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2012年2月29日 (水)

東京マラソンに出たい20120229

こんばんわ。春の気配を感じる今日この頃。花粉症でメガイタイメガイタイとうめいているkonnoです。

■東京マラソン

うちの会社は西新宿、都庁の横のビル5Fなので、3万ウン千人のマラソンがよく見える。20分以上にわたって大通りの集団ランニングの壮観が見られる。感動した。

優勝はケニア人の選手。エチオピアの皇帝さんは4位。無職ランナーの藤原新さんが終盤「賞金に目がくらんで」怒涛の追い上げを見せ2位入賞し賞金400万円ゲット。ロンドン五輪を当確にする。

最強市民ランナー・春日部高校職員・川内さんは14位に沈む(それでも悪いなりに2時間12分51秒でまとめたのはさすがだと思う)。スペシャルドリンクが見つからなかったりペースメーカーさんに飲まれちゃったり。

翌日は勤務先の高校で丸刈り記者会見。川内さんなりのけじめなのだろうか。五輪出場は厳しくなったと思うが、そうとう名前は世の中に知れ渡ったので、これからも各地のレースに道場破り的に参戦して、マラソンの楽しさを伝えていってもらいたいと思います。

■大相撲

エストニアの怪人・大関バルトが綱取りに挑戦。白い子が「横綱は2人いた方がいい」と思い始めているので、格下に取りこぼさなければチャンスは大いにある。ただ、下手に横綱になるより大関で長くやった方が稼げると思うのだが・・・・

■プロレス

3.4後楽園決戦を前にゲットワイルド(大森・征矢学)に亀裂。負けたら解散とか、二人三脚特訓とか暴走気味の征矢学。あきれる大森。アングルにしては微妙だ。近年まれにみる迷タッグ・ゲットワイルドの運命やいかに。

小橋建太左すね骨折。ムーンサルトプレスを決めた際に足を強打したらしい。決まっていたタッグベルト挑戦はお流れに。復帰時期未定。やはり能力減衰期に入ると試合で怪我しやすくなってしまうのだろうか。

今週はこんなところ。

2012年2月28日 (火)

第1,256回 ここで負けたら終わりだぞ!

57年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。

小嶋聡美は負傷が完治せず引き続き休場。若手の村上千秋も首を痛めてしまい負傷欠場となった。

初戦の沖縄大会。ブレード上原が地元凱旋し、ジュリア渡辺と対戦。しかしいきなり渡辺が仕掛けてきてドラゴンスリーパーでしめあげ、ブレード上原をグロッキー状態にしてしまう。こうなっては上原の蹴りは本来の威力なく。

「じゃあ、そろそろ」

シャイニングウィザードに上原、沈んでしまった。勝負タイム10分6秒。

そのあと一行は中部地方を転戦。第2戦長野ではブレード上原、員数あわせ外人のブルーローズ81号にネックブリーカーで敗北、その翌日、三重大会でもワンダーローズ82号のラリアットを食らって敗北。なかなか新人の域から出られない。

「勝とう勝とうとするあまり、打撃が大振りになっています。あれでは当たりませんよ」
解説者の杉浦美月が冷静にコメント。

6戦目の和歌山大会、ブレード上原がようやく今シリーズ初白星。1期先輩の真鍋つかさをヘッドバット連打で下した。

和歌山大会のセミではジーニアス武藤VSエアリアル菊澤。団体ナンバー3の座も危うくなってきたジーニアス武藤、この日もぱっとしないファイトでズルズルと押され、13分少々で菊澤のタイガードライバーに敗北。

「・・・・・・っ」

和歌山大会メインでは美冬がきっちりと今治みさえのグラウンド技を受けきって、最後は打撃で殴り倒すという24分9秒の横綱プロレスを見せた。

***************************
最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合でブレード上原が村上千春を11分23秒、トラースキックで下し3連勝。ようやく肩の力が少し抜けてきたようだ。

第2試合は真鍋つかさVSフィオッコ。相手のグラウンド攻めをしのいだ真鍋が勢いよくジャンプしてのギロチンドロップで勝利。

「んー、よっし!」

勝負タイム11分25秒、真鍋が今シリーズ2勝目を挙げた。

第3試合は小嶋朱美VSブルーローズ81号。

ブルーローズ81号の正体はアメリカ独立団体の中堅女性レスラーではないかと噂されている。こんかいSPZに欠場者が2名出たため急遽ブッキングされたようだが、やはり馬力と躍動感は日本人にないものを持っていて、小嶋妹の攻めを受けきると豪快なミサイルキックを決めて3カウントを奪取。

小嶋朱美、今シリーズは動きがいまひとつで2勝どまりに終わった。

休憩前第4試合は初瀬唯VSワンダーローズ82号。また怪しげなネタ外人が登場したが、パワーでは完全に初瀬の上を行っている。

「YAAAAA」

DDTでグサリ。初瀬悶絶。続くフォールを返せなかった。その試合が終わると休憩。

**************************

後半の第5試合、ジュリア渡辺VSダイナマイト・リン。相手のパワーをうまくさばいた渡辺、10分過ぎに相手の突進を脇固めに切り返し、そのままギブアップを奪った。

ジュリア渡辺、上位選手と当たったが今シリーズは好調で5勝3敗と勝ち越し。久しぶりに今治にも勝った。

セミ前、第6試合はガイア尾白川VShibari。ここまでともに2勝5敗と星が上がっていない同士の対戦。Hibariが持ち前の馬力で優位に試合を進め、9分38秒、力まかせのラリアットでフォール勝ちを収めた。

セミファイナルは今治みさえVSジーニアス武藤。

「ジーニアス、ここで負けたら終わりだぞ!」

ファンから厳しい声援も。トップグループに踏みとどまるには過去2連敗している今治に勝つしかない。しかし結果は真逆で、今治の執拗なドラゴンスリーパー責めにあえなくギブアップ。勝負タイム9分35秒。

「・・・・うううっ」

当然という表情で勝ち名乗りを受ける今治みさえ。苦しそうな表情でマットに倒れ伏すジーニアス武藤、ファンは時代が流れてゆくことを感じ取った・・・

+++++++++++++++++++++++++++

そしてメインはSPZ戦、王者美冬に挑むのは前王者のエアリアル菊澤。2人ともここまで全勝できた。

「今日もガンガンいくよ!」
「では・・・・」

もう何十回も対戦しているので手の内はお互い知り尽くしている。その上でどう動くか。両選手の頭の使い方も問われる勝負。

美冬は序盤、前回同様グラウンドでの腕攻めで相手の動きを封じる作戦。しかし菊澤もその手は食うまいと離れてドロップキックを連打。息詰まる試合展開となった。

とにかく右腕を取ってグラウンドに引きずり込もうとする美冬、やはり相手のスピードを警戒している。試合はそのまま長引いた。

「しゃあっ」

菊澤、アームホイップに切り返したが、菊澤の右腕がピリッと痛みが。
「・・・・っ」
少し嫌な表情になった菊澤。

「どしたおらあ!」

そこへ大振りのチョップをぶち込む美冬、そして掌底。

―手数を、返さなきゃ・・・・っ

菊澤、急場しのぎにドロップキックを打っていく。そのあとも腕を狙う美冬と離れようとする菊澤がせめぎあい、そのまま60分時間切れドローとなった。お互い大技はまったく出していない。これは息詰まる試合か、大凡戦か評価の分かれる試合。

ともかく王者が初防衛に成功。これで通算防衛回数を16とした。

「見ているお客様には申し訳ないことをした。来月もう一回だ」

「・・・・っ。ガンガン攻め切れなかった」

2012年2月27日 (月)

6000興行Produce

■2006年年末に始めたレッスルエンジェルスのリプレイですが、

この原稿を書いている2月20日時点で、64年目に入りました。

WASは年間でマックス96興行を組めるようになっております。

(バカンスとかは収益の妨げとなるので、やっていません)

そのサイクルを丸63年やったわけですから、地震や事故イベントで、多少は流れたとしても、通算で6000回、興行をプロデュースしたことになります。

曲がりなりにもカードは自分で考えて、判断するプロセスを入れています。

(ジャイアント馬場さんの試合数が国内だけで5758試合ですので、ついにその数字を超えてしまいました)

なんと時間を無駄にした愚行をしたのでしょうか。カネやモノの無駄遣いには気がついても、時間の無駄遣いにはなかなか気づかないものです。

しかし、自分で第1試合から休憩前、休憩後、セミ・メインのカードを組んで、(1シリーズ1回は全試合観戦するよう心がけています)観戦すると、実際のプロレス観戦に勝るとも劣らない印象が残ることもあります。

南利美の関節ごきり。草薙みこと&小川ひかるの名タッグ。ボンバー来島のラリアット、武藤めぐみとライラ神威の抗争、コンバット斉藤の蹴りで大波乱。結果が筆者の斜め上をいったこともあります。

いまは会社から帰ってきて、酔っていなければ23時ころPS2の電源を入れて、前回の続きをロードして、会場を選択して(もう都道府県の選択のパターンを暗記してしまいました)8興行のカードを組む。ここまでで30分くらいです。そのあと非観戦で飛ばしていくのですが、シリーズ最終戦はリアルで観戦するよう心がけています。それが採用した彼女たちへの礼儀だと思っています。

で、見ながらリプレイ記をWordに打って、1シリーズを終え、来月のジムでの励まし、新技習得、重傷者休養などの指示を出した後セーブしてPS2の電源を落とします。ここまで大体1時間ちょっとくらい。自分の中ではこれを「1面クリアする」と呼んでいます。99年完遂までまだあと35年残っていますので、あと420面(!)以上残っていますので、1日1面律儀にやったとしても1年2か月はかかる計算です。なんてゲームだ。

***************************

■外人レスラーの名前を考えないと

実際のプロレスでも、1回から数回しか来日しない無名外人はいるので(ぱっと思いつくだけでもブライアン・コステロとか、ナイジェル・タワーズとか、デビッド・アイズリーとか)、カード編成がうまくいかない場合、員数合わせで呼んできた外人の名前を適当に考えて、リプレイに登場させちゃおうと思います。

サンディ・サングレ(AACの元気な子。デスピナ・リブレの使い回し、名前は昔の名レスラー、サングレ・チカナから取りました)

ユーリ・セモポヌメ(EWAからの刺客。これはユーリ・スミルノフ使い回し。名前は某ラノベから。)

ウトン・ヴェリノ、

ウトン・ヴェゲ・アラカ、

ウトン・ヴェグー・バンハ、

ウトン・ヴェキーテス

(EWAから襲来してくるウトン一族、その驚異的な格闘センスでSPZを恐怖のどん底に。ふと会社帰りに思いついた。そのうち登場させるよ)

2012年2月26日 (日)

第1,255回 57年目9月 ウルトラソウルシリーズ

57年目9月

「ウルトラソウルシリーズ」開幕。小嶋聡美は太もも肉離れのため欠場。

「くっ・・・・」
初戦カイメッセ山梨大会、ブレード上原は先月勝てたジュリア渡辺に敗北。ミサイルキック2連発で戦意を失った・・・・

「あ・・・・がっ・・・・」
ブレード上原、その翌々日、九州サーキットの大分別府大会では初瀬唯相手に優位に試合を進めたにもかかわらず、ドラゴンスリーパーで逆転負け。先輩たちが追い抜かれてたまるかと目の色を変えてきたのである。

第5戦まではほぼ力関係どおりの結末。第6戦佐賀大会で強豪選手の直接対決が。まず美冬VSジーニアス武藤は27分を超える熱戦の末、美冬がストレッチプラムでギブアップ勝ち。

メインはエアリアル菊澤VS今治みさえ。今治も持ち前のねちっこい攻めで菊澤を苦しめたのだが、最後はうまく菊澤が回転エビ固めで丸め込んで3カウント奪取18分49秒。SPZ王者の貫禄を示した。

*****************************

第7戦長崎大会。九州サーキットもこの日が最終日。しかしブレード上原、このシリーズは伸び悩み。この日も小嶋朱美相手にいい勝負をしたのだが、最後はSTO2連発に無念の敗北。やはりまだ少し耐久力に難がある。

「ここでへこたれるか、猛練習するかが彼女の運命の分かれ目ですね」

解説の杉浦さんが冷静にコメント。

長崎大会セミ、美冬は落ち着いて今治をストレッチプラムで下した。

「明後日のさいたまではこれであいつに真の痛みを味わわせてやる」

長崎大会メインではエアリアル菊澤とジーニアス武藤が激突。しかし今回の対決は終始先手を取ったエアリアル菊澤が優勢に試合を進め、最後はダイビングプレスで圧殺。勝負タイム17分41秒。

「あとは最終戦のタイトル戦を頑張るだけです」

**************************

最終戦、さいたまドーム大会。

第1試合は新人同士の対決。ブレード上原VS村上千春。ブレード上原に注目が集まっているが、村上千春もなかなかきっぷのいいファイト。この日も思い切りのいい掌底で上原をぐらつかせたが、上原のトラースキックが決まり3カウント。ブレード上原、上半期の勝率は12.5%。村上千春は3.1%。

