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2012年10月18日 (木)

第1,401回 やらないか?プロレス。

65年目8月
恒例のSPZクライマックス。

◆神塩ナナシー(22)2年ぶり5度目の出場
第61回大会優勝
「ファンのため、ベストを尽くします」

◆ハルカ(20)3年連続3度目の出場
第63回大会優勝 上期レギュラーシーズン2位
「えっと・・・あのう・・・・頑張ります」

◆セイウン草薙(19)2年連続3度目の出場
SPZ世界王者 下期レギュラーシーズン1位
「チャンピオンなので、負けられません」

◆フォルトゥナ紫月(19)初出場
「運命を感じる」

団体所属はこの4名だけで、あとは招待選手。

◆ユーリ・セモポヌメ(年齢非公開)2年ぶり5度目の出場
第60回大会優勝
「ウァーハハハハハ、全員ぶっ潰してやる」

◆ロッコ・バロッコ(24)初出場
「最高のパフォーマンスを発揮するのみ」

◆ハイパー・アメリカン・マスク(2年連続2度目の出場)
「アメリカンレスリングの真髄を見せてあげるわ」

◆ダークフローラ・クオーター(22)
「まだプロレスに転向して日が浅いので、大きなことは言わないでおこう」

初戦京都でダークフローラがガウンを脱いだ。対戦相手は「VIPから落ちたのでSPZクライマックスにも出られなくなった」ブレード上原。

―けっこう鍛えてはいるようだな・・・・

しかし試合が始まるやブレード上原の表情が一変。

―なんだこの力そして強引な動きは・・・

蹴りベースで試合を組みたててくるのだが一撃一撃が重い。ブレード上原、ろくに反撃できぬまま変形のDDTにやられてしまった。

「私のCQC、その片鱗を見せただけだ」
勝負タイム14分59秒。あのブレード上原が一方的にやられるとは。これは公式戦が楽しみである。

******************

2戦目の九州ドームからリーグ戦がスタート、

セモポヌメ(2点、ラリアットからの片エビ固め 11.13)アメリカン

リーグ戦のオープニングマッチに登場したセモポヌメ、ラフファイトを織り交ぜつつアメリカンマスクを追い込み、最後は豪快なラリアットで白星発進。

「ウオオオオー。勝利の後のビールもまた格別・・・・」

試合後、コーナー最上段で缶ビールを一気飲みするセモポヌメであった。

F紫月(1点、時間切れ引き分け)神塩(1点)

これはもう神塩ワールド。フォルトゥナ紫月もファンクラブができたのに、相変わらず無理をしないファイトに終始したためあっという間に30分時間切れドロー。場内は「もうこれは伝統芸能だよな」という空気。ビールが進んで酔ってしまうファン多数・・・

ハルカ(2点、DDTからの片エビ固め 11.28)ダークフローラ

九州ドーム大会セミファイナル。

「ヘイッ。レディースエンドジェントルメン」

スーツ姿のセブン山本がマイクで叫ぶ。前半の試合をさばいたので今日はもう出番がないはずなのに。

「これは私がヨーロッパで仕入れてきた大物外人。ダークフローラ・クオーターだ」

場内失笑。

「聞いて驚くな。私がドイツのパブで酔っ払いに絡まれたときに助けてもらったのだ。私は思わず言っちゃったね、やらないか?プロレス。って。」

酔っているファン失笑。要するに居酒屋の用心棒をプロレスにスカウトしたというギミック。
肝心の試合のほうはハルカが相手の蹴りを警戒したのか一気に仕掛けてニーリフトからのDDTで仕留めた。

S草薙(2点、アキレス腱固め 6.59)ロッコ

セイウン草薙、一瞬の隙を逃さずアキレス腱固めでくいっと勝利。省エネプロレスで初日を出した。
「お客さんも疲れてましたから・・・ね」

***********************

第3戦は若鯉球場大会

ロッコ(2点、ノーザンライトSH 13.51)アメリカン(0点)

ロッコバロッコが初日を出した。得意のスープレックス攻勢で追い込み、ノーザンでトドメ。
「ただ、真正面から行くタイプですので、SPZの上位相手には厳しいと思いますよ」

解説の杉浦美月が指摘。

F紫月(3点、ブランケンシュタイナー、26.25)セモポヌメ(2点)

セモポヌメも得意のラリアット、バックドロップを決めるなど大いに健闘したのだが、この猛攻をしのいだフォルトゥナがフランケンシュタイナーで押さえ込んで3カウント。フォルトゥナ紫月がリーグ戦初勝利。

「NO――――」

いい勝負をしていただけに悔しがるセモポヌメだった。

ハルカ(4点、アルティマシュートからの片エビ固め 26.08)神塩(1点)

「優勝候補は、神塩さんに引き分けじゃなく勝たなきゃあいけませんね。Sクラの1点は重いですから」
杉浦美月が指摘する。

神塩、勝つ気でやっているのかどうか疑わしいのらりくらりファイト。しかし15分過ぎにハルカのニーアタックが入り流血。これで神塩弱ったか。アラビアンプレスで反撃するもハルカ返す。そしてノーザン、アルティマシュートとつないで3カウント。

S草薙(4点、フランケンシュタイナー 10.50)ダークフローラ(0点)
「ヘイッ!!」
試合前悪のマネージャー役のセブン山本が拡声器でしゃべる。

「これは私がヨーロッパで発掘してきた選手だ。なにしろクローズクオーターコンバットの使い手だからな。」
しかしセイウン草薙の強さはさらにその上を行く。ダークフローラの掌底にも動じずフランケンシュタイナーで3カウント。
鳴り物入りで初参戦したダークフローラ、いきなりハルカセイウンの2強に当てられたのは不運。

第65回SPZクライマックス。リーグ戦2試合を消化してハルカとセイウン草薙の2人が連勝スタート。

(続きます)

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