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2012年9月25日 (火)

第1,390回 いつかはこういう日が来ると思っていた

64年目1月

そして下半期VIPレースも佳境。

第6戦熊本大会ではブレード上原がセイウン草薙に投げまくられて敗れ、最下位そしてVIPからの自動降格が決定。

「いつかこういう日は来ると思っていた」

VIP制度創設以来守り続けていた地位から落ちてしまったブレード上原、3月からはアンダーカードでのファイトとなる。

同様にメインではフォルトゥナ紫月のフランケンシュタイナーに押さえ込まれた中森あずみも5位が確定し、入れ替え戦に回ることになった。

「まあこれが現実です。入れ替え戦で4勝できるよう頑張ります」

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そして最終戦は山梨カイメッセ大会。アンダーカードの選手にとっては査定試合が組まれるので必死のファイト。

第1試合はアプリコットつばさがいきなり仕掛け、6分48秒、シューティングスタープレスで同期のフェアリー三井寺を退けた。

第2試合は北条咲VS村上千春。

「きな、新人。ボコボコに叩きのめしてやるからよお」

村上千春、最近は若手相手のいじめファイトに開眼したのか、殴って蹴って、怯んだところを逆エビ責め。完全にサドモードだ。北条も懸命にタイガードライバーで反撃したが

「10年早えーんだよ」
あっさりキックアウト。しかし北条もあきらめずに2度目のタイガードライバー

「10年早えーって、いってんだろがー」

絶叫とともにものすごいタックルで北条をなぎ倒し3カウント。11分54秒。
「あいつの技はまだ三流なんだよ」
村上千春がベテランの貫録を示した。

続く第3試合はREIKO VS相羽和希。この試合で勝ったほうが、中森との入れ替え戦に進出できる。
相羽がコブラツイストで攻め込むも、REIKOも負けじと打撃で応戦。しかし相羽のニーアタックが効いたのか、REIKOの動きがおかしい。相羽にとらえられパイルドライバーをもらってしまう。

―これ以上はダメ。受けきれない

REIKO、ジェットスマッシュを放つ。相羽ダウン。起き上がったところを延髄斬り。相羽前のめりに崩れ落ちる、ひっくり返してカバー。相羽、フォールを返せず試合は終わった。勝負タイム16分59秒。

「あああ・・相羽選手、終盤のしのぎあいで粘り切れませんでしたねえ・・・」(解説の杉浦美月)

休憩前第4試合はペガサス藤原登場。この日は神田幸子の挑戦を受けるカード。
「かかってきなさい」
神田の打撃を巧みにさばくP藤原、機を見てドロップキックで反撃し、タックルで追い討ちをかけ、コブラツイストで痛めつける。神田もステップキックで反撃したが、P藤原、さしていたがるそぶりも見せず
「そろそろこの辺で」
ブレーンバスターで神田を退けた。勝負タイム11分54秒。

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休憩後はVIP対戦のカード。セミ前に早くもSPZ新王者神塩ナナシーが登場。ハルカと対戦。
晴れてSPZ王者になった神塩だが、試合内容のグダグダぶりに拍車がかかっており、今シリーズはベルト奪取後にS草薙に3連敗、ハルカにも2連敗。さすがにこの日は奮起したのか、ミサイルキックで流れを引き寄せたのちダイビングプレス、アラビアンプレスの猛攻、しかしハルカも懸命に返し続けてアルティマシュートの一撃。両者ダウンしたまま時間切れ引き分けのゴングが鳴った。館内拍手喝采。

ハルカは26勝13敗1分けの2位。セイウン草薙にも4勝しており準エースの活躍。神塩は15勝21敗4分けの4位に終わった。

セミはS草薙VSブレード上原。現エースと元エースの一騎打ちだが、追い込まれたB上原、ティロフィナーレを放つがガードされてしまい。
「ならばこれで」
ティロフィナーレ封じか、アキレス腱固めを仕掛けたS草薙
「うぐおおおおっ」
あっさりB上原タップしてしまった。勝負タイム7分43秒。前の試合が長かっただけにえ、もう終わり?という雰囲気。

ブレード上原、9勝30敗1分けで最下位。不戦敗16を除いても負け越している。一つの時代が確実に終わりを告げた。

セイウン草薙、35勝5敗でぶっちぎりのトップ。笑顔でVIPレース1位賞金の1000万円を受け取った。

「賞金の使い道ですか・・・・?ふふ、内緒です」(S草薙)

メインイベントは中森あずみVSフォルトゥナ紫月。地味なファイトをこなす両者の対戦。通好みのシビアな攻防が展開されたが、試合中打撃が入ったのか、フォルトゥナが鼻から出血。

「・・・・・・っ」

これでフォルトゥナの動きに精彩がなくなり、中森ペースで試合が進む、最後はSTFで中森が流血したフォルトゥナの鼻をつぶすように攻め、ギブアップを奪った、勝負タイム40分14秒。

「負傷箇所を責めるのは後味が悪かったが、どうしても結果が欲しかった。来月入れ替え戦はREIKOさんなので全部勝つつもりでやります」

中森あずみ、13勝26敗1分けの5位。一方のフォルトゥナは17勝22敗1分けの3位に食い込んだ。VIPの昇格して最初のシーズンで、3位に食い込み、ベルトを一度は奪うなど素晴らしい活躍を見せた。

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