第2試合は小嶋朱美VS真鍋つかさ。真鍋が持ち前のスピードでかき乱そうとするが、パワーなら小嶋妹が断然上、STO一発で真鍋を悶絶させた。勝負タイム11分29秒。小嶋妹の上半期勝率は41.7%、真鍋の勝率は25.0%。

続く第3試合は初瀬唯VSフィオッコ。

初来日外人のフィオッコ、打撃を織り交ぜた軽快な攻めを見せるが、初瀬もグラウンドで反撃。最後は初瀬がうまく丸め込んで勝利。15分13秒。かつては負けてばかりだった初瀬も入社3年目に入り勝率を47.9%まで上げてきた。

第4試合はガイア尾白川VSクリムゾンローズ。外人特有のパワーで押し込んでいったクリムゾンが優位に試合を進め、最後は9分15秒、フロントスープレックスで勝利。最終戦を飾れなかったガイア尾白川、上位選手とたびたび当たっての勝率50.0%は立派。その試合が終わると休憩。

休憩明け第5試合はジュリア渡辺VSダイナマイト・リン。

ダイナマイト・リンのパワーに手を焼いたジュリア渡辺だったが、逆片エビで痛めつけてから形勢逆転。最後はネックブリーカーで勝利。勝負タイム15分24秒の熱戦を制した。ジュリア渡辺、上半期の勝率は56.3%。

第6試合、セミ前は村上千秋VShibari。両者とも今月は上位の選手とあたったため、ここまで1勝6敗できた。この試合はhibariが先輩の意地を見せて、ネックブリーカー、ラリアットパワーボムと畳み掛けて勝利。勝負タイム13分14秒。

セミファイナルはジーニアス武藤VS今治みさえ。ドームのセミで試合をするところまできた今治。執拗なドラゴンスリーパー攻めでG武藤の意識を漂白させて
「せえっ」
ノーザンライトスープレックスでみごと3カウント奪取。これでジーニアス武藤に2連勝。今治もトップグループに割ってはいってきたか。勝負タイム15分8秒。上半期の勝率も55.0%と、上位で勝ち越せる力をつけてきた。

***************************

そしてメインSPZ戦、SPZ世界王者エアリアル菊澤に挑むのは、Sクラ覇者、美冬。
まず序盤は徹底した腕攻めで菊澤の動きを止めにかかった美冬。これが功を奏し菊澤の動きをやや鈍らせた。

「せいっ」

そこへガスガスと掌底連打。菊澤の表情がゆがむ。

これで流れを作った美冬、中押しのデスバレー、ブレンバスター、そしてヘッドショットのステップキック。

―いけるぞ。

勝利を確信した美冬、バックドロップ。これは返されたが、

―もらった

押さえつけて再度のヘッドショットキック。これが入ってしまい、崩れ落ちる菊澤、押さえ込む美冬。3カウントが入った。勝負タイム48分15秒。

王座移動、エアリアル菊澤は2度目の防衛に失敗。美冬が第160代王者に返り咲いた。

「たまたま作戦がうまくはまっただけのこと。次はこうは行くまい・・・・」

ベルトを奪回しても謙虚な美冬であった。

2012年2月25日 (土)

第1,254回 57年目9月時点のプログラムから

57年目9月

プログラムの選手紹介。執筆したのは営業部の山本和男さん。

怪力一直線 小嶋聡美

本名、同じ、2042年6月9日、大阪府豊中市出身、実家が食堂でその手伝いをするうちに筋力がついてしまい、この素質がSPZスカウトの目に留まり、SPZ50期として2058年4月12日、京都府体育館での対 杉浦美月戦でデビュー。ヘッドバット連打など、思い切りのいいファイトが身上。ジーニアス武藤と同期タッグを組みあばしりタッグ王者に輝く。55回SPZクライマックスでは4強の一角に食い込み、リーグ戦をもつれさせる。得意技はタイガードライバー、ラリアット、DDT。

入場テーマ曲:サッド・バット・トゥルー(メタリカ)

孤高の天才 ジーニアス武藤

本名 武藤晶:2042年5月4日、静岡県静岡市葵区出身、SPZの新人テストに合格し、2058年4月21日、仙台市グランドアリーナ大会での対 杉浦美月戦でデビュー。飲み込みが早く、メキメキと実力を上昇させ、なんとデビュー1年でジュディ・コーディを破りSPZ世界王者を奪取という離れ業をやってのける。以来SPZのエースとしてトップ戦線を突っ走る。得意技はエンジェルダイブ、ジャーマンスープレックスホールド。
テーマ曲:ヴァイオリン協奏曲「調和の幻想」第8番第1楽章(A・ヴィヴァルディ)

演歌歌手の孫娘 ジュリア渡辺

本名:豊科樹理。2044年2月22日、東京都港区出身、祖母はあのSPZタッグリーグ優勝レスラーにして演歌歌手の渡辺智美。SPZの新人テストに合格し、2059年4月14日、釧路市体育館大会での対 小嶋聡美戦でデビュー。抜群のルックスと祖母譲りの頭突きで前半戦を沸かせる。得意技はヘッドバット、

入場テーマ曲:セプテンバー(アース・ウインド&ファイアー)

嵐を呼ぶハードヒッター 美冬

本名:後藤美冬、2043年9月26日、奈良県奈良市出身、SPZ51期として2059年4月14日、釧路市体育館での対 杉浦美月戦でデビュー。古武術の経験を生かした打撃は驚異的な威力で、トップグループ入りを果たし、SPZ世界王者に輝く。得意技はニーリフト、ステップキック、掌底。
入場テーマ曲:メヌエット(管弦楽組曲第2番より:J.S.バッハ)

仙台の流星 エアリアル菊澤

本名:菊澤理恵 2044年7月24日、 宮城県仙台市出身、SPZ52期として2060年4月21日、仙台市アリーナ大会での対 ジュリア渡辺戦でデビュー。なんとデビュー戦を勝利で飾る。器械体操の経験を生かしたスピード感あふれるプロレスが身上。接近戦での対応に甘い面があるものの、攻め込んだ試合で大物食いを果たすこともしばしばで、ついにはSPZ世界王者に輝く。第55回SPZクライマックスではジーニアス武藤と最後まで優勝を争い、ファンの間では語り草となった。 得意技はシャイニングウィザード。

入場テーマ曲:ワンルーム・ディスコ(perfume)

放浪の怪力 小嶋朱美

本名:同じ、2044年6月9日、大阪府豊中市出身、小嶋聡美の妹である、姉の後を追うようにSPZに入門し、2060年4月20日釧路市体育館の対小嶋聡美戦でデビュー。姉譲りの馬力で将来を嘱望されたが、デビュー半年でWWCAに無期限遠征に出る。アメリカマットで2年半活躍した後、SPZマットに戻ってきた。得意技はDDT。

入場テーマ曲:ホゥリアー・ザン・ゾウ(メタリカ)

瀬戸内の蒼い風 今治みさえ

本名:中桐美佐江 2045年11月29日、愛媛県今治市出身。柔道の経験を見込まれ、SPZにスカウトされる。53期として2061年4月20日、釧路市体育館での対 杉浦美月戦でデビュー。堅実なグラウンドレスリングを展開。上位選手に当たったときの対応が今後の課題。得意技はドラゴンスリーパー。

入場テーマ曲:Octave Rain(佐倉紗織)

岩手の怪力 hibari

本名:松本真帆子。2045年8月17日、岩手県花巻市出身。SPZ入門テストで、握力の数値が高かったことから採用される。53期として2061年4月22日、どさんこドーム大会での小嶋聡美戦でデビュー。持ち前の馬力を生かしたパワフルな攻めで会場を沸かせる。得意技はエルボー、ヘッドバット。

入場テーマ曲:セレナード第7番「ハフナー」より「ロンド」(W.A.Mozart)

閃光少女 ガイア尾白川

本名・尾白川舞 2047年2月16日、福島県須賀川市出身、SPZの入門テストに合格し、SPZ54期として2062年5月6日、カイメッセ山梨大会での対 ミントス・フジニャーノ戦でデビュー。小柄な体格だが、リング上を動き回って相手の隙をうかがう。得意技はネックブリーカードロップ。
入場テーマ曲:Dirty Boots (Outer)

爆撃機 村上千秋

本名・同じ 2046年12月5日、鳥取県米子市出身。米子市レスリングスクールからの推薦でSPZ入り、SPZ54期として2062年5月6日、カイメッセ山梨大会での対 杉浦美月戦でデビュー。勝気な性格でリング上を躍動する。得意技は垂直落下ブレンバスター。
入場テーマ曲:リード・ミー・オン(ティーナ・マリー)

根性ファイター:初瀬唯

本名:同じ。2046年11月3日、大阪府茨木市出身。SPZの新人テストを受け、1度は不合格となるも、その後もトレーニングを続け、会場整理のバイトをしながら入門をアピールし続け、1年越しの夢をかなえ入門テストに合格。2063年5月3日、高松市体育館での対ミストレス・バイテン戦でデビュー。懸命のファイトで前座戦線を沸かせる。デビュー以降、32連敗となかなか芽が出なかったが、最近はグラウンド技に活路を見い出し、勝率も上向いてきている。得意技はSTF。

入場テーマ曲:赤い砂時計(久川綾)

リトルバスター:真鍋つかさ

本名;同じ。2048年6月20日、福井県敦賀市出身。SPZの新人テストに合格し、2064年5月22日、カイメッセ山梨大会での対 吉原泉戦でデビュー。体格やパワーにはまだ難があるが、持ち前のすばやさで対戦相手の動きをかく乱する。得意技はギロチンドロップ。
入場テーマ曲:Just Time Girl(KATSUMI)

弾丸少女 ブレード上原

本名:上原清香。2050年1月31日、沖縄県石垣市出身。幼少の頃から琉球空手で身体を鍛える。たまたま出た空手大会で入賞したのをきっかけにSPZにスカウトされ、SPZ57期として2065年4月16日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 小嶋聡美戦でデビュー。デビュー間もないが空手の経験を生かした蹴りで前座戦線において存在感を発揮。得意技はトラースキック。

入場テーマ曲:アナザーマン(DAG KOLSRUD)

狙撃手 村上千春

本名:同じ。2049年12月12日、鳥取県米子市出身。姉はSPZ54期の村上千秋。姉の後を追うようにしてSPZに入門し。2065年6月11日、山口周南大会での対hibari戦でデビュー。同期のブレード上原と出世競争だ。得意技は掌底。
入場テーマ曲:真昼のゲーム(ケニー・ロギンス)

チーフレフェリー 吉見ゆう子

本名:吉見裕子。2028年12月11日、埼玉県川口市出身。アメリカ留学中にプロレスラーの道を志し、2046年4月15日、アメリカミネソタ州セントポール、コバルト体育館での対 トラウマサンダーバード戦でデビュー。日本帰国後はフリーで各団体を渡り歩くが、ヒザの負傷により2054年4月に現役引退。その後は八王子でスポーツインストラクターをしていたが、SPZ大量離脱に伴いスタッフの頭数が足りなくなったため、採用される。海外留学の経験があり英語に堪能で外国人選手とのコミュニケーションも上手である。

レフェリー ミネルヴァ石川

本名:石川洋子、2027年7月3日、石川県小松市出身。SPZの新人テストに合格し、35期生として2043年4月17日釧路アリーナ大会での対 フローラ小川戦でデビュー。3051年、現役引退。引退後は団体に残り、若手選手のコーチおよび中盤試合のレフェリーを務める。

レフェリー セブン山本

本名:山本和男 2042年11月7日、静岡県浜松市出身、SPZにはリング設営の契約社員として入社。器用さと温和な性格を買われ、当日券やプログラムの販売もこなす。選手からはいじられキャラとして愛されている。石川レフェリーの負傷により代打レフェリーに指名され、動きが良かったのでそのまま前座のレフェリーに昇格。SPZで40年ぶりの男性レフェリーとして試合を裁く。趣味は英会話教室通い。

リングアナウンサー 奥森豊

2020年6月11日、東京都瑞穂町出身、2043年入社、学生時代はコーラス同好会に在籍していた経験を買われ、新卒で巡業部に配属され、後半戦のアナウンスを担当。趣味は旅行。

リングアナウンサー 鈴木たくろう

2034年6月30日、神奈川県横須賀市出身。2057年入社。グッズ販売やリングアナ、雑用まで何でもこなすSPZ期待の若手社員。趣味はDTM。

リングドクター 沢木凛奈

2023年6月21日、北海道利尻富士町出身。北斗星大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務。プロレス観戦好きが好じ、「タダでプロレスが見られる」という中森社長の甘言に乗り、SPZにリングドクターとして首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

2012年2月24日 (金)

第1,253回 57年目8月SPZクライマックス(下)

57年目8月 SPZクライマックス

第7戦は仙台大会。

コーディ(6点、ブレンバスターからの片エビ固め 17.22)今治(6点)

コーディ、さすが実力者。3連敗の後3連勝できっちり星を五分に戻した。今治も良く粘ったのだが、やはり最後はパワーの差が出た。

A菊澤(10点、ブレーンバスターからの片エビ固め 7.39)G尾白川(2点)

