プロレス技シリーズ35 顔面かきむしり
技ともいえない技ですが、
ヒール選手のよく使われるムーブとして有名な
「顔面かきむしり」
オーソドックスな作法としては
1.相手の額に親指以外の4本の指を突き立てる。(爪は立てない)
2.そのまま指を、顔面を縦断するように摩擦させながら引き下ろす。
それだけ。
仕掛けられた方は一瞬ひるんでしまうので、この技をきっかけに試合の流れが変わる・・というシーンがよく見られます。
元々はアメリカンプロレスで、ベビーフェイス(善玉)VSヒール(悪役)という図式が定番の頃、初見のお客様にはどちらがヒールなのかわからないので、それを明確化させるためにヒールがこの技を仕掛ける・・・というのが起源のようです。
確かに悪役のずるさ、あくどさを表現するにはうってつけの技です。
日本マットでは渕正信、小川良成選手がよく使われています。観客を刺激する悪役の技として意識して使われていたのでしょう。
WASには当選のことながら実装されていません。村上千秋あたりに覚えさせると面白そうなのですが。
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