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2011年2月28日 (月)

第1051.5回 白石なぎさ 記録への挑戦

東京決戦でサンダー龍子を破り、SPZベルトを奪還した白石なぎさ(22)。

「最後は流れが良かっただけ。運が味方しました」

これで、2月に防衛戦を行い、それに勝てば、通算防衛回数があのマイティ祐希子を抜いて歴代トップに並ぶ。

SPZの長い長い歴史の中でも、女王の称号であるSPZ世界選手権の王座を10回以上防衛した選手は、下記11名だけである。

***********************

SPZタイトル戦通算防衛回数10傑(51年目1月時点)

1位:マイティ祐希子31
2位:白石なぎさ 30(現役)
3位:武藤めぐみ27
4位:グリズリー山本26(現役)
5位:吉田龍子22
6位:ビューティ市ヶ谷21

7位:コンバット斉藤18

8位:伊達遥13
9位:ジャスティスえちご11
10位:佐久間理沙子10
    ハイブリッド南10

グリズリー山本も26回という超人的な記録を持っており歴代4位につけているが、ヒザの負担を考えるとシングルマッチは厳しく、本人もシングルタイトル戦線への復帰は口にしていない。

白石なぎさ、あと1回の防衛で記録に並び、そしてその次は抜き去るチャンスである。

「記録のこと?気にしません。その日その日で納得いくファイトをするだけです」

2月の横スペ大会メイン、白石なぎさの初防衛戦の相手は近藤真琴に決まった・・・・

2011年2月27日 (日)

第1,051回 カイメッセ大会・あばしりタッグ戦

47年目1月シリーズ(続き)

白石なぎさに敗れ、初防衛に失敗し、

ベルトを手放してしまったサンダー龍子。(SPZ44期)

「悔しいが仕方ない。私の努力が足らなかっただけだ」

************************

1月シリーズはドーム決戦後に地方巡業がある。

シリーズは四国各地を転戦した後、最終戦山梨カイメッセ大会。

セミでサンダー龍子、ドルフィン下窪対白石なぎさ、優香という因縁のタッグ対決。

今回はサンダー龍子がフラストレーションを爆発させ、暴れ回って白石をリング下に落とし、そのあと孤立した優香をターボドロップ2で屠った。

山梨大会メインイベントはあばしりタッグ戦。

王者辻・真壁のガンスリンガーに対するはベテランコンビ、NARATAとミシェール桜井のコンビ。

ミシェール桜井が現役生活の晩年にもう一花さかせにきたか。試合は序盤からめまぐるしい攻防が展開された。NARATAがパワースラムで辻を追い込んだが、辻も

「倒れろーーー」

バックドロップでお返し。そこへ真壁がエレガントブローで追い打ち。終盤は4人が入り乱れる展開となった

ミシェール桜井のニーアタックも辻は2で返す。ならばと真壁へダイビングプレス。しかし真壁も2.9で返す。そして真壁が掌底乱打。試合はもつれたが、

「ホアッ」

ミシェール桜井、この日2度目のタイガードライバーを決めて真壁から3カウントを奪った。辻のカットはNARATAが阻止。あばしり王座が移動した。勝負タイム39分50秒の激戦。

2011年2月26日 (土)

第1,050回 東京決戦(下)

メインイベントはSPZ戦。

新王者サンダー龍子、初防衛戦の相手は白石なぎさ。

力に翳りは見えてきているが、元絶対王者だけに油断ならない相手だ。

午後8時22分、ゴング、

「はっ」

いきなり組み付いてボディスラム、起き上がったところをエルボーで先手を取るサンダー龍子。そして重爆ドロップキックを連発。荒っぽいプロレスをやらせたら右に出るものはいない。

「たっ」

しかし白石も負けじとタックルを連発。その後リング中央で力比べ。力押しの消耗戦となった。

「・・・・長期戦はいかんと思いますよ」

解説の中森社長がぼそりと。長期戦になれば身体のあちこちから悲鳴が上がるのはベテラン選手の宿命である、

「くっ・・・」

顔面蹴りを食らってムッとした白石、唐突にスプラッシュマウンテンを放ったが、受けきったサンダー龍子、延髄斬り、ギロチンドロップで反撃した後、

「これで、トドメだ!!」

ここでサンダー龍子、切り札のターボドロップ2炸裂、

「ぐうう」

しかし叩きつけられるや身体を捻って、かろうじてロープに逃げた白石、場外でエスケープして回復を図った後、リングに戻って疲労困憊のサンダー龍子に組み付き、

「んっ」

この日二度目のスプラッシュマウンテン!

ワン、トゥ・・・ドドドド

カウント2で返すサンダー龍子。そのまま両者ダウン。

ドワアアアアアア

先に起き上がったサンダー龍子掌底、続くフォールは白石なんとかロープへ。フラフラになりながら白石起き上がった。

―目の前の相手・・・片付ける・・・

白石なぎさSTO,一度はギリギリで返したサンダー龍子だったが、間髪いれず白石2度目のSTO!!

ワン、トゥ、スリー!!

サンダー龍子、全身を強く打ってしまって続くフォールを返せなかった。勝負タイム30分35秒、王座移動。

勝った白石だがダメージが深く、ベルトを巻いての記念撮影もそこそこに、優香の肩につかまって引き揚げた。

「クソッ・・・・」

またしてもサンダー龍子、タイトル戦で白石に敗れてしまい、やっとの思いで手に入れたベルトを手放すはめになった。

2011年2月25日 (金)

第1,049回 東京決戦(上)

47年目1月

新年一発目の新日本ドーム大会を全試合中継で。
第1試合は新人の富沢零子が登場。対戦相手はすっかり常連外国人となったブルーローズ。

「わああああっ」

ブルーローズの力強いボディスラムで苦しがる富沢。すこへラリアットを狙ったブルーローズだが富沢もうまく動きを読んで脇固めに切り返す。このあたりが成長の跡。

しかし10分経過でスタミナが切れてしまった富沢、フラフラと棒立ちになったところへ
「END!!」
強烈なエルボーを叩き込まれ悶絶。これで3カウントが入った。勝負タイム10分42秒。

続く第2試合はNARATAが登場。若手の杉浦美月をパートナーにしてダイナマイトリナ&トラットリアマスクと対戦。

「トゥッ」
NARATA、忍者出身らしく軽快な動きを見せてローリングソバットを叩き込む。若手の杉浦にも指示を出してサンドイッチラリアットを披露。しかしくせ者トラットリアもニーアタック連発で反撃。試合は盛り上がったが、

「決める」

NARATAがダイビングプレスでトラットリアを押さえ込んだ。勝負タイム13分32秒。

第3試合はアナベラスミス対カトリーヌチャンの外人対決。パフォーマンスを交えつつ攻めるアナベラに場内喝采。

「HEU!」
最後はミサイルキックからニーアタックとつないで振り切ったアナベラが3カウント奪取。勝負タイム8分0秒。その試合が終わると休憩。

**********************

休憩明けはタッグマッチ。大ベテランのおばさん八島静香がベテランのミシェール桜井とタッグを組み、ガンスリンガーの辻香澄&ドルフィン下窪と対決。

八島さんのぶちかましが辻を派手に吹っ飛ばす。その後も八島さんがペースを作り優位なまま試合を進め、

「もらった!」

ジャンピングハイキックで辻をしとめた。勝負タイム15分39秒。

そのあと3大シングルマッチ。

まずセミ前は優香対真壁なつき。伸び盛り同士の対戦だが、この試合打撃が入ってしまった、優香の動きに精彩がない。そのままズルズルと進んでしまい真壁がエレガントブローで3カウント奪取。勝負タイム15分1秒。

セミファイナルはスーパーカオス対オーガ朝比奈。

ドームのセミに抜擢されたオーガ朝比奈がタックル連発で積極的に攻める。

「フッ その程度か」

しかしスーパーカオス、タックルでお返しした後、力の差を見せ付けるようにボディスラム2連発、そして重爆ドロップキック。

「くっ・・・・」
これで朝比奈の動きが止まった。そこへスーパーDDTやエルボーで波状攻撃。こうなったらもう勝負は見えた。

「フン」

スーパーカオス、スーパーバックドロップ、スーパーネックブリーカーで追い込みにかかる。朝比奈も得意のパワーボムを繰り出したが、これはスーパーカオスがあえて打たせた感が。

「フフフフフ」

最後はカウンター気味に入ったニーリフトで朝比奈があっけなく3カウントを奪われた。勝負タイム12分53秒。

(メインは、サンダー龍子VS白石なぎさ)

2011年2月24日 (木)

新宿グルメ19 スーパーブッフェ グラスコート

101 牛フィレ肉のパイ包み焼き

今回ご紹介いたしますのは、

新宿西口は京王プラザホテルにあります

スーパーブッフェ・グラスコート。

京プラの本店だけあって、バイキング料理は八王子のそれより

数段うまい。

バイキングだがメイン料理は目の前で焼きたてを出してくれる。

外国人の宿泊客が多いからか、寿司や天ぷらもラインナップに入っている。

ディナーバイキングは5,400円だが、さすがとしか言いようのない美味。

食べた内容はこんな感じ。(少しずつですよ)

パルメザンチーズとベーコンのサラダ
鴨のサラダ和風仕立て
ジビエのテリーヌ
タルトに小エビの前菜
ミネストローネ
二種のアスパラガスのブラマンジェ風 ウニ添え
生ハムとキタアカリポテトのジェノバ風
小海老のアボカドディップ添え
グリーンブリオッシュ
グラバラックスサーモン
ズワイガニ
エスカルゴ

フォアグラのソテーグロゼイユソース
ローストビーフ
牛フィレのパイ包み焼き

チキンディアブル
天麩羅(エビ、ナス)
ポークシュークルート
チキンディアブル
温野菜
舌平目のソテークリームソース
赤魚のソテーアシジュールソース

京王プラザ特製ビーフカレー
握り寿司(マグロ、イカ)

ケーキ(抹茶ケーキ、プチショコラ、プチモンブラン)
オレンジ、キウイ
コーヒー

2011年2月23日 (水)

まだまだ寒い

会社の休憩室がおばさんたちに占領されているので

外食も近くにめぼしいのがないから、外の喫煙スペースで

和幸の弁当をお昼に食べていると寒さを感じます。

******************

今週のスポーツニュースのようなもの

■プロ野球オープン戦開幕

中日のチェンが開幕絶望とか山本昌が調整遅れで開幕間に合わないとか、ブランコの外野が拙守だとか、佐伯が一塁を本気で狙っているとか。

■プロレス

NOSAWA論外が酒飲んで酔ってタクシーを窃盗、逮捕

酔って宿泊先のホテルを思い出せず運転手と口論になりブッコロシテヤルなどと口走り、運転手が警察を呼ぶために車を離れた隙にタクシーを無免許運転・・・・・

酒は人間を変える。

■相撲

泥沼化。民主党、調整しろよ。

月曜日でた週刊現代のはしゃぎっぷりが凄い

「相撲協会、本誌に土下座しますか」

元若ノ鵬が八百長21名を告白、アーモンドチョコの箱に八百長資金の1万円札を入れてたんだってさ。

今週はこんなところ。

2011年2月22日 (火)

第1,048回 決戦の前

12月31日、SPZ御用納めの日、役員会議室での交渉は長引いていた。

SPZは3ヶ月ごとに、選手のリング状での活躍度合いで勤務評定され、その評価を元に次の3ヶ月のワンマッチあたりの出場給が給与辞令で渡される。

「ベルト取ったのに・・・・ワンマッチ15万ですか」

提示された給与辞令を見てサンダー龍子は慄然とした。所属選手の人件費をあまりかけない形で発展してきた会社だということは知っていたが、トップの座を勝ち取っても、さほど評価は変わらなかった。ワンマッチ15万となると、年間96試合フル出場しても基本給の120万とあわせて年収1600万足らずである。

「あのね、浅野さん。SPZは興行会社だから、ベルトを取ったとしても、かけられる人件費には予算ってものがあるのよ」

 「だって興行売上100億はあるでしょう。いまのSPZの顔は私ですよ!」

「だから、会場押さえたりとか、裏方さんの人件費とか、外人選手の招聘にかかる費用とか、いろいろあるわけよ」

 「株主さんが利益持っていくからダメってことですか」

「・・・・・・・・・・!!」

中森社長と人事担当役員が顔を見合わせる。支援者から知恵をつけてもらったのか・・・・

役員会議室での交渉は長時間に及び、1月シリーズ欠場もちらつかせたサンダー龍子だったが「もうポスターも刷り上っているし前売りチケットもほとんど完売している。」と諭され、けっきょく出場給は変わらないけど、グッズ売上の選手の取り分を特別にサンダー龍子だけ37%に上げることで決着した。