菊澤が危なげなく尾白川を退けて1敗を守った。高速ブレンバスターを受け切れなかったガイア尾白川、無念の3カウント・・・

G武藤(8点、エンジェルダイブからの片エビ固め 12.55)小嶋(4点)

50期の同期対決。いきなり小嶋の頭突きが鼻に入り流血の憂き目にあったG武藤だが、逆にこれで闘志に火がつき、一気に攻めてエンジェルダイブで勝ちをもぎ取った。

美冬(12点、バックドロップからの片エビ固め 11.14)Dリン(0点)

この試合は美冬完勝。6連勝で最終戦の横スペへ。

これで優勝の行方は横スペ大会メインの美冬VSエアリアル菊澤の直接対決に持ち越されることになった。菊澤が優勝するためには本割で勝ってさらに決定戦で勝っての2連勝が必要となる・・・

***************************

そして最終戦横スペ大会。第1試合に登場したブレード上原は村上千春との同期対決を制して、今シリーズを3勝5敗で終えた。

リーグ戦最後の4試合。

小嶋(6点、シャイニングウィザード 23.29)今治(6点)

今治のグラウンド地獄に手こずった小嶋だが、体勢を立て直すと重爆シャイニングウィザードを決めてフォール勝ち。6点でリーグ戦を終えた。

コーディ(8点、ラリアットからの片エビ固め 12.03)Dリン(2点)
セミ前はコーディが快勝、ラリアットを決めてダイナマイトリンをフットバした。

G武藤(10点、エンジェルダイブからの体固め 8.37)尾白川(2点)

「覚悟して」
得意のエンジェルダイブで尾白川をあっさり退けたG武藤、10点でリーグ戦を終えた。
「そりゃあ・・・・悔しいですよ。」

ジーニアス武藤、最終戦まで優勝争いに絡むことはできなかった。

美冬(14点、ストレッチプラム 28.34)A菊澤(10点)

「引き分けようとはさらさら思わない。勝って終わる」
30分タイムアップなら自動的に美冬の優勝が決まるが、美冬はあくまでSPZ王者菊澤をたたきのめしての優勝にこだわっていた。動き回る菊澤、とにかく打撃を入れたい美冬。もう何十回も対戦している両者が責めあいしのぎあう。

がすっ
20分過ぎに放った掌底。これできくざわがぐらつく。

「でえやっ」
そこへニーリフトで追い打ち。

菊澤もシャイニングウィザード、ミサイルキックで打開を図るが、流れを変えられず
「ねむれっ」
美冬、裏投げ、フォールは何とか返した菊澤だったが、頭を打って目の前が真っ黒になった、
そこへ

「終わりだ」

美冬組みついてストレッチプラム。菊澤こらえようにも身体に力が入らず、ギブアップの意思表示。

「これからも日々鍛錬だ・・・」

美冬が2連覇を達成し、賞金200万円と副賞のブランド腕時計をゲットした。準優勝はジーニアス武藤が(10点だがA菊澤との直接対決に勝っているので)入り、横浜中華街のお食事券5万円分が贈られた。

2012年2月23日 (木)

第1,252回 57年目8月SPZクライマックス(中)

SPZが毎年8月に行うシングルリーグ戦、SPZクライマックス。第57回大会中盤戦の模様を。

第4戦九州ドーム大会。

今治(4点、リバーススープレックスからの体固め 17.43)Dリン(0点)

今治2勝目。相手の力押しをうまくいなして、最後は相手が大技狙いをたくみに切り返した。ダイナマイトリン、2日続けて同じ負け方・・・

小嶋(2点、エルボーからの体固め 7.05)G尾白川(2点)

小嶋聡美、初白星、相手の攻めを適度に受けると。
「そろそろ本気で」
強烈なパイルドライバーで相手をふらつかせてから、
「でぇいっ」
力の乗ったエルボー。この後のフォールを尾白川、返せず。小嶋聡美が完勝を収めた。

G武藤(6点、延髄斬りからの片エビ固め 18.02)A菊澤(4点)

2連勝同士の対決。G武藤のエンジェルダイブ、菊澤のシャイニングウィザードいずれも決定打とならず、消耗戦の様相、ならばとG武藤、ノーザンライトSH、ムーンサルトの猛攻、しかし菊澤返す。

ドドドドド

菊澤、丸め込みで逆転を狙うもG武藤、落ち着いて返して
「はっ」
ジーニアス武藤、ここで延髄斬り一閃。

バッタリ倒れる菊澤、ひっくり返してカバー。3カウントが入った。

「やられました。切り替えて次行きます」

エアリアル菊澤、さばさばした表情でコメント。

美冬(6点、裏投げからの片エビ固め 17.35)コーディ(0点)

「菊澤が負けたか」
終始優勢に試合を進めた美冬、最後は久々に裏投げを炸裂させ、コーディを下した。

************************

第5戦は九州ドーム大会。

小嶋(4点、DDTからの片エビ固め 14.05)Dリン(0点)

小嶋聡美2勝目。危なげなくファイトし、最後は豪快にDDTで決めた。

コーディ(2点、ニーリフトからの片エビ固め 10.30尾白川(2点)

ガイア尾白川もよく抵抗したのだが、パワーの差はいかんともしがたく・・・

A菊澤(6点、ダイビングプレスからの体固め 14.27)今治(4点)

これ以上星を落とせないエアリアル菊澤、この日の相手の過去引き分けに持ち込まれたことのある今治なので油断できない。
しかし、菊澤がガンガン攻める戦法に出て、優位に試合を展開し、最後はダイビングプレスで急降下。首尾よく3カウントを奪取。

美冬(8点、裏投げからの片エビ固め 22.42)G武藤(6点)

3連勝同士の直接対決。
勝てば優勝の可能性がぐっと増すジーニアス武藤、しかし美冬も強烈な掌底で戦意を砕かんとする。怯んだところをコーナーに詰めてチョップ連打。
「せいやっ」
確実に2点を取りにきた美冬が掌底でダウンさせてステップキックでグロッキーに追い込み裏投げでトドメの必勝パターン。ただただ強い美冬。これでただ一人全勝を守った。

**************************

第6戦どさんこドーム大会。
コーディ(4点、ニーリフトからの体固め 14.08)小嶋(4点)

力押しの消耗戦はコーディが制した。

今治(6点、コブラツイスト 13.28)G武藤(6点)

ジーニアス武藤、2敗目を喫し優勝戦線から脱落。今治のじっくりしたペースに本来の動きを見失う。エンジェルダイブで逆転を図るも返されて、最後はリング中央でコブラツイスト。いつもなら腰投げで返すところだが、どうしても脱出できず、無念のタップ。場内ええええええええ!

A菊澤(8点、ダイビングプレスからの体固め 8.38)Dリン

この試合はエアリアル菊澤の完勝。持ち前のスピードとキレで試合の主導権を握り、最後はかっこよくダイビングプレスで飛んだ。

美冬(10点、ニーリフトからの片エビ固め 15.03)G尾白川(2点)

タイガースープレックスで大物食いを狙ったガイア尾白川だったが、受けきった美冬が猛攻。痛烈なキックで頭を撃ち抜き、ガイア尾白川を半失神状態へ。トドメはニーリフトだった。

第57回SPZクライマックス。全勝の美冬を1敗のエアリアル菊澤が追う展開。

(続きます)

2012年2月22日 (水)

花粉症が始まる20120222

最近笹塚のジムに週2回ペースで足を運んでいます。

フリーウエイト(ダンベルとかベンチプレスとか)の注意事項のところに大森隆男選手の顔写真があります。

今週のスポーツニュースのようなもの。

■プロレス

3.4後楽園大会 全日本、世界タッグ挑戦者決定戦

 ビチッと(KENSO カズ)VSゲットワイルド(大森征矢)

負けた方が解散らしい。あっさりカズがフォールされて終わりのような気がするが。

諏訪魔VS真田は60分3本勝負で実施。2対1で諏訪魔が勝つのか。

※3団体合同興行at仙台

けっきょくキャプテンオールジャパンは浜亮太でした。

■野球

いよいよオープン戦開幕。巨人の村田がオープン戦第1号。

打線はともかく杉内とホールトン補強したらぶっちぎり優勝しないとおかしいでしょう。毎月3,925円払っている読売新聞の読者としては悲しい。

■個人的なこと

いよいよぐじゅぐじゅの花粉シーズン。休みの日も自宅にいることが多くなりましたのでWASを進めてゆきたいと思います。

今週はこんなところ。

2012年2月21日 (火)

第1,251回 57年目8月 SPZクライマックス(上)

57年目8月

恒例のSPZクライマックス。

ジーニアス武藤(22)

7年連続7度目の出場 第53回・第55回優勝
「全員倒して、優勝賞金をもらいます」

小嶋聡美(22)

7年連続7度目の出場
 「優勝して、賞金を実家の食堂の改装費用にします」

美冬(21)

6年連続6度目の出場 第56回優勝
「目標はただひとつ。全部勝つこと」

エアリアル菊澤(20)

5年連続5度目の出場
「頑張ります!!」

今治みさえ(19)

2年連続2度目の優勝
「一人でも大物食いをしたいですね」

ガイア尾白川(18)

初出場
「頑張る。それだけ。」
日本人選手はこの6名だけで、あとは外国人選手が参戦。

ダイナマイト・リン(23)

初出場
「アメリカンレスリングのパワーを見せてあげるわ」

レディ・コーディ(23)

4年ぶり2度目の出場
「私がナンバーワンだということを証明する」

***************************

2戦目の大阪大会から地獄のリーグ戦がスタート。

しかしその日の第1試合で事件が。新人のブレード上原がジュリア渡辺に勝ってしまった。ヘッドバットを食らったものの、カウント3ギリギリで返して、ソバットを連発で叩き込んでジュリア渡辺を蹴り倒し3カウントを奪った。勝負タイム18分48秒。

「心臓が爆発するかと思った・・・でも勝ててうれしい」

尾白川(2点、延髄斬りからの片エビ固め 11.37)Dリン

前半戦の奮闘が認められ、こんかいSPZクライマックス初出場となったガイア尾白川。初戦はダイナマイト・リンと対戦。タイガードライバーで落とされるなど危ないシーンもあったが、持ち前のスピードで翻弄し、最後は延髄がジャストヒット。

「よしっ。まず1勝!!」

G武藤(2点、エンジェルダイブからの体固め 17.13)コーディ

「いきなり強敵ですが、自分のプロレスをやるだけです」
もう何度も激突したレディ・コーディと真っ向勝負を展開。しかしコーディの力押しにたじたじ。それでも相手のパワーボム狙いを回転エビで切り返すなど、相手の馬力を利用する技術は健在。

「覚悟・・・して」

最後は伝家の宝刀エンジェルダイブで飛び、なんとかリーグ戦を白星でスタート。

A菊澤(2点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 12.59)小嶋

初戦から4強の直接対決が実現。しかしSPZ王者のエアリアル菊澤、いつも以上の動きの良さを見せ、最後は息切れした小嶋をフランケンシュタイナーで丸め込んで白星発進。
「100万円狙っていきますよ!」

美冬(2点、DDTからの片エビ固め 28.34)今治

美冬、対戦相手のねちっこいレスリングにやや手こずったものの、
「さっさと潰れろ!!」
残り時間が少なくなってきたと見るや、容赦のない顔面蹴り連発で相手を怯ませて
「はっ!」

パワーボム、DDTの力技で今治を仕留めた。敗れたとはいえ今治、あの美冬相手に28分もったというのは善戦健闘。

*************************

第3戦広島大会。

「ええええええ!!」
第1試合でブレード上原が2期上の初瀬唯にも白星。最初は余裕で上原の攻めを受けていた初瀬だが、これ以上受けられないと見るやドラゴンスリーパーで落としにかかる。
「う・・・げぇ・・・・・」

しかしなんとか意識を保ったままロープへ逃げた上原、
「このっ」
急場しのぎに頭突きをヒットさせ、ダウンした初瀬に覆いかぶさって3カウント奪取。勝負タイム13分55秒。

さてリーグ戦。
今治(2点、ジャーマンSH 10.50)尾白川(2点)
「捕まえました。せえぇっ」
ガイア尾白川のすばやい動きに苦しんだ今治だが、流れの中でうまくバックをとるやキレイにジャーマンで投げて3カウント。今治が初日を出した。

G武藤(4点、リバーススープレックスからの体固め 12.41)Dリン(0点)
「ううっ」
ダイナマイト・リンのダイナミックなタイガードライバー、頭を押さえて苦しむジーニアス武藤。しかしこれは誘い水。
「もう一度・・クラエ!!」
再度タイガードライバーの体制に入ったDリンをうまくリバースで切り返してそのまま押さえ込んで勝利。

解説の杉浦美月がぼそりと。

「武藤さんも演技がうまくなりましたね」

菊澤(4点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 15.16)コーディ(0点)

対戦相手のコーディの力技に苦しんだエアリアル菊澤、デスバレーも危ない落ち方だったが、
「・・・・このっ」
懸命に起き上がってシャイニングウィザード一閃。これでどうにか難敵コーディを下した。

