかった、
「END!」

ビートンのDDT、誰もがこれで終わったと思った、頼みの綱の藤島は場外でミスティに足止めされている。、しかしクラリッジ成瀬、2.9で肩を上げた。ドドドドドド・・・

「How・・・・」
ビートン、すかさずトドメのブレーンバスター。滞空時間の長い一撃、クラリッジ成瀬は返せなかった。勝負タイム14分5秒。デビュー戦なのにある程度試合を作ったところは褒めてあげなければならない。

「うう・・・」

腰を押さえながら自分の足で控室にたどりついたクラリッジ、先輩レスラー全員の祝福を受ける。

「おめでとーーーー」

「これで、レスラーの仲間入りーーーー」

「あんた、いい根性してるよ!おととい仙台でやりたかったな・・・」

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札幌大会メインは「旗揚げ35周年記念特別試合at札幌」6人タッグ、

藤原和美、中江里奈、佐久間理沙子 対グリズリー山本、八島静香、霧島レイラ

藤原と中江がタッグを組むのも久しぶりなら、中江とG山本が対戦するのも久しぶり。

「うるぁあああーーー」

今シリーズ限りで引退する八島さんも頭突きを佐久間に決めて、弱ったところをラリアット2連発。佐久間これでたじたじとなり中江にスイッチ。そして中江と八島がド迫力の攻防を展開。
「どりゃああああああ」

中江の強烈な頭突きが八島をたじろがす。たまらずG山本にスイッチ。中江、臆せずG山本に頭突き連打。そして力比べ、一歩も引かない。しかしG山本が、

「八島さん!」
八島を呼び込んでダブルのドロップキック、吹っ飛んだ中江、たまらず藤原にタッチ。次々に登場する選手たち。札幌のファンは豪華絢爛な6人タッグに酔いしれた。

「おうらああああ」

八島と霧島の合体パイルが佐久間を追い詰める。しかし佐久間理沙子、

「行きます!」
なんと八島にビートエンド!八島静香を頭から落とす。

この一発で八島の動きが止まった。目がうつろだ。

「とどめっ」
タッチを受けて出てきた中江、フランケンシュタイナーを狙ったが

「なめんな!」
八島静香、なんとパワーボムで切り返す。

20分過ぎ、リング上は霧島と藤原の攻防。

「終わりだーーーーー」
霧島レイラ、伝家の宝刀スプラッシュマウンテン、なんとか佐久間がカットしたものの藤原もグロッキー。

「八島さん!決めてください!!」

「・・・たく、気を使いすぎだおまえら」

といいつつ八島さん、距離をとって起き上がってくるのを待つ。藤原がフラフラと起き上がるや八島さんがものすごいダッシュを見せて

ばーんっ。

ぶちかましタックル。藤原和美、受け身は取ったもののダメージが深く、その後のフォールを返せなかった。勝負タイム23分59秒、旗揚げ35周年記念マッチat札幌はG山本、八島、霧島組が勝利。最後が八島が取るところが凄い。

「ふう、しんどいねぇ。」

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2009年7月30日 (木)

第745回 SPZ創立35周年記念パーティー

36年目4月
「あたしも引き際は分かっているつもりだからね・・・」
25期生の八島静香が引退を発表。11年にも及ぶ息の長いレスラー生活だった。

新人スカウトで成瀬麻衣子獲得。リングネームは「クラリッジ成瀬」とした。あの15期生の4代目選手会長の成瀬唯とは血縁関係はないが、雰囲気の似ている関西系の娘だったので獲得を判断した。

新人テスト、今年は不作で全員不合格にしようかとも思ったが、「アイドルレスラー候補として使えないかな」という声が今野人事経理担当役員からあり、橋本まり15歳の採用が決まった。小柄な体でセンスもなさそうだったが、それが逆に売れるのではなかろうかと判断した。 

4月シリーズ開催前日、横浜ベイサイドホテルのバンケットルームを借り切って、

「SPZ創立35周年記念パーティー」が開催された。

テーブルの上にはローストビーフ、真鯛のポワレ、パルマ産生ハム、ミラノ風カツレツといった豪華な料理が所狭しと並べられ、何箇所かに設けられたテレビからは過去のSPZの名勝負が流される。京スポの若林記者をはじめとする多くのマスコミ記者さん、イベント会社や印刷会社、金融機関などのお取引先、「よこ川」マスターやら喫茶あばしりの鈴波店長といった内輪同然の面々を招待しての大宴会。

「本日はSPZ30周年記念パーティーにお越しいただきありがとうございます。忘れもしないあの2009年4月21日、横浜赤レンガ大会にてわずか3名の選手で旗揚げしました。あのときは新人の小川ひかる選手と保科優希選手がAACの選手にボコボコにされて、この団体どうなるんだろうと思いましたが、あれから30年のときを経て15名の素晴らしい選手、スタッフを擁する日本でも有数のプロレス団体となりました。」

井上霧子役員が挨拶。

「今月もドーム興行連発というチャレンジを致しますが、初心を忘れることなく、本気、まごころ、手作り感を旗印に、選手社員一丸となって頑張ってまいりたいと思います。」

「んー、まあ、SPZは35周年を迎えることができました。これもひとえに、本日お集まりいただきました皆様のお力添えのおかげです。これからもSPZは、躍進してゆく・・・予定です。」

吉田龍子社長が短めに挨拶。

そのあと選手がステージの上に集まり、ひとりずつ阿部リングアナにコールされる。

「ぐりずりー、やまーもとー」

SPZの現エースは山本さん。

「今日はお越しいただいてありがとうございます。皆様のご多幸とSPZの発展をお祈りして・・・カンパイ!」

そのあとSPZの中森取締役が乾杯の音頭。

こうして楽しいパーティーが盛大に行われた。

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「35年・・・・やったから、そろそろ次の世代に会社をまかせてもいいかな」

すっかり好々爺と化した今野人事経理担当役員69歳。会場の隅っこでイスに腰掛け、コーヒーなど飲んでいる。

「そうですね。いつまでも私たちが役員でいたら斬新な発想は生まれてきませんから」

井上霧子役員、赤ワインを静かに傾けた。

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2009年7月29日 (水)

荒谷選手引退!!

こんばんわ、日野市のプロレスファン@konnoです。

■荒谷望誉選手(全日本)引退。

7月26日の後楽園大会での対渕正信、TAKAみちのく組戦で引退。(パートナーは菊タロー)

最後も楽しいプロレスを展開され、7分7秒、渕正信のスモールパッケージを切り返してのスモールパッケージでフォール勝ちを収め、有終の美を飾りました。

■G1クライマックス TAJIRI選手参戦

どんな戦いを見せるのだろうか。

■魁皇勝ち越し

まさかの勝ち越し。朝青龍に勝てたのが大きかった。これで九州場所まで大関の座を維持できることが内定。

■最近面白いと感じた漫画

「こえでおしごと!」(紺野あずれ)既刊2巻

タイトルや表紙を見る限りは一見、声優漫画のように思えるが、

読んだら期待をいい意味で裏切られた。

■戻り梅雨が終わらない

でも夏休みは延期できない・・・

純真な女子高生がエロゲー声優をやるお話。噴いた。抱腹絶倒。

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2009年7月28日 (火)

第744回 35年目3月 マリシア・ルイス最終試合

35年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。東北地方を青森スタートで回るシリーズだ。5戦目の宇都宮大会、恒例のあばしりタッグ選手権。今回の挑戦者はアイドル商会から早瀬葵&藤島瞳組。われらがアイドル藤島瞳があばしりタイトル挑戦。

「いったい私はいつまで頑張ればいいんですかね・・」

26歳、もう全身ガタガタの八島静香、内々では引退を申し入れていたのだが、吉田社長やハリケーン神田コーチに「ボロボロになるまでやるのもひとつの生き方」などと説得され、人情に厚い八島さんは現役を続けていた。

「さっさとあのおばさんを引退させちゃえ~」

セコンドのサキュバス真鍋が檄を飛ばす

「おば・・・・・」

一瞬ムッとした八島静香、リングしたのサキュバス真鍋をにらみつける。そこに隙があった。
「ていっ」

出た延髄斬り。八島の動きが鈍った。中江にタッチしたが今日の中江はどこか痛めているのか動きがあまりよくない。
「仕方ないねえ」
八島さんが前面に立ってファイトしたが、アイドル商会の2人は合体技を駆使して八島を追い込む。ダブルパワーボム、そしてダブルドロップキック。

「てめこのっ」

八島が懸命にエルボーで抜け出して中江にタッチ。しかし中江の動きがやはりおかしい。早瀬葵にあっさり捕まって合体パワーボムに沈んだ。

「よーしっ、勝ったよーーーー!」
 「くーっ・・・・」

八島静香は場外でうずくまったままカットに入れなかった。王座移動。勝負タイム60分に及ぶ激戦。

―試合も作れなかった。今度こそ辞めさせてもらおう。

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第7戦幕張大会、メインはSPZタッグ戦、こんかいの挑戦者は前王者のRIKKA、葛城組。
「ぐわあああ・・・」
グリズリー山本が珍しく苦悶の表情、葛城の殺人ヒザ魚雷が入ってしまったか。たまらず中江にタッチ。

「いまだ潰せ」

タッグマッチでは弱い方が狙われるのは宿命。
しかしここで追い込まれた中江が懸命のファイト。RIKKAをパワーボムで強引にたたきつけて3カウントを奪取し、57分11秒の激戦を制した。王者組みが防衛に成功。

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最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合はミネルヴァ石川対マスクドミスティ。デビュー1年になる石川が懸命に向かっていったが、最後はマスクドミスティが逆転のジャーマン。受け身が取りきれず石川が3カウントを喫した。

第2試合はRIKKA登場、カード編成の都合で第2試合に回った。対戦相手のワイルドローズ1号を7分49秒、さくっと片付けた。

第3試合はアイドル商会の3人が登場。対戦相手は中江里奈、八島静香、中村真帆の3人。あばしりタッグを奪われた八島中江の2人が猛攻、サキュバス真鍋を捕らえて殴る蹴る。最後は合体パワーボムで3カウントを奪った。

休憩明けの第4試合に葛城早苗登場、ジョディビートンを一蹴。勝負タイム9分27秒。

第5試合は霧島レイラ・藤原和美が登場、ブリジットウォン、ブルックウォンと対戦。ウォン一族のインサイドワークに苦しんだものの、最後は藤原がバックドロップでブルックを仕留めた。勝負タイム16分32秒。

そしてセミ前。

「次の試合に登場するマリシア・ルイスはこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

イギリス出身の中堅外人レスラー、マリシアが引退を発表。あばしり戦線で激闘を繰り広げた。またメインやセミの6人タッグマッチにもよく顔を出した。

対戦相手は34期のフローラ小川。

「ていやっ」
イギリス出身らしくキビキビとしたレスリングを展開。ボディスラムで投げてから掌底。

「え・・えいっ!」
しかしフローラ小川も力をつけてきていて、ストレッチプラムをしつこくかけ続けて痛めつけた後、ローリングソバットを叩き込んで勝利。勝負タイム14分26秒。試合後、マリシアは四方に礼をしてから引き揚げた。

セミは佐久間理沙子対ジェーンメガライト。SPZのトップに立つためにはどうしても越えなくてはならない壁。しかし佐久間、完全にジェーンに力負けしてしまい、最後は12分52秒、ベリートゥバックに3カウントを喫した。

メインイベント、SPZ王者グリズリー山本に挑むのはロゼ様。佐久間もダメ霧島もダメ葛城もダメとあって、ロゼ様にもう一度チャンスが回ってきた。オールラウンドプレーヤーのロゼ様ならひょっとしたらひょっとするかもしれない。
がー
グリズリー山本、最初こそロゼ様の攻めを受けたものの、10分過ぎからイッキの攻め、ロゼ様を叩き潰した。勝負タイム12分14秒、14度目の防衛に成功・・・

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2009年7月27日 (月)

第743回 35年目2月 バトルウインター

35年目2月
「バトルウインター」開幕。こんかいは中国地方を回るシリーズだ。

4戦目の神戸大会、SPZ世界タッグ王者のG山本&中江組が初防衛に成功。元王者コンビの霧島レイラ、藤原和美を追い詰めて39分57秒、G山本がバックドロップで霧島を沈めた。

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最終戦横スペ大会、今回もセミ前から3大シングルマッチ。

セミ前は中江里奈対藤原和美。先月の新日本ドームで時間切れドローに終わったカードの再戦。今回は中江のパワーが冴えて14分3秒、バックドロップからの片エビ固めで藤原を破った。

セミは葛城早苗対佐久間理沙子。次期挑戦権のことを考えるとお互い負けられない一戦。しかし今回は葛城の打撃が的確にヒットし、ジェットスマッシュで弱らせてからのノーザンライトで勝利。

メインイベントはSPZ戦、王者グリズリー山本に挑むのは27期生の霧島レイラ。

パワーファイター同士の対決だが、やはり爆発力となるとグリズリー山本が何枚も上。一方的なペースで試合は進み、最後はグリズリー山本のDDTで終了。耐えに耐えた霧島レイラだったがついに動けなくなってしまった。勝負タイム24分2秒。王者が13回目の防衛に成功。吉田龍子・武藤めぐみの持つ連続防衛記録15が射程圏内に入った。

「ウァハハハハハ。もっと強いやつはいねえのかぁ!!」

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2009年7月26日 (日)

第742回 35年目1月 新春ロケットシリーズ

35年目1月
新春ロケットシリーズ開幕。

前半は四国各所を回るシリーズ。今野役員は体調がすぐれず巡業には帯同しなかった。

第5戦岡山大会であばしりタッグ戦。

王者八島静香、中江里奈組に挑むのはまたもアイドル商会のサキュバス真鍋、早瀬葵組。アイドル商会も八島相手には試合を作るが、中江が出てくるとまだまだ歯が立たないところがあり、最後は39分42秒、ノーザンライトスープレックスで力尽きた。王者組みが7回目の防衛に成功。

第7戦新潟大会ではSPZタッグ戦、王者RIKKA、葛城早苗に挑むのは先月のタッグリーグで優勝したG山本、中江里奈のコンビ。

中江に照準を絞り懸命に応戦した王者組みだったが、動きが落ちたところをG山本に捕まってしまい終了。25分18秒、グリズリーボムで葛城が散った。

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最終戦は新日本ドーム大会。

セミ前から恒例の3大シングルマッチ。まずは藤原和美対中江里奈。28期生どうしが久々にシングル対決。力の中江、技の切れなら藤原、熱戦がくり広げられた。お互いの長所も短所も分かっている。あっという間に20分が経過。

試合終盤、藤原のジャーマンがきれいに入り、中江が頭を打ってしまった。
「ぐわああっ・・・」
悶え苦しむ中江、コーナーに押し込んで藤原和美チョップ連打。耐える中江、耐える中江、そのままズルズルと崩れ落ちたところで30分タイムアップのドローとなった。
「えっ、もう30分・・・やったの?」

場内ものすごい拍手。ベテランの二人に熱い声援が送られた。

セミファイナルは霧島レイラ対フローラ小川。最近着実に力をつけてきているフローラ小川がドームのセミに登場。しかしまだまだSPZナンバー2の霧島には軽くひねられてしまう。
「これで、決めます」
フローラ小川、STFも決めたが、霧島レイラは力ずくで脱出。両者が立ち上がったところで霧島レイラ、豪腕を振った。
9分26秒、フローラ小川がラリアットに散った。

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メインイベントはSPZ戦。今回の挑戦者は葛城早苗。昨年8月のSクラ公式戦で山本に黒星をつけた実績が評価された。悪魔的な打撃が入れば分からない。

葛城、いきなりエルボー、しかし山本も頭突きでお返し。のっけから激しい打撃戦となった。
しかしグリズリー山本、チョップの連打で応戦、打撃でも負けていない。
「ウァハハハハハ」

ボディスラム2連発でゴミくずのように葛城を投げつける。そしてスクラップバスター
―これ以上は耐えられ・・ない
葛城早苗、突っ込んでくるところをSPZキック。しかし山本の意識を持っていくには至らなかった。

―ああ終わったな・・・

ファンのため息が聞こえる仲、グリズリー山本のバックドロップ。この一発で勝ちをもぎ取った。23分48秒、王者が12度目の防衛に成功。

グワハハハハハと勝ち誇るG山本、頭を押さえて引き上げる葛城、この選手に勝てる人はいないのか!!