「・・・たく、あのゼニゲバ会社は」

憮然とした表情で本社ビルの廊下を歩くサンダー龍子。サンダー龍子は人気面では白石や近藤の後塵を拝しているので、グッズ売上のフィーを入れても年収2000万に届くかどうかといったところ。

要するにエスピーソリューションから発行済み株式の過半数を引き継いだ、外資系ファンドのラグナインベストメントが利益をごそっと持って行くため、選手の人件費が上がらないのだ。

そのとき、サンダー龍子の携帯が鳴った。

「あ、もしもし、・・・ああ、鈴木さん。いま本社出るところです。わかりました、じゃあ7時に」

*********************

その夜、横浜の「ベイサイドホテル」内にあるダイニングバー「白馬」で・・・

「いやー、お疲れさん、ええ。」

愛人関係にある支援者、鈴木氏(株式会社デンドログラム専務執行役員)と二人で忘年会をしていた。

 「いやー小売業もタイヘンだよ。ええ。不況だから、削れるコストを削らないと。ええ。SPZさんは利益出しまくってるからいいねえ。ええ。」

「そのぶん人件費を抑えてるんですよ」

 「しかしその株持ってるファンドはけしからんねぇ、ええ。ラグナはがめついことで有名だからねえ、ええ。」

「そうなんですか」

 「ええ、僕はデンドロの財務見てるけど、ファンドに出資してもらうのには気を使ってるよ。ええ。会社経営は生き物なのに、利益は常時出せって言ってくるからファンドは、ええ。ところで・・・勝子ちゃんはお正月どうするの、熊本帰るの?」

 「いえ・・・4日に試合あるんで・・・横浜にいます」

「今夜泊まっていきなよ、ええ。あしたおせち食おう。ベイサイドのおせちはなかなか食べられないからね、ええ。」

 「・・・ん・・・はい、分かりました」

*********************

大晦日の深夜、ベイサイドホテルの893号室。

「ああ、はあ、乱暴なのはっ・・・」

前回の感触が忘れられなかったのか、乱雑な手つきで鈴木氏はサンダー龍子の服を脱がして、押し倒した。肌と肌を密着させながら、サンダー龍子の裸身の感触を楽しむ。

「一度知ったら・・・・忘れられなくなる身体だ・・・ええ。」

ベッドに横たわっているのは19歳の世界王者。鍛え上げられている身体てあって、なお美しい。鈴木氏は熱に浮かされたような感じで荒々しくサンダー龍子の扇情的な乳房をわしづかみにして、彼女の性感が高まる頃合いを待った。

「あああ、はぁああ・・・っ」

「じゃあ、いくぞ・・・・ええ。」

鈴木氏は、サンダー龍子の身体に溺れた。サンダー龍子は幾度も押し寄せる大きな波に抗しきれず、普段の彼女では考えられぬ甘い声を上げ、ついには深い落下感に身を委ねるに至った。

*************************

2011年2月21日 (月)

第1,047回 47年目12月 ウルトラタッグリーグ(下)

47年目12月 ウルトラタッグリーグ

第6戦は仙台大会。

白石、優香(9点、時間切れ引き分け)近藤、真壁(9点)

1敗同士の直接対決がここで組まれた。敗北は即、優勝戦線からの脱落を意味する。

「クールにきめるわよ!」

真壁がエレガントブロー。これで白石をぐらつかせる。しかし後を受けた優香もいい動き。シューティングスタープレスを真壁に決めて戦線離脱に追い込む。

最後は近藤と白石が一騎打ち状態。実力者同士が相譲らず、そのまま時間切れドローとなった・・・

「!!」

マットをバンバン叩いて悔しがる近藤。失点3、この瞬間、優勝はなくなったと悟ってしまったのだ・・・

ジュディ○、アナベラ(6点、9.57 コーディクラッシュからの片エビ固め 9.57)Bローズ×、Wローズ(0点)

チャンピオンチームが3勝目。三流外人コンビを問題にしなかった。

Sカオス○、トラットリア(8点、ジャーマンSH 15.36)八島×、G山本(4点)
カオス組が4勝目。女帝コンビは失速・・・

T龍子○、D下窪(12点、ミサイルキックからの体固め25.19)NARATA、O朝比奈×(2点)

勝てば優勝の龍子組。やはり出ずっぱりで大暴れパターンのサンダー龍子。オーガ朝比奈もDDTを連発するなど大いに健闘したが、最後はダブルインパクトで朝比奈を悶絶させて、続けての重爆ミサイルキックで激勝。これで最終戦を待たずして優勝決定。

「良し、取った。最終戦も切らさず行くだけ」

******************

最終戦はさいたまドーム大会。リーグ戦4試合は消化試合。

Sカオス○、トラットリア(10点、サソリ固め 15.19)白石×、優香(9点)

なんと白石なぎさがギブアップ負け。スーパーカオスのサソリ固めから抜けられなかった・・・

近藤○、真壁(11点、SPZハンマーからの体固め 11.50)O朝比奈×、NARATA(2点)

オーガ朝比奈&NARATA組はまさかの2点でリーグ戦を終えた。近藤組は堂々の準優勝。賞品のフルーツ缶詰め合わせをもらってため息。

八島、G山本○(6点、ラリアットからの片エビ固め 11.52)Bローズ、Wローズ×(0点)

最終戦ということで気楽に闘った女帝コンビが危なげなく3勝目ゲット。

「まあ、八島さんと組めて楽しかった」(G山本)

T龍子○、D下窪(14点、ラリアットからの片エビ固め 14.05)ジュディ、Aスミス×(6点)

「適当に終わらせて帰るか・・・」

既に優勝を決めており、リラックスして戦った龍子組みが落ち着いて分断作戦を成功させた。最後は孤立したアナベラにT龍子のラリアットがズバリ。

サンダー龍子・ドルフィン下窪組、これで堂々の7連勝V・・・賞金200万円と副賞のデジタルカメラをもらって引き揚げた。

年末のプロレス大賞、最優秀選手はサンダー龍子、最優秀新人は富沢零子。

シングルのベストバウト(T龍子VSスーパーカオスのSPZ戦)、タッグのベストバウト(どこかの会場で組んだT龍子&近藤VSスーパーカオス&ジュディコーディ)もSPZ勢が独占した。

2011年2月20日 (日)

第1,046回 47年目12月 ウルトラタッグリーグ(中)

47年目12月 ウルトラタッグリーグ戦

第3戦は大阪大会。

白石○、優香(4点、スプラッシュマウンテンからのエビ固め 27.46)NARATA、O朝比奈×(2点)

NARATAに狙いを定めた白石組、軽量のNARATAが長いことつかまってしまったが、なんとかO朝比奈にタッチ。しかしここで白石がラッシュをかけてきて、スプラッシュマウンテンで勝利。27分の激闘を制した。

Sカオス○、トラットリア(4点、スーパーハンマーからの片エビ固め 10.44)ブルーローズ、ワンダーローズ×(0点)

カオス組が2勝目。三下外人チームをまるで問題にせず。10分経過のアナウンスとともに大技を仕掛けてワンダーローズを屠った。

八島、G山本○(4点、ラリアットからの片エビ固め 26.51)ジュディ×、アナベラ(2点)

女帝コンビ、対戦相手のチャンピオンチームの猛攻に防戦一方だったが、まさかの合体攻撃、グリズリー山本がコーナー最上段から飛ぶダブルインパクト。

「アッーー」

これでジュディを悶絶させ、続けての豪腕ラリアットでトドメ。「負けムードの試合」を土壇場でひっくり返して2勝目。

「げはげはげはげは、調子上がってきてるぞ」(G山本)

「流れでやっちゃったよ、ハハハハ」(八島)

T龍子○、D下窪(6点、ラリアットからの体固め15.03)近藤、真壁×(4点)

2連勝チーム同士の対戦。前半戦のヤマ場である。

分断作戦に成功したT龍子組が3連勝。小柄な真壁をT龍子が捕らえるや場内ああこれで終わるなという雰囲気。

「どうりゃっ」

力のこもったラリアットで真壁なつきが沈んでしまった。

「なつき、返せーーーーー」

近藤真琴、SPZハンマーでサンダー龍子にかなりの深手を負わせたのだが、最後は下窪によって場外に落とされてしまった・・・・・

*******************

第4戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

Sカオス、トラットリア○(6点、タイガードライバーからのエビ固め 23.45)O朝比奈、NARATA×(2点)

オーガ朝比奈&NARATAのタッグ、なかなか星が伸びない・・・この日は最強ガイジン・スーパーカオスの牙城を崩すことが出来なかった・・・・・最後はずたずたにされたNARATAが余力十分のトラットリアにタイガードライバーを決められて敗北・・・

「フフフフフ」(Sカオス)

カオス組もここまで1敗。まだまだ優勝争いの圏内だ。

近藤○、真壁(6点、SPZハンマーからの片エビ固め 11.52)Bローズ、Wローズ(0点)

近藤組が白星配給係を手堅く下して3勝目。

「今日は安パイ。後半戦も気合入れていくぞ!」

1敗を保ち続ければまだまだチャンスはある。

白石○、優香(6点、STOからの片エビ固め 18.24)ジュディ×、アナベラ(2点)

白石組がチャンピオンチームも退けた。白石とジュディの1対1状況をうまく作り出して勝利。

「Shit・・・・」

優勝候補の一角だったチャンピオンチーム、ここまでまさかの1勝3敗。

T龍子○、D下窪(8点、ジャーマンSH 17.10)八島、G山本×(4点)

この試合キーパーソンとなったのはD下窪、うまくしのいでT龍子につなぐのか、それともその前に沈んでしまうのか。しかしそこはサンダー龍子も分かっていて、D下窪を顔見世程度のファイトをさせておいて自ら8割がた闘うという手を使い・・・

「うらああああああっ」

最後は、あのスーパーカオスをも倒したぶっこ抜きジャーマン。強靭な足腰と圧倒的パワーのなせる業、グリズリー山本の巨体を見事にジャーマンで投げきった。場内どよめき。さすがのグリズリー山本も返せず3カウントを聞いた。

「いやあ、あの山本さんをブン投げちゃうんですからね。素晴らしいパワーですよ。日ごろの練習ぶりがうかがわれますよ。」(かいせつの中森社長)

「あと3つ、気を引き締めていくだけ」(T龍子)

「目の前が真っ黒になった・・・」(G山本)

**************************

第5戦は広島大会。星の潰しあいも熾烈

近藤○、真壁(8点、パワーボムからのエビ固め 23.24)Sカオス、トラットリア×(6点)

1敗同士の直接対決。サンダー龍子組の状況からここで負けたら優勝争いからの脱落を意味する。

熱戦の末生き残ったのは近藤組。

「チョイヤ」

カオス組はトラットリアがすばやい動きで絶妙のサポート。しかしうまくいったがゆえに「引きどころ」を誤るミスを犯してしまって、近藤のパワーボムに屈した・・・

白石、優香○(8点、ムーンサルトプレスからの体固め 20.08)八島×、G山本(4点)

1敗の白石組と2敗の女帝コンビが対戦。極悪女帝コンビの手練手管に捕まるかに思えた優香だったが、自力で形勢逆転して最後はムーンサルトで大先輩から勝ちをもぎ取った。

「や・・やった・・・・自分で取れた・・・」(優香)

ジュディ○、アナベラ(4点、デスバレーからの体固め 11.42)O朝比奈、NARATA×(2点)

チャンピオンチームがNARATAを捕らえてやっとこさ2勝目をあげた。

「・・・・・・・・・・・・・・」

今シリーズのNARATAは不調なのか、相手の猛攻に捕まるケースが目立つ。

T龍子○、D下窪(10点、ターボドロップ2からのエビ固め 11.54)Bローズ×、Wローズ(0点)

T龍子組、危なげなく5連勝。メインイベントであることを考え10分経過までは相手外人の攻めを受けていたサンダー龍子だが、

「遊びは終わりだ」

10分経過のアナウンスとともにラリアットで反撃開始、そしていきなり大技、ターボドロップ2を狙うべく担ぎ上げた、

「NO!」

しかしこれはワンダーローズがカットに入って阻止。

「下窪、逆カット」

しかしここでドルフィン下窪がワンダーローズに蹴りを入れてひるませそのまま場外にほうり落とす。ああこりゃあ終わるなという雰囲気。

「どうりゃっ」
今度こそ決まったターボドロップ2.回転させられながら落とされたブルーローズは悶絶。3カウントを奪われた後もしばらく起き上がれなかった。

************************

第47回ウルトラタッグリーグ。全勝のT龍子組を1敗で近藤組、白石組が追う展開。(続きます)