美冬(4点、ニーリフトからの片エビ固め 12.33)小嶋(0点)

打撃を容赦なく入れまくった美冬が手堅く2勝目を挙げた。
「菊澤さんも武藤さんも調子いいので、取りこぼせません」

第57回SPZクライマックス。美冬、B上原、G武藤がそれぞれ2連勝スタート。

(続きます)

2012年2月20日 (月)

第1,250回 57年目7月 サマースターナイツシリーズ

「サマースターナイツシリーズ」開幕。
SPZ王者エアリアル菊澤と今治みさえが戦線復帰。

東北地方を南下するシリーズ、しかし勝てない新人・ブレード上原の焦りは募る一方であった。

第5戦いわき大会では初瀬の動きに懸命に付いていったものの、逆片エビ固めに捕らえられ、14分25秒、ギブアップの言葉を吐いた。これで29連敗。

第6戦宇都宮大会、ブレード上原はこの日も敗北。真鍋つかさの動きに翻弄され、最後はフェイスクラッシャーで顔面を強打して3カウントを奪われた。

宇都宮のセミでエース対決。ジーニアス武藤VS美冬。今度の対決はジーニアス武藤がエンジェルダイブで美冬から3カウントを奪い、元エースの意地を見せた。

そして宇都宮メインではSPZ王者のエアリアル菊澤も小嶋聡美相手に敗北、負傷欠場明けとあってか動きに精彩がなく、そこを狙われ、シャイニングウィザード2連発を食らって朦朧としたところをDDTで終了。

*************************

第7戦幕張大会。日本人4強の直接対決その2.セミでは美冬がジャーマンを小嶋に決めて3カウント奪取。翌日のタイトル戦へ弾みをつけた。

メインはエアリアル菊澤VSジーニアス武藤。落日のイメージが強いジーニアス武藤。だんだん菊澤のスピードについて行けなくなっている。この日も高速ブレンバスターで投げられて3カウントを許してしまった。勝負タイム18分41秒。

**************************

最終戦は新日本ドーム大会。

「勝った・・・」

第1試合でブレード上原が村上千春相手にプロ初勝利。基本に忠実にドロップキック、アームホイップを連発で繰り出してペースを握り、そのまま相手の息切れを待って上に乗って3カウントを奪った。勝負タイム7分15秒。とりあえず連敗を31で止めた。

新日本ドーム大会・セミ前は今治みさえVS村上千秋。ドームのセミ前までポジションをあげてきた若手有望株の村上千秋だが、相手はテクニックには定評のある今治。

今治が終始優勢に試合を運び、さいごもドラゴンスリーパーで失神寸前まで追い込んでからタックルでなぎ倒し3カウントを取るというえげつない勝ち方。勝負タイム12分54秒。

セミはジーニアス武藤VS小嶋聡美、先月に引き続きジーニアス武藤が優勢に試合を運び、ムーンサルトでフォール勝ちを収めた。これでシリーズ7勝1敗の好成績。

*************************

そしてメインはSPZ戦、王者エアリアル菊澤に対するは美冬。

―殴り倒す。それだけ。

美冬、鋭く踏み込んでボディスラム連発。まず菊澤の動きを鈍らせようという作戦か。しかし菊澤もすっくと起き上がってドロップキックで反撃。

こんかいは大ぶりの打撃を序盤は繰り出さず、ボディスラムやタックルである程度動きを鈍らせてから・・・と考えた美冬。この作戦が的中して、ブレンバスターを受けて全身を強打した菊澤が嫌な表情。

―いまだ

掌底一閃、そしてデスバレー。

―これ以上は受けられない

菊澤、シャイニングウィザード、しかし美冬2度目のデスバレー。フォールにいくも2で菊澤返す。

菊澤ダイビングプレスしかし自爆。しかし菊澤があまり痛がらず起き上がってボディスラムで投げてからコーナー最上段に上がり

「せっ」

菊澤ミサイルキック、吹っ飛ぶ美冬。しかしすばやく起き上がって、美冬バックドロップ。フォールにいくも菊澤2で返す。

菊澤切り札のフランケンシュタイナー、美冬返す

菊澤、高速ブレンバスター、しかし美冬なお返す。

ドドドドド

―もう一回!

菊澤、2度目の高速ブレンバスター。叩きつけられる美冬。懸命に片エビで押さえ込む菊澤、

ワン、トゥ、スリー

吉見レフェリーがマットを3つ叩いた。勝負タイム59分33秒、タイムアップギリギリでエアリアル菊澤が勝利。しかしゴングを聞くや両者ダウンしたまま起き上がらない。壮絶な消耗戦はこうして幕を閉じた。ともかくこれで新王者エアリアル菊澤が王座初防衛に成功。ベルトを持ったままSPZクライマックスになだれ込むことになった。

2012年2月19日 (日)

第1,249回 ウルトラカオス見参

57年目6月
ジュリア渡辺が足首骨折で入院。

「あちゃー、まあ、いい機会だし、ゆっくりしてくるね!」
いい娘だ。本当は痛くてたまらないはずなのに。

「あーん・・・やっちゃった・・・」
SPZ王者に返り咲いたエアリアル菊澤が右ひざ負傷。けっこう状態が悪い。先シリーズ美冬とのタイトル戦で悪化させたらしい。

「すみません、こんな大事なときに」
なんと今治みさえも首を痛め重傷。

人気選手3名が欠場し、営業的にパワーダウンは否めないので、提携団体WWCAにお願いしてトップスター・ウルトラカオスが初来日となった。

*****************************

このシリーズで村上千春がデビュー。第1戦山口大会でhibariにあっという間にやられてしまった。

「ヤレヤレ・・・コンナチビの相手をシロダト?」

初来日のウルトラカオス、第2戦島根大会でガイア尾白川を子供扱い。いくらガイア尾白川がスピードを活かして攻めようが効いてない。あっという間にパワースラム、ネックブリーカーで追い込まれて、ニーリフトで試合終了。

「フフフフフ」

勝負タイム8分6秒、ふだんはアメリカ本国での試合に専念しているため、これが初来日となったが実力は凄まじいものがある。なにせあのWWCAが数十名の候補者を集めて超絶トレーニングを課し、最後に残った者にカオスの覆面を与えたといういわくつきのレスラーである。

ブレード上原、鳴り物入りで入ったのだが勝てない。第5戦福井大会でもスタミナ切れを起こしたところへ初瀬のタックルでなぎ倒され3カウントを聞いた。これで21連敗。

「上原さんのようなタイプは昔ならタッグで大事に育てるところだと思うんですが、いまは個人闘争ですから自力で這い上がってくるしかないんですね」

解説の杉浦美月が冷静に指摘。

*************************

第6戦金沢大会。ジーニアス武藤がセミでウルトラカオスと対戦。

―クッ、なんて力なの・・・

懸命に抵抗したが、重量感あふれる攻撃に防戦一方となり、最後はパワーボムに屈した。

第7戦富山大会メイン、SPZ新旧エース対決はまたしても美冬がドラゴンスリーパーでジーニアス武藤からギブアップを奪った。

**************************
最終戦横スペ大会。

―相手は同期。攻めきれば勝てる。

第1試合はブレード上原VS村上千春。勝った方がプロ初勝利となる一戦。ドロップキックの打ち合いで場内沸いたが。

「消えろ」

掌底一撃。これがカウンター気味にはいってしまって3カウント。なんと村上千春がプロ初勝利を挙げた。ブレード上原、24連敗・・・

埼玉大会セミはジーニアス武藤VS小嶋聡美が一騎打ち。ここのところ小嶋に連敗しているジーニアス武藤が意地を見せ、ムーンサルトで弱らせてからのサソリ固めでギブアップを奪った。

そしてメイン、美冬VSウルトラカオスの特別試合。

「ヌン」

ウルトラカオスの重量感あふれる攻め。

―く、やりにくい相手だ

ウルトラカオス、打たれ強いのか、美冬が殴ろうが蹴ろうがさして効いたそぶりを見せない。有効打がくりだせぬままズルズルと追い込まれてしまい、ウルトラカオスの重爆ギロチンドロップで意識が遠のき、最後はパワースラム、パワーボムの猛攻に美冬、力尽きた。勝負タイム18分8秒。美冬、SPZ代表の意地を見せることはできなかった・・・

2012年2月18日 (土)

第1,248回 どこかに慢心があったか

57年目5月
「バトルカデンツァ」開幕。

新人の村上千春はまだ基礎ができていないので道場に閉じ込めて練習。

シリーズ第2戦、奈良大会で惨劇。

「これくらい・・・受けられるよね。」

連敗街道の続くブレード上原、この日はガイア尾白川と当たったがいきなりジャーマンを食らって、なんとかカウント3ギリギリで返したものの足元がふらついている。

「もう一度!!」
2度目のジャーマンで上原の意識は闇に落ちた。
「もっと受け身を練習して来なよ」

―勝てない・・・・

デビュー2シリーズ目に入ってもブレード上原の連敗街道は続く。先輩相手に黒星を重ねた。開場前に練習を重ねてもいざ本番になるとうまく動けない。

「上原さん、素質はあるんだからあとは自分からこのやろーって感じで仕掛けていかないと」

蹴りの破壊力はそこそこあるので、通じるかもしれないのだがなかなかヒットさせてもらえないのだ。

5月シリーズは上位の対戦も白熱。第7戦岡山大会、セミで小嶋聡美がエアリアル菊澤をサソリ固めで下すなどいい動き。メインでは美冬がパワーボム2連発でG武藤を振り切り、王者の貫禄を示した。

****************************

最終戦は横スペ大会、

第1試合に出たブレード上原は真鍋つかさのスピードについていけず、ネックブリーカーに敗退。これでデビュー以来16連敗。
「まだ、プロの動きじゃないですね」
解説の杉浦美月が冷静に指摘。

「ドンマイ。デビューの頃と比べると幾分良くなっているよ」

菊澤が励ますが、ブレード上原、悄然とした表情。

セミでは小嶋聡美がジーニアス武藤をDDTで下した。勝負タイム17分27秒。

「まあ、武藤さんの動きは同期なんでわかってますから、イタタタ、ちょっと腰がっ」
これで小嶋聡美7勝1敗でシリーズを終えた。

ジーニアス武藤、今月はどうしたのか、菊澤、レディコーディ、美冬、小嶋に負けまさかの4勝4敗。元エースの面影がない。

メインはSPZ戦、前月と同一カード。王者美冬に対するはエアリアル菊澤。

「何度来ようと無駄なこと。菊澤に真の地獄を思い知らせてやる」

―確かに菊澤のスピードは認めよう、だが打撃を一発ぶち込めば何とかなる相手だ。

しかし、菊澤のスピードは美冬にプロレスをさせなかった。目にも留まらぬ速さでコーナーに上がり、ミサイルキックを跳躍して叩き込む。この2連発を食らっては美冬いかんともしがたく弱ってしまった

「チャンスッ」

倒れた美冬へダイビングプレス。
ワン、トゥ、スリ
これで3カウントが入った。エアリアル菊澤が159代SPZ王者に返り咲いた。

「クッ・・・・どこかに・・・慢心があったか・・・」

美冬、8度目の防衛に失敗。

2012年2月17日 (金)

第1,247回 来月、もう一回だ!

