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2012年12月31日 (月)

SPZスター選手列伝82 REIKO

SPZスター選手列伝82
従業員コード:097
破壊皇女 REIKO

本名:柏木玲子。2050年11月12日、広島県呉市出身。SPZ58期として採用され、2066年5月11日、カイメッセ山梨大会での対 ガイア尾白川戦でデビュー。ルックスが良く、アイドルレスラー候補として採用されたが、見かけによらずけっこう体力があり、順調に成長してゆきSPZクライマックス出場を果たす。得意技はジェットスマッシュ、ハイキック。
2074年6月22日、さいたまドーム大会での対ブレード上原戦で引退。稼働月数98ケ月、出場試合数(概算)712試合
タイトル歴 なし
写真集 1冊
(奥森リングアナコメント)
ルックスが良く、アイドルレスラー候補として採用されたが、練習に取り組むにつれて打撃の威力、精度が上がり、道場のキックマシーン(科学的威力測定器)ではハルカをしのぐ数値をたたき出していた。そしてVIP戦線にも顔を出し、得意のジェットスマッシュでセイウン草薙らトップどころの選手を大いに苦しめたが、タイトルマッチでは相手が打撃を警戒しながらファイトしていたこともあり、惜しくもSPZベルトには手が届かなかった。ぎりぎりの攻防で力負けして沈んでしまうケースが多く、もう少し相手の攻めを受けきる耐久力があれば・・とも思うが、これはこれで彼女の個性だった。
入場テーマ曲が爆弾小僧と呼ばれた大昔の名レスラーが使っていた「カーウォーズ」を流用したので、入場テーマ曲が鳴っただけで館内が大声援に包まれることがしばしばあった。
引退後は芸能界に入り、アクションシーンがこなせる女優としてドラマや映画などに活躍されている。
(ビーナス麗子の2回転目です。同一名称を避けるため、リングネームをREIKOにしました。)

******************************

本年も当サイトへのご訪問ありがとうございました。(konno)

2012年12月30日 (日)

SPZスター選手ファイル81 ブレード上原

SPZスター選手ファイル81

従業員コード:094

最終砲撃 ブレード上原

本名:上原清香。2050年1月31日、沖縄県石垣市出身。幼少の頃から琉球空手で身体を鍛える。たまたま出た空手大会で入賞したのをきっかけにSPZにスカウトされ、SPZ57期として2065年4月16日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 小嶋聡美戦でデビュー。空手の経験を生かした蹴りで存在感を発揮し、SPZ世界王者に輝く。得意技はティロフィナーレ、トラースキック。

2074年6月22日、さいたまドーム大会での対 REIKO戦で引退。稼働月数111ケ月、出場試合数(概算)808試合

タイトル歴
第168代SPZ世界王者
第170代SPZ世界王者
第174代SPZ世界王者

通算防衛回数12(歴代10位)

(奥森リングアナコメント)

空手の素養があり、格闘技経験を充分積んでからSPZ入りした経歴の持ち主だが、プロレス入りしてからは観客の存在を意識した立ち技、飛び技を意識して使っていた名選手だった。それでもその鍛え上げられた脚から放たれる変形浴びせ蹴りは「ティロ・フィナーレ」と名付けられ、まともに食らったらまずフォールを返せないくらいの破壊力を秘めていた。美冬の長期政権を止めてからトップに君臨し、歴代10位のSPZ王座通算防衛回数12という戦績を収め、SPZのエースとして一時代を築いた。

空手道場出身者らしく後輩の面倒見がよく、道場では受け身の取り方など率先して手本を見せていて、若手の育成にも大いに貢献されていた。
引退後はその面倒見の良さを買われて会社に残り、現在はSPZミュージアムの館長としてプロレス文化の普及促進に努められている。

2012年12月29日 (土)

SPZ思い出の名勝負ファイル2016横浜体育館

SPZ思い出の名勝負ファイル2016

横浜にあるSPZミュージアムの5階ミニシアターではたびたび思い出の名勝負上映会が催される。こんかいブレード上原館長がピックアップしたのが、団体創設8年目頃の、当時のSPZ世界王者・吉田龍子のベストバウトとして語り継がれている、「ファン感謝デー・伝説の10人がかり」。SPZミュージアムに詰めかけたファンはことごとく爆笑した。

***********************

2016年クリスマスイブ、横浜体育館で行われたSPZ選手会主催興行。ロビーにはクリスマスツリーが飾られ、めでたさいっぱいのなかでの選手会興行となった。そのメインイベントで行われたのが・・・

メインイベント SPZ王者吉田龍子10人がかり

本部席で京スポ新聞、若林記者がナレーション。

「数々の強豪選手を撃破し、SPZ世界王者に輝いた吉田龍子、今夜また伝説に挑む。空手や柔道で10人組み手というのがあるが、プロレスでいっぺんに10連勝はできるのか、あまりにも無謀ともいえたが本人は「ほっといてくれ、自分をもっと高めたいんだ」などといっております。さてこの世紀の、いや世紀末の一戦、どうなるんでしょうか

「赤い破片」が響いて、コスチューム姿の吉田龍子が入場。そして反対側コーナーからサングラスをかけた渡辺智美が入場。そしてマイク。

「アーハハハハハハ。吉田龍子。同期のお前がチャンピオンになって、悔しいからお前を再起不能にしてやる。生きて年を越せると思うなよ、ウェーッハハハァ」

渡辺の棒読み口調のセリフに館内ドン引き。そのあとスタッフがリング上に担架を運んできた。

「見ろ、これは担架だ、おまえをここに沈めてやる、ウァハハハハ」

吉田は無言。

「いまからあたしが買収した9人の刺客とたたかってもらうわ。何人倒せるかしら、ウァーッハハハハ」

いくらお強い吉田龍子といっても9人の刺客プラス渡辺を含めた10人を倒すのは厳しいだろう、だが吉田龍子ならひょっとしたらやるかもしれない。なにしろ永沢舞・草薙みこと・伊達遥を連破した8月の戦いは記憶に新しい。館内はざわついた。

そして場内に響く「恋はピンポン」、トップバッターのマイトス香澄入場。

「行け、マイトス!先輩命令よ。あの小生意気なチャンピオンをギッタンギッタンにしてやりなさい」

「ひ、ひええ・・・」

そしてゴング、ある意味SPZ選手権より過酷な戦いが幕を開けた。

とりゃー!」

マイトス香澄は果敢にチョップを打っていくが、吉田はウンともスンとも言わない。

悪いけど、後がつかえてるんで

吉田龍子ラリアット。これでマイトスは吹っ飛んだ。すかさずフォール。阪口レフェリーがマットを3つ叩いた。

1:吉田(2分20秒、ラリアットからの体固め)M香澄

なかなかやるわね。じゃ2人目、いっくよー

場内に響き渡る「オリエンタルクラッシュ」吉田の顔が一瞬凍りつく。まさか草薙みことかと思わせたが出てきたのは新人のスイレン草薙だった。

行け!シュイレン、先輩命令よ、あの思い上がり者を草薙流奥義で殺害してやるのだあ」

「全力で行きます」

普段の興行ではまずシングル対戦であたることのないスイレンが5分ほどアームホイップやフロントスープレックスで奮闘したが、それまでで、最後は吉田のパイルドライバーにカウント3を喫した。

2:吉田(7分57秒、パイルドライバーからの片エビ固め)S草薙

「まだまだ、これはほんの小手調べよ、いでよ!秘密兵器その1!」

吉田の顔が険しいものに変わる。

メキシコ音楽が流れだす。まさか、AACの選手はとっくに帰国したはずだ。

「エル・オガワ・メンドーサ!」

銀色の覆面を被ったレスラーが花道に姿を現した。やたら露出の多いコスチュームと線の細さで正体はバレバレである。

お、小川さん・・・」

「行け!メンドーサ!あの生意気女を再起不能にしてやるのだ」

小川ひかる、いやエル・オガワ・メンドーサが普段は見せないナックルパートで吉田を殴りつけていく。吉田もチョップで応戦してこれに付き合う。

5分ほどそんな攻防をやった後、メンドーサがバックドロップで勝負をかけるが、吉田龍子はカウント2で返して、

パッシーン。

ラリアットで反撃。

―大先輩だし、まだ派手な技は使えないよね。

ここで、意表をつくスモールパッケージホールド。虚を突かれたメンドーサはあっさりと3カウントを聞いた。

3:吉田(13分7秒、首固め)E・O・メンドーサ

「な、なんてことなの、め、メンドーサがやられるなんて。まあいいわ。4番バッターはすごいのいくわよ

館内に一時大ブレイクしたアニメのテーマ曲が流れ、全身タイツに特殊メイクを施した怪人が現れた。こんなコスプレができるのは富沢レイしかいない。館内は沸いた。

第13使徒、カムエクエル!」

「フシュルルルル、ウガァー」

カムエクエルは物凄いハンマーブローで吉田を追い込む。そして掌底、調子に乗って噛み付き攻撃を狙ったところで吉田が切れた。

組み付いてプラズマサンダーボム一撃。使徒は完全に沈黙した。

4:吉田(17分2秒、プラズマサンダーボム)カムエクエル

「ハァハァ、はい、次は誰?」

「こ、このくらい想定の範囲内よ。5人目はすごいんだから、元KJW王者、井上霧子!」

場内ええええ!の声。

井上霧子がいつものようにスーツ姿でリングイン。

「い、井上さん・・・どうして」

「悪く思わないでね。きょうはファン感謝デーみたいなんで何やってもいいみたいだから」

ハンデのつもりなのか、なんと井上秘書の右拳にはメリケンサックが装着されている。あんなので殴られたら吉田といえどもただではすまない。

井上のパンチをうまくかわす吉田。

ふっ!」

井上の右フックを身をかがめてかわし、そのまま組み付いてサイドスープレックスで投げる。

バァンッ!

「やってくれるわね・・青春の血がたぎってきたわ」

井上がスリーパーで吉田を攻める。懸命にロープに逃げる吉田。

そして立ち上がった吉田にー

「ヤクザキック!」

叫んで井上が往年の必殺技、ヤクザキックを撃ち込んだ。現役時代を知るファンは狂喜。そのままフォール。

ワン、トゥ・・・ドドドドドド。

カウント2.5で返した吉田、今度は組み付いてブレーンバスター。すかさずフォール。久々の実戦でカンの鈍っている井上はフォールを返せなかった。

5:吉田(23分11秒、ブレーンバスターからの体固め)井上霧子

ど、どうやら私も悪魔の力を借りるときがきたようね、いでよ、秘密兵器、SPZの社長!」

「デンジャーゾーン」がかかり、花道から黒スーツ、黒サングラス姿の今野社長が現れていた。右手には日本刀が握られている。

―まじかよ。

「これも渡世の義理、死んでもらいやす、おりゃぁぁぁ」

社長が日本刀をぶんぶん振り回す。かわした吉田がスライディングキック一閃。これで転倒した社長に逆片エビ固め。

「うぎゃああああああ」

たちまち社長はギブアップ。場内、素人の登場に呆れて声も出ず。

6:吉田(25分2秒、逆片エビ固め)今野社長

「あと4人!」

「くっ!なんてことなの!だがまだまだこちらにはサプライズがあるんだから!いでよ!秘密兵器。」

リングサイド本部席からいきなり京スポ新聞の若林記者が背広姿のままリングインし、吉田に不意打ちのスライディングキック。転倒した吉田に新聞紙をかぶせてその上からストンピング攻撃。渡辺の人脈恐るべし。マスコミ記者さんまで味方に引き入れ吉田抹殺の一味に引き入れる。

どうにか起き上がった吉田の背後に組み付いて、なんとバックドロップ。この記者、プロレス記者歴15年なのであらゆるプロレス技を一応知っている。

「ううっ・・・・」

ダウンする吉田。さすがに体固めのフォールはやりかねたのか、若林記者、踏みつけフォール。しかしカウント2で返した吉田。

―遊びじゃないんだよ、若林さん!