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2009年7月25日 (土)

第741回 35年目12月 夢のマスターズ戦

レッスルエンジェルスサバイバー 
プレイ日誌のようなもの
輝くエッセンシャル
35年目12月 夢のマスターズ戦

12月24日、東京調布のギムレットホール。いつものSPZのリングが中央に置かれていた。

カン、カン、カン、カン、カン・・
「全国のプロレスファンの皆さん、メリー・クリスマス」
リング上で井上霧子が挨拶。

「本日は、年末のお忙しい中、SPZマスターズ自主興行、ストリートファイト2043にお越しいただきましてありがとうございます」

(チケットは破格の2,000えん)

「なお、本日出場する選手は、いずれも元プロレスラーでありますので、技のかけ方は忘却しておりますし、私ども実行委員会と致しましても怪我でもされたらうまくありませんので、頭から投げ落とす攻撃は禁止と致しました。」

(場内笑い)

「なお、本日の興行は株式会社スーパースターズプロレスリングゼットは無関係でありまして、このイベントの権限と責任はすべて井上霧子にあります。そこのところもお含み置きください」
(場内失笑)

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「♪上野駅 16番ホーム

 ボンネットの 金沢行き夜行急行

きたぐにへ 旅立つ

ラウンジカー 流れる街の灯

能登 能登

夜行急行 能登~~~

夢路はるかに 闇を駆け行く

能登 能登

夜行急行、能登~~~」

年齢を重ねるにつれ、えせ演歌歌手のようになってきた売れないタレント渡辺智美がリングに上がり、「夜行急行能登号」を披露。それなりに沸いた。

今年のマスターズ戦はトークショーやら抽選会やら、渡辺智美歌謡ショーやらでまったりとした内容。けっきょく試合をまったくやらないまま前半が終わってしまった。
「嵐の前の、静けさなのかな・・・」

会場のファンはひそひそと。

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後半に入り早くもセミファイナル。場内にかかったのは

「MIGHTY WINGS」

なんとSP現役レスラーのフローラ小川が走って入場。フローラ小川のパートナーはなんと、偽装メキシコ人レスラー・エル・オガワ・メンドーサ。中の人は50歳くらいのはずなのだが、マスターズ戦なのでなんでもありということで、グレーのスーツに銀色の覆面姿で参戦。場内は大盛り上がりを見せた。

「母娘たっぐですか!」

対戦相手は現役選手&いい歳のOGということで、これは異色のサキュバス真鍋&ギムレット美月組。やんやの歓声の中ゴングが鳴った。

会場全体のオガワコールに後押しされたのか、
「い、行くわよ・・・」
「は、はい」

いきなりダブルドロップキックを見せたフローラ小川&エルオガワメンドーサ。ギムレット美月を吹っ飛ばした。

「つ、次はダブルブレンバスターよ」

ギムレット美月のやられっぷりもすごい。フローラ小川とエルオガワメンドーサが二人がかりのブレーンバスター。

「これで、とどめ、ダブルアキレス腱がため」

メンドーサが指示を出してフローラ小川が従う。母娘ならではのいい連係。しかしここでギムレット美月が大逆転

「照明、オフッ」

何しろこの会場ギムレットホールのオーナーである。右手で会場スタッフにサインを送り会場の照明を落とした、場内真っ暗。

「しししっ」
そこへサキュバス真鍋がリングインして、小川親子を闇討ち制裁。まずメンドーサをイスで、

がしゃん!
ぶん殴って悶絶させた後、フローラ小川には隠し持っていた秘密のパウダーを顔面にぶちまけた!!

「うわあああっ」
顔が真っ白になっていた。当然中身は片栗粉のほかにいろんなのがブレンドされている。
目を押さえてもがき苦しむフローラ小川。

「しししっ」
すかさずエルボードロップを落としてフローラ小川から3カウントを奪ったサキュバス真鍋。勝負タイム2分44秒、小悪魔的笑顔で勝ち名乗り。

「ううっ・・・・」
フローラ小川&EOメンドーサの夢タッグは勝利を飾ることができなかった。ダメージが深く、今野役員とリングドクター羽山さんに支えられながら退場。

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メインイベントはOG連中によるバトルロイヤル。参加者は渡辺智美、ギムレット美月、菊池理宇、ロイヤル北条、ラッキー内田、ライラ神威、イージス中森、コンバット斉藤、ハリケーン神田、斉藤彰子の全10人。いきなり斉藤彰子が全員に殴られてフォール負け。そのあとはギムレット美月が照明オンオフや大音響作戦など会場オーナーの立場を悪用してハリケーン神田、ラッキー内田を次々に退場させる。

「ええかげんにせえよっ・・・って!ウッ!!」

ライラ神威も闇討ちにしてしまったギムレット美月。手には木刀が握られている。レフェリーのサキュバス真鍋は見てみぬふり!!

しかしコンバット斉藤は動じず
「暗くされても、気配は読める・・・」
せいけん突きを食らって悶絶するギムレット美月。あわれ、KO負けで退場。

「ジェットスマッシュ!!」
コンバット斉藤、残った菊池とR北条をジェットスマッシュでなぎ倒し、渡辺智美を恐怖のあまり逃走に追い込み、優勝まであと一歩としたが、イージス中森に引きずり倒され、

「これで決めます」

イージス中森、フェイスロック。懸命にこらえたコンバット斉藤だったが痛みに耐えかねて無念のギブアップ。
「うまく立ち回ることができましたね」
これで優勝はイージス中森。笑顔で賞品の「喫茶あばしり提供・マドレーヌ詰め合わせ」を受け取った。

こうして夢のマスターズ戦は終わった。

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2009年7月24日 (金)

第740回 35年目12月 タッグリーグ 中江里奈の挑戦(下)

35年目12月 ウルトラタッグリーグ戦

第7戦はなにわパワフルドーム大会。

マリシア、ビートン○(6点、ノーザンライトSH 13.48)佐久間、F小川×(4点)

ジョディ・ビートンのノーザンがフローラ小川を沈めた。中堅外人組が3勝目を挙げた。

「うう・・・・」

フローラ小川、まだまだタッグマッチでの立ち回りに難がある。この日も分断作戦にハマってしまった・・・

葛城、RIKKA○(8点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め 7.45)八島、M石川×(0点)

葛城組があっさりと4勝目。新人のM石川を捕まえた。

霧島、藤原○(10点、合体パイルドライバーからの片エビ固め18.49 )ロゼ×、WR1号(6点)

霧島組が18分の熱戦を制して1敗をキープ。最終戦に望みをつないだ。

G山本、中江○(12点、STOからの片エビ固め 16.23)S真鍋、早瀬×(2点)

大阪のメインがこれでいいのだろうかと思わせるカード。G山本、あまり前面に出ず、中江に任せてコーナーで控える。最後は中江がSTOで締めた。これで負けなしの6連勝。

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そして最終戦、さいたまドーム大会。
ロゼ、Wローズ1号(8点、パワーボムからのエビ固め 12.38)マリシア×、ビートン(6点)

外人同士の対戦はロゼ組が制した。ロゼ組、優勝戦線には絡めなかったが、4勝3敗と勝ち越してリーグ戦を終えた。

佐久間、F小川○(6点、ストラッチプラム10.15)S真鍋、早瀬×(2点)

「これで、決めます!!」

フローラ小川がストレッチプラムで先輩の早瀬からギブアップを奪った。これで3勝4敗でリーグ戦を終えた。

霧島○、藤原(12点、スプラッシュマウンテンからのエビ固め 13.12)八島×、M石川(0点)

八島静香が懸命のファイト。大声援が飛ぶ。代名詞のデスバレー、そしてエルボーで霧島を追い込んだが、
「マットに沈めーーーー」
霧島レイラ、スプラッシュマウンテンで八島の意識を絶った、これで1敗を死守。メインの結果によっては優勝決定戦の可能性もあるので着替えずそのまま待機。

G山本○、中江(14点、グリズリーボムからの片エビ固め 15.17)葛城、RIKKA×(8点)

早々に2敗を喫してしまったチャンピオンチーム、最終戦メインでG山本、中江と対決。
―なんとかして、中江さんを潰さないと・・・

グリズリー山本の攻勢を耐えて、中江が出てきたところを攻めようとするが、中江もその辺は分かっていて深追いせず適度に切り上げて山本にタッチ。

「ぐはははははは」
G山本、まったく危なげなく殴るけるで相手2人を蹴散らし、最後は豪快なグリズリーボムをRIKKAに決めた。中江がものすごいダッシュで飛び出し葛城を殴って逆カット。

「ウァハハハハハハハ、次にしばかれたいのはどいつだ!!」

グリズリー山本、タッグリーグも制して怪気炎。

「ひーふーみーよー」
優勝賞金の半分、30万円のお札をカウントする中江里奈。よかったね。

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年末恒例のプロレス大賞、最優秀選手はG山本、最優秀新人はM石川、シングルのベストバウト(G山本VSジェーン)、タッグのベストバウト(G山本、中江 VS ジェーン、ブリジット)総なめ。

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2009年7月23日 (木)

蔵出し原稿 プロレス観戦記2007.04.22

35歳になっちまったぜ・・・

ということで今日は通常更新をお休みしてプロレス観戦記でも。

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蔵出し原稿 プロレス観戦記 2007年4月22日 

全日本プロレス 後楽園ホール大会

きょうはオフ。
後楽園ホールへプロレスを見に行く。
後楽園ホールには初めて足を運んだが、四方にひな壇が
設けられていて、格闘技向けの会場だと思います。
5列目くらいの「特別席」で観戦。(7000えん)
プログラムは1000えん。12時試合開始。全6試合
まあまあ面白かった。

1.雷陣明 VS T28
ガタイのいい選手、雷陣が新人のT28を痛めつける試合。
フィニッシュのダイビングヘッドは迫力があった。

2.荒谷、○平井伸和 VS 土方隆司 真田聖也×

荒谷さんが以前と打って変わってヘタレキャラっぷりで
いい味出してました。それでも土方選手の蹴り乱打を
カンチョーで流れを変える珍プレー。

3.武藤敬司 ○渕正信、菊タロー VS ミゲルハヤシJr、ぺぺみちのく、エルノサワメンドーサ×

渕正信デビュー33周年。53歳にもかかわらずハヤシと真っ向から
力比べ、疲労困憊になりながらボディスラムをダース単位で乱発。
こういう懸命な戦いぶりには胸打たれます。20分の激闘の末、
最後は必殺スモールパッケージでノサワを下した。

4.バンピーロ VS 川田利明

休憩明けに川田さん登場。だが4分30秒で終わってしまう。
もう少し蹴りまくりがみたかった。バンピーロはさえない外人っぽい。
いきなり会場の照明が消えてまっくらになり、グレートムタが乱入して
川田に毒霧噴射。まさに闇討ち。もがき苦しむ川田。そこを押さえ込んで
バンピーロの勝ち。なんてヘボな展開。

5.TAJIRI、○AKIRA VS鈴木みのる MAZADA×

・「風になれ」を初めて聞けた。
・鈴木さんはダンボール製三冠ベルトを持って入場。
・TAJIRIはさして際立った印象なし。
・AKIRA、最後のムササビプレスはええものを見た。

6.TARU、○諏訪魔、近藤修司、YASSHI VS
 佐々木健介、小島聡×、太陽ケア、中嶋勝彦


・ブーデゥーマーダースはぱっとしない悪役4人組。
・いきなり場外乱闘で目の前に小島と近藤が来た。
・TARU水がちょっとかかった。
・タイトル戦を控えたYASSHIと中嶋が頑張っていた。
・最後は諏訪魔がラストライドで小島をしとめた。

7000えんの価値があったかどうかは微妙だが、久々に
プロレス会場の雰囲気を満喫した。

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2009年7月22日 (水)

がんばれ魁皇

水曜日なので恒例のつらつら日記。

大相撲名古屋場所・最古参大関 魁皇、勝ち越しがピンチ。

この原稿を書いている火曜日朝の時点で5勝4敗。

残り6戦を3勝3敗で行けばいいのだが、残る相手は難敵ぞろい・・・

10日目 日馬富士(確定)

11日目 朝青龍

12日目 白鵬

13日目 把瑠都(番付順なら岩木山ですが・・相撲協会も調子のいいほうを当ててくるでしょう)

14日目 千代大海

千秋楽 琴光喜

初日に豪栄道に負けたのがまずかった・・・13日目には37歳になる魁皇、ボロボロの状態でよくやっているが、「その時」は確実に近づいている。9月場所カド番→大関陥落→引退のコンボに突入するかどうか。この六日間、目をそらしてはいけないと思っています。

■スティーブ・ウイリアムス 喉頭ガン克服し日本マット復帰

19日、IWAの新宿大会に参戦してヘルアントマシン2号に勝利。元三冠王者がガンを克服して日本マットに帰ってきた。嬉しくて涙が出る。しかし10月の新宿大会で引退するとのこと・・・やはり、日本のファンに挨拶するためのラストランだったか。

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2009年7月21日 (火)

第739回 ウルトラタッグリーグ 中江里奈の挑戦(中)

35年目12月 ウルトラタッグリーグ戦

第4戦は名古屋大会。
マリシア○、ビートン(4点、裏拳からの片エビ固め 15.26)S真鍋、早瀬×(2点)
マリシア組が2勝目。早瀬葵を殴り倒して終了。

ロゼ○、WR2号(4点、バスターローズからの片エビ固め12.01)八島×、M石川(0点)

霧島○、藤原(6点、ムーンサルトプレスからの体固め 25.31)RIKKA×、葛城(2点)
チャンピオンチームがまさかの2敗目。霧島レイラの意地が爆発。スプラッシュマウンテン、ムーンサルトの大技攻勢でRIKKAを叩き潰した。

「ヘヘヘヘヘ、優勝?どうだろうねえ。」

G山本○、中江(6点、DDTからの片エビ固め)佐久間×、F小川(0点)

佐久間のビートエンドを食らってぐらついたG山本だったが、中江さんがダメージ回復までいいフォロー、そしてもう一度山本さんが暴れて・・・

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第5戦は九州ドーム大会。

ロゼ、WR1号(6点、バスターローズからの片エビ固め 19.07)S真鍋、早瀬(2点)

サキュバス真鍋が奮戦してロゼ様を後一歩まで追い込んだが、ロゼ様も本気を出してきてバスターローズ2連発で粉砕。しかしアイドル商会の粘りにも場内拍手。

佐久間○、F小川(2点、ノーザンライトSH15.28)八島、M石川×(0点)

