第728回 35年目のSPZクライマックス(中)
第4戦は大阪・なにわパワフルドーム大会
中江(4点、パワーボムからのエビ固め 12.37)八島(2点)
あばしり王者チーム同士の対戦。序盤から積極的に攻めた中江がそのまま押し切って勝利。2勝目を挙げた。
ー中江のヤツ、いい根性してるよ!
八島静香、試合後に痛めた腰を治療しながらコメント。
藤原(2点、背面トペからの片エビ固め 14.32)早瀬(0点)
「まぐれでSクラに出た説」早瀬葵、この日も目いっぱいのファイトを見せるが、藤原のバックドロップ一発で動きが止まる。最後は返し技の背面トペに3カウントを奪われた。
霧島(6点、ラリアットからの片エビ固め 18.52)M祐希子(2点)
かつての頂上対決が大阪のセミで実現。しかしマイティ祐希子、昨日の博多で葛城に蹴り倒された影響か動きがいまいちぱっとしない。とくいのムーンサルトもいまいち切れがない。
「覚悟っ」
霧島レイラが逆にお株を奪う重爆ムーンサルト、これで大ダメージを負ったM祐希子、立て続けてのラリアットに散った・・・
葛城(4点、ストレッチプラム 14.04)G山本(4点)
「殺るか、殺られるかです」
大阪で最高のカードが実現。重爆モンスター、グリズリー山本と葛城早苗が対決。
「くらえっ」
葛城早苗、一歩も引かず打撃をばしばし当てていく。G山本、ラフファイトに活路を見出そうと場外戦に引きずり込むが、葛城も応戦しなんと場外で思いっきり裏投げ、
「ぐぐぐぐ・・・」
これで腰を打ってしまったG山本、リングに戻ったが動きが完全に止まった。そこを突いて葛城早苗ストレッチプラム。
「・・・ギブアップ。」
グリズリー山本、激しい痛みにたまらずギブアップ。昨年8月から続けていたシングルマッチの連勝が止まった。これで優勝の行方が一気に分からなくなった。
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第5戦は名古屋しゃちほこドーム大会。
藤原(4点、パイルドライバーからの片エビ固め 13.38)八島(2点)
団体最古参の八島静香、連日のやられまくりパターン。この日は藤原の投げまくりに屈した・・・
葛城(6点、ラ・マヒストラル 10.51)早瀬(0点)
きのうG山本を破り、優勝戦線に殴り込みをかけた葛城。この日は早瀬をボコボコにのした後、最後はわざわざラ・マヒストラルという渋い技で3カウントを奪って3勝目を挙げた。
「最後はたまたまです。一度は使ってみたかったんです」
M祐希子(4点、ムーンサルトプレスからの体固め 26.32)中江(4点)
2連敗を喫しもう後がないM祐希子、この日は中江の打たれ強さに苦しむ。中江も猛攻を耐えてパワーボム、バックドロップで勝負をかける。これはなかなかできることではない。一度はパワーボムで返されたものの2度目のトライでフランケンシュタイナーも決めた。
「このっ」
マイティ祐希子、めったに見せないデスバレー。しかしダイビングプレスは2回も自爆。あわやの空気が漂うが、3度目のトライでダイビングプレスを決め、ここで切り札ムーンサルトプレス。なんとか中江を振り切って2勝目。しかしかつての絶対王者がこのクラスの相手に苦戦するようでは・・・
G山本(6点、DDTからの片エビ固め 14.03)霧島(6点)
名古屋大会メインはド迫力の肉弾戦。きのう葛城にまさかの敗北を喫したG山本が積極的に攻めて、霧島レイラを振り切った。最後は豪快なDDT。
「ぐはぐはぐはぐは、霧島レイラ、弱すぎなんだよ。あいつにはお食事券(準優勝の賞品)がお似合いなんだよ」
「チクショウ、消えうせろっ」(優勝のチャンスをあっさり潰した霧島)
これで全勝がいなくなった。1敗でG山本、霧島、葛城が並ぶ展開!!
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第6戦は仙台大会。
葛城(8点、ドロップキックからの片エビ固め 10.29)藤原(4点)
「優勝?どうでしょうね。」
表面上は平静を装っている葛城だが、この選手、優勝を狙っているぞ・・・・この日は藤原を殺人ヒザ魚雷を乱発して、足腰立たなくさせておいてドロップキックでトドメ。藤原和美を完全に叩きのめした・・・
霧島(8点、ラリアットからの片エビ固め 12.27)中江(4点)
5年連続準優勝という不名誉な記録を持つ霧島レイラ、
「優勝と準優勝は違うよ、100万円と食事券5万円だもん」
今年こそ悲願の優勝を狙っている。この日は中江を持ち前のブルファイトで押し切って勝利。1敗を守った。
M祐希子(6点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 9.02)八島(2点)
マイティ祐希子が危なげなく3勝目。八島静香ただやられるだけで終わった・・・
「アークソ、でもやっぱり祐希子は凄い。まあいいや。牛タン喰いに行こう。」
G山本(8点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め7.37)早瀬(0点)
早瀬葵、玉砕・・・
残り2戦、優勝の行方は1敗の3人に絞られた。
(続きます)
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