57年目4月(続き)

今シリーズ、デビューした期待の新人ブレード上原。第4戦名古屋しゃちほこドームでは連戦の疲れが出たか、小嶋朱美に7分24秒、アームホイップで敗れた。

このあとも勝てない日々が続いたブレード上原。そして第7戦九州ドーム大会。

―受けようとか考えたら、やられる・・・

対戦相手、2期先輩の初瀬唯のほうが硬い表情をしていた。チョップやエルボーを積極的に入れて動きを止める作戦に出た。
「いてこましたる」

しかしブレード上原もヘッドバットやアームホイップで懸命に応戦。

―倒れろっ

初瀬がこのあたりでということでエルボーを強めに入れて上原をなぎ倒し3カウント。11分59秒の試合を制した。

「ま、先輩の意地見せれたかな」

福岡大会メインは美冬VSジーニアス武藤。看板選手対決だ。しかしここのところスランプに陥っているジーニアス武藤、手堅く闘った美冬の前になすすべなく、ストレッチプラムでギブアップ負け。勝負タイム40分53秒。

++++++++++++++++++++++++

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合で真鍋つかさVSブレード上原。

「私だってこの団体で1年もまれてるんだから」

その1年間で1勝しかしていない真鍋が持ち前のスピードで上原を翻弄。ロープに走ってのショルダータックルで弾き飛ばす。ドロップキックも的確にヒット。

―このっ

上原、手数を返せず、のど元に入った水平チョップでフォール負け。勝負タイム8分22秒。けっきょくブレード上原は8連敗で幕を閉じた。

最終戦セミ前では今治みさえVSガイア尾白川。手堅くファイトしてドラゴンスリーパーで勝った今治、シリーズを5勝2敗1分けで終えて、上位戦線で闘ってはじめてシリーズを勝ち越した。

セミはジーニアス武藤VS小嶋聡美。

「これでも食らえ!」小嶋の強烈DDTで試合が終わった。これで小嶋、ジーニアス武藤ともに5勝3敗。勝ち越したもののトップを狙うにはいまいちな成績だ。

*****************************

そしてメイン、SPZ選手権、王者美冬に挑むのはエアリアル菊澤。

先月ノンタイトルながら美冬に勝った実績が評価され挑戦者になった。ここまで今治と引き分けただけの6勝1分け。

―たしかに菊澤さんは強くなっている。だがこのベルトは守り抜く。

今回の対決は両者とも相譲らず、60分の時間切れ引き分けとなった。美冬の打撃がうまくヒットせず、流れを決定付けることができなかった。ともかくこれで王者が7度目の防衛に成功。

「菊澤!来月もう一回だ!!」

最後は珍しくマイクを取った美冬。

2012年2月16日 (木)

プロレス技シリーズ22 空中胴絞め落とし

今回紹介するのはマイナー技、フライング・ボディーシザースドロップ。

技としては単純な方で、自らダッシュして(ロープの反動を使う場合もある)相手の目の前でジャンプして、足を大きく広げ相手の胴をはさむような形でそのまま馬乗り状態になって相手を背中から押しつぶす荒技です。

和訳すると空中胴絞め落としとなりますが、べつに絞めたり挟みつけたりしているわけではなく、ただ勢いつけて相手をなぎ倒すシンプルな技です。

体の大きなレスラーがやると脅威。吉江豊選手が得意にされています。

しかしどちらかというとこの技、元々は仕掛ける選手のスピード感とかレスリングセンスを示す技のようです。

古くはあのルー・テーズが得意技として使い出し、その流れをくむジャンボ鶴田も試合中盤のつなぎ技として多用されていました。しかし相手との力の差があるときは、バックドロップを出すまでもないということなのか、フィニッシュ技にもなっていました。

ジャンボ鶴田がリタイアされてからは渕正信も結構な頻度で一時期(2000年ころまで?)は使っていました。最近では獣神サンダーライガーが好んで使っています。

昔の動画で感心したのが、90年の世界最強タッグでファンクスVSランドオブジャイアンツの公式リーグ戦で、体格やパワーに勝る相手をドリーがうまくこの技を決めて、鮮やかに3カウントを奪っていました。ドリーは確かこの時もう50近かったはずなのですが、タイミングよく決めていたのに感心しました。

WASでは残念なことに実装されていません。氷室紫月あたりに実装させてみたいのですが。

2012年2月15日 (水)

右手の人差し指が20120215

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

私はブラインドタッチができないのでもっぱら原稿打ちは

左手の人差し指が25%、右手の人差し指が75%で作られる。

寒い中リプレイの原稿を打っていたら右の人差し指だけが冷たくなった。

とりあえず水曜日恒例のあれ。

■元幕内久島海が46歳で死去

いきなり部屋で吐血して倒れてそのまま帰らぬ人になった。合掌。

90年代の幕内の土俵を沸かせた。小錦や魁皇とも対戦。ガチンコ力士として知られ、巨体を生かした相撲を取られていました。

■プロレス

・レインメーカー・オカダカズチカ24歳、初挑戦でいきなりIWGP奪取。

親会社が変わって路線を微妙に変えてきたのだろうか。

・全日本大阪大会、アジアタッグ戻らず。曙がジャーマンを食らってフォール負け。

 観た人は思い出に残るだろうな。

・ゲットワイルド(大森隆男・征矢学)狙いを世界タッグに定める

 3.4後楽園でビチッと(KENSOカズ)と挑戦者決定戦をやり、勝ったほうが両国でベルト挑戦とのこと。

■そのほか

この間笹塚のスポーツジムへ行ったらAKIRA(ムササビプレスの)がインストラクターをやられてました。間近で見るとやはり胸板が厚い。

2012年2月14日 (火)

第1,246回 ダイヤモンドの原石

57年目4月

「沖縄に有望な選手の原石がいるようだ」

支援者からの紹介があった。琉球空手の経験があり、性格も格闘技向けで物怖じしないという。

ということで黒田社長自ら沖縄は石垣島へ飛んでスカウトに動いた。

上原清香15歳。

契約金1500万円、年俸350万円で条件はまとまり、その1週間後、上原は横浜の道場に現れた。

「よろしくお願いします。」

ブレード上原、さっそく合同練習で汗を流したが、先輩レスラーが瞠目。

「モノが違う・・・・」

道場で受け身の練習をやらせてみても飲み込みが早い。

「ま、未来のエース候補だ。うちも4強が煮詰まった状況だからのう」

黒田社長が語る。

リングネームはなぜかブレード上原と名づけられた。そして4月シリーズはさっそく巡業に帯同して、プロレスを学ぶことになった。

***********************

「あたしの妹が、入門したいってさ・・・」

村上千秋が推薦。村上千春もSPZ57期として入門。姉と違って勝ち気な性格で、向かっていく熱いハートが感じられた。しかしまだ受け身に難があったので、4月シリーズは道場で居残り練習となった。

***********************

「旗揚げ56周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

第1戦の釧路大会でいきなりブレード上原のデビュー戦。それも休憩後の試合で小嶋聡美相手という破格の扱い。団体サイドの期待度がよくわかる。

「・・・・・っ」

初めてリングコスチュームに着替え緊張の色を隠せないB上原、

全力疾走でリングへ。

「青コーナー、沖縄県石垣市出身、ぶれーどー、うえーはらー」

コールを受けたブレード上原、一礼。そしてゴング。

「ファイッ」

セブン山本が試合開始を宣する。

「おりゃ」

小嶋頭突き、チョップと激しいプロの洗礼。上原も覚えたてのドロップキックを繰り出すがまるで通じない。

「おーりゃー」

ニーアタック。これでB上原ダウン。なんとか起き上がったところを

げすっ

強烈なエルボー一撃。崩れおちた上原。この後のフォールを返せなかった。勝負タイム5分47秒。

―何もできなかった・・・・

「デビュー戦にしては動けてたよ。次は自力で後半まで上がってきてね」

小嶋聡美がプロの洗礼を浴びせた。

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続く第2戦、どさんこドーム大会ではブレード上原はジュリア渡辺と対戦。

ーグラウンドのうまい先輩だから捕まったら厳しい。

試合開始早々、ジュリア渡辺がいきなり組みついて、するっとドラゴンスリーパーに移行して仕掛ける。

「あ・・・ぐ・・・」

懸命にこらえたB上原だったが、抜けられない。目の前がぼうっとかすんでゆく。

ーこれはだめだ

危険を判断したセブン山本レフェリーが試合を止めた。勝負タイムわずか3分8秒。

―いったい、何が・・・・

「やばくなったら意地張らないでマイッタして下さい。そう教わったはずでしょう」

山本レフェリーが耳打ち。

第2戦札幌大会のセミで番狂わせ。今治みさえVSエアリアル菊澤の対戦で、徹底的に密着してのレスリングを仕掛けてきた今治が菊澤にペースを握らせず、そのまま30分ドローとなった。

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3戦目の仙台大会、ブレード上原は第1試合に登場。

この日から設定された入場テーマ曲「アナザーマン」に乗って入場。

hibariの頭突きにたじろぐ。それでもhibariがある程度受けてあげようと考えたのか、ブレード上原、ドロップキックを連発で叩き込んだ。しかし攻めていたB上原の方が息が上がってしまった。新人に良くあるパターン。

それでもチョップの打ち合いをした後アームホイップで投げるなど、hibari相手に善戦したが、

「そろそろいいよね」
DDTでグサリ。
「ぐわあっ」

頭を押さえてもがくB上原、ここでhibariが追撃の裏拳。しかしブレード上原フォールをカウント2で返して、トラースキックを叩き込む。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

これはhibariムッとしたのか、上原をボディスラムで力強く投げ捨て3カウント奪取。なんと勝負タイム16分10秒。新人の試合にしては長い。試合後、上原は控室にたどり着くなり崩れ落ちた・・・

「あの子はモノが違います。ここ数年で自分が裁いた中で一番だと思います」

セブン山本レフェリーが語る。

2012年2月13日 (月)

第1,245回 56年目3月 ファイヤーソウルシリーズ

56年目3月

「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。東北地方を回るシリーズである。

久々に、アメリカから強豪外人レディ・コーディが来日し、そのパワーを武器に暴れまくった。
シリーズ前半戦はほぼ力関係どおりの結果が出て、いよいよシリーズは後半、強豪同士の直接対決へ。

群馬大会セミ前でエアリアル菊澤VSレディ・コーディのシングルマッチ。
「ハァッ」
重量感あふれるタックルで菊澤が弾き飛ばされる。やはりパワーの差がここまであると一つ一つの技が脅威。
「クライな」
レディ・コーディ、力任せのラリアット。ラリアット自体の衝撃プラス頭をマットに強打するのでたまらない。2度目のラリアットでA菊澤の首が据わらなくなった。

「ウァハハハハ」
トドメのデスバレーで終了。エアリアル菊澤、今シリーズの初黒星を喫した・・・

群馬大会メインはSPZのエース対決。美冬が18分39秒、ドラゴンスリーパーでG武藤からギブアップを奪った。

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第7戦は幕張大会。昨日の群馬大会で美冬に絞められたG武藤、本来の動きではなくレディ・コーディのパワースラムに敗北し、今シリーズ2敗目を喫した。

幕張大会メインはエアリアル菊澤VS美冬のノンタイトル戦。タイトル戦の重圧がないせいか、菊澤がのびのびとファイトして、なんとダイビングプレス2連発で美冬にフォール勝ち。美冬の連勝を23で止めた。

「今日は向こうの打撃をうまく受けきることができました」

30分13秒の熱戦を制した菊澤が笑顔でコメント。美冬、明日のタイトル戦に暗雲が漂った・・・・・

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最終戦はさいたまドーム大会。営業努力の甲斐あって超満員の盛況。

第1試合は初瀬唯が強烈な逆片エビで真鍋つかさを退けた。勝負タイム10分27秒。

第2試合は小嶋朱美VS村上千秋。力攻めで優位に立った小嶋妹が積極的に攻め、強烈なスクラップバスターで村上をたじろがす。最後はもう一度スクラップバスターを決めて3カウント奪取。小島がシリーズ3勝目を挙げた。

第3試合はhibariVSリュクスローズ。Hibariもよく粘ったのだが、リュクスローズのミサイルキックに屈した。

続く第4試合もガイア尾白川が登場したが、中堅外人のブラックローズにニーアタックで敗れてしまった。その試合が終わると休憩。

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休憩後はジュリア渡辺VSザ・USA。やはりパワーの差は歴然
「HA」
ザ・USAのパイルドライバーを食らってジュリア渡辺目がうつろ、つづけざまにラリアットを食らって終了。勝負タイム13分24秒。

セミ前の試合で番狂わせが。SPZ4強の一角・小嶋聡美が今治みさえに敗北。ドラゴンスリーパーから脱出できず、ギブアップ負け。けっきょく小嶋聡美、今シリーズはまさかの3勝5敗で終えた。

セミファイナルはエアリアル菊澤VSジーニアス武藤。既に2敗しているジーニアス武藤にとっては負けられない一戦で、早い段階からエンジェルダイブを繰り出していったが、菊澤が反撃に転じ、2発目のダイビングプレスで3カウントを取られてしまった。勝負タイム12分24秒。エアリアル菊澤、下半期の戦績は40勝7敗1分け。勝率83.3%のハイアベレージ。美冬が2ヶ月休んでいたので、年度最多勝の栄誉も手に入れた。

埼玉大会メインはSPZ戦、王者美冬、6度目の防衛戦の相手はレディ・コーディ。

過去何度もSPZベルトを巻いた強豪外人なので油断はならない。やはり美冬、相手のパワーにたじたじ。しかしなんとか裏投げで体勢を立て直すと、ストレッチプラムで絞り上げ、どうにか相手からギブアップの言葉を吐かせた。勝負タイム30分36秒。王者が6度目の防衛に成功。

「相手の力が強く、厳しい戦いだった。これからも精進あるのみだ」

通算防衛回数でも「14」となり、あの伊達遥を抜いて歴代単独8位に躍り出た。

2012年2月12日 (日)

第1,244回 煮詰まる4強の争い

56年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。

美冬、G武藤、エアリアル菊澤、小嶋聡美の4強に続く選手がなかなか上がってこない。可能性があるとすれば今治みさえだが、上位戦線に上げると4強の壁にはじき返され続けている。第2戦の沖縄大会でもエアリアル菊澤をドラゴンスリーパーで締め上げたもののなんとかしのがれて、最後はダイビングプレスに屈した。

そして今シリーズは外人大物が参戦しなかったこともあり、第5戦まで4強が全員5連勝。
―このままではいかんな・・・

東京で送られてくる試合映像データを見ながら黒田社長が渋い顔。「SPZの試合は4強が直接対決するシリーズ6戦目からが面白いのであって、シリーズ前半の試合は内容がいまいち」とネット上で評判があった。