DDT一閃。そのあと踏みつけフォール。悶絶した若林記者はカウント3を聞いた。この攻防は当事者同士で昨日話し合って決めたらしい。

7:吉田(29分0秒、DDTからの体固め)若林記者

「あと3人!」吼える吉田龍子。

そしてかかったテーマ曲は秋山のテーマ「DETECT」吉田の表情が険しいものに変わる。

「ウワハハハハ、素人2人を相手にして油断しているところへ強力レスラーをぶつける、これは対応できないだろう、さあこんどこそ貴様の最期だ」

「ごめんねー、吉田さん。面白そうだから、智美ちゃんの誘いに乗っちゃった」

ここからは普通のシングルマッチが展開。秋山もコブラツイストなどで攻めるが、吉田もラリアット、DDTで反撃して、最後は必殺スプラッシュマウンテン、秋山をも退けた。

8:吉田(42分2秒、スプラッシュマウンテンからの体固め)秋山

「ゼェ、ゼェ、ゼェ・・・・」

さすがに8人、そのなかには小川富沢秋山といったそこそこの相手も混ざっているので吉田の息は上がっていた。

「ふふふふ、ボロボロね吉田さん。9人目の相手はあたしよ。覚悟してね」

それまでリングサイドで悪役を演じていた渡辺がグラサンを外してリングイン。

「なめるな!」

吉田が懸命に殴りかかる。渡辺もアキレス腱固めで応戦。その後、渡辺が上から組み付いてパワーボムを狙う。

「バカにするなぁ!」

いくらなんでもパワーの差がありすぎる。リバースで返してそのまま上から押さえ込む。渡辺は返そうとせず、あっさり3カウントを聞いた。

9.吉田(47分3秒、リバーススープレックスからの体固め)渡辺智美

敗れた渡辺だが、吉田にしがみついたまま離さない。

「な、何だよ、離せよ」

せ、先生―、先生、お願いします」

リング下に潜んでいた白衣を着た羽山リングドクターがすばやくリングイン。ポケットから怪しいハンカチを取り出して吉田の口元にあてた。

「は、はうううん・・・」

気が遠くなった吉田。羽山リングドクター、すかさず内ポケットから注射器を取り出して

ブスーッ。

これで吉田の意識は闇に落ちた。

巨象をも眠らせる麻酔よ、正月まで眠っていなさい!」勝ち誇る渡辺。

羽山リングドクターが吉田の上に覆いかぶさってフォール。吉田は無反応のままカウント3を奪われた。

10:羽山海(47分33秒、注射からの体固め)吉田龍子

館内むちゃくちゃな結末に唖然。

「ウハハハ、ついに吉田龍子を仕留めたぞ、みんな上がって来~い!」

吉田にやられた8人―秋山美姫若林記者今野社長井上霧子カムエクエル、E・O・メンドーサ、スイレン草薙マイトス香澄―がリングに上がる。

「えい、えい、おー!!」

そして羽山リングドクターと渡辺智美を加えた悪の10人組で手上げ。場内呆れて声も出ず。

保科優希、上原今日子の運ぶ担架に乗せられて運ばれる吉田龍子。

けっきょく吉田龍子の無謀な10人抜き挑戦はあと一歩で達成できなかった。締めのナレーションは沢崎光。

「10人抜きという日本プロレス史に残る伝説を打ちたてようとした吉田龍子だったが、最後に力尽きてしまった。だが、彼女の無謀とも思える挑戦は、我々の心に深い感動を与えた。頑張れ吉田龍子、われらがSPZチャンピオン」

2012年12月28日 (金)

第1438.7回 もう何も怖くない(上)

「ギギギ・・・・」

時に西暦2075年、

横浜某所にあるお二人様専用のホテル「ドリーム・バニラ」404号室にて、

一人の男が悶絶していた。

酔った勢いで事に及ぼうというブックを描いていた加藤貴明氏(31)だが、大月遥(22)は怖がったのか、受け入れを拒み、酔っていたせいもあり咄嗟に加藤氏のどてっぱらにニーリフトを突き立ててしまった。

ー我に返った大月遥、自分がとんでもないことをしてしまったということを理解した。

「た、貴明さん!」

「ギギギ・・・・あーーーーーぐううーっ・・・」

女の子とはいえ7年間それなりに鍛え上げたレスラーの一撃を食らってタダで済むわけはない。

「間違っても一般人には手を出すなよ。たとえ繁華街でからまれてもだ。レスラーの手はバズーカ砲、足はミサイルだと思いなよ」(ブレード上原)

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

 ー内臓破裂、救急車、傷害致死・・・・

ハルカの脳内にそんなフレーズが去来する。

「きゅ、救急車呼ばないと・・・・」

ハルカ、ハンドバッグから携帯を取り出そうとするが

 「やめろ・・・・」

弱弱しくも叫ぶように加藤氏が叫ぶ。

「あなたは普通のひとじゃない…こんな場所で救急車呼んだら・・・どうなるか想像してみろ・・・・・」

尾ひれがついてマスコミにどんな書かれ方をするかわかったものではない。

 「そんなこといっても・・・」

「私は・・・・あなたのパートナーである以前に、ハルカの大ファンだ。大丈夫だ、すごく・・・痛かったけど、我が肉体が滅びても…魂は不滅・・・・」

ダブルベッドの上、のたうち回りながら、ラスボスのようなセリフを口走る加藤氏。

「貴明さん!本当にごめんなさい!」

 「…・はっ、はっ・・・・まあ今回は俺の仕掛けにも甘い面があった。だが約束してくれ・・・・次こそ・・・・覚えてろよぅ・・・・うううっ・・・・」

2012年12月27日 (木)

プロレス技シリーズ41 ベアハッグ

女の子に仕掛けられてみたいプロレス技ナンバーワン、ベアハッグ。

原理は単純で、相手を正面からきつく腕力でもって腰を折るように抱きつき、相手の腰や背中にダメージを与える痛め技です。

相撲の鯖折りと似ていますが微妙に異なります。、鯖折りは長身の仕掛ける方が相手の腰を折るように倒して勝とうとする動きですが(かつて北尾が小錦に仕掛けたように)、プロレスはあくまで相手の腰にダメージを与えて痛めつける技です。

腕力に自信のある、力自慢の選手がパワーを誇示するためによくやります。バリエーションとして相手に抱きついたまま抱っこ状態で持ち上げて締め付けるパターンもあります。

ジョージ・ハッケンシュミットというレスラーがこの技を使い出し、以来怪力レスラーが好んで使っており、人間発電所と言われたブルーノ・サンマルチノも馬場さんをこの技でさんざん苦しめました。

原理が単純な地味な技で、かつ仕掛けられた相手の両腕が空くので、脳天チョップなどで抵抗され脱出されやすいので、現代プロレスではフィニッシュにはまずならない技ですが、地味に効く技ではないか、そう思います。

あの92年10月21日の全日本20周年記念試合でもアンドレが馬場さんに対しベアハッグを仕掛け、苦悶の表情を浮かべながらも馬場さんがアンドレの耳(このへん馬場さんは巧い)にチョップを打って脱出したシーンがいまでも印象的です。

WASでは残念ながら実装されていません。グリズリー山本や来島さんあたりに覚えさせると効果的なだと思うのですが。

ノエル白石に仕掛けられてみたい。

2012年12月26日 (水)

会社で徹夜したクリスマス20121226

こんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

26日の0時更新はかいしゃに泊まり込む羽目になってしまいできませんでした。

まあとりあえず今週のスポーツニュースのようなもの

■DeNAベイスターズ、中日の助っ人3人獲得

ブランコ+ソーサ+ソト。モバゲー会社がついに本気になってきたか。しかしそれでも勝てないのがベイスターズクオリティ。

■年が明けたら大相撲初場所

日本人期待のホープ、松鳳山が新小結

でも上位の壁に跳ね返されそうな予感。

バルトコンベアーは10勝して大関復帰なるかどうか。馬力では随一なので足がどれだけ復調しているかがポイント。

■天龍源一郎12.29復帰戦

後楽園ホールで62歳リング復帰。でも8人タッグ。(天龍高山鈴木森嶋VS永田中西天山小島)

■全日本プロレスがTMRとコラボ。ライブで共演。

真田聖也がマスクドレボリューションに変身したりとか。新しいお客さんを獲得するには仕方がないのか。

■(個人的なこと)クリスマスの夜は会社で徹夜した

ブラック会社に勤めてるんだがもう俺は・・・・

2012年12月25日 (火)

第1438.5回 今夜は 帰さないブック

時に、西暦2075年

SPZ60期、ハルカと交際相手の加藤貴明氏(株式会社コンテック 流通機器2課 課長)は横浜ロシア料理店で飲んでいた。

「ハルカサンにウォッカの飲み方を教えてやろう、舌で味わおうとすると焼けつくからね、こうやって喉の奥にぶっつけるように飲むんだ」

「・・・・・」

ロシア産ウォッカのショットグラス、量は少ないのだがアルコール度数が高いので、3杯も飲んだら世界が変わってしまう。

「うにゃー、もうこんな会社辞めてやる-」

ハルカ壊れる。3日前、ドーム大会のメインでセイウン草薙にガチ負けして体がぼろぼろ。

「辞めちゃえやめちゃえ、ファンがどう思おうがそう、かんけいないね」

「うにゃー」

つまみはセリョトカ(ニシンの塩油漬け)

二人そうとう気分がよくなるまで飲んだ後、締めのボルシチを飲んでロシア料理店をあとにした。

「うひゃはやはやはや」(ハルカ壊れる)

「じゃあ、ハルカさん、二人きりになろうか、今日は戸塚に帰さないよ」

「うん、うん」

その15分後、ハルカと加藤貴明はお二人様専用のホテル「ドリーム・バニラ」へはいっていった。

部屋に入るなり、加藤貴明はハルカをベッドに押し倒した。

「えっ」

「ハルカさん、ずっとこうなりたいと…思っていた」

左手でハルカの膨らみをわしづかみにする加藤氏。

「いやっ、そんな・・・」

われに返ったハルカだったが、ウォッカのせいか思うように手足が動かない

「好きだよ、ハルカさん」

「・・・・・いやあっ」

いやがるハルカの声も、

劣情に突きうごがされる加藤氏は止まらない。

「もういいだろう、・・・・この、ブックのんでくれよ、-ウォー」

加藤氏の手がハルカのスラックスに手を伸ばす

「うう、怖い・・・っ、やだ・・・っ!!」

ハルカ、とっさにヒザを加藤氏の腹に突き立てた。

下からニーリフト

「ぐぎゃあーー」

(加藤貴明氏、悶絶)

********************

(すみませんごめんなさい酔っぱらって打ちました。ストーリー展開上必要な描写だと思ってますので)

2012年12月24日 (月)

第1,438回 67年目4月新日本ドーム決戦 S草薙VSハルカ

67年目4月

「旗揚げ66周年記念エッセンシャルシリーズ」

最終戦は新日本ドーム大会。新人の小川あかりは「まだドームのリングに立つのは早い」ということでセコンド業務に専念となった。

「今日は小川さん、カード組まれてないから、セコンド業務だけやって、みんなの試合よく観てて」(ハルカ)

