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2013年1月31日 (木)

今月のまんがタイムきららフォワード

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最近、毎月24日に発売される「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)を買ってます。

紀伊国屋新宿にも置いておらず西新宿のZINまで買いに走らなければならないマイナーな雑誌なのですが、連載されているイチャラブ漫画「7時間目の音符」が秀逸。

高校の吹奏楽部を舞台にしたドキドキラブコメなのですが、ツボにはまる場面多し。読んでて思わずニヤニヤすることうけあい。

先月の21話目でメインヒロインあずみさん(3年生・上画像)へついに一歩を踏み出した葉平くん(2年生)ですが、今月は打って変ってあずみさんの出番が全くなく、第2カップル?の米くんと米子ちゃん先生のイベント。

30歳音楽教師・吹奏楽部顧問・佐藤米子と3年生米くん先輩、教師と生徒の禁断の恋、米くんを意識しつつもしっかり一線を引いてきた先生ですが、風邪でダウン、一人暮らしなので動けない。そこへお見舞いに現れたのが米くん。美少女ゲームによくある王道展開。米子先生教え子の前で号泣。これはただのイチャラブ漫画じゃあない。

2013年1月30日 (水)

春を待つ 20130130

皆さんこんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。まだまだ寒い日が続きます。

■プロレス

・船木3冠防衛

曙を顔面蹴りで下し、防衛成功。ハイブリッドブラスターは体重差で決められなかったが、U系出身者らしく蹴り倒す。次の挑戦者は諏訪魔。

・秋山、潮崎、金丸ら元ノア勢5人、全日本参戦。

潮崎、鈴木、青木はともかく秋山、金丸は出戻り。あの2000年、もっと金が欲しいと出て行ったが、三沢さんが亡くなりノアが左前になるや元の会社(元子全日本から武藤全日本に変わってはいるが)出戻り。あんまり感心できない。あの2000年の騒動で渕さんがどれだけ苦しんだか・・・だがこれで全日から誰が押し出されるのか。(全日も観客動員では苦戦しているので、人件費の総額を上げるわけにはいかないので誰かがお払い箱になるのは想像がつく)

・リックフレアー緊急欠場

1.26大田区参戦予定も足の故障でドクターストップがかかったらしい。来日してファンにあいさつし、息子のセコンドについてチョップを打った。真田さん残念。

■マラソン

川内優輝2週連続で駅伝参戦

飯能市で開かれた奥武蔵駅伝で埼玉県庁チームの一員として出走し第4区・4.67kmを13分0秒の区間新で走破。普段の練習不足をレースでカバー。次回の出走は2月3日の別府大分マラソン。

■相撲

・大相撲初場所は日馬富士が全勝で5度目の優勝、先場所は9勝だったのに。いい時と悪いときの差が激しい。ギリギリのところで戦っているのだろう。

・高見盛引退。

10敗を喫し幕下転落が確実な状況となり、引退を心に決めて臨んだ千秋楽は、若荒雄を肩すかしで破り有終の美。そのあと引退を表明。小結どまりなのにお茶漬けのCMに起用されたり弁当が作られたり、異様な人気を誇りました。今日はいいことあったからお茶漬け、国技館の広告ボードの笑顔が素敵な力士でした。

・バルト大関復帰ならず

8勝7敗で終えました。白鵬も警戒する規格外のパワーがあるので、足さえ治せばチャンスはある。

今週はこんなところ。

2013年1月29日 (火)

第1,445.5回 ドナドナ

時に西暦2075年8月

SPZの横浜戸塚合宿所兼道場ビルに招かざる客が。

「明日香、おるか、明日香」

50歳くらいのダブルスーツを着込んだオッサンが玄関で声を張り上げる。

「・・・どなたですか」

応対した村上千秋に

「私は、こういうもんじゃ」

名刺には「株式会社西海物流 代表取締役社長CEO 加賀美寿太郎」と刷られていた。

「お、お父様・・・?」

上階の部屋から加賀美明日香(17)が驚いた表情で降りてくる

 「明日香、迎えに来たけん。こんな危険な会社に預けとくわけにはいけん、長崎へ帰ろう」

「・・・・・っ」

 「明日香、あんたにはいずれうちの会社の役員で働いてもらわねばならんけん、もしものこともあってはならんのじゃ!」

この後黒田社長が駆けつけ、応接室で押し問答が続いたが、父親の意向が変わることはなかった。

「おたくの会社、ちと管理が甘いんちゃうか」

とかいって週刊ポトフを取り出す加賀美寿太郎氏。付箋がはさまれたページには「SPZプロレスの深淵 管理できなかったその暴力」などと見出しが。

記事の内容は今回のハルカ騒動の顛末を誇張して書いたもので、大意としては「シングルマッチの連発でVIPレースの賞金欲しさに選手間の手加減が利かなくなったからこういう事故に至ったのだ」という書かれ方だった・・・

「けっきょくあんたの会社のやってることはスポーツじゃない、暴力なんだ」

 「・・・・・・・・」黒田社長、返す言葉もなく

「お父様、それは・・・・」

 「一歩間違っていたらうちの子がああなっていたけんね、クスリとマントは逆から読んだらいけんのじゃ。さあ明日香、帰るで、荷物はトラック呼んだけん」

(こうなった時のお父様は止めようがない・・・)

明日香はわかっていた。今回の事故で父親が動顛してしまっていて、何が何でも私を実家に帰す腹づもりであることを。経営者という職業柄、リスクには敏感すぎるのだ。

・・・・せっかくここまで2年ちょっとやってプロレスの動きもわかるようになってきたのに・・・っ

お父様は長崎の政財界ともつながりがある。いま会社がこういう難しい時期に、会社と長崎の有力者が事を構える事態になりかねない…そう判断した加賀美明日香は険しい表情のまま口を開いた。

「わかりました、この場はお父様の言いつけに沿います」

(時を稼いだのち、実家で粘り強くお父様をもう一度説得するしかない)

「ちょっとだけ待って、身の回りの物を取ってきます」

そう言ったのち、隣の部屋の神田幸子に伝言を託す。

「しばらく帰郷します。ですが自分はレスラーを辞めるつもりはありません。無期限欠場ということにしておいてください」

 「加賀美・・・・」

「このままで、いいわけがないとは自分でも思っています・・・っ」

その30分後、加賀美明日香は父親差し回しのリムジンに乗り、SPZ道場を後にした・・・・

(SPZ65期、加賀美明日香、長期離脱・・・・)

2013年1月28日 (月)

SPZクライマックス 優勝者イッキ

SPZクライマックス 優勝者イッキ

SPZで毎年8月に行われる過酷なシングルリーグ戦。

真に力あるものだけが、優勝者の証である大トロフィーを抱ける。

優勝回数

6回 吉田龍子

5回 ビューティ市ヶ谷、グリズリー山本

4回 武藤めぐみ、コンバット斉藤、マイティ祐希子、白石なぎさ、美冬

3回 草薙みこと、佐久間理沙子、セイウン草薙

3回以上大トロフィーを抱いた選手は11名しかいない。

67年目、セイウン草薙が4連覇に挑む・・・・

**********************

第1回 優勝 ミミ吉原   準優勝 南利美
第2回 優勝 沢崎光    準優勝 デスピナ・リブレ
第3回 優勝 南利美    準優勝 草薙みこと
第4回 優勝 伊達遥    準優勝 秋山美姫
第5回 優勝 草薙みこと  準優勝 南利美 秋山美姫 沢崎光
第6回 優勝 草薙みこと  準優勝 伊達遥
第7回 優勝 草薙みこと  準優勝 伊達遥
第8回 優勝 吉田龍子   準優勝 伊達遥
第9回 優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第10回優勝 吉田龍子   準優勝 新咲祐希子 
第11回優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第12回優勝 吉田龍子   準優勝 ハイブリッド南
第13回優勝 吉田龍子   準優勝 スイレン草薙
第14回優勝 スイレン草薙 準優勝 ボンバー来島
第15回優勝 ボンバー来島 準優勝 スイレン草薙
第16回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ボンバー来島、芝田美紀
第17回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ボンバー来島
第18回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝、ボンバー来島、芝田美紀、ロイヤル北条
第19回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 ロイヤル北条
第20回優勝 ビューティ市ヶ谷 準優勝 武藤めぐみ
第21回優勝 武藤めぐみ   準優勝 マッキー上戸
第22回優勝 武藤めぐみ   準優勝 ノエル白石
第23回優勝 武藤めぐみ   準優勝 ノエル白石
第24回優勝 コンバット斉藤 準優勝 武藤めぐみ
第25回優勝 武藤めぐみ   準優勝 コンバット斉藤
第26回優勝 コンバット斉藤 準優勝 ナイトメア神威
第27回優勝 ナイトメア神威 準優勝 コンバット斉藤
第28回優勝 コンバット斉藤 準優勝 ナイトメア神威
第29回優勝 コンバット斉藤 準優勝 マイティ祐希子
第30回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第31回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第32回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第33回優勝 マイティ祐希子 準優勝 霧島レイラ
第34回優勝 グリズリー山本 準優勝 霧島レイラ
第35回優勝 グリズリー山本 準優勝 霧島レイラ
第36回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第37回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第38回優勝 グリズリー山本 準優勝 佐久間理沙子
第39回優勝 佐久間理沙子  準優勝 フローラ小川
第40回優勝 佐久間理沙子  準優勝 フローラ小川
第41回優勝 佐久間理沙子  準優勝 ジャスティスえちご
第42回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご
第43回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご
第44回優勝 白石なぎさ   準優勝 ジャスティスえちご、近藤真琴
第45回優勝 近藤真琴    準優勝 白石なぎさ
第46回優勝 サンダー龍子  準優勝 白石なぎさ
第47回優勝 白石なぎさ   準優勝 サンダー龍子
第48回優勝 近藤真琴    準優勝 白石なぎさ
第49回優勝 スーパーカオス 準優勝 ミントス・フジニャーノ
第50回優勝 アデライーダ・アバチャ 準優勝 優香
第51回優勝 アデライーダ・アバチャ 準優勝 優香
第52回優勝 優香      準優勝 アデライーダ・アバチャ
第53回優勝 ジーニアス武藤 準優勝 レディ・コーディ
第54回優勝 サンダー龍子  準優勝 アデライーダ・アバチャ
第55回優勝 ジーニアス武藤 準優勝 エアリアル菊澤
第56回優勝 美冬      準優勝 エアリアル菊澤
第57回優勝 美冬      準優勝 ジーニアス武藤
第58回優勝 美冬      準優勝 エアリアル菊澤
第59回優勝 美冬      準優勝 今治みさえ
第60回優勝 ユーリ・セモポヌメ 準優勝 今治みさえ
第61回優勝 神塩ナナシー  準優勝 ブレード上原
第62回優勝 ジョーカーウーマン 準優勝 セイウン草薙
第63回優勝 ハルカ     準優勝 神塩ナナシー
第64回優勝 セイウン草薙  準優勝 ハルカ
第65回優勝 セイウン草薙  準優勝 ハルカ
第66回優勝 セイウン草薙  準優勝 フォルトゥナ紫月

(白石なぎさ、7年連続連対入り。隠れた大記録)

2013年1月27日 (日)

