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2012年12月 4日 (火)

第1,430回 SPZミュージアムOPEN

「コンセプトはSPZ66年の歴史です。」

時に西暦2074年11月末、

横浜戸塚に「SPZプロレスミュージアム」がオープンした。

オープン前日にはマスコミ各社さんを集めて内覧会が行われた。案内役を務めたのは初代館長のブレード上原。

戸塚駅前の5階建てのビルを改装し、総工費50億円余りをつぎ込んでオープンにこぎつけた。

「1階手前側はグッズショップ・SPZフィーバーの本店とチケット売り場です。入場チケットは大人500円、中学生以下200円に設定する予定です」

記者がざわめいたのが1階エントランスホール入った奥の190枚の額縁写真。SPZ王者が初代の伊達遥から現王者のセイウン草薙までズラリと並んでいる。

「まあ・・・・これは本社廊下に掲示しきれなくなったというのもあります」

そのあとブレード上原は記者団を2階へ案内する。

「うわ懐かしい」

2階はSPZを彩った各選手の思い出の品が展示。中央にはガラスケースに入った銀色のリングシューズが。

「SPZ入門1号 小川ひかる リングシューズ」

【 SPZ1期小川ひかる(現役2009~2018年)。体格やパワーには難があったが、グラウンドレスリングの技術を身に着け、団体内外の一流選手と渡り合い、SPZ世界タッグ王者に輝く。このリングシューズは2015年ころ、初代社長が小川ひかるにプレゼントしたものである。派手な色使いで本人は少し嫌がったようだが、初代社長が「このシューズを履いて、しばかれて負けて倒れ伏すシーンを見てみたい」という強い意向があり、仕方なく小川ひかるはこのシューズを履いてファイトするようになった。】

というキャプションが。

そのほかにもリストバンド、サポーター、ガウン、サイン入り色紙などが所狭しと並べられていた。どうやら引退したOGから高値で買い集めたらしい。

3階はSPZ66年の歴史がわかるパネル展。旗揚げ初期のころ、主力選手が育ちメジャー団体へ駆け上がったころ、ライラ神威と武藤めぐみの抗争、マイティ祐希子が覇者となった時代、大量離脱そして個人闘争路線・・・・またこのフロアの目玉は、封印されているSPZタッグベルトとあばしりタッグベルトの実物展示。奥には大画面テレビが置かれ、オンデマンドで過去の名勝負が視聴できるブースが設置された。

4階が「闘いの舞台とその裏側」

ワンフロアがまるごと地方会場を模したスペースで、中央に以前使っていたリングが設置され、本部席やリングサイドのイス席などが再現されていた。そして随所に説明書きと小物展示が。

「ゴング」「木槌」「テーマ曲と音響設備」・・・これはSPZで以前使われていたものがそのまま展示された。意外なところでは「控室の壁に貼られた手書きのカード表」や「試合前練習用のバーベル」なども展示された。

「移動バス」「宣伝カー」はパネル展示だったが、過去の名選手の宣伝用似顔絵があったりして記者さんたちのリアクションを誘っていた。

5階が「ライブラリー」と「ミニシアター」と「食堂・休憩スペース」。「ライブラリー」はようするにプロレスに特化した図書館。SPZに限らずプロレスにかかわる書籍や雑誌がある程度そろっており、マニア垂涎のスペース。「ミニシアター」は週替わりでおもしろ企画ビデオの上映会をやるらしい。オープンの週は「孤高の王者セイウン草薙の巡業に密着」(20分)という内容である。

「食堂・休憩スペース」はジュースの自販機とイスとテーブル数客があるだけのスペースでふだんはフリースペースとなるようだが、期間限定でちゃんこ販売イベントなどを行う予定である。

「どうです。初心者からプロレスマニアまで楽しめるミュージアムを目指しました。まあうちも老舗の団体なので、こういうのを作って新しいお客様を開拓しないとというのがここ数年の課題でしたので」

笑顔で記者さんに応対するブレード上原。

経済紙、大衆向け雑誌にも大きく取り上げられた効果もあり、SPZミュージアムのオープンはそこそこ賑わった。

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