第1,370回 63年目3月ファイヤーソウルシリーズ
「修行の成果が出せました。次はハルカさんのSPZベルトを取りに行きます」
湘南カップトーナメントを制したセイウン草薙が力強く宣言。
(うう・・・・・痛い、苦しい・・・・っ)
一方のハルカ、3試合戦ったダメージが深く。ブレード上原の運転する車の後部座席に横たわりながら戸塚の寮に戻った。
1週間後の全体練習、ハルカがスパーリング中に・・・・
「あ、がっ・・・・」
腰をやってしまった。
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63年目3月
SPZ王者ハルカが腰の負傷で無念の欠場。やはりトーナメント戦での1日3試合は無理があったらしい。ということで王者不在で「ファイヤーソウルシリーズ」サーキット。
最終戦はさいたまドーム大会。
第2試合は新人対決。フェアリー三井寺が先月同様タックルでなぎ倒し、アプリコットつばさから3カウント。入社して1年、だいぶ体も出来上がってきたようだ。
続く第3試合はフォルトゥナ紫月VSペガサス藤原。フォルトゥナのペースで試合が進み、ムーンサルトで決定的ダメージを与え、
「たっ」
最後はレッグドロップで3カウントを奪った。勝負タイム28分11秒。
ペガサス藤原、いい勝負はしたのだが、最後は息切れしてしまった・・・・
そして休憩前は村上千春VS相羽和希。VIPから落ちた村上千春、再起の一戦だ。しかし相羽もこの選手を倒さないことには上へあがれないので試合は盛り上がった。しかしこの試合は打撃を的確に入れた村上千春に凱歌が上がった。
「クククククク」
弱ったところを19分26秒、パワーボムで処刑。
「クククククク、才能の差ってやつかね」
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そのあと後半はVIPのカード。まずセミ前はブレード上原がリザーバーのユーリ・セモポヌメと熱い攻防を展開し、最後は裏拳で殴り倒して3カウント奪取。勝負タイム13分16秒。B上原、最初の1か月を6勝2敗で終えた。
セミはREIKO VS神塩ナナシー。 1年ぶりにVIPに戻ったREIKOだが、やはり神塩ナナシーは実力者。のらりくらりファイトに苦戦。ジェットスマッシュで反撃したがあたりが浅い。最後はダイビングボディアタックで押しつぶされて敗北。勝負タイム29分55秒。REIKOは3勝5敗、神塩は4勝4敗で1か月目を終えた。
そしてメインイベントはSPZの前王者と元王者が激突、セイウン草薙VS中森あずみ。ノーザンライトを連発したセイウン草薙ペースで試合は進み、パワーボム、ノーザンライトと畳み掛けて18分47秒、セイウン草薙が勝利。これでセイウン草薙は6勝2敗、中森あずみは3勝5敗となった。
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