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2010年10月31日 (日)

トップまで1マイル

(忙しくて本編どころではないので3分SSでお茶を濁します)

46年目7月

アメリカミシガン州ランシングにあるTWWAプロレスのローカルサーキット、

第1試合でサンダー・リューコが闘っていた。

「オラアアアア」

対戦相手のミストレス・マミョーノをいたぶるサンダー龍子。

ボディスラムを連発して追い込む。

「ダーイ」

そのあと得意のパイルドライバーで頭をマットへ。日本で使っていたターボドロップ2は本気でやると相手が受けきれないので、アメリカマットでは封印している。

「ワン・・・トゥ・・・・」

そのあとのフォール、、サンダー龍子はカウント3ギリギリで押さえ込んでいた力を緩める。

ドドドドド・・・・

カウント2.9で返したマミョーノだが、もう息も絶え絶え。

サンダー龍子はあまり汗をかいていない楽勝モード。

しかしここでセコンドについていたマミョーノの黒覆面マネジャーがリング下からちょっかいを出す。

「ええかげんにせえよ」

しかし黒覆面マネジャー、エプロンに上がりいきなり凶器の鉄パイプを取り出し

ばこッ

サンダー龍子をなぐりつけた。

当然レフェリーは見て見ぬふり。

「アッーーー」

オーバーアクションでマットに崩れ落ちるサンダー龍子。

「イ、イマダ」

息を吹き返したマミョーノがサンダー龍子に覆いかぶさる。レフェリーはここぞとばかりに高速カウントを入れる

「ワントゥスリッ」

打ち鳴らされるゴング。

サンダー龍子、またも負けブックをこなした。勝負タイム9分44秒。

試合後の控室。ジャージに着替えたサンダー龍子が沈思する。

・・・あたしは、会社から干されているのか・・・・

体のいい「海外修行」でアメリカマットに出され、現地のエージェントの指示でマットに上がるだけの日々。大会場ではそこそこの相手と当たるが。きょうのようなミルクラン(牛乳代程度のギャラしかもらえない興行のこと)ではしょうもない相手と当たらされて、しかも負けブック。断るといろいろまずい面がある。

フローラさんやえちごさんが引退したのに・・・・

しかし8月にあるSPZクライマックス。前年の活躍でシード権を持っているサンダー龍子はSクラ出場のために帰国できる。

ー白石さんを今度こそ潰して、SPZのてっぺんにのし上がってやる・・・・

46回目のSクラが始まる。

2010年10月30日 (土)

SPZスター選手列伝63 ジャスティスえちご

SPZスター選手列伝 63

従業員コード:64

「ダークレフト」 ジャスティスえちご

SPZ37期

本名:田中裕子、2030年3月11日、新潟県湯之谷村出身。中学時代はアマレスと陸上競技で身体を鍛える。その運動神経が内田スカウトの目に留まり、2045年4月11日、釧路アリーナ大会での対 藤原和美戦でデビュー。練習熱心な性格で、デビュー2年目で第38回SPZクライマックスに出場。打撃センスは非凡なものを持っており、葛城早苗のパートナーに起用されSPZタッグ王者に輝く。

メキメキと実力を伸ばし、トップグループに割って入り、フローラ小川を倒してSPZベルトを巻き団体の頂点に立ち、SPZのエースとして熱いファイトを展開。得意技はゴートゥベッド(変形トラースキック)。ダークレフト。

2054年6月23日、さいたまドーム大会での対ジャンヌ永原戦で引退 稼動月数111ヶ月、出場試合数(概算)808試合

タイトル歴
第111代SPZ世界王者
第114代SPZ世界王者
第116代SPZ世界王者
第118代SPZ世界王者
(累計防衛回数 11 歴代9位)

第98代SPZ世界タッグ王者(パートナーは葛城早苗)
第101代SPZ世界タッグ王者(パートナーは中村真帆)
第109代SPZ世界タッグ王者(パートナーは近藤真琴)

写真集 1冊

阿部リングアナコメント:

ルックスもそこそこ良く、練習にも真面目に取り組み、プロレス頭もあるいい選手だった。勝負どころと見るやダークレフトやゴートゥベッドを叩き込んで勝ちをもぎ取るデインジャラスなファイトを身上としていて、SPZのエースとして一時代を築いた。ファンサービスにも熱心な選手で、写真集を出したりビールのCMに出演するなど意外に芸達者な部分もあった。引退後は郷里の新潟に帰り、山菜加工工場で電話番をしているらしい。

2010年10月29日 (金)

SPZスター選手列伝 62 フローラ小川

SPZスター選手列伝 62

従業員コード:60

SPZのヒロイン2世 フローラ小川

本名:今野花子、2026年12月30日、神奈川県川崎市出身、母はあのSPZ1期生小川ひかる。子供の頃見たSPZのDVDでプロレス入りを決意し、SPZ34期生として2042年4月21日、京都市体育館での対 ハリケーン神田戦でデビュー。

母親譲りの落ち着いた試合運びと、相手の技を耐えてから反撃するファイトスタイルに磨きをかけ、SPZのトップグループに割って入ってきた。2046年にはダークスターカオスを破りWWCA王者に、そして佐久間理沙子も破りSPZ世界王者にまで登り詰める。

キャリアの後半は白石なぎさ、NARATAと「チームワニ」を結成し、SPZタッグ王座、あばしり王座を戴冠。得意技は母親直伝?のSTF。

2054年4月26日、新日本ドーム大会での対 杉浦美月戦で引退。稼動月数145ヶ月(歴代1位)出場試合数(概算)968試合。

タイトル歴

第106代SPZ世界王者
第110代SPZ世界王者
第113代SPZ世界王者
(累計防衛回数1回)

第103代・105代・107代SPZ世界タッグ王者
(パートナーはジャンヌ永原)

第110代・第112代・第114代SPZ世界タッグ王者
(パートナーは白石なぎさ)

第77代・80代・82代・84代・86代あばしりタッグ王者(パートナーはNARATA)

第41回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはジャンヌ永原)

第45回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは白石なぎさ)

阿部リングアナコメント

創業者の娘ということで、縁故採用同然で入社したのだが、団体でも一二を争う努力家で、特訓に次ぐ特訓で線の細さを克服していった。非力な部分もトレーニングで補完し、一流レスラーに不可欠な打たれ強さを身につけ、パワーのなさは瞬発力でカバーし、掌底やシャイニングウィザードなどでうまく試合の流れを変えられるようになり、まさかのトップグループ戦線入りを果たし、ついにSPZベルトを巻くに至った。

SPZの大株主ということもあり、引退したくてもできない事情があったものの12年にわたり現役を務め、シングルマッチではともかくタッグマッチでは絶妙のインサイドワークで活躍した。選手生活の晩年は要所を締め、「引きどころ」を誤らない闘い方をされていた。27歳で現役を引退されたときはもう腰と首の状態が相当悪化し、日常生活にも支障が出ていたらしい。

引退後は第二の人生を料理人として歩むべく、「よこ川」で料理修行に励んでいるようだ。

2010年10月28日 (木)

第1,010回 46年目7月 サマースターナイツシリーズ

46年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。

第3戦宇都宮大会であばしりタッグ戦。王者真壁なつき&辻香澄に対するはデニースハン&トラットリアマスク。

この試合は盛り上がった。なんとしても王座防衛したいガンスリンガーの2人が奮闘するも、外人チームも早いタッチワークで的を絞らせない。

「チョイヤーー!!」

イロモノと見られていたトラットリアマスクだが、シャイニングウィザードで真壁の意識を飛ばして、トドメのフロントスープレックス。なんとこれで3カウントが入ってしまった。勝負タイム39分55秒。あばしり王座が流出してしまった・・・

**************************

第6戦青森大会でSPZタッグ戦。新王者八島静香&グリズリー山本に挑むのは急造タッグのNARATA&オーガ朝比奈組。ジャスティスえちご引退に伴い正パートナーを失ったオーガ朝比奈と一匹狼NARATAがタッグを組んだ。
しかし即席タッグでは長年の連携を誇るおばさんタッグ・・・いや、怖いおねえさんコンビを振り切れなかった。

「そろそろケリをつけようか」

八島静香の切り札、デスバレーが炸裂。オーガ朝比奈は無念の3カウントを聞いた。勝負タイム39分25秒。怖いおねえさんコンビが初防衛に成功。

************************

シリーズ最終戦は千葉幕張大会。

第1試合はドルフィン下窪が登場。新人の優香を寄せ付けず。最後は新技・二段蹴り(空手の経験を生かしたらしい)で3カウント奪取。勝負タイム8分18秒。

第2試合は八島&G山本のタッグ王者チームプラス杉浦美月が早くも登場。中堅外人3人を八島がぶちかましでなぎ倒して終了。

第3試合はスーパーカオスが登場し、対戦相手のロシア人レスラー・チェルバコフを圧殺。その試合が終わると休憩。

************************

休憩後の第4試合はSPZクライマックス最後の1枠を決める予選会プレーオフ。辻香澄対真壁なつき。

「タッグを組んでいても、相対すれば関係ないわ」

「・・・やりづらいけど、負けるわけには行かない」

スピーディーな攻防が展開されたが、延髄斬りを序盤に決めた真壁が動きを止める。そして
「これで終わり」
エレガントブロー炸裂。しかし辻も懸命に2で返してバックドロップで反撃。これで両方の動きが止まった。

「ここからは根性勝負ですね」

解説の中森社長が指摘する。

先に立ち上がったのは辻香澄。2発目のバックドロップを入れて真壁から3カウント奪取。勝負タイム10分7秒。辻香澄、SPZクライマックス本大会出場決定!

「・・・やった・・・・」

セミは6人タッグマッチ。6人中5人がSクラ出場決定者というドリームタッグ。

近藤真琴・ジャンヌ永原・ミシェール桜井組対NARATA、オーガ朝比奈、トラットリアマスク組。

次々に選手が登場するめまぐるしい6人タッグマッチ。最後は13分7秒、ジャンヌ永原のタイガースープレックスがNARATAに決まり、3カウント奪取。

*****************************

メインはSPZ戦、王者白石なぎさに対するはローテーションどおり?ジュディ・コーディ。

「ウォォォォォォ、イクゾーーーー」

ジュディも持ち前のパワーを武器に良く奮闘したが、白石のほうが技の切れが勝り、STOでなぎ倒して3カウント。勝負タイム25分29秒の熱戦を制した。これで8度目の防衛に成功。通算防衛回数も23となり、歴代4位となった。

2010年10月27日 (水)

週刊水曜日 20101027

■プロ野球

日本シリーズは中日VSロッテ。あまり面白くなさそう。

それより横浜ベイスターズの行く末が気になる。特に下記3点、

・球団名

・本拠地

・主力選手(村田・内川FA権)

■相撲

1年納めの九州場所。魁皇は巡業を回避して治療中。おそらく最後の九州。

■プロレス

全日本プロレス 武藤敬司Jr王座取り失敗

カズハヤシに丸め込まれてフォール負け。10kg減量したが、かんじんのタイトル戦で結果を出すことはできなかった。

世界最強タッグ

西村修はジョーマレンコと組んで出場。本田多聞&菊地毅が出場

■筆者の近況

飲まないと眠れない。最近はブランデー飲んでます

2010年10月26日 (火)

第1,009回 ジャスティスえちご最終試合

46年目6月

最終戦はさいたまドーム大会。

「ジャスティスえちご最終試合」の大看板が掲出された。第1試合開始前にはジャスティスえちごの活躍を称えるビデオが放映された。前半はゴートゥベッドやダークレフトを主とした残虐ビデオ。後半は巡業先で酒を飲むえちご。まさに豪傑という選手だった。

「ファンの皆様、応援ありがとうございました。私は今日でリングを降りますが、これからもSPZを宜しくお願いいたします」

ビデオの最後はえちごの挨拶だった。

第1試合で新人同士のシングルマッチ。優香対杉浦美月。

努力型の杉浦に対して素質と天性の優香。現時点では優香の方がプロレスに馴染んでおり、有利に試合を進める。杉浦も腕関節を取りに行って反撃。最後はお互い息が上がったところを優香がショルダータックル、ローリングソバットとつないで3カウント奪取。新人対決を制した。勝負タイム12分28秒。

そのあと3試合の熱戦があって、(オーガ朝比奈とトラットリアマスクの異色のタッグ。当然仲間割れ。その次が辻・真壁のガンスリンガーがミシェール桜井ドルフィン下窪を破る。休憩後の第4試合は新タッグ王者の八島G山本が外人チームを撃破)

セミ前はスーパーカオスがNARATAをパワーで圧殺。

そのあと、ジャスティスえちご最終試合。

彼女のテーマ曲「Enter Sandman」がかかるや、場内大興奮。そのなか、ロングガウンに身を包んだジャスティスえちごが六尺棒を手にしながら花道を歩く。決然とした表情。

相手は1期後輩のジャンヌ永原。

「蹴りつぶしてやンよ」

長い間熾烈な抗争を繰り広げてきた両者だが、J永原がSPZベルトに手が届かなかったのに対してえちごは何度もベルトを巻き、11回の防衛を誇る。格からいって負けるはずがない。