ウルトラタッグリーグ 優勝チームイッキ

SPZの年末祭典、ウルトラタッグリーグ。

当初はSPZタッグリーグという名前でしたが、タッグマッチに付きまとううさんくささというかゲーム性を体現するために「ウルトラタッグリーグ」という名前を冠しました。

WASのタッグマッチは長引くので全部観戦してやると1シリーズこなすのに3時間はかかるリプレイ者泣かせのシリーズでした。

最も多く優勝の栄冠に浴したレスラーは草薙みこと、ビューティ市ヶ谷、マイティ祐希子の4回で、チームとして優勝の最多はビューティ市ヶ谷&ロイヤル北条組でした。

SPZのシングルバウト路線に伴い51年目からは開催されていませんが、このイベントも近々復活させる予定です。

第1回優勝 デスピナ・リブレ アリシア・サンチェス 準優勝 ミミ吉原、南利美 
第2回優勝 ミミ吉原 南利美      準優勝 伊達遥 秋山美姫
第3回優勝 沢崎光 草薙みこと     準優勝 伊達遥 秋山美姫 
第4回優勝 草薙みこと 永沢舞     準優勝 沢崎光 上原今日子
第5回優勝 草薙みこと 小川ひかる   準優勝 沢崎光 秋山美姫   
第6回優勝 草薙みこと 小川ひかる   準優勝 沢崎光 秋山美姫   
第7回優勝 吉田龍子 新咲祐希子    準優勝 沢崎光 秋山美姫 
第8回優勝 上原今日子 ハイブリッド南 準優勝 草薙みこと 小川ひかる
第9回優勝 上原今日子 ハイブリッド南 準優勝 吉田龍子 渡辺智美 
第10回優勝新咲祐希子 スイレン草薙  準優勝 吉田龍子 渡辺智美  
第11回優勝新咲祐希子 スイレン草薙  準優勝 吉田龍子 上原今日子 
第12回優勝吉田龍子  渡辺智美    準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川   
第13回優勝吉田龍子 ボンバー来島   準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川 ハイサスカラス ドスカナ・リブレ   
第14回優勝スイレン草薙 ガイア小早川 準優勝 ボンバー来島 菊池理宇        
第15回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝 スイレン草薙 ガイア小早川
第16回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝 ボンバー来島 菊池理宇 
第17回優勝菊池理宇 ボンバー来島   準優勝 ロイヤル北条 氷室紫月
第18回優勝ラッキー内田 マッキー上戸 準優勝 ロイヤル北条 ライラ神威
第19回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝ラッキー内田 マッキー上戸
第20回優勝ラッキー内田 マッキー上戸 準優勝 ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号
第21回優勝ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 準優勝ラッキー内田 マッキー上戸
第22回優勝武藤めぐみ イージス中森  準優勝 氷室紫月 ノエル白石 
第23回優勝武藤めぐみ 成瀬唯     準優勝 氷室紫月 ノエル白石 
第24回優勝武藤めぐみ ジェニービーチ   準優勝 ライラ神威 REKI
第25回優勝コンバット斉藤 ナイトメア神威 準優勝 ライラ神威 REKI
第26回優勝ナイトメア神威 REKI  準優勝 ローズ・ヒューイット、ファントムローズ1号
第27回優勝コンバット斉藤 斉藤彰子  準優勝 ケンドー・カミスワ イージス中森
第28回優勝ジェーン・メガライト ジェニービーチ 準優勝 ナイトメア神威 REKI
第29回優勝マイティ祐希子 イージス中森 準優勝 コンバット斉藤 斉藤彰子 
第30回優勝ジェーン・メガライト 斉藤彰子 準優勝 霧島レイラ スカーレット小縞 
第31回優勝マイティ祐希子 サキュバス真鍋 準優勝 霧島レイラ 藤原和美  
第32回優勝霧島レイラ 藤原和美 準優勝 マイティ祐希子 藤島瞳
第33回優勝マイティ祐希子 サキュバス真鍋 準優勝 霧島レイラ 藤原和美 
第34回優勝マイティ祐希子 スカーレット小縞 準優勝 霧島藤原、G山本中江、ジェーンメガライト、アニービーチ
第35回優勝グリズリー山本 中江里奈 準優勝 霧島レイラ 藤原和美
第36回優勝グリズリー山本 中江里奈 準優勝 ロゼ・ヒューイット、ワイルドローズ1号
第37回優勝グリズリー山本 中村真帆 準優勝 コバトフ、マレンニールセン
第38回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 コバトフ、マレンニールセン
第39回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 葛城早苗、ジャスティスえちご
第40回優勝佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 準優勝 葛城早苗、ジャスティスえちご
第41回優勝フローラ小川 ジャンヌ永原  準優勝 佐久間理沙子・ミネルヴァ石川、ジャスティスえちご、近藤真琴
第42回優勝コバトフ、ローレル    準優勝 ダークスターカオス グレースハン、フローラ小川、白石なぎさ、ジャンヌ永原、ミネルヴァ石川
第43回優勝コバトフ、ローレル    準優勝 ダークスターカオス、イザベラスミス
第44回優勝ジュディ・コーディ、ダイナマイト・リナ 準優勝 ジャスティスえちご、オーガ朝比奈
第45回優勝白石なぎさ、フローラ小川 準優勝 ジャンヌ永原、ミシェール桜井
第46回優勝白石なぎさ、優香 準優勝 NARATA、オーガ朝比奈
第47回優勝サンダー龍子、ドルフィン下窪 準優勝 近藤真琴、真壁なつき
第48回優勝スーパーカオス、アナベラ・スミス 準優勝 白石なぎさ、グリズリー山本
第49回優勝アデライーダ・アバチャ、ドッペル・ベルク 準優勝スーパーカオス、ロザンヌ・チャン
第50回優勝 優香、杉浦美月 準優勝 アデライーダ・アバチャ、ミストレス・バイテン

2013年1月26日 (土)

あばしりタッグ王者イッキ

SPZが13年目くらいに設立した2本目のタッグ王座・あばしりタッグベルト。

若手中堅選手にも目標となるベルトを創設するために設定しました。モデルは全日のアジアタッグです。

いちおう(評価値2人で2100以内)という縛りを設けましたが、それだけに移り変わりが激しく、また若手2人のタッグ、中堅外人2人のタッグ、引退間近のベテラン&新人タッグなど、バリエ豊かな組み合わせでタイトル戦を行うことができました。

SPZのシングルリアルバウト化に伴い51年目に封印しましたが、近いうちに復活させる予定です。

あばしりタッグ選手権
初代王者 菊池理宇 ボンバー来島 4 返上
2代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 2
3代目王者ドリュー・クライ ユーリ・スミルノフ0
4代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
5代目王者アンナ・クロフォード ユーリ・スミルノフ 0
6代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 1
7代目王者ガイア小早川 ギムレット美月 0
8代目王者ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 4 返上
9代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 返上
10代目王者アリス・スミルノフ デイジー・クライ 0
11代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
12代目王者エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 0
13代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
14代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
15代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 0
16代目王者ギムレット美月 キューティー金井 0       
17代目王者ビーナス麗子 氷室紫月 0
18代目王者スターライト相羽 ラッキー内田 2
19代目王者アリス・スミルノフ、アンナ・クロフォード0
20代目王者ラッキー内田 マッキー上戸 2 返上
21代目王者ビーナス麗子 ギムレット美月 0
22代王者 フォクシー真帆 成瀬唯 1
23代王者 エレン・ニールセン ヘレン・ニールセン 2返上
24代王者 フォクシー真帆 成瀬唯  3
25代王者 デイジー・クライ ジーナ・デュラム 4
26代王者 ライラ神威 REKI 0
27代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 0
28代王者 ライラ神威 REKI 4 返上
29代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
30代王者 野村つばさ イージス中森 0
31代王者 フォクシー真帆、成瀬唯 2
32代王者 アリス・スミルノフ パトリシア・ルイス 0
33代王者 フレイア鏡、REKI 3
34代王者 ファントムローズ1号 ワイルドローズ2号 0
35代王者 REKI コンバット斉藤 3
36代王者 ハムル・シアター ジェニー・ビーチ 0 返上
37代王者 ジェニー・ビーチ ジェシー・ビートン 1
38代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 2
39代王者 キャシー・ウォン ミス・マスカレード 返上
40代王者 キャシー・ウォン ソフィア・リチャーズ 1
41代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 0
42代王者 ハムル・シアター パトリシア・ルイス 1
43代王者 ライラ神威 ハリケーン神田 2
44代王者 ハムル・シアター ジェシー・ビートン 0返上
45代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 2
46代王者 ハリケーン神田 八島静香 0
47代王者 ノエル白石 マイティ祐希子 1
48代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 1
49代王者 ハムル・シアター マリシア・ルイス 0返上
50代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 0
51代王者 ハリケーン神田 霧島レイラ 0
52代王者 ジェニー・ビーチ ディスガイズマスク 1
53代王者 スカーレット小縞 霧島レイラ 5
54代王者 ハムル・シアター マリシア・ルイス  0返上
55代王者 セイレーン千春 マーメイド千秋 1
56代王者 藤原和美 中江里奈 1
57代王者 ケンドー・カミスワ RIKKA 2
58代王者 藤原和美 中江里奈 4
59代王者 キャシー・ウォン ブルック・ウォン 0
60代王者 マーメイド千秋 RIKKA 1
61代王者 ナイトメア神威 グリズリー山本 3
62代王者 マユリ・シアター ブルック・ウォン 1
63代王者 スカーレット小縞 佐久間理沙子 1
64代王者 マユリ・シアター マリシア・ルイス 0返上
65代王者 ハリケーン神田 中江里奈 1 返上
66代王者 八島静香 中江里奈 7
67代王者 早瀬葵 藤島瞳 0
68代王者 アニービーチ ジョディ・ビートン 1
69代王者 藤原和美 サキュバス真鍋 4
70代王者 早瀬葵 藤島瞳 1
71代王者 マリア・テレジア マレン・ニールセン 0返上
72代王者 アニービーチ グレース・ハン 0返上
73代王者 クラリッジ成瀬 ジャンヌ永原 0
74代王者 グレース・ハン カトリーヌ・チャン 1
75代王者 クラリッジ成瀬 ジャンヌ永原 0
76代王者 グレース・ハン マレン・ニールセン 2
77代王者 フローラ小川 NARATA 0
78代王者 八島静香 中村真帆 0
79代王者 ダークスターカオス ミスティアマスク 0
80代王者 フローラ小川 NARATA 0
81代王者 八島静香 中村真帆 1
82代王者 フローラ小川 NARATA 1
83代王者 八島静香 中村真帆 2
84代王者 フローラ小川 NARATA 4
85代王者 ダイナマイト・リナ トラットリアマスク 0
86代王者 フローラ小川 NARATA 2 返上
87代王者 真壁なつき 辻香澄 0
88代王者 トラットリアマスク デニース・ハン 0返上
89代王者 真壁なつき ドルフィン下窪 0
90代王者 トラットリアマスク ブルーローズ 1
91代王者 真壁なつき 辻香澄 2
92代王者 ミシェール桜井 NARATA 0
93代王者 真壁なつき 辻香澄 1
94代王者 ミントス・フジニャーノ、ソレッタ・フジニャーノ 0返上
95代王者 ミントス・フジニャーノ、ソレッタ・フジニャーノ 3
96代王者 ジーニアス武藤 小嶋聡美

2013年1月25日 (金)

プロレス技シリーズ44 ダイビングボディアタック

ダウンしている相手をプレスするのがダイビングボディプラス、立っている相手へコーナー最上段からアタックするのがダイビングボディアタック。似ているようで違います。

海外マットでは「クロスボディ」と呼ばれています。コーナー最上段に駆け上がって、スタンディング状態の相手へ向かって飛び、その勢いのままに相手を押しつぶし、フォールを狙う大技です。

上からの勢いで相手を押しつぶしてナンボの技なので、大柄な選手やパワーのある選手に仕掛けると、押しつぶすことができずにこらえられてキャッチされ、パワースラムかなんかで返し技されてしまうケースもあります。

この技の使い手の第一人者はなんといっても仮面貴族のミル・マスカラス。飛ぶフォームがサマになっています。相手の体と仕掛ける側の体が「交差」するかたちになるのが美しいフォームとされています。

主に身軽なジュニアヘビー戦士の使う技のようですが、ヘビー級選手も決まると威力が凄いので結構使っています。ジャイアント馬場さんも全盛期にはまれに使っていましたし、ジャンボ鶴田さんも(あれは確か91年の最強タッグ)ダイビングボディーアタックで飛んで強豪外人スパイビーを仕留めたこともありました。

あのリック・フレアーは良くこの技を狙うために?コーナー最上段に上がるのですがことごとくデッドリードライブで切り返されていますが、ごくまれに、ダイビングボディアタックを成功させることがあります。

WASではボディアタックは実装されていません。ボディプレスよりは見栄えがいいと思うのですが・・・

2013年1月24日 (木)

最近読んだラノベと漫画

最近読んだラノベと漫画。

■7時間目の音符(志摩時緒)

まんがタイムきららフォワード(毎月24日発売)で絶賛連載中。吹奏楽部を舞台にした葉平くんとあずみさんの純愛と赤面とイチャラブ。付き合いだしてから1年余り、お互い友達から「ヤることヤったの?」と問われ、キスから先を意識。そして連載「21回目」でとうとう葉平くんが一歩踏み出す。服の上から胸を。ここから先を志摩先生がどう描くかが目が離せない。

■うわこい 2巻(糸杉柾宏)

新ヒロイン・カオリと流されるままヤッてしまう環くん。糸杉先生の描くダークな世界。

■なれるSE8巻(電撃文庫)夏海公司

なんでこれをラノベでやるのかと思わせるくらい救いようのない話。巻を重ねるごとに重くなってくる。IT系の仕事をやっている者としてはページをめくるのがつらい。8巻は既存案件を守るお話。外資系企業の女の子新入社員、次郎丸縁ちゃんが怖いよー。この子ガチだ。

■ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上(ブラッドレー・ボンド+フィリップNモーゼズ)

間違った日本観をバックボーンにした忍者アクション小説。ついったーで人気沸騰していたものがエンターブレインから書籍化。しかしこの筆者は日本社会のことを実によく知悉していて、わざと曲解して書いている節があるから恐ろしい。サラリマンとかカチグミとかバリキドリンクとか・・・・イヤーッ!グワーッ!2巻まで出ています。

■お嬢さまはベロチューLOVE(高岡智空:二次元ドリーム文庫)

つい紀伊国屋新宿で衝動買いしたエロ描写ありライトノベル。ラブラブキスキス。

2013年1月23日 (水)

凍った道を歩く20130123

人生は凍った道を歩くようなものだ。

■アルジェリアのガスプラントでテロ事件、邦人多数死亡

イスラム系のひととは考え方が相容れないものがあることを痛感。流儀の違う国でビジネスをすることはたいへんなことだということを思い知らされました。

■渕正信59歳、真田聖也と一騎打ち

試合内容はチェックしていないが、15分そこそこの試合を成立させ、足4の字固めで敗北。59歳でシングルマッチって・・・・

■KENSO、ゼロワン参戦

まあ最近は全日でもネタ要員となってしまっているので・・・

■マラソン

川内優輝、エジプト国際マラソンで2時間12分台、優勝

出発前に海外遠征なのにパスポートを自宅に忘れるという大ボケかましをやらかし、あわや出走キャンセルかという事態も母親さんがパスポートを届け飛行機は自腹になったけど無事出国。エジプト国際マラソンでは実力を普段通り発揮し2時間12分台のタイムで優勝。そのあと日本にとんぼ返りしてすぐさま埼玉県駅伝に出場。11.9kmを36分54秒(区間2位)で走る。もう完全に走るネタ師と化した。普段の練習ができない分はレース出走でカバーすればいいじゃないという考え方。次回出走は1.27の奥武蔵駅伝になる予定。

■相撲

高見盛引退警報

9日目終了時点で3勝6敗。残り6戦であと3つ負けたら幕下降格引退!

元大関:雅山引退注意報

9日目終了時点で1勝8敗、十両落ち決定。圧力がないので引き落としが決まらない。頑張れブタス。本人は「子供が物心つくまでやりたい」と十両落ちても現役続行の意思があるが、元大関が十両でやるのはけしからんと周囲がなんか言ってくる可能性もあるので・・・

バルト大関復帰の件

9日目終了時点で5勝4敗、足が相当悪いが規格外のパワーは健在、しかしまだ日馬、琴欧洲との対戦を残し後1敗しかできない厳しい状況、頑張れバルトコンベアー。

今週はこんなところ。

2013年1月22日 (火)

SPZ世界タッグ王者イッキ 67年目時点

SPZタッグ選手権

(後ろの数字は防衛回数)

初代  沢崎光 秋山美姫 1
2代目 草薙みこと 小川ひかる 2
3代目 吉田龍子 新咲祐希子  5
4代目 沢崎光 秋山美姫 0
5代目 南利美 ハイブリッド南 (南利美引退により返上)
6代目 沢崎光 秋山美姫 0
7代目 草薙みこと 小川ひかる 0
8代目 永沢舞 富沢レイ 0
9代目 伊達遥 スイレン草薙 0
10代目草薙みこと 小川ひかる 3
11代目永沢舞 富沢レイ 1
12代目伊達遥 スイレン草薙 0
13代目ハイブリッド南 マイトス香澄 0
14代目永沢舞 富沢レイ 0
15代目ナターシャ・ハン アンナ・クロフォード 2
16代目新咲祐希子、スイレン草薙 5  
17代目吉田龍子 上原今日子 2
18代目ハイブリッド南 マイトス香澄 3
19代目ハイサスカラス ドスカナ・リブレ 0 
20代目スイレン草薙 ガイア小早川 6
21代目新咲祐希子 スターライト相羽 5
22代目ボンバー来島 菊池理宇 5
23代目スターライト相羽 ビーナス麗子 0 
24代目スイレン草薙 ガイア小早川 2
25代目ボンバー来島 菊池理宇 11
26代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 10
27代目芝田美紀 フレイア鏡 2
28代目ナターシャ・ハン アリス・スミルノフ 0
29代目ボンバー来島 武藤めぐみ 2
30代目ラッキー内田 マッキー上戸 2
31代目芝田美紀 ロイヤル北条 1
32代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
33代目ビューティ市ヶ谷 ロイヤル北条 2
34代目氷室紫月 武藤めぐみ 0
35代目ローズ・ヒューイット デイジー・クライ 0
36代目ラッキー内田 マッキー上戸 4
37代目氷室紫月 ノエル白石 1 
38代目ジェナ・メガライト デイジー・クライ 0
39代目氷室紫月 ノエル白石 1 
40代目武藤めぐみ 成瀬唯 0
41代目ラッキー内田 マッキー上戸 8
42代目氷室紫月 ノエル白石 1
43代目ラッキー内田 マッキー上戸 1
44代目ジェナ・メガライト ジェニー・ビーチ 0
45代目ライラ神威 REKI 0
46代目氷室紫月 ノエル白石 1
47代目ラッキー内田 マッキー上戸 0
48代目ライラ神威 REKI 0
49代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 3
50代目イージス中森 ノエル白石 0
51代目コンバット斉藤 ナイトメア神威 0
52代目武藤めぐみ ジェニー・ビーチ 4
53代目ライラ神威 REKI 0
54代目イージス中森 ノエル白石 0
55代目ナイトメア神威 REKI 3
56代目イージス中森 ノエル白石 0
57代目ナイトメア神威 REKI 0
58代目ジェナ・メガライト シンディー・ウォン 0返上
59代目ナイトメア神威 REKI 1
60代目コンバット斉藤 斉藤彰子 0
61代目ナイトメア神威 REKI 1 
62代目イージス中森 マイティ祐希子 2
63代目ハリケーン神田 八島静香 0
64代目ナイトメア神威 REKI 0
65代目コンバット斉藤 斉藤彰子 0
66代目ハリケーン神田 八島静香 0
67代目イージス中森 マイティ祐希子 4
68代目ハリケーン神田 八島静香 1
69代目ナイトメア神威 マーメイド千秋 1
70代目霧島レイラ スカーレット小縞 8
71代目ハリケーン神田 八島静香 0
72代目霧島レイラ 藤原和美 0 
73代目ロゼ・ヒューイット ワイルドローズ1号 0
74代目斉藤彰子 中江里奈 2
75代目霧島レイラ 藤原和美 9
76代目ロゼ・ヒューイット ファントムローズ2号 0
77代目霧島レイラ 藤原和美 1
78代目ロゼ・ヒューイット ファントムローズ2号 1
79代目霧島レイラ 藤原和美 2
80代目マイティ祐希子 スカーレット小縞 0
81代目RIKKA 葛城早苗 0
82代目マイティ祐希子 佐久間理沙子 0
83代目霧島レイラ 藤原和美 0
84代目RIKKA 葛城早苗 0
85代目霧島レイラ 藤原和美 1
86代目グリズリー山本 中江里奈 1
87代目RIKKA 葛城早苗 1
88代目グリズリー山本 中江里奈 6
89代目霧島レイラ 葛城早苗 0
90代目グリズリー山本 中江里奈 1
91代目霧島レイラ 葛城早苗 1
92代目佐久間理沙子 早瀬葵 0
93代目グリズリー山本 中村真帆 0
94代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 1
95代目グリズリー山本 中村真帆 4
96代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 5
97代目グリズリー山本 中村真帆 0
98代目葛城早苗 ジャスティスえちご 2
99代目佐久間理沙子 ミネルヴァ石川 9
100代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
101代目ジャスティスえちご 中村真帆 0
102代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
103代目フローラ小川 ジャンヌ永原 1
104代目コバトフ マレン・ニールセン 1
105代目フローラ小川 ジャンヌ永原 0
106代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
107代目フローラ小川 ジャンヌ永原 0
108代目ダークスターカオス イザベラ・スミス 0
109代目ジャスティスえちご 近藤真琴 0
110代目白石なぎさ フローラ小川 5
111代目ジャンヌ永原 ミシェール桜井 0
112代目白石なぎさ フローラ小川 0
113代目近藤真琴 サンダー龍子 2
114代目白石なぎさ フローラ小川 2
115代目近藤真琴 真壁なつき 1
116代目八島静香 グリスリー山本 4
117代目白石なぎさ 優香 0
118代目オーガ朝比奈 NARATA 1
119代目近藤真琴 真壁なつき 0
120代目ジュディ・コーディ アナベラ・スミス 6
121代目サンダー龍子 ドルフィン下窪 0
122代目グリズリー山本 白石なぎさ
123代目優香 杉浦美月 2
124代目アデライーダ・アバチャ ドッペル・ベルク 0
125代目優香 杉浦美月 0
126代目アデライーダ・アバチャ ミストレス・バイテン 3
127代目レディ・コーディ アナベラ・スミス 0返上

連続防衛記録は11回のボンバー来島、菊池理宇組。

(SPZ世界タッグ王座、51年目から封印されていましたが、近日中に復活します。)

2013年1月21日 (月)

SPZ世界王座通算防衛回数10傑

1位 美冬 34

 SPZ51期 蹴り技と関節技が強く、他のトップグループから頭一つぬきん出ていた。多少追い込まれた状況でもヘッドショットキック連発で強引に勝利をもぎ取るケースが多く、高い勝率を誇っていた。

2位 マイティ祐希子31

 SPZ27期、得意技はジャーマンとムーンサルトプレスで、相手に攻め手を与えないハイスパートレスリングで長期政権を築いた。ライバル選手が団体内に少なかったので、アメリカからジェーンメガライトを呼んでぶつけるしか彼女の防衛ロードを止められなかった。

 
2位 白石なぎさ 31

 SPZ40期「もう終わりにするの」で多くのレスラーを始末してきた。近藤真琴、サンダー龍子らとの競り合いをしばしばSTOやスプラッシュマウンテンで制し、王者として君臨し続けた。団体分裂で去ってしまったのが悔やまれる。

4位 武藤めぐみ 27

SPZ18期 得意技はムーンサルトプレス。SPZ本体エースとしてライラ神威率いるダークフラクションとの血の抗争を続ける一方で、長期政権を築いた。やはり相手に攻め手を与えないハイスパートプロレスが身上であった。

5位 グリズリー山本26

SPZ31期 げひゃひゃひゃひゃ、ぶっつぶうす。SPZ史上最高のヒールチャンプ。そのガタイを生かしたラリアット、グリズリーボムなどのパワフルな猛攻でトップの座に君臨し続けた。

6位 吉田龍子22

SPZ5期 団体初期のころの女帝として君臨。旗揚げ世代を軒並みマットに沈めて女王の座に君臨し、ハイブリッド南、新咲ら上がってくる後輩を返り討ちにし、引退間際までタイトル戦線で戦い続けた猛者中の猛者。

7位 ビューティ市ヶ谷21

SPZ13期 高笑いと特異なキャラクターが強調されるが実力も確かなものを持っており、ビューティボムの破壊力はものすごいものがあった。ボンバー来島を「野蛮なプロレス」と断じてトップの座を強奪し、16期生3人と抗争を繰り広げた。

SPZ67年の歴史の中でチャンピオンベルトを20回以上防衛したのはこの7名のみ。

(SPZの神7)

8位 コンバット斉藤18

武藤めぐみをKOした女。得意のジェットスマッシュで何人もの選手を病院送りに、パワーボム、デスバレーら現代プロレスの大技もマスターし、ラッキー内田に「蹴りを貰った戸のデスバレーはやばい」と言わしめた達人。ダークフラクションの一員から団体エースへベビーターンした異色の経歴。

8位セイウン草薙18(現役)

押しも押されもせぬいまのSPZの大エース。得意の空気投げでペースをつかむ格闘センスの持ち主。そして頃合いを見計らって草薙流兜落としであいてを戦闘不能に追いやる白星製造マシン。これからどれだけ防衛回数を積み重ねるか。神7入りも夢ではない。

10位 伊達遥13

SPZ1期。SPZ初代王者、一期生の中では実力が頭一つ抜けており、吉田龍子に世代交代を許すまでは団体トップとして活躍。殺人ヒザ魚雷からSPZキックの殺人コースはただただ驚異。

