第729回 35回目のSPZクライマックス(下)
第35回SPZクライマックス!!優勝争いも佳境に。
第7戦はどさんこドーム大会。
中江(6点、パワーボムからのエビ固め 16.40)葛城(8点)
中江のパワーさっぽうに苦しんだ葛城、SPZキックで打開しようとするが、中江里奈、何事もなかったかのように起き上がってくる。フランケンシュタイナー、ノーザンライトSH,パワーボム連発という怒涛の大技攻勢を見せて3カウント。
「こっ・・ちもシード権がかかってるんでね」
中江里奈、これで3勝3敗の五分に戻して最終戦へ。
「くっ・・・・」
せっかくチャンピオンのG山本に勝ったのに、葛城、実にもったいない2敗目を喫した・・・・・・
M祐希子(8点、ニーリフトからの片エビ固め11.05)早瀬(0点)
マイティ祐希子が落ち着いて早瀬をさばいて4勝目。シード権を守った。
「明日は山本さんですか・・・精一杯やります。今の自分で、どこまでやれるのか・・・」
霧島(10点、ラリアットからの片エビ固め 11.49)藤原(4点)
霧島レイラ1敗キープ。タッグパートナーの藤原を仕留めた。4敗目を喫した藤原、シード権が厳しくなった・・・
G山本(10点、DDTからの片エビ固め 10.57)八島(2点)
グリズリー山本も完勝。1敗を守った。これでSクラは霧島レイラとグリズリー山本が1敗のまま最終戦横スペへなだれ込むこととなった。
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さて、最終戦横スペ大会。
中江(8点、パワーボムからのエビ固め 23.21)藤原(4点)
28期同士の対戦。引き分け以上でシード権を守れる中江里奈、持ち前のパワーで積極的に攻めて、パワーボムで勝利。
「フーッ、きつかった・・・」
8点でリーグ戦を終えてほっと一息の中江。
葛城(10点、ストレッチプラム 12.55)八島(2点)
葛城が優勢に試合を進め、最後はストレッチプラムで八島を絞り上げてギブアップを奪った。
5勝2敗でリーグ戦を終えた葛城早苗、控室でミネラルウォーターを飲みながら一息。
「どんな相手でも、死ぬ気でぶつかっていかなきゃって強く感じました」
霧島(12点、ムーンサルトプレスからの体固め 10.07)早瀬(0点)
早瀬の延髄2連発、ミサイルキックをしのいだ霧島レイラ、ムーンサルトで勝利。相手の技を受けきってからきっちりと勝つ教科書的プロレス。
「さーて、メインでも見ますかね」
コスチューム姿のまま、あるかもしれない決定戦に備える。
G山本(12点、エルボーからの片エビ固め 9.48)M祐希子(8点)
M祐希子が勝つか、引き分けならその瞬間に霧島が優勝なのだが、G山本強い。げはげは笑いながらヘッドバット、そして掌底、裏投げ。一つ一つが重い。
「ぶっ潰す」
そしてバックドロップ、掌底、エルボー。これでM祐希子を叩きのめした。決定戦のことを考えたのか一気のつぶし。M祐希子が10分もたなかった試合も最近ではあまり例がない・・・
「もう、これまでなのかもしれませんね」
マイティ祐希子、がっくりとした表情でシューズの紐を控室で解いた。メインの役割も果たせなかった完敗。
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かくて、メインイベント終了後に、1敗同士の2人が優勝決定戦で激突。
G山本(バックドロップからの片エビ固め16.45)霧島
パワーファイター同士の決定戦だが、霧島レイラはどうもG山本には分が悪い。馬力では相手が上なので攻め手がなかなか見つからないのだ。今回もズルズルと攻め込まれる悪いパターン。エルボー、頭突きを喰らってだんだん動きがおかしくなってゆく霧島レイラ。
「グワアハハハハハハ、ぶっ潰す」
ラリアット、バックドロップと攻め立てられ霧島レイラ、敗北。
「ウァハハハハ、誰が最強かわかったろッ!」
2連覇のグリズリー山本、賞金100万円と副賞のブランドバッグを受け取って怪気炎。
「くそーーー、今年もお食事券かよ・・・・」
準優勝の霧島レイラ、副賞の横浜中華街お食事券5万円分を受け取った。これで6年連続準優勝。ある意味凄い記録。3位には葛城早苗が食い込み、賞品の「スポーツドリンク1ケース」が贈られた。
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