しかも今シリーズのジャンヌ永原はオーガ朝比奈に取りこぼすほど不調。そう考えて向かっていったが、

「クソ・・・・」

シングル連戦がたたったのか、腰に痛みが走る。それを察知したジャンヌ永原が思いのほかしつこくコブラツイストをしかけてきた。引退試合だからといって花を持たせようという考えは微塵もない。

そこへシャイニングウィザードで追い打ちするジャンヌ永原。ジャスティスえちごは徐々に追い込まれていった。それでも懸命に得意のステップキックを連打して流れを取り戻そうとする。

「・・・・ううっ・・・・・」

けりを多くもらってこれ以上は受けられないと判断したジャンヌ永原、2度目のシャイニングウィザード。そして、えちごを担ぎ上げて、

「終わりーッ!!」

デスバレー炸裂。頭から落ちたジャスティスえちご。フォールを返せなかった。勝負タイム24分16秒。

試合後、かなりの時間をかけて起き上がったジャスティスえちご、リング上で一礼してからふらつく足取りで引き揚げた。

「硬くなっちゃった・・んでしょうかね。ラスイチだから」

試合後の控室。ジャスティスえちごは悔しそうにコメント。お客さんが期待していたゴートゥベッドもダークレフトも出せなかった。

***************************

メインイベントのSPZ戦は4月以来2ヶ月ぶりの頂上対決。白石なぎさ対近藤真琴。

しかし近藤真琴、今回も結果を出せなかった。SPZハンマーをぶちこんでいいところまでは行ったのだが・・・スプラッシュマウンテン2連発に沈んでしまった。勝負タイム39分52秒。
王者が7度目の防衛に成功。

メイン終了後、ジャスティスえちごの引退セレモニー。カッコイイ黒のスーツ姿に着替えたJえちごが最後の挨拶。

「私は・・・・燃え尽きました。今日でリングを降ります。ありがとうございましたっ」

SPZで一時代を作った名選手がリングを去った。

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ジャスティスえちご

SPZ37期

2045年4月11日、釧路アリーナ大会での対 藤原和美戦でデビュー、2054年6月23日、さいたまドーム大会での対ジャンヌ永原戦で引退。 稼動月数111ヶ月、出場試合数(概算)808試合

タイトル歴

第111代SPZ世界王者
第114代SPZ世界王者
第116代SPZ世界王者
第118代SPZ世界王者
(累計防衛回数 11 歴代9位)

第98代SPZ世界タッグ王者(パートナーは葛城早苗)
第101代SPZ世界タッグ王者(パートナーは中村真帆)
第109代SPZ世界タッグ王者(パートナーは近藤真琴)

写真集 1冊

2010年10月25日 (月)

第1,008回 新たな闘いの始まり(下)

46年6月

第6戦岐阜大会。

「まだ首が痛いから、きょうはサクッと終わらせるよ」

今シリーズ限りで引退するジャスティスえちご、第1試合に登場。

きょうの相手は新人の杉浦美月。まあ体のいい伝承マッチだ。

えちご、感覚を確かめるようにドロップキックを2連発。そしてDDT.

「うあああっ」

杉浦美月、頭を打ってしまってあえなくダウン。

ー起き上がって来いよ、眠らせてやるから。

かなりの時間をかけて起き上がったところへ。

「ゴートゥベッド!」

ラスト3ということで切り札を岐阜のファンにサービスしたのか、ゴートゥベッドで杉浦の意識を闇に落とした。ダークレフトとゴートゥベッドがえちごの2枚看板。叫んでから蹴りつけるのがこの技の破天荒なところだ。完全ノックアウトされた杉浦は担架で運ばれてしまった・・・・勝負タイム4分46秒。

そのあと予選会Bブロック。

O朝比奈(4点、DDTからの片エビ固め 12.34)真壁(2点)

まだえちごのゴートゥベッドの余韻が残る場内で予選会が始まった。真壁がスピードを生かしてエルボーやドロップキックを叩き込む。

―クソッ、捕まえさえすれば・・・

10分過ぎ、動きの落ちてきた真壁をようやく捕まえて

「つ、つかまえたぞ・・・・オラー」

パワーボム一閃。これで真壁が動けなくなった。

オーガ朝比奈、逆片エビで痛めつけてからDDTでとどめ。早くも2勝目を挙げた。

J永原(2点、ニーアタックからの体固め 3.46)優香(0点)

デビュー3ヶ月目で早くもトップグループの選手と当たった優香。

「格の違いってものを見せ付けてあげるわ!」

ジャンヌ永原、試合開始早々にいきなりジャーマン。これはなんとかカウント2で返した優香だったが、頭を打ってしまったためしばらく起き上がれなくなってしまった。

「受け身の練習不足ね!」

すかさずニーアタックで3カウントを奪った。

「・・・・・」

優香、恐怖の3分46秒。

******************************

第7戦、信州マウンテンウェーブ大会。ジャスティスえちごは第1試合で若手の辻香澄と対戦。

「おらよっ」

一方的に攻め込み、ステップキックばこばこ連打で潰してフォール勝ちというえげつない勝利。勝負タイム11分22秒。

「まあ、相手はすばしっこいからね。大振りが出せなかった」

相手のスタイルに合わせて戦法を変えるあたりがうまい。

続いて予選会Bブロック最後の2試合。

O朝比奈(6点、ブレーンバスターからの片エビ固め)優香(0点)

オーガ朝比奈、難なく新人の優香を一蹴して1位通過決定。

J永原(4点、ラリアットからの片エビ固め 12.18)真壁(2点)

勝った方が2位通過。負けたほうが辻香澄とのプレーオフに回る大事な一戦。

―エレガントブロー以外はたいした事のない選手。いけるいける。

そう考えたJ永原。真壁にある程度攻めさせてから、

「どりゃーー!!」

ジャーマンでぶっこ抜いて一気に形勢逆転。トドメはラリアット。これで2位通過決定。

真壁なつきは7月のプレーオフに回り、辻香澄とシングル対決を行い、勝てば本大会に出場できることになった・・・

最終戦さいたまドーム大会。

「ジャスティスえちご最終試合」

の、大看板が掲げられた。

2010年10月24日 (日)

第1,007回新たな闘いの始まり(中)

46年目6月

第4戦和歌山大会。

今シリーズ限りで引退するジャスティスえちごは第1試合に登場。新人の優香と対戦。

優香、大先輩と相対するがえちごのオーラに気圧されて動けない。

「・・・・・・・っ」

ジャスティスえちご、ロープに走ってタックルでなぎ倒し、起き上がってきたところをかるくエルボーで揺さぶって、汲みとめて両腕をクラッチしてそのまま持ち上げた。

「おらよっ」

破壊力をセーブしたタイガードライバーで幕。勝負タイム5分15秒。伝承マッチが幕を閉じた。

*********************
そして予選会Aブロック最後の2試合。

NARATA(6点、パワースラムからの片エビ固め 8.36)辻(2点)

危なげなく辻を一蹴したNARATA3連勝。これでAブロックはNARATAの1位通過が決まった。

M桜井(4点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 5.04)D下窪(0点)

ミシェール桜井があっさりと2位通過を決めた。ドルフィン下窪、フランケンシュタイナーを一度は返す粘りを見せたのだが・・・

2点に終わった辻香澄はBブロック3位とのプレーオフに回り、全敗のドルフィン下窪は予選会落ちが決定した。

*******************************

第5戦、滋賀大会。予選会はBブロックへ。

O朝比奈(2点、ブレーンバスターからの体固め 24.28)J永原

「ばっかやろうそんなのにやられんなオラ」

リング下でセミファイナルに登場するえちごがタッグパートナーの朝比奈に檄を飛ばす。

「休まず攻めろオラオラ」

しかしジャンヌ永原も実力者。なかなか朝比奈にペースを渡さない・。

「ウォラ!」

オーガ朝比奈、頭突き連打で流れを断ち切ろうとする。J永原が頭に手をやったのを見るや組み付いてDDT!。たまらずJ永原、奥の手のジャーマンで投げきったが、オーガ朝比奈2で返して、

「ウォーーーーー」

パイルドライバー。長身を生かしたのでこれは痛いなんてもんじゃない。しかしロープに近い。チョップで殴ってカバーしたが、永原2.9で返す。

「行け!なんでもいいから攻めろオラ」

オーガ朝比奈、疲れてはいるがえちごの檄にこたえてブレーンバスターで投げきった。これで3カウントが入ってしまった。

「永原さんに・・・勝てた」

オーガ朝比奈、元SPZタッグ王者のジャンヌ永原越え達成・・・どよめく場内。

真壁(2点、ボディスラムからの片エビ固め 8.14)優香

強烈な掌底一発で優位に立った真壁。優香もローリングソバットで反撃したが、後が続かなかった。最後はボディスラムで終了。

滋賀大会セミでジャスティスえちごが登場。かつてのタッグパートナー近藤真琴と対戦。

「まあ、胸を借りるよ」

もう、かなり前に力関係は逆転した。打撃で潰すファイトスタイルは似通っているが、殴る蹴るの威力は現時点では近藤の方がだいぶ上回っている。

「はっ!!」

エルボーの打ち合いではいいラリーを見せたが、徐々にえちごが押されだしていって、
「さあ、さあ!」

近藤真琴の上段蹴りでえちご、「頭の中が真っ黒になった」。

続く掌底でえちご、悶絶。

勝負タイム16分38秒。最後の対決も真っ向から向かっていって撃沈したえちご。ものすごい拍手が送られた。

「・・・・・・・・はぁ。近藤もやばいくらい強くなったね。きょうはまだ頭がふらつくんで外出できない。宿舎に帰っておとなしく寝ますよ」

控室のイスに腰掛け、うつむきながらコメントを出すえちごさん、哀愁。

2010年10月23日 (土)

第1,006回 新たな闘いの始まり(上)

46年目6月

「悔しいけど、潮時みたいです」

SPZ37期のジャスティスえちごが引退を表明。その危険なまでの破壊力を誇る打撃でSPZで一時代を築いたが、体力の限界が迫ってきて、彼女はすっぱり引退を決意した。

恒例のSPZクライマックス予選会。出場者は下記の8名

(Aブロック)

NARATA(前回本大会6点)

ミシェール桜井(前回本大会2点)

辻香澄(SPZ42期)

ドルフィン下窪(SPZ45期)

(Bブロック)
ジャンヌ永原(前回本大会2点)

オーガ朝比奈(SPZ42期)

真壁なつき(SPZ43期)

優香(SPZ46期)

なお、前回本大会4点のグリズリー山本は、ひざの状態が思わしくなくシングルマッチの連戦は苦しいと判断したため、予選会の出場を回避した。代わりに新人の優香が予選会にエントリーされた。なお、ジャスティスえちご引退に伴い本大会出場枠が「5」となり、各ブロックの上位2位まで、プラス各ブロック3位同士のプレーオフを7月に行い出場枠を決めると告知された。

***********************

シリーズ初戦沖縄大会。今シリーズ限りで引退のジャスティスえちごはデビュー2年目のドルフィン下窪と対戦。

「シングル八連戦・・・さくっと片付けるに限る」

4分6秒、ダークレフト一発で下窪を始末。

第2戦浜松大会。ジャスティスえちごは伸び盛りの若手、真壁なつきと対戦。

「やっ!」

真壁のチョップ連打をひとしきり受けたえちご。頃合いを見て頭突きでお返し。よろめく真壁、
「これがチョップだ!」

チョップで反撃、そして頭突き。やはりこの選手、一騎打ちには強い。弱らせたところをタイミングよくノーザンライト。タッグ2冠王の真壁を徐々に追い込んでゆく。

「はっ!」

追い打ちのDDT2発。組み立てのうまさを見せたジャスティスえちご。これで真壁の戦闘力がほぼなくなったなと判断して、すばやくコーナーに登り、ミサイルキック一閃。手堅く勝利した。勝負タイム14分51秒。

「エレガントブローだけはもらわないよう気をつけました。あと6つもシングルありますんで(笑)さあウナギ喰いに行きますか」

************************

そして予選会リーグ戦Aブロック。

辻(2点 ミサイルキックからの片エビ固め 11.59)D下窪

Aブロックの2枠はNARATAとM桜井で決まりだろうというのが大方の予想であった。辻香澄、プレーオフ狙いというチンケなまねはせずすんなり通過したいところ。この日はデビュー1年ちょっとの下窪と対戦。何発かいい掌底を入れられてぐらついたものの、最後は攻め疲れを待ってミサイルキック一撃。これで白星発進。

NARATA(2点、裏拳からの片エビ固め 14.10)M桜井

「参る」
硬軟取り混ぜた攻めを見せたNARATA。豪快なフェイスクラッシャーで優位に立つ。M桜井も反撃するも息切れしてしまい。そこへNARATAがパワースラム2連発。これで腰を打ってしまったM桜井。すかさずNARATAが裏拳でとどめ。

第3戦は三重サンシャインアリーナ大会。

引き続きリーグ戦Aブロック

NARATA(4点、ダイビングプレスからの片エビ固め 3.59)D下窪(0点)

ドルフィン下窪、耐久力に大いに難がある。NARATAに4分もたずにやられてしまった・・・

M桜井(2点、ジャンピングニーからの片エビ固め 12.01)辻(2点)

ミシェール桜井が1勝目。辻の攻め手がなくなったのを見計らってジャンピングニーを連発して勝ちをもぎ取った。

今シリーズ限りで引退するジャスティスえちごはセミファイナルに登場。選手生活晩年のパートナー、オーガ朝比奈とシングルマッチで激突。馬力ではえちごを完全に上回っているので下手したら足元をすくわれる相手だ。

「・・・・手こずらせやがって」

オーガ朝比奈のパワーに手を焼いたえちご。頭突きには頭突きを、DDTにはDDTを、しのぎ合う両者。

「しょうがねえ、切り札出してやンよ」

ゴートゥーベーッド!

