2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月31日 (水)

残暑20110831

夏の終わり皆様いかがお過ごしでしょうか。WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースみたいなもの

■野田首相誕生へ

 消費税増税クルー。ものを早く買っておかないと。

■プロレス

※ALL TOGETHER

 メインはKENSO選手が持ち味を発揮し、潮崎のラリアット、諏訪間のラストライド、棚橋のハイフライフローを受けて敗れました。まあ妥当な結末。

渕正信選手はバトルロイヤルに出場。最後の5人まで生き残ったのですが敗退。11年ぶりに田上、小川と絡みました。

※IGF

猪木劇場健在。パフォーマンス襲撃要員としてブッチャー(75歳?)、シンを呼ぶ太っ腹。いや、これは32年前のオールスター戦を再現させ、真のオールスターはこっちだという意思表示か。

ケンドーカシンのファイトは見たかったなあ。飛びつき腕ひしぎでブラックタイガーを仕留めたらしい。

■プロ野球

相変わらず団子状態でヤクルトが頭一つ抜け出る展開。引き分けが多いルールに助けられている面があると昨日の読売に書かれていた。

横浜のネタ球団ベイスターズはこの秋、引っ掻き回し要因となるか。「横浜に負けたところが脱落する」中村ノリ打率1割7分。これは今季限りか。

■大相撲

 日馬富士綱とり。先場所のような突き刺さる攻めが続けば昇進ある。白い子が一人横綱より横綱2人がいいと考えてる節があるので。

 鶴竜は11勝すれば大関、琴奨菊は12勝すれば大関。琴奨菊は琴欧州と対戦しない利点、日馬にブがいいなどの利点があるが、先場所平幕に取りこぼしたようにプレッシャーに弱いことが判明。モンゴル力士ゴルフ会計係の鶴竜、大関昇進の可能性は高い。

今週はこんなところ。

2011年8月30日 (火)

第1,133回 ジュリア渡辺と美冬

6月シリーズ、バトルアトランティス開幕。

初戦山口大会第1試合で新人同士のシングルマッチ。

ジュリア渡辺対美冬。勝ったほうがプロ入り初勝利。

前座特有の雰囲気の中、ぎこちなく腕の取り合いをする両者。7分ほどやりあって両者の息が上がったところで、

「勝負」

張り手一発で殴り倒した美冬、そのまま上に乗って3カウント奪取。これでプロ初勝利を挙げた。

「まだまだです。なるべく早く先輩たちに追いつけるよう頑張ります」

*************************

第4戦神戸大会ではプロ初勝利を狙った渡辺が積極的に攻めた、ドロップキック、アームホイップを繰り出して、美冬が弱ったところを、
「これでっ」

スリーパーホールド。懸命にこらえた美冬だったが、抜け切れず意識がスーッと抜けかけたところを、察知したレフェリーが試合を止めた。勝負タイム6分49秒、ジュリア渡辺初勝利。

神戸大会メインはあばしりタッグ戦、

王者ジーニアス武藤、小嶋聡美に対するは、そこそこの実力を持つ外人、ブリット・ユゲス&アンリ・ペロリ。

先発は小嶋とユゲス。基本的な攻防をやった後、ジーニアス武藤がリングイン。やはり1ヶ月だけとはいえSPZベルトを巻いたことで自覚がでてきたのか、ユゲスを圧倒。デビュー1年チョいの選手とは思えない戦いぶりだ。あっさりとブリットを追い込みネックブリーカーで終了。勝負タイム20分25秒、王者組みが3度目の防衛に成功。

**********************

第6戦金沢大会、第1試合で新人二人が三度目のシングル対決。

「今日も、勝つんだから」

これまでの対戦成績は1勝1敗、3度目の対決の行方はいかにと思われたが、チョップ連打で優位に立った美冬がそのままチョップでなぎ倒して終了。勝負タイム6分26秒。

最終戦はさいたまドーム大会。

第3試合で6人タッグマッチ、小嶋聡美が美冬、ジュリア渡辺の新人2人を引き連れて、ロザンヌチャン、トラットリアマスク、Nokiaの中堅外人3人と対戦する。

「私が先発でペースを作るから、適当なところで出番作ってあげるから」

先輩風を吹かせる小嶋聡美、まずそれなりに試合を作るが、ジュリア渡辺が捕まってしまう。

「ちょいや」

くせ者、トラットリアマスクのミサイルキックを食らって3カウントを奪われてしまった。勝負タイム7分36秒。まだまだ外人相手には荷が重い。

セミ前からは3大シングルマッチ。

まずはセミ前は杉浦美月対レディ・コーディ。

グラウンドレスリング派の杉浦と馬力で押しまくる対照的なファイトスタイルの両者。杉浦は寝かそうとするのだが、コーディさんのパワーはやはり凄い。ボディスラム連発で杉浦を壊れたおもちゃのように投げつける。

「リャアアアアー」

うなり声とともにDDTを決めたコーディ、これは何とか返した杉浦だったが、ネックブリーカー、ブレンバスターの大技攻勢に敗北。勝負タイム15分23秒。まあ杉浦も良く頑張った方。

セミは前SPZ王者のジーニアス武藤が登場。対戦相手は世界最強クラスの化け物レスラー、スーパーカオス。

「WWCAが候補者を選抜し激しいトレーニングを課して養成した怪物だよ。まあ胸を借りるつもりで・・・」

「やるからには、勝ちに行きます」

そういってリングへ向かったジーニアス武藤だが、交通事故級のタックルをくらって不利に、そしてDDT、パワースラムの大技攻勢。そしてニーアタック。これが入ってしまって3カウント。スーパーカオスがその実力をいかんなく示した。勝負タイム10分47秒。

***********************

メインはSPZ世界戦、王者ソレッタ・フジニャーノに対するは、元王者の優香。

イタリア国旗をセコンドのトラットリアマスクが振りながら入場するソレッタ。腰にはSPZベルトが巻かれている。

―ユウカに勝てば、私の価値も上がる・・・

しかし優香もベルト奪還へ期するものがあった。一進一退の攻防を繰り広げながら相手の息が乱れるのを待つ。

相手が疲れてきたのを見計らってドラゴンスリーパーで締め上げ、相手が弱ったところを、

「でいっ」

顔面蹴りで倒してそのままのしかかって3カウントを奪った。勝負タイム24分10秒。優香が王者に返り咲いた。

2011年8月29日 (月)

九段下、第0試合(5終)

2011年8月下旬

チャリティー興行第0試合、6人タッグマッチ20分1本勝負

秋山美姫、伊達遥、草薙みことVS南利美、ミミ吉原、小川ひかる。

**********************

―10分経過、10分経過

ここで本部席の社長が10分経過のアナウンス。ここで動き出す手はずになっている。

「このっ」

すばやく起き上がった秋山がミミ吉原に組み付く。その流れで南利美と伊達もリングインし、それぞれ殴る蹴るベースの乱闘をおっぱじめ、そのままそれぞれもんどりうって場外に転落してしまう。

いかにもタッグマッチ終盤でありがちな展開。目の肥えたプロレスファンはこの先の流れが読めてしまった。

リング上には草薙みことと小川ひかるしか残っていない。小川ひかるはダメージが深いが、草薙はほとんどダメージを受けていない。

組み付いた草薙が巻き投げて小川を転ばせてから、

「勝たせていただきます」

小川を捕らえて、変形の裏投げで小川を後頭部からマットに落とした。
バァンッ

ええええ!!

「あ、危ない」

目の肥えたプロレスファンは驚愕。のちに「草薙流兜落とし」としてSPZマットを震撼させる技。まだスパーリングで何回か試しただけだったのをここで持ってきた。

すかさず片エビ固めで押さえ込む草薙、

「小川さん!!」

あわてて南がリングに戻ろうとするが、伊達にしっかりと後ろから抱きつかれリングに戻れない。ミミ吉原に至っては秋山に場外でコブラツイストに捉えられている。

ワン、トゥ、スリー。

小川ひかるはフォールを返せなかった。

「10分40秒、変形裏投げからの片エビ固めで、秋山美姫伊達遥草薙みこと組の勝ち」

試合結果をアナウンスして、秋山のテーマ曲を起動してから社長もリングへ。

敗北した小川ひかるが倒れたまま起き上がれない。わざとやっているのか、本当にやばい状況なのか、確認のために。

倒れている小川ひかるに視線を合わせる。

―受けたのか?
―受けました。心配要りませんよ。

井上レフェリーと秋山伊達草薙の3人が赤コーナー側で勝ち名乗り。そのあと3人はリング上で一礼し、花道を悠然と引き揚げた。ゲートでもう一度、3人揃ってお辞儀。

「うう・・・・」

まだ起き上がれない小川ひかる。南利美とミミ吉原がお辞儀し、リング下へ降り、そのまま小川を転がして丁寧にリング下に下ろし、セコンドの保科優希に指示。

「はい、運びます。」

保科優希がダメージの深い小川をおんぶして、西側通路から引き揚げた。後を歩くミミ吉原と南。

社長は本部席にとって返して、ノートパソコンとゴング、木槌をジュラルミンケースに仕舞い、

―近い将来、こんどは自社でここに来よう。

そう思ってリングサイドを後にした。もう第1試合の10人タッグマッチの入場が始まっている。

「本日はどうもありがとうございました」
主催者サイドへのあいさつを済ませ、社長は武闘館を出て駐車場ヘ向かった。

座席に沈んだまま荒い息をつく小川ひかる。あとの5人は着替えを済ませていた。

「お、小川さん、大丈夫かー」

 「・・・・大丈夫です。少し横になれば感覚が戻ります」

「・・・済みません」

草薙みことが小川に謝っている。やはりまだ兜落としの威力を完全にはコントロールできていないようだ。

 「まあ予定通りだったな。」

「技ほとんど出さなかったけど、あれでよかったのかしら」

「いや、あれで多くのお客さんに知ってもらえたからそれでいいと思うわ。普段のリミちゃんがどんなファイトするんだろうって思って次はうちのチケット買ってくれるかもしれない」

ようやく小川ひかるの息も落ち着いてきたので、

「じゃあ戸塚へ帰りますか」

小川ひかるの着替えを待ってから、ワンボックスカー2台に分乗したSPZ一行。

「小川さん、ありがとう。やられ役押し付けて悪かった。」

「いえ、そんな・・・」

地方興行ではよくある終わり方だったが、1万6千人の前で派手にやられるのは初めて。

「次は自前でここでやりたいね。」

「はい」

ワンボックスカーは夕闇の中を横浜へ向かった。

SPZが武闘館に初進出するのはそれから3年後のことである。

2011年8月28日 (日)

九段下、第0試合(4)

2011年8月、九段下でおこなわれた合同チャリティー興行、女子プロレス界から唯一参戦したSPZ、第0試合で6人タッグマッチ。

*************************

「はっ」
バシッ!!バシッ!!バシッ!!