次点11位 アデライーダ・アバチャ12

(中の人はナターシャハン)選手大量離脱時に優香やジーニアス武藤の壁として君臨した。

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次点11位 ブレード上原12

SPZ57期 空手の経験を生かした豪脚、ティロフィナーレで美冬から世代交代を果たした。

13位 ジャスティスえちご11

SPZ37期 悪魔の左手ダークレフトと悪魔の蹴りゴートゥベッドで何人もの選手を病院送り。

14位 佐久間理沙子10

SPZ33期 バイオドライバー、ゴールデンクラッシュ、ビードエンドの三大必殺技を持ち抜群の安定感。

14位 ハイブリッド南10

敗北必至の状況からネオサザンクロスロックなど一瞬の隙をついてギブアップを奪うテクニカルファイター。

SPZの長い歴史の中で王座を10回以上防衛したのは上記の15名のみ。この15名は本当に化け物です。系統としては相手の反撃を許さず一方的に攻め込んで勝ってしまうタイプと、守勢に回っても強烈な必殺技で逆転勝利ができ、結果的に勝率の高かった選手に大別されます。

2013年1月20日 (日)

SPZ 歴代女王イッキ 67年目7月時点

SPZ世界選手権イッキ。

SPZ67年の歴史で、190代のチャンピオンが誕生しています。

初代 伊達遥    0
2代目 草薙みこと 0
3代目 南利美   0
4代目 伊達遥  10
5代目 草薙みこと 1
6代目 伊達遥   2
7代目 南利美   0
8代目 吉田龍子  1
9代目 伊達遥   1
10代目 永沢舞  0
11代目 吉田龍子 0
12代目 伊達遥  0
13代目 草薙みこと4
14代目 永沢舞  0
15代目 上原今日子0
16代目 伊達遥    0
17代目 吉田龍子 1
18代目 永沢舞  1
19代目 伊達遥  0
20代目 吉田龍子  15
21代目 ハイブリッド南 0
22代目 新咲祐希子 0
23代目 永沢舞  0
24代目 吉田龍子 0
25代目 ハイブリッド南 1
26代目 新咲祐希子 0
27代目 永沢舞   2
28代目 ハイブリッド南 7
29代目 スイレン草薙 0
30代目 吉田龍子  4
31代目 ハイブリッド南 1
32代目 新咲祐希子 0
33代目 スイレン草薙 0
34代目 吉田龍子   1
35代目 ハイブリッド南 1
36代目 新咲祐希子 0
37代目 スイレン草薙 7
38代目 スターライト相羽 0
39代目 ボンバー来島 0
40代目 菊池理宇 1
41代目 スイレン草薙 1
42代目 ボンバー来島 4
43代目 ビューティ市ヶ谷 11
44代目 ナターシャ・ハン 1
45代目 ロイヤル北条 0
46代目 ボンバー来島 0
47代目 ビューティ市ヶ谷 5
48代目 ナターシャ・ハン 1
49代目 ビューティ市ヶ谷 1
50代目 芝田美紀 1
51代目 ロイヤル北条 0
52代目 ビューティ市ヶ谷 1
53代目 ラッキー内田 0
54代目 氷室紫月 1
55代目 ラッキー内田 1
56代目 ビューティ市ヶ谷 3
57代目 ラッキー内田 1
58代目 氷室紫月 1
59代目 マッキー上戸 0
60代目 武藤めぐみ 1
61代目 ジェナ・メガライト 0
62代目 武藤めぐみ 15
63代目 ノエル白石 0
64代目 ライラ神威 1
65代目 ジェナ・メガライト0
66代目 ノエル白石 0
67代目 武藤めぐみ 4
68代目 コンバット斉藤 0
69代目 ジェナ・メガライト 0
70代目 武藤めぐみ 4
71代目 コンバット斉藤 1
72代目 武藤めぐみ 3
73代目 コンバット斉藤 3
74代目 ローズ・ヒューイット 1
75代目 コンバット斉藤 9
76代目 ケンドー・カミスワ 0
77代目 ナイトメア神威 0
78代目 コンバット斉藤 5
79代目 ジェーン・メガライト 4
80代目 マイティ祐希子 0
81代目 コンバット斉藤 0
82代目 ナイトメア神威 1
83代目 マイティ祐希子 3
84代目 ジェーン・メガライト 0
85代目 マイティ祐希子 3
86代目 ジェーン・メガライト 0
87代目 マイティ祐希子 4
88代目 ジェーン・メガライト 0
89代目 霧島レイラ 0
90代目 マイティ祐希子 14
91代目 ジェーン・メガライト 2
92代目 マイティ祐希子 7
93代目 ロゼ・ヒューイット 0
94代目 霧島レイラ 0
95代目 グリズリー山本 15
96代目 ジェーン・メガライト 0
97代目 佐久間理沙子 1
98代目 ロゼ・ヒューイット 0
99代目 グリズリー山本 0
100代目佐久間理沙子 0
101代目ロゼ・ヒューイット 0
102代目グリズリー山本 1
103代目ダークスターカオス 1
104代目グリズリー山本 3
105代目佐久間理沙子 3
106代目フローラ小川 1
107代目グリズリー山本 3
108代目佐久間理沙子 3
109代目グリズリー山本 4
110代目フローラ小川 0
111代目ジャスティスえちご 0
112代目佐久間理沙子 3
113代目フローラ小川 0
114代目ジャスティスえちご3
115代目ダークスターカオス 4
116代目ジャスティスえちご 1
117代目コバトフ 2
118代目ジャスティスえちご 7
119代目白石なぎさ 15
120代目ダークスターカオス 0
121代目白石なぎさ 0
122代目近藤真琴 2
123代目白石なぎさ 15
124代目スーパーカオス 3
125代目サンダー龍子 0
126代目白石なぎさ 1
127代目近藤真琴 0
128代目サンダー龍子 0
129代目アデライーダ・アバチャ 0
130代目近藤真琴 1
131代目サンダー龍子0 返上
132代目スーパーカオス 4
133代目アデライーダ・アバチャ 6
134代目優香 2
135代目レディ・コーディ0
136代目ジーニアス武藤 0
137代目ソレッタ・フジニャーノ0
138代目優香 0
139代目アデライーダ・アバチャ 2
140代目優香 2
141代目ジーニアス武藤 1
142代目優香 0
143代目レディ・コーディ 3
144代目アデライーダ・アバチャ 4
145代目優香 0
146代目ジーニアス武藤 1
147代目レディ・コーディ 1
148代目ジーニアス武藤 1
149代目美冬 1
150代目サンダー龍子 3
151代目ジーニアス武藤 0
152代目美冬  6
153代目エアリアル菊澤 0
154代目ジーニアス武藤 0
155代目美冬 1
156代目ジーニアス武藤 2
157代目エアリアル菊澤 0
158代目美冬 7
159代目エアリアル菊澤 1
160代目美冬 5
161代目エアリアル菊澤0
162代目ソワール・ゾネック 0
163代目美冬 7
164代目ソワール・ゾネック 0
165代目美冬 0
166代目ソワール・ゾネック 1
167代目美冬 7
168代目ブレード上原 9
169代目神塩ナナシー 1
170代目ブレード上原 1
171代目中森あずみ 0
172代目神塩ナナシー2
173代目中森あずみ0
174代目ブレード上原 2
175代目中森あずみ0
176代目セイウン草薙 0
177代目中森あずみ 1
178代目ハルカ 1
179代目セイウン草薙 1
180代目中森あずみ 0
181代目ハルカ 1
182代目セイウン草薙 6
183代目フォルトゥナ紫月 0
184代目神塩ナナシー 3
185代目セイウン草薙 0
186代目フォルトゥナ紫月 1
187代目セイウン草薙 4
188代目フォルトゥナ紫月 0
189代目ペガサス藤原 0
190代目セイウン草薙 8(現)

(氏名の後ろの数字は防衛回数)

2013年1月19日 (土)

プロレス技シリーズ43 ストンピング

こんなの技かよとも思うムーブですが、

ダウンした相手を上から勢いよく片足の裏で何度も踏みつける技です。

あまり品のいい技とは言えないので、ヒールが「俺は悪役だぞ」と観客にアピールするために仕掛けることが多いようです。(一元客でもどちらがヒールかわかるようにする技術)

また、新日本系では「お前をぶっ潰してやる」という意気込みの表れとして繰り出されることが多いように感じます。

踏みつける部位は頭や肩口、腰、足、相手の負傷箇所と多種多様です。(もちろん手加減して踏んでいるのでしょうが)これをくらってもなお立ち上がって闘志を込めて反撃すると会場が沸きます。

またタッグマッチのカットにも多用されます。フォールしている選手をストンピングでカットという手はタッグマッチ終盤で頻繁にみられます。

この技の使い手・・・は数えきれないくらい多いのですが、闘志を込めて撃っているという点では長州力選手が一番だと思います。白いリングシューズが躍動します。

WASでは残念ながら実装されていません。ヒールの追撃技としてあれば面白いのに・・・・

2013年1月18日 (金)

本編の今後の展開予定201301

SPZ67年の歴史の中で初めて起こってしまったリング禍。

「うわあああああああああああ、ハルカ・・・・・ハルカ・・・っ・・・・」

 (あまあまの生活が一変した加藤貴明はショックから立ち直れず会社を退職)

「責任者は責任を取るためにいる」

 (黒田宏社長、辞意)

「こんな危険な会社に娘を預けてられん!!」

 (加賀美明日香、父親に連れられ無期限欠場)

「こういう仕事だ・・・・・事故の可能性はゼロにはならない。そのアクシデントが起こる確率をできるだけ下げるのが自分らの仕事だ」(上原清香)

「あかり、あなたは格闘技に向いていないのよ。事故が起こる前にプロレス界から足を洗いなさい」(元フローラ小川)

リアルバウト路線に転じたSPZはまたも激震に見舞われた。この路線を推進していた第6代社長黒田宏はさすがに責任を感じ、社長退任の決意を固めた。新しく社長に指名されたのは誰か。

そしてSPZの新たな闘いが始まる。

「けっきょく・・・・ハルカ先輩は・・・・まだ目覚めていません。ハルカ先輩がこんな状況の中、自分だけリングを離れる・・・こと…本当にごめんなさい!」

(フォルトゥナ紫月)

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レッスルエンジェルスサバイバー リプレイ日誌

「輝くエッセンシャル」後半第3部

近日再開予定

2013年1月17日 (木)

第1,445回 ハルカ、戻って来い!

時に西暦2075年。

ガラガラガラガラ!!

「早く早く!こっちだ!」

ストレッチャーに乗せられた全裸の若い女性が宇都宮市内の病院へ運ばれた。

意識を失ったハルカ(SPZ60期・本名大月遥)、救急車で宇都宮市内の病院に搬送され、危険な状態と診断され、緊急で開頭手術が行われた。SPZ67年の歴史で初めて起こってしまったリング禍。関係者は慄然とした。

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横浜西戸塚、加藤貴明のマンション。

缶ビールを飲みながら帰りを待っていた加藤貴明。宇都宮でのハネ立ちなら11時ころに帰ってくるはずだが、日付が変わってもハルカは帰ってこなかった。

渋滞にはまってるの?