2011年2月19日 (土)

第1,045回 47年目12月 ウルトラタッグリーグ

47年目12月

恒例のウルトラタッグリーグ戦。参戦チームは以下の8チーム。

白石なぎさ&優香(前回優勝)

NARATA&オーガ朝比奈

サンダー龍子&ドルフィン下窪(九州特急)

近藤真琴&真壁なつき

八島静香&グリズリー山本

スーパーカオス&トラットリアマスク

ジュディ・コーディ&アナベラスミス(現タッグ王者)

ブルーローズ&ワンダーローズ(GWA代表)

「本命は白石・優香組でしょう。まだまだ白石さんの破壊力は健在ですし、優香も最近急速に力をつけてきていますから」(中森社長)

*************************

初戦は札幌どさんこドーム大会。

O朝比奈、NARATA○(2点、延髄斬りからの片エビ固め 11.08)Bローズ、Wローズ×

初来日のワンダーローズは動きもいまいちで日本のファンに強烈な印象を残すことは出来なかった。NARATAが延髄で手堅くしとめて白星発進。
「今年は実力が伯仲していると見た。下手打ったチームが脱落するんじゃないの」

オーガ朝比奈、今年は本気で優勝を狙っている。

近藤、真壁○(2点、ダブルインパクトからの体固め 29.55)八島×、G山本

選手兼SPZ副社長のグリズリー山本。控室で八島さんと談笑。おばさん・・・いやベテランタッグでの参戦。

「ヒザの具合が思わしくないのですが、チームワークでカバーしたいと思います」

ラフ殺法をおりまぜながら近藤真壁と勝負していった女帝コンビだったが、近藤の蹴り技に苦悶の表情。

「ぬうううう」
得意のラリアットで近藤をなぎ倒したが、真壁がタッチを受けて出てきてエレガントブロー一撃。
「ぐくっ」
これでグリズリー山本も昏倒。終盤は八島さんと真壁が1対1の状況。動きの止まった八島さんへアキレス腱がためを延々。

「あ、足が・・・・」
これでダルマ同然となった八島さん。大ピンチ。

「近藤さん!」
「よしわかった」
ここで合体攻撃、ダブルインパクト。まっさかさまに落ちた八島さん、フォールを返せなかった。

「あいつら20年選手になんて技かけて来るんだ・・・いたたたた」

試合後の八島さん、苦しげにコメント。

Sカオス○、トラットリア(2点、スーパーハンマーからの体固め 12.21)ジュディ、Aスミス×

ガイジン対決はカオス組に凱歌。タッグ王者チームが黒星発進。

T龍子、D下窪○(2点、二段蹴りからの片エビ固め 22.14)白石、優香×

正パートナーのいないサンダー龍子、ことしは佐賀県出身のドルフィン下窪と組んでの参戦。

「賞金が欲しいんですよ。だから優勝を狙えるパートナーと組まんことには始まりません」

しかしサンダー龍子、自分が頑張らなければという気迫が裏目に出てしまい、出ずっぱりで闘うという状況になってしまった。

さすがに白石優香の難敵2人を相手にして苦しい展開。どうにかターボドロップ2で白石を戦線離脱させて優香を引きずり出す。しかしサンダー龍子ももうフラフラ。

「龍子さん。最後は任せてください」
ドルフィン下窪の得意技・二段蹴りがヒット。これで優香を押さえ込んで白星発進。前年優勝チームは黒星発進・・・

*************************

2戦目は福岡・九州ドーム大会。

白石、優香○(2点、DDTからの片エビ固め 9.28)Bローズ、Wローズ×(0点)

白石組が初日を出した。雑魚外人相手なので試合の大部分は優香が戦っていた。

八島、G山本○(2点、掌底からの体固め 15.55)O朝比奈、NARATA(2点)

 おばさ・・・・いや、女帝コンビも初日。NARATAを捕まえてG山本が豪腕ラリアット。これは朝比奈のカットに救われたが立て続けの大振り掌底で終了・・・

「ぐはぐはぐはぐはぐは、まだまだ暴れてやるぜ」

近藤○、真壁(4点、掌底からの片エビ固め 13.04)ジュディ、Aスミス×(0点)

分断作戦に成功した近藤組が2連勝スタート。近藤がアナベラスミスを捕まえ、掌底で殴り倒して3カウントを奪った。

「チャンピオンチームを倒しだのは大きいよ。このまま突っ走るぞ、なつき!」

T龍子○、D下窪(4点、フィッシャーマンバスターからの片エビ固め 18.28)Sカオス、トラットリア×(2点)

「サンダーリューコ・・・・ウラミハラサデオクベキカ・・・」

前月、横浜でサンダー龍子にSPZベルトを奪われたスーパーカオスが猛攻。

「フフフフフ、キサマナンテコノテイドノモノダ」

スーパーハンマー、スーパーバックドロップでサンダー龍子を追い詰める。

「ううっ」

サンダー龍子、苦し紛れにD下窪にタッチ。代わった下窪が懸命につないでサンダー龍子の回復を待ち、トラットリアマスクが孤立したところをサンダー龍子がフィッシャーマンバスター。薄氷ながら2勝目をゲット。

「はっきりいて危なかった。下窪のおかげで勝てた。」

第47回ウルトラタッグリーグ、リーグ戦2試合を消化して、近藤組とT龍子組みがトップ。(続きます)

2011年2月18日 (金)

相撲界・分裂す(下)

そして3月13日、旗揚げ戦の日を迎えた。

会場の後楽園ホール、小さい箱だが、全てイス席なので1人客でも前のほうで観戦できるし、南側がひな壇になっており見やすい構造である。
午後5時30分、開場。待ちかねたように多くのファンが会場に入る。NSAサイドが会社登記とか雑務とかで忙殺されまくっていたらしく、ポスターやパンフレット類もない殺風景な会場ロビーとなった。席の配置はプロレス興行のときとほぼ同じだが、中央に置かれているのはリングではなく土俵。地方巡業も考えて、組み立て式の土俵で表面は特殊な材質のプラスチックで土に近い質感を出し、うっすらと砂をひいた。

午後6時30分。
ドンドコドンドコドンドコドンドコ

太鼓の音が鳴り、3人の力士が土俵へ。
「出雲川だ!」

若手のホープで敢闘賞を受賞したこともある幕内力士、出雲川が相撲協会を辞め、NSAに電撃入団した。

着物姿の3人が土俵上に上がり一礼。

「本日は、ニュースモウアソシエーションの旗揚げ戦にお越しいただきましてまことにありがとうございます。この通り、まだ少ない人員ですが、努力と良い相撲を重ねて、大きくなってゆきたいと思いますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします」

身延王が決然とした表情であいさつ文を読み上げた。

そのあと土俵アナウンサーが上がり、

「それでは本日の試合を読み上げます。本日は全8試合を予定しております、第1試合、四辻 対 鹿島槍・・・」

前半は無名の力士・・・おそらく相撲協会で芽が出なかった三段目以下の若い衆に声をかけたのだろう・・・・が読み上げられるが、第7試合セミファイナルで一変した

「北三河 対 出雲川」

幕内経験のある2人がセミを務める。
「第8試合、結びの一番は、身延王 対 X」

エックスって誰・・・・・どよめく会場。

そのあと第1試合。試合数が少ないとあっという間に興行が終わってしまうので、苦肉の策としてプロレスのように音楽を流してひとりずつ入場させて場をつなぐ方法が取られた。若い衆同士の対戦だが、仕切りの時間は長く取り場を持たせる。

「ハッキヨイ、ノコッタノコッタ」

行事はアマ相撲で審判経験のあるおじさんを雇って対応したようだ。いちおうそれらしき衣装を着せてはいるがどこか声に深みがない。

第4試合まで粛々と進み、いったん休憩。このあたりまでで一時間弱かかっている。15分ほどの休憩をはさんだあと、後半の4試合にはいる。

セミ前の第6試合には学生相撲上がりと思わる体格の良い、飛竜山というニューフェイスが出てきたので場内はどよめいた。この少ない立ち上げ期間で、新人スカウトも怠らなかったらしい。対戦相手の元序二段、南小谷をもろ手突きで吹き飛ばした。

そして第7試合

・・・10ヶ月ぶりの土俵だ・・・

大関・北三河が土俵に上がった。相撲協会の頃と変わらぬ濃い青の締め込み姿。ブランク中もトレーニングを積んでいたらしく体型はあまり変わっていない。感触を確かめるように仕切りを繰り返し、気合いを高めてゆく。
そして時間いっぱい、会場の雰囲気は盛り上がってきた。

「手を突いてエ」
北三河、思い切り頭から当たった。そのまま突いて土俵際まで出雲川を押し込むが、久々の実戦で相撲カンが鈍っていたのか、土俵際の突き落としに足がついていかず、バッタリと崩れ落ちてしまった。

「出雲川~」
勝ち名乗りを受ける出雲川、NSAでの初戦を飾った。

そしていよいよ結びの一番。演歌の出囃子が流れる中、西側の花道からゆっくりと大関・身延王が歩いて土俵へ。青い締め込みはいままで使っていたボロボロのやつではなく、新団体旗揚げにあたり新調したようだ。

対戦相手Xは誰か、ここで場内が暗転。そして響くマイク。

「おう、オッサン」
「・・・・・お前は!」

「そうだよ、千代駿河だよ。去年の正月、オッサンに送り投げで叩きつけられた屈辱はまだよーく覚えてるぜ、親方業やってるうちに病院に通って、身体はもう治った。引退できないオッサン大関さん、こんどはオレの手で引導を渡してやる!」

等と言って東側の花道から千代駿河が姿を現した。黒い締め込み、そしてなぜか黒いグラサンをかけている。観客をあおりながら土俵に上がる直前にグラサンを外して、1年ぶりに土俵に上がった。

「チヨス--------」

思いも寄らぬサプライズに場内騒然。これまで幕内で50回以上も対戦した両雄がNSAの土俵であいまみえる。

「さすがにマゲは結えてねえけど、気合いなら負けねえよ」

蘇ったオールバック姿の千代駿河。親方業の傍ら少しはトレーニングを積んでいたのだろう。そんなに身体はしぼんでいない。土俵中央で身延王と相対。
仕切りを重ねる両雄。後楽園ホールは爆発した。

「ミノブオー!!」「チヨスルガー!」
もう見られないかと思った名物大関同士の五十何回目かの対決。轟きわたる歓声の中、制限時間いっぱいとなった。

「手を突いてエ」
行司さんがあわせる。両者が呼吸を合わせ、ふつかりあった。

「ハーッキョイ、ノコッタノコッタ」

ペチペチペチペチペチペチペチ
千代駿河の代名詞、速射砲のような突っ張りが身延王にヒットする。
しかし身延王も下からあてがいながら応戦する。

(ヤツの突っ張りにかつての重さはないはず・・・)
引退間際の千代駿河には、もうかつての突っ張りの重さがなく、簡単に防御することができた。

ペチペチペチペチペチ、ペチペチペチペチペチ、ペチペチペチペチ!

