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2009年10月11日 (日)

第792回 最強の挑戦者

(今回分量少なくてすみません)

38年目5月

「ダイヤモンドシリーズ」開幕。今シリーズはフローラ小川がWWCAから防衛戦の依頼が来たため海外遠征。新人のジャンヌ永原は居残り特訓ということで、外人込みで14名の寂しいサーキットとなった。

そのぶんシングルやタッグ中心のマッチメイクとなったため沸いた。

最終戦は横スペ大会。メインイベントは当然SPZ戦

王者佐久間理沙子に挑むのは、最強の挑戦者・グリズリー山本。いまのSPZで考えられる最高のカードだ。

まず挑戦者、グリズリー山本が入場。「禿山の一夜」がかかるや場内大盛り上がり。グリズリー山本は鉄パイプを構えながら入場。

そのあと現SPZ世界王者、佐久間理沙子が登場。「Energy」がかかるやドワアアアアの大歓声。

「さて、行きますか」

紺色のロングガウンに身を包んだ佐久間、花道をゆっくり歩いてリングへ。

そのあとチャンピオンベルトの返還、認定証の読み上げは京スポ新聞若林取締役。

「えー、この試合は、えー、株式会社スーパースターズ・プロレスリング・ゼットが、えー、認定する、えー世界選手権試合であることを、えー、宣言する、えー、2046年5月22日、スーパースターズプロレスリング代表取締役、中森登志子、えー、代読、京スポ新聞若林太郎」

午後8時27分、ゴングが鳴った。

「佐久間、まだまだお前なんかにやられはしねえぜ!!」

力任せに攻め込んでゆくG山本、しかし佐久間も

「この技を受けても立っていられる?」
ビートエンド炸裂。G山本のガタイが頭からマットへ。
「グゥワアアア」
頭を押さえてもがくG山本。チャンスとばかりにノーザン連発で攻める佐久間、しかしG山本、佐久間のバイオドライバー狙いをリバースで返してから、反撃開始。ステップキックを入れてからグリズリーボム。佐久間をまっさかさまに落とした。

ワン、トゥ、ドドドドド・・・

しかし佐久間、グリズリーボムを2.8で返した。轟きわたる重低音ストンピング。

―そんな・・・・

切り札を返されたG山本は呆然。

「・・・・これでっ!!」

佐久間、最後の力を振り絞って決めにかかる。この日3度目のノーザンライトスープレックス

「ごぼおっ」

一度は2.8で返したG山本だが、立て続けに4度目のノーザンを食らって終了。勝負タイム22分27秒、王者が3度目の防衛に成功。

「んー、ああばこばこ投げられちゃあいかんですね。自分の重さが仇になります」

解説の吉田取締役が冷静なコメント。
さすがのグリズリー山本もノーザン4発食らってはどうにもならなかった。

「危なかったですけど、なんとかしのぎ切りました」

佐久間理沙子、最強の挑戦者を退けてほっと一息。

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