メールを打ってみたが、いつもこの時間帯ならすぐ来る返信が来ない。関係者支援者と懇親会でもしているのか。SPZのウエブサイトを開いて結果速報を見たが、宇都宮大会メインのところに

ハルカ(時間切れ引き分け)フォルトゥナ紫月

と書かれているだけ。

(何かあったのか)

**************************

翌々日の朝刊スポーツ紙に

「SPZ美女レスラー ハルカ 意識不明重体

などと一面で報じられ、この一件が表に出た。

「うわあああああああああああああああ」

宇都宮市内の病院に駆け付けた加藤貴明だが、ハルカは、生死の境をさまよっており絶対安静の状況なので対面することもできなかった。

**************************

その日はSPZ,シリーズ第6戦、郡山大会が行われる。会社からは選手社員にいたるまでこの一件についての「箝口令」が敷かれていた。

いつもより会場関係者入り口ギリギリに横付けされたバス。スタッフがガードする中、選手はバスから駆け下り控室へ走って会場入り。何から何まで異様事態。

会場入り口には貼り紙が。営業社員が急きょポスターの裏に手書きした。

「本日出場予定のハルカ選手は、頭部負傷のため欠場となります。なお、本日予定されておりました ハルカVS神塩ナナシーのカードは、中森あずみVS神塩ナナシーに変更となります。ファンの皆様、申し訳ございませんがあしからずご諒承のほどお願い申し上げます 株式会社スーパースターズプロレスリングゼット」

カードが急きょ組みなおされ、第2試合に出る予定だった中森あずみがセミ前のカードに回り、さいたまソウルプロレスから急きょフラワーマスクが参戦し、第2試合でリディアと対戦することになった。

選手は一様に厳しい表情。試合前練習でも記者が接触しようとしたが「この件ではすみませんが、あとで社長の黒田が会見をします」と選手が個別のコメントを控えた。

SPZ黒田社長が郡山市スポーツセンターで急きょ会見する騒ぎになった。

「ハルカ選手は今、宇都宮市内の病院に入院し絶対安静の状態です。なぜこのような事態に至ったかは、現段階では分かりかねますが、これは事故だと受け止め、再発防止を図ってまいります」

記者陣の質問に晒される黒田社長。

「会社として、ハルカ選手の体調悪化の予兆はつかんでいたのですか?」

 「選手のメディカルチェックには万全を期していたのですが、今回このような事態を起こしたことは誠に申し訳ないと思っています」

宇都宮には急きょ上原清香(SPZミュージアム館長)が向かい、入院中のハルカに関する対応を担当することになった。

(一歩間違っていたら自分がああなっていた・・・・それがプロレスリングの世界・・・・でも、ハルカ、戻って来い!)

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郡山大会のメインはフォルトゥナ紫月VSペガサス藤原。

「私が・・・・ハルカさんを・・・・」

どこでハルカが壊れたのかは定かではない。ただ一昨日の60分の試合の中で、ハルカの体に何らかの異変があったことは想像がつく。

フォルトゥナ紫月は明らかにショックを受けていたが、何とか普段通りのファイトを心がけ36分45秒の激闘の末、ペガサス藤原をデスクロノグラフで仕留めた。フォルトゥナ紫月、リング中央で深々と一礼したのち、引き揚げた。

ハルカのいない状況下で、一行は第7戦幕張、最終戦新日本ドーム大会を終えた。

VIPレースの結果は1位フォルトゥナ28勝9敗3分け、2位セイウン草薙27勝13敗、3位ハルカ19勝19敗2分け、4位北条16勝24敗、5位P藤原13勝27敗、6位神塩11勝28敗1分けという結果になった。

***************************

シリーズ終了後、ハルカの容体は「急性硬膜下血腫」と診断され、意識が戻らず予断を許さない状況であることが発表された。

「ファンの皆様に心配をおかけし大変申し訳ございません」

黒田社長の謝罪会見が戸塚本社で改めて行われ、今回の件は社外の有識者による「事故調査委員会」が原因を調査し、問題点をまとめて報告することになった。

2013年1月16日 (水)

ガタガタの状況20130116

みなさんこんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

1月14日は東京大雪。

例によって仕事してたのですが、雪のため売上轟沈。

深夜帰宅が路面凍ってて酔っぱらって帰るのが大変だった。

今週のスポーツニュース行きます。

■渕正信59歳

1月14日に岐阜大会で宮本本間に反則勝ち。そして59歳はぴばす。

しかし本人のブログによると右肩痛が深刻で「そろそろ考えないとなぁ」と。

ボディスラムを無理して放つのも限界にきているようだ。

これは引退フラグか。

■諏訪魔プロモート興行第2弾は4月6日茅ヶ崎

すわまちおこし。

■マラソン 川内優輝DeNA入り拒否

ヱスビー陸上部があのDeNAが引き受け、駅伝参入のため人員増を図り、川内に声をかけようとしたらしいが、川内さん「指導者に頼らないのが自分のスタイル」として固辞。まあモバゲー会社よりは安泰の公務員の方がいいと思います。

川内さん新年最初のレースは荒川河川敷での谷川真理ハーフマラソン。1時間5分台で優勝。次回出走は1月18日のエジプト・ルクソールマラソン。宣伝用の狭山茶50パック持参してさいたまを売り込むらしい。

■野球

・岩瀬と山本昌(中日)が鳥取で自主トレ

山本昌47歳でなお先発の一員、化け物だ。346セーブの修羅場超人、岩瀬は今年限りか。まずは浅尾、山井と抑えの座を争うところからだが、瞬間湯沸かし器監督の信頼は失っているので今度ばかりは厳しいかも・・・・

・金満巨人メジャー92発男ホセ・ロペス獲得 年俸8000万

補強はぬかりないのが巨人スタイル。5番ファーストでの起用を予定しているらしい。ボウカー様はスペアか。なんとぜいたく。

■相撲

大相撲初場所開幕。

どうせ白い子が優勝するから優勝争いはともかく焦点はバルトが10勝して大関復帰できるかどうかと人気力士が引退するかどうか。

・高見盛36歳引退警報

7勝できなければ幕下陥落。無給になるので引退を公言している。二日目終了時点で1勝1敗。館内が沸く力士なのですが、さすがに衰えは隠せない。

・元大関雅山35歳引退注意報

183kgの巨漢力士雅山。ネット掲示板でブタスと呼ばれた男雅山。幕内16枚目の地位、元大関なので十両陥落したら引退が半ば慣例。二日目終了時点で2連敗。本人は「3歳の長男が幼稚園に入るまでは取りたい。十両に落ちてもやる」と公言しているが・・・・魁皇を吹き飛ばした突き押しを見せてくれ。

2013年1月15日 (火)

第1,444回 遥か彼方のハルカ

67年目7月

サマースターナイツシリーズ シリーズ第5戦

宇都宮市体育館

そして宇都宮大会のメインイベント、

ハルカ、いつものように支援者から送られたガウンを羽織ってリングイン。

対戦相手のフォルトゥナと相対する。

「青コーナー、神奈川県大和市出身ーハルーカー!!」

ドワアアアアア

「赤コーナー 、富山県八尾市出身ー、フォルトゥナー、しづーくー!!」

ワアアああああああ

「レフェリー、セブン山本」

セブンー!!

宇都宮体育館に詰めかけたファンの興奮もピーク。

午後8時25分、ゴング。いきなりエルボーのドロップキックの応酬。
―紫月さんは組むと厄介・・・離れてやるほかない

そう考えたのか、ハルカ、ドロップキックを連発。いつもとやや違うハルカの攻め方に場内どよめき。

―逃げても駄目。

フォルトゥナ、頃合いを見てすっと組みつくやスリーパー責め。長々とスリーパー攻め。こうやってじわじわとスタミナを奪ってゆくのがフォルトゥナの戦い方。

ハルカ、この展開に焦れたのか
「アルティマシュート」
形勢を変えるために繰り出した得意のジャンピングハイキックでフォルトゥナをダウンさせる、

そして起き上がってくるところをとらえてニーリフト。そのあとブレーンバスターの打ち合いも制した。しかしフォルトゥナもスクラップバスターで手数を返す。

このあたりで両者の息が乱れてきた。

ハルカも長身を生かしたDDTで追い込む。
「いける」
ハルカ、ネックブリーカードロップ、続くフォールは2返したフォルトゥナ、

フォルトゥナ、とっさに投げてレッグドロップを落とす、

「ぐっ」

ハルカの頭の中が少しはじけた。

フォルトゥナ紫月、相手の動きが鈍ったとみるや

ブレーンバスター、DDTの猛反撃。

ハールーカ!ハールーカ!ハールーカ!

「くっ・・・・・」

頭を打ったハルカ、しばらく起き上がれなかったが、起き上がって組みつき容赦のない膝蹴り。

「ぐううう」

ダウンするフォルトゥナ紫月、

ハルカ、フォールにいくもフォルトゥナ、2.8で返す。そのまま両者ダウン。そして60分時間切れ引き分けのゴングが鳴った。お互い譲らなかった好試合、場内はSPZコールに包まれた。
「終わっ・・・・た…帰ろう」

ハルカ、苦しそうな表情で起き上がり、フォルトゥナと握手を交わすと、青コーナー花道へ向かうためリングを降りたところでちょっと立ちくらみを起こした。

「つっ」

バタ

リングを降りるときに足から降りられず場外マットに全身を強打した。
「大丈夫ですか!?」

「うん…ちょっとくらっとしただけ、ん、おっけ」

リング下で頭に手をやりながら顔をゆがめるハルカ。しばらく座ったままひじや腰を気にしていたが、フェンスにつかまりながら立ち上がり、小川あかりの肩を借りながら花道を引き揚げた。場内ものすごい拍手

「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・暑い中60分やるとね・・・・」
花道を引き揚げ控室にたどり着いたハルカ、息も絶え絶えといった感じでペットボトルのスポーツドリンクを一気に飲み干す。

「きょうはハネ立ちか・・・・シャワー浴びないと」
もうほかの選手は帰り支度を済ませている。

息を整えてからシャワーに向かったハルカ、脱衣所でリングコスチュームを脱いで生まれたままの姿になり、シャワー室へ。

ザアアアアア

ここでハルカ、少し気分が悪くなってきた。

―あれ、どうしてだろう

あわてて目の前のコックに手を伸ばす。その時ハルカは猛烈な吐き気に襲われた。

ーこんなの、いままでにな・・・

ウ・・ウオオオオ

目の前が見えなくなる、立っていられない。ハルカの脳裏に最後に浮かんだものは、東京で帰りを待っている貴明の顔だった。

***********************

「あれ?ハルカさんは?」

移動バス2号車、外人選手とVIP青コーナー側、スタッフが陣取るバス、点呼を取っていたマネージャーさんがハルカがいないのに気づく。

「ちょっと見てきます」
雑用をこなしていた小川あかりが携帯で連絡を受け、探し回る。控室にはいない。

―ハルカさん?どこ?
探し回った小川、撤収中の試合会場にもいない、自販機のあるロビーにもいない。

まさか。
小川あかり、階下にあるシャワー室を見た。

西側シャワー室にはいない。東側シャワー室…脱衣所にリングコスチュームが。
―まだシャワー浴びてるのかしら。それにしては・・・

もうメインイベントが終わってから30分以上経っている。なかなかシャワーの水音がやまないので気になった小川あかり、

「失礼します」
視界に入ったのは、うつぶせに全裸で倒れているハルカの姿だった。
「えええええ!!」

傍らの吐しゃ物、ただごとではない。
会社携帯を取り出した小川あかり、

「中森さん、あの、大変です!!ハルカさんが・・・・」
「今いく」

その15分後、救急車が到着。
「救急搬送、搬送者の氏名は、大宮遥。大小の大にお宮の宮、遥か彼方の遥・・・」

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遠山の端から 陽は昇り

水面に 嵐 巻き起こる

行かねばならぬ ああ 私には

戦いの場が 待っている

悪鬼羅刹の 炎に焼かれ

気づけば四方 すべて崖

逃げ惑っても 追ってくる

動けば銃火に 晒される

(戦いの歌 作詞作曲:今野和弘)

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レッスルエンジェルスサバイバー リプレイ記

「輝くエッセンシャル」

後半 第2部 完

2013年1月14日 (月)

第1,443回 67年目7月 帰りを待ってる

 「やばい・・・な・・・・」

事が終わって、ハルカがぼそりと。

 「だんだん深くなっていきそう・・・・・」
「えっ?」

枕元の缶ビールに手を伸ばす加藤氏。
 「感じ方が・・・・・・・・」

そのあと布団の中で2人抱き合って過ごす。
「ハルカさん・・・・・あさってから巡業だろ?」

 「うん」

「戻ってきたら・・・・結婚でもするか?」

 「えっ」

「なあに、ただ区役所行ってカミ出してくるだけの話だ。あとついでにベイサイド行って飯くってこう、披露宴代わりだといってはなんだけど。指輪は引退式が終わったら買いに行こう。冬のボーナス入るし、いいよね」

 「はい!」

ハルカ、貴明をきつく抱きしめた。

**************************

7月シリーズ「サマースターナイツシリーズ」初戦前日、
戸塚のマンションの一室、
ハルカ(本名・大月遥)は2つのスーツケースに荷物を詰めていた。
ハルカは着替えや下着、身の回りの品をスーツケースに詰めていた。1週間の巡業なのでそれなりにかさばる。
んで、もう一つのスーツケース、こっちに入れるのは戦いの道具。リングシューズ、コスチューム、ガウンとかその他もろもろ。

―こっちはもうじき、必要なくなる。
荷造りを終えたハルカ、
―急がなくちゃ
もうバスは戸塚道場に横付けになっているころだろう。
ハルカ、パーカーの上を羽織り、グッチの時計をはめた。
パチン。