かけ声とともに、えちごの切り札、フロントハイキックが決まって3カウント。さすがこの技の破壊力。勝負タイム25分16秒の熱戦となった。

*************************

三重大会メインはSPZタッグ戦。王者近藤真琴、真壁なつき組に対するはSPZ古参コンビ。八島静香&グリズリー山本。

一度はリタイヤした身だがリングへの執着があり、再び戦いの場に戻ってきたふたり。30代だが会社側も気を使ってタッグマッチ中心で起用しているので、まだまだその凶暴さは衰えていない。近藤はともかく真壁を潰せばタッグ王座どりも充分可能だ。

「ぐはぐはぐはぐは」

怖いおねえさんコンビは序盤に近藤を狙う。レフェリーの死角を突いて近藤の鼻にパンチを入れる。

「ぐっ・・・」

近藤、鼻からかなりの流血。とことん近藤の嫌がることをして真壁を引きずり出そうと言う戦法が功を奏した。

「しばらく・・・頼む」

真壁がローンバトルに追い込まれる。しかし真壁もエレガントブローで反撃し、懸命に近藤につなぐ、しかし近藤も出血が多すぎてほんらいの動きではない。

「ぐうはははははっは、氏ねぇ」

グリズリー山本、カムバック後に使い出した重爆ラリアット。これで近藤は首を痛めてしまった。

「・・・・・・・!!」
真壁なつき背水の陣。頼りの近藤は場外で戦線離脱状態。
「もらったーっ!」

怖いおねえさんコンビ、合体パワーボムで真壁を始末した。

「ウァハハハハハ」
勝負タイム30分59秒、八島・G山本組がタッグ王座を強奪した・・・王者組みは2度目の防衛に失敗。

2010年10月22日 (金)

新宿グルメ 10

今回ご紹介いたしますのは

西新宿はヒルトンホテル地下の食堂街にあります

「いかや銀兵衛」

小奇麗な海産物居酒屋なのですが、

生け簀にイカがすいすいと泳いでおりまして、

それをそのまま刺身でいただくというゼイタクができます。

もっとも1匹が7000円前後と高いのですが、

透明なイカの刺身が出て来ます。

イカ刺しがこんなにうまいものだったとはと瞠目。

刺身にとって素材の鮮度がいかに大事なものか、痛感します。

締めも「イカ丼」(1500円)、これもうまい。

イカにこだわった名店です。

2010年10月21日 (木)

テレビを買い換えました。

Ogawa

32型液晶テレビ(東芝REGZA)に買い換えました。

いままでは97年に購入した14型テレビデオを使っていましたが

そろそろ地デジ対応をしなくちゃならないののと、

エコポイントが前倒しで終わっちゃいそうなので、買いました。

大画面で見る小川さんもいいものです。

2010年10月20日 (水)

週刊水曜日 20101020

■野球

横浜ベイスターズが名称消滅&本拠地移転のピンチ

なんということだ。「熱き星たちよ」が聴けなくなってしまうのか。

引き受け先は住生活グループなる会社。リクシルというグループ名の認知効果を狙うらしい。

日本有数のグルメタウン(中華街)の隣に位置する屋外スタジアムで野球観戦するのがどれだけ風流な道楽であることか・・・・・

■プロレス

10.24横浜大会全日本プロレス。武藤敬司が世界ジュニア王座に挑戦。どうする王者カズハヤシ。藤原組長も参戦。

■相撲

秋巡業開催中。

■私生活

酒で現実逃避しています。

今週はこんなところ。

2010年10月19日 (火)

第1,005回 スーパーカオス参上

46年目5月

新人二人(優香、杉浦美月)はまだまだ基礎ができていないので、5月は戸塚の道場に閉じ込めて石川コーチがみっちり指導。

「バトルカデンツァ」開幕。

第6戦熊本大会で、空位となったあばしりタッグ王者決定戦が行われた。辻香澄、真壁なつき(ガンスリンガー)VSデニースハン、トラットリアマスク組。

しかし辻真壁の動きが固い。タイトル戦であることを意識しすぎでほんらいのデインジャラスなファイトができていないのだ。

それでも、
「エレガントブローッ」
トラットリアマスクが油断してパフォーマンスをしたところを真壁が殴りつけて3カウントを奪取した。勝負タイム19分13秒。

「ふぅ・・・・これでいちおうタッグ2冠王ね」

**************************

あばしりタッグ選手権

真壁なつき、辻香澄(19分13秒、エレガントブローからの体固め)デニースハン、トラットリアマスク×

真壁組が第87代王者となる

********************

翌日の第7戦長崎大会ではSPZ世界タッグ戦。真壁は2日連続のタイトル戦というハードスケジュール。王者近藤真琴、真壁なつきに対するは元王者のジャンヌ永原、ミシェール桜井組。

さすがに弱い方の真壁が狙われた。しかしなんとか真壁も挑戦者チームの猛攻をしのぎ切って近藤にタッチ。あとは近藤が殴る蹴るでなんとかすればよい。あっさりミシェール桜井を捕まえた近藤真琴。蹴って蹴ってトドメのデスバレー。これで3カウント。勝負タイム21分10秒。王者組が初防衛に成功。

***********************

最終戦は横スペ大会。

「うわあああっ」

セミ前、ガンスリンガーの若手二人(真壁&辻)が怖いおねえさんコンビにいいようにやられてしまい、最後は辻がグリズリー山本のラリアットに撃沈した。あばしり王座に輝いても大先輩2人の壁は厚かった。

セミファイナルは近藤真琴対ジュディ・コーディ。実力派同士の対決。

打撃を軸に攻め込んでいった近藤だが、ジュディも力押しで反撃。見ごたえある大一番となったが。最後はお互い息も絶え絶えとなった頃でジュディの裏投げが炸裂。これは近藤受けきれず3カウントを聞いた。勝負タイム29分44秒。

「くっ・・・・有効打が、入らなかった・・・」

近藤真琴、肩を落として引き揚げた。

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メインはSPZ戦、王者白石なぎさの相手は初来日のスーパーカオス。WWCAがダークスターカオス人気に味をしめ、二番煎じのレスラーを作り出したらしい。

「ダークスターカオスのコピーじゃないの?」と吉田役員。

「いや、そうじゃないらしいです。WWCAの若手のイキのいい選手を選抜して特訓を課して作り上げた戦闘マシーンと言うふれこみで、3月にあのダークスターカオスを破ってWWCAのトップにのし上がったそうです」

資料を見ていた阿部リングアナが語る。地方興行ではそれなりの相手を5分そこそこで片付けていたので、白石とはこれが初対決。

―何?手ごたえが・・・

白石、タックルで体当たりしてみたがまるで効いてないそぶり。
ならばとボディスラムで投げたがムクッと起き上がって反撃。

「フフフフ、ドウシタ、SPZチャンプ」

白石なぎさ、初対戦で戸惑っているのか、とりあえずボディスラムで投げておいて様子を伺うファイト。しかしこれは彼女の仕掛けた罠で、15分過ぎに

がすっ

いきなり「痛い」掌底。

「ウォオオオオオオオ」

怒ったスーパーカオス、不用意に突っ込んできたところをSTOでなぎ倒す。このあたり、白石もプロレスがうまくなってきた。

「たっ」

がすっ、げしっ!!

そこへもう一度掌底の連打。

「キサマアアアア」

いかったスーパーカオス。切り札のスーパーハンマー、バックドロップでラッシュをかけたが、この攻めをしのぎきった白石、なんとかフィッシャーマンバスターで担ぎ落として3カウント奪取。王者が6度目の防衛に成功。勝負タイムは30分38秒。

2010年10月18日 (月)

ウルトラタッグリーグ優勝チームイッキ

続いてタッグリーグの優勝チームイッキ。

SPZタッグリーグ (現ウルトラタッグリーグ)歴代優勝チーム

第1回優勝 デスピナ・リブレ アリシア・サンチェス 準優勝 ミミ吉原、南利美 
第2回優勝 ミミ吉原 南利美      準優勝 伊達遥 秋山美姫
第3回優勝 沢崎光 草薙みこと     準優勝 伊達遥 秋山美姫 
第4回優勝 草薙みこと 永沢舞     準優勝 沢崎光 上原今日子
第5回優勝 草薙みこと 小川ひかる   準優勝 沢崎光 秋山美姫   
第6回優勝 草薙みこと 小川ひかる   準優勝 沢崎光 秋山美姫   
第7回優勝 吉田龍子 新咲祐希子    準優勝 沢崎光 秋山美姫 
第8回優勝 上原今日子 ハイブリッド南 準優勝 草薙みこと 小川ひかる
第9回優勝 上原今日子 ハイブリッド南 準優勝 吉田龍子 渡辺智美 
第10回優勝新咲祐希子 スイレン草薙  準優勝 吉田龍子 渡辺智美

第11回優勝新咲祐希子 スイレン草薙  準優勝 吉田龍子 上原今日子 
第12回優勝吉田龍子  渡辺智美    準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川   
第13回優勝吉田龍子 ボンバー来島   準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川 ハイサスカラス ドスカナ・リブレ   
第14回優勝スイレン草薙 ガイア小早川   準優勝 ボンバー来島 菊池理宇        
第15回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川
第16回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝 ボンバー来島 菊池理宇 
第17回優勝菊池理宇 ボンバー来島     準優勝 ロイヤル北条 氷室紫月
第18回優勝ラッキー内田 マッキー上戸   準優勝 ロイヤル北条 ライラ神威
第19回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝ラッキー内田 マッキー上戸
第20回優勝ラッキー内田 マッキー上戸   準優勝 ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号

第21回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝ラッキー内田 マッキー上戸
第22回優勝武藤めぐみ イージス中森    準優勝 氷室紫月 ノエル白石 
第23回優勝武藤めぐみ 成瀬唯       準優勝 氷室紫月 ノエル白石 
第24回優勝武藤めぐみ ジェニービーチ   準優勝 ライラ神威 REKI
第25回優勝コンバット斉藤 ナイトメア神威 準優勝 ライラ神威 REKI
第26回優勝ナイトメア神威 REKI      準優勝 ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号
第27回優勝コンバット斉藤 斉藤彰子  準優勝 ケンドー・カミスワ イージス中森
第28回優勝ジェーン・メガライト ジェニービーチ 準優勝 ナイトメア神威 REKI
第29回優勝マイティ祐希子 イージス中森 準優勝 コンバット斉藤 斉藤彰子 
第30回優勝ジェーン・メガライト 斉藤彰子 準優勝 霧島レイラ スカーレット小縞 

第31回優勝マイティ祐希子 サキュバス真鍋 準優勝 霧島レイラ 藤原和美  
第32回優勝霧島レイラ 藤原和美       準優勝 マイティ祐希子 藤島瞳
第33回優勝マイティ祐希子 サキュバス真鍋 準優勝 霧島レイラ 藤原和美 
第34回優勝マイティ祐希子 スカーレット小縞 準優勝 霧島藤原、G山本中江、ジェーンメガライト、アニービーチ
第35回優勝グリズリー山本 中江里奈 準優勝 霧島レイラ 藤原和美
第36回優勝グリズリー山本 中江里奈 準優勝 ロゼ・ヒューイット、ワイルドローズ1号
第37回優勝グリズリー山本 中村真帆 準優勝 コバトフ、マレンニールセン
第38回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 コバトフ、マレンニールセン
第39回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 葛城早苗、ジャスティスえちご
第40回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 葛城早苗、ジャスティスえちご

第41回優勝フローラ小川 ジャンヌ永原  準優勝 佐久間理沙子・ミネルヴァ石川、ジャスティスえちご&近藤真琴
第42回優勝コバトフ、ローレル    準優勝 ダークスターカオス&グレースハン、フローラ小川&白石なぎさ、ジャンヌ永原&ミネルヴァ石川
第43回優勝コバトフ、ローレル    準優勝 ダークスターカオス、イザベラスミス
第44回優勝ジュディ・コーディ、ダイナマイト・リナ 準優勝 ジャスティスえちご、オーガ朝比奈
第45回優勝白石なぎさ、フローラ小川 準優勝 ジャンヌ永原、ミシェール桜井

2010年10月17日 (日)

