第731回 TWWA選手権試合 ジェーンメガライト×M祐希子
第3戦大分別府ビーコンホール大会。
マイティ祐希子は休憩明け第4試合で新人のミネルヴァ石川、中村真帆と組んでアイドル商会の3人(サキュバス真鍋、藤島瞳、早瀬葵)と対戦。
先発を買って出た祐希子、アイドル商会の3人とひとしきりやりあう。サキュバス真鍋のエルボーが祐希子をたじろがす。5分過ぎ、ひととおりやりあったなと判断した祐希子はミネルヴァ石川にタッチ。とたんに攻守が逆転する。アイドル商会のすばやい動きに新人2人がついていけない・・・
―このコたちとやるのも。今日で最後・・・
アイドル商会の3人とは地方の6人タッグなどでよくタッグを組んで、外人や革命軍とやることも多かったのでいたのでどちらかというと仲間という感覚だ。
マイティ祐希子、ラリアットでサキュバス真鍋をたじろがすと立て続けにデスバレー、しかしサキュバス真鍋も返す。1対1では厳しいと判断したサキュバス真鍋、
「藤島さん!」
祐希子へ二人がかりの攻め。サンドイッチラリアットを決める。これで祐希子はたまらずM石川にタッチ。そのあと新人2人も懸命のファイト。雲の上の人だった祐希子と組めるのもこれが最後。中村真帆も覚えたてのDDTを繰り出す。そしていい流れでM祐希子にタッチ。
「これでっ!」
最後はマイティ祐希子が藤島にラリアットを決めた。パワーはそれほどでもないがシャープに打ち込んだ。これで3カウントが入った・・・勝負タイム16分7秒。
戦い終わってノーサイド、6人で手上げしてファンの声援にこたえた。
別府大会メインはSPZタッグ戦、新王者G山本、中江里奈に挑むのは革命軍コンビ、葛城早苗、RIKKA組。
「フン、フンッ、フン、フンッ!!」
グリズリー山本が邪悪な笑みを浮かべながら入場。中江里奈はいつも以上の入れ込み具合。
中江と葛城の先発で始まった。試合開始早々、葛城の掌底で中江里奈が鼻から流血のアクシデント。先月、中江によってSクラの優勝戦線から引き摺り下ろされたことをまだ根に持っているようだ。
しかしタッチを受けて出てきたG山本、強い。RIKKAを自信満々に殴り倒すと、葛城には重いステップキックを乱打。打撃でも自分が上という意思表示か。しかし中江も殺人ヒザ魚雷で応戦。互いにダメージを負ってパートナーにタッチ。そのあと中江相手に挑戦者チームは早いタッチワークで応戦。だが、中江もジャンピングニーで反撃。試合は長引いた。
最後は乱戦の末、どさくさにまぎれた中江が葛城に強烈なパワーボム。これはRIKKAがカットしたが、ここでG山本が出てきた。まずRIKKAを軽く場外へ投げ捨てると
「ファハハハハハ」
ズン。DDTで終了。勝負タイム48分14秒、王者組が初防衛に成功。
「ゼェ・・・ゼェ・・・・ゼェ・・・・」
(相手チームの標的にされた中江里奈さすがに苦しい表情、控室の畳の上に横たわる)
「ウォー、葛城なんざたいしたことねえよオラッ」
(グリズリー山本はいつも通り怪気炎)
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第4戦熊本アクエリアンドーム大会
「最後にもう1回、祐希子とヤラセロ」
最強外人ジェーンが対戦相手に名乗りを上げた、でもって熊本大会メインで最後の激突。SPZ選手権をめぐって死闘を繰り広げた仲だ。
「祐希子に敬意を表して、私の持っているTWWAのベルトを賭けよう」
で、なんとTWWA選手権試合として行われることとなった。
「この試合が一番楽しみだったのよ。ジェーンさんに赤っ恥かかせてやるから」
祐希子が昔を思い出したかのようなハイスパートプロレス。しかし長くは続かなかった。ジェーンのラリアット、バックドロップを食らって苦境に立たされる。
「それェッ」
ジェーン、身体後とぶつかってくるネックブリーカー。そしてパイルドライバー。さすが世界の頂点に立つ選手、一つ一つの技が重く鋭い・・・
「ウァーーーーー」
最後は雄たけびとともに、ジェーンが切り札ベリートゥバック。これでM祐希子の意識は闇に落ちた。勝負タイム22分58秒。
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TWWA世界選手権試合(60分1本勝負)
ジェーンメガライト(22分58秒、ベリートゥバック)マイティ祐希子
王者が防衛に成功
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最後のベリートゥバックを受けきれず失神してしまったM祐希子、担架で運ばれた。
「やっぱり・・・ジェーンさんは・・・凄い。」
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