―さ、行こう。

青森まで8時間の長距離移動。そして次の日は青森で試合。盛岡、秋田、山形、宇都宮と5会場回っていったん横浜へ戻ってくるスケジュールだ。そして1日のオフをおいて第6戦の郡山、そのあと7戦の幕張、最終戦の新日本ドームは通いだ。

バスは東北自動車道を一路北上。途中サービスエリアで何か所か休憩を入れる。
「支援者さんからの差し入れです」

後ろの席に座っていた小川あかりが栄養ドリンクを手渡す。酷暑の中の巡業なので体調管理には気を配らないといけない。

「小川さん」
 「はい・・・」
ハルカ、小声でつぶやく
「次の8月シリーズが終わったら、私、引退するんだ・・・まだ誰にも言わないでね」

 「えっ・・・」

***********************

67年目7月
アプリコットつばさが首を負傷、そしてSPZ王者のセイウン草薙も右肘を痛め重傷。両方とも無念の欠場となった。

そして7月シリーズ「サマースターナイツシリーズ」開幕。

VIPレース優勝の目が出てきたフォルトゥナ紫月、いきなり4連勝し、第5戦の宇都宮でハルカに勝てば優勝というところまで来た。

一方のハルカはこのシリーズ星が上がらない。
「もう少しで私、引退して結婚するんだ」

ちょっとプロレスへの姿勢が揺らぎ始めているハルカだった。
―もう少しで5000万貯まる。そしたらこんな痛い仕事から離れて、埼玉で第二の人生を送るんだ・・・

第3戦秋田、第4戦山形とハルカは強敵、フォルトゥナ紫月の変形スリーパーの前に2連敗を喫したが、ハルカ、意に介した様子もなく記者さんたちに「まあ、流れが来てない、それだけです」とコメントを出した。

そして、7月23日、シリーズ第5戦宇都宮大会。
SPZご一行は山形市内のビジネスホテルから高速道で宇都宮へ向かった。きょうは試合が終わったらバスで横浜に帰れる「ハネ立ち」の日だ。

彼からメールが来ていた。

ーきょうハネ立ちでしょ?11時ころかな?帰り待ってるよー

第1試合は小川あかりVSNOTORI。1期先輩のNOTORIが終始試合をリードし、最後は小気味よいアームホイップで投げて3カウント奪取。勝負タイム8分36秒。

第2試合はフェアリー三井寺VSリディア・リチャーズ。フェアリー三井寺がそのパワーを生かし、コブラツイストで絞り上げてあっさりとギブアップを奪った。勝負タイム4分16秒。

第3試合は神田幸子VS玄海恵理。玄海が体格を生かして攻める、重爆ドロップキックも豪快に決める。そしてバックドロップ。そのパワーに押されながらも気合を入れて打撃を返す神田、しかし玄海、ひるまずスクラップバスター、ボディスラムの猛攻。それでも神田、後輩に負けるわけにはいかないとDDT、ビッグブーツの反撃。どちらに転んでもおかしくない試合だったが
「どおりゃあああ」
玄海、新技のラストライドで高く担いでから落とした。これが初公開。神田、これは受けきれず。15分20秒、3カウントを喫した。

第4試合は相羽和希VS中森あずみ。負傷欠場明けのシリーズだった相羽だが、中森のねちっこいグラウンド攻めを耐えしのぎ最後は裏投げで23分9秒、中森を振り切った。
「そろそろ…準備しますか」
このあたりでハルカ、リングコスチュームに着替える。今日はメインイベントでフォルトゥナ紫月と対戦。

セミ前は神塩ナナシーが登場。リザーバーのセモポヌメとの対戦。神塩、どこか精彩を欠く動きでバックドロップを食らって頭を押さえるなど本調子でない。セモポヌメが調子づいてサイドスープレックスを連発。しかし神塩もバックドロップで反撃し、アラビアンプレスで舞って3カウント。勝負タイム17分39秒。

セミは北条咲VSペガサス藤原のカード。4位争いの直接対決となったので両者真剣そのもの。押していたのは北条だが、P藤原も得意のジャーマンで挽回。しかし北条、フロントハイキックを思い切り入れてP藤原を怯ませると、
「行くぞ」
ラリアット炸裂。これで3カウントが入った。勝負タイム15分36秒。
そして宇都宮大会のメイン、ハルカVSフォルトゥナ紫月。
(巡業最後の試合、うまくやって、帰る。あの人のもとへ)

ハルカ、決然とした表情でリングへ向かった。

2013年1月13日 (日)

第1,442回 希望の道へ

時に西暦2075年、夏。

SPZ戸塚本社の3番会議室
「この間の話だが」
SPZ総務部長の桑原さんが話す。
「もう少し頑張ってみないかね」

 「・・・・イヤです。第3クオーターの出場給契約書にはサインしたくありません」
用意された契約書には「1試合の出場給、13万200円+身体ケア手当2万9800円」と印刷されていた。要するにギャラ上げるから引退を思いとどまってもらおうという揺さぶりの手だ。

 「おカネの問題ではありません。レスリングのほかに、やりたいことができた、それだけです」

ハルカの手許にはグッチの時計が光る。

「申し訳ないけど、他の団体や海外の団体からいい条件で誘われてるとか、そういう話じゃないんだよね」

 「誓って、そういう話ではありません」

(なぜだ)

総務部長は沈思。アポカリプス病院から取り寄せたメディカルチェックの資料では神塩、相羽の2名が「D判定」と記されていたが、ハルカのそれは「所見を認むるも概して異常なし、B判定」だった。

(カネがたまって・・・・・満足してやる気をなくしちゃったのか)

こういうケースで引退した選手は何人かいる。無駄遣いしなければ7-8年の現役生活で家一軒建てるのはわけない。

「わかった。8月のSクラまでは頑張ってくれ。ただあなたほどの選手となると「ただ辞めます」ではファンの方が納得しないだろうから、退く舞台的なものは営業とも相談しないといけない。7月シリーズ後に、そのへんについての話し合いの場を持とう」

 「はい」

「くれぐれもこのことは表に出さないで」

 「はい、失礼します」

その後ハルカ、戸塚の道場に顔を出して、新人の小川あかりの練習を見たのち、自らはストレッチとサンドバッグ練習だけをこなして

「じゃ、お先に失礼します」

夕方ころ引き揚げた。

************************

「く・・・・はあ、はあーっ・・・・」

その夜、西戸塚にある加藤貴明のマンション。

加藤貴明(株式会社コンテック 流通機器2課 課長、31歳)とハルカは睦みあっていた。

もう何度目かわからない逢瀬。

「やばい・・・な・・・・」

事が終わって、ハルカがぼそりと。

「だんだん深くなっていきそう・・・・・」

 「えっ?」

枕元の缶ビールに手を伸ばす加藤氏。

「感じ方が・・・・・・・・」

2013年1月12日 (土)

第1,441回 67年目6月 さいたま決戦

67年目6月
加賀美明日香が右肩負傷で欠場。相羽ちゃんも腰痛が治らず欠場。

「バトルアトランティス」開幕。日本海側の都市を回るシリーズ。このシリーズ、セイウン草薙が不調なのか、鳥取と福井でハルカに蹴り倒され、金沢ではフォルトゥナのドラゴンスリーパーに屈し3敗を喫する波乱。

最終戦はさいたまドーム大会、

第1試合は小川あかりVSリディア・リチャーズ。SPZが小川あかりの壁になりそうな三流外人をブッキングした。グラウンドでやりあったまではよかったが、5分経過とともに息切れしてしまった小川あかり、攻め込まれてしまい、最後はドロップキックになぎ倒されて3カウントを許した。勝負タイム8分7秒。

第2試合はアプリコットつばさVSフェアリー三井寺。あんがい馬力のあるフェアリー三井寺がパイルドライバーを決めて3カウントを奪った。勝負タイム13分45秒。

第3試合はNOTORI VS神田幸子。入社2年目のNOTORIがどこまで粘れるかがポイントだったが、神田の打撃にズルズル後退、最後はロープに振ったところを背面トペで押しつぶされ3カウントを取られてしまった。勝負タイム9分6秒。

第4試合は玄海恵理VS中森あずみ。元SPZ王者の中森あずみにどこまで玄海がついていけるかが焦点の試合だったが、やはりうまさが全然違う。パイルドライバーでグロッキーにして置き、ストレッチプラムでいたぶる。そして勝機と見るや裏投げ、これはロープに逃れた玄海だったが、すかさずスクラップバスターを決めた中森が17分15秒、3カウントを奪い勝利。

休憩明け、北条咲VS神塩ナナシー。神塩のアラビアンプレスを受けきった北条が勝負に出た。
「この技に耐えられるか?」
北条ラリアット炸裂、勝負タイム13分9秒。北条ここまで11勝21敗、まだP藤原と4位争いをしている状況。

セミはペガサス藤原VSハルカ。前SPZ王者のP藤原、ここはハルカを倒して王座挑戦権をつかみたいところだったが、ハルカのニーリフトを食らって動きが止まり、シャイニングウィザード2連発に力尽きた。勝負タイム17分33秒。ペガサス藤原、10勝22敗の5位、ハルカは18勝13敗1分けの3位につけている。

*********************

メインはSPZタイトル戦、王者セイウン草薙に対するは前月同様、フォルトゥナ紫月。

「はっ」

いきなりスリーパー攻めでS草薙を動揺させるフォルトゥナ。S草薙、身をよじってロープへ。そしてドロップキックで反撃、密着してしまうといかにS草薙でも危険だ。それでも組みついてすぐ空気投げで叩きつけ、間髪入れずにレッグドロップを落とす。

「ぐうっ」

フォルトゥナ、今度は脇固めでS草薙の腕に狙いを絞ったが、S草薙も必要以上に攻めさせない。タックルでなぎ倒し、またレッグドロップ。起き上がってきたところをフランケンシュタイナー。これで3カウントが入った。勝負タイム29分32秒。王者が8度目の防衛に成功。通算防衛回数も19に乗せた。

「かいせつの杉浦さん、強いですねえ草薙選手」

「んー、そうですね、セイウン選手ベルトがかかっている試合の集中力はすごいですから。まあフォルトゥナ紫月とやる場合、集中力切れたら終わりですからね。そういう意味ではセイウン草薙選手の粘り勝ちです」

「それでは本日はこの辺で、解説はSPZの杉浦美月さんでした」

「はい、ありがとうございます」

2013年1月11日 (金)

第1,440回 67年目6月 鳥取大会

時に西暦2075年。

横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」は、6月シリーズ「バトルアトランティス」の地方巡業に出ていた。

日本海側の都市を中心に回るシリーズ。選手は移動サロンバスに揺られてまったりと。
(きょうはセイウンさんとか・・・・)

SPZ60期のハルカ、バスの揺籃に身をゆだねていた。
―あの人と対戦するのも、あと数回。

シリーズ前、会社フロントと話し合いを持ち、「近いうち」の引退を申し入れたハルカ。
「他にやりたいことができました。スポーツ生理学の勉強をして、インストラクターになりたいと思います」
もちろんこれはハルカの方便である。

突然の申し入れにうろたえる総務部長。話し合いは平行線をたどったが、すでに第2四半期(7月から9月まで)のギャラは基本給10万プラス出場給1試合13万200円で更改していた事情もあり、7月シリーズ終了後に改めて話し合いの場を持つ。辞める話云々は総務部長とハルカ限りで伏せておく・・・・ことでとりあえず合意した。まあ日本企業によくある懸案の先送り。

―あともうちょっとだけ頑張れば、この世界から卒業できる。

7年間この会社でそれこそ死ぬ思いをしてやってきた。体一つで入ったこの会社、気が付けばこれからの自分を守るものも、進む道も見えてきた。

14時ころ、会場入り。
地下駐車場から関係者通路を通って控室へ。

「・・・・っ」
まずジャージに着替えてじっくりとストレッチ。
「う・・・く」
「小川さん、身体かたいね」
彼女に預けられた新人、小川あかりとみっちりストレッチをこなす。

「それじゃあ、リングで受け身とスパーやりましょう」

―ハルカさん、最近明るくなった。

小川あかりはハルカの性格がだんだん変わっていったのに気づいていた。預けられたときはかなりの無口で、受け身の取り方も見本見せてくれたけど「あとはマネして」とだけ言われて、碌にアドバイスしてもらえなかったけど、今は違う。

