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2011年2月 4日 (金)

第1,038回 47年目8月 SPZクライマックス(中)

47年目8月 SPZクライマックス

第4戦は九州ドーム大会。
真壁(4点、延髄斬りからの片エビ固め 25.53)優香(2点)

「うう・・・イタ・・・まだまだ頑張る!」
2点同士の対戦。真壁が先輩の意地を見せて鋭いチョップを連発。一方の優香は負傷の影響もあってか精彩を欠くファイト。それでもファンの歓声に応えてシューティングスタープレスを繰り出し、試合は分からなくなった。
「えい!」

しかし最後は真壁が動きの止まった優香へ延髄一撃。これでばったりと倒れた優香、3カウントが入った。

O朝比奈(2点、ボディスラムからの片エビ固め 12.39)M桜井(0点)

「オラアアアアア」
気迫のこもった攻めを見せたオーガ朝比奈がM桜井を一蹴、初日を出した。

白石(5点 時間切れ引き分け 30.0)近藤(5点)

福岡で黄金カードが組まれた。サンダー龍子が上がってくるまではSPZで2強といわれた両者の対戦。見ごたえのある攻防が展開。ロクヨンで押してたのは白石だが、近藤も要所要所で打撃を繰り出し白石の動きを止める。
「くっ・・・・」
テープに包まれた白石の負傷箇所がうずく。こうなっては白石も思い切った攻めが出来ない。そのまま両者攻め手を欠き30分ドローとなった。

「肩が・・・ちよっと・・・・」

「勝てなかった。切り替えてまた明日から。」

T龍子(6点、ミサイルキックからの片エビ固め 13.44)NARATA(0点)

NARATAも農鳥を繰り出すなど大いに健闘したが、サンダー龍子、得意のバックドロップで痛めつけてから、
「お返しっ!」
重爆ミサイルキック。場内どよめき。吹っ飛んだNARATA.これで3カウントを聞いた。自分の得意技でやられてしまったNARATA.プライドもズタズタか。

これで早くもサンダー龍子が6点で単独トップに立った。

**************************

第5戦は札幌大会。
O朝比奈(4点、ボディスラムからの体固め 17.26)優香(2点)

この試合も盛り上がった。優香が悪いなりにオーガ朝比奈の攻めをこらえ続けたので。しかし15分を過ぎると優香がついに息切れ。
「うわああああ」
パイルドライバー、逆片エビと攻め続けられ、最後はハイアングルのボディスラムで終了。

NARATA(2点 農鳥からの片エビ固め 9.00)M桜井(0点)

NARATAがようやく初日を出した。ここから巻き返せるか。ミシェール桜井は泥沼の4連敗・・・・

白石(7点、掌底からの体固め 7.27)真壁(4点)

早い段階からスプラッシュマウンテン、裏投げを繰り出した白石、相手が非力になったところを
げしっ!
掌底で殴り倒して終了。7分あまりで勝利。白石なぎさ、シード権確保1番乗り。

T龍子(8点、バーティカルバスターからの片エビ固め 14.0)近藤(5点)

白石戦で1失点を喫し、優勝のためには負けられない近藤が掌底、ニールキックで猛攻。
「あたしは負けるわけには行かない」
しかしサンダー龍子も、おそらく初公開の奥の手、変形のフィッシャーマンバスターを決めて近藤を退けた。これで4連勝。

*************************

シリーズ第6戦は仙台大会。

NARATA(4点、ウラカンラナからのエビ固め 20.51)O朝比奈(4点)

お互い力のこもった熱戦。最後はオーガ朝比奈が2度目のパワーボムを狙ったところをウラカンラナで切り返したNARATAがかろうじて勝利。

近藤(7点、SPZハンマーからの片エビ固め 8.44)真壁(4点)

タッグパートナー同士の対戦。近藤真琴が先輩の貫禄を見せて真壁を殴り倒した。これで7点を集め、まずはシード権を決めた。

白石(9点、パイルドライバーからの体固め 7.49)優香(2点)

新進気鋭の優香だが、規格外のパワーのある白石の敵ではなかった。4敗目を喫した優香。あえなく来年の予選会行きが決まった。

T龍子(10点、ムーンサルトプレスからのエビ固め7.56)M桜井(0点)

4連勝中のT龍子と4連敗中のM桜井が激突。サンダー龍子、余裕の攻めを見せて最後は重爆ムーンサルトで3カウント。まったく危なげない。

「リーグ戦も力の差があると、一気に決めようとして試合内容が充実しなくなるんですよね・・・」
花道奥で見ていた山本副社長がぼそりと。今日のセミ前、セミ、メインはどれも一方的な試合展開となり、いずれも8分台、7分台の短い勝負タイム。特定選手に肩入れしない普通のお客様が満足いただけたかじつに疑わしい。

第47回SPZクライマックス。サンダー龍子が10点でトップを走り、9点で白石が追う展開。

(続きます)

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