なおも突っ張る千代駿河、しかし身延王一歩も引かず、既に動きは見切ったとばかりにツッパリを受けながら前に出始めた。
「くっ・・・・」
ツッパリを放っているのに千代駿河がズルズルと後退している。晩年に良く見られた「ムーンツッパリ」と呼ばれる現象だ。

ジリジリと土俵際に近づいてゆく千代駿河、このまま出されてしまうのか、
「クッ・・・これなら!」

千代駿河、土俵際で思い切り右に飛んでそして身延王の左肩をはたいた。
「うわっ・・・・」

大きく泳いでしまう身延王。そう、千代駿河のもうひとつの奥義、突っ張りが効かなきゃはたけばいいじゃないという秘技、「CSP」である。並みの力士ならこれで土俵に這っているが、さすが身延王は泳ぎながらもバランスを保った。
「ウァーーーーッ」

体勢を崩した身延王に千代駿河は再度突っ張りの嵐。身延王は思うように防御できない。
ペチペチペチペチペチペチペチペチペチ
これで形勢は逆転。あっという間に土俵際に詰まる身延王

―これでとどめだ。
ペチペチペチペチペチペチペチペチ
魂のこもったツッパリを受けてとうとう身延王はこらえきれず土俵を割った。土俵を割って苦しげに天を仰ぐ。

「ただいまの決まり手は、突き出し、突き出しで、千代駿河の勝ち」
「千代駿河―――」

勝ち名乗りを受ける千代駿河。淡々とした表情で一礼し、花道を下がる身延王、後楽園ホールはものすごい拍手に包まれた。

こうして旗揚げ戦の全取組は終わった。観客たちは満足した表情で家路についた。

「ここまでいい相撲見せられちゃあ、八百長かどうかなんてどうでもいいことだよね」
「あの2人にしかできない空間だよ」

試合後、千代駿河は控室で叫んだ

「気持ちいい、チョー気持ちいい。身体中の血がたぎるようだ。オレの攻めをオッサンは真っ向から受けてくれた。まだ俺はやれると今日確信した。オッサンとみっちゃんの3人で、理想の相撲道というものをもう一度探してゆきたい」

敗れた身延王は淡々と

「きょうは千代駿河の執念に負けた。それだけだ。個人としては悔しいが、まあ、しゃあない。NSAの今後を考えんと。とりあえず4月は関東地区で全8戦のシリーズを予定しています。これからも頑張っていきますのでご支援のほどよろしくお願いいたします」

2011年2月17日 (木)

相撲界・分裂す(上)

完全妄想作話

相撲界・分裂す(フィクションなので実在の個人とは一切関係ありません)
時に西暦2011年。
300年の歴史を誇る大相撲は未曾有の苦境に陥っていた。
相撲は、スポーツであるとともに日本の国技という面を持っており、真剣勝負という建前であった。

しかし、相撲の力士たちは、年間90試合を闘い、その間は稽古はもちろんのこと、ハードな地方巡業や協会行事に追われており、大ケガと隣り合わせの日々であった。

こうした状況下、公傷制度は廃止され、力士たちにとって負傷は即、番付降下という名の収入低下を意味するので、彼らなりの生活の知恵として、本場所15日間の間の数日は、本気を出さず、付け人を介した事前の打ち合わせで勝敗をあらかじめ決めておくことで体力の損耗を防ぐ対策がとられていた。

「バレなければ八百長とは言わないのですよ」

事前に当事者どうしで話をつけておいて、あとはほんらいの力の半分くらいでぶつかり合って、負けるほうが攻め手を遅くして、勝つほうに得意な形を取らせてあげて、そのまま相手に攻めさせて決着をつける。

「こうでもしないと、15日間持たないよ、なあに、親方達もたいていの人は現役のときにそうやって来たのだから文句言えないよ」

1場所の間で本気で取る日を少なくすることで、ケガのリスクを減らす。これは昔から連綿と受け継がれてきた「生活の知恵」である。

しかし、時代の流れか、その八百長の事前打ち合わせを携帯メールで行った横着者が出てきてしまい、メールは消去しても復元できることに気づかず、しかも悪いことに別件の野球賭博の取調べ過程で、野球賭博にかかわった力士の携帯が解析され、八百長の事前打ち合わせのやり取りがつまびらかにされたメールが明るみに出て、警察庁がそれを相撲協会を所管する文部科学省にリークしたのだから相撲協会は上へ下への大騒ぎとなった。

「まったく困ったことを・・・・」

「携帯メールなんか使うなよ・・・・」

嘆く協会のえらい人。昔は中盆と呼ばれる力士が星の貸し借りをコントロールしていたのだが、コミュニケーション力の低下はどこの世界にも共通していたらしく、痕跡の残る携帯メールで星のやり取りの打ち合わせをしていたことに協会幹部は暗然とした。

世論なるものの反応は厳しかった。

「相撲協会は腐っている」「裏切られた」「真剣勝負じゃなかったのかよ」「もう解散しろ」

だが、彼らの多くは新聞・雑誌やネットニュースで遠巻きに相撲を見ていた層であり、テレビ観戦していた方はまだいい方で、年に何回も高い金を払って国技館に通うコアなファンの反応は違っていた。

「いまさら何を騒いでいるのか」

年間90日もフルパワーで頭からぶつかり合ったら壊れてしまうだろう。プロボクサーや格闘家は年に数試合しかしていないのに、半分くらいは事前に話がついていて勝敗が決まる取り組みがあってもそれは仕方ないことだ。だが彼らの鍛え上げられた肉体と、培った技には嘘はない。

悪党横綱と呼ばれた昼飯龍の速攻、右上手を取ったら天下無敵の身延王、突き刺すような当たりの白馬富士、がぶり寄りの北春菊・・・・・きら星のように輝く力士たちの一挙手一投足を見るために国技館に足を運んでいるのだ。チケット代は2階のイス席前列でも8200円する。その金を払ってでも彼らの雄姿は見る価値がある。八百長だの互助会が存在するいうのは薄々感じてる。それでも私達は相撲を観るのが大好きなんだ・・・・

しかし、圧倒的多数を占める世論なるものの声に屈した相撲協会は、八百長問題が明るみに出てからわずか数日で、本場所の無期限休止を決めた。
「膿を出し切るまでは本場所を開きません」

要するに裏で、メールに名前の挙がった十数人の力士が解雇を恐れてあいまいな回答を繰り返していて真相解明がにっちもさっちも進まず、けっきょく「誰が部費を盗んだのですか、正直に名乗り出るまで帰しませんよ」的な泥沼化に陥ったのであった。

従来ならこのあたりで経済への悪影響を考え、文部科学省に影響力を持つ大物政治家のフィクサーが、シナリオを書き落としどころを決めるのだが、何も決められない与党はそんな器量もなく、この問題は泥沼化するかに見えた。
「―協会は大物のスケープゴートを求めちょる。オレも以前にやっていましたと云わないかぎり前に進まんのではないか」

ベテラン大関の身延王が自宅マンションで長年の戦友、佐野川親方(元大関千代駿河)に打ち明ける。

「オッサンだめだよ、大将の記録まであともうちょっとじゃあないかよ」

「なあ龍ちゃん、オレはもうこの年齢で先はない。今ここで本場所が半年停まるなんてことになってみろよ。せっかく力をつけてきた若い伊勢の郷とか北春菊と、横綱との差は縮まらんぞ。オレ一人の首を差し出せばまだ相撲界に未来が開ける」

ペチ。

「オッサン!馬鹿なことを言うなよ」
激しやすい佐野川親方が声を荒げて言う

「オッサンはオレなんかよりずっと、お客さんの声援を集めてる。そりゃあオレもオッサンも百パーセント清潔ですかといわれたら違うさ。でもオッサンが悪者になったら、なったらよう・・・オッサンを信じているお客さんが倒れちゃうぜ」

「でもなあ・・・・このままじゃあいけんよ」

「オッサン・・・オレに考えがある」

その一週間後、相撲界に激震が走った。

「私、身延王紀之は、相撲協会を退職します」

電撃的に国技館で開かれた記者会見。横綱白鳥以上に人気のあるベテラン大関が突然の引退表明

「今回の件で、相撲というスポーツが生き残るには、これがベストの方法だと・・・決断しました」

「大関は既に年寄株を取得されていますが、今後はどのような第二の人生を・・・」

「それはじきに・・・分かります」

「大関も八百長に関与されていたのですか」

「それは、お答えできません。墓の中まで持っていきます」

  早々に身延王は退職会見を切り上げた。既に取得していた年寄株は協会に返却した。解雇でも除名でもないので、退職金は規定どおり支払われた。
さらにその一週間後、2月下旬のこと、

「相撲の新団体を旗揚げします」

元大関・身延王が記者会見。
「旗揚げ戦は3月13日、後楽園ホールで行います」
記者陣どよめき。

「今回の問題が起こり、自分は夜も眠れないほど考えました。今回誰かのクビを差し出して何かが変わるのだろうか。野球賭博のときもそうでしたが、結局それでは何も・・・変わらないのではないかと。じゃあ自分が何ができるか・・・・そう考えて、別の団体をつくって、自分たちなりに理想の相撲興行のあり方を追求して行ければと考えました。」

「身延王関の他に相撲協会から同調者は出るのですか」

「・・・今の時点ではお答えできません、ただ、きょう、皆様の前でご挨拶をさせていただきたい力士がいます。大関・北三河関です。

えええええ!
ざわめく記者席。そこへ現れたもう一人の元力士。学生相撲出身で技術は相撲界随一とよばれ、大関まで登り詰めながら、賭博事件で解雇された大関・北三河。

「彼が起こしたことは、けっして許されることではありません。しかし、この一年近く、彼も苦しみ、もう一度土俵に上がりたいという思いを自分も伝え聞きましたので、今回一緒にやっていこうということになりました」

身延王と北三河がガッチリ握手。瞬くフラッシュ。

「お久しぶりです。北三河です。一度は相撲界復帰を諦めたのですが、今回・・・・大関からお話をいただき、土俵復帰を決意しました。私も年齢的に先がありませんので、相撲界のために捨石になる覚悟です」

「おいおい、オレが辞めるまで辞めるな。オレの方がおじさんなんだから」
これで場がだいぶくだけた。

「えーとそれでは新団体の概要を発表いたします。株式会社という形を取りまして、社名は株式会社ニュー・スモウ・アソシエーション。NSAって呼んでください。代表取締役社長は自分、折尾紀行が務めさせて頂きます、現段階で決まっているのは旗揚げ戦の実施だけです。参戦選手については、後日決まり次第発表さえていただきます」

けっきょく身延王、北三河以外の参戦選手が発表されぬまま、3月13日の旗揚げ戦が発表され、それでも旗揚げ戦のチケットはキャパの小ささと身延王人気もあって、一時間足らずで完売した。

そして3月13日、旗揚げ戦の日を迎えた。

2011年2月16日 (水)

ブラック会社に勤めてるんだが20110215

いろいろと、辛い日々が続きます。

とりあえず水曜日恒例の、今週のスポーツニュースとか。

■プロレス

全日本、春の両国へ布石着々。

三冠王者諏訪魔に挑むのはKENSO(鈴木健想)

まあ海外マットでもまれた選手だからいい試合にはなるだろう。このあいだ前橋で見たときはぱっとしなかったが・・・

太陽ケアはフリーの大森隆男と組んで世界タッグどりをうかがう。いまさら大森選手を引っ張ってきますか・・・・

世界ジュニア、王者 稔に挑むのは近藤修司。挑戦者決定戦で逆エビ固めでカズハヤシを破って・・・ということ。

■相撲

八百長問題長期化、落としどころはどうなるのだろう。

いくら携帯電話を解析しようが口頭で済ませてればバレはしません。

(1)あくまで調査委員会主導で、半年ぐらいかかっていいから疑惑の14名の携帯電話を全解析して、その時点で新事実が明るみに出なければ、本場所再開、9月場所あたりからスタート・・・・

(2)1場所やらないと相撲協会が15億近い減収になるので、「このままでは財務がもちましぇん」と相撲協会が5月から本場所再開。八百長防止策ポーズでカードの当日発表や支度部屋の監視カメラ導入くらいでお茶を濁す。

(3)事態が泥沼化し、業を煮やした力士たちが株式会社形式で新相撲団体を旗揚げする。

今週はこんなところ。

2011年2月15日 (火)

第1044.5回 宴のあと

横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」はいろいろな問題を抱えながらも旗揚げ47年目に突入し、ついにSPZ44期の若手期待の星、サンダー龍子がSPZベルトをスーパーカオスを下し奪取した。

「ファンの皆様、タイヘン長らくお待たせして申し訳ありませんでした」

ベルトを取ってまず謝罪。ほんらいなら昨年夏Sクラを制覇した時点で巻いてもおかしくなかった。何度も絶対王者の白石なぎさに退けられて、王者がスーパーカオスに代わってようやくベルトを手にした。

「今度こそ、白石さんを潰します!」

*******************

「やれやれ」

 「浅野さん(サンダー龍子の本名)おめでとうございます。」

付き人のドルフィン下窪が声をかける。

「ん・・・・ありがとう」

激闘のあと、サンダー龍子は控室へ戻り、リングコスチュームを脱いでシャワーを浴びる。

「ふぅ・・・」

そのあと私服に着替え、奪取したベルトをマネジャーさんに預け

「じゃ、お疲れ」

単身タクシーに乗ってベイサイドホテルのダイニングバー「白馬」へ向かった。

********************

「勝子ちゃん、ベルト奪取おめでとう!」

「ありがとうございます」

サンダー龍子の支援者、小売業チェーン「デンドログラム」の鈴木専務執行役員と祝勝会をおこなっていた。まだ未成年なのでサンダー龍子はウーロン茶を飲みながらローストビーフを食べていた。