SPZクライマックス歴代優勝者

本編が再開できないので、SPZクライマックスの歴代優勝者イッキ。

SPZクライマックス

第1回 優勝 ミミ吉原   準優勝 南利美
第2回 優勝 沢崎光    準優勝 デスピナ・リブレ
第3回 優勝 南利美    準優勝 草薙みこと
第4回 優勝 伊達遥    準優勝 秋山美姫
第5回 優勝 草薙みこと  準優勝 南利美 秋山美姫 沢崎光
第6回 優勝 草薙みこと  準優勝 伊達遥
第7回 優勝 草薙みこと  準優勝 伊達遥
第8回 優勝 吉田龍子   準優勝 伊達遥
第9回 優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第10回優勝 吉田龍子   準優勝 新咲祐希子 

第11回優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第12回優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第13回優勝 吉田龍子   準優勝 スイレン草薙
第14回優勝 スイレン草薙 準優勝 ボンバー来島
第15回優勝 ボンバー来島 準優勝 スイレン草薙
第16回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ボンバー来島、芝田美紀
第17回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ボンバー来島
第18回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝、ボンバー来島、芝田美紀、ロイヤル北条
第19回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ロイヤル北条
第20回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 武藤めぐみ

第21回優勝 武藤めぐみ   準優勝 マッキー上戸
第22回優勝 武藤めぐみ   準優勝 ノエル白石
第23回優勝 武藤めぐみ   準優勝 ノエル白石
第24回優勝 コンバット斉藤 準優勝 武藤めぐみ
第25回優勝 武藤めぐみ   準優勝 コンバット斉藤
第26回優勝 コンバット斉藤 準優勝 ナイトメア神威
第27回優勝 ナイトメア神威 準優勝 コンバット斉藤
第28回優勝 コンバット斉藤 準優勝 ナイトメア神威
第29回優勝 コンバット斉藤 準優勝 マイティ祐希子
第30回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ

第31回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第32回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第33回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第34回優勝 グリズリー山本 準優勝 霧島レイラ
第35回優勝 グリズリー山本 準優勝 霧島レイラ
第36回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第37回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第38回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第39回優勝 佐久間理沙子  準優勝 フローラ小川
第40回優勝 佐久間理沙子  準優勝 フローラ小川

第41回優勝 佐久間理沙子  準優勝 ジャスティスえちご
第42回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご
第43回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご
第44回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご、近藤真琴
第45回優勝 近藤真琴    準優勝 白石なぎさ

***************************

優勝回数

吉田龍子 6

ビューティ市ヶ谷、グリズリー山本5

武藤めぐみ、コンバット斉藤、マイティ祐希子 4

草薙みこと、佐久間理沙子、白石なぎさ(現役) 3

2010年10月16日 (土)

第1,004回 フローラ小川引退記念パーティー(下)

SPZ34期、フローラ小川27歳が引退。第2の人生は料理人とpして日本料理「よこ川」に弟子入り。しかし、ひょんなことから料理勝負を受ける羽目になってしまい・・・・

横川紀行、フローラ小川 VS 鈴波かすり、コバトフ

そして後攻は鈴波店長&コバトフさんチーム。横川マスターが焼き物を焼き上げる間にこちらも三品の料理を完成させていた。

「まず、ザクスカ」

コバトフはそう言って、ロシア式の前菜の盛り合わせ、ザクスカを出してきた。

「カプスタ(ロシア式キャベツの酢漬け)、アグレツ(キュウリのピクルス)、セリョトカ(ニシンの塩漬け)、コールドミートのアソルティ(盛り合わせ)です」

「これはうまい!!」

驚く審査員たち。日本ではなじみのない味なのだが、オードブルとしてのできばえは抜群。そしてコバトフは冷凍庫からボトルを取り出した・・・・・

「そして、ザクスカに良くあうのが、凍らせたウォッカ」

完全にコバトフのペースだ。冷凍庫に入れておいたトロリとしたウォッカが注がれる。しかもロシア産のかなり高価なものと思われた。

「これは酒が進みますなあ」

「うーん・・・」

審査員5人は完全に飲み会モードに入っていた。ロシアでは寒い冬を乗り切るためザクスカとウォッカが欠かせない。

「うわ、効きますねえ」

スイッと飲むジャスティスえちご(SPZ36期)

ウォッカは口当たりがいいが、アルコール分は40度もあるきつい酒だ。飲みすぎると後が怖いのだが。

「続いて、ボルシチ」

コバトフが続いて本場のボルシチを出してきた。赤カブで色をつけた本物のボルシチだ。肉と野菜のスープも絶妙。そして表面に浮いたサワークリームがコクを出している。

「おいしい、おいしいねえ」

コバトフの本場ロシア攻勢であばしりチームがやや優勢になってきたか。

「そして、メインはビーフ・ストロガノフよ~」

これは鈴波店長が作った。コバトフがボルシチを作っている間ひたすら玉ねぎをこがさないよう30分近く炒めてきたのである。炒めた玉ねぎと牛肉をデミグラスソースとサワークリームに絡めて煮込む。こんどは打って変わって日本の洋食屋テイストに仕上げてきた。

「デミグラスソースを使うと味はハッシュドビーフに近くなってちゃうんだけど、この方が日本人には受け入れやすいし、ほかほかごはんとの相性が良いんですよ~、はいできた~」

鈴波店長、長年カレーやスパゲティなどの軽食を作り続けてきただけあって、洋食モノを手がけさせたらそこそこうまい。

「いやあ、うまいうまい」

審査員のスプーンの動きは止まらず、全員が完食したところで、異変が起こった。

「あれ、ちょっと頭がボーっとする・・・え?」

どうやらウォッカが効いてきてしまったようだ。ギムレットオフィスの社長、八重樫美月氏はぽてっと突っ伏してしまった。

「それでは皆さん判定をお願いします」

ハリケーン神田は「よこ川」に、欲野医師は「あばしり」に挙手したのだが、残る3人は酔いつぶれてテーブルの上に突っ伏してしまったらしく返事がない。

「・・・・・・」

あっけにとられたアナウンサーだが、

「は、判定は1対1、残る3人は酔いつぶれてしまったため、今回の勝負は引き分けといたします」

ドワアアアア!!

「フフフフフフ。このウォッカはキャラウェイシードを漬け込んだ特注品ヨ。口当たりが良いのが特徴。えちごサン、ノックアウトしちゃったネ」

コバトフがにやりと笑う。

えちごは幸せそうな顔をして眠りこけている。場内大爆笑。

「うーん・・・勝てなかったねー。コバトフさんにやられちゃったわ」

鈴波店長が天を仰ぐ。助っ人が機能しすぎて、結果が予想の斜め上を行ってしまった。まさか審査員の過半数が酔いつぶれるとは。

「フフン、こりゃあ一本とられたわい。うまい料理があってうまい酒が飲める。その点ではコバトフさんの完勝じゃな」

横川マスター、もう笑うしかなかった。

「じゃが、いい勝負だった。もうこれで私は思い残すことはない。今日限りで料理人を引退することにして、弟子たちに店の一線を任せることにしよう、フローラ小川、いえ、西花子よ」

「えっ」

「この包丁『港北』を受け取るがよい。いまのお前は未熟だが、この包丁を使えば少しは腕も上がるだろう。まあ精進せえよ」

「マスター・・・・」

そしてなぜか「ラスト・シーン」がかかり、包丁を置いた横川マスターは鈴波店長とがっちりと握手を交わすと、ステージ奥へ消えた。場内拍手。まるで事前にブックができていたかのようだ。

「というわけで、元プロレスラー、フローラ小川は第2の人生を料理人として生きることになりました。応援宜しくお願いいたします」

司会の小山アナウンサーが締める。ベイサイドホテルのバンケットルームは暖かい拍手に包まれた。

このあともパーティーは続き、例によって渡辺智美の歌謡ショーなどをはさみつつ、楽しい時は過ぎ、最後のフローラ小川が「ファンの皆様、関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました」などと挨拶し、パーティーは終わった。

「お土産はー、『あばしり』のマドレーヌ詰め合わせ、持って帰ってくださいねー」

あらかじめ運び入れた「あばしり」の紙袋が200個以上。鈴波店長グッドジョブ。
「はう・・・・・」

「えちご先輩、迎えの車きたから帰りますよ」
けっきょく落ちてしまったジャスティスえちごさんは若手選手が救援車を手配し、後部座席に横になって帰宅したらしい。

****************

その一週間後、フローラ小川は「よこ川」で働いていた。勤務時間は午前十時から午後三時まで、ランチタイムの調理補助をしているようだ。

「バカモノ、ダシが濃すぎる。店の風格は吸い物で決まるというのに・・・作り直しじゃあ。いったいいつになれば私を隠居させてくれるのかね」

「は、はい・・・・」

ダメ出しをくらって気落ちするフローラ小川。

横川マスター、包丁を握るのは止めたが、総監督としてまだ店に顔を出してきているようだ。

「あ、待て、捨てるのはもったいないから、それはそれで味噌汁にしてSPZさんの寮に差し上げて来るが良い。」

2010年10月15日 (金)

第1,003回 フローラ小川 引退記念パーティー(中)

フローラ小川引退記念パーティー(中)

時に西暦2054年、フローラ小川の引退記念パーティーがベイサイドホテルバンケットルームで挙行された。フローラ小川が選んだ第2の人生はなんと料理人。現役時代に取得した調理師免許を活かした。「よこ川」に弟子入りして料理修行に励むフローラ小川、しかし、「よこ川」に料理勝負を申し込む「喫茶あばしり」の鈴波店長。SPZ選手の胃袋を支えてきた2大食堂が20年のときを経て再び激突する・・・

―そして、決戦の日は来た。

ここでアオリVTRは終わった。そして会場に流れる横川マスターの入場テーマ曲。手の込んだアトラクションに面々は笑い転げた。

♪踊ろうよ 摩天楼・・・・

「ラスト・シーン」に乗って、白衣姿の横川マスターと、第2の人生を料理人として歩む予定のフローラ小川がゆっくりとステージへ。

そして、

♪今日は君に話したい 色あせずに育つ夢もあるんだと・・・

「Leaf Ticket」がかかり、喫茶あばしり店長、鈴波かすり(60)がステージへ。

そして悪ノリしたSPZの村越リングアナが高らかにコール。

「ただいまより、料理勝負タッグマッチ60分1本勝負を行います!青コーナー、料理人見習い、ふろーらー、おがーわー」

「日本料理、よこ川、マスター、よこかわー、のりーゆきー」

そして赤コーナー側、

「赤コーナー、喫茶あばしり店長、すずなみー、かすーりー」

まるでプロレスのようなコールに会場は盛り上がった。そして赤コーナーの助っ人ゲストが紹介される。舞台右奥から現れたすらりとした若い女性。

「赤コーナー、あばしり助っ人―、コバトフー」

ええええええええ!!場内どよめき。2月に引退してロシアに引っ込んだはずのロシア人レスラー、コバトフがサプライズ来日。現役時代から家庭的なコと評判で料理の腕はピカイチ。これで勝負の行方は一気に分からなくなった。

「フローラオガワ・・・サン。リタイアオメデトウ。今日は楽しそうだからシベリアからきただよ」

流暢なコバトフの日本語に場内笑い。村越リングアナが続ける

「なお、審査員は5名の方にお願いしております。フローラ小川FC会員番号9番の藤野さん、アポカリプス病院医師、欲野深三さん、SPZコーチのハリケーン神田さん、SPZプロレスラー・ジャスティスえちごさん、ギムレットオフィス社長の八重樫美月さん。判定は、双方三品ずつ料理を出していただいたうえ、この5名の挙手にて勝敗を決定いたします。それでは勝負始めッ」

カーン

SPZが持ち込んだゴングを叩く村越リングアナ。フローラ小川の第2の人生のゴングが鳴った。

シャキーン、横川マスターが銘包丁『港北』を取り出す。

「・・・・これが私にとって最後の料理勝負になるやもしれん。相手はどんな料理を出してくるか分からぬが、ベストを尽くすのみだ」

「はい・・・・」

「わし全身全霊を尽くして焼き物を造るから、刺身と吸い物を頼む」

「えっ・・・・・・」

さすがにフローラ小川、緊張の表情。

「なあに、適当に造れ。基準さえクリアすれば問題ない」

「あ、そうか・・・」

これは横川マスターの作戦。先に出す吸い物と刺身をあえて微妙な味で出しておいて、後から出す焼き物に全力を集中することで焼き物がより美味しく感じる。かつてフローラ小川がプロレスにも応用したことのある、料理人のごまかしのテクニックである。

「じゃあ、まず、お刺身から・・・」

刺身など魚を切って出すだけなのだが、単純ゆえに奥が深い。フローラ小川、東急ハンズで買ったそこそこ値段のはる包丁を取り出し、冷蔵庫からマグロの塊を取り出した。大西洋産の冷凍ものだが技術の進歩した昨今では充分美味しい。

「はっ」

スッスッ、スッと刺身を切っていく。練習しただけあってそれなりに上手だ。そしてカンパチも同様の手順で切っていく。5人分の刺身を作るのにさして時間はかからなかった。
そのあと、フローラ小川は吸い物の支度にとりかかった

