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2010年12月20日 (月)

46年目12月幕間

46年目12月下旬

「今年はSPZさん、お笑い興行やられないんですか」

東京調布の小規模会場、ギムレットホールを管理する株式会社ギムレットオフィス社長の八重樫美月。

「SPZもいろいろ内部であるみたいですね」

選手会長の白石なぎさ(40期)が率先して企画しなかったので、2054年の年末選手会興行は行われなかった。

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SPZ選手の契約更改。この団体は収入に頓着する選手は少ないのだが、この人は違った。

「ワンマッチ 97,440円?これがいまのあたしに対する評価ですか?」

 「14等級に上がったんですから。歴代選手でも高いほうですよ」

「・・・にしたって、基本給と合わせてシリーズ8試合出たとしても月給87万9000円ですよ。安すぎませんか?」

 「あのねえ浅野さん、レスラーだけでプロレスはやっているわけじゃあないのよ。レフェリーやコーチ、トレーナーさんやグッズ販売員の裏方さんがいるからこそ・・・」

「私が言っているのは、他のスポーツ選手はもっともらってますよ。100万人以上の観客動員があるのになぜ私は億の評価をしてもらえないんですか」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

サンダー龍子、契約更改の席で粘ったものの、大幅ギャラアップを勝ち取ることはできなかった・・・・

「おかしいよ、この会社。」

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