第1,414回 65年目3月 セイウン草薙VSフォルトゥナ紫月
65年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。東北地方を南下するシリーズ。なんと第3戦第4戦と、セイウン草薙がフォルトゥナ紫月のドラゴンスリーパーに連敗。前哨戦のノンタイトルとはいえ・・・
しかしベルトがかかる試合になると凄みを見せるのがセイウン草薙。第5戦のジャンボパレット福島大会、フォルトゥナ紫月のスリーパー攻めに焦れたS草薙がいきなり草薙流兜落とし、空気投げ。
フォルトゥナもこれで頭を打ってしまい、懸命に腕関節を取ってゆくが力がない。
そしてセイウン草薙バックドロップ。フォルトゥナ紫月、これ以上は受けられないと魔性のドラゴンスリーパーで勝負をかけたが、S草薙、すっと自らの腕を差し入れて呼吸を確保。
―前の2試合をあえて捨てたのか。
リング下で観ていたブレード上原はいまさらながらS草薙の頭の良さに感心した。
「せいっ」
バックドロップ、パワーボムの猛攻で21分48秒、セイウン草薙が2度目の防衛に成功。
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「なんか最近・・・・爆弾テロ多くないですか?」
第6戦宇都宮大会、駅前で起こった爆弾テロ事件の影響で3か月連続で1試合流れた。貧富の差が非常に拡大し、日本の治安も良くなくなってきている。
最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合はアプリコットつばさVS加賀美明日香。なんとこの試合、加賀美明日香がプロ初勝利。強烈な逆片エビ固めでアプリコットつばさを11分11秒、下した。
第2試合は神田幸子VSユーリ・セモポヌメ。セモポヌメに真っ向勝負を挑んだ神田、顔面に蹴りを叩き込んだが、受けきったセモポヌメ
「ウオーーーー」
パイルドライバー、そしてバックドロップの大技攻勢で神田を退けた。勝負タイム11分58秒。
続く第3試合は北条咲VSフェアリー三井寺。しかしこの試合は三井寺のDDTで北条の首が詰まってしまった。
「うわあああ」
痛がる北条。チャンスと見た三井寺がコブラツイスト!こらえきれず北条は14分27秒、ギブアップの言葉を吐いた。デビューから丸2年、デビュー戦で勝てた相手に足元をすくわれてしまった。
第4試合は中森あずみVSブレード上原。中森あずみが終始優勢に試合を進める。グラウンドだとブレード上原は歯が立たない。そのままズルズルと押し込まれ、11分36秒、ボディスラムで投げつけられてそのまま押さえ込まれ3カウントをきっした。
休憩明けはVIPのカード。まずはハルカVS相羽和希。
相羽和希今シリーズは絶不調でここまで6連敗という状況。この日もハルカにいいように蹴られてしまい13分43秒、アルティマシュートに敗北。
セミは神塩ナナシーVSフォルトゥナ紫月。ゆったりとしたグラウンドの攻防が30分続き、やっぱりそうかという空気が流れる中、時間切れ引き分け。
そしてメインはS草薙VSペガサス藤原。これはセイウン草薙が貫録勝ち。投げまくってバックドロップでトドメ。
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