佐久間組が初日を出した。年の差コンビをうまく分断。落ち着いて新人のM石川を仕留めた。

RIKKA、葛城○(4点、合体パワーボムからのエビ固め10.10)ビートン、マリシア×(4点)

チャンピオンチームがようやく2勝目を挙げた。

G山本○、中江(8点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 23.05)霧島×、藤原(6点)
全勝同士の直接対決。
「この一撃受けてみろ!!」

霧島レイラがスプラッシュマウンテンを繰り出せば
「ぐはははははははは」
G山本もグリズリーボム。双方大ダメージを負ってパートナーにタッチ。そのまま場外でのびてしまった。

「さー、いいとこ見せるぞーーー」
このシリーズほとんど存在感のなかった中江、パワーファイトを見せて藤原にパワーボム2連発。
「おーりゃーーーーー」

3発目はウラカンラナで返された。藤原、懸命に霧島にタッチ。そしてもう一度2大怪獣が激突。
「ぶっ潰す」
グリズリー山本のDDTがグサリ。2.8で返したものの霧島レイラの動きが止まった。即座に中江を呼び込み合体パイルでトドメ。

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第6戦は広島若草アリーナ大会。

佐久間○、F小川(4点、合体パワーボムからのエビ固め 13.20)ロゼ、WR1号×(6点)

佐久間組が2勝目。うまく分断作戦を成功させた。

霧島、藤原○(8点、バックドロップからの片エビ固め 10.12)マリシア×、ビートン(4点)

「藤原さん、きょうの相手は安パイだと思うから、10分くらいで片付けてお好み焼き喰いに行こう」
「はい。」
その通りになりました。

葛城、RIKKA(6点、農鳥からの片エビ固め 16.25)S真鍋、早瀬×(2点)

チャンピオンチームがアイドル商会に負けるわけがない。落ち着いて闘った2人、アイドル商会の粘りに手を焼いたものの最後はRIKKAが農鳥で急降下爆撃。

G山本、中江○(10点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 11.44)八島、M石川×(0点)
「アイタタタタタ・・・・」

八島静香、控室で湿布をはがす。リングコスチュームに着替えるのも痛々しい。

「多分これが最後のタッグリーグになるんだろうな・・・」

同期のH神田も辞め、1期後輩の斉藤もスカ小も引退した。

「でも、できることを精一杯やる・・・」

何しろ今日は隣の島根県から八島静香後援会がバス4台に分乗して応援に来ている。
声援にこたえて中江を攻めて、ラリアット、デスバレーボム。

「ハァ、ハァ・・・石川頼む」

疲れた八島さん、いい流れでパートナーにタッチ。しかし石川と中江では勝負にならない。
「はっ」

持ち前の筋力を生かした中江のフランケンシュタイナーが決まる。ミネルヴァ石川返せず試合終了。
「やったー、ボクがとったーーーー」
中江里奈このシリーズ初の自分のフォール勝ち。両手を高く挙げて歓声にこたえた。

(続きます)

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2009年7月20日 (月)

第738回 ウルトラタッグリーグ・中江里奈の挑戦(上)

35年目12月

恒例のウルトラタッグリーグ戦。

グリズリー山本&中江里奈(前SPZタッグ王者)

葛城早苗&RIKKA(現SPZタッグ王者)

霧島レイラ&藤原和美(元SPZタッグ王者)

サキュバス真鍋&早瀬葵(アイドル商会)

佐久間理沙子&フローラ小川(SPZ本隊)

八島静香&ミネルヴァ石川(年の差10歳)

ロゼヒューイット&ワイルドローズ1号(GWA代表)

マリシアルイス&ジェシービートン(GWA代表)

2戦目の札幌からリーグ戦がスタート。
早瀬、S真鍋○(2点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め28.0)八島、M石川×

やはり新人のM石川が捕まってしまい苦戦を強いられるが、なんとか振り切って八島にタッチ。しかし八島の動きは見る影もなく、ズルズルと早瀬に攻め込まれていく。
しかし、早瀬のミサイルキックを自爆に追い込み

「オラァアアアアアア」
パワーボムで早瀬をたたきつける。しかし早瀬、2.9で返す。攻め切れなかった八島、こうなってはM石川にタッチせざるを得なくなった。
「これで終わり、終わり~♪」
サキュバス真鍋がフェイスクラッシャーでM石川を仕留めた。

「ゼェ、ゼェ、ゼェ・・・」

試合後の控室、28分のロングマッチを戦い抜いて大の字になって横になっていたのは八島さんのほうで、M石川は頭を気にしていた程度。

霧島○、藤原(2点、ローリングソバットからの片エビ固め 28.34)佐久間×、F小川

この1年でフローラ小川の動きもだいぶよくなった。グラウンドでの攻防なら藤原に負けてはいない。
「どいてろ、アタシがつぶす」
しかし霧島レイラにはまったく歯が立たない。たまらず佐久間にタッチ。しかし霧島レイラのパワーファイトが佐久間を圧倒。これには放送席の吉田龍子も頭を抱えた。

―攻めはいーもん持ってんのに・・・・

しかしフローラ小川が隙をついて霧島にSTF。強引に振りほどいたが首を少し痛めた様子。そこへ佐久間が出てきた、

戦慄のビートエンド。なんとか2.8で返す霧島、このあとしばらく藤原が奮戦して霧島のダメージ回復を待つ。最後は4人が入り乱れる攻防の中、霧島のローリングソバットが佐久間を仕留めた。

「はっきりいって危なかった、勝ててよかったよ。」
28分余の熱戦を制した霧島、ほっとした表情でコメント。

ロゼ、WR1号○(2点、ジャンピングニーからの片エビ固め 17.27)RIKKA×、葛城

チャンピオンチームまさかの敗北。ロゼ様が久々の北海道登場に気分よくファイト。バスターローズも2発決めるなど本当にいい動き。最後はRIKKAがふらついたところをワイルドローズ1号のジャンピングニーで終了。

G山本○、中江(2点、掌底からの片エビ固め 9.59)マリシア、ビートン×

グリズリー山本も猛威。ザコ外人2人にグリズリーボムを立て続けに決めて弱らせ、最後は掌底でトドメ。
「ボ、ボクの出番が~~」

中江里奈、今日の仕事はコーナーで突っ立ってただけ。

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第3戦は仙台大会。
マリシア○、ビートン(2点、裏拳からの片エビ固め 23.19)八島×、M石川(0点)

「ホラ石川ガンガン行けー」
檄を飛ばす八島さんだったが、何しろ相手は海千山千のベテラン外人。石川ごときに攻め込まれるわけがない。何もできず八島にタッチ。八島と外人2人がド迫力のもみあい殴り合いを展開するが、忘れた頃にやってくるマリシアの裏拳一発で八島が昇天。

「アイタタタタタタ・・・・・もう潮時なのかねえ」

霧島、藤原○(4点、バックドロップからの片エビ固め 10.51)早瀬、S真鍋×(2点)

「藤原さん、まあ今日は安パイだよな。10分で片付けて牛タン喰いに行こうぜ」
「はいっ」
そのとおりになりました。

RIKKA○、葛城(2点、延髄斬りからの片エビ固め 14.18)佐久間、F小川×(0点)

昨日まさかの敗北を喫したチャンピオンチーム。この日は本隊の佐久間F小川と対戦。攻めやすいところはあるものの強烈な個性を持っているので油断はならない。

「ビートエンドをもらう前に試合エンドだ」
葛城早苗がよく攻めて、フローラ小川をSPZキックで昏倒させる。そしてRIKKAが延髄でトドメ。

G山本○、中江(4点、DDTからの片エビ固め)ロゼ×、WR1号(2点)

「良かった・・・今日はボクの出番あった・・・」

中盤にWR1号のミサイルキックを受けてG山本がたじろいだので、ちょっとだけ出てきて顔見世ファイトを行った中江、それでいいのか。

「いやぁ、山本さんお強いから。任せとけば問題ないよ。ボクも賞金欲しいから、ハハハハ・・・」

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2009年7月19日 (日)

第737回 35年目11月 グリズリー山本強し

35年目11月
「秋のスペシャルシリーズ」開幕。

青森から始まって東北地方を南下してゆくシリーズ。
第6戦宇都宮大会セミ前で新人の中村真帆がセミ前の試合に抜擢。なんと絶対王者のグリズリー山本と組んで佐久間理沙子&フローラ小川と対戦。案の定序盤からG山本が攻勢に出て相手の2人を苦しめる。しかし最後は中村を捕まえた佐久間がサンドイッチラリアットで勝利。勝負タイム13分28秒

宇都宮大会メインはあばしりタッグ戦、今回の挑戦者もアイドル商会のサキュバス真鍋&早瀬葵。

王者の八島中江も気合いの入った表情。この東北巡業ではずーっとメインでG山本とのトリオで出場しておりあまり目立って活躍していない。力衰えたりとはいえここはアイドル商会をさくっと倒して存在感を見せておきたいところ。八島も動けないなりに相手の技を受けて、ぶちかましで反撃。中江とのダブルドロップキックも見せた。

「八島さん!!そろそろ戻ってきてください」
「・・ハイハイ、わかったよ」

八島静香、フィニッシュを中江に譲った。早瀬を得意のブルファイトで追い込んでから、合体パイルで処刑。勝負タイム29分36秒。古参チームがあばしり王座を守った。これで6回目の防衛に成功。

翌日千葉大会メインはSPZタッグ戦。今回の挑戦者は元王者の霧島レイラ&藤原和美。革命軍同士の対決だ。しかし霧島レイラの動きに全盛期の荒々しさがなくなり、RIKKAのすばやい動きに翻弄される始末。代わって出てきた藤原がローンバトルを強いられ、

「ぐふっ」
最後はタイミングよく決まった葛城の殺人ヒザ魚雷に悶絶。勝負タイム29分52秒、王者組が初防衛に成功。

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最終戦は本拠地に戻って横スペ大会。

第1試合は中村真帆がなんとファントムローズ1号と異色タッグを組んでジョディビートン、マリシアルイスと対戦。やはり外人チームの猛攻を食らって早々に戦線離脱してしまい、残ったファントムローズが集中砲火を浴びて終了と言う内容だった。

第2試合はシングルマッチ、SPZ世界タッグ王者のRIKKAが早くも登場、凶悪外人のブリジットウォンと対戦。カード編成の都合で前座に回ったRIKKAだがいつも通りのいい動き、裏拳でぶっ倒して起き上がってきたところを農鳥で終了。勝負タイム20分43秒の熱戦。

第3試合のタッグマッチ、藤原和美、ミネルヴァ石川のタッグがサキュバス真鍋、藤島瞳と対戦。このメンツではひとり格上の藤原が奮戦。しかしサキュバス真鍋のフェイスクラッシャー、藤島のシャイニングウィザードを連続でもらいピンチに立たされる。しかし代わって出てきたM石川がやってくれた。

「えいっ」

振りぬいたラリアット、これでサキュバス真鍋が頭を打ってしまって悶絶。上に覆いかぶさったらそのまま3カウントが入った。これには場内驚きの声。

休憩明けの試合にあばしり王者チーム・中江里奈、八島静香登場。

対戦相手は早瀬葵&フローラ小川組。まずご自慢のパワーさっぽうでフローラ小川に大ダメージ。続いて出てきた早瀬も力押しでボコボコ。早瀬も粘ったのだが最後は八島のぶちかましに敗北。派手に吹っ飛ばされた。勝負タイム17分58秒。

ここから3大シングルマッチ。セミ前は葛城早苗対ロゼ様。この日の葛城はあまりいいところなく、ロゼ様の大技攻勢にたじたじ。そのままズルズルといってしまい、2発目のバスターローズに敗北。勝負タイム16分33秒。

セミファイナルは霧島レイラ対佐久間理沙子。この日は霧島レ、イラ、パワーにものをいわせた重厚な攻めで追い込む。佐久間も逆転をかけてビートエンドを繰り出したが、受けきった霧島が
「クラえっ」
重たいラリアット。これで佐久間の戦意を絶った・・・勝負タイム18分58秒

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そしてメインイベント、今年最後のSPZタッグ戦。
「山本選手を止められるのはジェーンしかいないと思います」

ということで最強外人ジェーンが今回の挑戦者に起用された。あの殺人技ベリートゥバックが決まればわからなくなる。
だがー
グリズリー山本が一方的に押し切って終了。あのジェーンに攻め手を与えないまま勝つというのも凄いこと。勝負タイム15分16秒とタイトル戦にしては短い。フィニッシュはDDTだった。これで王者が11度目の防衛に成功。

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2009年7月18日 (土)

第736回 35年目10月 4大シングルマッチ

35年目10月

藤原和美、サキュバス真鍋、八島静香、霧島レイラ、中村真帆の5人が負傷欠場という惨状。外国人選手を大挙来日していただいて「秋のミラクルパワー」シリーズを開催した。

第3戦三重大会メインでSPZ世界タッグ戦。王者グリズリー山本、中江里奈に挑む今回の挑戦者は葛城早苗、RIKKA組。葛城組は連続挑戦だ。

「何とかして山本さんを怯ませて、中江さんを引っ張り出しましょう。それしか勝つ術はありません」

「・・・・・・・」

しかし中江里奈も修羅場を何度もかいくぐってきた猛者。RIKKAと熱い殴り合いを展開するが、これはRIKKAの仕掛けた罠だった。

―中江さんを熱くさせれば・・・・道は開ける・・・

普段なら適度に切り上げてSPZ女王のG山本に託すところをまるでシングルマッチでもやるようにRIKKAと殴り合い。隙を見たRIKKAがフェイスクラッシャー。そしてコーナーにしゅたっと駆け上げるや

「決める」

農鳥、炸裂。中からこれで3カウントを奪った。G山本のカットは葛城に阻止された。勝負タイム26分12秒。葛城・RIKKA組が王座に返り咲いた。

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SPZ世界タッグ選手権(60分1本勝負)

葛城早苗、○RIKKA(26分12秒、農鳥からの片エビ固め)G山本、中江里奈×

第86代王者が2度目の防衛に失敗。RIKKA組が87代王者となる

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第5戦の和歌山大会、セミのシングルマッチで波乱が。入社2年目のフローラ小川がシングルマッチでRIKKAを撃破。RIKKAの飛び技を懸命に耐えて耐えて、そして最後に大逆転のSTF。これでSPZタッグ王者のRIKKAからギブアップを奪った。場内はえええええ!となった。

「ファイトスタイルがますます小川さんと同じになってきたね。いい意味でも悪い意味でも」

吉田社長が解説席でぼそりと。

10月シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。カード的層の薄さを「4大シングルマッチ」という企画でカバーした。

第1試合はミネルヴァ石川対ミス・マスカレード。M石川もよく粘ったが、キャリアに勝るマスカレードが試合をリードして、最後はM石川がスタミナ切れを起こしたところをエルボー一撃。これで試合を終わらせた。勝負タイム10分34秒、

第2試合にはアイドル商会の早瀬葵&藤島瞳が登場。場内の大喝采を浴びる。対戦相手のワイルドローズ1号&ノティアリチャーズと熱い攻防を展開。最後は早瀬のシャイニングウィザードがノティアを沈めてアイドル商会が勝利。勝負タイム13分14秒。

