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2010年6月15日 (火)

第943回 あれから10年も

44年目3月

最終戦は新日本ドーム大会。

白石とえちごの因縁の対決、期待の新人のデビュー戦があると告知されてただけあって超満員札止めの大盛況。

前夜を京都市街に泊まったSPZご一行、午前中の新幹線で二手に分かれ、東京へ向かう。サンダー龍子ら若手・新人選手は午後2時過ぎに会場入り。そのあと試合前の練習。

「きょう、デビュー戦頑張ってね」

ミネルヴァ石川がサンダー龍子に声をかける。

「はい!絶対勝つ積りでやります!!」

*************************

そのころ、古参選手のフローラ小川、新横浜で新幹線を降りてかかりつけの医院へ行き、痛み止めの注射を打ってもらったあと、腰にガチガチにテーピングを巻いてもらう。

「・・・・っ・・・・・」

ーきょうの相手、力はある。寝首をかかれないようにしないと・・・・

フローラ小川は午後5時頃会場入り。

そのころ、サンダー龍子はリングコスチュームに着替えた。

「おー、似合ってる」

ジャスティスえちごがひと言。

肉付きがいいので、いっぱしのアスリートのような体つき。新人特有の線の細さがない。

*******************

午後6時30分、試合開始。

第1試合は辻香澄対クラリッジ成瀬。

いまやすっかり前座の門番と化したクラリッジ成瀬に対するは辻香澄。入社3年目を迎えるのでこのクラスの相手には勝っておきたいところ。しかしC成瀬も寝技で応戦したので盛り上がった。

今回は息切れしなかった辻香澄、バックドロップでC成瀬から3カウントを奪い先輩越えを達成。第1試合から勝負タイム23分7秒という熱戦。

第2試合はNARATA対ミネルヴァ石川。躍動感ある動きを見せたNARATAが優位に試合を運び、最後は大技攻勢、農鳥、パワースラムとつないでミネルヴァ石川から3カウント奪取。勝負タイム11分53秒。

第3試合はタッグマッチ。近藤真琴&&真壁なつき組に対するは中村真帆&グリズリー山本組。

ヒザの具合が幾分よくなったのでシリーズ参戦が解禁されたグリズリー山本、荒い息を弾ませながらファイト。若い近藤の打撃をこらえて、得意のDDTを連発。まだ膝には分厚いニーブレスを装着しているものの、動きは確実に戻っている。しかし試合はパートナーの中村が捕まってしまい、合体パイルに3カウントを聞いた。それでも勝負タイム26分10秒の大熱戦。

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休憩明けは外人同士のタッグ戦。コバトフ組VSコーディ組の一戦はジュディコーディがラリアットでコバトフから3カウントを奪った。

そしてセミ前。

まず「ディヴェルティメントK138」が流れ、フローラ小川が入場。

「フローラ小川デビュー10周年記念試合」

オーロラビジョンに大文字が流れ、われらがSPZのスターにしていまなおタッグ2冠王のフローラ小川(25)が長い花道をテクテク歩いてリングイン。試合前に各マスコミからの表彰が続々と。最後にSPZ社長イージス中森から金一封が贈られた。

長いSPZマットの歴史の中でも選手生活が10年持ったのは八島静香(その後カムバックして現在に至る)、霧島レイラ、イージス中森に次いで4人目だ。

表彰が終わった後、花道を全力疾走して入場するひとりの少女。フローラ小川のきょうの対戦相手、サンダー龍子だ。

サンダー龍子は今日がデビュー戦。いきなり新日本ドームのセミ前でフローラ小川相手のデビュー戦というところが破格の扱い。さすがに緊張を隠せない。

Tシャツを脱いで、がっしりしたサンダー龍子の体の線があらわになると場内どよめき。線の細いフローラ小川、何も知らない人が見たらサンダー龍子の方が強そうに見えるだろう。

そしてゴング、まずはクリーンに握手。その後しばらくにらみ合い。

ダッ

いきなりからみついて、サンダー龍子をスリーパーにとらえたフローラ小川、

「ぐぐぐぐぐ」

そしてサンダー龍子の動きを止めてからこんどは

「あああああ・・・」

逆片エビでいためつけて、フラリと起き上がってくるところを、

ガシッ

掌底でなぐりつけた。

「このおおっ!」

サンダー龍子、起き上がって、エルボー、ボディスラムで反撃したが、緊張からか攻め疲れてしまい後が続かない。フローラ小川、すかさず首投げで転がして距離をとった。サンダー龍子が起き上がろうとすることフローラ小川が走り出した。

「えいっ」

シャイニングウィザード一閃。サンダー龍子はこれで崩れ落ち、3カウントを喫した。勝負タイム7分57秒。

敗れたがしばらくして起き上がり、一礼して引き揚げたサンダー龍子。ドームのセミ前で元SPZ王者のフローラ小川相手のデビュー戦というあたりが会社側の期待の大きさがわかる。

「・・・・ッ」

10周年記念試合を白星で飾ったフローラ小川だが、サンダー龍子のボディスラムを受けたあたりで腰をまたも痛めてしまったらしい。腰に手をやりながら引き揚げた。

「見た目ほど余裕はありませんでした。向こうは力が凄いです」(フローラ小川)

「その・・・なんていうか・・・瞬発力が凄いですね。でも必ずもっと強くなってドームに帰ってきます」(サンダー龍子)

*****************************

セミはタッグマッチ。ダークスターカオスが正パートナーのイザベラスミスとタッグを組んで、SPZ本隊のジャンヌ永原、M桜井と対戦。

「フフフフフ・・・」

ダークスターカオス、7連勝の勢いそのままに相手二人を圧倒し、最後はジャーマンでM桜井を仕留めた。勝負タイム11分19秒。

そしてメインはSPZ戦、王者白石に挑むのは先月から連続挑戦のジャスティスえちご。

―攻めなきゃ、勝てない!

この日のえちごはとにかく手数を返す戦法に出て、DDT2連発で白石をぐらつかせることができたが、えちごもそうとう息が上がってしまい、そのまま両者動きが止まり、60分タイムアップドローとなった。これで2ヶ月連続のドロー。王者が9度目の防衛に成功。

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