「で、勝子ちゃん・・・・このあと、いいかな」

ベイサイドホテル893号室の鍵。

「・・・・はい、ベルトを取ったら・・・って、決めてました」

 「大丈夫、疲れてない?」

「・・・・大丈夫です」

****************

日付が変わるころ、

「うっ・・・あっ・・・・」

 「いい胸だね、ええ」

「・・・・・っ」

さすがに肩や腰がところどころ赤く腫れているものの、サンダー龍子の健康的な裸身に鈴木氏は瞠目した。鍛え上げられていてなお扇情的。

 「じゃあ、いくよ、ええ。」

劣情に押し流された鈴木氏はサンダー龍子をベッドに押し倒した。

スーパーカオスとの激闘から3時間後、サンダー龍子は・・・

2011年2月14日 (月)

第1,044回横浜龍咆哮(下)

47年目11月

シリーズ最終戦は、横スペ大会。セミ前までの5試合は熱戦が繰り広げられた。

セミファイナルは白石なぎさ対近藤真琴。

確か前回のシングル対決は8月のSクラ公式戦でそのときは30分時間切れ引き分け。

今回の対決は5分過ぎに近藤が放った上段蹴り。これで白石の動きが止まってしまいあとはズルズルと近藤ペース。白石もスプラッシュマウンテンやブレンバスターで反撃したが、ダメージのせいかいつもの重さがない。

「さあ、さあ!」

この日3度目の上段蹴りでついに白石が沈んだ。勝負タイム13分9秒。

「イタ・・・・」

白石なぎさ、重たい打撃をもらってしまってほんらいの調子をつかめぬまま負けてしまった・・・

**********************

そしてメインはSPZ戦、9月のさいたまと同一カード。

王者スーパーカオスに対するはサンダー龍子。

「Too Many Broken Hearts」が流れる中、黒いロングガウンに身を包んだサンダー龍子が神妙な表情で入場。

そのあとSPZ王者・スーパーカオスが観客をあおりながら入場。

「いつまでも海外流出は営業的に考えてよくありません。サンダー龍子選手が勝つ確率がもっとも高いと思われますので、何度でも勝つまでやらせます」

山本副社長がおそろしいことを言う。サンダー龍子、こんかいは落ち着いた表情で相手を見据える。

「もうベルト云々は考えませんよ。普通のシングルマッチと思ってやってきます」

この日は10分過ぎに決まったサンダー龍子のDDTでスーパーカオスの動きが鈍った。やはりいかなる強豪選手といえど頭をやられると動きが止まる。

「ウゥゥゥ・・・・」

そこを突いてタイガードライバー。

「ヌヌヌヌヌ」

あせったスーパーカオスが突進してくるところを丸め込んで首固め。

ワン、トゥ・・・・ドドドドドッ

こういう軟らかい攻めもできるようになった。そしてミサイルキック。これは重爆だ。大きく吹っ飛ぶスーパーカオス、バックに回ったサンダー龍子。そのまま強引に、

「ウアーッ」

スーパーカオスの巨体をジャーマンで投げた。そのままフォールの体制。神田レフェリーがマットを叩く。

ワン、トゥ、スリー。

カウント3が入った。勝負タイム26分35秒。昨年9月のベルト初挑戦から1年あまり、ようやくサンダー龍子がSPZベルトを巻くに至った。

「ファンの皆様、長らくお待たせして大変申し訳ありませんでした」

昨年夏のSクラ制覇から1年3ヶ月、ようやくサンダー龍子が女王の座を戴冠した・・・・

2011年2月13日 (日)

第1,043回 横浜龍咆哮(上)

47年目11月

「ダイヤモンドシリーズ」開幕。

東北地方各地を回るシリーズだが、筆者の余裕がないので最終戦・横スペ大会のみのレポート。メインでSPZ世界戦が組まれているので、チケットは前売り段階であっさり完売。あいかわらずのSPZ人気。

第1試合は新人の富沢零子登場。対戦相手は1期上の杉浦美月。

「・・・ヌッ」「・・・・・くうっ」

前座らしく黙々としたグラウンドの攻防が続く。しかしやはり先に息切れしてしまったのは富沢で、10分過ぎに杉浦のタックルをモロに食らって動きが止まった。

「ええいっ!」

それでもチョップで反撃して見せ場を作ったが、
「そろそろ終了のお時間です」

杉浦、うまく組み付いて飛びつき腕ひしぎ。たまらず富沢はギブアップ。勝負タイム12分21秒。

外人同士のタッグマッチをはさんで、休憩前の第3試合はドルフィン下窪、トラットリアマスクの混成タッグに対オーガ朝比奈、ミシェール桜井が激突。

このメンツだとひとり格上のオーガ朝比奈が存在感を発揮。ドルフィン下窪を軽々と子供扱い。トラットリアマスクのトリッキーな動きにはやや戸惑ったものの、

「氏ね」

ステップキックで頭を一撃。これでトラットリアも悶絶。最後はダメージの濃いトラットリアを捕まえて

「オラアアアアア」

パワーボム一閃。これで3カウント。勝負タイム20分48秒の熱戦を制した。

***********************

休憩後の第4試合、現あばしり王者・辻香澄&真壁なつきのガンスリンガー二人が登場。対戦相手は女帝軍団の八島静香&グリズリー山本。

「さて。あの若いの二人を軽くあしらってやるかねえ」

タッグマッチ限定の起用ながら八島さん、きっちりと得意のぶちかましを繰り出して試合を作ってゆく。若い二人の攻めをきっちり受けてから、頃合いを見計らって反撃。まさにベテランの味。八島さんのぶちかまし連打で確実に追い込んでいくが、真壁もエレガントブローを叩き込んで反撃しカウント2まで追い込む。

「テメェこのやろう」

これでムッとした八島さん、あまり見せない切り札デスバレー。しかしダメージが深く、ふらつく足でG山本にタッチ。

真壁がそのまま捕まるかと思われたが、山本にもエレガントブローを叩き込む勇敢ぶり。最後は4人が入り乱れる良くあるパターンの末、どさくさにまぎれて辻にビッグブーツを叩き込んだG山本が抜け目なく3カウントを奪った。勝負タイム27分2秒の熱戦。

「ヘヘッ。若いのとやると、こっちも熱くなるな」

八島さんがふらつきながら控室へ。いい試合だった。

*******************

セミ前からは3大シングルマッチ。

まずは売り出し中の入社2年目・優香が登場し、SPZ世界タッグ王者のアナベラスミスと対戦。実力派外人のアナベラの攻めを懸命に耐えて反撃する優香。場内は優香コール。しかしアナベラも意地を見せて、

「FINISH!」

ミサイルキック、DDT,バックドロップと大技を畳み掛けて3カウント。優香、一流外人越えはならなかった。勝負タイム19分46秒。

(セミ・メインは次回で!)

2011年2月12日 (土)

第1,042回 47年目10月 ビッグパワーシリーズ

47年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。

3戦目の三重サンシャインアリーナ大会であばしりタッグ戦。真壁なつき&辻香澄の王者チームに挑んだのはベテランと若手の組み合わせ、優香とミシェール桜井のコンビだった。けっこういい試合が展開されたが、最後は真壁が強引にエレガントブローで優香を殴り倒して終了。勝負タイム24分35秒、王者組みが2度目の防衛に成功。

************************

シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はミシェール桜井対富沢零子。新人の富沢、まだまだスタミナに難があり、5分動いただけでもう肩で息をしている。

「あなたは三流以下です」

ミシェール桜井、さくっとフランケンシュタイナーで3カウントを奪った。勝負タイム8分5秒。

続く第2試合はNARATA対トラットリアマスク。

これは格からいってNARATAが断然有利。トラットリアマスクも懸命に動いて試合をかき回そうとしたが、NARATA,落ち着いて相手にダメージを与えふらつかせたところで農鳥を叩き込む。

これは2.9でクリアされたが、すかさずNARATA,逆さ押さえ込み。虚を突かれたトラットリアは3カウントを聞いてしまった。意外な技で決着に場内どよめきと拍手。勝負タイム10分32秒。

続く第3試合、八島さん&G山本&オーガ朝比奈の怖いおねえさん3人が登場。ガンスリンガーの3人(辻&真壁&ドルフィン下窪)と相対。さすがにこのメンツでは怖いお姉さんが俄然有利。真壁に狙いを定め集中砲火。

「お前はもう終わってんだYO!」

オーガ朝比奈・ド迫力のパワーボム。これで試合は終わった。勝負タイム13分35秒。その試合が終わると休憩。

休憩明けの外人同士のタッグマッチをはさんで、第5試合からは3大シングルマッチ。まずは優香対ダイナマイト・リナ。

入社2年目の優香、会社サイドからの期待も大きい。この日はダイナマイトリナのパワーに苦戦したものの、徐々に形勢を建て直し最後はシューティングスタープレスで勝利。勝負タイム15分2秒。

セミファイナルは近藤真琴対サンダー龍子。SPZトップ選手同士の対決なので沸いた。近藤のSPZハンマーを耐えたサンダー龍子だが、立て続けの掌底で殴られて口元から流血。

「このやろうっ」

ムッとしたサンダー龍子、タイガードライバーで反撃。近藤2で返すが、頭を打ってしまったのか起き上がれない。サンダー龍子、すかさずコーナー最上段に上がって重爆ムーンサルト。これで勝ちをもぎ取った。勝負タイム14分51秒。

****************************

メインはSPZ戦、王者スーパーカオスに対するは白石なぎさ。

白石も動きが落ちているが、持ち前のゆったりファイトでスーパーカオスに向かっていった。

がー

「フフフフフ」

スーパーハンマーを起点としたスーパーカオスの大技攻勢。ニーリフト。パワースラム、そして裏投げ2発。これで白石は悶絶。

「フフフフフ」

最後は顔面への膝蹴りをもらってしまって3カウント。勝負タイム39分17秒のいい試合だったが、結果においてベルト海外流出という状況は変わらなかった。王者が3度目の防衛に成功。

2011年2月11日 (金)

本場所中止を撤回せよ

大相撲の本場所が八百長問題で「膿を出し切るまで」中止となってしまいました。

数少ない生きる楽しみだったのに
なんてことをしてくれるのか。
事前の打ち合わせとか金銭のやり取りを伴う
八百長は相撲界には存在するよ。でもいまに始まったことじゃない。

15日間すべて本気を出したら壊れるから何日かは
真剣勝負しないで流す日を作るという力士サイドの知恵だと思う。
レベルの高いファンはそんな事情は分かっていて、でも相撲の風情が好きだ。
魁皇の一挙手一投足が見たいから安くはないチケットを買うのだ。

それをもう携帯メールの証拠が出たもんだから
(夢を売る商売として明るみに出てはならない部分だが)
マスコミの皆さんが鬼の首を取ったように騒ぐから
相撲協会サイドは「時を稼ごう、ほとぼりが冷めるのを待とう」
と考えて3月の春場所の中止に踏み切るらしい。

まあ、俺ぐらいのクラスの「分かってるけど割り切って応援する
物分りのいいファン」より、たまにテレビ観戦するくらいの
ライトなファンのほうが圧倒的に多いので、
多数派の意見を尊重すると「相撲協会は徹底的に反省しろ」
ということになってくる。実に悲しい

しかし相撲の八百長は当人同士が口頭で済ませて口裏合わせとけば
決してばれる事はない。携帯メールを使ったやつらが間抜けだった。

どうしても八百長を完全撲滅したいのだったら
1.取組みは当日直前に発表する(幕内なら土俵入りの後)
2.大関同士の取組みは序盤戦に組む
3.支度部屋への監視カメラ及び隠しマイクの配備
4.幕下力士への月給支給。

これらの対策を実施したうえで本場所を再開すべき。

どうせしつこく調査したって誰が八百長やっていたかは口頭で済ませていれば分からないのだから。「すいません分かりませんでした」と詫びを入れた上で上記の対策を実施し本場所開催に踏み切れば、おのずと誰が八百長をやっていたのかは分かるはずです。

2011年2月10日 (木)

八百長で何が悪いのか

現代プロレスは基本的に八百長であります。

特にビッグマッチは定められたストーリーラインに沿って動くので、誰がチャンピオンになって誰と抗争させて・・・というストーリー作りが興行の成否を分けるわけです。昔の全日本でジャンボ鶴田さんが天龍離脱後、三沢さんをトップに上げるために一度シングル戦で三沢さんに3カウントを許す・・・という馬場さんが決めたストーリーをギリギリまで渋っていたのは有名な話です。