「わかりました」

会場入りしてハルカ、私服からリングコスチュームに着替え、グッチの腕時計を外し、付け人の小川あかりに声をかけた。

(ああ今日メインでタイトルマッチだ。やりたくないなあ・・・・)

ハルカ、雑念を振り切るようにストレッチを始めた。

さて試合の方は、

第1試合はNOTORI VS 玄海恵理。
玄海が持ち前の馬力で優位に試合を運び、最後は
「どうりゃっ!」
豪快な頭突きでNOTORIを昏倒させ、3カウント奪取。勝負タイム10分33秒。

第2試合はアプリコットつばさVS加賀美明日香。グラウンドの攻防で優位に立った加賀美がスクラップバスター、掌底と追い込むが、アプリコットつばさもシューティングスタープレスで応戦。ならばと加賀美はAつばさの右足に狙いを定め、執拗なアキレス腱固めでギブアップを奪った。勝負タイム11分4秒。

第3試合は相羽和希VSフェアリー三井寺。終始優勢に試合を運んだ相羽がダイビングプレスで勝利。勝負タイム10分28秒。

第4試合は中森あずみVSユーリ・セモポヌメ。今シリーズは膝の具合がよくないのか、分厚いサポーターをしてファイトしたセモポヌメ。第7戦の釧路大会は休んだが、あとの7戦は状態が悪いなりのパフォーマンスを発揮した。

この日も中森あずみを持ち前のラフファイトでいたぶる。頭突きをごすごす入れて、倒れたところを逆片エビ。

―こんなのにこれ以上付き合うわけには
中森あずみ、これ以上受けきれないと判断し、ドラゴンスリーパーでぐったりっせておいてのストレッチプラムでセモポヌメからギブアップを奪った。勝負タイム13分10秒。

その試合が終わるとVIPのカード。

まずはフォルトゥナ紫月(10勝4敗1分け)VS北条咲(6勝9敗)。フォルトゥナのねちっこいレスリングに手を焼いた北条、有効な攻めを繰り出せないまま時間が過ぎ、勝負に出たフォルトゥナがムーンサルト、ドラゴンスリーパー、ムーンサルトの猛攻を見せて3カウント。勝負タイム20分42秒。北条咲、6勝10敗の4位につけてはいるが、上位選手との差ははっきりとみられる状況。

セミはペガサス藤原VS神塩ナナシー。神塩、今月は地方で全く振るわず、ここまで2勝12敗1分けの最下位という惨状。しかし本人は意に介すことなく、いつも通り淡々とファイト。
「はっ」
パイルドライバーを決めた神塩、頭を打ってしまい苦悶の表情を浮かべるP藤原。すかさずスクラップバスターで叩きつけた神塩、3カウントを奪って今月初勝利。勝負タイム25分9秒。ペガサス藤原は5勝11敗の5位、神塩は3勝12敗1分けの6位。

***********************

メインはSPZ戦、王者セイウン草薙への挑戦者はハルカ。

「ハァ・・・・草薙さんとはちょっとやりたくないなあ」

記者さんの前では「ベストを尽くします」という大人の対応をするが、本心はこの通りなのである。要するに受け身にやや難があり、頭から落とされると危ないシーンがけっこうある。事前に相手と打ち合わせをして、フィニッシュを含めた試合展開の順序を決めておいて・・・ということは「お客様に必ずバレるから」ということでハルカは応じていなかった。

ハルカ、エルボーの連打でペースを握ろうとするが、セイウン草薙もタックルで反撃。
―あの人とは、出たとこ勝負でやるしかない。打撃を貰って眠ってしまったらそれはそれで仕方ない

がす
エルボーで口の中を切ってしまったS草薙、口元から流血。
「!!」
これでセイウン草薙の目の色が変わった。鋭い空気投げを連発。そしてドロップキック。ハルカもボディスラムで反撃。しかしS草薙も空気投げからレッグドロップといういい流れ、そしてセイウン草薙延々とアキレス腱固め、

「あああああああああ!!」

苦悶の表情で絶叫するハルカ。

なおもセイウンの猛攻が続く、フランケンシュタイナー、バックドロップ、フランケンシュタイナー、そしてノーザン。凄い攻撃、怒涛の大技攻勢で30分2秒、S草薙が6度目の防衛に成功。後半、ハルカは足をやられて精彩を欠いていた。

「ううっ・・・・・・」

痛々しい表情のハルカ、セコンドの小川あかりの肩を借りて引き揚げた。

2012年12月23日 (日)

第1,437回 小川あかり、デビュー

67年目4月

今年はスカウトが不作で、どのエリアからも有望新人の報告が上がってこなかった。そこでSPZは入団テストを開いたが、ややはり全体のレベル感が低く、これはという素材がいない。しかし一人の少女が既定のメニューをクリアし、面接に進んだとき、面接官のブレード上原(SPZ博物館館長)が気づいた。
「!!」
応募書類には「西明里」と記載してあったが、どこかで見たような雰囲気が。

「西さんって、あなた、まさか・・・・」
「はい、母親がレスラーでした」

************************

SPZ34期、フローラ小川の娘がわざわざ新人テストを受けにきた。親のコネを使わずに応募したところが凄い。

(本当は母親が娘のプロレス入りを頑として承知しなかったので・・・・)

あわてふためくSPZ上層部。しかし黒田社長は「集客のネタになる」と判断して採用を即決した。母娘3代にわたってプロレスラー、いったいどういう家系なのだろうか。

入社・入寮の話がまとまって、なげく母親(元フローラ小川)だったが、本人の意志が固いとあってはいかんともしがたく、SPZ道場へ送り出すことになった。

母娘3代レスラーということを強調するために、リングネームは祖母の姓を取り、「小川あかり」となった。

「とりあえず来週からシリーズ始まるから、受け身だけ練習しておいてくれ」

そう黒田社長にいわれた小川あかり、大先輩のハルカのもとに預けられ、基礎練習に明け暮れることになった。

「後ろ受け身、そうそう、そんな感じ・・・・」

以前は取っ付きにくいところのあったハルカだが、最近彼氏ができたらしく性格も徐々に明るさを増していった。

そのまま4月シリーズに同行。セコンド業務についてプロレスを学ぶ日々が続いた。
「今日デビュー戦、GOでたっぽい」
第7戦の釧路大会、試合前練習の時にいきなりハルカから言われた。デビューあるかもという話はあったので、リングコスチュームとシューズは持っていたが

「相手は・・・どなたですか」
「相羽さん。受け身だけ取って、きつくなったら負けて。無理しなくていい」

その1時間後、小川あかりは第1試合のリングに立っていた。

デビュー戦の相手を務める相羽和希、アームホイップ、チョップで先手を取り、ドロップキックで吹き飛ばす。小川あかり、エルボーを入れたあと腕を取っていくが、相羽あっさり振りほどき

「はっ」
相羽、伸びのあるドロップキック連発。倒れた小川、そのまま押さえ込む。
「ワン、トゥ、スリ」
セブン山本レフェリーが3カウントを入れた。勝負タイム7分20秒。

「投げちゃうとどうかなって思ったのでドロップキックで決めました」(相羽)

相羽は汗ひとつかいていない。小川あかり、デビュー戦は軽くひねられて終わってしまった。

2012年12月22日 (土)

SPZ思い出の激闘ファイル 2015後楽園プラザ

(ごめんなさい、本業激務で原稿書けなかったので往年の名勝負コピペで済ませました)

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SPZプロレスミュージアム5階にあるミニシアターでは、SPZ思い出の名勝負が月替わりで放映され、好評を博していた。ブレード上原館長がひねりをきかせてセレクトしているので、意外にも実現していたこの対戦・・・ということで話題になった。

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時に西暦2015年、

後楽園プラザにて、日本のプロレスの業界団体「日本プロレスリングコミッション」の歳末チャリティー興行が行われた。日本プロレスリングコミッションは選手のライセンス管理や各団体の選手のメディカルチェックを行う業界団体だが、年に一度だけ、各団体の選手を集め、チャリティ興行を行う。上がった収益は全額福祉施設に寄付される。

その第3試合で夢のカードが組まれた。

三沢光晴(プロレスリングノア)、渡辺智美(SPZ)対、井上雅央(プロレスリングノア)、南利美(SPZ)
男女混合のいわゆるミックストマッチだ。発表当時はあまりにも無謀、エロ社長の毒牙に南さんがかかってしまう等と話題沸騰となったが、この話題性もあってチケットがはけて超満員札止めになってしまったのだからこの業界はなにが幸いするか分からない。

前の試合が終わるや場内大盛り上がり。新興ながら本気まごころ手作り感をモットーに武道館まで進出してしまった女子プロ団体SPZの看板選手と、もう50代になったがかつては全日本、ノアで超人的な活躍をした三沢が対戦。

「危険なカードよね。でもさっさと渡辺さんを極めて終わらせるわ」
南利美21歳、お年頃なので・・・

いつもの通りシンプルなコスチュームに手早く着替え、リングシューズに紐を通す。そして「チーム関節地獄」パーカーを羽織り、花道奥へ向かう。

井上雅央のテーマがかかり、まずのっそりと井上雅が入場。甲斐の怪力と呼ばれパワーと小ずるいテクニックには定評がある。

そして場内にかかった南利美のテーマ曲、いつものように花道を軽く走ってリングイン。ロープを開けているセコンドは小川ひかる。
南利美、いつものSPZリングとは違うのでロープに凭れたりマットの硬さをチェック。相手チームの入場を待つ。

そして流れる「スパルタンX」、

場内に響くミサワコール。いつものように淡々と入場。いつもと違うのはパートナーがSPZの若手、渡辺智美16歳。三沢はいつもの銀色のガウン、渡辺はまだ自分のグッズがないので吉田龍子Tシャツを羽織っての入場。三沢はリングインするやいつも通り背中をロープにグッグッと預ける動作。

「赤コーナー、SPZ所属、わたなべー、ともーみー!」
「プロレスリングノア所属、みさわー、みつーはるー!」

SPZ社長兼リングアナが4名をコール。けっこうな量の紙テープが飛んだ。
「レフェリー井上霧子」

なんと赤コーナー側、渡辺を制して三沢が先発を買って出た。
「くっ・・・・」
いきなり心理的動揺を誘う手を使ってきた。気後れした南は先発を井上雅に譲ってコーナーで待機。
「ファイッ」

ついにゴングが鳴ってしまった。まずにらみ合う三沢と井上雅。それだけで歓声が飛ぶ。50代になって老いたりとはいえどもさすがレジェンドである。

そのあと組み合っての攻防。井上雅が押し勝ち、クリーンにロープブレイク。そのあと再度組み合う。こんどは井上雅が上からスレッジハンマーで殴りつける。膝をつく三沢、そのあと井上雅が上から乗ってきてグラウンドの攻防。これだけで5分近く観客を引っ張るのだからさすが一流のプロ。

「オッシャア」
井上雅が走りこんでのタックル。そしてラリアット。これでムッとした三沢は
ガシッ
エルボー一発で井上雅をダウンさせる。場内ヤンヤの歓声。そのあと三沢は顔の汗を手でぬぐう。汗ワイパーと呼ばれるムーブ。これでも沸いた。
そのあと三沢は渡辺にタッチ。コーナーで息を整える。エルボーでダメージを負った井上雅も南にタッチ。