がっしゅがっしゅがっしゅ。

吸い物のダシ用の鰹節を削る。

「あまり使ってはならんぞ、最近鰹節は高いからのう」

あまりダシを利かせすぎると、パンチが効きすぎて最後の焼き物が引き立たなくなる。
「この昆布を使うが良い。北海道利尻産じゃよ」

しかし店の風格は吸い物で分かるから、あまり淡白な味でもいけない。

鍋に水を入れて、昆布を入れて沸騰させる。

沸騰する直前のタイミングで横川マスターが指示。

「いまだ、昆布を取り出せ」

さっと昆布を取り出したフローラ小川、水を少量加えた後こんどは削っておいた鰹節を放り込んでそのまま待つ。

「んしょ・・・・っ」

そのあと慎重な手つきでダシを濾した。吸い物の具はダシの味を消さないため、三つ葉をほんのちょっとだけ入れる。あとは薄口醤油で味をととのえるだけ。

「さすがわが弟子だけあって、のみこみが早い。ではわしが焼き物を作るとするか」

といいつつ横川氏は冷蔵庫の中から醤油のような液体につけておいた魚の切り身を取り出した。

「けっきょくのところ日本料理は素材のよしあしが出来を分ける・・・・岡山の鰆(サワラ)はいまが旬。そして師匠から直伝された幽庵焼き、これで負けるはずがない。」

金網の上、弱めの火で丹念に焼き上げてゆく。こがさないように刷毛で醤油とみりんを混ぜた液を塗りながら。

「ほい、サワラの幽庵焼き、完成。あとついでに・・・」

「はい」

フローラ小川、手際よく人数分のビールをサーバーから注ぐ。

そして審査員のリアクションは・・・。

「刺身は微妙です。やはり切り口が素人っぽいです」

食通のジャスティスえちごが日本全国で美味しいものを食ってきただけあって手厳しい意見。多少練習したといえ達人の切り口にかなうはずがない。

「吸い物も少し薄いね。ダシに深みがないねえ」

おっさん医師、欲野深三さんも首をかしげる。しかしこれは最後の焼き物のための伏線。焼き物に箸をつけたとたん、5人の表情が変わった。

「うまいっ」
「美味ッ」

―ふ、先の二品をあえて物足りない味にしておいて本気の料理をぶつけると客は驚く。老獪な手だがいまの私にはそれしかやりようがない・・・・

サワラの幽庵焼きに舌鼓を打つ審査員たち。

―醤油とみりんと酒と柚子。漬け込み液の配合比率は誰にも教えていない秘中の秘だ・・・・フフン

さすがは横川マスター。「よこ川」の看板を長年守ってきただけのことはある。

「ぷはっ、いい焼き魚はビールが一層うまい」

審査員が5人とも生ビールを飲み干した。

「ウフフフ・・・・ロシアの味を見せてあげるわ」

コバトフさんが不適に笑う

(続きます)

2010年10月14日 (木)

第1,002回 フローラ小川引退記念パーティー(上)

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル 外伝

46年目4月

4月29日、横浜駅近くのベイサイドホテルバンケットルームで、「フローラ小川引退記念パーティー」が盛大に行われた。フローラ小川(本名:西花子)が自腹でベイサイドホテルのバンケットルームを貸しきり、お世話になった関係者や支援者の方やマスコミ記者さんたち約200名を招いて、これまでの支援に感謝の意を表した。こういうところが彼女らしい。
だが、ベイサイドホテルのステージにはなぜか白い布がかけられていて、いったいパーティーのアトラクションで何が始まるのか、当日まで伏せられていた。

「本日はSPZ34期、フローラ小川の引退記念パーティーにお越しいただきまして、誠にありがとうございます」

パーティーの司会は元・大日本テレビアナウンサーの小山栄二氏。SPZプロレス中継を以前担当されていた方だ。

「それでは、乾杯の音頭は、蝦天堂大学病院医師、リングドクターの沢木凛奈さんにお願いいたします」

フローラ小川の現役時代、身体のケアを担当していた沢木女医が乾杯の音頭。

「どうも、・・・・沢木です。このたび、SPZ34期のフローラ小川が無事に・・・・なのかな?レスラー生活を完走いたしました。彼女が大きなケガなくレスラー生活を終えられたのも半分は皆様のお力添えの部分が大きいかと思います。あと半分は私の注射ということで(場内爆笑)それでは、皆様、グラスをご準備ください。フローラ小川の、第2の人生に乾杯!」
「では、しばしご歓談ください」

2ヶ月前に自らの結婚披露宴を行ったバンケットルーム。テーブルの上にはそれなりの料理が並べられ、バーコーナーではそれなりのお酒やソフトドリンクが提供された。

しかしパーティー開始から15分ほどで場内暗転し、スクリーンにあおりビデオが上映された。

「なんだなんだ?」

「フローラ小川 第2の人生」

イベント会社がネタで制作したVTRに場内爆笑。

「ううっ・・・・腰が痛くて、あたしもう闘えない・・・」

控室で涙ぐむフローラ小川。あまりうまくない演技にパーティー会場は爆笑。

「そうだわ・・・第2の人生を考えないと・・・・移動中の車内で独学して取得した資格で・・・・」

フローラ小川は3年前に調理師免許を取得していた。いったいいつの間に実技試験をパスしたのだろう。

「私を・・・・拾ってくれませんか?」

横浜戸塚にある日本料理店「よこ川」が写された。ええええええ、場内どよめき。

「ウン・・・・私も・・・もう齢でな・・・・隠居したいからねえ・・・・弟子にしてやろう」

すっかり老けた「よこ川」のマスター、横川紀行氏。若い頃は新人コンクールで優勝したこともある凄腕の料理人である。SPZ立ち上げの頃、創業者の今野社長が小川ひかるを良く連れて行って口説いたのは知る人ぞ知る話。しかし横川マスター、もう70代後半のはずで、衰えは隠せないのだが、まだ現役料理人として包丁をふるっている。

「じゃあまず・・・・皿洗いからだ」

「こうしてフローラ小川は現役末期のころ、負傷してリングに上がれないときは『よこ川』で修行を始めたのであった」

白衣姿で、てんぷらを揚げるフローラ小川に場内どよめき。意外と違和感がない。

「しかしそんな彼女のもくろみは長く続かなかった、4月頭のある夜のこと」

「たのもー、料理勝負を、申し込むッ」

「お、お前は・・・・あばしりの鈴波店長・・・・」

よこ川に乱入してきたのは、SPZ本社ビル2階に店を構える喫茶店『あばしり』の鈴波かすり店長だった。スイーツとパスタ作りの腕前には定評があり、SPZでは未成年の選手の行きつけになっているのである。

「20年前、料理勝負に負けた屈辱をついに晴らすときが来たのよ、うふふふふふ」

20年ほど前のSPZお笑い興行のイベントとして行われた料理勝負で、鈴波店長は横川マスターに敗れている。(連載488回目参照)

「フフン」横川マスターが笑う。

「お、老いたりとはいえ、わしが喫茶店に負けるわけにはいかん。天国にいる師匠に嘲笑されてしまうのじゃよ。師匠から譲り受けたこの銘包丁『港北』にかけてな」

「もちろん、ケーキ定食で勝負する気なんかないわよ。この日のために助っ人Xを用意したわ」

「助っ人エックスだとお?」

「そう、助っ人Xとのコラボでスペシャルメニューを用意したわ。勝負は今月末、ベイサイドホテルのバンケットルーム」

小鼻をふくらませる鈴波店長。助っ人エックスによほど自信があるらしい。

「フフ・・・面白い・・・・・青春の血がたぎってきたわ」

険悪な雰囲気でにらみ合う横川マスターと鈴波店長。

「勝負には賭けるものが必要。ただし、生命や金銭を賭けるのはよろしくないからー、負けたら、負けた方の店は1年間、勝った店の2号店に名前を変えて営業するのよ、うふふふふふ」

「な、なんじゃと・・・・」

たじろぐ横川マスター。云うだけ言って「よこ川」を後にする鈴波店長。

「フローラ小川よ、話は聞いたな。」

「はい」

「創業45年余りを誇る日本料理よこ川の看板が変わってしまう事態はなんとしても避けねばならぬ。だがわしも齢で何品も造ることができぬから、助板を頼む」

「・・・はい。」

―そして、決戦の日は来た。

(続きます)

2010年10月13日 (水)

週刊水曜日っ

今週のスポーツニュースみたいなの。

■全日本プロレス

武藤敬司、体重を減らしてジュニア王座どりへ本気モード

前哨戦でカズハヤシを足4の字で撃破。ヒザへの負担を軽くするためにジュニア戦士の道を選ぶとは・・・・

河野真幸、悪役集団VM入り

西村修、最強タッグリーグのパートナーにジョー・マレンコを指名。

 ジョーマレンコも54歳で動けるのかどうか。

■NOSAWA15周年興行でマスカラス、ブッチャー来日

 ブッチャー68歳、さすがにTシャツを着てファイトしたものの大流血戦を演じる。

■野球

横浜ベイスターズ身売りか

横浜本拠地とベイスターズの名前は譲れないという条件で交渉しているらしいが・・・

■コン様の私生活

ブラック会社に勤めてるんだがもう俺は限界かもしれない。

今週はこんなところか。

2010年10月12日 (火)

あばしりタッグ王者イッキ

13年目ごろに設定した2本目のタッグベルト

「あばしりタッグ」の王者イッキ!!

(評価UNDER2100を目安に設定した中堅どころのタッグベルトです)

あばしりタッグ選手権

初代王者 菊池理宇 ボンバー来島 4 返上
2代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 2
3代目王者ドリュー・クライ ユーリ・スミルノフ0
4代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
5代目王者アンナ・クロフォード ユーリ・スミルノフ 0
6代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 1
7代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
8代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 4 返上
9代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 返上

10代目王者アリス・スミルノフ デイジー・クライ 0
11代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
12代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 0
13代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
14代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
15代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
16代目王者ギムレット美月 キューティー金井 0       
17代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
18代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 2
19代目王者アリス・スミルノフ、アンナ・クロフォード0
20代目王者ラッキー内田 マッキー上戸 2 返上

21代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
22代王者 フォクシー真帆 成瀬唯 1
23代王者 エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 2返上
24代王者 フォクシー真帆 成瀬唯  3
25代王者 デイジー・クライ ジーナ・デュラム 4
26代王者 ライラ神威 REKI 0
27代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 0
28代王者 ライラ神威 REKI 4 返上
29代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
30代王者 野村つばさ イージス中森 0

31代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 2
32代王者 アリス・スミルノフ パトリシア・ルイス 0
33代王者 フレイア鏡、REKI 3
34代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
35代王者 REKI コンバット斉藤 3
36代王者 ハムル・シアター ジェニー・ビーチ 0 返上
37代王者 ジェニー・ビーチ ジェシー・ビートン 1
38代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 2
39代王者 キャシー・ウォン ミス・マスカレード 返上
40代王者 キャシー・ウォン ソフィア・リチャーズ 1

41代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 0
42代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 1
43代王者 ライラ神威 ハリケーン神田 2
44代王者 ハムル・シアター ジェシー・ビートン 0返上
45代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 2
46代王者 ハリケーン神田 八島静香 0
47代王者 ノエル白石 マイティ祐希子 1
48代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 1
49代王者 ハムル・シアター マリシア・ルイス 0返上
50代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 0

51代王者 ハリケーン神田 霧島レイラ 0
52代王者 ジェニー・ビーチ ディスガイズマスク 1
53代王者 スカーレット小縞 霧島レイラ 5
54代王者 ハムル・シアター マリシア・ルイス  0返上
55代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 1
56代王者 藤原和美 中江里奈 1
57代王者 ケンドー・カミスワ RIKKA 2
58代王者 藤原和美 中江里奈 4
59代王者 キャシー・ウォン ブルック・ウォン 0
60代王者 マーメイド千秋 RIKKA 1
61代王者 ナイトメア神威 グリズリー山本 3

62代王者 マユリ・シアター ブルック・ウォン 1
63代王者 スカーレット小縞 佐久間理沙子 1
64代王者 マユリ・シアター マリシア・ルイス 0返上
65代王者 ハリケーン神田 中江里奈 1 返上
66代王者 八島静香 中江里奈 7
67代王者 早瀬葵 藤島瞳 0
68代王者 アニービーチ ジョディ・ビートン 1
69代王者 藤原和美 サキュバス真鍋 4
70代王者 早瀬葵 藤島瞳 1

71代王者 マリア・テレジア マレン・ニールセン 0返上
72代王者 アニービーチ グレース・ハン 0返上
73代王者 クラリッジ成瀬 ジャンヌ永原 0
74代王者 グレース・ハン カトリーヌ・チャン 1
75代王者 クラリッジ成瀬 ジャンヌ永原 0
76代王者 グレース・ハン マレン・ニールセン 2
77代王者 フローラ小川 NARATA 0
78代王者 八島静香 中村真帆 0
79代王者 ダークスターカオス ミスティアマスク 0
80代王者 フローラ小川 NARATA 0

81代王者 八島静香 中村真帆 1
82代王者 フローラ小川 NARATA 1
83代王者 八島静香 中村真帆 2
84代王者 フローラ小川 NARATA 4
85代王者 ダイナマイト・リナ トラットリアマスク 0
86代王者 フローラ小川 NARATA 2 返上