昔の全日本女子プロレスは、松永会長が提唱した「ピストル」で、地方興行はともかく、タイトル戦は真剣勝負でした。ただ、試合を運んだり、相手の技を受けることは柔道の乱取りみたいにやるけれど。「3カウントの押さえ込むのとダメージを受けて押さえ込まれた相手がキックアウトする」のは筋書きも嘘もない真剣勝負でした。SPZもこの考え方に基づいて書いています。

まあどちらが良いかというのはなんともいえませんが、全てのプロレスはショーであるという某暴露本が出て以来、総合格闘技のほうにファンが流れてしまい、プロレス冬の時代が到来しているのも事実です。

リングに上がるだけでゼニの取れる一流選手ならば、それが八百長でもファンは喜んで手を叩くのです。最近はそういう選手が少なくなりましたが。

さて、大相撲のほうは八百長がついに明るみに・・・というか警察から動かぬ証拠が提供されてしまいました。

大相撲・野球賭博の捜査の過程で力士の携帯が押収され
消去されたメールが復元され、相撲取り組みにおける
八百長のやりとりのメールが明るみに出てきてしまった。

携帯メールでそんなやり取りするなよ。
消去しても復元できるのだから。ITリテラシーが低い。

大相撲、十両力士のギャラは月給100万でそれ以下の幕下は
月給なしだから保身のために星のやり取りがはびこりやすい環境ではある。

長いこと大相撲を見ておれば、これは真剣勝負じゃあないなあと思う
取り組みはあるのがわかります。
そもそも15日連続で闘わなければならずケガや体調不良で
フルパワーが出せない日もあります。
一昨年の夏場所でカド番の千代大海が5勝7敗から3連勝したのなど
(バルト空気投げ事件とか)疑い始めればキリがないのですが

八百長を受けない力士もいますし、
実力がないと分かると誰も八百長を受けてくれませんから
実力が上の者はきちんと番付上位に行くという構造はあるけど、
苦境に陥ったときの保険として八百長が存在するのでしょう。

まあ事前の打ち合わせと、金銭のやり取り(または翌場所以降の返済)
のどちらかがあれば八百長の構成要件を満たすでしょうな。

魁皇など2009年の成績が6場所全て8勝7敗で、
15日間フルパワーを出せない身体なのですから
疑われても仕方ありません。

私は両国国技館に行ってよく相撲を見ますが
幕内の21カード全てが真剣勝負であるとは思っていません。
かといって21カード全てが事前の打ち合わせで勝敗が予め決まっている
ものでもないと思います。
相撲の楽しみ方は国技館でビールを飲みながら焼き鳥を食いつつ
ほろ酔い加減でデブの大運動会を楽しむのが本来の姿。
八百長してるのなんだのは瑣末なことであります。

まあ携帯メールというエビデンスが残る形で工作したのは
拙劣というしかないのですが。(プロなのだからばれない形でやるべき)
これでマスコミどもが食いついて「地に堕ちた国技」などと書かれて
NHKが中継を見合わせ国技館の観客動員がガタ落ちし
何の罪もないやきとり工場の作業員や
売店で魁皇弁当や大相撲トランプを売るおばちゃんの雇用に響き
かねないほうが由々しきことである。

大相撲で非真剣勝負があることは相撲を何年も見てれば
おのずと分かること。だが、そういう部分も理解した上で言う。
私は大相撲が大好きだ。

2011年2月 9日 (水)

今週のスポーツニュース20110209

こんにちは WAS没頭中筆者のkonnoです

今週のスポーツニュース

■プロ野球

キャンプ真っ最中。楽天・星野監督 初カミナリ

野村監督のあとの闘将星野だから今年の楽天は躍進するかもしれない。

■プロレス

ブードゥマーダーズついに世界タッグ奪取

KONO(河野真幸),ドーリング組が世界タッグを奪取。KONOの三角絞めが太陽ケアに決まり、危険と判断したレフェリーが試合を止めた。怒りの太陽ケア「自分はギブアップしていない」・・・・なんという昭和のプロレス。ともかくこれで極悪軍団に世界タッグのベルトが渡ってしまった。

スーパースター、KENZOはゾディアックと共闘していくらしい。

■相撲

これまで角界の間で公然の秘密だった八百長がついに明るみに出ました。

口頭で済ませて、金銭のやり取りは現金でやっておけば秘密は守られるのでバレるはずがなかったのですが、痕跡の残る携帯メールを八百長のやり取りに使う馬鹿がいました。

したがって全容解明するために春場所中止。膿を出し切るまでは本場所やりませんとの事。

私の娯楽を返せ。

今週はこんなところ。

2011年2月 8日 (火)

第1,041回 47年目9月 Sカオス VS サンダー龍子

47年目9月

この月、リプレイした記録を書きとめたWordファイルを上書き保存しないで閉じてしまった

(小学生でもやらねえミスを!)ので、9月はタイトルマッチの結果のみをかいつまんで。

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Sクラを制覇した白石なぎさは肩の負傷のため欠場。締まらないシリーズとなった。

■真壁なつき・辻香澄のあばしり王者コンビはどっかの二流外人組を相手に初防衛に成功。

「勝てました。このあと世界戦もあるので頑張ります」(真壁)

■ジュディ・コーディ&アナベラ・スミスのタッグ王者チームは近藤真琴・真壁なつきを下して防衛に成功。弱い方の真壁が狙われてしまい、パワー攻勢の集中砲火を受けて撃沈。

「私たちのパワーは誰にも止められない」(ジュディ)

シリーズ最終戦の埼玉大会。

■そしてスーパーカオスの持つSPZ王座へは、Sクラ準優勝のサンダー龍子が連続挑戦したが、大技攻勢をもらってしまったサンダー龍子がまたも敗退となった。

「フフフフフ・・・・」(スーパーカオス)

「自分にはまだ何か足らないものがあるということでしょう」(サンダー龍子)

「内容は悪くなかった。相手が相手だから結果はどう転ぶか分からない部分もあります。まあスーパーカオス相手に10回やれば3回は勝てる選手ですよ、サンダー龍子は」(山本副社長)

2011年2月 7日 (月)

第1,040回 47年目9月時点のプログラムから

46年目9月。
会場入り口で配布されるプログラムの選手一覧。

天空の羽衣・ミシェール桜井

本名:桜井里子、2031年8月15日、兵庫県浜坂市出身、SPZの新人テストに合格し、2047年4月18日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 クラリッジ成瀬戦でデビュー。跳躍力、身体のばねはいいものを持っており、SPZクライマックス出場を果たし、ジャンヌ永原とのコンビでSPZ世界タッグ王者に輝くなど更なる活躍が期待される。得意技は天空の羽衣(スワンダイブ式ダイビングプレス)。

入場テーマ曲:シャコンヌ ト短調(ヴィターリ)

生ける番長伝説 八島静香

本名:同じ、2017年11月13日、島根県浜田市出身。実家が漁師で、家業の手伝いをするうちに体力がついた経歴を持つ。中学時代は女番長で警察に補導されることもしばしばだったが、改心してSPZの入門テストを受験。見事合格し2033年5月11日、高知県体育館での対 野村つばさ戦でデビュー。高い身体能力を生かし、トップグループに殴りこみをかけてきて、同期のハリケーン神田と組んでSPZ世界タッグ王者に輝く。2044年4月25日、新日本ドーム大会で一度は引退したが、

結婚、出産、離婚を経て、思うところあってリング復帰を志し、引退から3年後の2047年5月、29歳でのリング復帰を果たす。シングルマッチでは体力の回復に難があるので厳しい面もあるが、グリズリー山本と怖いおねえさんコンビを結成してタッグ戦線で暴れ回る。得意技はデスバレーボム、ぶちかまし。

テーマ曲:アルルの女、ファランドール(ビゼー)

内に秘めた闘志 白石なぎさ

本名:同じ。2032年12月11日、新潟県栃尾市出身。中学時代は陸上競技で身体を鍛え、SPZにスカウトされSPZ40期生として2048年4月15日、どさんこドーム大会での対クラリッジ成瀬戦でデビュー。ゆったりとしたファイトスタイルながら持ち前のパワーとうたれ強さで順調に出世街道を駆け上がり、ジャスティスえちごを倒してSPZ世界王者に輝き、第42回・43回・44回・47回SPZクライマックスで優勝4回の偉業を成し遂げ、SPZの看板選手となる。得意技はスプラッシュマウンテン。

テーマ曲:Fatally(KOTOKO)

迅雷クノイチ NARATA

本名:非公開、生年月日:非公開。REKI,RIKKAらを輩出したあの奈良田忍者養成所から推薦がありSPZに入門。SPZ40期生として2048年4月23日、京都府立体育館の対 クラリッジ成瀬戦でデビュー。幼少の頃から忍者としての修行を積んでいただけあって動きの鋭さはいいものを持っており、タッグマッチ終盤の乱戦の動き方もベテラン選手並みにうまいと評価が高い。フローラ小川と組んであばしりタッグ王者に輝き、オーガ朝比奈との異色タッグでSPZタッグ王座も戴冠。得意技は農鳥(変形ミサイルキック)

テーマ曲:協奏曲集「調和の幻想」第6番(RV356)第2楽章(A・ヴィヴァルディ)

キックの鬼 近藤真琴

本名:同じ。2033年4月28日、鹿児島県指宿市出身。キックボクサーを目指していたが、思うところあってプロレスに転向しSPZに入門。SPZ41期生として2049年4月16日、釧路アリーナ大会での対クラリッジ成瀬戦でデビュー。キックボクシングの経験を生かした蹴り技はかなりの威力。ジャスティスえちごのパートナーに起用され、SPZタッグ王座を戴冠。そして白石なぎさをも蹴り倒し、SPZ世界王者に輝き、天下取りを果たす。第45回SPZクライマックスも制し、SPZの看板選手として存在感が高まる。

得意技はSPZハンマー。

テーマ曲:恋のブン・ブン・ダラー(キング・コング&ジャングル・ガールズ)

暴走一直線 オーガ朝比奈

本名:朝比奈麻衣、2034年10月18日、青森県八戸市出身、SPZ42期として2030年4月21日の京都府体育館大会での対クラリッジ成瀬戦でデビュー。体格の良さを生かしたファイトで上位戦線に食い込み、NARATAと組んでSPZ世界タッグ王者に輝く。得意技はパワーボム。

テーマ曲:コンチェルトソナタホ短調 第4楽章(F・M・ヴェラチーニ)

爆弾少女 辻香澄

本名、同じ。2034年11月10日、東京都墨田区出身、SPZの新人テストに合格し、2050年5月20日、カイメッセ山梨大会での対 佐久間理沙子戦でデビュー。小柄な身体ながら玉砕を恐れないファイトで前座戦線を盛り上げ、真壁なつき、ドルフィン下窪とユニット「ガンスリンガー」を結成し、真壁とのタッグであばしりタッグ王者に輝く。得意技はフロントスープレックス。

入場テーマ曲:今夜はブギー・ナイト(ジャクソンズ)

蘇った最強熊:グリズリー山本

本名:山本喜久子、2024年2月8日、東京都調布市出身。中学時代は柔道に熱中し、都大会ベスト4の成績を残す。井上霧子にスカウトされ、SPZ31期生として、2039年4月16日、釧路アリーナ大会での対RIKKA戦でデビュー。ナイトメア神威と組んであばしりタッグ王座を戴冠。そして第33回SPZクライマックスでは並み居る先輩方を抑えて堂々の3位入賞。着実にポジションを上げ、第34回SPZクライマックスでM祐希子、霧島レイラの2強をさしおいて優勝、その翌月に霧島のSPZ世界王者を奪取し、一気に団体トップに駆け上がった。
そして第38回大会まで5回連続SPZクライマックス優勝という快挙を成し遂げ、SPZの大エースとして君臨。SPZベルトの累計防衛回数も23回と歴代3位と、過去の大エースと引けをとらない戦績を残す。

2049年5月、膝の故障によりSPZを退職したものの、3年にわたる治療、数回の手術を経て、2052年7月、不屈の闘志でSPZにカムバックを果たす。まだひざの状態に不安は残るものの徐々に往年の感覚を取り戻しつつある。得意技はグリズリーボム、DDT。

入場テーマ曲:禿山の一夜(ムソグルスキー)

