第730回 そろそろ潮時かなって思って・・・
35年目9月
「そろそろ潮時かなって思って・・・」
27期生のマイティ祐希子が引退を表明。Sクラで4勝3敗に終わって優勝争いに絡むことなく終わったので引退を決意したらしい。ということで9月シリーズは「マイティ祐希子さよならシリーズ」として行われることになった。
「ファンクラブ・・・フフッ」
葛城早苗のファンクラブが結成された。表には出さなかったが葛城早苗、相当嬉しかったらしい。
第1戦鹿児島大会。マイティ祐希子はメインイベントに登場。佐久間理沙子、フローラ小川と組んで霧島レイラ、藤原和美、葛城早苗の革命軍3人と激突。革命軍も祐希子打倒を目的に作られた組織、
「行けえ!祐希子をぶっつぶせ思い残すことなく引退させたれーーー」
霧島レイラが大声で指示。若手の頃はタッグを組んでいたこともある同期の引退、一抹の寂しさ。
試合のほうは佐久間理沙子が祐希子の負担を軽減しようと悪い意味で出ずっぱりになってしまい、ダメージをくらってしまう。フローラ小川はまだ力不足、となるとM祐希子が積極的に攻めるしかないが、藤原のスープレックス攻勢に捕まってしまう。
フローラ小川も藤原のJOサイクロンを食らってしまい(ロープに逃れたのは奇跡に近い)そのまま場外でのびてしまいだんだん祐希子組の旗色が悪くなってくる。
「いくぞっ」
霧島レイラのラリアットが佐久間へ。豪腕が首を直撃。これはM祐希子がカットしたが要領よく出てきた葛城がそのまま
「ベタな乱闘やらせてください」
ささやいてから祐希子を場外乱闘に連れ出す。そのまま場外で殴り合っているうちに、リング上では霧島レイラが必殺のスプラッシュマウンテンで佐久間をしとめた。勝負タイム19分44秒。
「それじゃあな、祐希子さんよ!こんどはマスターズ戦で金網デスマッチやろうぜ!」
霧島レイラが捨てゼリフを吐いてから藤原葛城を促して退場。
試合後、マイティ祐希子が大ダメージを受けた2人のパートナーを介抱した後、3人でお辞儀。鹿児島のファンは大歓声を送った。
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第2戦宮崎大会。
「9月なのに、九州はまだ暑いわね」
試合前、体育館外の物陰でハーゲンダッツを食べる祐希子。きょうの相手はグリズリー山本、中江里奈、八島静香の3人である。祐希子のパートナーは昨日と同じく佐久間理沙子フローラ小川。
「今日は・・・山本さんね、頼むよ理沙子ちゃん」
しかし対戦相手のG山本組が祐希子に狙いを絞っての攻め。
「どりゃあああ」
グリズリー山本のDDT,スクラップバスターで大ダメージを受けたM祐希子、ひとまずフローラ小川にタッチ。
「ヌハハハハッハ」
グリズリー山本、上からフローラ小川に組み付いて力をこめる。まるで大人と子供、
「ぐぐ・・うううっ」
圧力がすごい。それだけでフローラ小川を消耗させる。
「ウァハハハハハ」
そのあとフローラ小川が弱ったのを確かめてDDT2連発。これでフローラ小川を叩き潰した。勝負タイム17分29秒。
(続きます)
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