「音がおかしい。顎をもう少し引いて、背中で受け身を取る感じで」

ハルカにボディスラムで投げられ、受け身を取る練習を繰り返す小川あかり。

「さっきよりはいいと思うけど、まだ衝撃を逃がしてないと思う。上の人の試合を見て、その受け身に近づけるようにね」

「はい」

(ハルカも、変わったな・・・・男ができて丸くなったってのは本当だったか)
レフェリー兼コーチの村上千秋がリング下で感慨。

そのあとグランドレスリングのスパーを繰り返した後、小川のスパー相手を玄海に任せ、ハルカはリング下で自分の調整。

*********************

そして5時半の開場、いったんハルカら選手たちは控室に下がる。
午後6時半、第1試合開始。
小川あかりが第1試合に登場、10分ほどであえなく敗北して帰ってきた。
通路奥から見ていたハルカ、軽くアドバイス。

「最初の動きは悪くなかった。5分過ぎにエルボー入れられてから動きが止まってた。あのへんは上手くガードしないと。」

「・・・はい、ありがとうございます」

その後ハルカ、前半の試合をモニター越しに感染しながら軽く体を動かす。今日の出番はメインイベント。

前半の試合が終わり休憩時間の間に、試合用のリングコスチュームに着替える。
セミとセミ前の試合、出番を待つハルカ。
その時ハルカの携帯が鳴った。

「今日、草薙さんでしょ。無理しないで、うまくやって!」

最愛の人からメールが届いていた。

うまくやる。
あともう少しだけ、要領よく立ち回ればいい。それだけ。いままで7年もこんなつらいことをやってきた。だからあと数か月だけならうまくやれるはず。そう思おう。

ハルカ、試合前のアップを終え、入場用のガウンを羽織り、セミの試合が10分経過した時点で控室を出て、青コーナー側通路奥へ向かった。
「ハルカさん、叫ばなくなったね」
「何かあったのかな」
若手選手が訝しがる。いつもなら出番前に情緒不安定になって叫ぶシーンがよくあった。

**********************

そしてメインイベントの試合、ハルカはいつものようにSPZ世界王者セイウン草薙と激しい試合を繰り広げた。
「はああっ」
ハルカ、空気投げで何度も投げつけられたが起き上がり、ニーリフトを叩き込む。
「ギギギ」

ちょっと怯むセイウン草薙、そこへ
「アルティマシュート」

飛び上がって、S草薙の後頭部めがけてハイキック。セイウン草薙、懸命に体を反らせて衝撃を逃がそうとしたが、ハルカ、空中で体勢を整え蹴り足をセイウン草薙の後頭部に
「イヤーッ」
ヒットさせた。
「グワーッ!!」
前のめりにダウンするセイウン草薙、ひっくり返して片エビでカバーするハルカ。
「ワン、トゥ、スリ」
セブン山本レフェリーがマットを3つ叩く。ハルカ、ノンタイトルの試合ながらSPZ王者セイウン草薙を撃破した。

「17分47秒、アルティマシュートからの片エビ固めでハルカの勝ち」

ドワアアアアア
一礼した後、メインイベント勝利者賞の「カニ缶詰セット」をもらってハルカ、安堵の表情で引き揚げた。
シャワーを浴びて汗を流した後、私服に着替えて
パチン
グッチのバングルタイプ腕時計をつける。彼氏から貰ったものだ。
(きょうも、無事に1試合終わりました。今シリーズ、あと5つ)

ハルカ、京スポ新聞の記者さんに応対し「たまたま蹴りが当たっただけです」とコメントを出してから、
「じゃあ小川さん、行きましょう」
「はい」
2人で待たせてあったタクシーに乗り、宿舎へ向かった。

2013年1月10日 (木)

プロレス技シリーズ42 パワーボム

このコラムも42回目ということで

今回は死んでしまうかもしれないほど威力のある技、

パワーボム。

いまではパワーのあるレスラーは誰もが使う技になってしまいましたが、

入りはパイルドライバーと同じように相手の腰をクラッチし、

そのまま力任せに相手の上体を高く抱え上げて(ここが見せ場)

そのあと力任せに相手の上体をマットに叩きつける大技です。

叩きつけられる時、位置のエネルギーのみならず、仕掛ける方のパワーがモロに威力として作用するので、バァンッ!という受け身の音がすごいことになるケースもあります。

叩きつけた後はそのままエビ固めでフォールに移行する流れです。この時も全体重をかけてフォールを返しづらくするのがポイント。

この技の開発者はあの鉄人、ルー・テーズ。1968年に日本初公開され豊登を失神に追い込んだとされています。(そのときは投げっぱなし式でした)そして、指導者に転じたテーズがあのテリー・ゴーディにこの技を伝授し、ゴーディが日本マットで必殺ムーブとして使い出し、この技の威力を体感した天龍、川田、ジャンボ鶴田、ハンセンらが使い出した・・・・という次第であります。

ゴーディは195cm、140kgの巨漢なので、テーズから直伝されたパワーボムの威力は凄まじいものがあり、受け身の名手三沢をして「パワーボム2発は食えない」と言わしめた破壊力を持っています。鶴田やハンセンは自信の絶対的フィニッシュであるバックドロップやラリアットへつなげるための痛め技の大技として使っていたフシがあります。

以来、現代プロレスを象徴する大技となり、雪崩式とか旋回式とかジャンプ式とか改良を施した多くの派生技が生まれていますが、やはりこの技はパワー自慢の巨漢レスラーがやってこその技ではないかなとも思います。

あの92年10月の全日本20周年記念興行試合ではゴーディが見事なパワーボムを当時50代のドリーファンクジュニアに仕掛け、この技の本家としての意地を見せました。(残念ながらハンセンのカットに阻まれ、3カウントはなりませんでした)

WASでも当然、実装され、代表的な大技として多くの選手が使っています。ビューティ市ヶ谷や来島さんらだと、説得力のあるフィニッシュムーブですね。

2013年1月 9日 (水)

風邪で体調崩す20130109

みなさんこんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

週1の休みとは言えども、3月までは旅行外出の予定がないので、WASを少しでも進めてみたいと思っていますが、今年最初の休みはいきなり風邪で自宅療養という残念な状況に陥りました。

気を取り直して今週のスポーツニュース

■1.26全日大田区大会にリック・フレアー(63)参戦

あのネイチャーボーイ、最もプロレスの巧いレスラーが全日マット久しぶりの登場。

武藤フレアーVS藤波真田というドリームタッグ。大田区体育館という箱でいったいどれだけのギャラ使うんだよと思うのだが、話題性は必要なのでしょう。あとは真田の一流レスラーへのステップとしての舞台か。

■蝶野、1.26大田区大会へ選手として参戦か

全日とアドバイザリー契約を結びその公開契約の席上で内田社長を殴るアングル。そして1.26でいよいよ選手として復帰か。中之上が迎撃に名乗りを上げた。蝶野のコンディションにもよるが試合をする公算が高くなってきました。

■GET WILD 解散免れる

新春一発目の防衛戦で大森がアックスボンバーで船木を下し世界タッグ防衛成功。まあプロレス大賞までとった人気タッグチームだから当面は継続しようと運営が判断したか。

■近藤修司、世界ジュニア王者に

大和ヒロシとのダブルタイトル戦をキングコングラリアットで制し、世界ジュニア王者に返り咲き、GHCジュニアとの2冠に輝きました。しかしその翌日、カズハヤシと組んでのアジア王座どりはなりませんでした。

■箱根駅伝

優勝は日体大。あの山登りの5区で名門の中央大学と城西大学が冷たい強風に打たれ、脱水症状と低体温症でダウン。リタイアし「記録なし」に終わる。涙にくれる選手と関係者。箱根の山は怖いということをあらためて思い知らされた。

■軽減税率

2014年4月に消費税8パーになった時に軽減税率を導入すべしと公明党が主張し、適用する物品の落としどころの案が「コメ、みそ、しょうゆ、日刊全国紙の新聞、水道料金」ですって。外食せずちゃんと自炊しろということか。東スポは軽減税率適用対象になるのか気になる。

今週はこんなところ。

2013年1月 8日 (火)

第1,439.7回 もう何も怖くない(下)

事が終わって、
日付が変わるころ、

「ごめん…貴明さん」

 「え・・・・」

加藤氏に二度抱かれたハルカ、瞳が少しうるんでいる。

「私の・・・・いろいろと・・・その、女の子らしくなかったでしょ・・・・」

 「とんでもない。ますます好きになった。自分の中では思いを遂げたんだから。もうあなたを離さない」
ハルカ、耳まで赤くなる。

 「まあ、明日も仕事だから、とりあえず今日のところは寝よう」

翌朝、ハルカは加藤氏からマンションの合鍵を受け取った。

そしてシーズンオフ休みの間、ハルカは加藤氏のマンションに日参して、何度もぬくもりを分け合った。回を重ねるごとに、ハルカも甘い声を上げるようになり、加藤貴明も我を忘れて9歳年下の戦女神の肌を貪った。

「一緒に家でも買うか」

何度目かの夜、濃密な時間を過ごした後、加藤氏がぼそりと。

 「えっ・・・・」

「二人になった以上、ワンルームに住み続けるのもどうかと思ってね。あなたも・・・・引退したら、社宅出なきゃあかんのでしょ」

 「うん・・・・」

「一戸建て、キャッシュで買っちゃえば家賃払わなくていいしねえ、ハルカさんの仕事のメドがついたら一緒に暮らそうよ」

 「た、貴明さん・・・・・」

「案外安いんだよね。埼玉の北の方だと、新宿1時間圏内で中古で1000万切る物件がごろごろあるから、さ、」

―そっか、もうすぐ、もうすぐなんだ・・・・

明け方、6時からの合同ロードワークに合流するため、戸塚道場にひとり歩くハルカ。

―もう少しだけ頑張って、お客さんにさよならを言って、この世界から卒業して、落ち着いてから第2の人生を考えよう。

そう考えたら、ハルカ、急に肩の荷が軽くなった気がした。

―もう、何も怖くない。

5月下旬、明け方の風が爽やかにハルカの頬を撫でた。

2013年1月 7日 (月)

第 1,439.5回 もう何も怖くない(中2)

「もういい加減疲れた」

「まあまあまあまあ」

SPZ60期、ハルカ、横浜戸塚郊外の彼氏宅でポカリスエットを飲んでいた。巡業中は練習や試合で水分不足が続くので、意識して巡業後数日間は水分を多くとるようにしている。

「でも、ハルカさんは…・強いよ」

 「えっ」

「結果において、7年間ハードな仕事をやってきたんだから。弱音は…いくら吐いてもいいけど、やっぱり仕事は・・・・結果だからねえ」

 「・・・・・っ、そんなんじゃないです」

「・・・・・」

 「ここまでやってこれたのは・・・・何度も心が折れかけたけど・・・・運が良かっただけ、あとは・・・・お金が欲しかっただけ」

「お金は大事な動機だよ、どうやったって生きているのにコストがかかるんだから」

 「でも、あーもーこんな仕事辞めたい、退職届叩きつけたい・・・・です」

「ハルカさん」

 「・・・うん」

「あなたの身体の痛みがどんあものなのか、私にはわからないけど・・・・本当しんどいんだったら・・・辞めちゃっていいと思うよ。」

 「貴明さん・・・・」

「私はあなたの『パートナー』だから。」

 「でも、まだ先輩が3人もいて・・・・・まだ私の順番じゃ」

「まあまあまあまあ。そこはもっともらしい言い訳の手を考えるんだ。自慢じゃないが私は30人の退職申し出者面接表を書いたからな。まあ一番多いのが『他にやりたいことができました、お勉強したいんです』って言ってくるパターンだね」

そして夕方。

二人はデリバリーピザを食べながら、引退・退職の話の持っていき方について話し合った。

「まあ、もうしばらくは、俺のパートナーでいてくれよ。二人でいればさ、つらいことは半分に、喜びは倍になるよ」

 「貴明さん」

「ん?」

 「もうしばらく、じゃなくて・・・その・・・・できれば、ずっと・・・・・

「そう言って貰えると・・・まーそのなんだ・・・嬉しい」

二人の距離が縮まる。

顔が近づく。

唇を合わせた。

「んっ・・・・・・んっ・・・・んっ」

最近はハルカも深いキスに慣れてきた。

加藤貴明は視線をハルカにぶつける。

今回はハルカも拒絶しなかった。

「シャワー浴びる?」
「ん」

ハルカがシャワーを浴びる間、加藤は布団を敷いた。
ほどなく、
裸身にバスタオルを巻いたハルカが出てきた。

ちょっと広い肩幅、鍛え上げられて筋肉の付いた身体。
加藤貴明はハルカを軽く抱きしめた。

「肩とか、まだちょっと赤いね」

 「ま、それは・・・・仕事で」
「わかってるよ」
加藤貴明、ハルカの肌に点在する赤さの残る部分へ、優しく唇を這わせた。
そしてハルカの身体を布団に横たえる。

「・・・はっ・・・・・」

(二人の、思い出の夜となった)

