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2011年2月15日 (火)

第1044.5回 宴のあと

横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」はいろいろな問題を抱えながらも旗揚げ47年目に突入し、ついにSPZ44期の若手期待の星、サンダー龍子がSPZベルトをスーパーカオスを下し奪取した。

「ファンの皆様、タイヘン長らくお待たせして申し訳ありませんでした」

ベルトを取ってまず謝罪。ほんらいなら昨年夏Sクラを制覇した時点で巻いてもおかしくなかった。何度も絶対王者の白石なぎさに退けられて、王者がスーパーカオスに代わってようやくベルトを手にした。

「今度こそ、白石さんを潰します!」

*******************

「やれやれ」

 「浅野さん(サンダー龍子の本名)おめでとうございます。」

付き人のドルフィン下窪が声をかける。

「ん・・・・ありがとう」

激闘のあと、サンダー龍子は控室へ戻り、リングコスチュームを脱いでシャワーを浴びる。

「ふぅ・・・」

そのあと私服に着替え、奪取したベルトをマネジャーさんに預け

「じゃ、お疲れ」

単身タクシーに乗ってベイサイドホテルのダイニングバー「白馬」へ向かった。

********************

「勝子ちゃん、ベルト奪取おめでとう!」

「ありがとうございます」

サンダー龍子の支援者、小売業チェーン「デンドログラム」の鈴木専務執行役員と祝勝会をおこなっていた。まだ未成年なのでサンダー龍子はウーロン茶を飲みながらローストビーフを食べていた。

「で、勝子ちゃん・・・・このあと、いいかな」

ベイサイドホテル893号室の鍵。

「・・・・はい、ベルトを取ったら・・・って、決めてました」

 「大丈夫、疲れてない?」

「・・・・大丈夫です」

****************

日付が変わるころ、

「うっ・・・あっ・・・・」

 「いい胸だね、ええ」

「・・・・・っ」

さすがに肩や腰がところどころ赤く腫れているものの、サンダー龍子の健康的な裸身に鈴木氏は瞠目した。鍛え上げられていてなお扇情的。

 「じゃあ、いくよ、ええ。」

劣情に押し流された鈴木氏はサンダー龍子をベッドに押し倒した。

スーパーカオスとの激闘から3時間後、サンダー龍子は・・・

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コメント

きゃ〜(//∀//)・・・まぁ、その、・・・なんだ、続けちゃって(*^_ ’)

ついカッとなってやった。後悔はしていない。団体分裂させるのに黒幕がいないと話にならないのでこういう展開にしました。

この記事へのコメントは終了しました。

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