伊達のミドルキック連打。小川は背後から固定されているので倒れこむこともできない。痛みの伝わるシーン。

「うわ、もう見てらんないよ」
「けっこうシビアなことやる団体だね」

まもなく試合開始から7分がたとうとするのだが、チーム関節地獄側は小川ひかるしかファイトしていない。典型的なローンバトルである。

「これで終わり」

伊達遥、フラフラ状態の小川を引きずり、リング中央でやや滞空時間の長いブレーンバスター。伊達は上背があるので、単純なブレーンバスターでも威力が大きい。

バアンッ。

体固めで押さえ込む伊達、すかさず草薙と秋山がリングインして南と伊達の前で両手を広げて通せんぼポーズ。こういうところでタッグマッチのセオリー通りの動き。

「小川さん、返せ!!」

南利美が叫ぶ。

ワン、トゥ、ドドドドド・・・・

カウント3ギリギリで肩を上げた小川ひかる。これで決まると思っていた観衆も多かったのか、これには沸いた。やれやれと自軍コーナーに戻る秋山と草薙。

「く、もう一度」

小川を引きずり起こして、もう一度ブレーンバスターを狙った伊達だったが、こんどは小川ひかる、うまくスモールパッケージに切り返した。

えええええええ!!

小川ひかるがこの日初めて見せた反撃。伊達遥丸め込まれる。

ワン、トゥ、

カウント2.5で振りほどく伊達遥。しかし焦りの色がありあり。

「あのコ、技術は持ってるんだ・・・」
「けっこうきれいにスモールパッケージやってたぞ」

この隙に這うようにして赤コーナーに戻り、南利美にタッチ。ようやくローンバトルから解放された小川ひかる、赤コーナー下で倒れこんでしまった。

南利美はSPZのエースとして頭角を現し、「関節のヴィーナス」と呼ばれだして知る人は知っている。

伊達遥がいきなり突進してきた、タックルか何かを狙っているのか
「甘いわ」

タックルを受け止め、あっという間に腕関節を取って脇固めに捕らえる南。

「ひぎっ・・・・」

腕の痛みに悶絶する伊達、

「危ない!!」
あわてて秋山美姫がカットに入り、南利美の頭に軽く蹴りを入れた。

「うっ・・・」
南利美、頭に手を押さえながらミミ吉原にタッチ。伊達遥も草薙にタッチ。

もうすぐ、10分・・・
赤コーナー下でうずくまっていた小川ひかる、懸命にエプロンに上がり息を整える。まだこの選手は最後に出番が残っている。

リング上では草薙みこととミミさんの攻防。やっと登場したミミさんに場内の声援がすごい。組み合い、

「はあっ」

バァンッ

ミミ吉原ボディスラム、草薙を転がして、そのまま組み付いてスリーパーホールドに捕らえる。このへんはさすが百戦錬磨。

「ぐうう・・・」

そのままするするっとドラゴンスリーパーに移行するミミ吉原、しかしこれも秋山がリングインし、ミミ吉原を殴ってカット。

「ヒカル、仕返しの連係いくよ」

小川ひかるにタッチしたミミ吉原、そのまま2人がかりのドロップキックを秋山に叩き込む。きれいに吹っ飛ぶ秋山。

―10分経過、10分経過。

ここで試合が動き出す。

2011年8月27日 (土)

九段下、第0試合(3)

2011年8月下旬、九段下は日本武闘館でおこなわれた東日本大震災チャリティー興行、その第0試合にSPZの面々が登場。6人タッグマッチ20分1本勝負、伊達遥、秋山美姫、草薙みことVS南利美、ミミ吉原、小川ひかる。

*********************

「ブレイク」

秋山がうまく身体をロープ際までもって行き、ロープブレイク。起き上がる両者、そして再度組み合う。今度は秋山が押し勝ち、そのまま小川を自軍である青コーナーへ連行。

ここで伊達遥にタッチ。

「ぐっ」

伊達、軽くミドルキックで小川を蹴って怯ませたのち、

バアンッ
ボディスラムでたたきつけた。

派手に投げられて苦しむ小川、あっという間にいつものSPZ、小川ひかるのやられパターンが再現された。

「立って。」

伊達遥、ダウンしたままの小川を引きずり起こすと、

「草薙さん」
草薙を招き入れて
「はっ」

それぞれダッシュしてのダブルタックル。小川ひかるは背中で受け身を取る。

そのまま草薙が小川を胴締めスリーパーに捉える。
「がっ・・・・」

試合開始から3分少々、早くも小川ひかるが捕まる展開になった。

「ギブアップ?ギブアップか?」
井上霧子が派手なアクション。

「仕方ないわね」
南利美がリングインして、草薙の肩口に蹴りを入れてカット。
「・・・・・・・」

スリーパーをといて起き上がり、ムッとした表情で南を見据える草薙。

「はいはい南、コーナーコーナー!!」
制止する井上霧子レフェリー。

「い、今だ・・・」

この隙に赤コーナーに戻ってこようとした小川だが、よく見ていた秋山美姫が背後から忍び寄って小川の頭をグーで殴った。

「ああっ」
またしてもぶっ倒れる小川ひかる。倒れこみ方も最近はうまくなってきた。脱出に失敗した小川ひかる、こんどは秋山美姫の得意技であるコブラツイストに捕らえられた。線が細いので小川ひかるの上半身がえげつなく曲がる。
「ううううううっ」

悲鳴をあげる小川ひかる。
「とっとと参ったしろ~」

容赦なく絞り上げる秋山美姫。SPZの地方興行でよくある公開SMショーの流れになってしまった。

ドワアアアアアア

沸き立つ場内。第0試合でアイドルレスラーがいきなり捕まってしまう展開。これはインパクトが大きい。

「あのコ、一方的にやられてるね」

「そういうキャラなの?」

********************

「5分経過、5分経過」

本部席の社長が5分経過のアナウンス。

「仕方ないわね」

またも南利美がリングインし、コブラツイストを仕掛けている秋山の頭をチョップで一撃。これでコブラツイストが解けた

小川ひかるはその場にうつ伏せて荒い息をつく

「イタ」

カットに入られムッとする秋山、しかし冷静に

「井上さん、戻して」

南の制止を井上レフェリーに頼んで、そのままダウンしている小川を引きずり起こして、またも青コーナーに連行。そのままコーナーにはりつけ。伊達とタッチし、自らはエプロンサイドから小川を固定。

「はっ」

バシッ!!バシッ!!バシッ!!

伊達のミドルキック連打。小川は背後から固定されているので倒れこむこともできない。

2011年8月26日 (金)

九段下、第0試合(2)

2011年8月、九段下でおこなわれた合同チャリティー興行の第0試合。SPZ提供の6人タッグマッチ。

***********************

「こっちですっ!」

上原今日子に先導されて赤コーナー側の通路に走って向かう南利美、ミミ吉原、小川ひかる、そして伊達遥、秋山美姫、草薙みことの6人。
社長と井上霧子は走って本部席へ向かった。

この時点で入場1分前、社長は当初の打ち合わせ通りジュラルミンケースからゴングと木槌、そしてノートパソコンを取り出し音響コードにつないだ。そして腕時計を見やる。

「後10秒・・・7秒・・・じゃあそろそろ行きますか」

と言って社長はあらかじめデスクトップに用意しておいた秋山美姫の入場テーマ曲のファイルを起動した。

ドワアアアア

「井上さん、リングに」

「はい」

レフェリーの井上霧子がリングによじ登る。

そして花道からまず伊達遥、秋山美姫、草薙みことの3人が走って入場。お揃いの「がんばろう日本」Tシャツを羽織っている。草薙と伊達がサードロープの下から滑るようにリングイン。秋山だけはトップロープを跳び越える。

「青コーナー、スーパースターズプロレスリングゼット、草薙みこと、伊達遥、秋山美姫」

時間がないのでコールも入場時に手短に済ませると言う約束。青コーナーに3人が並んで立った。秋山のテーマ曲で入場したので、センターには伊達遥が立った。そのあと3人が「がんばろう日本」Tシャツを脱いだ。

つづけざまに社長はチーム関節地獄の音楽ファイルを起動。「SPEED TK REMIX」が館内に流れる。

3色の「チーム関節地獄」パーカーを羽織った3人が花道を走って入場。先頭は紫のパーカーの南利美、続いて青のパーカーの小川ひかる、しんがりはミミ吉原。3人ともセカンドロープをまたいでリングイン。

「赤コーナー、スーパースターズプロレスリングゼット、小川ひかる、ミミ吉原、南利美」

ドワアアアア

ミミ吉原はこのメンツで唯一、前の団体で活動していて知名度がそこそこあったので客席からもリアクションが。

「若い子ばっかだね」

ミミ吉原を除く後の5人はまだ10代の女の子。どんなファイトを見せるのか。超満員の場内はざわめく。

青コーナー側のセコンドには保科優希、チーム関節地獄のセコンドには上原今日子がついた。

カンッ

社長がゴングを一打。

当初の打ち合わせ通り、小川ひかるが青いパーカーを手早く脱いで、秋山美姫と組み合った。

後の4人は各々のコーナーで待機。SPZ提供試合の6人タッグマッチ20分1本勝負が始まった。カードはチーム関節地獄の3人に伊達秋山草薙がぶつかるという内容。草薙だけが2期生だが、これから伸びてゆくことが確実な選手なので大会場の雰囲気を経験させたく、提供試合に抜擢したのである。

まずは小川ひかると秋山美姫が組み合う、そしてグラウンドの攻防を短いながらもきっちりとやる。

秋山が腕関節を取りに行くが、小川もうまく身をよじってヘッドロックに捉える。

「エスピーゼットって、あの2人まだ17歳なんだって?」

武闘館につめかけた満員のプロレスファンがささやく。

―道場で何百回もやった、スパーリングと同じ流れ。そのまま出せばいい。
基本的な攻防をきっちりやって「純プロレス団体ですよ」ということを理解してもらったほうがいい。これは流れを決めるときにミミ吉原がアドバイスした。

「ブレイク」

秋山がうまく身体をロープ際までもって行き、ロープブレイク。起き上がる両者、そして再度組み合う。今度は秋山が押し勝ち、そのまま小川を自軍である青コーナーへ連行。

2011年8月25日 (木)

