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2012年6月10日 (日)

第1,325回 61年目11月ダイヤモンドシリーズ

61年目11月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。
「アイツに4連敗してんだよな・・・・」

ここのところ壁にぶち当たったブレード上原、いまいちの状態でリターンマッチの日を迎えた。
第2戦岩手盛岡大会のメイン。王者神塩ナナシーの相手はブレード上原。

「ぜいっ」
頭突きを撃ち込んでペースを握ろうとするブレード上原だが、ナナシーもネックブリーカーで反撃。ゆったりとした間ながら一つ一つの攻撃を的確に決めてくるので神塩ナナシーは手ごわい。

「このっ」
上原のトラースキック。これでナナシーは唇を切ってしまった。これで神塩の動きに精彩がなくなり、上原の背面トペを食らってしまう。

―いけるぞ。流れがきてる。
しかし神塩もバックドロップで反撃。
―ベルトを取り返す。

ブレード上原、フェイスクラッシャー、ネックブリーカーの猛攻、神塩返してダイビングプレス。しかし上原はさらに返して
「これでっ」

2度目のネックブリーカードロップ。これで3カウントが入った。ブレード上原がSPZ王者に返り咲いた。

***************************

シリーズ最終戦は本拠地に戻っての横スペ大会だが、メインのカードが弱かったので満員どまりとなった。

まずアンダーカードの4試合。第1試合はフォルトゥナ紫月VSハルカ。入社2年目だがいまひとつ勢いのないハルカ、この日は前座の第1試合に回った。フォルトゥナもグラウンドの攻防では互角に立ち回るなど成長の跡を見せたが、やはり時間がたつと息が上がってしまい。そこへニーアタックを食らってグロッキーに。そこへ2発目のニーアタックを叩き込んだハルカが勝利。勝負タイム19分25秒。どちらかといえばフォルトゥナの粘り強さが光った試合。

続く第2試合はセイウン草薙VS初瀬唯。

「新人に2連敗するわけにはいかんやろ」
初瀬もコミカルな動きを封印し、本気でセイウン草薙の腕を狙ってきたからこの試合は盛り上がった。
―向こうも本気で来てる。だからこそ勝たなきゃ・・・・
半年前のようなリードしてくれる易しさはない。そしてドラゴンスリーパー。セイウン草薙抜けられない。
「ギブアップか、ギブアップか?」
ガイア尾白川レフェリーが問いかけるが必至にこらえたセイウン。なんとかロープに逃れたセイウンだが、もう身体に力が入らなくなっていた。
「もろた」

すばやく逆片エビ固めを決めた初瀬唯。えぐいそり具合でぐいぐいぐい。
「・・・・ひぐっ!!」
体が裂けそうなくらいの鋭い痛み。
「・・・・これはだめ、ストップストップ!!」
ガイア尾白川が危険と判断し、初瀬唯のレフェリーストップ勝ちを告げた。セイウン草薙は将来のある選手なのでここで大怪我させるわけには行かない。

倒れ伏す草薙、コーナーで荒い息をつく初瀬唯。勝負タイム14分40秒。

続く第3試合は真鍋つかさVS相羽和希。伸び悩む相羽。この日も真鍋つかさを捕らえきれず、レッグドロップにフォール負け。勝負タイム15分42秒、

第4試合はhibariVSセモポヌメ。VIP復帰をうかがうhibariだが、セモポヌメの大技攻勢に苦しみ、最後はバックドロップに敗北。

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休憩後はVIP登場、まずはREIKOVS村上千秋。ブレード上原に3連勝するなど飛躍のきっかけを掴んだかに見えたREIKOだが、体調でも悪いのか本来のデンジャラスさが見られない。攻めあぐねているうちに裏投げ2連発を食らって敗北、勝負タイム10分47秒。

セミはブレード上原VS中森あずみ。この試合、中森が積極的に攻めて、ブレード上原と互角の攻防を展開。ボディスラムの投げ合い、タックルのカマしあいでも互角。そのまま時間が経過してゆく。
「これで勝負!ティロフィナーレ!!」
ブレード上原の豪脚がヒット。これで試合の流れが変わった。。
しかし中森も2で返して、STOで反撃あわやと言う感じだったがブレード上原2で返す
「そろそろ本気で行くよ」
ブレード上原フェイスクラッシャー2連発。これで粘る中森を振り切った。勝負タイム29分3秒。

「はっきりいって危なかった」
ブレード上原、神妙な表情でコメント。

メインは神塩ナナシーVS村上千春。公式戦まだ9勝の村上千春がラフファイトを織り交ぜながら神塩を攻めるが、神塩ものらりくらりと受け流しながら自分のペースで反撃。なんとそのまま両者相譲らず60分時間切れドローとなった。

これでVIPレースここまでの状況は
1位 神塩ナナシー 20勝3敗1分け
2位 ブレード上原 17勝7敗
3位 REIKO 11勝13敗
4位 村上千春 9勝14敗1分け
5位 中森あずみ 9勝15敗
6位 村上千秋 5勝19敗

最下位の村上千秋が苦しい展開、そして村上千春と中森あずみが熾烈な5位争いを展開。

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