「すぐに終わらせるわ」
渡辺のチョップ、頭突きをひとしきり受けた後、南利美が反撃に転じた。
「この技に耐えられるかしら」
攻め疲れた渡辺を簡単に倒し、右足を持って強烈な逆片エビ固め。まだデビュー2年弱の渡辺、懸命にこらえるが南は仕留めにかかっている。たちまちえびぞり状態に・・・
「ひぎぃ・・・・・・」

そこへツカツカと歩み寄った三沢、エルボー一撃。見事なカット。タッグマッチではこれがあるから関節技ではギブアップを奪いにくい、

ドワアアア
「うわあああっ」
老いたりとはいえ男子団体のヘビー級レジェンドの一撃を食らって悶絶する南。衝撃はいつも受けている吉田龍子あたりのそれとは比較にならない。
「リミさん!」
セコンドの小川がエプロンを叩いて励ますが、南はあまりの痛さにのたうちまわる。たまらず井上雅にタッチ。渡辺も這うようにして三沢にタッチ。

そのあと三沢と井上雅が力のこもった攻防。井上雅が強引にアルゼンチンバックブリーカーを仕掛けようとするが、三沢はセオリーどおり上から殴りつけて阻止。その場に座り込む井上雅、そこへ三沢が背後からフェイスロックにとらえた。場内ものすごい歓声。
「グググ・・・・」
鼻を潰されて痛みに苦しむ井上雅、しかしここで南が、

パシーン

三沢に張り手を入れてカット。場内大盛り上がり。うわなんてことするんだ後が怖いぞというザワザワ感。
「・・・・・・・・・・・・」
三沢、冷静にまず弱った井上雅を場外にハンマースルーの要領で落としてから、南の前に相対。
「はっきりいって、もう逃げられないよね」
「・・・・・・・・・・・・・っ」

南がとりあえずミドルキックを三沢に打ち込むが、さして効いたそぶりも見せず、軽くエルボーを打って怯ませてからバックに回り、南の腰に手を回した。
「うわっ・・・」
ジャーマンか?ざわつく場内。

―これは受けられない。
そう判断した南、右足かかとを思いっきり後ろに跳ね上げた。

「・・・・・・ぐっ」
三沢が初めて見せる苦悶の表情。南利美、なりふり構わぬ急所攻撃。レフェリーの井上霧子は見てみぬふり。

「これでお仕舞いね」
南利美、股間を押さえてひざを突く三沢に組み付いて、得意の飛びつき腕ひしぎに捕らえた。

―マイッタして下さい。でないと折ります・・・っ

ドワアアアアアアアアアア

まさかの大金星か?三沢の右腕を絞り上げる南。場内は大歓声に包まれた。
しかし三沢、うまくこらえて右足を懸命にサードロープに伸ばした。無視して絞り続けた南だったがさすがに井上レフェリーが制止。
「はいはいもう無理、このへんでいいでしょ」

くっ・・・・
南利美にこれ以上の攻め手は残っていなかった。タッチしようとコーナーを見たが井上雅はまだ場外でうずくまっている。

―孤立した?
「10分経過、10分経過」
起き上がってきた三沢、エルボーを軽く当てて南をよろめかせると、
ガシッ
右足でスピンキック。これで南をダウンさせた。

「くっ・・・」
南利美、ふらつきながら起き上がったが三沢はそのとき既にトップロープに上がっていた。
―えっ

三沢が飛んだ。ダイビングのネックブリーカードロップ。ヘビー級の衝撃にたまらず南は悶絶。そのまま三沢が上にのしかかり片エビ固めで押さえ込む。きっちり身体を密着させて押さえ込んでるので返せない。場内悲鳴とウォオオという歓声

―事前の打ち合わせでは踏み付けって話だったのに!
井上霧子、憤慨しながらマットを3つ叩いた。
「10分25秒、ダイビングネックブリーカーからの片エビ固めで三沢光晴、渡辺智美組の勝ち」

この日2度目の「スパルタンX」が流れる。

三沢、フォールを離すや汗ワイパー。そして勝ち名乗りを受けて引き揚げた。
「はっきりいって少し危なかったけど、面白かったよね。最後のフォール?あれは南選手に敬意を表したんだよ」などとコメントして三沢は控室に戻った。

敗れた南、フラフラと起き上がって一礼。男子選手にフォールされて恥ずかしいのか、顔が少し赤い。けっこうなミナミコール。初めてのミックストマッチ、レジェンド相手に存在感は残したものの玉砕した。小川ひかるの肩につかまりながら南は控室へ戻った。

2012年12月21日 (金)

2012マット界10大ニュース

こんばんわ。

本編が一向に進まないのでkonnoが独断と偏見で選ぶ2012マット界10大ニュースでも。

1位 アブドーラ・ザ・ブッチャー引退表明

ほとんどの方は「ブッチャーはまだ現役だったのか」というリアクションだったが、71歳でついに歩行器のお世話になり、リングに上がれなくなり1.2後楽園で引退を表明。日本プロレスのころから長きにわたりヒールレスラーの代表的存在として君臨したが、ついにその時が来た。最後は歩行器を使って入場してリング下から地獄突きを撃っていた。これも完全燃焼の一つの形か。

2位 GET WILD(大森隆男&征矢学)世界タッグ奪取

この一年全日マットのタッグ戦線で大いに存在感を発揮した。ワイルド論争から始まったアングルが、一緒にワイルドを極めるということでまさかのタッグ結成、そして往年のヒット曲GETWILDで入場と存在感を発揮。おそろのヒョウ柄タイツ、そして記者会見でのボケツッコミ、二人三脚特訓とか二人羽織特訓とかで話題を常に提供してくれました。年末では最強タッグでも優勝を果たしましたが、来年早々から解散危機に・・・・

3位 曙がステーキ店開業

飲食店経営が夢だったらしい。相撲上がりのレスラーだがちゃんこではなくステーキ店を出すあたりが曙らしい。東京・荻窪駅近くに「曙ステーキ」開店。共同経営者があの二瓶組長というのが危うい・・・が、看板メニューが第64代横綱ということにちなんで640gの曙ステーキ。これは食いに行きたい。

4位:NOAH離脱者続出

小橋、秋山、潮崎、金丸・・・・・どんどん契約打ち切りが増えてゆく。やはりプロレス団体経営というのは少し客が入らなくなると途端に厳しくなる。

5位:スコットノートン全日初参戦

かつての新日大物外人を呼んで集客テコ入れしようという全日苦心の策。写真で見た限りでは肉体はそんなに衰えておらず単純に老けた感じ。渕正信とタッグで初対決しラリアットで沈めました。

6位:船木誠勝三冠奪取

U系戦士で純プロレスのトップである三冠王者というイメージからは遠いのだが、殴って蹴ってハイブリッドブラスターという速攻で秋山を下して三冠奪取。諏訪魔、大森、征矢を下して三冠防衛ロード驀進中。全日マットも変わった・・・・

7位:小橋健太 引退表明

思うとおりの動きができなくなり引退を決意したそうだ。最後に1試合だけやって区切りをつけるらしい。引退試合はNOAHでやるのだろうか。

8位:曙、急性肺炎で長期欠場

大仁田に電流爆破マッチで勝利するも後遺症で?(それだけじゃないと思うが)急性肺炎で長期離脱。アジアタッグを手放す仕儀になった。まあ200kg超えの体重だといろいろ維持管理が大変なのだろう。

9位:全日ジュニアのトップに大和ヒロシ

あの大和ヒロシが格上げされ、世界ジュニア王者に輝き、田中、カズ、オメガ、金本らを破って防衛を重ねています。

10位:小川良成戦線復帰

去年、バイソンスミスさんにやられて長期離脱していたが、約1年ぶりに復帰。クレバーな動きは健在。まずは良かった。

次点:野田首相はものすごいプロレスファンだった。

自民党総裁はバックドロップと逆エビ固めで泡吹かせてやる、維新の会お年寄り代表はスリーパーで眠らせてやる、日本未来の党はまわりの魔界倶楽部をラリアットでなぎ倒す!と暴走気味のコメント。しかし総選挙の結末は大敗。負けブックを承知で解散に打って出た野田さん・・・・・

2012年12月20日 (木)

プロレス技シリーズ40 フィッシャーマンズスープレックスホールド

(なにげにこのシリーズも40回となりました、プロレス技の奥深さに改めて感心します)

今回ご紹介するのは

フィッシャーマンズ・スープレックスホールド

東スポ式に直訳すると「網打ち式原爆固め」であります。

左腕で相手の首を固定し、右腕で相手の片足を抱えてそのまま後方に反り投げて、そのままブリッジを効かせてフォールに持ち込む技です。

この技を日本マットで広めたのが虎ハンターとして名をはせた小林邦明選手で、メキシコマットで現地の選手が使うのを見て自分のものにし、日本マットに持ち込んだようです。

80年代当時はスープレックス系の大技はジャーマン、ダブルアームSHくらいしかなかったので(派生としてタイガー、ドラゴンSHはありましたが)画期的な大技でした。

90年代にかけてジュニアヘビー級の選手を中心に広まりましたが(小橋健太選手も若手の時よく使っていて、シングル初勝利も確かこの技だったと記憶しています)、技が決まったとき相手の左腕があいているので、「左パンチでブリッジしている相手の脇腹を殴って返す」という対応策が確立されてからは、試合中盤の痛め技になりつつあります。

WASでは残念ながら実装されていません(派生技のフィッシャーマンバスターはありますが)若手選手用に修得させるならフロントスープレックスよりこっちではと思うのですが・・・・

2012年12月19日 (水)

もうすぐクリスマスですが20121219

こんばんわ。

二次元愛好者にとってはクリスマスなど関係ありません。

Xmasケーキ、ホール1個丸食いできるほど私は若くない。

(3年前くらいまではやっていた)

さて、スポーツニュースのようなもの行きます

■愛川ゆず季、来年4月でプロレス引退

グラビアアイドルでレスラーという異色の存在で人気を集めた愛川が引退表明。さすがに身体がきつくなってきたらしい。

■征矢学三冠奪取ならず。GETWILD解散は年明けに持ち越し

地元長野で船木の持つ三冠に挑戦したものの敗北。GETWILD解散は来年年明けの後楽園の世界タッグ戦(船木河野VS大森征矢)に持ち越されることになりました。GETWILD、勝てば存続らしいのですが、次のアングルをどう仕込んでくるかが見もの。

■渕正信2012年の全日程を無事終了

最後のファン感謝デーは試合に出場せず、ランバージャックデスマッチのセコンド役でKENSOをベルト叩きに専念。来年1月に59歳ですが、1試合でも多く雄姿を見ることができればと思います。

■野球

中日のブランコ、ソトがDeNA入り

まあ外国人選手は基本カネで動くので。しかしブランコも驚異の大砲ってほどでもないので(バレンティン、ミレッジの方がよほど怖い)DeNAの最下位脱出に直結するかどうか。しかしこれで中村ノリさんは一塁の定位置から外れ代打専業となること濃厚。2000本安打達成できるかどうか・・・・

■マラソン

川内優輝選手、防府マラソンで優勝

今年9回目のフルマラソン出走(!)で2時間10分46秒のタイムで優勝。

フルタイムで仕事しながらだから驚異的というほかない。

■総選挙は自民党大勝

また格差社会が進むのか。ここまで自民党が大勝できたのは民主の拙劣な政権運営もさることながら、中国がいよいよ尖閣を狙いだした(あの国は国内不安をそらすために反日をうまく使ってます)ことと第三極が分散食い合いしてしまったことが大きい。

