第788回 タイトル戦かけ忘れ37年目2月
37年目2月、「スノーエンジェルシリーズ開幕」
「吉田さーん、カンベンしてよ・・・」
今野ファウンダーが吉田広報部長に文句をたれる。第7戦高岡大会のマッチメイク、メインで組まれたのがWWCA世界戦、王者ダークスターカオスに対するは挑戦者フローラ小川。いくらなんでもパワーが違いすぎる。
「いやー、フローラ選手受けるのはうまいから沸くんじゃないかと思って」
しかし蓋を開けたら、ダークスターカオスのパワフルな攻めにフローラ小川なすすべなし。いいところなくあっさりと裏投げ2連発に散った。勝負タイム12分35秒。
―やっぱり、ダメだったか・・・
今野ファウンダー、このためだけに富山まで出向いたが娘の勝利はならなかった。
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最終戦横スペ大会、第2試合で波乱が、新人のジャスティスえちごが1期先輩のクラリッジ成瀬をドロップキック連発で攻め込み、最後は強烈な逆水平チョップで成瀬の戦意を喪失させ、トドメのドロップキックでカウント3を奪った。勝負タイム15分53秒。
セミファイナルのノンタイトル戦で珍事が。F小川、早瀬葵組がSPZタッグ王者のG山本、中村に勝ってしまった。フローラ小川のノーザンを中村返せず。
メインは新SPZ王者佐久間理沙子対葛城早苗のノンタイトル戦。
「ノンタイトルでやりたい。今の自分がどこまで通用するか試してみたい」
(本当はプレイ時にタイトル戦の付け忘れをやってしまった、葛城選手ごめんなさい)
葛城早苗、必殺のSPZキックを炸裂させる。そしてストレッチプラムをはさんで
「食らえ」
ジェットスマッシュ。カウント2.9で返した佐久間だが
「覚悟」
2度目のジェットスマッシュ炸裂。これで3カウントが入り、佐久間が敗れてしまった。これでベルトがかかっていたら王座移動になっていたところだが・・・勝負タイム16分51秒
「手ごたえはあった、来月はベルトを頂く」
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