2010年10月11日 (月)

1,000回の歴史を彩ったタッグ王者イッキ

SPZタッグ王者のイッキいきます。

SPZタッグ選手権

初代  沢崎光 秋山美姫 1
2代目 草薙みこと 小川ひかる 2
3代目 吉田龍子 新咲祐希子  5
4代目 沢崎光 秋山美姫 0
5代目 南利美 ハイブリッド南 (南利美引退により返上)
6代目 沢崎光 秋山美姫 0
7代目 草薙みこと 小川ひかる 0
8代目 永沢舞 富沢レイ 0
9代目 伊達遥 スイレン草薙 0
10代目草薙みこと 小川ひかる 3

11代目永沢舞 富沢レイ 1
12代目伊達遥 スイレン草薙 0
13代目ハイブリッド南 マイトス香澄 0
14代目永沢舞 富沢レイ 0
15代目ナターシャ・ハン アンナ・クロフォード 2
16代目新咲祐希子、スイレン草薙 5  
17代目吉田龍子 上原今日子 2
18代目ハイブリッド南 マイトス香澄 3
19代目ハイサスカラス ドスカナ・リブレ 0 
20代目スイレン草薙 ガイア小早川 6

21代目新咲祐希子 スターライト相羽 5
22代目ボンバー来島 菊池理宇 5
23代目スターライト相羽 ビーナス麗子 0 
24代目スイレン草薙 ガイア小早川 2
25代目ボンバー来島 菊池理宇 11
26代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 10
27代目芝田美紀 フレイア鏡 2
28代目ナターシャ・ハン アリス・スミルノフ 0
29代目ボンバー来島 武藤めぐみ 2
30代目ラッキー内田 マッキー上戸 2

31代目芝田美紀 ロイヤル北条 1
32代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
33代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 2
34代目氷室紫月 武藤めぐみ 0
35代目ローズ・ヒューイット デイジー・クライ 0
36代目ラッキー内田 マッキー上戸 4
37代目氷室紫月 ノエル白石 1 
38代目ジェナ・メガライト デイジー・クライ 0
39代目氷室紫月 ノエル白石 1 
40代目武藤めぐみ 成瀬唯 0

41代目ラッキー内田 マッキー上戸 8
42代目氷室紫月 ノエル白石 1
43代目ラッキー内田 マッキー上戸 1
44代目ジェナ・メガライト ジェニー・ビーチ 0
45代目ライラ神威 REKI 0
46代目氷室紫月 ノエル白石 1
47代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
48代目ライラ神威 REKI 0
49代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 3
50代目イージス中森 ノエル白石 0

51代目コンバット斉藤 ナイトメア神威 0
52代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 4
53代目ライラ神威 REKI 0
54代目イージス中森 ノエル白石 0
55代目ナイトメア神威 REKI 3
56代目イージス中森 ノエル白石 0
57代目ナイトメア神威 REKI 0
58代目ジェナ・メガライト シンディー・ウォン 0返上
59代目ナイトメア神威 REKI 1
60代目コンバット斉藤 斉藤彰子 0

61代目ナイトメア神威 REKI 1 
62代目イージス中森 マイティ祐希子 2
63代目ハリケーン神田 八島静香 0
64代目ナイトメア神威 REKI 0
65代目コンバット斉藤 斉藤彰子 0
66代目ハリケーン神田 八島静香 0
67代目イージス中森 マイティ祐希子 4
68代目ハリケーン神田 八島静香 1
69代目ナイトメア神威 マーメイド千秋 1
70代目霧島レイラ スカーレット小縞 8

71代目ハリケーン神田 八島静香 0
72代目霧島レイラ 藤原和美 0 
73代目ロゼ・ヒューイット ワイルドローズ1号 0
74代目斉藤彰子 中江里奈 2
75代目霧島レイラ 藤原和美 9
76代目ロゼ・ヒューイット ファントムローズ2号 0
77代目霧島レイラ 藤原和美 1
78代目ロゼ・ヒューイット ファントムローズ2号 1
79代目霧島レイラ 藤原和美 2
80代目マイティ祐希子 スカーレット小縞 0

81代目RIKKA 葛城早苗 0
82代目マイティ祐希子 佐久間理沙子 0
83代目霧島レイラ 藤原和美 0
84代目RIKKA 葛城早苗 0
85代目霧島レイラ 藤原和美 1
86代目グリズリー山本 中江里奈 1
87代目RIKKA 葛城早苗 1
88代目グリズリー山本 中江里奈 6
89代目霧島レイラ 葛城早苗 0
90代目グリズリー山本 中江里奈 1

91代目霧島レイラ 葛城早苗 1
92代目佐久間理沙子 早瀬葵 0
93代目グリズリー山本 中村真帆 0
94代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 1
95代目グリズリー山本 中村真帆 4
96代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 5
97代目グリズリー山本 中村真帆 0
98代目葛城早苗 ジャスティスえちご 2
99代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 9
100代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0

101代目ジャスティスえちご 中村真帆 0
102代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
103代目フローラ小川 ジャンヌ永原 1
104代目コバトフ マレン・ニールセン 1
105代目フローラ小川 ジャンヌ永原 0
106代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
107代目フローラ小川 ジャンヌ永原 0
108代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
109代目ジャスティスえちご 近藤真琴 0
110代目白石なぎさ フローラ小川 5

111代目ジャンヌ永原 ミシェール桜井 0
112代目白石なぎさ フローラ小川 0
113代目近藤真琴 サンダー龍子 2
114代目白石なぎさ フローラ小川 2
115代目近藤真琴 真壁なつき (現)

2010年10月10日 (日)

1,000回の連載を彩った歴代女王一覧

久々にやります。1,000回の連載を彩った女王イッキ

SPZヘビー級選手権

初代 伊達遥    0
2代目 草薙みこと 0
3代目 南利美   0
4代目 伊達遥  10
5代目 草薙みこと 1
6代目 伊達遥   2
7代目 南利美   0
8代目 吉田龍子  1
9代目 伊達遥   1
10代目 永沢舞  0

11代目 吉田龍子 0
12代目 伊達遥  0
13代目 草薙みこと4
14代目 永沢舞  0
15代目 上原今日子0
16代目 伊達遥    0
17代目 吉田龍子 1
18代目 永沢舞  1
19代目 伊達遥  0
20代目 吉田龍子  15

21代目 ハイブリッド南 0
22代目 新咲祐希子 0
23代目 永沢舞  0
24代目 吉田龍子 0
25代目 ハイブリッド南 1
26代目 新咲祐希子 0
27代目 永沢舞   2
28代目 ハイブリッド南 7
29代目 スイレン草薙 0
30代目 吉田龍子  4

31代目 ハイブリッド南 1
32代目 新咲祐希子 0
33代目 スイレン草薙 0
34代目 吉田龍子   1
35代目 ハイブリッド南 1
36代目 新咲祐希子 0
37代目 スイレン草薙 7
38代目 スターライト相羽 0
39代目 ボンバー来島 0
40代目 菊池理宇 1

41代目 スイレン草薙 1
42代目 ボンバー来島 4
43代目 ビューティ市ヶ谷 11
44代目 ナターシャ・ハン 1
45代目 ロイヤル北条 0
46代目 ボンバー来島 0
47代目 ビューティ市ヶ谷 5
48代目 ナターシャ・ハン 1
49代目 ビューティ市ヶ谷 1
50代目 芝田美紀 1

51代目 ロイヤル北条 0
52代目 ビューティ市ヶ谷 1
53代目 ラッキー内田 0
54代目 氷室紫月 1
55代目 ラッキー内田 1
56代目 ビューティ市ヶ谷 3
57代目 ラッキー内田 1
58代目 氷室紫月 1
59代目 マッキー上戸 0
60代目 武藤めぐみ 1

61代目 ジェナ・メガライト 0
62代目 武藤めぐみ 15
63代目 ノエル白石 0
64代目 ライラ神威 1
65代目 ジェナ・メガライト0
66代目 ノエル白石 0
67代目 武藤めぐみ 4
68代目 コンバット斉藤 0
69代目 ジェナ・メガライト 0
70代目 武藤めぐみ 4

71代目 コンバット斉藤 1
72代目 武藤めぐみ 3
73代目 コンバット斉藤 3
74代目 ローズ・ヒューイット 1
75代目 コンバット斉藤 9
76代目 ケンドー・カミスワ 0
77代目 ナイトメア神威 0
78代目 コンバット斉藤 5
79代目 ジェーン・メガライト 4
80代目 マイティ祐希子 0

81代目 コンバット斉藤 0
82代目 ナイトメア神威 1
83代目 マイティ祐希子 3
84代目 ジェーン・メガライト 0
85代目 マイティ祐希子 3
86代目 ジェーン・メガライト 0
87代目 マイティ祐希子 4
88代目 ジェーン・メガライト 0
89代目 霧島レイラ 0
90代目 マイティ祐希子 14

91代目 ジェーン・メガライト 2
92代目 マイティ祐希子 7
93代目 ロゼ・ヒューイット 0
94代目 霧島レイラ 0
95代目 グリズリー山本 15
96代目 ジェーン・メガライト 0
97代目 佐久間理沙子 1
98代目 ロゼ・ヒューイット 0
99代目 グリズリー山本 0
100代目佐久間理沙子 0

101代目ロゼ・ヒューイット 0
102代目グリズリー山本 1
103代目ダークスターカオス 1
104代目グリズリー山本 3
105代目佐久間理沙子 3
106代目フローラ小川 1
107代目グリズリー山本 3
108代目佐久間理沙子 3
109代目グリズリー山本 4
110代目フローラ小川 0

111代目ジャスティスえちご 0
112代目佐久間理沙子 3
113代目フローラ小川 0
114代目ジャスティスえちご3
115代目ダークスターカオス 4
116代目ジャスティスえちご 1
117代目コバトフ 2
118代目ジャスティスえちご 7
119代目白石なぎさ 15
120代目ダークスターカオス 0

121代目白石なぎさ 0
122代目近藤真琴 2
123代目白石なぎさ 5

SPZタイトル戦通算防衛回数

マイティ祐希子31
武藤めぐみ27
グリズリー山本26
吉田龍子22
ビューティ市ヶ谷21

白石なぎさ20(現役)
コンバット斉藤18

伊達遥13
ジャスティスえちご11
佐久間理沙子10

2010年10月 9日 (土)

連載1,000回まで書き進めて

さすがに疲れた。

WASリプレイはいま時点(10/4)で、51年目7月まで進行しています。

まだ5年分の在庫がありますが、一時は10年近くあっただけにそろそろ連載そのものに黄色信号が点灯しており、最近は水曜日のスポーツニュースやら新宿グルメやらで水増ししているのが実態です。

とはいえ、ひとつの美少女ゲームで2007年頭から1,000回もの連載をやってしまい、結構長くやったものよのうと自分でも感心しています。

WAS2は積みゲーのままです。あははははは。

WASの魅力は、自分でカードが組めるところです。第1試合からメインまで。

これに尽きます。

技の種類は少なく、サソリ固めやコブラツイストで決まる試合なんかもあったりして現代プロレスとはかけ離れた部分もあるのですが、そこは脳内で補完すればええのです。

まあ、もう少しだけ、頑張ります。

2010.10.04 AM1:17 k.konno

2010年10月 8日 (金)

第1,001回 旗揚げ45周年記念試合

46年目4月

シリーズ最終戦 新日本ドーム大会

引退試合(VS杉浦美月)を何とか白星で締めくくったフローラ小川、控室に戻って水を飲む。

「はぁ・・・・・・・終わった・・・・」

まだざわめきの残る場内、いくぶん間をおいてから、NARATAのテーマ曲「調和の幻想 第6番第2楽章」がかかった。

セミファイナルは

「SPZ旗揚げ45周年記念試合」

NARATA,八島静香、グリズリー山本対ジャスティスえちご、ジャンヌ永原、ジュディ・コーディ組。

6人が6人ずつ各人のテーマ曲で入場。これには場内は盛り上がった。NARATAはいつものように粛々と、八島さんは木刀を持ってにらみをきかせて、G山本はなぜかパイプイスを持って観客をあおりながら入場。

ジュディ・コーディは神妙な面持ちで入場、そしてジャンヌ永原は客席に手を振りながら、最後に入場したのがJえちご。白いリングコスチュームでなぜか六尺棒を持っての入場。場内大盛り上がり。

そしてゴング。裁くレフェリーはミネルヴァ石川。

次々とタッチが進み、めまぐるしく攻守が入れ替わる。しかし最後は八島とG中村の連携が出て、合体パワーボムでえちごをたたきつけた。これはさすがにえちご返せず試合終了。13分26秒のドリームカードが終わった。

***********************

そしてメインイベントはSPZ戦。王者白石なぎさに挑むのは、2ヶ月ぶりの挑戦となる近藤真琴。45周年らしく所属選手の頂上決戦でやりましょうかということ。

―とにかく、白石さんは打撃を入れていやな顔をさせないと始まらない。

そう考えた近藤、とにかくがむしゃらに手数を入れていく戦法を取ったが、なんと打撃戦で打ち勝ったのが白石。エルボーの一発一発が重い。近藤がぐらついたところをシャイニングウィザード2連発。この選手機を見るに敏なところもあり難攻不落の選手だ。