菅さんは小選挙区では敗北したものの比例代表の惜敗率で何とか議員バッジを守った。

今週はこんなところ。

2012年12月18日 (火)

第1,436.5回 3分の2が終わった

なんとかSPZを旗揚げしてから66年が経過しました。

団体経営モードは99年までできるらしいのであと33年です。

3分の2は消化しました。

まだコップの中には3分の1残っていると考えるべきなのか。

2007年1月にやりはじめたこのゲーム、まだ先が見えない状況です。

最近は忙しくPS2の電源が入れられない状況です。

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3月上旬のある日、

笹塚のマンション、

ジャージ姿の少女へ母親がおろおろしながら、声をかけていた。

「あ、あかり、プロレスは死ぬかもしれないのよ。」

 「・・・・自分を信じてやるだけよ。よっぽど運が悪くない限り大丈夫」

けっきょく母親(元SPZ王者フローラ小川)は推薦状も口利きもせず、西明里は一般受験でSPZの新人テストに応募した。

(誰に似たのか、あかりは力はないけど努力でカバーしてきた。チェストプレスも75kgできるようになったとか言ってたし・・・・でも、いまのSPZは・・・うちらのいた時代よりもっと過酷なせめぎ合いの世界・・・・・・)

おろおろするばかりの西花子48歳(元フローラ小川)だったが、祖母の今野ひかる81歳(SPZ第5代社長、松本に隠居中)からは「なるようにしかならないわよ」と電話で励まされた・・・・

西明里、戸塚の体育館で一次審査に臨んだ。

まずは腹筋腕立てスクワットの耐久テスト。

(どこかで…見たような・・・顔ですね)

審査員の一人、杉浦美月SPZ広報部長(36)は応募書類に視線を落とした。

(・・・・!!)

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そのころ、ハルカ(SPZ60期)と加藤貴明(株式会社コンテック流通機器2課課長)は、、夕暮れ、静岡の焼津海岸にてデートしていた。さかなセンターで刺身船盛りを食べて、満腹して静岡茶を飲んで、腹ごなしに海岸通りを手をつないで散歩。

「さっきのお刺身、美味しかったね、遥さん」

「ええ・・・・た、貴明さん・・・・・」

(ようやく名前で呼び合うようになった二人)

やがて夕闇が迫るころ、

「そろそろ・・風が強くなってきたね、クルマに戻りますか」

「はい・・・・・」

加藤貴明はハルカを引き寄せて、唇を合せた。

一秒、

二秒、

そのまま三秒。

離れ際、貴明はハルカの膨らみに服の上から一瞬だけ、掌を当てた。

「さっ、東京帰ろうか」

「・・・・・・・・・」

2012年12月17日 (月)

第1,436回 66年目3月 さいたま決戦

66年目3月 ウルトラソウルシリーズ

最終戦はさいたまドーム大会。営業努力の甲斐あって超満員の盛況。

第1試合はNOTORI VS加賀美明日香。グラウンドで優位に立った加賀美が立ち技でも押し切り、8分50秒、タックルでなぎ倒し3カウント奪取。

続く第2試合はフェアリー三井寺VS玄海恵理。

玄海の馬力に追い込まれたフェアリー三井寺だったが、10分経過とともに勝負に出て、するっと組みつきSTFに捕えた。こらえきれず玄海恵理ギブアップ。勝負タイム12分4秒。

そして第3試合はアプリコットつばさVSユーリ・セモポヌメ。

「ウラアアアアア」

前座の小柄レスラーと当てやがってと、プライドを傷つけられた常連外人セモポヌメが一気に攻め、最後はラリアットで完勝。勝負タイム8分8秒。

休憩前、第4試合は相羽和希VS中森あずみ。VIP復帰を目指す両者の対戦、相羽の裏投げを返した中森が延髄斬りを叩き込んで3カウント奪取。勝負タイム19分6秒。

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休憩明けからはVIPの対戦。まずはハルカVS北条咲。VIPに昇格した北条咲、ここまで3勝4敗とまずまずの戦績。この日もハルカの打撃を恐れず積極的に組みついてゆく。

「・・・・はっ!」

しかしハルカの長身を生かしたDDTが決まり、北条苦しい表情。そこへシャイニングウィザードがさく裂。これで3カウントが入った。勝負タイム17分43秒。

セミファイナルはフォルトゥナ紫月VS神塩ナナシー。ベテランの域に入っても神塩ナナシーののらりくらりファイトは健在。この日もフォルトゥナと重厚な攻防を繰り広げ、気が付けば30分が経過していた。時間切れ引き分け。

さいたま大会メインはセイウン草薙VSペガサス藤原。

後輩、ペガサス藤原の攻めを受けるセイウン草薙。しかしP藤原のジャーマンで頭を強打したのか、足元がおぼつかない。S草薙、それでも浴びせ蹴りで形勢逆転に成功するや、DDTで逆転勝利。勝負タイム21分0秒、ペガサス藤原、あと一歩及ばなかった。

2012年12月16日 (日)

本日は衆議院議員総選挙の投票日です

政治をやるのは総理大臣をトップにした大臣たちです。

そして総理大臣は、衆議院議員480名の指名選挙によって決定されます。(参議院でも指名選挙はありますが、両院で異なった場合衆議院の指名が優先されます)

その衆議院議員を選ぶのが今日の衆議院議員総選挙です。

したがって、間接的、ワンクッションおいてではありますが、総理大臣を選ぶプロセスに我々が関与できる4年間で唯一の機会です。

私たちは政治に何を望むのか。

それは、その人その人の状況、環境により異なると思います。

貧困対策をなによりもまずやってほしいと考える人、

取引先に工事業者が多いので公共工事を増やしてほしいと考える人、

隣国の領土問題、ミサイルなどの脅威に対して毅然と対応してほしいと考える人、

農業とかかわりがあるので農業対策をやってほしいと考える人、

幼い子供がいるので脱原発と除染の問題を真剣にやってほしいと考える人、

高齢なので医療や介護を充実してほしいと考える人、

モノを売るビジネスマンなのでなによりも景気対策をやってほしいと考える人、

(私は、長時間労働の問題に規制をかけてくれることを第一に望みます。働かされすぎで死にそうなので)

100人いれば100通りの望むことがあろうかと思います。

立候補者の中から、自分の要望にいちばん近い候補は誰か、それをよく考えて判断し、一票を託し、自分の要望が政治という場で通るよう働きかけることが、この社会で生きていくうえで必要ではないかと思います。

2007年のデータでは20代の投票率は35.9%、30代の投票率は49.0%と、半分にも満たない状況で、逆に60代の投票率は76.2%、70代の投票率は73.5%という状況であり、ただでさえ母数の少ない若者世代の意見は通りにくくなっている状況であり、逆に言えば、目先のことしか考えなくていい(語弊があるけど)お年寄り世代の意見が最も強い…というのがいまの日本の政治の本質です。

小選挙区(候補者の名前を書く)と比例代表(政党名を書く)という2つの権利を行使できます。どの候補者を選ぶか、政党を選ぶか。違いがよくわからないという方もいらっしゃると思いますが、こればかりは選挙公報や新聞をよく読むしかありません。

自分の要望に近い、最善の候補がいないかもしれません。場合によっては次善、三善の候補を選ばざるを得ないかもしれません。しかし、棄権せず、思い悩むことが重要なのではと考えます。

投票所は(一部エリアを除き)朝7時から夜8時までやっております。

皆さん投票に行きましょう。

2012年12月15日 (土)

第1,435回 66年目3月 宇都宮決戦

66年目3月
アプリコットつばさのファンクラブができた。前座戦線で懸命に頑張る姿がファンの心に留まったのか。
若手の神田幸子が右肩を痛めて負傷欠場。

「やっと、後半の試合でやれる・・」
「ファイヤーソウルシリーズ」初戦青森大会、VIPレース最初の試合はVIPに昇格した北条咲VSフォルトゥナ紫月。

―相手は紫月さん…この人に勝てば、てっぺんも見えてくる。

しかしフォルトゥナ紫月、グラウンドの強さはさすがで、スリーパー攻めで主導権を握る。ならばと北条もタックルの連発で手数を返すがフォルトゥナもぶつかり返す。馬力では互角なのか。

15分過ぎ、フォルトゥナがいきなりのドラゴンスリーパーで勝負をかけた。二度にわたる強烈な絞めつけを懸命にしのぎ、かろうじてロープに逃れた北条、ラリアットで反撃するも、腕の振りにどこか力がない。

「終わり」
フォルトゥナ紫月、弱った北条をボディスラムで転がし、ムーンサルトで終了。勝負タイム25分13秒。

「ドラゴンスリーパーで意識をちょっと・・・持ってかれました。切り替えて明日からやります」

青森大会のメインはセイウン草薙VSハルカ。例によってS草薙がノーザン連発でペースをつかみ、ダウンしたところをアキレス腱固めで極めて終了。勝負タイム13分55秒。

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しかし地方のノンタイトル戦ではどこか甘さのあるファイトをするセイウン草薙、2戦目の盛岡ではハルカのアルティマシュートを食らって14分19秒、フォール負け。

(シリーズ8試合をすべて全力でやったら壊れます・・・相手にもよりますが、無理せず負けてもいい試合を作ることも必要・・・)

4戦目の水戸大会で北条咲がうれしいVIP初白星。神塩のペースにはまりかけたが、パワーボムでたたきつけて勝ちをもぎ取った。

第5戦宇都宮大会のメインで組まれたSPZ戦、王者セイウン草薙に挑む今回のチャレンジャーはフォルトゥナ紫月。過去何回かセイウン草薙は絞め技の前に苦杯を喫している。ましてや「何かが起こる」といわれているSPZの宇都宮。

―落ち着いて相手の動きをよく見れば、十中九は勝てる相手。

序盤は組み合ったりタックルの応酬。しかしセイウン草薙が早めにフロントスープレックスを繰り出し優位に立つ。そしてノーザン。

―あとは絞め技を出させないようにロープ際でやれば・・・

ダイビングプレスで中押し、パワーボムはウラカンラナに返された、ここでフォルトゥナがドラゴンスリーパーを出してきたが、セイウンとっさに自らの右手を差し入れ呼吸を確保。

これで攻めてのなくなったフォルトゥナへ、
「せいっ」
セイウン草薙の隠しムーブ、浴びせ蹴り。崩れ落ちるフォルトゥナ、覆いかぶさるセイウン。24分26秒、これで3カウント。王者が5度目の防衛に成功。

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あす12月16日は衆議院議員総選挙の投票日です。

皆さん投票に行きましょう。4年で唯一の機会です。

2012年12月14日 (金)

第1434.5回 ライブの帰り、初めてのキス

時に西暦2075年、さいたま郊外の某市民ホール。

『♪新宿、新宿ー、酒を飲んで千鳥足で歩くー、酒ー、さけえええええ、求めてさまよう』

SPZ60期のハルカ(本名・大月遥)とIT会社に務めるSE、加藤貴明(31)は

絶叫系アーティスト・幡ヶ谷慎太郎のライブ会場にいた。

代表曲「西新宿ヨッパライダー」が歌われると場内爆笑と喝采。

要するに月一デートはいまだ継続中。

『冬の寒さが身に染みる、西新宿ぅぅぅぅー、ワーオ!』

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ライブの帰り、近くのパーキングに止めておいた加藤のクルマ。