休憩前は外人同士のタッグ対戦、マユリシアター&マリシアルイスが元あばしり王者の貫禄を見せてブルックウォン&ジョディビートンを下した。

そして休憩明け、4大シングルマッチ。

まず中江里奈対フローラ小川。中江がパワーで押しまくる。フローラ小川ただやられるだけ。いいところなくノーザンライトスープレックスに敗北。勝負タイム11分11秒。

セミ前はRIKKA対ロゼヒューイット。RIKKAが積極的にせめて、場外戦でもあのロゼ様を圧倒し、最後は農鳥で勝利。勝負タイム15分59秒。

セミファイナルは葛城早苗対ジェーンメガライト。

「覚悟ッ」
葛城のSPZキック、殺人ヒザ魚雷がジェーンをたじろがす。しかしジェーンもSPZ王座戴冠経験のある世界の一流選手、

「ゲキチン、シローーー」
ベリートゥバックで形勢逆転。なんとかフォールは返した葛城だったが、衝撃で首が据わっていない。そこへデスバレー炸裂。ジェーンがなんとか勝ちをもぎ取った。勝負タイム12分23秒。

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メインイベントはSPZ世界選手権、今回の挑戦者は初挑戦の佐久間理沙子。まだ時期尚早かもしれないが、SPZの将来的なことも考えて挑戦者に抜擢された。

「げひゃひゃひゃひゃ、今日も暴れてやるぜ」

「佐久間選手はまだまだ試合運びが甘いんですよ、いいときと悪い時の差がちょっとね」

しかし佐久間、長期戦は不利と見たのか序盤からジャーマンを繰り出す。そしてボディスラム3連発

「てめぇ・・・・・・」

グリズリー山本頭突き。あえて鼻に入れて佐久間を流血に追い込む。そしてスクラップバスター2連発、そして裏投げ。佐久間をあっという間に追い込んでゆく。

「アーダメだ、山本選手の勝ちだ」

解説の吉田龍子が断言。佐久間の動きが完全に止まってしまった。

「ぶっつぶうす」
DDTで終了。勝負タイム15分42秒、グリズリー山本が勝利。10回目の防衛に成功。抜群の安定感だ・・

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2009年7月17日 (金)

第735回 35年目10月時点のプログラムから

35年目10月
恒例のプログラムから。

孤高の女番長 八島静香

本名:同じ、2017年11月13日、島根県浜田市出身。実家が漁師で、家業の手伝いをするうちに体力がついた経歴を持つ。中学時代は女番長で警察に補導されることもしばしばだったが、改心してSPZの入門テストを受験。見事合格し2033年5月11日、高知県体育館での対 野村つばさ戦でデビュー。高い身体能力を生かし、トップグループに殴りこみをかけてきて、同期のハリケーン神田と組んでSPZ世界タッグ王者に輝く。デビュー10周年を迎え、さすがに全盛期の力は望むべくもないが、同期や後輩が次々に引退する中、現役にこだわり、中江里奈と組んであばしりタッグの王座を保持するなど健在。SPZクライマックス9年連続出場という金字塔も打ち立て、選手稼動月数・出場試合数ともに歴代ベストを更新中、まさに孤高の女番長だ。得意技はデスバレーボム、ぶちかまし。

テーマ曲:アルルの女、ファランドール(ビゼー)

みなぎるパワー大砲:霧島レイラ

本名:霧島聡子 2020年2月4日、岩手県花巻市出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ27期生として2035年4月20日、仙台市グランドアリーナ大会での対 スカーレット小縞戦でデビュー。持ち前の馬力を生かしたファイトでトップグループ入りし、2039年5月にはついにジェーンメガライトを破りSPZ世界王者に輝く。マイティ祐希子に次ぐ団体ナンバー2として存在感を発揮し、打倒祐希子を掲げ藤原、RIKKAと革命軍を結成。SPZクライマックス6年連続準優勝をなしとげるなど、安定感では特筆すべきものがある。得意技はスプラッシュマウンテン、ラリアット。

入場テーマ曲:ゴーストバスターズのテーマ(Ray Parker Jr)

SPZのスター 藤原和美

本名・同じ 2021年1月22日、栃木県小山市出身。中学時代はアマレスと陸上競技で身体を鍛える。SPZにスカウトされ、2036年5月11日、長崎アリーナ大会での 対 斉藤彰子戦でデビュー。同期の中江里奈とは激しい出世争いを繰りひろげる一方、あばしりタッグ王者に輝く。霧島レイラ率いる革命軍入りしてからは革命軍ナンバー2、霧島レイラのパートナーとしてSPZ世界タッグ王座を戴冠。最近では若手の壁として激しいファイトを展開。得意技はJOサイクロン、ジャーマンスープレックス。

テーマ曲:ライディーン

ブルファイトハリケーン 中江里奈

本名・同じ 2021年1月6日、秋田県本荘市出身。SPZ入門テストに合格し、28期生として2036年5月11日、長崎アリーナ大会での対 霧島レイラ戦でデビュー。パワーには自信があると本人も話しているとおり、力任せのファイトでトップグループ入りを伺う。同期の藤原和美と組んであばしりタッグ王座を戴冠。そして斉藤彰子と組んでSPZ世界タッグ王者にも輝く。グリズリー山本凱旋帰国後はグリズリー山本軍団に加入し、SPZタッグ王者にも輝く。ツボにはまった時のパワーは驚異。得意技はパワーボム、ラリアット。

テーマ曲:sweet passion(栗林みな実)

音速の忍者 RIKKA

本名:非公開、2021年7月18日、山梨県早川町出身、幼少の頃より奈良田の里で忍者としての修行を積み、REKIの紹介でプロレスの道を選び、SPZ29期生として2037年5月16日、高知市立体育館での対中江里奈戦でデビュー。忍者ならではの軽快な身のこなしを生かしたファイトで観客の度肝を抜く。カミスワ、マーメイド千秋と組んであばしりタッグを戴冠。革命軍入りした後は葛城早苗と組んでSPZ世界タッグ王座を戴冠。得意技は農鳥、フェイスクラッシャー

テーマ曲:ラ・フォリア(アルカンジェロ・コレルリ)

SPZの小悪魔 サキュバス真鍋

本名:真鍋凛奈、2022年5月20日、福井県敦賀市出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ30期生として2038年4月15日の札幌どさんこドーム大会の対イージス中森戦でデビュー。アイドルレスラーながらマイティ祐希子のパートナーに起用されて、第31回タッグリーグで堂々の優勝、アイドル商会のリーダーとして前座戦線を盛り上げる。得意技はミサイルキック。

テーマ曲:Upside Down(Coo Coo)

最凶熊:グリズリー山本

本名:山本喜久子、2024年2月8日、東京都調布市出身。中学時代は柔道に熱中し、都大会ベスト4の成績を残す。井上霧子にスカウトされ、SPZ31期生として、2039年4月16日、釧路アリーナ大会での対RIKKA戦でデビュー。ナイトメア神威と組んであばしりタッグ王座を戴冠。そして第33回SPZクライマックスでは並み居る先輩方を抑えて堂々の3位入賞。着実にポジションを上げ、第34回SPZクライマックスでM祐希子、霧島レイラの2強をさしおいて優勝、その翌月に霧島のSPZ世界王者を奪取し、一気に団体トップに駆け上がった。最近では中江里奈、八島静香とユニットを結成し、中江里奈と組んでSPZ世界タッグ奪取し、シングル王者・タッグ王者・Sクラ優勝の3冠を達成するなどSPZの女帝となった。得意技はグリズリーボム、DDT。

テーマ曲:禿山の一夜(ムソグルスキー)

未来形アイドル 藤島瞳

本名:同じ 2024年2月9日、京都府西京区出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ31期生として2039年4月15日、札幌どさんこドーム大会での対マーメイド千秋戦でデビュー。飛び技には目を見張るものがあり、キューティー金井や渡辺智美以上のアイドルレスラーになるべく奮闘中。得意技はシューティングスタープレス、ムーンサルトプレス

テーマ曲:Eternal Wish(佐倉紗織)

希望の新星 葛城早苗

本名:同じ。2024年9月30日、山口県徳山市出身。運動能力の高さに目をつけた井上霧子にスカウトされ、SPZ32期生として2040年4月14日、札幌どさんこドーム大会での対 藤島瞳 戦でデビュー。打撃には見るべきものがあり、あの伊達遥の指導を受けてSPZキックと殺人ヒザ魚雷を伝授され、かつ斉藤彰子からジェットスマッシュを教わるなど研究熱心。殺人級の打撃を連続で食らわせたら大物食いもありうる恐ろしい選手。得意技はSPZキック、殺人ヒザ魚雷、ジェットスマッシュ。

テーマ曲:The Four Horsemen(メタリカ)

スーパーアイドル 早瀬葵

本名、同じ、2024年7月12日、佐賀県佐賀市出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ32期生として2040年4月16日、仙台アリーナ大会での 対 藤島瞳戦でデビュー。アイドル商会の一員として前座戦線を盛り上げる。アイドルレスラー扱いながら、第35回SPZクライマックスにはなんと予選会で佐久間理沙子を破って本大会初出場を勝ち取るなど意外性が高い。得意技は延髄斬り

テーマ曲:キャラメルダンセン(キャラメル)

超新星 佐久間理沙子

本名、同じ。2025年12月10日、東京都日野市出身。あのラッキー内田を輩出した多摩レスリングクラブの推薦でSPZ入り。2041年4月26日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 藤島瞳戦でデビュー。アマレス出身者らしい落ち着いたファイトで実力は急上昇、マイティ祐希子とのタッグでSPZタッグ王座を奪取。興行のオフ日には道場で新技の研究し、オリジナルの必殺技・ビートエンドを編み出す。得意技はビートエンド、ゴールデンクラッシュ、バイオドライバー。

テーマ曲:Energy(奥井雅美)

SPZのヒロイン2世 フローラ小川

本名:今野花子、2026年12月30日、神奈川県川崎市出身、母はあのSPZ1期生小川ひかる。子供の頃見たSPZのDVDでプロレス入りを決意し、SPZ34期生として2042年4月21日、京都市体育館での対 ハリケーン神田戦でデビュー。前座戦線でもまれる日々が続くが、最近は落ち着いた試合運びを見込まれ後半の試合にも顔を出すようになってきた。得意技は母親直伝?のSTF。

テーマ曲:ディヴェルティメント K138(モーツァルト)

未来のエース候補 ミネルヴァ石川

本名:石川洋子、2027年7月3日、石川県小松市出身。SPZの新人テストに合格し、35期生として2043年4月17日釧路アリーナ大会での対 フローラ小川戦でデビュー。おっとりとした性格ながら、馬力はかなりのものを持っており、今後が楽しみである。得意技はラリアット。

テーマ曲:ネバーエンディング・ストーリー(G.Moroder-K.Forsey)

SPZの新星 中村真帆

本名:同じ。2027年9月18日。岩手県花巻市出身。中学時代はソフトボールで身体を鍛え、その身体能力を井上霧子に見込まれ、スカウトされる。SPZ35期として2043年4月20日、仙台市体育館での対 フローラ小川戦でデビュー。持ち前のパワーでリングをワイルドに暴れ回る。得意技はDDT。

テーマ曲:ビバリーヒルズ・コップのテーマ(H.Faltermever)

SPZコミッショナー 井上霧子

1980年9月15日、神奈川県川崎市出身。1995年5月1日、関東女子プロレス・後楽園プラザ大会のユリシーズ島宮戦でプロレスデビュー。2004年11月に現役引退。SPZには旗揚げ前から社長秘書兼レフェリーとして参加。選手のまとめ役として貢献。2019年からはSPZ社長代行として団体フロントの顔としても活躍。現在はSPZ取締役として新人選手のスカウトを担当するかたわら、SPZコミッショナーに就任し、SPZベルトの管理を担当。

SPZの社長 吉田龍子

1997年11月13日、熊本県八代市出身。2013年4月11日、札幌キターアリーナ大会での富沢レイ戦でデビュー。2022年3月、現役引退。2027年8月、井上霧子のあとをうけて3代目のSPZ社長に就任。バランスシートも読めない社長でSPZの将来をお先真っ暗にすること確実。2033年に大日本テレビアナウンサー森和紀氏と結婚。社長を誰に譲ろうか考えているらしい。選手への愛情の裏返しである辛口のテレビ解説は好評。

レフェリー ロイヤル北条

本名、北条美雪。2006年2月7日、富山県氷見市出身。SPZ13期生として2021年4月21日、釧路アリーナ大会での芝田美紀戦でデビュー。2030年1月、現役引退。引退後はSPZに残り、若手選手のコーチをする傍ら、レフェリーを務める。現役時代の動き同様キビキビとした動き、かつ厳格なレフェリングは好評。

レフェリー ラッキー内田

本名:内田栄子 2008年10月30日、東京都多摩市出身。SPZ16期生として、2024年5月15日、鹿児島県営広場特設リング大会での成瀬唯戦でデビュー。2032年8月、現役引退。引退後はSPZに残り、若手選手のコーチをする傍ら、レフェリーを務める。

レフェリー ハリケーン神田

本名:神田友子、2018年1月1日、茨城県土浦市出身。学生時代はキックボクシングで身体を鍛え、SPZ25期生として入門。2033年5月11日、高知県体育館大会での対セイレーン千春戦でデビュー。2043年1月、現役引退。引退後はSPZに残り、若手選手のコーチをする傍ら、レフェリーを務める。

トレーナー イージス中森

本名:中森登志子 2012年11月29日、徳島県徳島市出身、SPZ新人テストに合格し、20期生として2028年4月16日、京都市体育館でのキューティー金井戦でデビュー。2038年4月、現役引退。その後はSPZに残り、トレーナーとして選手のコンディショニングを担当。代打レフェリーやテレビかいせつも時たま務める。

リングアナウンサー 村越忠幸

1984年6月11日、東京都八王子市出身。2019年4月入社、SPZ取締役・営業部長兼リングアナウンサーとして団体を陰から支える。会場では渉外全般を務めるかたわら、後半のアナウンスを務める。趣味は料理。

リングアナウンサー 阿部幸一

2000年5月28日、新潟県糸魚川市出身、2023年入社、グッズショップ販売を経験した後、2033年からリングアナウンサーに起用される。現在は巡業部担当課長として主に前半戦のアナウンスを担当。趣味はドライブ。

リングドクター 羽山海

1987年6月21日、鹿児島県上屋久町出身。帝王大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務。プロレス観戦好きが好じ、「タダでプロレスが見られる」という今野元社長の甘言に乗り、SPZにリングドクターとして首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

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2009年7月16日 (木)

書き下ろしSS「さかどり」

プロレス界の用語を簡単にSS風で解説。

今回は「さかどり」について書きます。

***********************

時に西暦2015年、日本有数の女子プロレス団体になったSPZだが、西日本の地方興行ではまだまだ知名度不足で、7月、大分・豊後竹田興行では屋外の青果市場駐車場で開催された。

「ひと雨来そうですね」

第1試合、保科優希VS渡辺智美の試合が続いているが、空模様がだんだん怪しくなってきた。取材に来た京スポ新聞の若林記者がつぶやく。

「雨が降ってきたら・・・『さかどり』行きますか」

SPZの影番・井上霧子が本部席の社長にアドバイス

『さかどり』とは、興行の途中で雨が降ってきた場合、試合順を変更して、先にメインイベントを行い、その次セミファイナル→セミ前の順で試合を行い、少しでもいいコンディションでお目当てのカードを開催することであります。現代プロレスでは屋外開催が減ったのでこのようなケースは少なくなりましたが・・・

「そうですね。それでは控室への連絡・手配をお願いします」

「わかりました」

第3試合、外人同士のシングルマッチが終わりにさしかかるころ、黒さを増した空が

ゴロッ

と鳴るや、バババババと雨が降り出した。

どよめく客席。しかし半数以上のファンはこの状況を予想していたのか、手早く持参してきたらしい雨具を羽織る。ざわめきの中、EWAの外人選手がブレーンバスターで試合を終わらせた。

雨に打たれるリング。しかしプロレス興行で雨天ノーゲームというのはない。

「こんな雨の中・・・やるの・・・」

「仕方ないのよ。危ないから角度のえぐい投げ技は出さないで」

第3試合終了後、いつもなら休憩に入るところだが、今野社長がリングに上がり、雨に打たれながら一言。

「ただいまよりメインイベントを開催いたします!」

ドワアアアア!