九段下、第0試合(1)

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル 外伝

時に、西暦2011年8月。

東日本大震災のチャリティー合同興行が、各プロレス団体協力のもと、日本武闘館でおこなわれることになった。第1試合からメインまで、国内男子団体の有名選手がカードに並んだ。

「ダメモトで交渉したら条件付でOKでた、武闘館で試合できるぞ」

「ええええ!」井上霧子が驚く。

横浜のお嬢様プロレス団体SPZは、旗揚げ3年目のまだまだ弱小団体で自前のベルトもない。九段下の日本武闘館で試合をするなどまだ夢の段階。このチャリティー興行に参加することでSPZの存在を知ってもらい、新たなファンを開拓するチャンスと考えた社長が、この興行をとりもつ京スポ新聞社に水面下で交渉した。

「SPZはこれから伸びていく団体です、チャンスをあげてもいいと思います」

という若林記者の推薦と、親会社のSPソリューションが被災地向けにさまざまなITインフラを提供していることもあり、「第0試合」で、SPZ提供試合が組まれることになった。

「でもいろいろ条件がある」

「・・・・そうですか」

「とりあえず関節地獄の3人と、伊達さん秋山さんを呼んでくれ」

***********************

8月下旬、日本武闘館、午後5時すこしまえ。

SPZに用意された控室はなく、選手たちは駐車場に横付けされた大型バスの中でリングコスチュームに着替えた。なにしろ男子選手だけで80名近い選手が出場するのだ。アップはここに来る直前まで、水道橋の貸会議室で済ませた。

「き、緊張してきたっぽい・・・・」

伊達遥が不安そうな表情

「心配要らないわ。あなたは攻撃を受けなくていい。限られた時間の中で印象を残すにはあの流れしかない。小川さんの負担は大きいけど・・・・」

「小川さん、頼んだわよ」

「は、はい・・・・」

通常の試合だけで全9試合あり、武闘館は夜10時撤収と言う制約が厳しいので、主催者からSPZへの要望として、「試合時間10分台での終了」が言い渡されたのである。と言うことで不本意ではあるが、SPZサイドもいわゆる「ケツ決め」で流れを作るしかなかった。

「いい、10分経過のアナウンスがあったら、私と吉原さんが乱闘を仕掛けるから、あとは草薙さんが小川さんを投げ飛ばして終了。この流れでいくわよ」

「・・・はい」

そのとき井上霧子の携帯が鳴った。

「入場5分前です、そろそろ用意してください」

「それじゃあ、みんな行くわよ、SPZここにありということを、全国のプロレスファンに見せてあげなさい」

「はい!」

ガウンを羽織った6人プラス井上霧子は社長が運転するワンボックスに乗りかえ、武闘館の地下駐車場へ向かい、地下関係者入口から建物に入った。すでにセコンドの保科優希と上原今日子が待機していた。

「こっちですっ!」

2011年8月24日 (水)

盆踊り20110824

夏の終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

WAS没頭中、筆者のkonnoです。

水曜日恒例のあれ。

■プロレス

全日本プロレス、北海道巡業シリーズ開幕。

札幌大会、カズハヤシ、近藤修司組のアジアタッグどりはなりませんでした。

(真田・征矢組に敗退)

渕選手も北海道巡業で元気にファイトしているようです。

8.27「ALL TOGETHER」ノーフィアー(大森高山)復活ですよ。

両国ではイノキゲノムの格闘技色の濃い大会が開催。

■野球

横浜ベイスターズ9点差を追いつかれる。(対ヤクルト)

負けなかっただけ進歩している。

先発した須田は懲罰2軍落ち。

ことしは横浜以外が3位争いについて行ってるので、レースが面白い、これからは「いかに横浜に取りこぼさないか」がキーポイントになってきます。セリーグのネタ球団。

■相撲

日馬富士、綱とりなるか。

体重軽いのでヘタに横綱になってしまうより大関でいた方が長くやれると思うが・・・・

鶴竜、琴奨菊大関取り。

もし鶴竜が大関になってしまうと横綱大関にモンゴル3人。正直言って金を払って観にいくに値しない。

■著者近況

僕の夏休み。

7月25日富士山8月2日鋸岳《敗退》8月9日餓鬼岳8月16日富士山。

天気があまり良くないので久々に火曜日、自宅で和んでます。

この夏のベストショットは富士山頂上からのご来光。

201108

2011年8月23日 (火)

第1,132回 ジーニアス武藤、初防衛失敗

51年目5月

シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

メインはSPZ世界選手権、

新王者ジーニアス武藤、初防衛戦の相手は、タッグ屋としておなじみの常連外人、ソレッタ・フジナーノ。

「ミントスが本国でチャンプになっちゃってね、しばらく来れないんだ」

ソレッタがシングルプレーヤーの可能性を探る。元々地力はあった人なので、今回挑戦者に抜擢された。

「誰が相手でも、負けられません。」

ジーニアス武藤、さすがに女王のベルトを巻いての入場にいささか緊張気味。

「シシリアンスライスでノックアウトヨ」

午後8時22分、ゴングが鳴った。

ちょっとシュート気味に距離をとって相対する両者。エルボーの打ち合いはほぼ互角。

ならばとソレッタはグラウンドで優位に立ち、脇固めで痛がらせてから、フロントスープレックスへとつなぐ。ジーニアス武藤はネックブリーカーを決めるが、ダメージのそんなに深くないソレッタは2で返す、そして、

「GAME OVER!」
ソレッタがシシリアンスープレックス2連発、これで武藤をカウント2.9まで追い込み、

「トドメヨ」

3度目のシシリアンスープレックスを狙うが武藤もキックで返した。そのまま両者ダウン。しかし先に起き上がったのはソレッタ。

「デェーイ」

華麗なシャイニングウィザード一戦、これはまともに入ってしまった。ジーニアス武藤。昏倒。そのまま3カウントが入った。

「いい試合だったワ!!」

勝負タイム19分15秒、ソレッタ・フジニャーノがSPZベルトを初めて巻いた。もともとはタッグ屋としてSPZに参戦し、地力をつけて行って、タイトル戦で結果を出した。

「ファンの皆様、ごめんなさい・・・」

ジーニアス武藤、初防衛に失敗。

2011年8月22日 (月)

第1,131回 エースの自覚

51年目5月

「バトル・カデンツァ」開幕。

新人のジュリア渡辺は基礎習得のため横浜道場に居残りとなった。

興行ポスターではデビュー1年でSPZベルトを巻いたジーニアス武藤のベルト姿が。

四国地方を回る地味なシリーズ。そのあと岡山、奈良をまわり、第7戦新潟大会であばしりタッグ戦が組まれた。

王者ジーニアス武藤、小嶋聡美に対するはダイナマイト・リン、トラットリアマスク組。

あばしりを卒業する前に団体の頂点に立ってしまったジーニアス武藤。エースの自覚がでてきたのか、トラットリアがいかにかき回してきても落ち着いて対処。
「・・・コレハタマラン」
ダイナマイト・リンが馬力頼みで流れを変えようとするが、ここでジーニアス武藤がラッシュをかけた。
「おりゃあああ」
弱ったところへ二人がかりのパワーボム。これで弱ってしまったダイナマイト・リナ、小嶋のチョップ一発で崩れ落ち、そのまま3カウントを奪われた。勝負タイム26分17秒、王者組みが2度目の防衛に成功。

***********************
最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はミスティックVS美冬。オープニングマッチを任されて積極的に打撃を繰り出していった美冬だが、あえなくミスティックのラリアット連発に沈んだ。

外人同士のタッグマッチ2試合をはさんで、後半は3大シングルマッチ。

セミ前は杉浦美月VS小嶋聡美。

線はまだ細いが馬力はそれなりにある小嶋が杉浦の壁を越えられるかどうかが焦点の試合だったが、小嶋がハードな頭突きをごっすんごっすん撃ち込んでいって優位に立つ。そして杉浦が頭を打ってしまって嫌がったところへラリアット。

「ぐううううう」

ダメージが深いのか苦しがる杉浦、しかしこれは杉浦の誘い水だった。
「いける・・・っ・・・あ・・・わあああ」
不用意に突っ込んでいった小嶋、そこへ待っていたのは杉浦美月の代名詞、飛びつき腕ひしぎ。アーッという間に腕関節が極まってしまい、小嶋はタップするしかなかった。勝負タイム11分16秒。

セミは優香対レディ・コーディ。

SPZ前王者と元王者が激突。優香はどうも馬力で押してくるタイプはやりづらいようで、この日も攻めはするがレディ・コーディのぶちかまし気味のタックルにタジタジ。あせってムーンサルトを繰り出すが2度も自爆。逆にレディ・コーディのDDT、裏拳、デスバレーの大技攻勢にやられてしまった。

「やはり最後はパワーの差が出たな」

デスバレーをまともに食らった優香、試合後はなかなか起き上がることができなかった。勝負タイム19分41秒。

2011年8月21日 (日)

SPZ妙技の裏にドラマあり3 草薙みこと(下)

SPZ妙技の裏にドラマあり 3 草薙みこと

草薙流兜落とし 開眼

世界の一流選手と戦ううちに、草薙みことはフィニッシュホールドの重要性に気づく。

「超一流と言われている選手は、多少頭を打ったりしてもまだまだって感じで、不屈の闘志で起き上がってきます。それをくつがえす何かが必要だと感じました」

そこで草薙みことは、草薙流の奥義として体得していた「草薙流兜落とし」をプロレス流にアレンジして、ついに実戦に投入したのである。

「もともとが戦争時の格闘術ですから、そのまま使うと大変なことが起こります。ある程度相手が受けられるよう、入り方とか角度とかを小川さん相手に何度も調整しました」(本人談)

「スパーリングで初めて受けたときは目の前がぼうっとかすんで、このまま死んでしまうんじゃないかって思いました。あわてて『試合でそのまま使うと事故が起こりますよ』と改良を促しました。落とすときの角度をすこし変えさせたんですけど、それでも受けたくない技でしたね」(今野ひかる:談)

当時のSPZは豊富な練習量に裏打ちされた選手間の信頼関係がきっちりできていて、各選手が一度はスパーリングでその威力を知っていたが、直後のフォールを返して試合を続けられる選手はごく限られていた。

その圧倒的な投げ技の切れで相手の戦意を挫いて勝つ。このスタイルに磨きをかけ、草薙の勝率は格段に上がった。シングルリーグ戦のSPZクライマックスで3連覇を果たすなど、安定感は当時のSPZの中でも群を抜いていた。SPZ世界王者にも通算3度輝いた。

