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2009年12月10日 (木)

最強タッグ後楽園大会観戦記(2)

2009.12.01 全日本プロレス後楽園大会観戦記(その2)

第2試合 カズハヤシ、渕正信 VS 大和ヒロシ KAI

試合前に映写されたビデオによると、世界ジュニアヘビー級現チャンピオンのカズハヤシへの挑戦を狙う若手期待の星・大和ヒロシが(前回の後楽園でカズハヤシにタッグながら勝ったらしい)挑戦権を得るために再度結果を残せるかということがこの試合のテーマらしい。

カズハヤシと渕はカズハヤシのテーマ曲で入場。「デンジャーゾーン」が聴けなかったか、とひとりしょんぼりする。レフェリーは赤いポロシャツの村山大値。全日本ひとすじ35年の渕への声援がけっこうあったが、先発は若いカズハヤシに譲って自らはコーナーで待機。若手チームもカズハヤシのベルトを狙う大和が先発。そしてゴング。
カズハヤシと大和が基本的な攻防をやったのち、場外へ落ちた大和へなんと渕が客席の床へボディスラムでたたきつける。これは痛いだろう。

5分が経過。渕がリングインし、ボディスラムを連発で決めて自分のペースに持ち込む。単純な技なのにどうして観客をのこうもひきつけるのであろうか。そして渕は逆片エビ固めで痛めつけ、ヒザ折り固めなど渋い技を見せて若手を痛めつける。そしてカズハヤシにタッチ。このあたりから試合が荒れてきて、個々の力では厳しいと考えたのか、若手チームが連携に活路を見い出す。渕を捕まえてコーナーに振って対角線を走ってエルボーで連続攻撃。スタミナに難のある55歳の渕、あっという間に大ピンチ。コーナーへ走るのもやっとという感じ。

10分が経過、若手二人はダブルのブレーンバスターまで出してきて渕を攻める。カズハヤシが救援に入ってきたが、KAIがカズハヤシを捕らえてブレーンバスター。戦いが二つに割れた、この隙を突いた渕が大和に組み付いて首固めで丸め込む。大和ヒロシ、虚を突かれたのかこれであっさりと3カウントが入ってしまった。渕正信逆転勝利。苦しい表情で勝ち名乗りを受ける渕。この人しかできない名人芸だ。80年代の全日本プロレスでは日本人選手の多くが使っていたスモールパッケージホールドなのだが、2009年の今日ではその古臭さがかえって新鮮に感じる。

大和ヒロシは悔しがる。カズハヤシを追い詰めれば世界ジュニアの挑戦権を得られたかもしれないのに、それを引退間近のロートルにやられてしまうという失態。場内に流れる渕のテーマ曲「デンジャーゾーン」かつて赤鬼といわれた男の踏ん張りに場内大盛り上がり。
そのあとカズハヤシがマイクを取った。世界ジュニア王座の次期挑戦者を指名するつもりか。なんとカズハヤシが指名した挑戦者は今日のパートナー渕正信。場内ええええ!の歓声。とっくにタイトル戦線から退いた55歳の選手を指名した真意はなんなのか。(後楽園ホールでの最近の客入りが厳しいから、1月2日にタイトルマッチを組み、かつ後楽園での人気の高い渕を挑戦者指名することで客入りのカンフルを図ったつもりか)

渕正信がマイクを握る。ふつうならここで「ようしわかった、やってやるぜ」と返すのがほとんどのレスラーなのだが、渕は「12月だけで10回以上忘年会(!)の予定が入って体重オーバーになってしまうことと、年齢オーバー」を理由にタイトル戦を拒否。

忘年会(そりゃあ重要な用事だわ)を理由にタイトル戦を断るとは(笑)しかしカズハヤシは諦めず「皆さん、渕さんはやってくれる男です、期待しててください」などと言ってリングを後にする。場内拍手拍手。参ったなあと頭に手をやりながら引き揚げる渕。

(続きます)

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