「加藤さんのクルマ、乗るの初めて」

「ま、安物のヴィッツだけど」

クルマは幹線道路を横浜へ向けて走った。

もうすぐ日付が変わる。

東京から神奈川へ入るあたりで、加藤は脇道へクルマを走らせた。

地ぢかなあたりで車を止める。

「どうしたんですか?」

 「ん、ちょっと・・・」

といいつつ加藤氏はハルカの肩に手をやり、距離を詰める。

「えっ・・・・」

距離を詰める。

唇を合せた。

一秒、

固まるハルカ。

加藤貴明はそのあと何事もなかったように軽くアクセルを踏んで、クルマを発進させた。

2012年12月13日 (木)

プロレス技シリーズ39 低空ドロップキック

今回ご紹介するのは

足殺しの定番コースとして知られる「低空ドロップキック」

本来ドロップキックはジャンプして胸元を狙って仕掛けるのだが、あえて低く跳躍して、相手のひざ関節を狙ってピンポイントでドロップキックを打ち込むいやらしい技。膝に故障歴のある選手がこれを食らってしまうと痛みで悶絶するケースも多々あります。

この技の元祖は渕正信選手で、90年代前半の超世代軍VS鶴田軍の抗争で頻繁に使用されていました。超世代軍の旗手・三沢さんが膝に故障歴があり、その弱点を攻めることで相手の嫌な顔をさせて自軍に有利な流れを作る・・・ために仕掛けていたようです。また膝に不安のあるゴディやクロファットなどの外人選手にもしばしば仕掛け、外人パワーに対抗しようとしていました。

そしてこの技を一躍有名にしたのが武藤敬司選手で、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューで膝関節にダメージを与え足4の字でとどめを刺すという一連の流れで効果的に使っていました。武藤選手のようなスター選手がこの技を使いだしたことでこの技はがぜん脚光を浴びる有名技の仲間入りを果たしました。

WASでは残念ながら実装されていません、南利美、鏡明日香あたりに関節技のつなぎとして実装させると面白そうなのですが。

2012年12月12日 (水)

泣けるほど寒い20121212

みなさんこんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

最近は本業激務の余りPS2に電源が入れられない状態となっております。

まあ、今週のスポーツニュースのようなもの

■プロレス

・小橋健太引退表明

東スポでは解雇とか離脱とかいう飛ばし記事があったようだが、本人の話では体がガタガタで自分のプロレスができないということで引退の決意をした・・・らしい。最後に1試合だけやって完全燃焼して現役にピリオドを打つらしいのだが、そこまでのコンディションを作らなければならないので引退試合の日程は現時点では未定。まあ引退試合は武道館フルハウスになるだろうから・・・・

・秋山、潮崎、金丸ら5選手ノア専属契約打ち切りか

 いまさらノアマットのことなど興味も関心もないが、秋山さんまで「フリーの大物」と化すのか・・・・

・大仁田ノアマットに上がりKENTAに毒霧・・・

 集客のためなら何でもアリなのか。

・小川良成復帰 

約1年ぶりにリングに立つ。バイソンスミスさんにやられて首を負傷して離脱していたが、ここで復帰。まずはよかった。

・田中金本のジュニスタ、アジアタッグ防衛。

 カズ近藤を破ってアジア防衛に成功。

■菅直人は落選してしまうのか 

 前総理大臣が「原発ゼロ」と書かれたビールケースの上に立って、府中の駅前でSPの護衛付きで街頭演説をして懸命に支持を訴えるというシュールな光景、しかし聴衆はごく少ない。どうしてこうなった。(首相経験者は抜群の知名度で選挙楽勝のはずなのだが、震災対応が拙劣だったのは確かだが・・・)

週刊誌の予想によるとかなり苦戦しており小選挙区での当選が厳しく、比例選の惜敗率でどうかという状況。

今週はこんなところ。

(12月16日は衆議院総選挙の投票日です。20歳以上の方は棄権せず投票に行きましょう。若い世代が投票に行かないと多数派の老人の都合のいいように社会のルールが決まってしまいます。)

2012年12月11日 (火)

第1,434回 66年目2月 トーナメント戦

66年目2月

最終戦横スペ大会では恒例のトーナメント。

組合わせはすべて第1試合開始前のコンピュータ抽選で決められる。SPZ黒田社長がボタンを押すたびに場内どよめき。セイウン草薙やハルカといった実力派がアンダーカードに回るとため息が。

1回戦4試合の組み合わせおよび結果は下記の通り。

フォルトゥナ(46.41 ドラゴンスリーパー)中森

トーナメント最初の試合は落ち着いたファイトを得意とする選手同士の試合、息詰まるグラウンドの攻防をいきなり30分以上も繰り返す両者に場内あんぐり。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
しかし先に息が上がったのは中森あずみのほうだった。
「これで決まり」
そこへ満を持してドラゴンスリーパーで勝ちに行ったフォルトゥナ紫月。えげつないというべきか隙がないというべきか。進行を気にするスタッフさんたち。

神塩(アームホイップからの片エビ固め 15.40)北条

神塩ナナシー、今日は勝ちに来たようで、ダイビングプレスを連発し、弱ったところをアームホイップで転がして勝利。VIP入りを決めている北条、今日のようなファイトだと上位は厳しそうな予感。

Jウーマン(レッグドロップからの体固め 13.51)神田

1回戦第3試合にジョーカーウーマンが登場し、若手の神田と対戦。やはり格の差は歴然で、神田をいたぶるいたぶる。最後はレッグドロップを鮮やかに決めて3カウント。

P藤原(12.49 トラースキックからの片エビ固め)セモポヌメ

S草薙やハルカといった有力な選手が抽選落ちしたため、一躍優勝候補筆頭となったP藤原。1回戦ではセモポヌメをジャーマンで痛めつけ、トラースキックでなぎ倒し3カウント。
「この面子なら、私が優勝しないとおかしいでしょ」

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そして準決勝。

神塩(9.16 スクラップバスターからの片エビ固め)F紫月

いきなりアラビアンプレス、ミサイルキックで勝負に出た神塩、そのあとスクラップバスター3連発でF紫月を退けて決勝進出。フォルトゥナ紫月、1回戦で46分闘って消耗したのが敗因か・・・・

P藤原(11.19 タイガーSH)Jウーマン

これはバタバタした試合となったが、ジョーカーウーマンのラフファイトをかろうじてしのいだP藤原がブレーンバスター、トラースキックで反撃し、タイガースープレックスで決勝進出。しかし口の中を切ったのか、痛々しい表情。

そして決勝戦。お互い3試合目なのでかなり疲労した状態でゴングが鳴った。

神塩(11.05シャイニングウィザードからの片エビ固め)P藤原

余力がありそうだったのは神塩ナナシーのほう。いきなりネックブリーカー、エルボー連打で先手を取る。しかしペガサス藤原もジャーマンで反撃。両者ダウン。
「はっ!」
しかし先に立ち上がった神塩、シャイニングウィザード炸裂、P藤原もソバット、ブレーンバスターで抵抗、そして

「ティロフィナーレ!!」
ペガサス藤原が他人の必殺技・ティロフィナーレまで繰り出して勝ちを取りに行く。

場内爆笑。これで流れが変わったかに見えたが、本気を出したのか神塩
「せっ」
2度目のシャイニングウィザード。これが入ってしまったらしくペガサス藤原起き上がれず。神塩ナナシーが3カウントを奪い、賞金200万円を手に入れた。

「みなさーん、勝っちゃいましたー」

ベテランの神塩、まだなおその実力は健在なのか。

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12月16日は衆議院議員総選挙の投票日です。皆さん投票に行きましょう。4年間で国政に対して意思表示できる、数少ない機会です。

2012年12月10日 (月)

第1,433回 神塩ナナシーVS相羽和希 7番勝負

66年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。

恒例のVIP入れ替え戦は神塩ナナシーVS相羽和希の7番勝負。先に4勝した方が3月以降もVIPの座でファイトできる。

神塩、長く維持したVIPの座を守れるかが焦点、しかしいつもののらりくらりペースは変わらない。

初戦の沖縄大会では、地元の大声援を受けながらゆったり目のファイトで相羽を追い込んだにもかかわらずもうひと押しが足りず30分時間切れドローになった。

「VIPとか入れ替え戦とか、そういうことは考えません。普段通りにやります」(相羽)

しかし第2戦静岡大会では神塩ナナシーの丁寧なファイトが功を奏し、ダイビングプレス、エルボーで追い込み、最後にもう一度トドメのダイビングプレスを決めて3カウント奪取。勝負タイム29分55秒、神塩ナナシー、時間切れ前の魔術師。

「ダメだ…あの人、隙がない。」(相羽)

第3戦三重大会でも相羽ちゃんはノーザン、裏投げと攻め込んだのだが、結局3度目のダイビングプレスに3カウントを取られて23分41秒、敗北、これで早くも1分け2敗。

第4戦岐阜大会、奮起した相羽が裏投げを3連発、場外へ逃げたところにもう一回。しかし神塩もこれで本気になったらしくアラビアンプレスを決めて22分58秒終了。相羽和希これで1分け3敗となり、残り3つ勝っても4勝できないため、規定により神塩ナナシーのVIP維持が決まった。

「いつもどおりにやりました・・・」(神塩)

相羽和希、第5戦第6戦でも敗れ、第7戦の長野で一つ勝つのがやっとだった。

相羽和希、VIP昇格の夢はかなわず、次の上半期も前半の試合での登場となる・・・

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12月16日は衆議院議員総選挙の投票日です。20歳以上のみなさんは投票に必ず行きましょう。小選挙区と比例代表、2つの投票権があります。誰に入れていいかわからない方もいると思いますが、選挙公報を読んで判断しましょう。今後4年間の日本の行く道が決まる大事なイベントです。

2012年12月 9日 (日)

第1,432回 66年目1月新春ロケットシリーズ

66年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。初戦は1月5日新日本ドーム大会。メインで組まれたのはSPZ世界選手権、王者セイウン草薙に挑むのはペガサス藤原。

「せいっ!」
序盤からジャーマン、フロントスープレックスで飛ばして行ったP藤原だが、この猛攻を受けきったセイウン草薙、バックドロップで反撃開始、しかし続くパワーボム狙いをウラカンラナで切り返された、カウント2でセイウン返したが場内どよめき。しかし次の瞬間S草薙が足を取った。アキレス腱固めに固めた!!