まず上原今日子、永沢舞、吉田龍子の新世代トリオ3人が入場。続いて伊達遥・沢崎光・秋山美姫の1期生3人が入場。地方興行でよくある6人タッグマッチ。

今野役員が手短にコール。そのあと空気を読んだ1期生3人がいきなり乱闘を仕掛けた。

きっちりとしたハイスパートプロレスを見せるのが難しい分、殴る蹴る主体のファイトでやろうという戦法。選手も観客もずぶ濡れになりながらファイト。

「これで終わりーーー」

永沢舞が沢崎のバックを取ってジャーマンを狙うが、伊達がすばやく入り込んでスライディングキック。よく滑る。

「アッ・・・」

スっ転ぶ永沢。足を払われてその場に尻餅をつく。伊達は勢い余ってリングを横切ってしまいそのまま反対側のエプロンから場外へ転落。これには場内どよめき。

「アークソ!滑って勝手がつかめねえ!!」

沢崎をボディスラムで投げてから、フラフラとコーナー最上段に上がった上原だったが、なんと足を滑らせてダイビングプレスに失敗。べしゃっとマットに落下。

そのあともめまぐるしい乱戦が続いたが、15分過ぎ、

「・・・・SPZキック」

伊達のSPZキックが上原に決まり、そのまま押さえ込んで3カウントを奪った。

「続いてセミファイナルを行います!」

メインに出場した6選手がそそくさと撤収すると、セミファイナルに登場する南姉妹が(南利美・ハイブリッド南)が入場。相手はEWAの外人二人。

雨はますます激しさを増す。これでは水中プロレスだ。

「くっ・・雨で・・勝手が・・」

踏ん張りの利かないハイブリッド南。エルボーもこわごわ打っている。このあたりにキャリアの浅さがモロに出ている。

「ウァハハハハ」

外人二人は早々ラフファイトに転じて、ハイブリッド南を捕まえて集中砲火。イスまで持ち込んでの大暴れ。南もカットに入るのだがそのつど場外にすべり落とされる涙目な展開。南さんの落ちっぷりに場内笑いも。けっきょく外人の片方がダウンしたハイブリッド南にギロチンドロップを落としてそのまま3カウント。なおもグロッキー状態のハイブリッド南を足蹴にする外人二人を

「はっ」

バシィッ

南さん、やけくそになったのか、お客さんから借りた花柄の傘で外人を殴りつけて退散させる。当然傘は骨が折れて使い物にならなくなった。そのあとハイブリッド南を起き上がらせて2人で礼をして引き揚げた。場内拍手。

メインとセミが終わったが、後2試合残っており、スター選手が登場するので1000人あまりのお客さんは誰一人帰ろうとせず、ずぶ濡れのまま声援を送っている。

「続いて第5試合を行います」

SPZの看板選手、草薙みことが登場。AAcのジョーカーウーマンとシングルで対戦。

ー滑って投げ技が出せませんね・・・

草薙みこと、投げ技を封印してグラウンド主体に戦いを切り替える。それでもお客さんを沸かせるあたりは看板選手。

「草薙流三分絞め!」

草薙みこと、アドリブで必殺技の名を叫び、変形の胴締めスリーパーにとらえる。三分間で相手を眠らせる必殺技?らしい。

「グググググ・・・」

ジョーカーウーマン、たまらずギブアップ。勝負タイム13分1秒。ファンは草薙のいつもと違うファイトスタイルに歓声を送った。

「続きまして本日の最終試合、第4試合を行います!!」

ほんらいは休憩明けなのだが、さかどり進行の為、小川ひかるが最後にリングに上がった。

(メインじゃないけど、興行の最後で、シングルマッチ・・・)

小川ひかる、やや緊張の面持ちでリングへ。対戦相手はEWAの外人選手、ウィン・ミラーである。

ー最後の試合だって考えずに、いつも通りやりなさい。

井上霧子レフェリーが目で指示。そして「第4試合」のゴングが鳴った。雨の勢いはまだ強い。

「うぁーーーーっ!」

ウィンミラーのコブラツイストをかけられて悲鳴をあげる小川。いつもながらのやられっぷりだ。それでも粘り強く応戦し、地味な攻防だけで観客を引っ張る。そしていつも以上のオガワコールが飛ぶ。そのまま20分が経過。

「ひいき目に見ても、小川さんがエースのメインイベントみたいだね」

本部席の今野社長がボソッと。

最後は小川とウィンミラーが回転エビ固めの応酬。大技を出しにくい分、丸め合いで活路を見い出す。カウント2で返しあうたび客席からは拍手が。派手さはないものの、これはこれで味がある攻防。

「これ、でっ!」

最後は小川が逆さ押さえ込みを見せて、粘るミラーから3カウントを奪った。勝負タイム22分11秒。

「本日は雨の中最後までご観戦いただきましてまことにありがとうございました」

雨の中、いつもと少しだけ違うSPZ興行は終わった。

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2009年7月15日 (水)

水曜雑記 09.07.15

本日は休刊日です。

プロレス関連で特に気になるニュースもありません。

■YouTubeで90年代の全日本の伝説の6人タッグ

(鶴田田上渕VS三沢川田小橋)がUPされておりました。

51分に及ぶ激闘。最後は三沢さんが田上をタイガーSHでフォール。

つい見入ってしまいました。

あれから17年くらい。6人の進んだ道は・・・・

(鶴田・・・死去、田上・・・ノア社長。渕・・・全日本取締役、スポット参戦するが実態は酒好き中年でチケット売りで生計を立てる。三沢・・・死去。川田・・・ハッスルでモンスターK、小橋・・・腎臓ガンを克服しノア副社長。)万物は流転する。

■魁皇(大相撲大関)通算952勝。あの北の湖の記録を抜いて単独3位。満身創痍だがパワーだけならまだ通用する。もう引退間近だと思いますがその気迫執念には頭が下がります。

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2009年7月14日 (火)

第734回 マイティ祐希子 ファイナル・バトル

35年目9月 マイティ祐希子最終試合atさいたまドーム

マイティ祐希子VS佐久間理沙子

「次の試合の登場するマイティ祐希子はこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

「disintegration」がかかるやさいたまドームが爆発した。轟きわたる歓声の中、SPZ希代の大エース、マイティ祐希子がいよいよ最後のリングに向かう。

対戦相手は33期の佐久間理沙子。正規軍の同志で近年はパートナーをつとめていた。
―先手必勝。

マイティ祐希子、チョップやドロップキックでとにかく攻める攻める。戦いが長引くと殺人級の大技をもらってしまうリスクがあるので早め早めに潰しにかかった。ローリングソバットも的確に決めて、そして流れるようにバックに回ってジャーマン。

カウント2で返したものの、佐久間理沙子起き上がれない。

「・・・・・・・・・」
マイティ祐希子、コーナーにすばやく駆け上がって、一瞬だけ客席に目をやった。
―これで、最後。
マイティ祐希子、思い切り舞った。ダイビングプレスがきれいなフォームで決まる。そのままフォール。

ワン、トゥ、スリー。

「14分12秒、ダイビングプレスでマイティ祐希子の勝ち」

マイティ祐希子、完勝といっていい内容。佐久間理沙子は緊張で硬くなってしまったのかいいところがほとんどなかった。

四方に礼をした後、マイティ祐希子、いったん花道を引き揚げた。そのあと少しのインターバル。ここでも過去の名勝負の残虐ビデオが流された。そのあとジャージに着替えたマイティ祐希子の引退セレモニー。

「ったく、先輩置いて辞めやがって・・・」
最古参の八島静香が花束を贈呈、真鍋選手会長、井上霧子、吉田社長からも花束が贈られた。

「私はみんなのおかげでここまで来れました!みんな今まで応援ありがとう!」

涙はなかった。最後まで笑顔で挨拶。こうしてSPZで一時代を築いた名選手がリングを去った。

マイティ祐希子

SPZ27期

2035年4月17日、釧路アリーナ大会での対 斉藤彰子戦でデビュー。2043年9月22日、さいたまドーム大会での対 佐久間理沙子戦で引退。稼動月数102ヶ月、出場試合数(概算)704試合

タイトル歴

第80代SPZ世界王者

第83代SPZ世界王者

第85代SPZ世界王者

第87代SPZ世界王者

第90代SPZ世界王者

第92代SPZ世界王者

累計防衛回数 31回(歴代1位)

第62代SPZ世界タッグ王者(パートナーはイージス中森)

第67代SPZ世界タッグ王者(パートナーはイージス中森)

第80代SPZ世界タッグ王者(パートナーはスカーレット小縞)

第82代SPZ世界タッグ王者(パートナーは佐久間理沙子)

第47代あばしりタッグ王者(パートナーはノエル白石)

第30回SPZクライマックス優勝

第31回SPZクライマックス優勝

第32回SPZクライマックス優勝

第33回SPZクライマックス優勝

第29回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはイージス中森)

第31回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはサキュバス真鍋)

第33回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはサキュバス真鍋)

第34回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはスカーレット小縞)

写真集 1冊

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2009年7月13日 (月)

第733回 マイティ祐希子最終試合

最終戦さいたまドーム大会。もちろん超満員の大盛況。

「マイティ祐希子最終試合」
の大看板が。

オープニングマッチは中村真帆対マリシアルイス。DDTやギロチンでよく攻めた新人の中村だったが、マリシアルイス、ハイアングルのボディスラムを2連発。これで3カウントを奪った。

そのあと「マイティ祐希子の功績をたたえるおもしろビデオ」の上映。

なぜかエレキギターを抱えた阿部アナウンサーがリングに上がりグギャーンとかき鳴らしながらオーロラビジョンにマイティ祐希子が攻めまくる残虐暴力ビデオが流れるというシュールな内容。編集がよくできていて対戦相手がバッタバッタバッタと倒されてゆく衝撃映像。最後に以下の大文字が。

「SPZ選手権通算防衛回数 31(歴代1位)」

そのあと第2試合、八島静香、フローラ小川、ミネルバ石川の3人が入場、対戦相手はアイドル商会の3人。

「おうらああああ」

八島静香、腰の痛みを堪えてタックルでタックルでサキュバス真鍋を吹っ飛ばす。休んでも良かったのだが、この日は面倒を見た後輩、マイティ祐希子の引退試合なので無理して出場した。懸命にアイドル商会の攻勢をさばいてからいい流れでF小川にタッチ。

フローラ小川も着実に力をつけてきて、このくらいの相手なら互角に闘えるようになってきたが、新人のミネルヴァ石川が案の定捕まってしまう。

「あーもう、あとはあたしに任せな」

八島さん、救援に出てきて、サキュバス真鍋にデスバレー。いい流れでフローラ小川にタッチしたが、フローラ小川も藤島のシャイニングウィザードを食らってしまってたまらずM石川にスイッチ。しかしここで新人のM石川がやってくれた。

「はっ」
ラリアットを藤島にぶち込む。1度目はカウント2で返されたが、2発目のラリアットを立て続けに決めて、そのまま押さえ込んで藤島瞳から3カウントを奪った。これには場内ええええええええの声。勝負タイム17分37秒。

「たいしたヤツだ。まあ喜べ」

この快挙に八島がミネルヴァ石川の手を上げた。

第3試合は外人同士のシングルマッチ。ジョディビートン対マユリシアター。マユリが打撃でよく攻めて、裏拳で3カウントを奪った。勝負タイム10分1秒。その試合が終わると休憩。

第5試合はグリズリー山本、中江里奈のタッグ王者チームが登場。対戦相手は革命軍の藤原和美&葛城早苗。グリズリー山本が革命軍の2人をボコボコにして、最後はDDTで藤原を処刑。勝負タイム11分6秒、山本さんの完勝。

セミは革命軍の霧島レイラ・RIKKA登場。対戦相手はブリジットウォン&ブルックウォン。RIKKAが悪の連係に少し捕まったものの、最後は霧島レイラが出てきて豪快なスプラッシュマウンテン。ブリジットウォンを地獄送り。勝負タイム18分18秒。

そして・・・メインイベント。まず最後の対戦相手の佐久間理沙子が走ってリングイン。

「次の試合の登場するマイティ祐希子はこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

「disintegration」がかかるやさいたまドームが爆発した。轟きわたる歓声の中、SPZ希代の大エース、マイティ祐希子がいよいよ最後のリングに向かう。

(続きます)

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2009年7月12日 (日)

第732回 惜別の九州巡業

35年目9月 M祐希子さよならシリーズ(続き)

第5戦長崎アリーナ大会、マイティ祐希子は前座の第2試合に登場。サキュバス真鍋とタッグを組んで新人のミネルヴァ石川、中村真帆と対戦。先発を買って出たM祐希子、2人をあっという間に蹴散らす。これは格が違う。

「うりゃあ」

M祐希子のバックドロップ。しかし中村、けんめいに2.8で返してドロップキックで反撃し、パートナーのM石川につなぐ。

M祐希子、そのあとしばらく石川を痛めつけた後、

「後、任せたわよ」
サキュバス真鍋にタッチ。サキュバス真鍋もM祐希子とのタッグでタッグリーグを制した事もあった。相変わらずのトリッキーな動きでミネルヴァ石川を翻弄すると。

「祐希子さん!!合体技!!」

「はいはーい!!」

走りこんでサンドイッチラリアット。これでM石川を戦意を絶つ。カバーはサキュバス真鍋、M祐希子はすかさずダッシュして中村真帆の前でお約束の通せんぼポーズ。カウント3が入った。勝負タイム9分17秒。

長崎大会メインで組まれたのはSPZ選手権、王者グリズリー山本に挑むのは葛城早苗。先月のSPZクライマックスで唯一、G山本に土をつけた選手であるので、このたびSPZ王座へ初挑戦となった。

「解説の吉田さん、どうでしょうかこの試合」

「んー、95パーセント山本選手でしょう、馬力が違いすぎます。葛城選手にチャンスがあるならば」

「あるならば?」

「打撃で眠らせることですね」

「なるほど」

「でも山本選手も警戒してくると思いますからねぇ・・」

グリズリー山本、序盤からヘッドバットをごっすんごっすん。

「うわ、作戦立ててますね、頭攻撃してわけわかんなくさせる作戦ですよ」

徹底した頭頭攻め。そしてバックドロップ2連発。葛城もエルボーで反撃するが単発。

「ぐはははははは」

最後はカウンターで掌底がはいってしまいこれで葛城は崩れ落ちた。そのまま押さえ込んで3カウント奪取。25分14秒、王者が9度目の防衛に成功。まったく危なげない。

**************************

第6戦佐賀大会、マイティ祐希子はセミで34期のフローラ小川と対戦。このクラスの相手なら余裕余裕。フローラ小川のエルボーやドロップキックを適度に受けてから

「はっ」
華麗に舞って延髄2連発。これでばったり倒れたフローラ小川。あとはダイビングプレスで圧殺。勝負タイム8分0秒、完勝。

「あと、2つ・・・・」

***************************

第7戦、カイメッセ山梨大会。マイティ祐希子はセミで29期のRIKKAとシングル対戦。RIKKAとは先月のSクラで対戦していないのでひさしぶりの激突。

スピード感あふれる攻防。RIKKAの動きにきっちり対応するM祐希子。そして延髄で痛撃!これで倒してダイビングプレス。きのうのフローラ小川はこれで終わりだったが、RIKKA、なんとか2で返す。しかしM祐希子、勝負どころは逃さない。