「SPZがブレイクしたのは、南さん草薙さん伊達さんの3人が本気でしのぎを削っていたのが見ているお客さんに伝わったことが大きいと思います。タイトルマッチの試合前で、ファンの方同士が試合展開で「今日はこうなるんじゃないか」と話をされていたのを良く耳にしました。3人が3人とも、自分のファイトスタイルを大事にしていて、それがお客さんの想像力をかきたてていたと思います。」(今野ひかる:談)

駆け出しの頃、草薙が苦手としていたタッグマッチ戦線でも小川ひかるをパートナーにし、やられ役の小川、試合を決める草薙と役割分担を徹底し、名タッグとしてファンの記憶に残った。選手生活の後半では同郷の後輩・スイレン草薙の指導にもあたった。

いまでもSPZと草薙の里のコネクションは続いているが、草薙流古武術を志す少年少女自体が低迷する中で、「自信を持って送り出せる選手がいない」ということで、スイレン草薙以降、選手を輩出していないが、第3の草薙流戦士がマットに登場したとき、またプロレス界も大きく変わる予感がする。

2011年8月20日 (土)

SPZ妙技の裏にドラマあり3 草薙みこと(上)

SPZ 妙技の裏にドラマあり 3
草薙みこと
横浜を震撼させた草薙流兜落とし

《山奥の古武術継承者》

初期のSPZは伊達遥、南利美の2人の一期生がトップ戦線でしのぎを削ったが、それに割って入ったのが2期生の草薙みことだった。

山形県朝日町の山奥に草薙の里があり、その地に代々伝わる古武術・草薙流の継承者。。古武術とはいえ室町時代から伝わるその内容は非常に実践的で、草薙流の戦士10人が足軽1000人を倒せるという評されたこともある。

「草薙流継承者の中から若くて伸びしろがあり、ルックスもいい」ということで当時のSPZでスカウトを担当していた井上霧子がその素質に目をつけ、草薙の里までスカウトに出向き口説き落とした逸材。横浜の道場でのハードな練習にもついていって、将来を大いに嘱望される。

「組み合った次の瞬間には投げられている」
草薙と対戦したレスラーが異口同音に評する。受け身を取って衝撃を逃がすことがやりづらいので、対戦相手はどうしても守勢に回ってしまうのである。

プロレス入りしてからも練習に熱心に打ち込み、投げ技の鋭さをうまく自分のプロレスに取り入れ、デビュー戦でいきなり小川ひかるをフロントスープレックスで投げてフォール勝ちを飾り、順調にスター選手への道を駆け上がっていった。

「投げ技に関しては何も言うことがないくらい思い切りがよかったですね。あとは相手の技を受けることだけを教えれば良かったので、指導は楽でしたね」
井上霧子が当時を振り返る。

南利美、伊達遥との競り合い

横浜戸塚のSPZ道場では南利美と草薙がよくスパーリング形式での練習を重ねた。南は寝かせてしまえば関節技で活路を開く、草薙はとにかく投げまくって相手の戦意を挫く。

「ファイトスタイルが対照的でしたから、どちらも練習相手としては格好の相手だったんです、ちょっと攻め遅れるとグラウンドに持ち込まれてあっという間に腕関節を持っていかれて何度悲鳴を上げたことか、わかりません。でもお陰でものすごくいい稽古になりました」(本人談)

SPZで猛威を振るっていた伊達遥の打撃にも、最初のうちは苦しんだ。打撃は一発入ってしまったら試合の流れが変わってしまう。

「あれは・・・もう、やられる練習を重ねるしかなかったですね、」
「打撃を受ける練習」を繰り返して恐怖心を取る。実際のところ、本番の試合で打撃が的確に入って一撃で悶絶するケースの方がまれである。こうして伊達遥とも好勝負を繰り広げるようになった。

(続きます)

2011年8月19日 (金)

プロレス技シリーズ19 ジャイアントスイング

プロレス技シリーズ19 ジャイアントスイング

倒れた相手の両足を持ち、脇に抱えた状態のまま自ら回転し、相手を何回も振り回して、相手の三半規管とかその辺にダメージを与える技。

もともとはパワー自慢の選手がその力を誇示するために見せていた技でありますが、現代プロレスでは試合中盤のパフォーマンス的つなぎ技となっています。観客が回転数を数えることで会場の雰囲気が盛り上がります。

仕掛けるほうも目が回ってしまう危険がありますが、それを省みず仕掛け、10回20回と回転させることが、この技の味わい深いところでしょう。

仕掛けられたほうは三半規管がやられて気持ち悪くなってしまうのか、苦しそうな表情をすることが多く、試合の流れをうまく変えるのに有効と思われます。

この技をよく使っていたのが馳浩選手。あとは90年代の全日本プロレスのファミリー軍団VS悪役商会の抗争の中で、渕選手や永源選手がよく使っていました。

WAS2では実装されています。サンダー龍子あたりに覚えさせると会場が沸きそうだと思います。

2011年8月18日 (木)

やっと50年、あと半分?

WAS,萌えの大戦争

なんてゲームだこれは。

リプレイをはじめてから4年半経過したが、やっと50年終わった。

まだあと49年残っている。これはえらいことだ。

懸命に巨大ホットドッグを食べていたらまだ半分残っている感じ。

完全クリアするのにここまで時間のかかるギャルゲーも珍しい。

仕事が忙しくなったことを理由にしたくはないのだが、

けっきょく先週も1度もPS2の電源を入れなかった。

これはいかんなと思っています。

日本人選手でまだ出していないのが

結城千種、橘みずき あたりか。

頑張らなければいかんなと思ってはいますが・・・

2011年8月17日 (水)

猛暑、ビール20110816

こんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

■プロレス

G1クライマックスは中邑選手が初制覇。

 リーグ戦終盤の星勘定の並びっぷりが・・・

全日本8月シリーズ始まる

・KAIジュニアベルト2度目の防衛(大和ヒロシを下す)

・KENSO,大森との人間凶器デスマッチを制す。

 (通常のシングルマッチに助っ人5人が乱入して30秒間どちらかを攻撃できるという面白いルール。WAS選手会興行でも使ってみようかな)

・渕正信57歳、北海道遠征に参加。

 やっぱりワンマッチいくらの契約なんでそこそこ試合に出ないと苦しいんだろうな。

・8月27日はALL TOGHTHER

メインは棚橋諏訪魔潮崎のチャンピオン3人がトリオを組む6人タッグ。

総勢80人程度のレスラーが参戦するビッグマッチ。渕さんもバトルロイヤルに参戦。田上、小川との攻防が見られるか。

■プロ野球

・やっぱり巨人が上がってきた

勝ち慣れているチームはいったんエンジンかかると・・・

・首位ヤクルト林昌勇、腰痛で離脱

 ホワイトセル畠山バレンティン青木の打線が強力なのでまあ急下降することはないと思うが

・通算安打数10位争いデッドヒート

金本知憲2416本 石井琢朗2416本(8/14現在)

40代の2人が熱い。出場機会から言えば金本選手なのだが・・・

■相撲

文藝春秋9月号に魁皇の独占手記が出ています。

「一切悔いなく、感謝のみ」

酒の話も出ています。

若い頃はブランデー好き→飲み過ぎて体壊す

→日本酒に変える→酒癖悪くなる→焼酎に変える(笑)

今週はこんなところ。

2011年8月16日 (火)

SPZ85

期 リングネーム 入場テーマ曲
0 ミミ吉原    ベスト・オブ・マイ・ラヴ(エモーションズ)
0 ミシェール滝  ガット・トゥ・ビー・リアル(シェリル・リン)
1 南 利美    SPEED TK REMIX
1 保科 優希   ボレロ
1 小川ひかる   マイティ・ウイング(チープ・トリック)
1 秋山 美姫   DETECT(C.G mix)
1 沢崎 光    エクスプロージョン(オリジナル曲)
1 伊達 遥    銀河の子(島宮えい子)
2 草薙みこと   オリエンタルクラッシュ(オリジナル曲)
2 富沢 レイ   ムーンリベンジ
3 上原今日子  disintegration(Lia)
4 永沢 舞    Change my style (KOTOKO)
5 吉田 龍子   Red Fraction(MELL)
5 渡辺 智美   第一級恋愛罪(バナナラマ)
6 ハイブリッド南  SPEED TK REMIX
6 新咲祐希子   GTO(シニータ)
8 スイレン草薙  オリエンタルクラッシュ2(オリジナル曲)
8 マイトス香澄  恋はピンポン(リチャード・クレイダーマン)
9 ガイア小早川  sky was g-ray(C.G mix)
9 スターライト相羽 スターライトシンフォニー(KOTOKO)
10 ビーナス麗子  together forever(リック・アストリー)
10 ギムレット美月  oblivion(KOTOKO)

11 菊地 理宇  「THROUGH THE FIRE」(ラリー・グリーン)
11 ボンバー来島  エクリプス(イングヴェイ・マルムスティーン)
12 芝田 美紀  「セプテンバー」(アース・ウインド&ファイアー)
12 キューティー金井  「げっちゅきっちゅsummer」(佐藤裕美)
13 ビューティ市ヶ谷  「トッカータとフーガ BWV565」(J・S・バッハ)
13 ロイヤル北条  「Jive into The Night」(グリーン・オリーブス)
14 フレイア鏡   「リライト・マイ・ファイヤー」(ダン・ハートマン)
14 フォクシー真帆  「ウイリアムテル序曲」(ロッシーニ)
15 成瀬 唯     ミオクルカラ(C.G mix)
16 氷室 紫月   「ウォンテッド」(ザ・ドゥーリーズ)
16 ラッキー内田   「ラッキー・ラブ」(カイリー・ミノーグ)
16 マッキー上戸   「Cheer up full throttle!」(パソコンゲームサントラ)
17 ライラ神威   「 COLLECTIVE」 (KOTOKO)
18 ジーニアス武藤 「アメジスト」(KOTOKO)
18 野村つばさ    「ほほえみのヴァネッサ」(クレイダーマン)
19 ノエル白石    「ラジオスターの悲劇」(バグルズ)
20 イージス中森  「you give・・・」(川田まみ)
20 REKI       二人の擲弾兵(シューマン)