―大相撲とカード組みのロジックは同じなのに・・・

「大相撲で場所の前半は横綱大関は平幕と当たるから面白くない」わけではない筈なのだが。

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ともかくシリーズ第6戦の滋賀大会から4強の潰しあいがはじまった。セミのエアリアル菊澤VSジーニアス武藤は一瞬の隙を突いた菊澤の回転エビ固めが決まり3カウント。

―っ・・・
ジーニアス武藤、最近は4強の中で分が悪くなってきている。ここ3ヶ月はセミ前の位置で試合している。

滋賀大会メインでは美冬がうまく小嶋聡美をストレッチプラムに捕らえ、12分48秒、ギブアップを奪った。

第7戦和歌山大会。エアリアル菊澤、今シリーズは好調に白星を積み重ね、2度目のダイビングプレスで粘る小嶋聡美からフォールを奪った。勝負タイム22分46秒。これで7連勝。いい勢いのまま最終戦のタイトル戦へ挑む。

しかし美冬も譲らず、メインでジーニアス武藤を22分10秒、ステップキックで蹴り倒して3カウント奪取し、これでシングルマッチ16連勝。

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最終戦は横スペ大会。

第1試合は初瀬唯VS真鍋つかさ。前回は負けた初瀬だが、今回は真鍋をグラウンドでのレスリングに引きずり込み、息が上がったところをタックルでなぎ倒して3カウント。先月の借りを返す。

第2試合は村上千秋VS小嶋朱美。

「これでも食らえ!」
先月同様、小嶋朱美のSTOが炸裂し3カウントが入った。

休憩後の試合で若手のガイア尾白川がザ・USAをミサイルキックで下し2勝目を挙げた。今シリーズは上位の壁に跳ね返されたが、中堅外人に勝つところまでは力をつけてきている。

セミはジーニアス武藤VS小嶋聡美。

―いつまでも最終戦セミのままじゃ・・・
小嶋と熱戦を繰り広げたジーニアス武藤、最後は意表を突いたラリアットで小嶋聡美を沈めた。16分44秒。しかし今シリーズは6勝2敗。美冬と菊澤は既に7勝しているのでランキングは上がらない。

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そしてメインイベントはSPZ戦、王者美冬に挑むのは2か月連続でエアリアル菊澤。

「先月の負け方で恥をかかされました。リベンジします」

「何度来ても同じこと。菊澤は真の痛みと恐怖を味わうことになる」

で、その通りになった。菊澤がいくらスピードでかく乱しようとも、最後には動きが落ちたところを捕まってしまうのである。

―この技で勝負をかける!

菊澤はシャイニングウィザードを連発して勝負をかけたが、流れを変えるに至らない。

―これ以上は受けられない。さっさと終わらす。

強烈な頭部への蹴り。これで悶絶した菊澤を押さえ込んだ。

ワン、トゥ、スリー。

吉見レフェリーがマットを3つ叩く。

勝負タイム36分1秒、王者が5度目の防衛に成功。

2012年2月11日 (土)

第1,243回目戦慄のドラゴンスリーパー

56年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。

1月4日山梨カイメッセで開幕戦、そのあとご一行は九州各地で転戦。

4強が順当に白星を重ねていったが、A菊澤とジーニアス武藤は、ジョーカーレディの極悪殺法に取りこぼした。

第6戦佐賀大会、セミでエアリアル菊澤が29分27秒の大勝負を制し、ジーニアス武藤をシャイニングウィザードで叩きのめし3カウント奪取。

佐賀大会メインも熱戦が展開された。美冬がSPZ王者の貫禄を見せて、小嶋聡美の力攻めを受けきってから反撃し、22分13秒、DDTで逆転勝利。

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九州を転戦した後、シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は真鍋つかさVS初瀬唯。デビュー以来勝ち星のない真鍋つかさ。一期先輩の初瀬に果敢に挑んでいったが、初瀬もチョップで反撃。しかしこの日はドロップキックの打ち合いでお互い息が上がってしまい。

「うあっ!」
先に立ち上がった真鍋が足を持ってむりやり押さえ込んで3カウントが入った。48試合目にして真鍋つかさプロ初勝利。

「わたし・・勝て・・・た・・・・・・!!」

続く第2試合は小嶋朱美VS村上千秋。お互い一歩も引かない意地の張り合いが展開されたが、最後はSTOを決めた小嶋朱美が勝利。

第3試合はガイア尾白川VShibari。スピードならガイア尾白川だが、馬力ならHibari。7分過ぎにいきなり結末。Hibariのビッグブーツに尾白川が沈んだ。

休憩後の第5試合に今治みさえVSジュリア渡辺のカード。この2人は基本的な攻防をきっちりやるので試合時間がどうしても長くなる。この日も20分経過でようやくJ渡辺が息を乱し、そこを突いた今治がノーザン2連発で勝利。20分59秒の熱闘を制した。

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セミファイナルはジーニアス武藤VS小嶋聡美。SPZ50期の同期対決。小嶋の力攻めをしのぎきったG武藤がムーンサルトで勝利。勝負タイム16分0秒。

そしてメインイベント。新春一発目のタイトル戦でSPZ一のしばきあいカード。王者美冬VS挑戦者エアリアル菊澤。

「あ・・・・ぅ・・・・」

今回のフィニッシュは突然に。20分過ぎに美冬がいきなり仕掛けた。ドラゴンスリーパーでA菊澤を落とした。場内騒然。危険と判断した吉見レフェリーが試合を止めた。

どえええええええ

「あれ・・・私・・・」

失神してしまったエアリアル菊澤がセコンドの小嶋朱美に状況を確認する。

「吉見さんが止めました。菊澤さんの・・・負けです」

 「・・・・・・・・・・・・」

「もう一度、出直して来い」

美冬が団体最強の座を守った。

2012年2月10日 (金)

第1,242回 真鍋つかさ40連敗

56年目12月
「バトルグランデ」開幕。

ドーム級の会場を回るbigなシリーズである。

第6戦京都大会でエアリアル菊澤がジーニアス武藤にリベンジ,終始よく攻めてダイビングプレスで落下し3カウントを奪取。勝負タイム16分0秒。

第7戦仙台大会、美冬VSエアリアル菊澤のシビアな闘いがメインで組まれた。とにかく動き回って美冬の隙をうかがう美冬。とにかく打撃をあてて相手の動きを止めようとする美冬。息もつかせぬ試合となった。終盤、菊澤がばててきて美冬のパワーボムを食らってしまうなど危ないシーンもあったが、美冬、時間内に仕留めきれずそのまま60分時間切れドローとなった。

「ハッ、ハッ、ハアッ・・・・」
エアリアル菊澤、痛々しい表情で引き揚げたが、SPZ王者の美冬に負けなかった。これは次期挑戦者へ大きく前進した。

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そして最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は初瀬唯VS真鍋つかさ。覚えたてのタイガードライバーで初瀬が勝利。9分59秒。
真鍋つかさ、怒涛の40連敗・・・・

外人同士のシングルをはさんで第3試合は小嶋朱美VS村上千秋。姉はトップ戦線にいるのに伸び悩む小嶋朱美。

この試合は村上の垂直落下ブレンバスターをしのいだ小嶋がSTOで3カウント奪取。

休憩前第4試合はジュリア渡辺VShibari。寝かそうとするJ渡辺、ねちっこい試合が続いたが、
「これでどうだ!」

ミサイルキックでなぎ倒してサソリ固め、これでギブアップを奪ったJ渡辺、7連勝で今シリーズを終えた。勝負タイム22分36秒の熱戦。

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休憩後の試合はガイア尾白川VS今治みさえの試合。先にスタミナ切れを起こした尾白川をうまく丸め込んだ今治が勝利。ガイア尾白川、やはり上位戦線では苦しい。今シリーズは1勝どまりに終わった。

セミファイナルは小嶋聡美VSエアリアル菊澤。

「はっ!」

小嶋の強烈DDTでA菊澤がやられてしまった。勝負タイム17分16秒、小嶋聡美が先輩の意地を見せた。

そしてメインイベントSPZ戦、

王者 美冬VS 挑戦者ジーニアス武藤。

―菊澤さんに比べると何とかなる相手。全力を尽くす。

ジーニアス武藤、ベルト奪回へ精一杯のファイトを見せる。

今年最後の一戦、熱い攻防が展開されたが、打撃を入れてジーニアス武藤の動きを止めた美冬がDDTで3カウント奪取。24分24秒、王者が3度目の防衛に成功。

年末恒例のプロレス大賞。最優秀選手は美冬、シングルのベストバウトで美冬VSジーニアス武藤の試合が受賞した。

2012年2月 9日 (木)

ラストマッチについて

(本編が遅々として進まないので書き下ろし20分1本勝負で)

プロスポーツ興行には引退試合というのがあります。よくあるパターンとしては

■野球

力の落ちてきた選手が引退を9月下旬ころに表明し、10月の本拠地最終戦で(集客目的も多少あるのだろうが)「引退試合」を行うケースが多い。

とはいえ普通に試合出場すると、勝利を追求するという団体競技の原則に反してしまうので投手なら先発で最初の1人にだけ投げて、(そのとき相手は空気読んで三振する)、打者なら適当なところで代打で1打席出て(三振で終わるか、ランナーがいない場合であれば相手投手が空気読んで打たせてくれることもある)終わるケースが多い。

そして試合終了後にセレモニー。最後のあいさつと胴上げというパターン。

しかし、自ら引退表明して引退試合をやって辞めていくパターンは半分もないのでして、戦力外通告を受けてチームを離れる選手の場合は、そこそこの選手であれば本拠地最終戦で監督が温情でうまく出番を作ることもあります。

チームが優勝争いやCS争いをしているとかで引退試合が公式戦でできなかった場合は、翌年春のオープン戦で引退試合を行うケースもあります。

■相撲

基本的に引退を表明した力士は土俵に上がれないので、力衰えた選手が「自分はもう通用しない」と判断して場所中にいきなり引退を決断するケースが多い。だから現役最後の一番は狙って見に行けない。最近では千代大海は3日目で、魁皇は10日目で限界を悟りその翌日引退を表明というパターンでした。

引退後1年近くたってから、「引退相撲」というイベントが国技館で行われるが、これは土俵上で椅子に座ってマゲを切るだけ。横綱であれば最後の土俵入りを行える。

■プロレス

プロレス興行は企業活動なのですが、レスラーは個人商店に近い部分もあるので最後の試合はさまざまな類型があります。

(1)団体側が大物選手の引退をタネに儲けようと、大々的に引退シリーズとか引退興行を行い、感動的に送り出されるケース。

テリーファンクの最初の引退、FMW大仁田の引退シリーズ、ザ・デストロイヤー、アントニオ猪木の引退試合などがこれに該当します。最近では荒谷とかドリーの引退試合。

最後は引退する選手がかっこよく得意技を決めて勝利するケースが目立ちます。ドリーの引退試合でダブルアームが決まったシーンは震えた。

(2)体力的な理由で引退を選んだが、もはや引退試合を行えるコンディションではないので10カウントゴングの引退セレモニーのみ行うケース

ジャンボ鶴田、スタン・ハンセンなどがこのケースです。ラッシャー木村はビデオでのメッセージのみだった。

(3)会場でいきなり「この試合で引退します」と宣言するケース。

ダイナマイトキッドは最強タッグ最終戦の試合前にいきなり引退宣言。ダイビングヘッドを決める前に観客席を一瞬見わたしたシーンは忘れられない。

最近ではブッチャーもこのケース。試合後に「引退します」というマイクアピール。

(4)直前まで頑張ってファイトしていたが、病魔に犯され、この世を去ってしまい、結果的にあの試合が現役最後の試合になってしまった・・・というケース

大熊元司、馬場さん、アンドレ、スティーブ・ウイリアムス、最近ではバイソン・スミス。

意外にこのケース多い。

でもプロレスラーの引退ってあてにならない面もあるのです。やっぱりプロレスが好きだからカムバックします・・・・という選手も数多く存在します。これは例を挙げればきりがありません。

SPZでは基本的に(1)の考え方で引退シリーズと引退興行を行っています。引退試合は基本的にシングルマッチを組んで、なるべく試合が盛り上がるように同程度の実力の選手と当てるようにしています。

2012年2月 8日 (水)

鼻をかむと2月 20120208

まだまだ冬は続きます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

WAS没頭中筆者@konnoです。

水曜日恒例の今週のスポーツニュース

■プロ野球 各球団キャンプイン

球春到来。横浜DeNAは監督、ラミレスらがインフルエンザ発症。先が思いやられる。

以前ここで書いた横浜ベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」は、定着しているので歌詞を一部改変して残るらしい。新バージョンを聞いてみないと何とも言えない。あと「勝利の輝き」と「WINNING」はどうなるのか。球場応援団の判断が注目されます。

■プロレス

・「第2回ALL TOGETHER(仙台)」のカード発表。

スポーツナビで全カード見ましたが、大物選手を6人タッグ・8人タッグで並べればいいのだろうという感じのカード。ひねりがあまりかかっていないように感じる。

キャプテンオールジャパンは誰がなるのだろうか。

(キャプテンニュージャパン、キャプテンノアと組んで天山小島志賀と対決)