「せええええーい!!」
久しぶりに見せたタイガースープレックス。RIKKAもがくが、腕のフックがかかっていて返せない。そのまま3カウントを聞いた。勝負タイム11分22秒。

山梨大会メインはあばしり戦、王者八島静香、中江里奈に挑むのはアイドル商会のサキュバス真鍋、早瀬葵組。

「やれやれ・・・」
25期生の八島静香、全身ボロボロで全盛期の動きは見る影もない。先月のSクラでまた腰を痛めた。この日は5分過ぎにちょっと出てきて顔見世程度のファイト。

―あたしが片付けます。八島さんはコーナーで見ててください。

中江里奈一気の攻め。パワーボム2連発、STOと怒涛の攻め、これでサキュバス真鍋を叩き潰した。15分54秒、王者組が5度目の防衛に成功。

そして、最終戦。さいたまドーム大会。

(続きます)

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2009年7月11日 (土)

第731回 TWWA選手権試合 ジェーンメガライト×M祐希子

第3戦大分別府ビーコンホール大会。

マイティ祐希子は休憩明け第4試合で新人のミネルヴァ石川、中村真帆と組んでアイドル商会の3人(サキュバス真鍋、藤島瞳、早瀬葵)と対戦。

先発を買って出た祐希子、アイドル商会の3人とひとしきりやりあう。サキュバス真鍋のエルボーが祐希子をたじろがす。5分過ぎ、ひととおりやりあったなと判断した祐希子はミネルヴァ石川にタッチ。とたんに攻守が逆転する。アイドル商会のすばやい動きに新人2人がついていけない・・・

―このコたちとやるのも。今日で最後・・・

アイドル商会の3人とは地方の6人タッグなどでよくタッグを組んで、外人や革命軍とやることも多かったのでいたのでどちらかというと仲間という感覚だ。

マイティ祐希子、ラリアットでサキュバス真鍋をたじろがすと立て続けにデスバレー、しかしサキュバス真鍋も返す。1対1では厳しいと判断したサキュバス真鍋、

「藤島さん!」
祐希子へ二人がかりの攻め。サンドイッチラリアットを決める。これで祐希子はたまらずM石川にタッチ。そのあと新人2人も懸命のファイト。雲の上の人だった祐希子と組めるのもこれが最後。中村真帆も覚えたてのDDTを繰り出す。そしていい流れでM祐希子にタッチ。

「これでっ!」
最後はマイティ祐希子が藤島にラリアットを決めた。パワーはそれほどでもないがシャープに打ち込んだ。これで3カウントが入った・・・勝負タイム16分7秒。

戦い終わってノーサイド、6人で手上げしてファンの声援にこたえた。

別府大会メインはSPZタッグ戦、新王者G山本、中江里奈に挑むのは革命軍コンビ、葛城早苗、RIKKA組。
「フン、フンッ、フン、フンッ!!」

グリズリー山本が邪悪な笑みを浮かべながら入場。中江里奈はいつも以上の入れ込み具合。
中江と葛城の先発で始まった。試合開始早々、葛城の掌底で中江里奈が鼻から流血のアクシデント。先月、中江によってSクラの優勝戦線から引き摺り下ろされたことをまだ根に持っているようだ。

しかしタッチを受けて出てきたG山本、強い。RIKKAを自信満々に殴り倒すと、葛城には重いステップキックを乱打。打撃でも自分が上という意思表示か。しかし中江も殺人ヒザ魚雷で応戦。互いにダメージを負ってパートナーにタッチ。そのあと中江相手に挑戦者チームは早いタッチワークで応戦。だが、中江もジャンピングニーで反撃。試合は長引いた。

最後は乱戦の末、どさくさにまぎれた中江が葛城に強烈なパワーボム。これはRIKKAがカットしたが、ここでG山本が出てきた。まずRIKKAを軽く場外へ投げ捨てると

「ファハハハハハ」

ズン。DDTで終了。勝負タイム48分14秒、王者組が初防衛に成功。

「ゼェ・・・ゼェ・・・・ゼェ・・・・」

(相手チームの標的にされた中江里奈さすがに苦しい表情、控室の畳の上に横たわる)

「ウォー、葛城なんざたいしたことねえよオラッ」
(グリズリー山本はいつも通り怪気炎)

****************************

第4戦熊本アクエリアンドーム大会

「最後にもう1回、祐希子とヤラセロ」

最強外人ジェーンが対戦相手に名乗りを上げた、でもって熊本大会メインで最後の激突。SPZ選手権をめぐって死闘を繰り広げた仲だ。

「祐希子に敬意を表して、私の持っているTWWAのベルトを賭けよう」
で、なんとTWWA選手権試合として行われることとなった。

「この試合が一番楽しみだったのよ。ジェーンさんに赤っ恥かかせてやるから」
祐希子が昔を思い出したかのようなハイスパートプロレス。しかし長くは続かなかった。ジェーンのラリアット、バックドロップを食らって苦境に立たされる。

「それェッ」
ジェーン、身体後とぶつかってくるネックブリーカー。そしてパイルドライバー。さすが世界の頂点に立つ選手、一つ一つの技が重く鋭い・・・

「ウァーーーーー」
最後は雄たけびとともに、ジェーンが切り札ベリートゥバック。これでM祐希子の意識は闇に落ちた。勝負タイム22分58秒。

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TWWA世界選手権試合(60分1本勝負)

ジェーンメガライト(22分58秒、ベリートゥバック)マイティ祐希子

王者が防衛に成功

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最後のベリートゥバックを受けきれず失神してしまったM祐希子、担架で運ばれた。
「やっぱり・・・ジェーンさんは・・・凄い。」

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2009年7月10日 (金)

第730回 そろそろ潮時かなって思って・・・

35年目9月
「そろそろ潮時かなって思って・・・」
27期生のマイティ祐希子が引退を表明。Sクラで4勝3敗に終わって優勝争いに絡むことなく終わったので引退を決意したらしい。ということで9月シリーズは「マイティ祐希子さよならシリーズ」として行われることになった。

「ファンクラブ・・・フフッ」
葛城早苗のファンクラブが結成された。表には出さなかったが葛城早苗、相当嬉しかったらしい。

第1戦鹿児島大会。マイティ祐希子はメインイベントに登場。佐久間理沙子、フローラ小川と組んで霧島レイラ、藤原和美、葛城早苗の革命軍3人と激突。革命軍も祐希子打倒を目的に作られた組織、

「行けえ!祐希子をぶっつぶせ思い残すことなく引退させたれーーー」

霧島レイラが大声で指示。若手の頃はタッグを組んでいたこともある同期の引退、一抹の寂しさ。

試合のほうは佐久間理沙子が祐希子の負担を軽減しようと悪い意味で出ずっぱりになってしまい、ダメージをくらってしまう。フローラ小川はまだ力不足、となるとM祐希子が積極的に攻めるしかないが、藤原のスープレックス攻勢に捕まってしまう。

フローラ小川も藤原のJOサイクロンを食らってしまい(ロープに逃れたのは奇跡に近い)そのまま場外でのびてしまいだんだん祐希子組の旗色が悪くなってくる。

「いくぞっ」

霧島レイラのラリアットが佐久間へ。豪腕が首を直撃。これはM祐希子がカットしたが要領よく出てきた葛城がそのまま
「ベタな乱闘やらせてください」
ささやいてから祐希子を場外乱闘に連れ出す。そのまま場外で殴り合っているうちに、リング上では霧島レイラが必殺のスプラッシュマウンテンで佐久間をしとめた。勝負タイム19分44秒。

「それじゃあな、祐希子さんよ!こんどはマスターズ戦で金網デスマッチやろうぜ!」

霧島レイラが捨てゼリフを吐いてから藤原葛城を促して退場。

試合後、マイティ祐希子が大ダメージを受けた2人のパートナーを介抱した後、3人でお辞儀。鹿児島のファンは大歓声を送った。

******************************

第2戦宮崎大会。

「9月なのに、九州はまだ暑いわね」

試合前、体育館外の物陰でハーゲンダッツを食べる祐希子。きょうの相手はグリズリー山本、中江里奈、八島静香の3人である。祐希子のパートナーは昨日と同じく佐久間理沙子フローラ小川。

「今日は・・・山本さんね、頼むよ理沙子ちゃん」

しかし対戦相手のG山本組が祐希子に狙いを絞っての攻め。
「どりゃあああ」
グリズリー山本のDDT,スクラップバスターで大ダメージを受けたM祐希子、ひとまずフローラ小川にタッチ。

「ヌハハハハッハ」
グリズリー山本、上からフローラ小川に組み付いて力をこめる。まるで大人と子供、
「ぐぐ・・うううっ」
圧力がすごい。それだけでフローラ小川を消耗させる。

「ウァハハハハハ」
そのあとフローラ小川が弱ったのを確かめてDDT2連発。これでフローラ小川を叩き潰した。勝負タイム17分29秒。

(続きます)

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2009年7月 9日 (木)

蔵出し原稿 プロレス観戦記 2005.02.05

ジャイアント馬場 七回忌追善興行
2005年2月5日 日本武道館

1999年1月31日、日本プロレス界の巨星、ジャイアント馬場さんが亡くなった。死の1ヶ月前までリングに立っていたので突然の訃報に呆然としたのを今でも覚えている。CDで「王者の魂」を聴くたび(「J」でも同じだが)もうこの曲が本来の目的でかかることはないのだと思うと胸が締めつけられるのである。それほど馬場さんは私の心の中で大きな存在であった。時は流れ、6年後の2005年、最盛期の全日本プロレスの首都圏常打ち会場であった日本武道館で、七回忌追善興行が行われる事になった。故人を偲ぶ会的なプロレス興行になりそうだが、馬場さんファンとしては見に行かないわけには行かない。個人的ひいきの渕正信がメインに出るのも決め手となった。

往時の全日本プロレスの武道館大会はやれば超満員でチケットの入手も難しかったのだが、いまはプロレスブームそのものが下火になっていることもあって、全日本プロレスも通常興行では採算的に厳しいのか日本武道館を使わなくなった。休みが取れるかどうか危うかったので、前売りチケットは手配しなかったが、当日券ねらいで開場の一時間前に武道館へ向かった。地下鉄を九段下で降りて、お濠ぞいを歩いて門をくぐると武道館が現れる。今回のカードはそんなにすごいカードが組まれているわけでもないので、当日券でも1階の4列目をゲットできた。会場までは北の丸公園でまったりと過ごす。食堂のカレーライスは700円のわりに美味しくはなかった。

西日を浴びながら枯れ芝生の上に寝転んで過ごし、16時に開場。1階からアリーナを望むといつもの全日本のリングが見える。スポーツ興行らしい非日常の空間だ。何度来てもこの会場は好きだ。本を読みながら17時の試合開始を待つ。客の入りはアリーナはほぼ満員、1階席は8割方、2階席は5割方の入り。ファンそれぞれの馬場さんへの思いが死後6年経った今もこの開場を埋める。

5時過ぎ、場内が暗転され、数箇所に設置された大型ビジョンから馬場さんの生前の名勝負の映像が流れる。なんてものを見せてくれるのだ。思わずシンミリしてしまう。

そのあと車椅子に坐ったハヤブサ選手が花道奥で、いつまでも~ジャイアント馬場さんへ~の熱唱。そして、いつもの武道館興行のように木原リングアナが本日のカードを読み上げ、そのあとカン、カン、カンとゴングが鳴らされ、テーマ曲が鳴る。最初に入場してきたのは相島勇人とGOEMONであった。

第1試合 平井伸和 土方隆司 対 相島勇人 GOEMON

重低音の響くテーマ曲で相島とGOEMONが入場。そのあと「セクシイダイナマイツ!」の叫びで始まる平井のテーマで平井、土方が入場。試合そのものは短かった。、淡々とした攻防が続いたあと、土方のいつものキックが冴え相島、GOEMONに着実にダメージを与える。相島もパワースラムやラリアットで反撃するが、平井をフォールしたところで土方にスキンヘッドを思いっきりペチンとはたかれてカットされてしまい(ここがこの試合で一番沸いた)そのあと分断された相島が平井にフォール負け。フィニュッシュは覚えていない。

第2試合 荒谷望誉 石狩太一 対 嵐 奥村茂雄

この試合も7分で決着と短かった。このメンバーでは1人小兵の石狩が奮闘するも、145kgの巨体を誇る嵐には通じない。コーナーに控える嵐を殴っても、嵐は平然として、しばらく間を置いた後(この間が笑わせる)お仕置きのように嵐が石狩の頭をペチンとひっぱたく。終盤、石狩と嵐の攻防となったが、コーナーに詰めた嵐に、ジャンプしての側頭部キックを叩きこむが、当たりが浅かったのか、嵐は無反応。最後は嵐が石狩を嵐落とし、ラリアットからパワーボムへとつなぎ沈めた。

第3試合 望月成晃 横須賀亨 K-ness. 対 ドラゴン・キッド 堀口元気 斎藤了

ドラゴンゲートの6選手による5人タッグマッチ。登龍門ルール(試合権利関係なくタッチなしで交代が成立する)でレフリーも神田裕之というテイストの試合のため、めまぐるしい攻防に。女性ファンの黄色い声援はこの試合が一番多かったように思う。「クネスー!」「サイリョウー!」大技、飛び技、望月の蹴り技、連携技がつぎつぎと決まるが、カットプレーや個々の選手の粘りでなかなか沈む選手が出てこない。最後はどうにか戦いが分断された所を望月が垂直落下ブレーンバスターらしき技で堀口?(斎藤だったかもしれない)を仕留めた.。勝負タイムは18分だったが、息をつかせぬ攻防で見ごたえがあった。

第4試合 アブドーラ・ザ・ブッチャー ターザン後藤 対 新崎人生 本間朋晃

ゴォーンという鐘の音、そして般若心経が流れて白衣姿の新崎人生、そして本間が入場する。錫杖のしゃりんという音が響く。そのあと一昔前の洋楽っぽい曲(「汚れた英雄・・・だろうか」)がかかり、フードつきのガウンをまとったターザン後藤が入場。そしてあの「吹けよ風、呼べよ嵐」がかかり、ブッチャーが入場。ブッチャー、後藤は悪役なので4選手が揃うやいなやリング上は臨戦体勢、ピリとした空気が張り詰める。どうにか4選手のコールが終わったところでいきなり取っ組み合いが始まる。いきなり本間が捕まる展開。ブッチャーの地獄突きは相変わらずの威力(喉を狙うのだからたまらない)、後藤もイス、机を持ち出し本間を痛めつける。