ハッスルガール 真壁なつき

本名:真壁菜月、2035年10月2日、大分県竹田市出身。SPZの新人テストに合格し、2051年4月18日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 クラリッジ成瀬戦でデビュー。負けん気の強さが光るファイトで脚光を浴び、近藤真琴のパートナーに抜擢されSPZ世界タッグ王座を戴冠。シングル戦線でも一撃必殺のエレガントブローを習得してからはあのオーガ朝比奈を一撃KOするなど侮れない存在に。得意技はエレガントブロー。

入場テーマ曲:アンド・カウント・2・テン(デッド・オア・アライブ)

昇龍戦士 サンダー龍子

本名:浅野勝子、2036年11月13日、熊本県熊本市出身。大柄な体格とスポーツ万能の素質を見込まれ、SPZ44期生として2052年4月21日、新日本ドーム大会での対フローラ小川戦でデビュー。順調に出世街道を駆け上がり、近藤真琴とのタッグでSPZ世界タッグ王者に輝く。第46回SPZクライマックスを制するなど実力はトップの白石に迫る勢いで、SPZ王座どりまであと一歩の段階。得意技はターボドロップ2。

テーマ曲:Too Many Broken Hearts(ジェイソン・ドノヴァン)

佐賀の流星 ドルフィン下窪

本名:下窪茜、2037年6月12日、佐賀県唐津市出身。空手の経験があり、それを見込んだ中森社長がSPZ45期生として採用。2053年4月20日、釧路アリーナ大会での対クラリッジ成瀬戦でデビュー。スタミナに難があるが、今後の成長が期待できる。得意技は掌底。

テーマ曲:恋はピンポン(R・クレイダーマン)

空翔る戦士 優香

本名:大谷優香。2039年1月14日、山口県岩国市出身。SPZ46期として、2054年4月15日、仙台市アリーナ大会での対 フローラ小川戦でデビューし、デビュー戦を勝利で飾る。持ち前の運動神経を生かした躍動感あふれるファイトでファンを魅了。白石なぎさとのタッグでSPZタッグ王座を戴冠し、次はいよいよSPZシングル王座をうかがう。得意技はシューティングスタープレス。

入場テーマ曲:Little baby nothing(KOTOKO&高瀬一矢)

クールビューティ 杉浦美月

本名:同じ。2038年5月26日、岐阜県恵那市出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ46期として2054年4月26日、新日本ドーム大会での対 フローラ小川戦でデビュー。地味ながらもグラウンド技術はかなりのものを持っており、得意の飛びつき腕ひしぎで外人選手からギブアップを奪うこともしばしば。力技への対応が今後の課題。得意技は飛びつき腕ひしぎ逆十字。

入場テーマ曲:Innocent Dance(TWO-MIX)

期待の新星 富沢零子

本名:富沢礼子、2039年6月10日、千葉県習志野市出身。SPZ47期として2055年4月20日、釧路アリーナ大会での対 杉浦美月戦でデビュー。まだまだ駆け出しだが、ルックスの良さとやられっぷりで前座戦線で活躍中。得意技はドロップキック。

入場テーマ曲:「our youthful days」(MELL)

SPZコミッショナー・名解説者 吉田龍子

1997年11月13日、熊本県八代市出身。2013年4月11日、札幌キターアリーナ大会での富沢レイ戦でデビュー。2022年3月、現役引退。2027年8月、井上霧子のあとをうけて3代目のSPZ社長に就任。しかし激務に嫌気が差したのか、社長の座を中森登志子に譲り、現在は取締役として広報全般を担当。選手への愛情の裏返しである超辛口のテレビ解説は好評。

レフェリー ラッキー内田
本名:内田栄子 2008年10月30日、東京都多摩市出身。SPZ16期生として、2024年5月15日、鹿児島県営広場特設リング大会での成瀬唯戦でデビュー。2032年8月、現役引退。引退後はSPZに残り、若手選手のコーチをする傍ら、レフェリーを務めていたが、2044年に取締役に昇格し、営業とスカウト業務を担当するようになったが、地方興行では代打レフェリーも時たま務める。

チーフレフェリー ハリケーン神田
本名:神田友子、2018年1月1日、茨城県土浦市出身。学生時代はキックボクシングで身体を鍛え、SPZ25期生として入門。2033年5月11日、高知県体育館大会での対セイレーン千春戦でデビュー。2043年1月、現役引退。引退後はSPZに残り、若手選手のコーチをする傍ら、レフェリーを務める。

トレーナー兼SPZの社長 イージス中森

本名:中森登志子 2012年11月29日、徳島県徳島市出身、SPZ新人テストに合格し、20期生として2028年4月16日、京都市体育館でのキューティー金井戦でデビュー。2038年4月、現役引退。その後はSPZに残り、トレーナーとして選手のコンディショニングを担当。2044年に吉田龍子に面倒見のよさを買われ、第4代SPZ社長に抜擢されるが、時折代打レフェリーやテレビかいせつも務める。

レフェリー ミネルヴァ石川

本名:石川洋子、2027年7月3日、石川県小松市出身。SPZの新人テストに合格し、35期生として2043年4月17日釧路アリーナ大会での対 フローラ小川戦でデビュー。3051年、現役引退。引退後は団体に残り、若手選手のコーチおよび前半試合のレフェリーを務める。

リングアナウンサー 阿部幸一

2000年5月28日、新潟県糸魚川市出身、2023年入社、グッズショップ販売を経験した後、2033年からリングアナウンサーに起用される。現在は巡業部担当課長として主に後半戦のアナウンスを担当。趣味はドライブ。
リングアナウンサー 奥森豊

2020年6月11日、東京都瑞穂町出身、2043年入社、学生時代はコーラス同好会に在籍していた経験を買われ、新卒で巡業部に配属され、前半戦のアナウンスを担当。趣味は旅行。

リングドクター 沢木凛奈

2023年6月21日、北海道利尻富士町出身。北斗星大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務。プロレス観戦好きが好じ、「タダでプロレスが見られる」という中森社長の甘言に乗り、SPZにリングドクターとして首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

2011年2月 6日 (日)

SPZスター選手列伝64 ジャンヌ永原

SPZスター選手列伝 64
従業員コード:65
四色スープレックス ジャンヌ永原
本名:永原敦子、2030年10月27日、群馬県松井田町出身。中学時代はスポーツ万能で、いくつもの運動部から助っ人を頼まれていたという武勇伝を持つ。これに目をつけた内田スカウトが出向いて口説き、SPZ38期として2046年4月20日、京都府立体育館での対 クラリッジ成瀬戦でデビュー。

練習熱心な性格で、道場で深夜秘密特訓を繰り返し、いつのまにかジャーマン、ノーザン、タイガースープレックスを習得したという底知れぬ素質を持つ。タッグ戦線ではSPZ世界タッグ王者に輝くなどトップグループの一人として活躍。得意技はジャーマンスープレックス。

2055年7月23日、新日本ドームでの対優香戦で引退。稼動月数112ヶ月、出場試合数(概算)816試合。

タイトル歴
第103代、第105代・第107代SPZ世界タッグ王者(パートナーはフローラ小川)
第111代SPZ世界タッグ王者 (パートナーはミシェール桜井)
第73代・第75代 あばしりタッグ王者(パートナーはクラリッジ成瀬)

阿部リングアナコメント:
スープレックス攻勢を身上とする正統派プロレスで、SPZ本隊の看板選手として大いに活躍された。だがやはりジャーマンを返されたときの次の攻め手に難があり、一芸に秀でたジャスティスえちご、打たれ強い白石なぎさには及ばず、SPZベルトにはついに手が届かず現役生活を終えた。守勢に回って本当に疲れたところからの底力を見せるというタイプではなく、あっさりやられてしまいファンや関係者をやきもきさせたが、それもこの人の魅力といえば魅力。引退後は普通の会社員の方と結婚され、埼玉で結婚生活を送られています。

2011年2月 5日 (土)

第1,039回 47年目8月SPZクライマックス(下)

47年目8月 SPZクライマックス

第7戦は名古屋しゃちほこ大会。

NARATA(6点、農鳥からの片エビ固め 12.22)真壁(4点)
「農鳥」
NARATAのキラームーブ・農鳥が決まった。ふっとぶ真壁。これで3カウント。

NARATA,3連敗のあとに3連勝。星をタイに戻した。真壁はシード権奪取はならなかった・・・

白石(11点、フィッシャーマンバスターからの片エビ固め 8.00)M桜井(0点)

白石なぎさ完勝。手負いでもミシェール桜井クラスなら問題にならない。

近藤(9点、上段蹴りからの片エビ固め 13.44)O朝比奈(4点)

シード権維持のためにはもう負けられないオーガ朝比奈。強豪の近藤相手でも臆せず攻め込んでゆく。しかし近藤も要所要所でエルボーや掌底をうちこんでいってぐらつかせて、最後はミサイルキック、上段蹴り×2.容赦のない打撃攻撃でオーガ朝比奈を撃沈。

T龍子(12点、タイガードライバーからのエビ固め 7.48)優香(2点)

「うわあああ・・・きょう龍子さんとだ・・・」
シングル初対決。いまの優香ではまったく歯が立たない」。ラリアットで弾き飛ばされ、チョップで叩かれ、蹴られ・・・サンドバッグ状態。それでもサンダー龍子の余裕を突いてシューティングスタープレスを見せた。

これで優勝の行方は最終戦横スペ大会のサンダー龍子VS白石の直接対決にゆだねられることになった。

*************************

そして、最終戦横スペ大会。リーグ戦最後の4試合。

O朝比奈(6点、高角度パワーボムからのエビ固め 12.09)真壁(4点)

馬力ならオーガ朝比奈、打撃の鋭さなら真壁。しかし時間とともにパワーに勝るオーガ朝比奈が優位に立ち、
「うりゃあああ」
ものすごいパワーボムで真壁を圧殺。

NARATA(8点、裏拳からの片エビ固め12.02)優香(2点)

「イタタタタ・・・」
右ひざを痛めて精彩を欠くファイトの優香。この日の相手はNARATA.この一番にシード権奪還がかかっているだけあって気迫あふれる攻め。
「ウワ、アッーーー」
最後はNARATAの裏拳をまともに食らって3カウント。優香、初出場のリーグ戦は苦かった・・・

近藤(11点 SPZハンマーからの体固め 10分くらい)M桜井(0点)

やや手こずったものの、近藤真琴、SPZハンマーで5勝目を挙げた。
「全然納得していませんよ」

そしてメインイベント。

まず「Too Many Broken Hearts」がかかり、サンダー龍子が入場。そのあと「fatally」がかかり、大歓声の中、白石なぎさが入場。リングインして羽織っていた赤いジャンパーを脱ぐ。負傷箇所に貼られたテーピングが痛々しい。

過去の対戦では白石のほうが分がよいが、白石が負傷しており、またベルトもかかっていないので、結果はどう転ぶか分からない。しかも白石は近藤と引き分けてるので勝つしかない。

ー30分粘れば優勝だけど、そんなことをやっても意味がない。満員のお客さんの前で、白石さんを叩き潰す。それだけだ。

サンダー龍子、とにかく手数を当てようとラリアットを連発。白石についに嫌な顔をさせる。ボディスラムの応酬でも場内沸く。しかし白石、時間切れ引き分けでは賞金がもらえないのだ。

「・・・・・・っ」

それを意識したのか、いつもの春風駘蕩ファイトではなく妙に攻め急いでしまう。そこへサンダー龍子が延髄斬りで迎撃。これで白石の動きが止まった。

「う・・・ん」
これ以上受けられないと判断した白石、勝負に出てSTO2連発からバックドロップ、2.8で返したサンダー龍子、ジャーマンを狙うが白石、回転エビ固めに切り返す。

ワン、トゥ・・・ドドドドド

サンダー龍子、2.5で返して延髄斬りで反撃、そして2度目のトライでジャーマンを決める。
ワン、トゥ・・・ドドドド

カウント2.5で返した白石、バックドロップを狙うもサンダー龍子、うまく体を入れ替えて押しつぶす。続くフォールは2で返した白石。そのまま両者ダウン。

ドワアアアア

力押しの消耗戦はやはり大勝負となった。先に立ち上がったのは白石。

―これで、行くっ・・・
白石なぎさ、この試合3度目のSTO。サンダー龍子をなぎ倒して、押さえ込む。

ワン、トゥ、スリー!

