プロレス技07 デッドリードライブ
渡辺智美ヘッドバット、ヘッドバット、凄い頭突きの連打だッ!
「・・・ああっ」
小川ひかるたまらずダウン!崩れ落ちタッ!渡辺智美の石頭は健在ッ!!。
「さあ、そろそろステージ降りてもらうわよ」
さあ渡辺智美アピールしてからコーナーへ、さあ、ダイビング攻撃か、何を持ってくるか、さあコーナーポスト最上段に登った、またここで客席にアピール!さあ前傾姿勢をとった、ダイビングヘッドか、ダイビングプレスかっ?
「いっくよー!! あ、あっ」
あっ、小川ひかるが起き上がってコーナーの渡辺智美に歩み寄った、やっぱり、狙っていたか、渡辺のダイブ攻撃を読んでいたか!
「うわあっ」
そのまま首筋を掴んで前方に放り投げたーーー、デッドリードライブッ!!
バァンッ!!
「うわああああっ」
コーナー最上段から落とされた渡辺智美、これは痛そうだ、マット上でのた打ち回るー。そのまま小川ひかる、足を持ってエビ固めで丸め込んだ、丸め込んだ、丸め込んだ、カウント3-、小川ひかる逆転勝利、勝負タイム9分22秒、小川ひかるがデッドリードライブからのエビ固めで勝利ー!!
かいせつの南さん、いまの試合、いかがでしたか
「まあ渡辺が間抜けだったわね。頭突きでダウンなんて小川さん得意のやられたふりをしての誘い水だってのに気づかないのだから。調子に乗ってダイブ攻撃なんか狙うからああなるのよ」
フィニッシュはデッドリードライブでした
「あれは小川さんが狙ってたわね。位置のエネルギーをうまく使ったというか。まあ渡辺の受け身が練習不足だっていうのはみんな知ってるから。だからあんな技で動きが止まるのよ。あれで渡辺は決定的ダメージを受けたから。ま、コーナーからのダイブ攻撃は自爆とかデッドリードライブとかでリスクが高いのよ。相手が本当に弱った状態でないと使っちゃいけない・・・・道場ではそう指導してるのに。情けないわね」
本日の第2試合、小川ひかる対渡辺智美の一戦は9分22秒、デッドリードライブからのエビ固めで小川ひかるが制しました。それではここでいったんお知らせです。
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コーナーに登った相手へつかつかと歩み寄って下から前方へ放り投げる荒技です。この技で決まってしまうことは少ないのですが、攻守が逆転することが結構あります。
あのリック・フレアーが得意にしていたムーブで(やられる側で)テレビマッチ以外の小会場では、相手にフレアーのショートタイツをずらさせて半ケツ状態でデッドリードライブを食らうという精神的屈辱も受けるという使い方をしていました。(テレビマッチでやると「ビッグトラブルになる」から小会場限定にされていました)プロレスの奥深さを感じさせる技です。
日本では永源遥選手がよく食らっていました。不用意にコーナーに登ってはデッドリードライブを食らってしまう・・・・ということがひんぱんにありました。
WASの返し技であってもよさそうなのですが、ダイブ系の技の返し技は自爆で処理されています。
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