全日前橋大会観戦記03
引き続き1/5 前橋グリーンドーム大会の観戦記。
第3試合 NOSAWA論外 VS KENSO
休憩前の試合に「極悪ワールドスタンダード」KENSO(鈴木健想)が登場。対戦相手は小兵ながらくせ者のNOSAWA論外。どう試合を組み立てるかが見もの。
NOSAWAはサッカーのユニフォームを着て入場しそのままファイト。
KENSOはガムをかみながら入場。上背があり世界各地で活躍したKENSO。勝負は見えていたが、NOSAWAがイキのいい動きで前半は攻める。
この試合裁くレフェリーは和田京平。序盤はNOSAWAの攻勢をあえて受けていたKENSO、和田レフェリーとの掛け合いで役者ぶりを見せる。しかしコーナー最上段に上がって見得を切っているうちにダイブ攻撃のチャンスを逃したりしたところを和田レフェリーに突っ込まれたりしてけっこう手の込んだ仕掛けをする。
かんでいたガムを鉄柱になすりつけてからKENSOが反撃開始、スピアータックル、そしてニードロップであっさりとNOSAWAから3カウントを奪った。勝負タイムは9分くらいだったか。
まあこれは順当な結果。試合後、TARU率いるブードゥマーダーズの面々が乱入し、「おう、KENZO,そんなザコに勝って面白いか」などと難癖をつけ、勝ったKENSOに襲い掛かり叩きのめす。
一昨日の後楽園大会でタッグ王座どりに失敗してTARUがブードゥ追放を宣告したのである。KENSOをぶん殴ったあと「わしらに逆らうとこうなるんじゃ」などと言って引き揚げるTARU以下。その試合が終わると休憩。休憩時間にも武藤敬司社長がサイン会を開く。社長はまだフル参戦ができないのでこういった形でファンサービス。
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第4試合 カズハヤシ 近藤修司 VS 稔 MAZADA
休憩明け、ゴングが3回鳴らされ、前ジュニア王者カズハヤシと近藤修司が入場。花束贈呈セレモニーの後、対戦相手、悪役ブードゥの稔(現世界ジュニア王者)、MAZADAが登場。MAZADAは東京愚連隊の一員としてファイトしていたが、昨年後半から悪の軍団ブードゥに身を投じた。
裁くレフェリーはボンバー斉藤。ゴングの後一進一退の攻防が続く。稔とカズは場外でも熱い闘いを展開。1列目なので鉄柵がガシャンと揺れる。最後はMAZADAが孤立してしまい、近藤のキングコングラリアットに沈んだ。まあこれはジュニアヘビー戦士4人のいい勝負。
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