21 コンバット斉藤  LAMENT(KOTOKO)
22 セイレーン千春  SEEK AND DESTROY(メタリカ)
22 マーメイド千秋   SEEK AND DESTROY(メタリカ)
22 ケンドー・かみすわ  木曾節(長野県民謡)
23 ナイトメア神威      レクイエム 怒りの日(モーツァルト)
25 ハリケーン神田     ワルキューレの騎行(ワグナー)
25 八島静香       アルルの女 ファランドール(ビゼー)
26 斉藤彰子      Give me up(マイケル・フォーチュナティ)
26 スカーレット小縞  Do you know the Magic?(詩月カオリ)
27 マイティ祐希子   disintegration(Lia)
27 霧島レイラ      ゴーストバスターズのテーマ(Ray Parker Jr)
28 藤原 和美     ライディーン(YMO)
28 中江 里奈     sweet passion(栗林みな実)
29 RIKKA        ラ・フォリア(アルカンジェロ・コレルリ)
30 サキュバス真鍋   Upside Down(Coo Coo)

31 グリズリー山本   禿山の一夜(ムソグルスキー)
31 藤島 瞳       Eternal Wish(佐倉紗織)
32 葛城 早苗     The Four Horsemen(メタリカ)
32 早瀬 葵      キャラメルダンセン(キャラメル)
33 佐久間理沙子    Energy(奥井雅美)
34 フローラ小川    ディヴェルティメント K138(W.A.モーツァルト)
35 ミネルヴァ石川  ネバーエンディング・ストーリー(G.Moroder-K.Forsey)
35 中村 真帆 ビバリーヒルズ・コップのテーマ(H.Faltermever)
36 クラリッジ成瀬   Radiance(川田まみ)
36 ザ・ラズベリー   らずべりー(KOTOKO)
37 ジャスティスえちご enter sandman(メタリカ)
38 ジャンヌ永原    トースト咥えたあいつにおはよう(生天目仁美)
39 ミシェール桜井   シャコンヌ ト短調(ヴィターリ)
40 白石なぎさ     Fatally(KOTOKO)
40 NARATA    「調和の幻想」第6番(RV356)第2楽章(A・ヴィヴァルディ)

41 近藤 真琴    恋のブン・ブン・ダラー(キング・コング&ジャングル・ガールズ)
42 オーガ朝比奈   コンチェルトソナタホ短調 第4楽章(F・M・ヴェラチーニ)
42 辻 香澄      今夜はブギー・ナイト(ジャクソンズ)
43 真壁なつき     アンド・カウント・2・テン(デッド・オア・アライブ)
44 サンダー龍子    Too Many Broken Hearts(ジェイソン・ドノヴァン)
45 ドルフィン下窪    恋はピンポン(R・クレイダーマン)
46 優香          Little baby nothing(KOTOKO&高瀬一矢)
46 杉浦美月      Innocent Dance(TWO-MIX)
47 富沢零子      「our youthful days」(MELL)
48 吉原泉       「セプテンバー」(アース・ウインド&ファイアー)
48 貴生川優希     Fly(中山愛梨沙)
50 ジーニアス武藤 ヴァイオリン協奏曲「調和の幻想」第8番第1楽章
50 小嶋聡美     サッド・バット・トゥルー(メタリカ)

51 ジュリア渡辺
51 美冬

SPZ50年の歴史を彩った85名の戦士たちです。

2011年8月15日 (月)

第1,130回 未来へ

51年目4月

旗揚げ50周年記念興行・横浜スペシャルホール大会。

そしてメインイベントはSPZ戦、

王者レディ・コーディに挑む挑戦者はなんとデビュー1年のジーニアス武藤。

「このチャンス、ものにする・・・・」

ヴィヴァルディの「調和の幻想8番」がかかる中、決然とした表情で入場するジーニアス武藤。

正直言ってきつすぎるマッチメイクだが、未来につながるメインということでジーニアス武藤が50周年記念興行のメインに抜擢された。当然シングルベルトは初挑戦。

「うおおおおおおお、馬鹿にしてんのかSPZわ。こんなカスを相手にしろとは・・・・」

荒れ狂いながらレディ・コーディが入場。肩にはSPZ世界選手権のベルトが。

チャンピオンベルトの返還、認定証の読み上げと、お決まりのセレモニーが続く。

―まずはあの岩のような身体を何とかしないと・・・

ドロップキックの連打でペースを掴もうとしたジーニアス武藤、ひるんだ所をスリーパー、

「ムダムダムダー」

レディコーディのパワーは凶悪。タックルでやすやすと弾き飛ばしてしまう。

ゲスッ

しかし、ジーニアス武藤のエルボーでレディコーディの顔色が変わった。

「コノヤロウ」

強烈なボディスラム、そしてニーアタック、ブレンバスターの猛攻。

ー冷静さを欠いてる、ここをしのげば・・・・

ジーニアス武藤、猛攻を耐えてネックブリーカー。

「きかねえな」
レディ・コーディの必殺デスバレー。ジーニアス武藤頭からマットへ。
押さえ込むレディ・コーディ。

ワン、トゥ

「返せーーー」

・・・小嶋さんの声が聞こえる、まだやれる!

ドドドドドド

しかしジーニアス武藤は2.8でクリアして、起き上がるや距離をとって走り出し、もう一度ネックブリーカー。しかしこれも2で返すレディコーディ、

しかしやや狼狽しているかに見える。

「今度こそ・・・・・」

ジーニアス武藤、気合いをこめて、3度目のネックブリーカー。今度はまともに決まったか。懸命にカバーする。

ワン、トゥ、スリー!!

これで3カウントが入った。

勝負タイム23分28秒、ジーニアス武藤がSPZベルトを奪取!!

えええええええええええええええええ!!!

場内絶句。

「入社1年で女王の座戴冠・・・・」

「ありえねえだろ・・・・いくら選手層が薄くなったっつっても」

ドワアアアアアアア

ジーニアス武藤の腰に金色のベルトが巻かれた。ダメージは深いが、50周年記念大会のメインを飾り、団体の至宝を取り戻したという充実感からか、ジーニアス武藤は微笑みを浮かべていた。

2011年8月14日 (日)

第1,129回 旗揚げ50周年記念試合

最終戦は、本拠地の横スペ大会。

「未来へ」

の大看板が掲げられた。

第1試合は新人のジュリア渡辺VS百戦錬磨のトラットリアマスク。

力の差は歴然で、ソバットの連発にジュリア渡辺なすすべなく3カウントを喫した。勝負タイム4分51秒。

第2試合は美冬対マリーネルソン。まだプロレスの動きもうたれ強さもできていない美冬、マリーネルソンにいいようにあしらわれて、最後はボディスラムで3カウント。勝負タイム6分16秒。

第3試合にあばしり王者の小嶋聡美登場。

対戦相手は古参外人のウォーレス・ベルク。小嶋聡美もこの1年でかなり進歩した。ちょっとやそっと殴られても動じなくなった。この日もウォーレスの掌底でよろめいたが、何とか立て直して、ラリアットで反撃。

しかしウォーレス、コブラツイストでしつっこく絞り上げてスタミナを消耗させてから
「はっ」
フロントスープレックス。これはギリギリで返した小嶋だったが、続くネックブリーカーに力尽きた。勝負タイム13分3秒。

「エスピーゼット、50周年、コングラッチュレーション!!」

試合後、ウォーレス・ベルクがコーナーに上がり、缶ビールを飲み干すパフォーマンス。場内どよめき。その試合が終わると休憩。

**********************

休憩明け第4試合は外人同士のタッグマッチ、

オリビア・オーニシ、ミスティックVSデイジー・キレット、Nokia組。中堅外人2名と微妙外人2名をくっつけてタッグ対決させたカードだ。

ミスティックとNokiaのどっちが先に沈むかが焦点だったが、デイジーキレットの蹴りでオリビアが昏倒。すかさずスクラップバスターでトドメを刺したデイジーが勝利、勝負タイム10分16秒。

続くセミ前第5試合は外人同士のシングルマッチ。

ミストレス・バイテン対ダイナマイト・リン。

いかにも外人同士のシングルマッチらしく大味な攻防が展開されたが、バックドロップを決めたバイテンが優位に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、ダイナマイトリンもタイガードライバーで反撃。最後はお互いフラフラ状態の中、2発目のバックドロップをしのいだダイナマイトリンが、

「THE END!!」

コーナー最上段に登ってのミサイルキックでかっこよく白星。

勝負タイム11分44秒。

**********************

セミファイナルはSPZ旗揚げ50周年記念試合。

スーパーカオス、ソレッタ・フジニャーノ、杉浦美月対優香、アデライーダ・アバチャ、アナベラ・スミス。

豪華なカードである。選手はひとりずつ入場した。優香は感慨深そうな表情。杉浦はいつものポーカーフェース。

カンッ

優香と杉浦の先発でスタート、大量離脱後のSPZを守ってきた2人が組み合い、じっくりとしたレスリングを繰り広げる。

引き際をわきまえた優香がスーパーカオスにタッチ。そのあと次々にタッチを受けて出てくる選手たちのめまぐるしい攻防が展開された。

アナベラのニーアタックがスーパーカオスをたじろがす。優香もSPZエースの意地を見せてスーパーカオスをチョップで追い込むも、

「フフフフフ」

スーパーハンマーで優香を半失神に追い込む。これ以上は受けられないと判断した優香、タッチを受けて出てきた杉浦にシューティングスタープレス!しかし杉浦も2.8で返す!

ドドドッドド

そのあとは強豪外人が入り乱れる展開。アバチャがスーパーカオスをパイルドライバーで打ち付ける。これにはどよめき!