「くっ・・・・この!」

あせった近藤が大振りの打撃を繰り出すが良く見た白石、カウンターの掌底。崩れ落ちる近藤。

白石、捕まえてフィシャーマンバスターを狙ったが、近藤も苦し紛れの首固め。しかし白石もきっちりフォールを返す。

「うん・・・おっけ」

白石がこんどこそ近藤を捕らえ、フィッシャーマンバスター。今度は近藤、頭からマットへ。

「うわあっ」
近藤の意識は闇に落ちた。これで3カウント。勝負タイム30分7秒。王者が5度目の防衛に成功。

*****************************

メイン終了後フローラ小川の引退式。スーツ姿に着替えてメイクを直したフローラ小川がリングへ最後の挨拶。

「みなさん、今日まで・・・本当にありがとうございました。これからも、私の両親が作ったSPZの応援を宜しくお願いいたします・・・っ。」

*****************************

フローラ小川

SPZ34期生

2042年4月21日、京都市体育館での対 ハリケーン神田戦でデビュー。2054年4月26日、新日本ドーム大会での対 杉浦美月戦で引退。

稼動月数145ヶ月(歴代1位)出場試合数(概算)968試合。

タイトル歴

第106代SPZ世界王者
第110代SPZ世界王者
第113代SPZ世界王者
(累計防衛回数1回)

第103代・105代・107代SPZ世界タッグ王者
(パートナーはジャンヌ永原)

第110代・第112代・第114代SPZ世界タッグ王者

(パートナーは白石なぎさ)

第77代・80代・82代・84代・86代あばしりタッグ王者(パートナーはNARATA)

第41回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはジャンヌ永原)

第45回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは白石なぎさ)

2010年10月 7日 (木)

第1,000回 ファイナル・バトル

46年目4月

フローラ小川 引退シリーズ

SPZ34期:フローラ小川が12年にわたる現役レスラー生活に、ついにピリオドを打つ。

そして最終戦・新日本ドーム大会。

「フローラ小川 最終試合」

の大看板が掲げられた。会場入り口の特設テントではフローラ小川グッズが半額で処分セール。人気はあった選手なので、5時の開門前にはグッズがはけてしまった。

午後6時30分、試合開始。まずフローラ小川の現役時代の活躍をたたえるビデオが放映された。

第1試合はドルフィン下窪対優香。下窪が1期先輩の意地を見せて掌底で殴りつける。

「いたっ・・・」

殴られて怯んでしまった優香。そこを突いて下窪がボディスラムで追い打ち。完全に下窪のペースだ。優香もローリングソバットを繰り出すなど健闘したが、

「チェストー」
ドルフィン下窪の掌底が入って3カウント。勝負タイム9分16秒。

続く第2試合はガンスリンガーの2人が登場。辻香澄・真壁なつき組対ダイナマイトリナ、ブルック・シキワリー(初来日)の一戦。

「パワーじゃきつい、動き回って殴るしかない!」

体格差をカバーして懸命に立ち向かっていった辻と真壁だったが、ロングマッチで動きが止まったところを付け込まれて、真壁がDリナのタイガードライバーを食らって悶絶。初来日のシキワリーは堅実なファイトに終始し、リナのサポートにまわっていた。最後は4人が入り乱れる激戦。

「え・・・あ?うわーっ!!」

このどさくさにまぎれてシキワリーが辻に強烈なステップキック。真壁にもフェイスクラッシャーから掌底とたたみかけて3カウント奪取。第2試合にしては勝負タイム29分55秒の大熱戦だった。

続く第3試合は中堅選手同士の対戦。ミシェール桜井対オーガ朝比奈。

オーガ朝比奈のパワーはすごいが、まだまだ一気に畳み掛ける力がない。一進一退の攻防が続いたものの、最後はミシェール桜井がダイビングプレスでかっこよく決めた。勝負タイム23分10秒。その試合が終わると休憩。

外人同士のタッグマッチをはさんで(ローレル、シチェルバコフ組がデニースハン、カトリーヌチャン組を下した)いよいよ、

「次の試合に登場するフローラ小川選手は、この試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

流れるテーマ曲は「ディヴェルティメントK138」

大声援でテーマ曲の旋律がかき消されるくらいだった。母親から借りた、背中に上高地の油絵がプリントされているガウンを着て、長い花道を歩いてフローラ小川、右足からリングイン。セコンドには白石なぎさとNARATAがついた。

「赤コーナー、神奈川県、川崎市出身、フローラ・・・・おがーわーー」

「レフェリー、ハリケーン神田」

F小川のデビュー戦の相手だったハリケーン神田(36)がレフェリーを務める

どわああああああああああ!!

フローラ小川、一礼してそのあとロングガウンを脱ぐ。27歳、往年の力はないが、技術でカバーして12年間現役を続けた。

対するはこの日がデビュー戦の杉浦美月。異様な雰囲気でやりにくそう。

カンッ

午後8時27分、最後の闘いのゴング。

しばらくにらみ合ってから、両者にじり寄って、

組み合う。押したのは杉浦、押しこんでロープブレイク。

再び組み合う両者、杉浦が今度はヘッドロックに捕らえようとするが

「う・・・・っ」

しかし簡単に体勢を崩されてスリーパーで絞め付けられる。しばらくそのまましめあげてペースを掴んだあと、自らスリーパーを解く。そして杉浦が起き上がってくるのを待つ。

フローラ小川、声援に応えてドロップキックを放ったが、腰の痛みがぶり返したらしく、後が続かない。逆にドロップキックで反撃される。杉浦の覚えたてのドロップキックにも派手にスッ転ぶF小川。このあたりのやられっぷりの技術が凄い。

「えい!」

フローラ小川、立ち上がって、杉浦を捕まえるや、なりふりかまわず頭突きを入れたが、苦しげな表情。それでもフローラ小川、そのあと掌底をぶち込む。これで杉浦が倒れた。やはり新人は殴られるのに弱い。

「これ、でっ」

フローラ小川、距離をとって、杉浦が起き上がるやいなや走り出し、体ごとぶつかった。

「あたしのぶちかましをコピッたか!」
控室モニタで見た八島静香が笑う。

体当たりを受けて崩れ落ちる杉浦、懸命にカバーするフローラ小川。がっちり片エビで押さえ込んでいるので返せない!

ワン、トゥ、スリー。

神田レフェリーがマットを3つ叩いた。

―終わった・・・

荒い息をつきながら起き上がったフローラ小川。引退試合をなんとか白星で締めくくった。杉浦と握手。そのあと母親の今野ひかる(60)がリングに上がり、花束贈呈。
「よくここまで・・・がんばったね」

そのあと中森社長から金一封の贈呈とセレモニーが続いた。腰の具合がそうとう悪いので胴上げは行われなかった。

花束を持ったフローラ小川、最後は一礼してリングを降りた。長い花道を歩いて、入場ゲートでもう一度お辞儀をしてから控室へ消えた。

2010年10月 6日 (水)

寒くなってきました20101005

こんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoproです。

水曜日恒例のあれ。

■プロレス

小橋建太が演歌歌手と挙式。

年内リング復帰を目指すとの事。ノアの集客はこの人にかかっている。

全日本は今週は特に取り立てて書くことなし。10.10後楽園で渕VS西村のシングルが第1試合で久々実現。

■相撲

千代大海断髪式 魁皇が後輩の千代大海のマゲにはさみを入れる。もうあのものすごい突っ張りは見られないと思うと・・・

白鵬62連勝でストップ 日馬富士に敗れる

といっても千代大会引退興行のアトラクションで行われる花相撲(エキシビションなので本気を出さない取り組み)での話。日馬が結婚するので寄りきりで負けてあげて、花を持たせたらしい。スポーツ紙はすぐネタ記事にする

朝青龍引退相撲

この人でも引退相撲は涙するのか。いまからでも遅くないから引退を取り消して白い子とにぶつけられないものかのう。

■プロ野球

中日優勝、練習量がハンパではなく、猛暑で他チームがへばる間に抜け出した。

横浜身売り・・・・まさかの新潟移転か?

今週はこんなところ。

2010年10月 5日 (火)

第999回 46年目4月 フローラ小川引退シリーズ

46年目4月

フローラ小川引退シリーズ 第2戦 札幌大会

がすっ!

上段蹴り炸裂。フローラ小川崩れ落ちる。もちろん試合はこれで終わった。

「やった・・・」

場外で白石に抱きつきながらゴングを聞いた真壁、SPZタッグベルト初戴冠。勝負タイム23分0秒。しかしフローラ小川への声援がすごい。蹴りの衝撃で試合後も起き上がれなかったフローラ小川、沢木リングドクターも容態を確認しにリングへ。

フローラ小川、3分ほど横たわっていたが、自らの掌を握ったり開いたりして、ちゃんと神経系が思い通りに動くことを確認して、しんどそうに起き上がって一礼。ものすごい拍手が飛んだ。

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予定では第6戦の名古屋であばしり戦のカードも予定されていたが、団体サイドも「この状態では無理だ」と判断して、NARATAと持つあばしりベルトは防衛戦を行わず、返上という形を取った。

第3戦、移動日をはさんでなにわパワフルドーム大会。セミ前でフローラ小川対ジャスティスえちごの一騎打ち。かつてはSPZベルトをめぐって死闘を繰り広げた間柄だ。

やはりサンドバッグ状態だったフローラ小川。デスバレーで痛めている首に電気を走らせてからのステップキック。これで試合は終わった。勝負タイム7分36秒。

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第4戦若鯉球場大会でも今のフローラ小川にはきつすぎるカード。きょうの対戦相手はグリズリー山本。かつてはSPZベルトをめぐって激闘を繰り広げた間柄だ。

「どりゃあああ」

グリズリー山本の力攻めになすすべのないフローラ小川。それでもラリアットをかわしてカウンターのラリアットを逆に決めたシーンでは沸いた。が、ダメージを与えておいて2発目のラリアット。フローラ小川、STFで勝負をかけたが、強引に振りほどいたグリズリー山本、引きずり起こして3発目のラリアットでフローラ小川を眠らせた。勝負タイム8分1秒。

「うううううう・・・」

試合後のフローラ小川、非常に苦しそうな表情。こんな状況で最終戦まで完走できるのか。

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第5戦九州ドーム大会でもフローラ小川はシングルマッチ。きょうの相手は大先輩・SPZ25期の八島静香。若手のころにに良く面倒を見てもらった間柄だ。しかしフローラ小川はとても戦える状況ではなく、察した八島が一気にラッシュをかけて、最後は延髄斬りで3カウントを奪った。勝負タイム5分33秒。

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第6戦しゃちほこドーム大会ではフローラ小川は第1試合に登場。対戦相手はデビュー2年目のドルフィン下窪。やはりこの日も無抵抗状態のフローラ小川。対戦相手下窪の掌底がバキバキ入って口もとから流血。最後はチョップでなぎ倒されて敗北。勝負タイム11分42秒。

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第7戦京都大会。きょうのフローラ小川の相手は団体最強にしてタッグパートナーの白石なぎさ(SPZ世界王者)。やはりもう相手にならない。

グラウンドでも競り負けてスリーパーに捉えられる。起き上がったところへ強烈なバックドロップ2連発。これで試合は終わった。勝負タイム6分19秒。

「あと・・・ひとつですね」

そして最終戦・新日本ドーム大会。

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(連載1,000回達成まで マジック1)

2010年10月 4日 (月)

第998回 ライセンス返納勧告書

旗揚げ45周年を迎える横浜のお嬢様プロレス団体、SPZ

団体エースの白石なぎさ、キックの鬼、近藤真琴、哀愁ファイター:ジャスティスえちご、四色スープレックス:ジャンヌ永原、やられっぷりヒロイン:フローラ小川ら、いまも多くのスター選手を擁している。

そんななか、団体に衝撃が走った。ある日、総務部宛に文書が届いた。

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株式会社スーパースターズ・プロレスリング・ゼット 御中

勧告書

貴社所属のプロレスラー、西 花子(リングネーム・フローラ小川)のメディカルチェックを3月5日に行った結果、頚部及び腰椎への神経損傷が顕著に認められ、これ以上ファイトを続けることは、西 花子の生命にかかわる可能性が高いため、西 花子の所有するプロレスリングライセンスを可及的速やかに返納させることを勧告する。

2054年3月20日 医療法人 アポカリプス病院 医師 欲野 深三

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そのあと数日、会社はすったもんだがあったのだが、けっきょく

フローラ小川27歳が引退を表明。腰と首をやってしまってとうとうドクターストップがかかってしまった。これ以上現役を続けると生命にかかわるのでライセンスを返納すべしという「勧告書」が医者からでてしまった。こうなると団体サイドも何も言えない。

「しっかしまあ12年もよくやった方だよ」

吉田役員も彼女の頑張りには敬服した。

新人テストで杉浦美月を採用。岐阜県出身で柔道経験者と言うことでそこそこ素質もありそうなので採用。

新人スカウトで大谷優香採用。山口県出身でけっこうスポーツ万能タイプなので素質がありそうだと中森社長が判断した。

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46年目4月
2054年4月2日、ベイサイドホテルのバンケットルームで旗揚げ45周年記念パーティーが大々的に行われた。各ブースでは過去の名勝負が流され、テーブルの上には美味珍味が数々並べられた。