白石(13点、STOからの片エビ固め 26.27)T龍子(12点)

白石なぎさ、3年ぶり4度目のSクラ奪還!!賞金100万円と副賞のブランドアクセサリーが贈られた。

「良かった・・・・」

笑顔で大トロフィーを抱く白石であった。

サンダー龍子は準優勝となり横浜中華街のお食事券5万円分が贈られた。

「最後のSTOで、目から火花が飛んで、返せなかった。しゃあないよ。次、次だ」

3位入賞は近藤真琴。例年通りスポーツドリンク1ケースが贈られた。

「今年は結果を出すことができませんでした。ファンの皆様に申し訳ない」

2011年2月 4日 (金)

第1,038回 47年目8月 SPZクライマックス(中)

47年目8月 SPZクライマックス

第4戦は九州ドーム大会。
真壁(4点、延髄斬りからの片エビ固め 25.53)優香(2点)

「うう・・・イタ・・・まだまだ頑張る!」
2点同士の対戦。真壁が先輩の意地を見せて鋭いチョップを連発。一方の優香は負傷の影響もあってか精彩を欠くファイト。それでもファンの歓声に応えてシューティングスタープレスを繰り出し、試合は分からなくなった。
「えい!」

しかし最後は真壁が動きの止まった優香へ延髄一撃。これでばったりと倒れた優香、3カウントが入った。

O朝比奈(2点、ボディスラムからの片エビ固め 12.39)M桜井(0点)

「オラアアアアア」
気迫のこもった攻めを見せたオーガ朝比奈がM桜井を一蹴、初日を出した。

白石(5点 時間切れ引き分け 30.0)近藤(5点)

福岡で黄金カードが組まれた。サンダー龍子が上がってくるまではSPZで2強といわれた両者の対戦。見ごたえのある攻防が展開。ロクヨンで押してたのは白石だが、近藤も要所要所で打撃を繰り出し白石の動きを止める。
「くっ・・・・」
テープに包まれた白石の負傷箇所がうずく。こうなっては白石も思い切った攻めが出来ない。そのまま両者攻め手を欠き30分ドローとなった。

「肩が・・・ちよっと・・・・」

「勝てなかった。切り替えてまた明日から。」

T龍子(6点、ミサイルキックからの片エビ固め 13.44)NARATA(0点)

NARATAも農鳥を繰り出すなど大いに健闘したが、サンダー龍子、得意のバックドロップで痛めつけてから、
「お返しっ!」
重爆ミサイルキック。場内どよめき。吹っ飛んだNARATA.これで3カウントを聞いた。自分の得意技でやられてしまったNARATA.プライドもズタズタか。

これで早くもサンダー龍子が6点で単独トップに立った。

**************************

第5戦は札幌大会。
O朝比奈(4点、ボディスラムからの体固め 17.26)優香(2点)

この試合も盛り上がった。優香が悪いなりにオーガ朝比奈の攻めをこらえ続けたので。しかし15分を過ぎると優香がついに息切れ。
「うわああああ」
パイルドライバー、逆片エビと攻め続けられ、最後はハイアングルのボディスラムで終了。

NARATA(2点 農鳥からの片エビ固め 9.00)M桜井(0点)

NARATAがようやく初日を出した。ここから巻き返せるか。ミシェール桜井は泥沼の4連敗・・・・

白石(7点、掌底からの体固め 7.27)真壁(4点)

早い段階からスプラッシュマウンテン、裏投げを繰り出した白石、相手が非力になったところを
げしっ!
掌底で殴り倒して終了。7分あまりで勝利。白石なぎさ、シード権確保1番乗り。

T龍子(8点、バーティカルバスターからの片エビ固め 14.0)近藤(5点)

白石戦で1失点を喫し、優勝のためには負けられない近藤が掌底、ニールキックで猛攻。
「あたしは負けるわけには行かない」
しかしサンダー龍子も、おそらく初公開の奥の手、変形のフィッシャーマンバスターを決めて近藤を退けた。これで4連勝。

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シリーズ第6戦は仙台大会。

NARATA(4点、ウラカンラナからのエビ固め 20.51)O朝比奈(4点)

お互い力のこもった熱戦。最後はオーガ朝比奈が2度目のパワーボムを狙ったところをウラカンラナで切り返したNARATAがかろうじて勝利。

近藤(7点、SPZハンマーからの片エビ固め 8.44)真壁(4点)

タッグパートナー同士の対戦。近藤真琴が先輩の貫禄を見せて真壁を殴り倒した。これで7点を集め、まずはシード権を決めた。

白石(9点、パイルドライバーからの体固め 7.49)優香(2点)

新進気鋭の優香だが、規格外のパワーのある白石の敵ではなかった。4敗目を喫した優香。あえなく来年の予選会行きが決まった。

T龍子(10点、ムーンサルトプレスからのエビ固め7.56)M桜井(0点)

4連勝中のT龍子と4連敗中のM桜井が激突。サンダー龍子、余裕の攻めを見せて最後は重爆ムーンサルトで3カウント。まったく危なげない。

「リーグ戦も力の差があると、一気に決めようとして試合内容が充実しなくなるんですよね・・・」
花道奥で見ていた山本副社長がぼそりと。今日のセミ前、セミ、メインはどれも一方的な試合展開となり、いずれも8分台、7分台の短い勝負タイム。特定選手に肩入れしない普通のお客様が満足いただけたかじつに疑わしい。

第47回SPZクライマックス。サンダー龍子が10点でトップを走り、9点で白石が追う展開。

(続きます)

2011年2月 3日 (木)

第1,037回 47年目8月 SPZクライマックス(上)

47年目 8月
恒例のSPZクライマックス。

■「恐怖の殺戮天使」白石なぎさ(22)

6年連続6度目の出場 第42回・第43回・第44回大会優勝

「ん・・・・頑張る」

■「SPZハンマー」近藤真琴(21)

6年連続6度目の出場。第45回大会優勝 
「優勝目指して、全力で行きます!」

■「爆炎龍」サンダー龍子(18)

3年連続3度目の出場 
「全員倒して、賞金を頂く。それだけ。」

■「必殺パワーボム」オーガ朝比奈(20)

2年連続2度目の出場
「Sクラでも、暴れてやるぜ!!」

以下は予選会勝ちあがり組。

■「変幻自在」NARATA(年齢不詳)

5年連続5度目の出場 B組1位通過
「・・・・・・・・・」
■「エレガントブロー」真壁なつき(19)

初出場 A組2位通過
「クールに行くわよ」

■「シューティングスター」優香(16)

初出場 プレーオフでの通過
「優勝目指して、頑張ります!!」

■「スーパースター」ミシェール桜井(23)

5年連続5度目の出場 プレーオフでの通過
「華麗に戦って、結果を残すだけです」

シリーズ第2戦のなにわパワフルドーム大会から地獄のリーグ戦が開始。

優香(2点、ローリングソバットからの片エビ固め 27.58)M桜井

「ぜ、全然平気へーきっ!」
初出場の優香、先月の地方興行でメインに出た際に右ひざを痛めており、サポーターを当てての強行出場。さすがにいつものすばやさは影を潜め、ミシェール桜井の粘りに手を焼き長期戦に持ち込まれたが、なんとかシューティングスタープレスを決めてM桜井をダウンさせ、ローリングソバットでトドメ。これでSクラ白星発進。

近藤(2点、掌底からの片エビ固め 12.45)NARATA

試合前半はNARATAがよく動いて試合を支配していたのだが、

「この拳に全てを賭ける!」
SPZハンマーで形勢逆転。これで意識が飛んだNARATA,とどめの掌底をもらって試合終了。

白石(2点、STOからの片エビ固め 8.38)O朝比奈

手負いの白石なぎさ(初戦の京都は負傷欠場した)怪我の状態を考えて、イッキの攻めでオーガ朝比奈を下した。

T龍子(2点、バックドロップからの片エビ固め 9.55)真壁

サンダー龍子も完勝。真壁をまったく問題にせず。
「全勝して当たり前。それ以外の結果は考えてない」

*******************************
第3戦は広島大会。

真壁(2点、エレガントブローからの片エビ固め 19.08)M桜井(0点)

一進一退の攻防に終止符を打ったのはやはり真壁のエレガントブロー、一発でミシェール桜井を昏倒させた。

これで真壁が初日を出した。

「ひとりでも大物食いするだけだわ!」

近藤(4点、バックドロップからの片エビ固め 9.58)優香(2点)

「うう・・・全然、へーきっ!」
前日の大阪で27分のロングマッチを制した優香、この日もひざにサポーターを巻いて懸命のファイト。しかし近藤の掌底一発で棒立ち。そこへバックドロップ連発を食らって終了。実に分かりやすい負け方。

白石(4点、ドロップキックからの片エビ固め 11.29)NARATA(0点)

右肩痛を抱えながらの懸命のファイト、白石なぎさ。対戦相手のNARATAを速攻で追い込み、パイルドライバーでふらつかせたのち、重爆ドロップキックでトドメ。やや締まらない終わり方だった。

T龍子(4点、ターボドロップ2からのエビ固め 10.25)O朝比奈(0点)

体格のいい両者の対戦。10分間力比べっぽいプロレスを展開したサンダー龍子。10分経過のアナウンスとともに大技解禁、高々と抱え上げてターボドロップ2.

「ぐわあああ・・・・」

一発でオーガ朝比奈を屠った。サンダー龍子、まるで死角なし!
第47回SPZクライマックス、近藤、白石、サンダー龍子の3強が2連勝スタート(続きます)

2011年2月 2日 (水)

厳寒20110202

みなさんこんばんわ。

WAS没頭中筆者のkonnoです。

冬の寒さが身にしみるこのごろです。ブラック会社に勤めている一人暮らしのため石油が買えず、ファンヒーターが持てないため、効かないエアコンと電気毛布で暖をとっています。

■今週のプロレス

シカゴの暴走機関車 ジョー・ドーリングが久々来日、全日本マットに上がる

KONO(河野真幸)と組んで曙・太陽ケアの世界タッグに挑む。王者チームの優位は動かないところだが、TARUをはじめとしたブードゥ連中が介入してくるのが気になります。

■プロ野球キャンプイン間近

今年の横浜ベイスターズはどうなってしまうんだろう。選手多数をシャッフルしたものの、身売り問題のゴタゴタは選手のモチベーションに影響を与えている。今年こそ100敗してしまうのではないか。そう感じています。

■大相撲

・酔っぱらってガラス割る力士相次ぐ

黒海、ガガマル(グルジア出身)が本場所中に朝まで飲んでインド料理店のガラスを割る

玉鷲(モンゴル出身)が打ち上げ後の2次会でガラスを割り負傷

まあ150kgの巨体ですからちょっとよろけただけでパーテーションのガラス割っちゃうんだろうな。

・魁皇が勝つたびに花火を打ち上げていた81歳花火師逝く

大関魁皇は福岡県直方市出身。筑豊の田舎町で、1993年に、
おらが街から幕内に上がった力士が出た・・・ということで
喜んだ地元の後援会関係者は魁皇を応援しようと、魁皇が勝つたびに
花火を打ち上げることを企画した。
以来18年間、直方市では魁皇が勝つたびに花火が打ち上げられている。

その打ち上げ作業を18年間担当されていたのが花火師・新谷嘉昭さん
(本業は自動車整備士)だった。18年間魁皇が土俵に上がる日は
1日も欠かさず遠賀川の河原に出向き、ポータブルテレビで観戦し
魁皇が勝つと花火を打ち上げていた。
18年の間、867回花火を打ち上げ、567回スタンバイしたけど負けたので
撤収・・・ということを継続された。
いかに魁皇が直方で多くの人に応援されているかがわかります。

亡くなる1週間前まで、1/22の琴欧洲戦まで花火を打ち上げられていました。
引退するまで花火を打ち上げ続けると語っていたとの事だが、29日朝、
トイレに立ったさいに倒れてそのまま帰らぬ人となった。
合掌。

2011年2月 1日 (火)

本編の今後の展開予定

近いうちに起こす予定のこと。

■SPZクライマックスのトーナメントでの実施(今年はリーグ戦でやるけど)

■団体分裂

会社に残る人、会社を去る人。そういうドラマも書きたい。

■外国人選手のリネーム

イタリア人タッグチーム襲来!(ミントス・フジニャーノ&ソレッタ・フジニャーノ・・・得意技、シシリアン・スライスが猛威を振るう!のか?)

■団体の路線変更

正統派プロレス団体?つまんないよ。格闘技色を濃くしないと。もっとスポーツライクに行かないと。

50年近くリプレイしたのだから、後半にさしかかるにあたり変化をつけたいと思っています。

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