「シシリアン!スペシャル!!」

ソレッタも見事なバックドロップでアナベラをたじろがせ、優香にはノーザンライト。まさに百花繚乱、タッグマッチの醍醐味ここにありという内容。

スーパーカオスも本領発揮、アバランシュホールドでアバチャをたたきつける

ワン、トゥ・・・ドドドドド

アバチャ、フォールを返すや巧みに体を入れ替え、得意のアバチャロックでスーパーカオスをついに捕らえた

「ウグググググ」

スーパーカオス苦しそう、もがくが抜けられない。あわてて杉浦がカットに入るが優香が捉えて場外にほうり落とす。ソレッタはダメージが深く救援にいけない

「・・・・ギブアップ」

世界のスーパーカオスがギブアップの言葉を吐いた。

勝負タイム16分32秒。こうして旗揚げ50周年記念試合は終わった。

2011年8月13日 (土)

第1,128回 旗揚げ50周年記念シリーズ

旗揚げ50周年記念シリーズ開幕。

第1戦釧路大会の第1試合でジュリア渡辺デビュー戦。1期先輩の小嶋聡美にいいように投げられてしまい、最後は

「おうりゃっ」
ラリアットで殴られて終了。勝負タイム7分53秒。

*****************

第2試合は新人の美冬デビュー戦。相手は杉浦美月。

ちょっと酷なマッチメイクだ。
「・・・・・うっ」
試合開始後すぐに組み合って、するするっとドラゴンスリーパーに移行した杉浦、懸命にこらえた美冬だったが、意識がなくなってしまいレフェリーが試合を止めた。勝負タイム4分34秒。デビュー戦から騒然とした雰囲気。

「根性があるのは認めますけど、ああなってマイッタしないとそれはそれでまずいことになりますよ」

杉浦が厳しいコメント。

ともあれこれで新人2人がデビューし、SPZの所属選手は6名となった。

***********************

第4戦、博多大会であばしりタッグ戦。王者ジーニアス武藤、小嶋聡美に対するは、ダイナマイト・リン、トラットリアマスク組。

「闘いの年季が違うのよ!」

トラットリアマスクが軽快な動き。フローラ小川の関節地獄を味わったことのある選手なのでまだまだ青い相手という認識なのか。ジーニアス武藤の動きをかわして背後に回ってスリーパー。ベテランならではの動きのよさを見せる。そうしておいてパワーのあるダイナマイトリンにつなげる。

「AH!」

ダイナマイトリンのラリアットが小嶋をたじろがす。大柄な体格を生かした豪快な攻め。そしてひるんだ所をタイガードライバー、カウント2.しかし小嶋もラリアットでお返し。消耗戦の様相を呈してきた。
しかしここでトラットリアマスクがニーアタック。

・・・これ以上は受けられない
ジーニアス武藤、走りこんでのネックブリーカー、しかしトラットリアはギリギリで返した。

ドドドドドド。

「小嶋さん!!」
最後は小嶋とトラットリアが殴り合いの末、

がすっ
強烈な頭突きに崩れ落ちたトラットリア。強引に押さえ込む小嶋、

ワン、トゥ、スリー。

場内どよめき。まるで昭和プロレスのような終わり方であった。ともかくこれで王者組が初防衛に成功。勝負タイム25分47秒。

*********************

第6戦・なにわパワフルドーム大会ではSPZタッグ戦が組まれた。

王者:レディ・コーディ、アナベラ・スミス組に対するは、SPZの看板タッグ、優香・杉浦美月組。

優香はどうもレディ・コーディのような馬力で押すタイプを苦手にしているらしく、いまいちなファイト、それでも格下のアナベラがでてくるやラッシュをかけるところはうまくなった。しかしレディコーディのパワフルな動きに苦戦。流れを変えるべく出てきた杉浦でも止められない。

「うううっ・・・・」

エルボーでひるんだ所をニーアタックで吹き飛ばされる。杉浦が一発狙った腕ひしぎはアナベラが良く見ていてカットされた。徐々に追い詰められてゆく挑戦者チーム、最後は

「ウワーーー」
ダブルインパクトを食らってしまった優香が戦闘不能状態。つかれきった杉浦が孤立してしまい、そこへレディ・コーディがデスバレー、ニーリフトの波状攻撃、これで3カウント。

勝負タイム39分58秒の激戦も及ばず、優香組、敗退・・・・

2011年8月12日 (金)

第1,127回 SPZ50周年記念パーティー

51年目4月

「プロレスで頑張って、故郷に錦を飾りたいと思います」
新人スカウトで後藤美冬という奈良県出身の少女を獲得。結構運動神経のよさそうな子だ。そして新人テストで豊科樹理を獲得。

「祖母がレスラーだったものでして・・・・」
なんと、彼女の父方の祖母があの渡辺智美である。歌手活動のあいまに結婚して長男を産んでいたのは知る人ぞ知る話である。彼女のリングネームはジュリア渡辺と名づけられた。

*************************

「とうとう、ここまで、来ました・・・・」

SPZ旗揚げ50周年。

今野ひかる社長は年季の入ったSPZ社長室のソファーでひとりお茶を飲んでいた。

あれからもう50年・・・

2009年に旗揚げしたSPZ,

旗揚げ戦は横浜赤レンガ倉庫だった。

その第1試合でデビューして、5分かそこらで外人選手に叩きのめされて終わった。

それから、半世紀がたった。

初代社長はもう鬼籍に入り、所属選手だったOGのなかにも、もう帰らない人が何人か出てきた。

旗揚げから5年目くらいで大ブレイクし、日本有数の女子プロレス団体としてその名を轟かせたが、48年目にはまさかの選手大量離脱事件を起こし、存続をも危ぶまれたが、営業力は無傷だったのと、外国人レスラーの多数参戦、そして残った優香、杉浦の踏ん張りでなんとか窮地をしのぎきった。

「私の使命も、もうすぐ終わる・・・・」

今野ひかる社長、後継社長候補とは渡りをつけて、あとは株式売却などの細かい条件面の詰めを残している。

「あの人は、華やかな雰囲気が大好きな人だった・・・・パーティーでも開きますか」

*********************

2011年4月10日、

「SPZ旗揚げ50周年記念パーティー」がベイサイドホテルのバンケットルームで盛大に行われた。

マスコミ記者さん、関係者、選手社員一同が集まり、SPZの50周年を祝った。

しかし、旗揚げを知る関係者はもうほとんどいなかった。若林記者、森アナウンサーも、井上霧子もこの場にはいない。

「皆様のおかげで、スーパースターズ・プロレスリング・ゼットは50周年を迎えることができました。ほんとうにありがとうございます」

今野ひかる社長が挨拶。

テーブルの上にはローストビーフや牛肉のパイ包みといった高級料理が並べられ、若手選手が一心不乱に飲食したのだった。

「ひかるちゃん、こんな席でいうのもなんだけど」

SPZ本社ビル2階で長いこと営業してきた『喫茶あばしり』の鈴波店長がぼそりと。

「齢で疲れたから、あばしり閉める。ダンナと京都の山奥に引きこもろうかって」

あばしりの鈴波店長は一期生と同年齢である。ケーキ作りの腕前は超一流で、SPZの年少組選手のたまり場となっていた・・・

「・・・・・うん・・・」

かくて、SPZ本社ビル2階は空き店舗となったので、とりあえずカレーチェーン店をテナントで入れることになった。

**********************

パーティー会場入り口にはマスコミ各社、取引先各社からの生花が並んだが。その中で目を引いたのが、離脱選手からも花が届いた。

「SPZ50周年おめでとうございます オーガ朝比奈」

2011年8月11日 (木)

第1,126回 50年目3月 優香王座転落

50年目3月
「うう・・・そんな・・・・」
初戦の青森大会、メインでSPZ戦が組まれた。

王者・優香の3度目の防衛戦の相手はレディ・コーディ、

こんどは向こうがタイトル奪取へ燃えてきて、デスバレーボムで優香の意識を刈り取って、デンジャラスなバックドロップでトドメを刺された。勝負タイム19分11秒、レディ・コーディがベルトを巻いた。

******************

SPZ世界選手権(60分1本勝負)

レディ・コーディ(19分11秒、バックドロップからの片エビ固め)優香

第134代王者が3度目の防衛に失敗。

レディ・コーディが第135代王者となる

******************

その次のタイトル戦は何かが起こるSPZの宇都宮、

ジーニアス武藤&小嶋聡美の50期生2人がついにタイトル戦でミントス&ソレッタのフジニャーノ姉妹を破った。姉妹の連係についていき、最後は疲れの見えたミントスを場外に落として孤立したソレッタに合体パイル→合体パワーボムの集中砲火で36分31秒、ソレッタを沈めた。

「やったー・・・・!」

「これくらいなら、取れて当然」

入社1年足らずであばしりのベルトを巻くに至った2人。

***********************

最終戦はさいたまドーム大会。

第3試合に登場したジーニアス武藤がまた大物外人越え、前SPZタッグ王者のミストレス・バイテンを鋭いローリングソバットで倒して3カウントを奪った。場内ええええの声。

さいたま大会メインはSPZタッグ戦、王者レディ・コーディ、アナベラスミスに挑むのはSPZ看板タッグ、優香&杉浦美月。

「がっ・・・・・」

しかし杉浦があっさりレディコーディのデスバレーをくらって戦線離脱。優香がローンバトルを強いられ、かろうじて耐え切ってやや回復した杉浦につないだのだが、

「ウイァハハハハ」

レディコーディのDDTにフォール負け。ベルト奪還はならなかった。勝負タイム25分59秒。これでレディ・コーディはSPZシングル・タッグの2冠王。

2011年8月10日 (水)

夏の雷20110810

こんばんわ。暑中お見舞い申し上げます。

◆野球

広島カープ、巨人に3連敗

緊急補強した三塁の助っ人バーデンもいまいちか。

巨人がいよいよ調子を上げてきました。

横浜ベイスターズは最下位だけど昨年のようなぶっちぎりではない。代打の切り札中村ノリ。

◆プロレス

G1クライマックス

ことしのG1は所属選手+外敵(小島、鷹山、鈴木)、+外国人で

超豪華版。ストロングマンとかMVPとかランスアーチャーとか聞きなれない名前のガイジンが出てきております。

◆相撲

取り立てて書くことなし。

魁皇、引退して既製のスーツを買ったのはいいが、太ももが入らないそうだ・・・

◆南アルプス行ってきました。

本家ブログには書いたが、南アルプス鋸岳でけっこう大変な目にあった。

夏休みが2連休というのも悲しい。

2011年8月 9日 (火)

第1,125回 50年目2月 横浜決戦

50年目2月

スノーエンジェルシリーズ

最終戦は横スペ大会。

第1試合は小嶋聡美対トラットリアマスク、前日の長野でシシリアンスライスを食らって昏倒した小嶋、その影響からか動きがいまひとつ。トラットリアマスクの軽快な動きに翻弄されっぱなし。しかし最後はラリアット一発で大逆転、くせ者・トラットリアマスクを沈めた。勝負タイム12分7秒。

第2試合はオリビア、Nokia対ウォーレス・ベルク、ブリット・ユゲスのタッグマッチ。ユゲスがNokiaをアイアンボムで叩きつけて3カウント奪取。勝負タイム11分45秒。

第3試合も外人同士のタッグマッチ。

「Hello~♪」
昨日とは打って変わって客席に手を振りながらリングインしたミントス、ソレッタのフジニャーノ姉妹。対戦相手はミストレス・バイテン&マリーネルソン組。この試合は白熱した。SPZタッグ王座を失ったバイテンが猛然ハッスル。まずソレッタにパイルドライバーを2連発で撃ち込んで黙らせた後、あわててリングインしたミントスもパイルドライバー2連発で倒し、3カウント奪取。
「ウァハハハハア」