「これからも、SPZは本気・まごころ・手作り感を旗印に頑張っていきますので、応援宜しくお願いいたします!」
中森社長が力強く挨拶。

フローラ小川の表情はさっぱりとしていた。あとは最後のファイトを全国のファンにお見せするだけ。

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「フローラ小川引退シリーズ」開幕。

シリーズ初戦仙台大会、新人の優香デビュー戦。対戦相手は12歳年上の最古参選手フローラ小川。

「・・・っ」

リングに上がるのもしんどそうな感じのフローラ小川。しかしコールを受けるやいつものSPZジャンパーを脱ぐ。そしてゴング。まずはクリーンに握手。

優香、緊張の色も見せずランニングタックルを連発。ローリングソバットも見せた。

「こりゃあ、いいのが入ってきたね・・・」観客がざわめく

フローラ小川、動けば動くほど痛みが増す状況下、良くファイトしたのだが、

「うっ」

優香のタイミングよく入ったエルボーに崩れ落ち、そのまま上に乗られてカウント3を喫した。

「やったー!勝ったー!」

デビュー戦で勝利というのはなかなかできることではない。SPZの長い歴史の中でも南利美、草薙みこと、新咲祐希子くらいしかいない。SPZ46期生優香。コレは将来楽しみである。勝負タイム12分2秒。

相手がデビュー戦で白星を献上してしまったフローラ小川、「これが現実ですよ」と自嘲気味にコメント。

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その翌日札幌大会ではSPZ世界タッグ戦。王者フローラ小川、白石なぎさに挑むのは挑戦者近藤真琴、真壁なつき組。

―これが、最後のタッグ選手権・・・

フローラ小川、痛み止めをかなりの量飲んで、札幌のリングに向かった。ファンの中には涙ながらに声援を送る人もいた。

「無理するな、フローラ小川―!」

頑張れと言う人、無理するなと言う人さまざま。先発を買って出たフローラ小川だったが、近藤真琴の荒々しい攻撃にサンドバッグ状態。なんとか体当たり気味のタックルで反撃し、白石にタッチ。すぐさまリング下でうずくまる。セコンドの石川コーチが駆け寄る。

「大丈夫・・・なわけないですよね?」

「うん・・・あとは白石さんに頑張ってもらうしか・・・」

しかし近藤も白石は絶対に越えなければならない壁、シビアな打撃で追い詰めて、真壁も掌底で追い打ち。

―もう、持たない・・・

白石なぎさ、コーナーをチラ見。フローラ小川、覚悟を決めてエプロンに上がってタッチを受けた。リングイン。

相手チームも真壁から近藤にタッチ。これはキメにきたか。

―小川さん、トドメだ!

近藤、蹴りまくったあげく、デスバレーボム。

ワン、トゥ・・・ドドドドド!

フローラ小川、ギリギリ、2.9で返す。

「いやー」「近藤人でなし」「もうやめろー」

いろんな意味でハイテンションマックス。そして近藤、大きく息を吐いて、真壁に白石を場外に引き込むよう指示した後、ふらふらとF小川が立ち上がってくるのを待って、

がすっ!

上段蹴り炸裂。フローラ小川崩れ落ちる。もちろん試合はこれで終わった。

「やった・・・」

場外で白石に抱きつきながら試合終了のゴングを聞いた真壁、SPZタッグベルト初戴冠。勝負タイム23分0秒。しかしフローラ小川への声援がすごい。

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SPZ世界タッグ選手権(60分1本勝負)

近藤真琴○、真壁なつき(23分0秒、上段蹴りからの片エビ固め)白石なぎさ、フローラ小川×

第114代王者が3度目の防衛に失敗。近藤組が115代王者となる。

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「・・・・・・・・・・・・・・・・」

近藤の上段蹴りの衝撃で試合後も起き上がれなかったフローラ小川、本部席に控えていた白衣姿の沢木リングドクターも容態を確認しにリングへ。

「・・・・・うううっ」

フローラ小川、3分ほど横たわっていたが、自らの掌を握ったり開いたりして、ちゃんと神経系が思い通りに動くことを確認して、しんどそうに起き上がって一礼。ものすごい拍手が飛んだ。

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(連載1,000回まで M2)

2010年10月 3日 (日)

第997回 ダークスターカオスVSジャスティスえちご

45年目3月

そして最終戦、新日本ドーム大会。

「ダークスターカオス最終試合」の看板が掲げられた

第1試合は元気外人、ダイナマイトリナが登場、はつらつとしたファイトを見せて、対戦相手のシチェルバコフをラリアットで下した。勝負タイム14分50秒。

第2試合で実力派同士の対戦。NARATA対ミシェール桜井。試合開始3分ほどでいきなり農鳥を仕掛けて主導権を握ったNARATA.これで桜井の動きを止めた。2発目の農鳥でグロッキーにさせて裏拳でトドメ。勝負タイム10分50秒。

第3試合はジャンヌ永原が登場。新人のドルフィン下窪と組んでローレル、マリーネルソンと当たったが、新人があっさり痛めつけられて、ローンバトルを強いられたジャンヌ永原が、強引に仕掛けたバックドロップを上から潰されてフォール負け。勝負タイム9分34秒。

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後半の第4試合、怖いおねえさん3人が登場。対戦相手の3人が新ユニットとして紹介された。

「GUNSLINGER」

近藤真琴、真壁なつき、辻香澄の3人がガンスリンガーという新ユニットを結成。

しかし怖いおねえさん3人はそれなりに長くやっているだけ、連係には一日の長がある。

「氏ねオラ」

オーガ朝比奈のパイルドライバーでまず真壁が悶絶。近藤真琴がローンバトルを繰り広げるがどうにもならず、辻もグリズリー山本のラリアットを食らってダウン。フラフラの真壁が再登場したが、オーガ朝比奈のブレンバスターで3カウントを奪われた。勝負タイム25分26秒の激戦。

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そして第5試合セミファイナル。

「次の試合に登場するダークスターカオスは、日本での最後のファイトとなります、ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

ドワアアアア!!

SPZの最強外国人として9年間君臨したカオス様、きょうのジャスティスえちご戦でとりあえず幕引き。

「フフフフフ・・・・最後の犠牲者はおまえか、田中サン」

「蹴りつぶしてやる。プロレスなんかもうこりごりだと思わせてやるよ。」

午後8時過ぎ、ゴング、

「ウァーーー」

いきなり交通事故級のタックルで先手を取ったカオス。ジャスティスえちごをものすごい勢いで弾き飛ばす、

一つ一つの大技を確かめるようにきっちり出していったカオス様、守勢に回ったえちごも懸命に受け続けたが、3発目のパワーボムで「わけがわからなくなった」状況に陥った。

「FINISH!」
裏投げ炸裂。これで3カウントが入った。勝負タイム10分46秒、カオス様の完勝に終わった。

「グバーイ」

試合後、リング上でお辞儀をしてファンの声援に応えるカオス様だった。

***********************

そしてメインイベントSPZ戦、王者白石なぎさに挑むのは最強外人の一人、ジュディ・コーディ。パワーだけならカオス様と互角だ。

「UOOOOOOOO!」

カオスが去り、真の最強外人の称号を手にするためには白石を倒してSPZベルトを巻くのが手っ取り早い。そう考えたジュディはエルボーを連発して追い込んでいくが、白石もプロレスはうまい方。ドロップキックやブレンバスターなど、一つ一つの技を的確に決めていって、相手の動きが落ちたところを狙ってSTO.しかしジュディも必殺・コーディクラッシュ(変形パワースラム)で反撃し、ラリアットをぶち込む。

コレでムッとした白石、掌底でなぐりつけてからSTO.
ワン、トゥ、ドドドドド・・・

ジュディも2.8で返してバックドロップで反撃したが、
「これで終わり・・・えいっ・・・」

スプラッシュマウンテンを決めて終了。勝負タイム27分44秒、王者が4度目の防衛に成功。
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(連載1,000回まで M3)

2010年10月 2日 (土)

第996回 ダークスターカオス最終シリーズ

45年目3月

「この状態では・・・ちょっと試合は・・・」

人妻レスラー・フローラ小川(27)が首の負傷で欠場。先シリーズ最終戦でイザベラのキックを食らった際に痛めてしまったようで、意外と重症のようだ。

「ダークスターカオスハコレで最後ダ」

SPZ最強外人のダークスターカオスが引退を表明。したがって3月シリーズは「ダークスターカオス・ラストランシリーズ」と銘打たれた。

「WWCAでトップを張るだけがレスラーではない。私は故郷に戻り、素顔のアシュリー・バーキンとして子供たちのために新しい顔でレスリングをやる」

そう言ってシリーズ開始前に記者会見して素顔を公開したカオス様。わりあい美人だ。

「顔を出してしまうとプライベートが無くなるとおもってな、デビューすぐの頃からマスクをつけて闘ってる」

でもって第6戦宇都宮大会セミでSPZのエース・白石なぎさと最後のシングル対決。宇都宮でこのシングル対決が組まれるのは異例だ。

「フフフフフ」

白石の力押しに苦戦したものの、ダークスターハンマーで形勢逆転させると、バックドロップ、パワーボム2連発と大技攻勢。白石返せず終了。勝負タイム18分6秒。ノンタイトル戦だからよかったものの・・・

「まだまだ実力不足だな・・・さて、餃子の食い納めだ。50人前喰ってくるか」

その夜、カオス様行きつけの宇都宮の餃子店はすごいことになったらしい・・・

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翌日の群馬大会。宇都宮餃子でパワー補給したカオス様は通常の2倍のパワーを手に入れ、近藤真琴を子供扱い。パフォーマンス中にSPZハンマーを食らうポカはやったものの、パワーボム、ネックブリーカーで団体ナンバー2の近藤をも圧殺。勝負タイム13分30秒。

「フフフフフ・・・」

カオス様強い。リングを降りてからは痛々しい状況で身体のケアなどやっているのだが、リング上ではそんなそぶりをまったく見せない。まさに一流のプロだ。

******************************

翌日千葉大会ではかつての仇敵、グリズリー山本がダークスターカオスと最後の一騎打ち。ヒザの具合が万全でない山本、シングルマッチも避けてくださいと主治医から言われている状況なのだが、「カオスさんと最後にやりたい」と申し出てこのカードが決まった。

「ヤマモト・・・体がブヨブヨだな」

往年の力のないグリズリー山本を一方的に攻めて、

「ヌン」
ニーリフトからネックブリーカーと畳み掛けて山本を沈めた。勝負タイム11分2秒。
そして最終戦、新日本ドーム大会。

「ダークスターカオス 最終試合」の看板が。

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(連載1000回までマジック4)

2010年10月 1日 (金)

第995回 コバトフ VS ジャスティスえちご

45年目2月

スノーエンジェルシリーズ・最終戦 横浜スペシャルホール大会

「HAHAHAHA」

第4試合に登場してフローラ小川に快勝したイザベラスミス、リング上でダンスを一曲踊る大サービスぶりだった。

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そしてセミファイナル。阿部リングアナがひとこと。

「次の試合に出るコバトフ選手はこれが日本で最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

ええええええええええ!!

SPZ留学生から強豪外人にのし上がったロシア人レスラーコバトフも今日で最後。長年のプロレス生活でやはりヒザや腰を痛めてしまったらしい。

ルックスもそこそこ良く、ファンサービスも良い人だったので、固定ファンは多かった。横スペ、大声援が飛ぶ。

「このビジネスは引き際が大切です。私はマガダンに帰って、新しい人生を歩みます」

対戦相手は写真集休養明けの元SPZ王者ジャスティスえちご。

コバトフ、対戦相手のジャスティスえちごを攻め込む。最後まで徹底的にグラウンドにこだわり、変形ドラゴンスリーパーで落とそうとするが、ジャスティスえちごも実力者、ニールキックで反撃し、ロープ際で戦うなどガードも固い。幾多もの死闘を展開しただけあって相手への対応方法もよく分かっている。

「これでどうだっ!」

2発目のフライニングニールキックでコバトフから3カウントを奪った。勝負タイム26分4秒のシビアな試合をやってのけた。一礼して引き揚げるコバトフにも温かい拍手が飛んだ。

ーダスヴィダーニャ、SPZ。

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そしてメインイベント。SPZ選手権は王者白石なぎさ対挑戦者近藤真琴。

「打撃ぶち込んで眠らせてきます」

しかし打撃をどのくらい入れようが、一つ一つの技の精度は白石のほうがまだ上。STO,裏投げと一つ一つの技をきちんと繰り出してゆく。そしてひるんだ所を。

「えっと・・・」

意外にうまいパイルドライバー。

頭を打ってしまって倒れこむ近藤。これで近藤の動きが止まった。

「えっと・・・・」

そこへスプラッシュマウンテンを決めて3カウントを奪った。慎重に試合を運んだため勝負タイムこそ27分17秒と長かったが、内容面では白石の完勝に近かった。

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(連載1,000回達成まで M5))

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