第1,426回 66年目のSPZクライマックス(下)
第7戦は仙台大会。
神塩(7点、アラビアンプレスからの体固め 22.1)ハルカ(6点)
ハルカ3敗目。神塩独特の間に惑わされ、ズルズルといってしまい最後はアラビアンプレスで敗北。
「」ペースをつかみ損ねました・・・・」(ハルカ)
ハイサスカラスEspr(8点、ムーンサルトプレス 9.32)Jウーマン(2点)
外人同士の試合はハイサスカラスExprに凱歌が上がった。
F紫月(7点、変形ドラゴンスリーパー 26.55)P藤原(6点)
先月のSPZタイトル戦のカードがここ仙台で実現。押していたのはフォルトゥナ。スクラップバスター、レッグドロップで優位に立つ。必死に耐えるP藤原、ジャーマンで反撃するもフォルトゥナ返す。そしてコブラツイストで弱らせて
「行きます」
変形ドラゴンスリーパー。タイトル戦の時と逆の結果。ペガサス藤原無念のタップ・・・
S草薙(12点、パワーボムからのエビ固め 8.53)セモポヌメ(0点)
勝てば最終戦を待たずして優勝の決まるセイウン草薙。しかし今日の相手はここまで0点のセモポヌメ。余裕のファイトでセモポヌメを下したセイウン草薙、SPZクライマックス優勝決定。
「まあ、ホッとしました。」(S草薙)
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そして最終戦は横スペ大会。消化試合ではあるがリーグ戦最後の4試合。
P藤原(7点、時間切れ引き分け)神塩(8点)
一歩も譲らぬ熱戦となったこの試合、神塩のアラビアンプレスを返したP藤原、ニールキックで反撃するももうひと押し足りず、時間切れ引き分けとなった・・・
「全然納得していません、チャンピオンとして恥ずかしい成績です」(P藤原)
ハルカ(8点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 9.46 )セモポヌメ(0点)
ハルカは8点でリーグ戦を終えた。セモポヌメを落ち着いて蹴って、弱らせたところをシャイニングウィザードを叩きこんで快勝。
「UUUU」
セモポヌメ、6年前の優勝者なのだが、まさかの全敗に終わった・・・
F紫月(9点、脇固め 15.16)Jウーマン(2点)
ジョーカーウーマンもラフ殺法で食い下がったのだが、しのいだフォルトゥナ、バックの取り合いからスッと腕を極めた。
「ヒギィ」
たまらずジョーカーウーマンはタップ。フォルトゥナ紫月の技術がギラリと光った一戦。
S草薙(14点、草薙流兜落としからの片エビ固め 10.39)ハイサスカラスEspr(8点)
SPZとAACのエース対決。ハイサスカラスのムーンサルトをしのいだセイウン草薙が渾身のパワーボムでたたきつける。何とか返したハイサスカラスだったが息が上がってしまった、そこへ満を持して草薙流兜落とし。これでカウント3が入った。
セイウン草薙、堂々の全勝優勝。
「優勝・・・日頃の修練のたまものでしょうか。」
セイウン草薙がSPZクライマックス3連覇達成。準優勝は9点のフォルトゥナ紫月が入り、横浜中華街のお食事券5万円分が贈られた。3位はハイサスカラスEspr、神塩ナナシー、ハルカの3人が8点で並び、直接対決の結果も3すくみなので賞品のスポーツドリンクは8缶ずつ分配された。
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