・やはり大森は秋山に負けました

まあ久々に後楽園が超満員になっただけよかった。92年デビューの同期対決だからね。そして次の挑戦者は武藤敬司。うっわー。シリーズ参戦できない選手が両国で三冠挑戦って・・・・

・渕選手58歳、第1試合で奮闘中

 桑名大会で中之上を逆片エビで、前橋大会で菊タローを首固めで撃破。58歳でシングルマッチやらせて大丈夫なのか。

■週刊プロレスEXTRA「女子プロレスエロカワ主義」(1200えん)購入。

べ、別に色香に魅せられて買ったわけではない。リプレイのさ、参考資料として

買っただけだ。筋肉の付き方とかその辺の描写の参考にしたいと思う。

でも、志田光のグラビアはちょっとグッとくる。

2012年2月 7日 (火)

第1,241回 美冬、戦列復帰。

56年目11月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。

「待たせた。」
2ヶ月休んでいた美冬が復帰。復帰戦は青森大会、AACの実力派、サンディ・サングレの攻めを受けきった上で、デスバレー、バックドロップの大技攻勢でサングレを仕留めた。
「いい試合だった。だがまだ体が慣れていない。」

最終戦ではタイトル戦があるので、それまでに身体をハードなプロレス用に作っておかないといけない。

「今日見た限りではまあ大丈夫でしょう。美冬選手は殴って勝つタイプなので」

解説の杉浦美月がコメント。

2戦目秋田ではジュリア渡辺を圧倒してパワーボムで下した王者美冬。3戦目の盛岡ではザ・USAの力押しに苦しんだものの、ブレンバスターの投げ合いを制した美冬、たまらず場外へ逃げたUSAへニーリフトの追い打ち。それでもUSAのバックドロップ、パイルドライバーを食らってしまうなど危ないシーンもあったが、DDTをタイミングよく決めて勝利。勝負タイム18分51秒。

「勝つには勝ったが・・・上の選手相手でどうなるかな」

4戦目の山形は小嶋聡美戦。ラクに勝てる相手ではない。

―小嶋さんは馬力がある。速く打撃を入れないと・・・

考えてレスリングをした美冬。ステップキックを的確に頭に入れて小嶋の動きを止める。
「せいやっ」

そして裏投げ、これはかろうじて返した小嶋だったがバックドロップ、パワーボムの大技攻勢に力尽きた。勝負タイム15分17秒。

第6戦宇都宮大会で美冬はジーニアス武藤とのシングル対決。

「武藤さんはやっかいな相手だ・・・」

何とかステップキックで相手を鼻から流血に追い込み、おびただしい出血で怯んだところを美冬がストレッチプラムに捕らえた。

「う・・・・うっ・・・」

吉見レフェリーが試合を止めた。勝負タイム19分14秒。

「後味の悪い勝ち方。武藤さんには悪いことをした。」

第7戦千葉大会。

「うううっ」
セミでエアリアル菊澤がジーニアス武藤のSTFにつかまってしまい無念のギブアップ負け。明日のタイトル挑戦に暗雲が漂った。

千葉大会メインは美冬VSレディ・コーディ。

「一番馬力のある相手。出たとこ勝負でいくしかない」
しかし、コーディのパワーに危惧していた通りつかまってしまい、バックドロップにやられてしまった。勝負タイム22分40秒。王者も翌日のタイトル戦に暗雲が・・・

「まあ、押し切られてしまいました。明日は相手の動きを止めてから仕掛けたいと思います」

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そして、最終戦 横スペ大会

営業努力の甲斐あって超満員札止めの盛況。

休憩あけの試合がジュリア渡辺VS今治みさえ。今シリーズ、ジュリア渡辺は上位戦線でファイトしたので連敗街道。

「はっ」

とくいの頭突きを入れていったジュリア渡辺だが、受け切った今治がグラウンドで反撃に転じて最後はボディスラムでフォール。20分49秒の熱戦を制した。

セミ前は小嶋聡美VSザ・USA。SPZ4強の一角小嶋が危なげないファイトを見せ、最後はしつこくしつこくしつこくコブラツイストでもって絞り上げてギブアップを奪った。勝負タイム11分16秒。

セミはジーニアス武藤VSレディ・コーディ。今シリーズのレディコーディは好調で、A菊澤には敗れたものの美冬には勝っている。この日も持ち前の馬力でジーニアス武藤を追い込み

「おおおおおお」

バックドロップでジーニアス武藤を下した。勝負タイム13分4秒。

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横スペ大会メインは7月以来久々の開催、SPZ選手権。

美冬VSエアリアル菊澤。

「どうにもならぬ相手ではない。では、行ってくる」

とにかく相手の動きを止めるまでが勝負・・・

強力な打撃を持つ美冬だが、エアリアル菊澤はやりにくい相手だった。すばやさを活かしたプロレスをしてくるので打撃がヒットしにくいのである。

―く・・・ちょこまかと・・

ここで熱くなっては相手の思う壺。美冬はともかくねちっこいファイトを心がけた。

―スタミナでは自分の方が上、練習量はこなしているはず

しかし菊澤も距離をとってのドロップキックでたじろがせる。

―落ち着け。

美冬、掌底がついにヒット、ガクッと崩れるA菊澤。そこを狙ってスリーパーに捕らえる。

「うううう・・・・」

―いけるぞ

動きの落ちた菊澤を捉えてDDT、ステップキック。

「せりゃああ」
弱った菊澤を高く抱えてパワーボムで落とした。
これで3カウントが入った。勝負タイム59分33秒。

「我慢比べだった。最後に立っていたのが私。それだけのこと。」
美冬が2度目の防衛に成功。

2012年2月 6日 (月)

第1,240回 56年目10月 ビッグパワーシリーズ

56年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。日本海側の都市をおもに回るシリーズである。

しかしまだSPZ王者美冬のケガが治らず、画竜点睛を欠くシリーズとなった。こんどはメインは連日、ジーニアス武藤が勤めることとなった。あと新人の真鍋つかさも負傷欠場。

第1戦山口大会のセミで今治みさえVSエアリアル菊澤が組まれた。SPZクライマックス公式戦で20分を越すいい勝負をしたので再戦が組まれた。しかし、エアリアル菊澤の攻めにいつもの激しさがない、初戦ということで調整に失敗したのか。

それとも今治のねちっこい攻めに本来のプロレスを見失っているのか。なんとかフランケンシュタイナー、延髄斬りでたたみかけて3カウントを奪ったが、菊澤らしくない試合だった。勝負タイム24分9秒。

第3戦鳥取大会。

はじめて上位とフル対戦するところまで上がってきたガイア尾白川、この日はA菊澤と対戦。ドロップキックを連発で撃ち込んで行ったが、一発一発の重さが違う。

「ぐおはあ」
タイガードライバー一発で悶絶。ならばと尾白川ネックブリーカーで勝負をかけるが、受けきった菊澤、高速ブレンバスターで勝利。8分45秒。

第7戦富山大会、メインで組まれたのがジーニアス武藤VSエアリアル菊澤。先月のさいたまドームの再戦だが、今度は菊澤が優位に試合を進め、鋭い延髄斬りでジーニアス武藤をしとめた。勝負タイム20分16秒。

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最終戦は新日本ドーム大会。営業努力の甲斐あって超満員。

第1試合は初瀬唯VS小嶋朱美。力で押し切った小嶋妹がラリアットで勝利。勝負タイム12分19秒。

第2試合は村上千秋VShibari。押し込まれた村上だが、とっておきのフィッシャーマンバスターを決めて3カウント奪取。

外人同士のシングルマッチをはさんで第4試合はジュリア渡辺VS今治みさえ。基本的な攻防が長いこと続く息詰まる試合となった。頭突きで勝負をかけた渡辺だったが耐え切った今治もコブラツイスト。

「こうなると気力勝負ですね」

解説の杉浦が冷静にコメント。最後は今治がたまにやるムーブでドラゴンスリーパーで弱らせてからのボディスラム、そして押さえ込むという独特のムーブで3カウント。勝負タイム29分55秒。いい勝負だった。

セミ前はガイア尾白川登場、上位の選手にぶつかった今シリーズだが、壁は厚くここまで1勝6敗できている。きょうはザ・USAと対戦したが、パワーの差はいかんともしがたく、ブレンバスター3連発で決定的ダメージを受けて終了。勝負タイム6分1秒。

セミファイナルはエアリアル菊澤VS小嶋聡美。小嶋の粘りに手を焼いたエアリアル菊澤だったが、奥の手デスバレーから高速ブレーンバスターにつないだエアリアル菊澤が勝利、これで今シリーズは8戦全勝で終え、次期シリーズのタイトル挑戦を決定的にした。

メインはジーニアス武藤VSレディ・コーディ、今シリーズは菊澤、小嶋に敗れるなどいまいちなG武藤だが、最終戦はエンジェルダイブを決めて勝利で終えた。

2012年2月 5日 (日)

第1,239回 56年目9月 ウルトラソウルシリーズ

56年目9月
「まさかこんなミスを犯すとは」

SPZ王者でシングルマッチ25連勝中の美冬が右肩負傷のアクシデント。最終戦のG武藤戦でやってしまったようだ。

しかたがないので9月シリーズ「ウルトラソウルシリーズ」は全試合Sクラ準優勝者のエアリアル菊澤がメインを勤めることとなった。しかし第3戦の岡山大会、メインでエアリアル菊澤がジョーカーレディに裏投げで3カウントを許し、不覚を取ってしまった。

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最終戦はさいたまドーム大会。カード的に弱いので満員どまりだった。
第1試合は真鍋つかさVS初瀬唯。

デビュー以来まだ勝ち星のない真鍋。この日は2年目の初瀬と対戦したが5分経過時点でスタミナの差は歴然。それでも練習の成果を見せ、ネックブリーカーを決めるなどいい動き。チョップ連打で初瀬を追い込み、

「ダウッ」
2度目のネックブリーカー、しかし初瀬ギリギリで返して、体勢を立て直すや、逆片エビで捕らえて勝利。12分29秒、真鍋がまあ健闘した一戦。

第2試合は小嶋朱美VS hibari。

馬力はそこそこの自信を持つ両者の対戦、予想通り力押しの消耗戦となったが、パワーボムを決めたhibariがもうろうとする小嶋朱美をエルボーで沈めて3カウント。11分56秒。

第3試合は村上千秋VSガイア尾白川。勝率をかなり上げてきている3年目の二人、勝ったほうが5勝目なのでお互い勝ちにきたいい試合となった。しかし、ネックブリーカーを決めて優位に立ったガイア尾白川がそのまま押し切り、

「そりゃ」

ミサイルキックで3カウント。勝負タイム8分16秒。

外人同士のシングルマッチ2試合をはさんで、セミ前は今治みさえVSジュリア渡辺。この2人、今月は上位戦線でファイト下が、上位の壁に跳ね返されここまでともに1勝6敗。この試合はお互いグラウンドがうまいのでねちっこい攻防が展開されたが、

「ユアッ!!」

タイミングよく掌底が入った。ぐらつくジュリア渡辺、そこへ走りこんでタックルでなぎ倒した今治が3カウント奪取。勝負タイム20分54秒の熱戦を制した。

セミファイナルは小嶋聡美VSレディ・コーディ。両方ともパワーファイターだが、馬力ではコーディが何枚が上をゆく。小嶋も良く粘ったのだが、2度裏投げで叩きつけられてはいかんともしがたかった。勝負タイム14分16秒。

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さいたまドーム大会のメインはエアリアル菊澤VSジーニアス武藤。次期SPZ挑戦権のことを考えるとお互い負けられない一戦。しかしドロップキック連打で流れを掴んだジーニアス武藤、ローリングソバットもきれいに決める。菊澤はどこか本来の動きを欠いている。
「うわあっ」

シャイニングウィザードを食らって苦しむ菊澤、しかし首投げでころがして同じ技ですぐさま仕返し、そのまま両者ダウン。

ドワアアアア
ハイレベルな攻防にやんやの歓声。しかし先に起き上がったのはG武藤、ノーザンで投げつける、これは2で返されたが、執拗なSTFで弱らせてから、

「覚悟して」
ムーンサルトプレスで落下。これで粘る菊澤を退けた。勝負タイム28分58秒の熱戦。

2012年2月 4日 (土)

第1,238回 56年目8月SPZクライマックス(下)

56年目8月

SPZクライマックス。

56回目を数えたSPZ夏のビッグイベント。

シリーズ7戦目は若鯉球場大会。

小嶋(4点、タイガードライバーからのエビ固め 12.05)今治(4点)

小嶋が先輩の貫禄を示し、タイガードライバーの連発で今治を仕留めた。遅まきながら2勝目をあげた。

G武藤(10点、エンジェルダイブからの体固め 6.48)USA(0点)

最終戦を踏まえ短期決戦に出たジーニアス武藤。この日もムーンサルトを返されるやエンジェルダイブという猛攻。1敗を保ったまま最終戦に挑む。

A菊澤(10点、ダイビングプレスからの片エビ固め 16.35)ジョーカー(6点)