「ひぁああああ」
いつもはつなぎで使っているアキレス腱固めで決めに来た。たまらずP藤原はギブアップ。王者がこれで4度目の防衛に成功。

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第5戦鹿児島大会、セミ前の試合でP藤原に敗れた中森あずみ、最下位が確定し、アンダーカード落ちが決まった。神塩ナナシーの5位も決まり、神塩は入れ替え戦に回ることとなった。

最終戦は山梨での興行、カイメッセ山梨大会。

第1試合は頭突き連打でNOTORIをなぎ倒した玄海恵理が勝利。勝負タイム9分7秒。

続く第2試合はフェアリー三井寺VSジョーカーウーマン。久々の外人戦が組まれたフェアリー三井寺、ラフファイトに徐々に押され始め、最後はスクラップバスターで3カウントを奪われて敗北。

第3試合は神田幸子VSアプリコットつばさ。先月とは逆の結果で、神田がハードな裏拳でAつばさを殴り倒して終了。勝負タイム15分35秒。

そして第4試合、相羽和希VS北条咲。勝ったほうがVIP昇格が決まる一戦。北条も決然とした表情でリングへ。
―ここで勝たなきゃ、上の人とは当たれない・・・
しかし相羽も見事なノーザンで、そして場外での裏投げ、流れを引き寄せる。

北条、気合を込めてシャイニングウィザード2連発、しかし相羽フォールを2で返す。ドドドドド。
「イクぞ!」
北条パワーボム!相羽、これも返した、ドドドドド
ならばと北条コブラツイスト、ロープに近い。
相羽裏投げ、しかし北条返す。

北条ラリアットへいく、しかし相羽かわした。
ならばと北条、ボディスラムで転ばせて起き上がってくるところをシャイニングウィザード!崩れ落ちる相羽、15分52秒、これで3カウントが入った。

これで北条咲のVIP昇格が決定した。

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休憩後は神塩ナナシーVSハルカ。この試合は神塩の老獪なペースにハルカがはまってしまい、打撃もすかされ続け、そのまま時間が経過し30分時間切れドローとなった。神塩は9勝29敗1分けの5位、ハルカは26勝12敗1分けの2位でレースを終えた。

セミはペガサス藤原VSフォルトゥナ紫月。SPZベルトの戴冠経験もあるこの両者の対戦、一進一退の攻防が続き、P藤原の息が乱れてきたのを見て、フォルトゥナがストレッチプラムで決めに来たが藤原耐える、こらえる。

「残り時間10秒!」
藤原このアナウンスを聞いて懸命にこらえる。永遠とも思える10秒。耐えきって時間切れ引き分けに持ち込んだ。

P藤原、19勝19敗1分けで五分の星、3位に食い込んだ。フォルトゥナは16勝22敗1分けの4位。

メインはセイウン草薙VS中森あずみ。この試合はセイウン草薙がいつもの白星製造マシンぶりを発揮して、15分24秒、バックドロップでフォール勝ち、全く危なげなく35勝4敗でレースを終え、1位の賞金1000万円を獲得した。中森あずみ、5勝34敗でレースを終え、最下位、アンダーカードで出直しとなった。

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12月16日(日)は衆議院議員総選挙の投票日です。20歳以上のみなさん、投票に行きましょう。

2012年12月 8日 (土)

第1431.5回 今日は特別な日、愛があふれそうな日

時に西暦2074年、

12月26日、シリーズ最終戦の翌々日、SPZ60期のハルカ(大月遥)は、IT会社のSE、加藤貴明氏(31)とデートしていた。

「12月シリーズお疲れ様」

「・・・ありがとう」

お互い忙しい身なので、2人で遊びに行くのは月イチペース。

今回は甲府駅近くの郷土料理店。

ワインとアワビの煮貝。

「甲府のアワビはおいしいのですよ」と加藤氏。

「静岡でとれたアワビをショーユに漬けて甲府へ運ぶ間に味が染みて食べごろになるらしいので」

 「・・・はい」

「元気ないね、腰痛いの?」

 「・・・・ちょっと痛いけど、道場とかにいるより、遊びに行った方が・・・気晴らしになる」

「あ、そうそう、1日過ぎちゃったけど・・・まあいちおう、クリスマスプレゼント、まあ、同じ時間を過ごせればと思って」

セレクトショップのラッピング。

「あ・・・ありがとう」

そのあと2人は新宿行の「ウルトラあずさ」に乗り、戸塚駅で別れた。

自宅マンションで包みを開けたハルカ、

入っていたのはグッチのバングルタイプの時計だった。黒い文字盤は小さく、銀色のブレスレットみたいな時計。

(このまま、あの人に・・・・・落とされちゃうんだろうか・・・・)

ハルカ、22歳の冬。

2012年12月 7日 (金)

第1,431回 66年目12月歳末バトルグランデ

66年目12月
加賀美明日香が右太もも肉離れで欠場。フォルトゥナ紫月もケガが治らず引き続き欠場。
「歳末バトルグランデ」開幕。

第5戦九州ドーム大会で組まれたSPZ戦。王者セイウン草薙VS挑戦者ハルカ。一発のあるハルカなので波乱が期待されたが、アルティマシュートを食らってもS草薙、動じず、フランケンシュタイナー2連発であっさり勝ってしまった。勝負タイム21分0秒、王者が3度目の防衛に成功。

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最終戦はさいたまドーム大会。メインのカードが弱かったので満員どまり。
「フォルトゥナが休んだのは痛いなあ」と黒田社長。

第1試合はNOTORI VSアーバンマスク。初来日のアーバンマスクが新人を翻弄し、DDTであっさりと勝利。勝負タイム7分8秒。

第2試合はフェアリー三井寺VS玄海恵理。粗削りなファイトだが、その馬力は要注意だと先輩方からもチェックされている玄海。しかし大ぶりの打撃をかわしてタックルで崩して関節を狙ってゆく三井寺がやや優勢。最後も強烈な逆片エビで絞り上げてギブアップ勝ちを収めた。勝負タイム11分47秒。

第3試合は神田幸子VSアプリコットつばさ。この試合はとにかく動き回ったアプリコットつばさが押し切り、延髄斬りでなぎ倒して3カウント奪取。勝負タイム10分57秒。

第4試合は相羽和希VS北条咲。VIP復帰のためには負けられない相羽、正面切ってのタックルの打ち合いでも一歩も引かない。しかし最後は相羽が裏投げ、ダイビングプレスと畳み掛けて競り合いを制した。勝負タイム18分40秒。

「く・・・・」
北条咲、ここで壁にぶち当たってしまったか。相羽相手に2連敗を喫した。

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休憩明けはハルカVSペガサス藤原。P藤原のスープレックス攻勢をしのぎ切ったハルカがアルティマシュートで形勢逆転し、シャイニングウィザード2連発でP藤原を沈めた。29分57秒の大熱戦に場内拍手。ハルカこれで21勝10敗で2位をキープ。P藤原は13勝18敗で3位。

セミファイナルは中森あずみVS神塩ナナシー。ベテランの神塩がうまくうまく立ち回り、中森のグラウンド攻勢にもうまくついていって、最後は得意のアラビアンプレスで25分10秒フォール勝ち。神塩ナナシーは9勝22敗の5位、中森あずみは5勝26敗で最下位・・・

メインはセイウン草薙VSジョーカーウーマン。現在の力関係では勝負の見えている一戦だった。

ジョーカーウーマンのラフファイトに少しだけ付き合ったセイウン草薙、頃合いを見てアキレス腱固めで動きを止めてからノーザン連発。セイウン草薙12分5秒で完勝を収めた。

年末のプロレス大賞、最優秀選手はまたもセイウン草薙、最優秀新人は玄海恵理。シングルのベストバウトはセイウン草薙VSハイサスカラスEsprの一戦が選ばれた。

2012年12月 6日 (木)

プロレス技シリーズ38 スリーパーホールド

「維新の会の石原代表はスリーパーホールドで眠らせる」(野田首相)

現職の総理大臣がプロレスファンだとこんな発言が飛び出す。ちなみに自民党総裁はバックドロップから逆エビで、未来の党は周辺の魔界倶楽部をラリアットで全員なぎ倒してやるとのことです。

したがって今週のプロレス技シリーズはスリーパーホールド。

WASにも当然のように実装されている、誰もが使う極め技?のスタンダード。序盤から中盤にかけてのつなぎ技なのでこの技で試合が決まってしまうケースは少ない。(伊達遥はこれでやられるケースが何回か・・・)

背後から相手の頸動脈を絞め付ける感じでやるのが標準。気管を絞めつけるのは「チョークスリーパー」となり、厳密にいうとプロレスでは反則とされています。

現代プロレスではつなぎ技、痛め技の位置づけが強いのですが、ポイントをついて絞めれば相手を失神させることも可能らしいので、UWF系のレスラーはこの技を効果的に使っており、この技でギブアップを奪うか、半失神状態に追い込み試合の流れを決定づけるという使い方をされています。

有名な使い手は・・・新日本の飯塚高史選手ですね。魔界5号をこの技で失神させ、「魔性のスリーパー」と形容されていました。

鈴木みのる選手も得意とされています。渕選手をスリーパーで落とした時に「地球温暖化を防止するために落としたんだ」と名台詞を言ってました。

2012年12月 5日 (水)

コートを着だしました20121205

こんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

めっきり寒くなってきました。風邪予防に登山とかエアロビとかチェストプレスとかやっていますが、ひいてしまう時はひきます。

今週のスポーツニュース

■プロレス

最強タッグはゲットワイルドが制しました。

決勝で諏訪間ドーリングを下して優勝。やはり今年の流行語がワイルドなのでそれに合わせたか。しかし長野大会で征矢が船木に勝たないとゲットワイルド解散なので依然ピンチの状況は続く。

渕正信58歳、バンビデスショット(いわゆるアックスギロチンドライバー)を食らう

団体公式HP観てえっと思った。相模原大会でケアと組んでタッグマッチに出場するもバンビキラーに敗北。大丈夫なのかとも思うが、受け切りの技術はまだそんなに衰えていないのか。

太陽ケア全日マット休業

ハワイの大学で経営学を勉強するらしい。馬場さん直系の戦士がだんだん少なくなってゆく。

■マラソン

福岡国際マラソンは実業団の堀端選手が日本人トップの2位

「川内くんが出るから」急きょ参戦した藤原新は2時間9分台の4位、公務員ランナー川内優輝は2時間10分台の6位に終わった。

さすがに川内選手レースに出すぎではとも思う。今年だけで7レースに出走って。(ハーフも何本か出走している)疲労が取れていないのかもしれない。しかしフルタイムで働きながら国内トップレベルで戦うって、凄いことだと思います。

■中央道笹子トンネル天井崩落9人死亡

中央高速バスは安いので何回も使ってます。(今年だけであの場所、5回は通ってます)しかし人生いつどこでどんなパターンで終わるかわかったものではない。ザラキはどこにでも転がっていることをあらためて知った。だからその日その日で悔いのないように生きなければならない・・・・

今週はこんなところ。

2012年12月 4日 (火)

第1,430回 SPZミュージアムOPEN

「コンセプトはSPZ66年の歴史です。」

時に西暦2074年11月末、

横浜戸塚に「SPZプロレスミュージアム」がオープンした。

オープン前日にはマスコミ各社さんを集めて内覧会が行われた。案内役を務めたのは初代館長のブレード上原。

戸塚駅前の5階建てのビルを改装し、総工費50億円余りをつぎ込んでオープンにこぎつけた。

「1階手前側はグッズショップ・SPZフィーバーの本店とチケット売り場です。入場チケットは大人500円、中学生以下200円に設定する予定です」

記者がざわめいたのが1階エントランスホール入った奥の190枚の額縁写真。SPZ王者が初代の伊達遥から現王者のセイウン草薙までズラリと並んでいる。

「まあ・・・・これは本社廊下に掲示しきれなくなったというのもあります」

そのあとブレード上原は記者団を2階へ案内する。

「うわ懐かしい」

2階はSPZを彩った各選手の思い出の品が展示。中央にはガラスケースに入った銀色のリングシューズが。

「SPZ入門1号 小川ひかる リングシューズ」

【 SPZ1期小川ひかる(現役2009~2018年)。体格やパワーには難があったが、グラウンドレスリングの技術を身に着け、団体内外の一流選手と渡り合い、SPZ世界タッグ王者に輝く。このリングシューズは2015年ころ、初代社長が小川ひかるにプレゼントしたものである。派手な色使いで本人は少し嫌がったようだが、初代社長が「このシューズを履いて、しばかれて負けて倒れ伏すシーンを見てみたい」という強い意向があり、仕方なく小川ひかるはこのシューズを履いてファイトするようになった。】