ブッチャーの年齢(推定67歳、のわりには体型が変わっていない、この人はサイボーグなのだろうか)を考えたのか後藤が前面に出ていた。即席チームとは思えずタッチワークもスムーズ。人生が後藤を念仏パワーボムに捕らえようとするが体重のある後藤はリバースで返す。そのあと後藤は人生を拝んで念仏のお返し。これには館内どよめく。人生はブッチャーを拝み渡りにとらえるがやはり地獄突きで反撃され、代わった本間が後藤のラリアットで倒された所でブッチャーの宝刀、毒針エルボーが炸裂しカウント3。試合後ブッチャーは「ブッチャー、バーバ!」を連呼して引き上げる。破天荒な中でもそれぞれの持ち味が出た良い試合であった。ここで休憩。

休憩後、ジャイアント馬場七回忌セレモニー。学生の合唱部らしき方々がリングに上がり馬場さんが生前好きだった歌「上をむいて歩こう」を歌う。そのあとゲスト入場。高山善廣(リングイン時はトップロープをちゃんとまたいでいた)、坂口征二、ザ・デストロイヤー、スタン・ハンセンが入場。そのあと長年馬場さんを取材してきた関係者がリング上に上がり、きょうの興行に出た全選手がリングの周囲を囲む。ガン手術を受けてまだ試合のできないスティーブ・ウイリアムスがいたが、紹介はされなかったので気付く人は少なかった。馬場元子さんの挨拶のあと全員が起立して(会場のみんなが立ってしまうのだから凄い)10カウントゴング。

第5試合 マイク・バートン ジム・スティール ジョージ・ハインズ 対 ジャマール チャック・パルンボ ロドニー・マック

外国人同士による6人タッグマッチ。6人の中ではハインズが一番人気で赤い紙テープの量も多い。バートン、スティール、ハインズはかつての全日本プロレスファンならおなじみの常連外人。対するはいまの全日本の外人エース、巨漢ジャマールに元WWEのごつい外人2人、マックとパルンボの混成チーム。やはり体がデカイもの同士だと単純な殴り合いでも迫力がある。序盤はハインズがつかまってしまい、ジャマールの巨ケツアタックを食らうなどピンチがあったが、河津落とし(!)や二段蹴りで反撃し、うまくバートン、スティールにスイッチして最後は巨漢ジャマールをバートンがゴールデンレフトで場外に転落させ(このジャマールの落ちっぷりも凄かった)孤立したマックをバートンがバートンカッター、ラストライドと大技をたたみかけて沈めた。

セミファイナル 武藤敬司 佐々木健介 カズ・ハヤシ 対 小島聡 大森隆男 馳浩

小島のテーマ「RUSH」で小島組の3人が入場。武藤のテーマ「トランスマジック」で武藤組の3人が入場。それぞれが根強いファンをもつスター選手なので会場も沸く。試合は6人が持ち味を出す百花繚乱的な展開になった。このなかでは1人ジュニアヘビー級のカズハヤシが鋭い身のこなしで奮闘し、馳に逆エビを決めようとしたところで掟破りのジャイアントスイングかと場内が勘違いしてどよめいたので急きょジャイアントスイングをしかけようとするもさすがに馳が抵抗したのでズルズルと引きずっただけで失敗。逆に馳が軽量のハヤシをジャイアントスイングで43回転。これでハヤシは大ダメージ?を負った。

そのあとネックブリーカードロップの連続競演(馳やハヤシまで仕掛ける!)や健介の逆一本背負い、馳のノーザンや武藤のシャイニングウィザードなど各選手の得意技が乱発されるすさまじい試合になったが、20分が経過した後リング上が小島とカズの一騎打ち状態に。カズもWA4などで小島を追いこむも小島はラリアット1発でカズを仕留めた。試合後は馳、大森、小島が四方に礼をして引き上げた。

メインイベント 川田利明 マウナケア・モスマン 対 天龍源一郎 渕正信

選手は一人ずつ入場。まずは「デンジャーゾーン」で渕が入場。渕はガウンではなく馬場さんTシャツを着て入場。そのあとモスマンが入場、「サンダーストーム」で天龍が入り、最後に「HOLY WAR」で川田が入ってくる。天龍・川田のコールの所では大量の黄色紙テープが舞う。試合は先発で出た渕がいきなりつかまってしまう。モスマンと基本的な攻防をひとしきりやったまではよかったのだが、モスマンがショルダータックルを乱発しそのつど渕は倒されて受け身をとっていく。そのあとスイッチした川田が起き上がりこぼしチョップを連発。そのあと川田もショルダータックル連発で渕を転がす。そのあと序盤でストレッチプラムまで繰りだし、天龍の出番ないまま終わってしまうかと心配したがどうにか渕が耐えた。再度出てきたモスマンに渕が顔面蹴り、バックドロップで反撃し、ようやく天龍にタッチ。

天龍は川田とものすごい水平チョップ合戦を繰り広げた。中盤は渕と天龍がうまいタッチワークで一進一退の攻防に。渕は胸板を真っ赤にしながらも、モスマンや川田に首固め(スモールパッケージホールド)を乱発し勝ちを取りに行く。丸める丸める。バックドロップ→首固めの繰り返しに至っては渕さんこだわるなー、とうなってしまう。が、このクラスのレスラーに正面から首固めをしかけても3カウントはとれず、きっちり返される。渕はフェースロックまで繰出したが、ここはモスマンがロープへ逃れた。

スイッチした天龍が53歳(垂直落下式ブレーンバスターに近い技)を繰りだしモスマンを押さえるが川田がカット、気がつけば25分が経過する大勝負に。天龍・渕はダブル延髄斬りなどの合体技も決めた。終盤はモスマンが渕をスイングDDTかなんかで押さえたところで天龍がカットに入り、そのあと川田がうまく天龍を場外戦に誘いチョップ合戦。ああ、渕が孤立してしまった。こりゃ決まるなという雰囲気の中、ケアのハワイアンスマッシャー炸裂。これは渕が意地で返したがモスマンの次の技(アルゼンチンバックブリーカーのような体勢でかついでから落とす大技、名前知らない)でついに3カウント。

モスマンのテーマが流れた後、「王者の魂」がかかり、最後は川田、モスマン、天龍、渕、元子夫人、和田京平レフェリーの6人で四方に礼をして退場。天龍55歳、渕51歳が年齢のわりに奮闘したのでいい試合だったと思う。武道館のメインに渕が登場した試合が見られて良かった。人ごみの中九段下へ、皆がゾロゾロと帰り出す。馬場さんはいまだファンそれぞれの心の中、きょう登場した選手の中に存在し続けることをあらためて認識した素晴らしい大会であった。

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2009年7月 8日 (水)

本日は休養日です・・・

・水曜日恒例のぐだぐだ更新。

・WASをやる時間が取れない。現在44年目6月まで。フローラ小川にタッグベルト2本持たせて引退回避させるもシングルでのぐだぐだッぷりが笑わせる。

・火曜日に山梨県奥地に(北杜市釜無川源流)修行に行ってきました。仮眠をはさみながら13時間ほど歩く。手の甲が日焼けしてしまった。

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2009年7月 7日 (火)

第729回 35回目のSPZクライマックス(下)

第35回SPZクライマックス!!優勝争いも佳境に。

第7戦はどさんこドーム大会。

中江(6点、パワーボムからのエビ固め 16.40)葛城(8点)

中江のパワーさっぽうに苦しんだ葛城、SPZキックで打開しようとするが、中江里奈、何事もなかったかのように起き上がってくる。フランケンシュタイナー、ノーザンライトSH,パワーボム連発という怒涛の大技攻勢を見せて3カウント。

「こっ・・ちもシード権がかかってるんでね」

中江里奈、これで3勝3敗の五分に戻して最終戦へ。

「くっ・・・・」

せっかくチャンピオンのG山本に勝ったのに、葛城、実にもったいない2敗目を喫した・・・・・・

M祐希子(8点、ニーリフトからの片エビ固め11.05)早瀬(0点)

マイティ祐希子が落ち着いて早瀬をさばいて4勝目。シード権を守った。

「明日は山本さんですか・・・精一杯やります。今の自分で、どこまでやれるのか・・・」

霧島(10点、ラリアットからの片エビ固め 11.49)藤原(4点)

霧島レイラ1敗キープ。タッグパートナーの藤原を仕留めた。4敗目を喫した藤原、シード権が厳しくなった・・・

G山本(10点、DDTからの片エビ固め 10.57)八島(2点)

グリズリー山本も完勝。1敗を守った。これでSクラは霧島レイラとグリズリー山本が1敗のまま最終戦横スペへなだれ込むこととなった。

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さて、最終戦横スペ大会。
中江(8点、パワーボムからのエビ固め 23.21)藤原(4点)

28期同士の対戦。引き分け以上でシード権を守れる中江里奈、持ち前のパワーで積極的に攻めて、パワーボムで勝利。

「フーッ、きつかった・・・」
8点でリーグ戦を終えてほっと一息の中江。

葛城(10点、ストレッチプラム 12.55)八島(2点)

葛城が優勢に試合を進め、最後はストレッチプラムで八島を絞り上げてギブアップを奪った。

5勝2敗でリーグ戦を終えた葛城早苗、控室でミネラルウォーターを飲みながら一息。
「どんな相手でも、死ぬ気でぶつかっていかなきゃって強く感じました」

霧島(12点、ムーンサルトプレスからの体固め 10.07)早瀬(0点)

早瀬の延髄2連発、ミサイルキックをしのいだ霧島レイラ、ムーンサルトで勝利。相手の技を受けきってからきっちりと勝つ教科書的プロレス。

「さーて、メインでも見ますかね」

コスチューム姿のまま、あるかもしれない決定戦に備える。

G山本(12点、エルボーからの片エビ固め 9.48)M祐希子(8点)

M祐希子が勝つか、引き分けならその瞬間に霧島が優勝なのだが、G山本強い。げはげは笑いながらヘッドバット、そして掌底、裏投げ。一つ一つが重い。

「ぶっ潰す」
そしてバックドロップ、掌底、エルボー。これでM祐希子を叩きのめした。決定戦のことを考えたのか一気のつぶし。M祐希子が10分もたなかった試合も最近ではあまり例がない・・・

「もう、これまでなのかもしれませんね」

マイティ祐希子、がっくりとした表情でシューズの紐を控室で解いた。メインの役割も果たせなかった完敗。

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かくて、メインイベント終了後に、1敗同士の2人が優勝決定戦で激突。

G山本(バックドロップからの片エビ固め16.45)霧島

パワーファイター同士の決定戦だが、霧島レイラはどうもG山本には分が悪い。馬力では相手が上なので攻め手がなかなか見つからないのだ。今回もズルズルと攻め込まれる悪いパターン。エルボー、頭突きを喰らってだんだん動きがおかしくなってゆく霧島レイラ。

「グワアハハハハハハ、ぶっ潰す」

ラリアット、バックドロップと攻め立てられ霧島レイラ、敗北。

「ウァハハハハ、誰が最強かわかったろッ!」

2連覇のグリズリー山本、賞金100万円と副賞のブランドバッグを受け取って怪気炎。

「くそーーー、今年もお食事券かよ・・・・」

準優勝の霧島レイラ、副賞の横浜中華街お食事券5万円分を受け取った。これで6年連続準優勝。ある意味凄い記録。3位には葛城早苗が食い込み、賞品の「スポーツドリンク1ケース」が贈られた。

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2009年7月 6日 (月)

第728回 35年目のSPZクライマックス(中)

第4戦は大阪・なにわパワフルドーム大会

中江(4点、パワーボムからのエビ固め 12.37)八島(2点)

あばしり王者チーム同士の対戦。序盤から積極的に攻めた中江がそのまま押し切って勝利。2勝目を挙げた。

ー中江のヤツ、いい根性してるよ!

八島静香、試合後に痛めた腰を治療しながらコメント。

藤原(2点、背面トペからの片エビ固め 14.32)早瀬(0点)

「まぐれでSクラに出た説」早瀬葵、この日も目いっぱいのファイトを見せるが、藤原のバックドロップ一発で動きが止まる。最後は返し技の背面トペに3カウントを奪われた。

霧島(6点、ラリアットからの片エビ固め 18.52)M祐希子(2点)

かつての頂上対決が大阪のセミで実現。しかしマイティ祐希子、昨日の博多で葛城に蹴り倒された影響か動きがいまいちぱっとしない。とくいのムーンサルトもいまいち切れがない。
「覚悟っ」

霧島レイラが逆にお株を奪う重爆ムーンサルト、これで大ダメージを負ったM祐希子、立て続けてのラリアットに散った・・・

葛城(4点、ストレッチプラム 14.04)G山本(4点)

「殺るか、殺られるかです」

大阪で最高のカードが実現。重爆モンスター、グリズリー山本と葛城早苗が対決。
「くらえっ」

葛城早苗、一歩も引かず打撃をばしばし当てていく。G山本、ラフファイトに活路を見出そうと場外戦に引きずり込むが、葛城も応戦しなんと場外で思いっきり裏投げ、

「ぐぐぐぐ・・・」
これで腰を打ってしまったG山本、リングに戻ったが動きが完全に止まった。そこを突いて葛城早苗ストレッチプラム。

「・・・ギブアップ。」
グリズリー山本、激しい痛みにたまらずギブアップ。昨年8月から続けていたシングルマッチの連勝が止まった。これで優勝の行方が一気に分からなくなった。

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第5戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

藤原(4点、パイルドライバーからの片エビ固め 13.38)八島(2点)

団体最古参の八島静香、連日のやられまくりパターン。この日は藤原の投げまくりに屈した・・・

葛城(6点、ラ・マヒストラル 10.51)早瀬(0点)

きのうG山本を破り、優勝戦線に殴り込みをかけた葛城。この日は早瀬をボコボコにのした後、最後はわざわざラ・マヒストラルという渋い技で3カウントを奪って3勝目を挙げた。
「最後はたまたまです。一度は使ってみたかったんです」

M祐希子(4点、ムーンサルトプレスからの体固め 26.32)中江(4点)

2連敗を喫しもう後がないM祐希子、この日は中江の打たれ強さに苦しむ。中江も猛攻を耐えてパワーボム、バックドロップで勝負をかける。これはなかなかできることではない。一度はパワーボムで返されたものの2度目のトライでフランケンシュタイナーも決めた。
「このっ」

マイティ祐希子、めったに見せないデスバレー。しかしダイビングプレスは2回も自爆。あわやの空気が漂うが、3度目のトライでダイビングプレスを決め、ここで切り札ムーンサルトプレス。なんとか中江を振り切って2勝目。しかしかつての絶対王者がこのクラスの相手に苦戦するようでは・・・

G山本(6点、DDTからの片エビ固め 14.03)霧島(6点)

名古屋大会メインはド迫力の肉弾戦。きのう葛城にまさかの敗北を喫したG山本が積極的に攻めて、霧島レイラを振り切った。最後は豪快なDDT。

「ぐはぐはぐはぐは、霧島レイラ、弱すぎなんだよ。あいつにはお食事券(準優勝の賞品)がお似合いなんだよ」

「チクショウ、消えうせろっ」(優勝のチャンスをあっさり潰した霧島)

これで全勝がいなくなった。1敗でG山本、霧島、葛城が並ぶ展開!!