優勝争いに生き残るためにはここはなんとしても勝たなくてはならないA菊澤。対戦相手のジョーカーもメキシコでは名の通ったヒールなので試合は盛り上がった。ジョーカーはスクラップバスターを繰り出せば菊澤はミサイルキック。しかし優勝への執念を燃やす菊澤が延髄斬り、ダイビングプレスと畳み掛けて3カウント奪取。

美冬(12点 ドラゴンスリーパー 11.08)サングレ(2点)

美冬、危なげなくサングレを下して無敗を守った。

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そして最終戦、横スペ大会。試合開始時間はあくまで前年はもつれた例外と考え、通常通り午後5時試合開始とした。

前半の4試合が終わったのが6時20分。そこから休憩を挟み、6時35分、最後の公式戦4試合が。

ジョーカー(8点、裏投げからの片エビ固め 18.28)今治(4点)

今治も良く粘ったのだが、ジョーカーレディのノーザン連発、そして裏投げに沈んだ。初めて参戦したSPZクライマックスは4点という結果に終わった。

「悔しいです・・・もっと練習をつみます」

小嶋(6点、コブラツイスト 9.45)サングレ(2点)

サングレのスピードにも動じなかった小嶋、執拗にコブラツイストで痛めつける、
「OOOOUU」

サングレも懸命に粘ったが、とうとうギブアップの言葉を吐いた。

菊澤(12点、ダイビングプレスからの体固め 8.37)USA(0点)

ここまで0点でとにかく白星が欲しいUSA,優勝争いに残るために勝つしかない菊澤。
―次の試合のことは考えない。とにかくこのセミに全力を尽くす。
いつものように攻めのファイトを見せた菊澤。ミサイルキックもきれいに決まり、
「せいっ」
ダイビングプレスで落下して3カウント。
「・・・フゥ。待つってのもアレですね・・・」

着替えず控室でメインイベントの行方を観戦。

美冬(14点、ステップキックからの片エビ固め 13.51)G武藤(10点)

「去年と・・・同じ轍は踏みません。あの時は本当に死ぬかと思いましたから」

負けなければ優勝の美冬。勝てば決定戦に残れるジーニアス武藤。場内は決定戦を期待してか武藤コール。序盤は静かな立ち上がり。しかし手数に勝ったのは美冬で、早い時点でデスバレーを繰り出して優位に立つ。そして掌底で殴りつけて優位に。

「ああ、これはダメです」

控室で観戦していた菊澤、苦しむG武藤を見て一足早くシャワーに向かった。

G武藤、エンジェルダイブを繰り出したがこれはもう手遅れ、何しろ美冬にそれまでのダメージの蓄積がない。

「せいっ」

美冬、ニーリフト、顔面蹴りの猛攻。これで3カウント奪取。SPZクライマックス全勝優勝を成し遂げた。

「これからも日々鍛錬だ・・・」

優勝した美冬には賞金100万円と副賞のノートパソコン。そして準優勝はエアリアル菊澤が2年連続で入り、横浜中華街のお食事券5万円分を手に入れた。3位はジーニアス武藤が入り、後日スポーツドリンク1ケースが届けられた。

2012年2月 3日 (金)

第1,237回 56年目8月 SPZクライマックス(中)

56年目8月

恒例のSPZクライマックス。過酷なリーグ戦である。

第4戦は名古屋しゃちほこ大会。

今治(4点、ボディスラムからの片エビ固め 12.14)サングレ(2点)

今治2勝目、昨日同様ドラゴンスリーパーでぐったりさせてからのボディスラムで勝利。

ジョーカー(2点、ジョーカーアタックからの片エビ固め 10.54)USA(0点)

外人対決はジョーカーレディが制した。

A菊澤(6点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 17.50)G武藤(4点)

2連勝同士の直接対決。優勝の行方にもかかわってくる一番だ。
「いつも通りやるだけだわ」
毎月対戦しているので小細工は効かない。ジーニアス武藤が5分過ぎにエンジェルダイブを狙ったが菊澤かわす。しかしそのあともジーニアス武藤攻め立て続けるが、菊澤もシャイニングウィザードで反撃。しかしジーニアス武藤、ネックブリーカー、タイガードライバーを繰り出せば菊澤はデスバレー。

・・・意識飛びそう、でも、もう少し。。。

攻め合いしのぎ合う両者、菊澤、ミサイルキックでなぎ倒し、そのあとフランケンシュタイナー。これで3カウントが入ってしまった。

「・・・・・・」

ジーニアス武藤、憮然・・・

美冬(6点、バックドロップからの片エビ固め 14.28)小嶋(0点)

先月の新日本ドームメインの再戦。雪辱に燃えた小嶋だが、ここで星を落とすわけには行かないと考えた美冬もハードな攻め。小嶋の頭突きをしのいで反撃。DDTで追い込んで
「せいっ」
バックドロップでトドメ、これで美冬も3連勝。

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第5戦は大阪・なにわパワフルドーム大会。

ジョーカー(4点、ジョーカーアタックからの片エビ固め 10.04)サングレ(2点)

外人対決はジョーカーレディに軍配。ジョーカーアタックでサングレをねじ伏せた

小嶋(2点、タイガードライバーからのエビ固め 10.56)USA(0点)

優勝候補の一角に名を連ねていた小嶋だったが、菊澤G武藤美冬に3連敗を喫し、早々と脱落してしまった。この日は格下のUSAが相手なので、優勢に試合を進めタイガードライバーで初日を出した。

G武藤(6点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 14.01)今治(4点)

今治みさえも良く粘ったのだが、ドラゴンスリーパーを耐え切ったジーニアス武藤がノーザンライト、ムーンサルトの大技攻勢でケリ。

美冬(8点、ストレッチプラム 19.52)A菊澤(6点)

3連勝同士の対戦。すでに武藤を撃破しており、勝てば優勝に大きく近づく菊澤だが逆にそれが災いしたのかどことなく動きが硬い。美冬はまだG武藤戦を残しているのでここは負けられないと猛攻。ボディスラム、ブレンバスターで軽々と菊澤を投げる。しかし菊澤も
「この技で勝負をかける」

シャイニングウィザードで反撃、しかし美冬もステップキック。このあたりから試合が動き出し、美冬、DDT、もう一度ステップキックの猛攻。そしてストレッチプラム。これでA菊澤はグロッキー状態。

「行くぞ」

2度目のストレッチプラムでエアリアル菊澤、ついにギブアップ。

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第6戦九州ドーム大会。

ジョーカー(6点、裏拳からの体固め 14.12)小嶋(2点)

小嶋聡美、格下のジョーカーに不覚。裏拳を食らってぐらつつく。何とか踏ん張ろうとしたところを
「がっ」
2発目の裏拳をもらってしまって昏倒。盛大に殴り倒されてしまった、4敗目・・・

A菊澤(8点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 20.52)今治(4点)

攻めのプロレスの菊澤、この日も今治に必要以上に攻めさせず、勢いよくドロップキックを連発。しかし今治も寝かせてしまえばこちらのものとねちっこく攻める。菊澤がなんとかジャンピングニー、フランケンシュタイナーとたたみかけて3カウント。1敗を守った。

G武藤(8点、ムーンサルトプレスからの体固め 5.28)サングレ(2点)

「覚悟して」
ジーニアス武藤がのっけから猛攻を仕掛け、わずか5分あまりでサングレを仕留めた。
「残り2つ。まだまだ勝たないと」

美冬(10点、裏投げからの片エビ固め 9.28)USA(0点)

昨年の公式戦でUSAに不覚を取っている美冬、ニーリフトで戦意を喪失させて、
「倒させていただく」
裏投げでトドメ。美冬、まったく隙がない。

第56回SPZクライマックス。美冬が全勝をキープ。A菊澤、G武藤が1敗で追う展開。

(続きます)

2012年2月 2日 (木)

第1,236回 56年目8月SPZクライマックス(上)

56年目8月
恒例のSPZクライマックス。

出場者は以下の8名。

ジーニアス武藤(21)

6年連続6度目の出場 第53回・第55回優勝

「全員倒して、優勝賞金をもらいます」

小嶋聡美(21)

6年連続6度目の出場
 「優勝して、賞金を実家の食堂の改装費用にします」

美冬(20)

5年連続5度目の出場
「今年こそ優勝の栄冠を掴む」

エアリアル菊澤(19)

4年連続4度目の出場
「頑張ります!!」

今治みさえ(18)

初出場

「チャンスを頂きましたので、結果を出したいと思います」
日本人選手はこの5名だけで、あとは外国人選手が参戦。

ザ・USA(年齢不明)

2年連続2度目の出場
「USA、USA,オウイエー!!」

ジョーカー・レディ(年齢不明)

初出場
「フッフッフッ」

サンディ・サングレ(18)

初出場
「AACダイヒョーとして、精一杯やります」
********************

2戦目のどさんこドームから地獄のリーグ戦がスタート。

サングレ(2点、バックドロップからの体固め 12.25)USA

オープニングマッチは外人対決。双方互角の展開だったが、鋭いバックドロップを決めたサングレがSクラ初勝利を挙げた。

A菊澤(2点、ダイビングプレスからの片エビ固め 15.03)小嶋

最初のリーグ戦でいきなり4強対決。

「ぜったい去年みたいな目にはあいたくないですから、1試合1試合勝ちに行きます」
積極的に攻めたエアリアル菊澤、途中小島の頭突きがハナに入って流血するアクシデントがあったが、しゃにむに攻め、フランケンシュタイナーはパワーボムで切り返されたが、何とか盛り返し、ダイビングプレスで勝利。

去年もつれにもつれて最終戦で1日5試合闘ったのがトラウマになっているらしい・・・

G武藤(2点、ムーンサルトプレスからの体固め 12.0)ジョーカー

「落とさないようにするだけです」
序盤はジョーカーがやや優勢に試合を進めたが、これはG武藤が相手に攻めさせているのだろう・・・とファンは思っていた、やはりエンジェルダイブで体勢を立て直すと、ノーザンライトSH,ムーンサルトの猛攻。これで3カウントを奪った。

美冬(2点、DDTからの片エビ固め15.22)今治

SPZクライマックス初参戦の今治みさえ、いきなりメインで美冬との対戦。前半は静かなグラウンドの攻防。打撃をもらう前にあわてさせようと考えたが、
「はっ」
掌底炸裂、片ヒザをつく今治。
頃合いを見て美冬、ステップキック、ブレンバスターの猛攻。これで試合の大勢は決した。
「せいいっ」
美冬、力のこもったDDTで今治を退けた。

***********************

シリーズ三戦目は仙台大会。

今治(2点、ボディスラムからの片エビ固め 19.23)USA(0点)

SPZクライマックス初勝利を狙った今治。しかし対戦相手USAの力攻めにたじたじ。なんとかドラゴンスリーパーで相手を半失神に追い込んで、
「うおっ」
ボディスラムで転がして押さえ込む。もうろうとしていたのか、USA、フォールの返しが遅れ、3カウントが入ってしまった。
「WHAT?」

山本レフェリーに抗議したUSAだが、判定は覆らなかった

A菊澤(4点、延髄斬りからの片エビ固め 6.39)サングレ(2点)

故郷凱旋でハッスルした菊澤が猛攻を仕掛け、ダイビングプレスは返されたが続けて延髄をズバリ。わずか6分あまりでサングレを退けた。

G武藤(4点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 13.47)小嶋(0点)

ジーニアス武藤2連勝、エンジェルダイブを返され、相手の強烈なDDTを食らうなど苦しい戦いだったが、ノーザンで形勢逆転に成功し、粘る小嶋をムーンサルトで退けた。
「まだ始まったばかりです、気合入れて行きます」

美冬(4点、ジャーマンSH 12.11)ジョーカー(0点)

ジョーカーアタックを食らってしまうなど危ないシーンもあった美冬だが、なんとかジャーマンでジョーカーを投げきり3カウント。

第56回SPZクライマックス。A菊澤、G武藤、美冬が連勝スタート。

(続きます)

2012年2月 1日 (水)

ゲットワイルド20120201

こんばんわ、WAS没頭中筆者@konnoです。

水曜日恒例のあれ。

■富士山噴火の噂

山中湖で震度5の地震が起こったからすわ富士山噴火かというネタに。まあオヤジ向け週刊誌でよく出てくる話題です。私は富士山に12回登っていますが、頂上の火口は巨大な穴であって、噴気は上がっていないので、少なくとも私が生きているあいだはぶっ放さないとは思うのですが。

■プロレス

2.3後楽園決戦。秋山VS大森。たぶん秋山が勝ちそうな気がする。次の両国までは秋山王者で引っ張りそうな予感。

渕選手58歳は2月シリーズに全戦出場。要するに船木欠場でギャラ枠に余裕が出たんだろな。

■相撲

大関バルトが3月場所で綱取りへ。しかし大関で長くやったほうが稼げるということはバルトも理解されているはず。どういう判断をするのかが注目されます。(個人的には横綱勝てなくなったら即引退の制度はどうなのよと思います)

■風が強く吹いている

仕事方面がいろいろと大変な状況です。「神よ」とか「エステルさん(現段階で理想の二次元、「けよりな」のエステル・フリージアさん)」とか叫んでしまう今日この頃です。

今週はこんなところ。

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