というキャプションが。

そのほかにもリストバンド、サポーター、ガウン、サイン入り色紙などが所狭しと並べられていた。どうやら引退したOGから高値で買い集めたらしい。

3階はSPZ66年の歴史がわかるパネル展。旗揚げ初期のころ、主力選手が育ちメジャー団体へ駆け上がったころ、ライラ神威と武藤めぐみの抗争、マイティ祐希子が覇者となった時代、大量離脱そして個人闘争路線・・・・またこのフロアの目玉は、封印されているSPZタッグベルトとあばしりタッグベルトの実物展示。奥には大画面テレビが置かれ、オンデマンドで過去の名勝負が視聴できるブースが設置された。

4階が「闘いの舞台とその裏側」

ワンフロアがまるごと地方会場を模したスペースで、中央に以前使っていたリングが設置され、本部席やリングサイドのイス席などが再現されていた。そして随所に説明書きと小物展示が。

「ゴング」「木槌」「テーマ曲と音響設備」・・・これはSPZで以前使われていたものがそのまま展示された。意外なところでは「控室の壁に貼られた手書きのカード表」や「試合前練習用のバーベル」なども展示された。

「移動バス」「宣伝カー」はパネル展示だったが、過去の名選手の宣伝用似顔絵があったりして記者さんたちのリアクションを誘っていた。

5階が「ライブラリー」と「ミニシアター」と「食堂・休憩スペース」。「ライブラリー」はようするにプロレスに特化した図書館。SPZに限らずプロレスにかかわる書籍や雑誌がある程度そろっており、マニア垂涎のスペース。「ミニシアター」は週替わりでおもしろ企画ビデオの上映会をやるらしい。オープンの週は「孤高の王者セイウン草薙の巡業に密着」(20分)という内容である。

「食堂・休憩スペース」はジュースの自販機とイスとテーブル数客があるだけのスペースでふだんはフリースペースとなるようだが、期間限定でちゃんこ販売イベントなどを行う予定である。

「どうです。初心者からプロレスマニアまで楽しめるミュージアムを目指しました。まあうちも老舗の団体なので、こういうのを作って新しいお客様を開拓しないとというのがここ数年の課題でしたので」

笑顔で記者さんに応対するブレード上原。

経済紙、大衆向け雑誌にも大きく取り上げられた効果もあり、SPZミュージアムのオープンはそこそこ賑わった。

2012年12月 3日 (月)

第1,429回 66年目11月 ダイヤモンドシリーズ

66年目11月

SPZは約50億円を投資して、横浜戸塚に「SPZプロレス記念館」を建設することにした。要するにチャンピオンが190代まで行って、本社に額写真を並べきれなくなったらしい…ということがまことしやかに言われた。歴代選手のリングシューズやら小物、思い出の試合のパネル展示など、初心者からマニアまで楽しめるミュージアムとなるらしい。
(久々の空き巣イベントで54000AP持っていかれました)

「病院キライ」

フォルトゥナ紫月が右足首骨折で入院。かなりの重傷。しかたがないのでシリーズは全戦不戦敗扱いとなり、リザーバーにはいつも通りセモポヌメが起用された。

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「ダイヤモンドシリーズ」開幕。青森から始まって東北地方を南下するシリーズである。

「休み明けですが、感覚を慣らして行きます」

負傷欠場明けの神塩ナナシーが復帰。VIP維持のためには不戦敗の分をある程度取り返さねばならない。それでも気負った様子は全くなく、初戦の青森大会でも中森あずみを相手に自分のペースで闘い、タイムアップぎりぎりの29分55秒、ダイビングプレスで勝利。
「これから徐々に慣らして行きます」

そして最終戦は横スペ大会。

第1試合はNOTORI VSフェアリー三井寺。これは格から言って三井寺のほうが圧倒的に有利で、NOTORIを一方的に攻め込んで、
「せいっ」
エルボー一撃。NOTORIもろくも崩れ落ち、これで3カウントが入った。勝負タイム6分55秒。

第2試合は加賀美明日香VS神田幸子。途中まではわりあいまともなグラウンドの攻防を繰り広げていた両者だが、加賀美が10分過ぎでスタミナ切れを起こしてしまい。そこを突いた神田、ビッグブーツ、裏拳と畳み掛けて3カウント。勝負タイム14分42秒。

第3試合はアプリコットつばさVS玄海恵理。玄海の力押しをことごとくかわしたAつばさ、持ち前のスピードで撹乱し、12分47秒、ダイビングプレスで勝利。玄海恵理、先輩越えはならなかった・・・

休憩前は相羽和希VS北条咲。

「相羽ここで負けたら終わりだぞ!」

厳しい声援も飛ぶ中、同じ後輩相手に3連敗は避けたい相羽が奮起し、裏投げで北条を叩きつける。これで頭を打ってしまった北条、起き上がれず、すかさずダイビングプレスを決めた相羽が3カウントを奪取。24分43秒の熱戦を制した。

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休憩後はVIPのカード。ハルカが登場し、セモポヌメと対戦。セモポヌメのラフファイトを受けて口元から流血するなど苦戦に追い込まれたハルカだったが、何とか態勢を立て直し11分5秒、シャイニングウィザードを決めて勝利。これで戦績は17勝6敗、2位につけている。

セミはペガサス藤原VS中森あずみ。ここのところ元気のない中森あずみ、しかしこの日は得意のグラウンドで押しまくる展開。STFはロープに逃げられた、が、P藤原のジャーマン、ニールキックを受けてから、これ以上受けられないと判断したのか、ドラゴンスリーパーをがっちり決めて28分12秒、ギブアップ勝ち。中森は5勝18敗の5位、P藤原は8勝15敗の4位につけている。

メインイベントはSPZ戦、王者セイウン草薙に対する今回の挑戦者は神塩ナナシー。とりあえず組んだ感がありありのタイトルマッチ。

やはりセイウン草薙が一方的に攻め込むパターン。空気投げで何度もマットにに這わせ、ノーザンライトの乱発。神塩がマットに倒れ伏すとアキレス腱固め。神塩、アラビアンプレス、ネックブリーカーで見せ場だけは作ったが、これはS草薙があえて受けた感じ。そしてセイウン草薙もういちどノーザンライト。21分46秒、王者が2度目の防衛に成功。

2012年12月 2日 (日)

エンターテインメント系プロレスも書きたい

みなさんこんばんわ。

日野のkonnoです。

本編の進行が遅々として進まないので、本編の今後の進行予定なんぞを。

・SPZは51年目頃から大量離脱後の方向性ということで「美少女レスラーのタイマン勝負」を掲げ、スポーツライクな路線でシングルマッチのみ組むやり方に変え、そののち戦いを先鋭化させる目的でトップどころ6人の「VIPリーグ」制度を採り入れましたが、戦績をいちいちエクセル入力しなければならず、手間のかかる管理手法でしたし、」そろそろこの路線も煮詰まりの様相を濃くしてきました。

そこで、すぐにというわけにはありませんが、もう少しSPZマットを明るく楽しいというかエンタメ路線に切り替えたいと考えています。

まさかドーム興行を連発する業界大手のプロレス団体が敗者水着はぎデスマッチをやるわけにはいかないので、その辺の企画内容は知恵を絞りたいと考えています。

会社の通勤途中とか、仕事中?にもふと考えてアイデアが浮かぶこともあります。

・敗者即引退マッチ

 これは敗者を解雇してしまえば実現できますが、せっかく育てたレスラーを・・・というのもどうなのよとも思いますので何度も使えませんね。

・敗者パイ投げマッチ

FMWでありましたけど。一発芸なので盛り上がらないでしょう。

・ウィップアスランバージャックデスマッチ

場外に落ちた選手をセコンドが尻たたきペンペンするお笑いデスマッチ。全日の神戸でありましたが・・・・その後に起こった事件の方が有名なので・・・

・敗者毒死マッチ

試合前に致死量の毒物を飲んで勝った方に解毒剤・・というどこかの漫画で多用されたアングル。

・敗者強制労働マッチ

負けた方は地下で1か月間強制労働とか。

ただ、いまのバチバチ路線から急転回させるにはそれなりの何かが必要だということは・・・重々承知していますので、近日中に何かが起こる・・・予定です。

2012年12月 1日 (土)

第1,428回 66年目10月 ビッグパワーシリーズ

66年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。神塩ナナシーは負傷が治らず、引き続き欠場。リザーバーには先月同様、セモポヌメが起用された。

SPZ王者となったセイウン草薙は好調をキープし、セモポヌメに2連勝、中森に3連勝とVIPリーグ首位を走る。

そして最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はNOTORI VS加賀美明日香。加賀美の掌底で流血してしまったNOTORI,これで動きが止まり、タックルになぎ倒されて3カウントが入った。9分8秒、まあこれは先輩の貫録勝ち。

続く第2試合は玄海恵理VSフェアリー三井寺。「いざ行け若鷹軍団」で入場してきた玄海。これだけで場内盛り上がる。玄海、ラリアットや頭突きなど荒々しい攻めを見せて三井寺を追い込む。怯んだところを力任せのボディスラム。ざわつきだす場内。
「どうりゃっ」
なんと玄海、頭突きで三井寺をなぎ倒し、10分3秒、先輩からフォール勝ちを収めた。場内どよめき。

第3試合は神田幸子VSアプリコットつばさ。この試合は神田が積極的に攻め立て、DDT、ボディスラム、ヘッドバットと手数を繰り出して優位に立ち、最後もヘッドバットでアプリコットつばさをなぎ倒して3カウント。前の試合と同じフィニッシュ。あえて神田がそうしたのか。勝負タイム13分23秒。

休憩前第4試合は相羽和希VS北条咲。相羽が先月のお返しができるかどうかが見所だったが、攻めていたのは北条。
「相羽ガンガン行けよ!!」
客席からヤジが飛ぶが、相羽、相手の力技を警戒しているのか踏み込めない!!
「いくぞっ」
北条ラリアット。相羽、2で返して、ようやくパイルドライバー、裏投げの猛反撃。しかし北条もこの攻めを受けきって、ニーアタックで反撃。崩れ落ちる相羽、押さえ込む北条。15分54秒、これで3カウントが入った。場内あああというため息。

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休憩後はVIPの対戦カード。まずは中森あずみVSフォルトゥナ紫月。じっくりとした攻防を制したのはやはりフォルトゥナで、15分50秒、相手の攻め疲れを待って、ストレッチプラムでギブアップ勝ち。フォルトゥナはここまで12勝3敗の現時点2位。中森は3勝12敗で現時点5位。
セミはペガサス藤原VSセモポヌメ。相手は実力で追い越したセモポヌメ。落ち着いてファイトしたP藤原が13分51秒、バックドロップで快勝。ペガサス藤原、6勝9敗で現在4位。

メインはSPZ戦。新王者セイウン草薙、初防衛戦の相手はハルカ。
「まあ・・・やるしか・・・ありません」

序盤こそ打撃技で渡り合っていたハルカだが、ノーザン、バックドロップをもらうと、早くもふらふらになってしまった。ふがいない状態だ。

「…アルティマシュート」

それでもアルティマシュート(ジャンピングハイキック)を叩き込んだが、これで目の色が変わったセイウン、フランケンシュタイナー、2度目のノーザン、パワーボムの怒涛の大技攻勢。ハルカをタタキつぶし、3カウント奪取。勝負タイム26分5秒。王者が初防衛に成功。

「うう・・・頭が・・・・」

最後のパワーボムで頭を打ってしまったハルカ、痛々しい表情で引き揚げた・・・

 

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