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第6戦は仙台大会。
葛城(8点、ドロップキックからの片エビ固め 10.29)藤原(4点)

「優勝?どうでしょうね。」

表面上は平静を装っている葛城だが、この選手、優勝を狙っているぞ・・・・この日は藤原を殺人ヒザ魚雷を乱発して、足腰立たなくさせておいてドロップキックでトドメ。藤原和美を完全に叩きのめした・・・

霧島(8点、ラリアットからの片エビ固め 12.27)中江(4点)

5年連続準優勝という不名誉な記録を持つ霧島レイラ、
「優勝と準優勝は違うよ、100万円と食事券5万円だもん」

今年こそ悲願の優勝を狙っている。この日は中江を持ち前のブルファイトで押し切って勝利。1敗を守った。

M祐希子(6点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 9.02)八島(2点)

マイティ祐希子が危なげなく3勝目。八島静香ただやられるだけで終わった・・・

「アークソ、でもやっぱり祐希子は凄い。まあいいや。牛タン喰いに行こう。」

G山本(8点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め7.37)早瀬(0点)

早瀬葵、玉砕・・・

残り2戦、優勝の行方は1敗の3人に絞られた。

(続きます)

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2009年7月 5日 (日)

第727回 35年目のSPZクライマックス(上)

35年目8月
フローラ小川、ハリケーン神田、早瀬葵が負傷欠場となった。

恒例のSPZクライマックス。第35回の記念大会。

■「SPZの超エース」マイティ祐希子(23)×

8年連続8度目の出場 第30回・第31回・第32回・第33回大会優勝
「えーと、今できる事を精一杯やります、でも賞金は狙いますよ、何かと物入りなので(笑)」

■「みなぎるパワー 大砲だ」霧島レイラ(23)△

7年連続7度目の出場
「勝負はゲタを履くまで分からない。ベストをつくす」

■「狂乱ベアー」グリズリー山本(19)◎

3年連続3度目の出場 第34回大会優勝
「全員ぶっ潰す!ワハハハハハ」

■「キラーマシーン」葛城早苗(18)

2年連続2度目の出場
「まあ、全力をつくします」

■「重戦車」中江里奈(22)

6年連続6度目の出場 
「1点でも多く勝ち点を取って、去年より上を目指します」

■「革命軍の旗手」藤原和美(22)

2年連続4度目の出場 
「頑張ります!」
以下は予選会勝ちあがり組。

■「ケンカ番長」八島静香(25)

9年連続9度目の出場(歴代1位) 予選会1位通過
「応援、夜露死苦」

■「ど根性アイドル」早瀬葵(18)初出場!!

 予選会2位通過
「ご、頑張りまっすっ!」

2戦目の広島大会からリーグ戦開始。

八島(2点、ショルダータックルからの片エビ固め 18.06)早瀬

―多分これがさいごのSクラ。で、目の前にいる相手はまだ勝てない相手じゃあない、
予選会では勝っている早瀬相手なので、八島が動けないなりに試合を作り、パワーボム、デスバレーで動きを止めておいて、

「うぉらあああ」

最後はぶちかましで早瀬からカウント3奪取。これには島根からバス4台に分乗してやってきた大応援団も拍手喝采。

「・・・ああ、キツかった。じゃあ、明日からぶっこみってことで。」

霧島(2点、ラリアットからの片エビ固め 19.24)葛城

革命軍同士の対決。
―霧島さんに勝って、上を目指す!!

葛城早苗、団体ナンバー2の霧島レイラにどうしても勝っておきたい。序盤こそ互角の戦いを展開したものの、やはり体力勝負になれば霧島が何枚か上。葛城がスタミナ切れで棒立ちしたところを、

「マットに沈めーーーー」
ラリアットで終了。

「この調子で今年こそ100万円をGETしてやんぜーーー」

M祐希子(2点、ニーリフトからの片エビ固め13.04)藤原

動きが落ちたとはいえマイティ祐希子、団体トップグループの座は維持している。この日は藤原のスープレックス攻勢をひとしきり受けてから、
「はっ」
タイミングよくニーリフトを決めて終了。幸先よく白星発進。

G山本(2点、バックドロップからの片エビ固め12.56)中江

タッグパートナー同士の対戦だがお互いリングに上がればそんなの関係ないとばかりにド迫力の肉弾戦をやってのける。広島のファンは熱い声援を送ったが、グリズリー山本のバックドロップが冊立。中江の頭が危ない角度でマットへ。

「もう一度喰らえ!ぐははははは」
中江が弱ったのを見るやもう一度同じ技、これで中江を失神KOに追いやった。

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3戦目は九州ドーム大会。
中江(2点、延髄斬りからの片エビ固め12.48)早瀬(0点)

「ちぇすとー、なんてね♪」
早瀬の延髄が決まるが、中江は倒れなかった。

「そんなの効かないよ」
捕まえて豪快なパワーボム。かろうじて2.9で返した早瀬だったがもはや起き上がることはできず、頭を押さえて悶絶。すかさず中江がギロチンでトドメ。

霧島(4点、ブレーンバスターからの片エビ固め9.11)八島(2点)

「きょうの相手は、霧島ねぇ・・・」
力押しで攻めてくるいやな相手だ。案の定序盤からラリアットを連発でもらい、フラフラ状態に追い込まれる。

「イクゾッ」
3発目のラリアットで八島、腰から崩れた。そこをブレーンバスターで豪快に投げてトドメ。

葛城(2点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 16.29)M祐希子(2点)

互角の戦いが続いたが、急展開となったのはこの技だった。
「覚悟」
出たージェットスマッシュ!!
カウント2で返すM祐希子、しかし葛城は躊躇することなく
「覚悟」
2度目のジェットスマッシュ。これでM祐希子の戦意を奪い3カウントを。斉藤彰子からコピった技を完全に自分のものにした。

「この調子で行く。山本さんを倒す。」
32期の葛城がとうとう祐希子越えに成功。

G山本(4点、裏投げからの片エビ固め 7.27)藤原(0点)

九州ドーム大会メインはグリズリー山本の完勝。藤原が玉砕覚悟で序盤から投げまくり、JOサイクロンで投げきったところまでは良かったが、そこから失速。玉砕してしまった。

第35回SPZクライマックス。G山本と霧島レイラが2連勝スタート。(続きます)

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2009年7月 4日 (土)

第726回 ドーム決戦 グリズリー山本×ジェーンメガライト

35年目7月シリーズ(続き)

最終戦は新日本ドーム大会、営業努力の甲斐あって超満員になった。

第1試合はジョディビートン対ワイルドローズ1号、ビートンがノーザンライトSHで勝利。

第2試合はアイドル商会の藤島瞳・早瀬葵登場。マリシアルイス・中村真帆の異色コンビと対戦。早瀬が新人の中村をジャンピングニーで倒して終了。アイドル商会の二人が愛嬌を振りまきながら退場。来月のSPZクライマックス、早瀬葵がどんな戦いぶりを見せるか。

第3試合は強豪外人対決、ロゼ様対ブリジットウォン。ロゼ様が華麗に闘い、バスターローズで勝利。ブリジットも粘ったので25分33秒の熱闘。その試合が終わると休憩。

後半の第4試合はフローラ小川登場、対戦相手は難敵外人、ブルックウォン。試合前半はグラウンドで地味に抵抗して言ったフローラ小川だが、後半になるとスタミナに難があるのでブルックに攻め込まれてしまう。しかし、

「もう、逃げられないわよ!!」

ここで繰り出したSTF。母親である小川ひかるから自宅じゅうたんの上で直伝されたらしい。

ー決めるときのSTFは、リストの部分で鼻を潰す感じで。シングルマッチなら痛さでギブアップが取れるから。

懸命に耐えたブルックだったがついに根負けしてギブアップ。フローラ小川が15分12秒、外人選手相手に勝利。場内ドワアアアアの歓声。

SPZの今野人事経理担当役員もリング下で瞠目。負けてばっかりだと思っていたが、確実に芽を出してきている。

セミはSPZクライマックス出場者6人によるスペシャル6人タッグマッチ。

葛城早苗、藤原和美、霧島レイラ対M祐希子、八島静香、中江里奈。

祐希子組がインスタントチームなのに対して革命軍の3人は普段から組んでいるので連係で分がある。10分過ぎに動き出した革命軍、葛城が中江をジェットスマッシュで蹴り倒して終了。

「長い試合が多かったんで、早めに終わらそうと思いました」

メインはSPZ戦、王者グリズリー山本に対するは最強外人ジェーンメガライト。昨日の幕張で51分やって疲れが取れてないG山本、さすがにジェーンに攻め込まれ、ベリートゥバックも1発食らってしまうが、G山本もスタミナは充分ある。

「オルァアアアアア」

15分過ぎにラッシュをかけた。ラリアット、ステップキックとつないでジェーンから3カウント。これで8度目の防衛に成功。

「つ、強い!!」

「こりゃあSクラも優勝は山本さんで決まりかな」

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2009年7月 3日 (金)

第725回 中江里奈 タッグ2冠王

35年目7月

RIKKAをTWWAへ短期遠征に出した。もうひと伸びしてもらいたいところ。

「サマースターナイツシリーズ」開幕。

第4戦宇都宮大会メインであばしりタッグ戦が組まれた、王者八島静香、中江里奈組に対するは中堅外人のジョディ・ビートン、マリシアルイス組。

「ぐっ・・・」

八島静香、さすがに動きの悪さがあり、マリシアの掌底をいいようにもらってしまう。
「ぐわあっ」

棒立ちになったところへDDT。

「頼む、中江・・・」
しかし中江のファイトも今日はピリッとしない。あのマリシアにズルズルと攻め込まれて裏拳2連発、DDTで追い込まれて、しまう。

―この辺が年貢の納め時かな

八島静香、中江の救援に入りそのまま無謀にも外人2人相手に突っかかって行くが。、逆に外人2人に場外でいたぶられる。往年の暴れっぷりは見る影もない。しかし外人組みもなかなか決めきれない。そして4人が入り乱れる展開。

「中江、・・・今まで、ありがとよ!」
「何言ってるんですか!!」

中江里奈が背後からビートンを殴ってぐらつかせる。

「もうちょっとだけ頑張りましょうよ!!」
「・・・わあったよ!!」

合体パイルドライバー炸裂。これで頭を打ったビートン、続くフォールを返せなかった。勝負タイム51分32秒の激戦。王者組が4度目の防衛に成功。

試合後の控室、中江と八島が転がっていた。
「もう、辞めさせてくれよ・・・10年やったんだし」

八島静香、さすがに弱気につぶやく。あの程度の外人にここまで追い込まれるのもいまだかつてなかったことだ。

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第7戦幕張大会メインはSPZタッグ戦、王者霧島レイラ、藤原和美に挑むのはグリズリー山本、中江里奈組。SPZシングル王者のグリズリー山本がついにタッグ王座を狙ってきた。

「藤原、なんとしても耐えて中江を引きずり出すぞ」

霧島レイラが悲痛な表情。いまのG山本に勝てるわけがない。タッグベルトを防衛するとしたら中江から取るしかない。

「ぐはぐはぐはぐは」

しかし挑戦者チームもそんなのお見通し、グリズリー山本が矢面に立ってのファイト。霧島藤原の2人をぐはぐはと高笑いを交えつつ追い込む

「この・・・・バケモノ!!」

藤原和美が懸命にJOサイクロン。G山本の巨体を投げきった。

「ググググ」

こうなっては中江が出てくるしかない。ここぞとばかりに猛攻を仕掛けたが、中江も懸命にしのいでパワーボムで霧島を叩きつける。そしていい流れでG山本にタッチ。

「終わりだーーーーー」
グリズリー山本、秘技、ジャーマンスープレックス

「うあああ、ぬわーーーっ!!」
あのパワーで投げられたらひとたまりもない。霧島レイラ、失神。ピクリとも動けずフォール負け。

勝負タイム51分19秒、王座移動。

「グゥハハハハハ、これでタッグベルトももらった。来月はSクラ、あわせて三冠王だグゥハハハハハ」

「ハァハァ・・・やリー、これで・・・2冠王だ!!」

中江里奈、あばしりタッグとあわせて2冠王。

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2009年7月 2日 (木)

第724回 本気モードの早瀬葵

34年目6月 SPZクライマックス予選会

第6戦は福井大会。
八島(6点、デスバレーからの片エビ固め 17.42)S真鍋(2点)

「どらあああああああ」
八島静香、いつも通りタックル連打で追い込んでゆくがサキュバス真鍋のちょこまかとした動きになかなか決定打が繰り出せない、しかし、

「はいはい終わり、早く家帰って寝なーーー」

八島さん、つかまえればこっちのもの、デスバレーでサキュバス真鍋を仕留めて3勝目。

早瀬(8点、背面トペからの片エビ固め 11.26)佐久間(4点)

「はいっ」
早瀬のシャイニングウィザードがクリーンヒット。しかし佐久間懸命にロープへ。当たり所が悪かったのか佐久間の動きがおかしい。

「はぁぁっ」
懸命にDDTで反撃するが早瀬もカウント2で返す。

―Sクラ、本大会、出るーーーーーーー

早瀬組み付く、しかし佐久間が強引にロープに振る。佐久間ジャンピングニーか何かを狙って走り出す。しかし早瀬がここで仕掛けた。ロープに飛びうつり、反動を利しての背面トペで佐久間を押しつぶした!!

ワン、トゥ、スリー

佐久間返せずそのまま3カウントが入った!佐久間理沙子、痛すぎる取りこぼしで2敗目、これで本大会が一気に遠のいた。

「ハァハァ、あと、ひとつ・・・」

本気モードの早瀬葵、破竹の4連勝!!!

第7戦は神戸大会

S真鍋(4点、ミサイルキックからの片エビ固め 12.35)F小川(0点)

サキュバス真鍋が終始優勢に試合を進めて2勝目を挙げた。

八島(8点、ショルダータックルからの片エビ固め12.04)藤島(0点)

八島静香、タックル連打で快勝。これで最終戦を待たずして八島、早瀬の本大会出場が決まってしまった。

神戸大会メインはSPZタッグ戦、霧島レイラ、藤原和美が初防衛に成功。RIKKA、葛城組と対戦して、RIKKAを霧島がうまくとらえて、最後はスプラッシュマウンテンで決着。

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最終戦さいたまドーム。本大会出場者は決まったけど予選会最後の3試合。

藤島(2点、エルボーからの片エビ固め26.04)F小川(0点)

フローラ小川よく粘ったのだが・・・・

八島(10点、ショルダータックルからの片エビ固め 16.54)早瀬(8点)

八島静香が全勝で予選会突破。これで9年連続Sクラ出場という新記録を達成した。

佐久間(6点、ジャンピングニーからの片エビ固め 10.05)S真鍋(4点)

佐久間理沙子が3勝で予選会を終えた。出られなかった悔しさか、無言で会場を後にした。

さいたまドームのメインはSPZ選手権試合、今回の挑戦者は最強外人ロゼ様、しかしグリズリー山本が相変わらずの磐石名攻め。ロゼ様もバスターローズを繰り出すなど見せ場は作ったがそれまでで、最後はG山本がバックドロップでロゼ様を葬った。勝負タイム24分13秒。これで王者が7度目の防衛に成功。

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2009年7月 1日 (水)

水曜日の雑感

・次にリアルプロレスを見に行くのはいつになることだろう

(2007年11月の相模原が最後)

休みが週一になってしまったし火曜日はあまり興行をやっていない。

こういうときだからこそリアルプロレスを見に行きたいのですが。

・WASはボソボソとやっております。現在44年目4月が終わったところです。

(貯金9年分?)44期生はサンダー龍子をついに雇用・・・

WAS2は積みゲーのまま。今ハマっているのがPCゲーム

「夜明け前より瑠璃色な ムーンライトクレイドル」エステルかわいいよエステル。

・きのうは越谷レイクタウンへ視察へ。帰りに寄った人形町の

「ビーフカツレツそときち」、久々のヒットでした。

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