勝負タイム17分1秒、あばしりタッグ王者がノンタイトルながら負けてしまった。その試合が終わると休憩。

*********************

セミ前は杉浦美月対アナベラ・スミスのシングルマッチ。晴れてSPZタッグ王者になったアナベラがいい動き。杉浦も寝かせよう寝かせようと仕掛けてきたが、アナベラのフロントスープレックス2連発に敗北。勝負タイム14分25秒。

セミファイナルはジーニアス武藤対レディ・コーディ。2シリーズ続けて世界の強豪とあてられたジーニアス武藤。相手の力強い攻めを受け切れない。強烈なDDTで頭を打ってしまいワケがわからなくなったところを押さえ込まれて3カウント。勝負タイム14分40秒、

メインイベントはSPZ戦、王者優香の対戦相手は前王者アデライーダ・アバチャ。一進一退の攻防が続いたが、アバチャが必殺アバチャロックを繰り出してきた。

「ひぎ・・・っ」
ナントカ耐え切った優香だが、かなりスタミナを奪われた。
―これ以上は受けられない・・・・

優香、このへんで反撃に転じると、シューティングスタープレス→ダイビングプレスの大技攻勢でアバチャから3カウントを奪った。勝負タイム23分56秒。王者が2度目の防衛に成功。

2011年8月 8日 (月)

第1,124回 蹴りつぶして雪の中に埋めてあげます

50年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。

第2戦浜松大会でSPZタッグ戦、王者アバチャ、バイテン組みに対するは、WWCA代表ということでレディ・コーディ、アナベラ・スミス。外人同士の対戦が浜松のメインを飾る仕儀になった。

しかしこの試合アナベラがノリノリのファイトで攻めてゆく。ダンスパフォーマンスを交えながらの軽快なファイト。

「はっ!!」

トップロープからのダイビングギロチンという荒技も見せて絶好調。アバチャは動きがいまひとつ。レディ・コーディも単純な殴る蹴るでド迫力。最後は、アバチャをバックブローで殴り倒して3カウントを奪った。

「VICTORY」

場外でしっかりとバイテンを足止めしていたアナベラスミスが勝利のダンス。この選手も久々のベルトだ。王者チームが4度目の防衛に失敗。勝負タイム20分21秒。

**********************

第7戦長野大会で、あばしりタッグ戦。新人の2人、ジーニアス武藤・小嶋聡美があばしりベルトに挑む。なにしろ11月12月と王者チームにノンタイトルながら2連勝しているので実績充分。

「ハッ、蹴りつぶして雪の中に埋めてあげます」

ソレッタフジニャーノ、ここは正念場である。ミントスも戦闘モード。いつものにこやかリングインとは違い厳しい表情。

―キャリア1年未満のヤングガールに負けたら自分たちの価値が下がる!

―イタリアマット界の奥の深さを見せてやる

フロントスープレックスで小嶋を派手に叩きつけるソレッタ。

「アイタタタ・・・」
これで弱ったところへミントスが頭突き、ボディスラム。

「あ、頭の固さなら・・・こっちだって!」

小嶋、頭突きで反撃。これは場内盛り上がった。

タッチを受けたジーニアス武藤が攻め込んでゆくが、ここでソレッタがラフに転じた。

「オゥラ」

あえて口許を狙った掌底。ブシャという音が響きジーニアス武藤、唇から出血。

「うう・・・」

血の量を気にしているところへソレッタがノーザン、これで勢いがなくなったG武藤、パートナーの小嶋にタッチしたが、小嶋もシシリアンスライスを食らって昏倒。流れが悪い。

「せいっ」

最後は孤立したG武藤がミントスの厳しいエルボーをもらってダウンしたところを押さえ込まれて3カウント。

「うぅ・・・・・」

マットに倒れ伏すG武藤、場外でうずくまる小嶋。

「なりふり構っていられなかった。勢いを止めるために顔を狙った。あまり良い勝ち方じゃない」

ソレッタが神妙にコメントしていた。勝負タイム27分45秒、王者組みが3度目の防衛に成功。

2011年8月 7日 (日)

SPZ妙技の裏にドラマあり 南利美(下)

SPZ妙技の裏にドラマあり

南利美

「腕ひしぎへのこだわり」

南利美は関節技でのフィニッシュにこだわっていた。

「いまのプロレスは気絶大会。相手を頭から落としてぐったりさせたところを押さえ込んでワンツースリー。私はそういうプロレスは好きじゃありません」

本当は優しい人なのである。アクシデントや事故は絶対にあってはならないこと。自分がされていやなことは相手にしない。南利美が関節技以外で見せる大技はジャーマンと裏投げくらい。しかもつなぎ技として使っていた。

「それに、わかっていてはまる方が何倍も悔しいでしょう」

こういう発想をするところが南らしい。相手も南の腕ひしぎが来るとわかっていて警戒しているのだが、対戦相手の隙を見逃さず腕ひしぎの刑に持ち込み相手を悲鳴絶叫させる。

本人は「企業秘密」と言っていたが、入り方も何パターンか持っていて、豊富な練習量に裏打ちされた腕ひしぎは脱出不可能と言われていた。

「晩ごはんのあと、南さんから『スパーリングやりましょう』って誘いが来るんですよ。たいていの若手レスラーは夜は身体を休めたりテレビ見てたりすることが多いんですけど、南さんは違いましたね。私は南さんにとって手があう相手だったらしくて、よく練習相手になったんですけど。南さんは1時間くらいぶっ続けでスパーリングしてもそんなに息が上がってなかったですね。その間何回も腕を極められましたけど」(今野ひかる・談)

「だから、南さんとやるときはやられる前に力ずくで潰すしかない」

吉田龍子がよく言っていた。いかに南といえども攻め込んでその格闘頭脳を破壊しておけばなんとかなる。追い込まれると脆い面があり、そこが伊達との出世争いで後れを取る要因となったが、ファンの人気は伊達を上回った。

シングルマッチでの戦績はそれほど良くなかったが、SPZ世界王者に2度輝くなど、腕ひしぎがまともに決まったら終わり・・・というワザ師だった。

SPZが初めて新日本ドームで興行を行ったとき、南利美はセミファイナルに出て、ナスターシャ・ハン、小川ひかるとトリオを結成し、草薙みこと、チョチョカラス、秋山美姫と対戦した。

その試合前、こう漏らしていた。

「大半のお客さんが、このカードは小川さんがやられて終わると思ってるけど、そうはさせない。だって小川さん、社長のお気に入りでしょ(笑)」

その言葉通り、10分過ぎにいきなり腕ひしぎを仕掛けてチョチョカラスからギブアップを奪った。タッグマッチだが相手がカットに入る余裕すらなかった。これが南利美、会心の腕ひしぎだった。

「あれはセミファイナルだったからできたことです。だってメインが吉田さんと伊達さんでしょ。重たい試合になるのはわかってたから、セミはあっさり終わらせていいかなって」

この計算高さも持っていた。南利美にあと少し闘争心があればものすごいレスラーになっていたと思われるが・・・・腕ひしぎ一振りにかける仕事師としてレスラー生活を全うした。キャリアの終盤は6つ年下の実妹、ハイブリッド南とタッグを組んでタッグ戦線でも活躍した。

2011年8月 6日 (土)

SPZ妙技の裏にドラマあり 南利美(上)

SPZ 妙技の裏にドラマあり
(2)南利美

関節技にこだわった職人レスラー

「ひぎゃああああああ」
「ぐわあああああああ」

横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」から、夕方近くなると道場から悲鳴が聞こえてくる。

SPZ1期生で「関節のヴィーナス」などと呼ばれた南利美がスパーリングで対戦相手に悲鳴をあげさせまくっているのだ。

―南利美ガチ最強伝説

SPZファンの間では長くそういわれていた。プロレスは総合格闘技と違い相手の技を受ける必要がある。南利美は受けにやや難があり、ファンをやきもきさせていたが、ここぞと言うときに必殺の「飛びつき腕ひしぎ十字固め」が決まるとファンは歓声を上げ、対戦相手のファンは悲鳴を上げる。

この技が決まったら、シングルマッチならもう終わり。タッグマッチではカットがあるが、一瞬で相手の腕関節がキまってしまうため、カットに入る前に相手がギブアップするケースも多かった。
もし相手の技をまったく受けなくていいルールだったら南利美は無敵状態だっただろう・・・・というのは多くのファンが認めるところだった。

高知県高知市出身、学生時代からスポーツ万能で、アマレスを多少かじっていて、プロレスか総合格闘技の道を志していたが、資金力に多少余裕のあったSPZがスカウトに成功し、選手層の薄さもあいまって初代エース候補として養成される。

「リミちゃんは飲み込みが早い。ひかるちゃんは同じことを50回言ってできるようになることを1回でできるようになる」

『関節技の魔術師』といわれたミミ吉原の指導を受け、実力をメキメキつけていった。

キャリア前半の対戦相手として、AACの中堅選手が壁役になっていたが、「ミナミの関節技はデンジャラスだ」というのがガイジン側控室で合言葉になっていて、タッグマッチのときはすぐカットに入れという申し合わせができていたらしい。

「あの頃・・・チーム関節地獄というユニットでミミさんと南さんでよく地方で組ませてもらったんですけど、たいてい先発が私で相手に捕まって、中盤はミミさんがうまく相手の攻めをしのいで、20分過ぎた時点で南さんがキメにかかるという役割分担が出来てましたね。」(今野ひかる:談)

こうして「チーム関節地獄」はSPZの初期ユニットとしてファンに認知され、各会場で拍手で迎えられ、SPZの収益に大きく貢献したのであった。

(続きます)

2011年8月 5日 (金)

SPZ妙技の裏にドラマあり 伊達遥(下)

SPZ 妙技の裏にドラマあり

伊達遥(下)

