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2011年2月 5日 (土)

第1,039回 47年目8月SPZクライマックス(下)

47年目8月 SPZクライマックス

第7戦は名古屋しゃちほこ大会。

NARATA(6点、農鳥からの片エビ固め 12.22)真壁(4点)
「農鳥」
NARATAのキラームーブ・農鳥が決まった。ふっとぶ真壁。これで3カウント。

NARATA,3連敗のあとに3連勝。星をタイに戻した。真壁はシード権奪取はならなかった・・・

白石(11点、フィッシャーマンバスターからの片エビ固め 8.00)M桜井(0点)

白石なぎさ完勝。手負いでもミシェール桜井クラスなら問題にならない。

近藤(9点、上段蹴りからの片エビ固め 13.44)O朝比奈(4点)

シード権維持のためにはもう負けられないオーガ朝比奈。強豪の近藤相手でも臆せず攻め込んでゆく。しかし近藤も要所要所でエルボーや掌底をうちこんでいってぐらつかせて、最後はミサイルキック、上段蹴り×2.容赦のない打撃攻撃でオーガ朝比奈を撃沈。

T龍子(12点、タイガードライバーからのエビ固め 7.48)優香(2点)

「うわあああ・・・きょう龍子さんとだ・・・」
シングル初対決。いまの優香ではまったく歯が立たない」。ラリアットで弾き飛ばされ、チョップで叩かれ、蹴られ・・・サンドバッグ状態。それでもサンダー龍子の余裕を突いてシューティングスタープレスを見せた。

これで優勝の行方は最終戦横スペ大会のサンダー龍子VS白石の直接対決にゆだねられることになった。

*************************

そして、最終戦横スペ大会。リーグ戦最後の4試合。

O朝比奈(6点、高角度パワーボムからのエビ固め 12.09)真壁(4点)

馬力ならオーガ朝比奈、打撃の鋭さなら真壁。しかし時間とともにパワーに勝るオーガ朝比奈が優位に立ち、
「うりゃあああ」
ものすごいパワーボムで真壁を圧殺。

NARATA(8点、裏拳からの片エビ固め12.02)優香(2点)

「イタタタタ・・・」
右ひざを痛めて精彩を欠くファイトの優香。この日の相手はNARATA.この一番にシード権奪還がかかっているだけあって気迫あふれる攻め。
「ウワ、アッーーー」
最後はNARATAの裏拳をまともに食らって3カウント。優香、初出場のリーグ戦は苦かった・・・

近藤(11点 SPZハンマーからの体固め 10分くらい)M桜井(0点)

やや手こずったものの、近藤真琴、SPZハンマーで5勝目を挙げた。
「全然納得していませんよ」

そしてメインイベント。

まず「Too Many Broken Hearts」がかかり、サンダー龍子が入場。そのあと「fatally」がかかり、大歓声の中、白石なぎさが入場。リングインして羽織っていた赤いジャンパーを脱ぐ。負傷箇所に貼られたテーピングが痛々しい。

過去の対戦では白石のほうが分がよいが、白石が負傷しており、またベルトもかかっていないので、結果はどう転ぶか分からない。しかも白石は近藤と引き分けてるので勝つしかない。

ー30分粘れば優勝だけど、そんなことをやっても意味がない。満員のお客さんの前で、白石さんを叩き潰す。それだけだ。

サンダー龍子、とにかく手数を当てようとラリアットを連発。白石についに嫌な顔をさせる。ボディスラムの応酬でも場内沸く。しかし白石、時間切れ引き分けでは賞金がもらえないのだ。

「・・・・・・っ」

それを意識したのか、いつもの春風駘蕩ファイトではなく妙に攻め急いでしまう。そこへサンダー龍子が延髄斬りで迎撃。これで白石の動きが止まった。

「う・・・ん」
これ以上受けられないと判断した白石、勝負に出てSTO2連発からバックドロップ、2.8で返したサンダー龍子、ジャーマンを狙うが白石、回転エビ固めに切り返す。

ワン、トゥ・・・ドドドドド

サンダー龍子、2.5で返して延髄斬りで反撃、そして2度目のトライでジャーマンを決める。
ワン、トゥ・・・ドドドド

カウント2.5で返した白石、バックドロップを狙うもサンダー龍子、うまく体を入れ替えて押しつぶす。続くフォールは2で返した白石。そのまま両者ダウン。

ドワアアアア

力押しの消耗戦はやはり大勝負となった。先に立ち上がったのは白石。

―これで、行くっ・・・
白石なぎさ、この試合3度目のSTO。サンダー龍子をなぎ倒して、押さえ込む。

ワン、トゥ、スリー!

白石(13点、STOからの片エビ固め 26.27)T龍子(12点)

白石なぎさ、3年ぶり4度目のSクラ奪還!!賞金100万円と副賞のブランドアクセサリーが贈られた。

「良かった・・・・」

笑顔で大トロフィーを抱く白石であった。

サンダー龍子は準優勝となり横浜中華街のお食事券5万円分が贈られた。

「最後のSTOで、目から火花が飛んで、返せなかった。しゃあないよ。次、次だ」

3位入賞は近藤真琴。例年通りスポーツドリンク1ケースが贈られた。

「今年は結果を出すことができませんでした。ファンの皆様に申し訳ない」

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