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2012年9月22日 (土)

第1,387回 64年目12月 歳末バトルグランデ

64年目12月
「歳末バトルグランデ」開幕。

初戦どさんこドーム大会第1試合、新人同士の対戦、神田幸子VS北条咲。

―いつまでもこんな所で燻ってられない。
北条がボディスラムで攻め立てたが、神田幸子も顔面蹴り、ヘッドバットで応戦。ムッとした北条、頭突きをやり返すと
「潰れろ!!」
タイガードライバーで神田幸子から3カウントを奪った。勝負タイム9分18秒。

シリーズ中盤戦でセイウン草薙が2敗。第3戦名古屋と第5戦広島でハルカのキックをまともに食らい、フォールを返せなかった。ベルトがかかっていなかったからいいようなものを・・

「ちょ・・・ちょと蹴りをもらって、訳がわからなくなりました・・・・」

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最終戦はさいたまドーム大会。

メインはSPZ選手権、「セイウン草薙VSフォルトゥナ紫月」が組まれたので超満員の盛況。先月解説者も指摘した通りいまのセイウン草薙が敗北するとしたらアクシデントしかない。そして試合でアクシデントを起こせるのがハルカとこのフォルトゥナ紫月。ストップS草薙の期待を託されたF紫月だが、当人は淡々としたもので、大一番が迫っても控室奥でのんびりストレッチなどしている。

さいたま大会第1試合は北条咲VSフェアリー三井寺。

組み合う。単純な馬力なら北条だが、三井寺のほうが1年先輩なので巧みにグラウンドに移行。スリーパー、アキレス腱固めでペースを握る。そして動きを落としてニーアタック。しかし北条もタイガードライバー。

「うわあっ!」
これを受けきれなかった三井寺、無念の3カウントを聞いた。。勝負タイム11分44秒。

「やはり北条選手馬力はありますね。あと2年もしないうちに上に上がってきますよこれは」

解説の杉浦美月が落ち着いてコメント。

第2試合は神田幸子VSアプリコットつばさ。

「けええっ」
この試合は徹底的に打撃を繰り出した神田が優位に試合を進め、最後は鋭いエルボーでアプリコットを沈めた。勝負タイム8分41秒。

「神田選手が自分の得意な領域で戦い切りましたね。ただ将来を見据えると、打撃に頼りすぎるのもどうかとは思うんですけど」

第3試合は村上千春VS相羽和希。

―このまま中堅どころで終わるのは嫌だ。
この試合は相羽が攻め込み、バックドロップで村上千春を退けた。勝負タイム15分15秒。

「相羽選手は技量や体力はいいものもっているんですけど、詰めが甘いんですよねえ。もう一度VIPに上がってほしいとは思うんですけど、その辺の争いも熾烈ですから、でももうひと頑張りしてほしいですね」

休憩前第4試合はREIKO VSペガサス藤原。勝ったほうがVIP入りへ大きく近づく一戦。お互いの気迫がぶつかりあった。しかしペガサス藤原、自信を持ってファイト。いつのまにか体つきもいっぱしのレスラーっぽくなってきており、REIKOの打撃を少し受けてもこらえる力をつけてきた。しかしREIKOも掌底でぐらつかせておいてのジェットスマッシュ。

「・・・・・!!」

これで顔色が変わったP藤原、さくっとジャーマンを決めて3カウント奪取。勝負タイム14分24秒。これでペガサス藤原、VIP昇格が決定的になった。

「ブリッジが凄いですね。そうとうスープレックス系の練習を積んでいるのでしょう。あのジャーマンは上位でも通用しますよ、あとは受けとスタミナができれば驚異的な存在になります」
杉浦美月が珍しくほめるコメント。

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そして後半の試合はVIPの星のつぶしあい。まずはハルカVS中森あずみ。現時点でセイウン草薙に相性がいいハルカ、このまま2位で走りたいところだったが、中森のねちねちとしたグラウンド攻めに大苦戦。アルティマシュートを放ったが、当たりが浅い。それでもなんとかニーリフトで流れを引き寄せ長身を生かしたブレンバスター

―よし、いける・・て、えっ!

冷静にロープからの距離を測っていた中森あずみ。ハルカの足が届かないなと判断したあたりで、するっと組みついてドラゴンスリーパー。ハルカこらえきれず無念のタップ。

勝負タイム29分16秒。ハルカはここまで21勝11敗で2位をキープしているが、トップのS草薙とは6.5ゲーム差なので逆転は絶望的。いっぽうの中森あずみは11勝20敗1分け。5位と苦戦しており、このままでは入れ替え戦が濃厚である。

「ハルカ選手がとると思いましたが、ポカしましたね。まあこの選手はグラウンドへの対応に甘さがありますからね。このへんがエースとして君臨できない理由なんでしょうね、まあ残念です」

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(あ、セミ始まる)

ジャージ姿で控室奥で試合を見ていたフォルトゥナ紫月、ゆっくりと起き上がり控室奥の着替えスペースでジャージを脱ぎ、試合用の下着に履き替え、その上にリングコスチュームを着る。セミの試合を横目で見ながらリングシューズに紐を通す。

すでにリングコスチュームに着替えていたセイウン草薙、若手のフェアリー三井寺相手にロックアップの動作確認。大一番が近づく。

セミはブレード上原VS神塩ナナシー。どうせ引き分けに終わるんでしょという空気の中、お互い譲らぬ攻防。B上原のティロフィナーレも神塩きっちりガード。そして20分を過ぎてB上原の息が上がったところへ神塩ダイビングプレス。これで3カウントが入った。

「勝ちましたー!!」

神塩、満面笑顔で勝利をアピール。やはり同郷の先輩に勝つのはうれしいのだろう。

勝負タイム23分52秒。神塩ナナシー14勝15敗3分けで、3位につけているのは立派。

「駄目ですね、粘り切れてません」

ブレード上原、負傷欠場明けも星が上がらず6勝25敗1分けという戦績で、5位の中森とも5ゲーム差。VIP自動降格が濃厚となってきた。

そしてメイン、SPZ選手権

セイウン草薙VSフォルトゥナ紫月。

「それじゃあ」

フォルトゥナ紫月、いつもと変わらない表情で、デザイナーズTシャツを羽織り、花道へ向かった。

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