『殺人ヒザ魚雷開眼』

壁に当たった伊達遥を励ましたのが、ミミ吉原だった。
「伊達さんには、つなぎ技がないのよ」

「えっ・・・・」

「相手がふらついた状態だとその蹴りは確かに効く、その状態にもっていくまでにもう一つ何かがなければダメよ」

それから数ヶ月、伊達遥は小川ひかると特訓を重ねた。

「この子は打たれ弱いから、やられる練習をつまなければならない。伊達さん、遠慮せず殴って蹴りなさい」

伊達遥の試合運びの練習と小川ひかるの打たれ弱さの矯正、一石二鳥のスパーリングであった。

伊達遥と小川ひかるがスパーリング形式の練習を重ねていたある日、

「ひ・・・ぐっ・・・・」

伊達遥がとっさに繰り出した、組み付き状態からの膝蹴りで小川ひかるがうごけなくなってしまった。

「・・・組み付かれて・・・腕関節もってかれるのが嫌で・・・とっさに出ちゃったんですけど」

伊達遥の長い足を生かした膝蹴り。一発で小川ひかるが動けなくなってしまった。次の日以降も伊達遥は膝蹴りの練習を重ねた。特訓相手の小川ひかるは腰にプロテクターをつけるようになったが、それでも入ってしまうとしばらく起き上がれなくなるシーンが多かった。

そして実戦、

「あーっと伊達遥組み付いて、ひざ、ヒザ、ヒザー」

この膝蹴りで相手の戦意を奪い、

「勝機、見逃すわけには行かない」

がすっ

当たらなかった右ハイキックが命中。

「ぐふっ!」

崩れ落ちる対戦相手、前のめりに崩れ落ちるのはダメージが深い証拠。
「いまだ、ひっくり返してカバー!!」
セコンドの秋山に言われるまでもなく、ひっくり返してカバーする伊達。そのまま3カウントが入った。

それ以降伊達遥は連戦連勝。

「いや、この人の蹴りはSPZ、いや、日本マット界を変えるよ」

今野初代社長は本部席で見ていて瞠目し、膝蹴りを「殺人ヒザ魚雷」と名づけ、トドメの右ハイキックを「SPZキック」と名づけた。そしてそれ以降も勝利を重ねた伊達遥は世界の頂点へ駆け上がり、チョチョカラスを倒してAAC世界チャンプのベルトを巻き、新設されたSPZ世界選手権でも伊達遥を蹴りまくって地を這わせたあげく、ラリアットでトドメを刺し、SPZ初代王者となったのであった。

「あの頃は怖かったですね。膝蹴りもらっちゃうと息が詰まって動けなくなりますから。そこへ頭狙って蹴りがくるわけですから・・・私相手だと・・・弱いからいちおう手加減してくれるんですけど、南さん草薙さん相手だと、『やらなければやられる』」という思いがあったから、本気でやってましたね」(今野ひかる:談)

地方大会では伊達の蹴りは猛威を振るった。というのも、地方大会ではきまってメインイベントでは6人タッグで、伊達遥・秋山美姫・沢崎光の3人がトリオを組んで対戦相手と戦い、秋山美姫や沢崎がある程度つかまって、相手を疲れさせてから伊達にスイッチするのだから、やすやすと殺人ヒザ魚雷やSPZキックで試合終了というパターンだった。

逆にシングルマッチでは圧倒的な強さを見せることもあれば、相手に攻め込まれるとあっさりやられてしまうことも多く、日によって試合内容の並が激しく、引退するまでそれは変わらなかった。とはいえ、SPZベルト10連続防衛を成し遂げるなど、1期生最強の存在としてその名を轟かせたのであった。無口で人見知りする性格だったが、1期生で最も長く、25歳まで現役を務めた。

2011年8月 4日 (木)

SPZ妙技の裏にドラマあり 伊達遥(上)

2059年、横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」が旗揚げ50周年を迎えるにあたり、SPZサイドと大手週刊誌「週刊周文」がコラボ企画として、「SPZ 妙技の裏にドラマあり」と題した連載特集を組んだ。SPZから分離独立した「VG」との違いを出し、SPZは50年の歴史あるプロレス団体ですよ・・・ということを訴求する内容で、文面はSPZ社長の今野ひかると週刊周文の記者が話し合って決めたたしい。

****************************

SPZ 妙技の裏に ドラマあり。
(1)伊達遥

横浜を震撼させた右上段蹴り

時に、西暦2009年
横浜のお嬢様プロレス団体、「スーパースターズ・プロレスリング・ゼット」が旗揚げした。

IT技術の発展でIT企業がもてはやされていた時代、カネの使い道に困った手塚一彦オーナーが思いつきで3億円を投資してできた団体である。
初期投資があった分、他の団体よりは恵まれていたといえるが、全国から運動能力とルックスのあると思われる女の子をスカウトし、プロレスラーにしてしまうというスパルタ養成式の団体である。

しかも無駄に金があったものだから、新人のコーチ役兼エースレスラーとして、当時フリーの大物であったミミ吉原を招聘して、6人の一期生にレスリングの基礎を叩き込んだ。

「あの頃は参りました。朝6時に起きてロードワーク、7時頃からストレッチと筋力トレーニング、そのあと受け身100本やってからスパーリングとぶっ続けでしたから。で13時頃やっと食事なんですけど、練習がきつくて新人の頃はあまり食べられませんでした」(今野ひかる・談)

しかも、彼女たちの壁役として、メキシコの大手プロレス団体「AAC」と提携した。毎シリーズ3~4名のレスラーを派遣してもらう契約だが、プロレスを始めたばかりのSPZ1期生とははっきりいって勝負にならなかった。
SPZ初代社長の今野氏はやきもきしていた。

「いつまでも残虐ショーで客が呼べるわけがない。1期生が力をつけてくるのが先か、カネがなくなってSPZがつぶれるのが先か。ああ心配だ。」

1期生の中で頭角を現しかけていたのが南利美と伊達遥。南はスポーツ万能で飲み込みが早く、ミミ吉原から教わったグラウンドレスリングでそれなりに試合が作れるようになったが、

「リミさんはいかんせん通好み。あれはあれで固定客が付くんだけどね。」
社長はどちらかと言うと伊達遥に集客の期待を寄せていた。

「伊達さん足長いから、蹴り技とか効きそうなんじゃないかな」

バスッ、バスッ、バスッ
午後の練習、伊達遥はミットめがけて中段蹴り、上段蹴りを叩きこんでいった。
しかし、実戦になると、

ブンッ
伊達遥の蹴りは空を切ってしまう。客席から失笑が漏れる。

「当たるわけない。タイミングがバレバレ」

「・・・・・・・」

本部席で頭を抱える社長、そして対戦相手のAACの選手が反撃を仕掛け、攻め手のなくなった伊達遥はあっさり3カウントを聞いてしまう状況だった。

―練習のように、うまくいかない・・・

(後編へ続く)

2011年8月 3日 (水)

夏休み中20110803

こんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの。

◆全日本愛知大会

3大タイトルマッチはいずれもチャンピオンの防衛という形で終わりました。

なんでKAI選手が田中稔に勝っちゃうかなあ。

三冠王者の諏訪魔選手、次の防衛戦の相手は誰になるのか。

◆相撲

月刊「相撲」の表紙を飾った魁皇。これが最後の表紙。

「魁皇、笑顔の引退」の見出しが。

実に晴れやかな表情でした。

9月場所、ついに上位陣はモンゴル勢と欧州勢に独占されました。

琴奨菊に期待しましょう。

◆プロ野球

後半戦スタート。

8番一塁小笠原って。原監督なりのショック療法か。それとも現在の調子を冷静に見ての判断か。いずれにせよ恵まれた球団だ。

◆富士山行ってきました

登り所要時間6時間20分。むろん本気は出していない。ガイドなので。

2011年8月 2日 (火)

最近読んだラノベ 2011.08

文章の練習と、気晴らしのためにラノベをよく読みます。

◆「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

最近ようやく最新刊の8巻まで読みました。ブラコン妹とシスコン兄がエロゲー、オタク界関連で繰り広げる面白いストーリーです。黒猫かわいいよ黒猫。7巻ラストで黒猫が京介に告白。しかしひと夏付き合っただけで別れる展開。

人生というのはセーブデータのひとつしかないエロゲー。

◆「彼女はつっこまれるのが好き」

サイトーマサトさんが電撃文庫から出したラノベ。いきなり素人の高校生が声優アイドルのラジオ番組に出演させられるストーリー。イラストはキレイ。2巻を買うかどうかはちょっと考えます。

◆「僕の妹は漢字が読める」(かじいたかし HJ文庫)

アキバブログで話題になった一冊。萌え文化が文壇の主流になった23世紀という設定のストーリー。「きらりん おぱんちゅ おそらいろ」とか、噴いてしまいそうな文面もあるのですが、二度三度と再読するには至りませんでした。

◆「なれる!SE」(夏海公司・電撃文庫)

既刊4巻まで。剣も魔法も宇宙人も超能力者もないフツーの人間の話で、カイシャインSE(システムエンジニア)の残酷物語をラノベ風にした異色作。文章もしっかりしており、1冊の中で起承転結、山場の描写もありうまくまとめています。システム関連の仕事をしている小職も身につまされ、かつ励まされるいい作品だと思います。

2011年8月 1日 (月)

連載夏休み

皆様こんばんわ。

8月に入りましたので、この連載も少し夏休みを頂きたく存じます。

*************************

このブログの1年前の連載を読み返してみると

2010年8月頭の時点では

44年目1月、フローラ小川が前座要員になったあたりでした。1年間で作中世界のリプレイが6年しか進んでいない。

フローラ小川の引退やら団体分裂劇があったものの、この進み方の遅さは自分でも反省しています。

あと49年あるのに、この進め方では完結させるのに連載終了まであと8年を要することになってしまいます。それまでWAS2は積みゲーのまま。(笑)

最大の要因は本業である会社の仕事が忙しく、仕事をして遅く帰るか、酔いつぶれて遅く帰るかのどちらかになってしまい、レッスルエンジェルスサバイバーをプレイできなくなってしまったことにあります。

本業である会社の仕事で、昨年1年間はコスト削減プロジェクトを主管してやっていたのですが、その反動と言うか揺り戻しが来て、今なおヤバイ状況です。最近はこんな仕事なんていつ辞めたっていいんだと半グレして早く帰るようにしてはいますが、その分、酒が手放せなくなりました。

会社が新宿に移転し、通勤時間が2時間多くかかるようになり、新宿は飲み屋さんが多く、お酒を飲む回数が激増しました。

休みの日にWASをやろうとはしているのですが、年間42日しか休みがなく、さらに趣味として登山とか旅行とかがあるので、WASをやる順番が回ってこないのが実態です。

原稿の在庫はいま4年8か月分です。55年目9月まで進行しています。

会社を辞めない限りはWASプレイ状況は改善しないのですが、仕事あっての生活という部分は否定できないので、可能な範囲で頑張りたいと思っています。

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »