2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 第1,335回 46年ぶりによみがえったあの技 | トップページ | 第1,337回 波乱は伝染する。第62回SPZクライマックス »

2012年7月 1日 (日)

第1,336回 あと2年もすれば恐ろしい存在になるだろうが

62年目8月
恒例のSPZクライマックス。
出場は下記8名。

ブレード上原(20)

下期レギュラーシーズン1位
 5年連続5度目の出場

「優勝目指して、精いっぱいやる」

神塩ナナシー(19)

前回優勝 上期レギュラーシーズン1位
 2年連続3度目の出場
「やるからには、優勝を目指したいと思います」

REIKO (19)

2年連続2度目の出場 下期レギュラーシーズン3位
 「ガンガン行きます!」

中森あずみ(18)

初出場 上期レギュラーシーズン2位
 「変に意識せず、自分のプロレスをやるだけです。」

セイウン草薙(16)

初出場
 (VIPに入っていないが、アンダーカード選手のモチベーションアップを図るため、セイウン草薙が特別エントリーされた。)
 「全力で行きます」
所属選手はこの5名だけで、あとは招待選手。

ユーリ・セモポヌメ 

3年連続3度目の出場 第60回大会優勝
 「ウァハハハハ、ヨーロッパマットで鍛えた。今年は全員ぶったおしてやる」

サンディ・サングレ 

4年ぶり3度目の出場
 「AAC代表として、恥ずかしくないファイトをします」

ジョーカーウーマン

(初出場)
 「フフフフフ」

初戦の釧路大会は公式戦は組まれない通常の試合。しかしガチ勝負であることなので、リーグ戦出場者の中森あずみが村上千春に不覚。蹴りを食らって「少しやばい状況になった」のでフォール負けを喫した。

同様に釧路大会メインもブレード上原VSハルカの初対決。ハルカの打撃に手を焼いたブレード上原だが、ブレーンバスター2連発で体勢を立て直すと、ネックブリーカー、バックドロップの大技攻勢でけりをつけた。勝負タイム17分18秒。

―なかなか・・・やるようね。

9月からはVIPに上がってくる選手。今後が楽しみだ。

2戦目の札幌大会から地獄のリーグ戦がスタート。
S草薙(2点、ボディスラムからの片エビ固め 11.14)サングレ

VIPのレギュラーシーズン3位以上というのがSPZクライマックス出場の条件なのだが、セイウン草薙はSPZ本社サイドの意向で参戦が急きょ決まった。練習熱心で成長が著しく、アンダーカードの選手と組ませるよりはここで一流選手の壁に当てておいたほうが・・・というのが黒田社長の判断。

「つうっ・・・」

サングレのミサイルキックをもらってしまいふらつく草薙。そしてニーアタックをもらってピンチに陥ったが、組みついて

バァンッ
強烈なボディスラム。押さえ込むセイウン草薙。これで3カウントが入ってしまった。場内えええええ。
カウントは2だとセブン山本レフェリーに食って掛かるサングレだが判定は絶対。怒ったサングレはセブン山本に蹴りを入れて引き揚げた。ともかくセイウン草薙大きな1勝。

Jウーマン(2点、ニーアタックからの体固め 14.01)セモポヌメ

怪奇派対決はジョーカーウーマンが制した。ラフファイトと奇声交じりの打撃。セモポヌメも戸惑ったのか、得意の投げ技に持ち込めなかった・・・

神塩(1点 時間切れ引き分け)中森(1点)

30分の時間制限があるSPZクライマックス公式戦だろうが、ゆったりとしたファイトスタイルを変えない神塩、そして相手は基本に忠実に崩していく中森あずみだから、緊張感はそれなりにあるが山場のない試合となった。これで両者1点ロス。

REIKO(2点、掌底からの片エビ固め 15.02)B上原

VIP公式戦で散々当たっている両者の対決。直近1年の対戦成績はブレード上原の9勝3敗(不戦敗3はカウントしない)しかしこの試合はREIKOの打撃がよく入り、ブレード上原苦しい展開。なんとか、
「ティロ・フィナーレ!」

これで形勢逆転かと思われたが次が続かない。めげずに攻めたREIKO.ジェットスマッシュを叩き込みふらふらと起き上ってきたところを

がすっ!

掌底がまともに入って終了。
「うう・・・・最後のほうは何が何だか」

SPZ王者のブレード上原、殴り倒されていきなり黒星発進・・・

************************

第3戦は仙台大会。

REIKO(4点、ジャーマンSH 9.17)サングレ(0点)

REIKO、初戦の勝利に気をよくしたのか、よく攻めていって
「ガンガン行っちゃうぞー」
ジャーマンでベテラン外人のサングレから3カウント。REIKOが連勝スタート。

S草薙(4点、ボディスラムからの片エビ固め 13.59)セモポヌメ(0点)

「あと2年もすれば恐ろしい存在になるだろうが、現時点では私の敵ではない」

テクニックとラフを兼ね備えたセモポヌメのスタイルに防戦一方、しかしセイウン草薙、草薙流兜落としで見せ場は作る、が、
「オッシャー」
裏拳、セイウン草薙の意識が遠のく。しかしそれでも相手のジャーマン狙いを切り返したり、勝負は捨てなかったセイウン草薙、懸命にボディスラムで投げて、押さえ込んだ。

「ワーントーゥスリイ」

セブン山本レフェリーがマットを3つ叩いた。場内えええええ。なんでボディスラムで決まってしまうのか。

「あれは…全力でフォールの時に押さえ込んでますね。ああいう押さえかたされると返しづらいんですよ。あと山本レフェリーのカウントは微妙に速いんですよ」

解説者の杉浦美月が冷静に指摘。

「ウォォォォォォォ」
怒り狂ったセモポヌメは山本レフェリーにラリアット一撃。セブン山本は担架で運ばれた。

神塩(3点、パイルドライバーからの片エビ固め 14.31)Jウーマン(2点)

神塩ナナシー、引き分けた初戦の反省からか積極的に攻め、ダイビングプレス、パイルドライバーと畳み掛けて3カウントを奪取。
「初めて当たる相手でしたから、積極的に行こうと決めてました」

B上原(2点、回転エビ固め、12.08)中森(1点)

SPZ現王者と前王者の対戦は、巧みにくるっと丸め込んだブレード上原が初日を出した。
「こういう勝ち方もリーグ戦では必要です、シリーズ通しての配分というか」

第62回SPZクライマックス。REIKOとセイウン草薙が2連勝スタート(続きます)

« 第1,335回 46年ぶりによみがえったあの技 | トップページ | 第1,337回 波乱は伝染する。第62回SPZクライマックス »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。