2013年1月 6日 (日)

第1,439.3回 もう何も怖くない(中1)

バタン!!
控室の扉を閉めるや、ハルカはその場に倒れこんだ。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・もういやだこんな仕事・・・」

「ハルカさん・・・・」

シューズの紐を解いていた付き人の小川あかり(新人)が声をかけるが、ハルカの荒い息遣いはなかなか収まらない。小川あかり、シューズを脱がせた後、冷たいミネラルウォーターを紙コップについで口元に当ててゆっくりと、少しずつ飲ませる。

「はぁ、はぁ、あー」

フォルトゥナ紫月との息詰まる攻防を30分フルタイムでやった。フォルトゥナ紫月はじわじわと攻め込んでくるので、ハルカにとっては苦手な相手だった。こんかいは集中力を切らすことなくファイトし続けたので結果はドローに終わった。

「小川さん、ありがとう、もう大丈夫だから、藤原さんのセコンドに戻って」

「あ、はい」
まだ会場ではセミファイナルの試合の真っ最中。ハルカは息を整えてから、シャワー室へ向かった。
ザアアアアア

控室に戻ってからのほうが痛い。やってる間は脳内から何かが出ているし、痛み止めもきいているのでさして痛みを感じない。ただ控室へ戻って、ハルカではない・・・そう、ただの女に戻るとどうしようもなく痛くて苦しい。

―もうちょっとだけ頑張ないといけないの・・・?
ハルカ、手早く汗を流して私服に着替え、負傷箇所のケアを済ませた。

荷物をまとめていると、こんどはペガサス藤原がズタズタになって戻ってきた。

 「北条さんやばい・・・なんて力・・・・」
セミファイナルで北条咲のパワーボムに敗退したペガサス藤原、荒い息をつきながらその場にへたり込んだ。

―この会社の後半はいつもこうだ。
みんなギリギリのところでやっている。

ハルカ、メインの試合を見ようかどうか考えたが、草薙さんと神塩さんなら内容も結果も見えていると判断したので、マネージャーさんに上がる旨、声をかけてから、会場裏口からタクシーに乗って戸塚へ向かった。

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その翌日の日曜日午後、

「ずいぶんやられたみたいだけど」

 「うん・・・・」
戸塚駅近くのカフェでハルカと加藤貴明氏はお茶を飲んでいた。2週間のシリーズを乗り切ったハルカ、歩くのもしんどそうだ。

これは出歩くのは厳しいと考えた加藤貴明、
「俺の家で、ゆっくりするか?」

ハルカ、首を縦に振った。

戸塚駅から藤沢方面にタクシーで少し走ったところに、加藤貴明のマンションはあった。

6畳もないワンルーム和室。

「まあ、狭いが、ここが私のディオゲネスの樽だ」

 「ここが、貴明さんの・・・」

2013年1月 5日 (土)

第1,439回 67年目5月 バトルカデンツァ

67年目5月

「バトルカデンツァ」開幕。相羽和希が腰痛のため欠場。

小川あかりはシリーズ帯同し、連日1期先輩のNOTORIとの試合が組まれ、連敗を喫する中、プロレスを覚えていった。

「動きはともかく力がない。大成は難しいと思うよ」
ブレード上原が試合を見て評価。

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シリーズ初戦の新潟大会でいきなりSPZタイトル戦が組まれたq、王者セイウン草薙に対するはフォルトゥナ紫月。フォルトゥナが勝つとしたら絞め落とすしかないのだが、今後の巡業のことを考えるとやりかねたフォルトゥナ、、持ち前の粘りを発揮できず、あっさりとS草薙のDDTにやられてしまった。

(明日以降もあるし、ドクターさんもいないこの試合で本気で渡り合うわけにはいかない)
勝負タイム16分33秒、王者が7度目の防衛に成功。通算防衛回数も18になり、歴代8位のコンバット斉藤に並んだ。

しかし翌日の奈良大会では同じカードのノンタイトル戦でS草薙、ドラゴンスリーパーで無理せずタップ。S草薙がレース2敗目を喫した。これは両者間で話ができていたのがバレバレだろうとマスコミ記者さん達は話していた。

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最終戦は横スペ大会。

第1試合は小川あかりVSNOTORI。小川あかりの東都デビュー戦、青いリングコスチュームが初々しい。

「・・・・・っ」
しかしゴングが鳴るや一方的な試合展開、攻められ続けられる小川あかり。
NOTORIのフェイスクラッシャーで小川あかりの動きが止まってしまい、ふらふらと起き上ったところをタックルでなぎ倒されて終了。勝負タイム6分4秒。

第2試合は玄海恵理VSフェアリー三井寺。玄海のパワーを巧みにいなしていく先輩の三井寺、流れの中でうまくDDT、ラリアットを決めて有利に運ぶ。弱ったところをコブラツイスト、逆片エビで嫌らしく攻める。

「ウオオオー」
玄海もラリアットのお返し、そして顔面蹴りで反撃したので試合は盛り上がった。三井寺が勝負をかけたSTFは余りにロープに近い。距離感を誤ったか。そこへ玄海が力任せのボディスラムを決めて3カウントを奪った。勝負タイム14分12秒。

そして第3試合は加賀美明日香VSアプリコットつばさ。グランド中心の組み立てで試合を支配していたのは加賀美で、相手の反撃を適度に受けてから
「ふっ!」
スクラップバスターを決めて3カウント奪取。勝負タイム14分36秒。

休憩前第4試合はベテランの中森あずみが登場。神田幸子と対戦。序盤は相手の打撃を適度に受けていた中森、じわじわとグラウンド技で反撃してゆく。

―この人を倒さなきゃ、上へ行けない・・・
神田がビッグブーツ3連発と荒っぽい攻め。STFで勝負に出た中森、ギブアップだけはしなかった神田だが、これで息が上がってしまい、勝機と見た中森あずみがパイルドライバーで3カウント。勝負タイム25分51秒。

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後半はVIPの直接対決。まずセミ前はフォルトゥナ紫月VSハルカ。

―ハルカさんは「ケツ決め」に応じないから、出たとこ勝負で行くしかない・・・

試合前の打ち合わせには応じて、大体の流れは話すが、結末までは決めないのがハルカの流儀。この日も相手のグラウンド攻めを受けたあと、フォルトゥナ相手に打撃をガンガン入れて優位に立ち、長身を生かしたブレンバスター2連発。

「・・・ううう」
苦悶の表情を浮かべるフォルトゥナ、見下ろすハルカ、ドワアアア。あとはトドメをさすだけかと思われたがここで

「起こり時間1分」
このアナウンスを聞くやフォルトゥナ、ゴロンと転がって場外エスケープ。ブーイングにも介せず、場外で息を整えてからリングに上がりハルカに組みついて押し倒してグラウンドに持ち込み、もみ合う中、時間切れ引き分けのゴングが鳴った。

セミはペガサス藤原VS北条咲。

8勝15敗同士の対戦で4位争いがかかっているので両者気合いの入った表情。馬力なら北条なのだが、P藤原は投げ技に移行するタイミングが早い。北条の猛攻を受けきったP藤原、得意のジャーマンで勝負をかけたが、
ワン、トゥ、ドドドドド!!
返した北条、立ち上がって組みつき、パワーボムで叩きつけて藤原の戦意を絶った。勝負タイム16分31秒。

―勝てた。

これで北条、セイウン草薙以外のVIP4名からは何らかの形で白星を挙げた。

メインイベントはセイウン草薙VS神塩ナナシー。

神塩ナナシーがリングに上がるとき、プシュという缶ビールを開けるシーンが耳に入った。

―もう、私が勝つとはだれも思っていないのね・・・
のらりくらりファイトに持ち込もうとするが、セイウン草薙もある程度付き合ったあとは猛チャージをかけてくる。神塩もアラビアンプレスで反撃したが、これはセイウンがあえて受けたっぽい。フォールを返すやすばやく組みついたS草薙、久々に草薙流兜落としを繰り出し、神塩を危ない角度で落とし3カウントを奪った、勝負タイム22分9秒。

2013年1月 4日 (金)

第1,438.9回 もう何も怖くない(上2)

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル 外伝
時に西暦2075年、

横浜のお嬢様プロレス団体は5月シリーズを間近に控え。各選手は調整に余念がなかった。横浜戸塚の道場、リングを占拠しているのが小川あかり、NOTORI、玄海恵理の若手選手。VIPメンバーの主力選手は全体練習が終わった後は各自思い思いに調整を行っている。

「クサナギさん。・・・・次のシリーズの2連戦なんだけど」
セイウン草薙とフォルトゥナ紫月がストレッチの合間に小声で話す。この2人は次期シリーズの頭にシングル2連戦が組まれている。初戦の新潟ではSPZタイトルマッチ。(チャンピオンはS草薙、チャレンジャーはフォルトゥナ)その翌日の奈良ではノンタイトル戦。

「ベルトはそのままで、いって、こい・・・で、どう?」

「いいわ、それで」

要するにお互い本気でやりあったら次の試合ができなくなるので、1勝1敗のイーブンで手を打とうということである。
そのあとフォルトゥナ紫月、ハルカに声をかけた。
 「大月さん」

「はい・・・・」

 「来シリーズの3つのことなんだけど・・・・」

「それは、流れで、いいと思う・・・・」

ハルカは細かい試合展開や結果についての事前の打ち合わせについては基本的に応じない。「お客様はバカじゃない、必ずバレる」というのがハルカの考え方であった。

(いつのまにか、先輩は相羽さん、中森さん、そして神塩さんだけ・・・・になった。)

神塩さんはああいう天然が入った性格なので、苦しんでるところをあまり見たことがないけど、相羽さん中森さんはもう全身ボロボロなのがはっきりわかる。そしてわたしも五十歩百歩・・・・
女子プロレスラーの選手生命は短い。華奢な体で投げられたり頭から落ちたり殴られ蹴られるのでどうしても身体が傷つく。10年もてば御の字。痛みに耐えて現役後期を頑張った先輩は何十人もいたが、薬の飲みすぎで胃をやられたり、ドクターストップがかかったりと、いずれも泣く泣くリングを離れている。だから会社も気を使って高いギャラを支払っている。

「ハルカは営業や宣伝とかには向いてないから、ミュージアムの資料整理係かな、会社に残るんだったら」(ブレード上原)

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その日の深夜、すずなみ食堂にて。

「あの時は・・・・本当にごめんなさい」

 「もうその話はよそう。俺も悪かったから、お互い水に流そう」

「はい、でも・・・・お腹、大丈夫ですか?」

SPZ60期のハルカは交際相手のサラリーマン、加藤貴明氏と並んでとんかつライスセットを食べていた。

 「いちおう取引先のつてで東京IT病院に行った。この業界、倒れるSEが多いからねえ」

「・・・・・」

 「お医者さんに、まさか彼女にボコられましたとは言えないからさあ、落下したサーバーの下敷きになったと嘘をいったけど、結果は特に異常はなかったって。まあ日ごろの行いがいいんだろう、ハハハハハ」

「うん・・・・・」

 「大丈夫大丈夫、うちの会社とか取引先とかもっとひどい目にあって病院行くひといるからお医者さんもいちいち個別のケースを気にしてないよ。デスマ続きでいきなり同僚を殴っちゃう社員とか。運用対応中に吐血した人とかねえ、いっぱいいるんだ」

「うん・・・」

 「あさってから巡業だろ!頑張れよ。」

「え、あ、はい・・・・」

2013年1月 3日 (木)

新春飲酒妄想会20130103

(2013新春特番)

我々はプロレス観戦の娯楽を楽しめるのか?

「自民党の阿部総裁をバックドロップで投げ飛ばして逆エビ固めで泡を吹かせてやる」のたまった野田前首相は壮絶自爆し、総理の座を追われました。そして日本未来の党は野田さん言うところの「魔界倶楽部」が策動しまた分裂・・・・

■小選挙区制度で自民党が大勝した件

けっきょくのところ維新の党はまだ選挙準備ができていなかったので、全国的にみれば自民か民主かの2択。落選するとわかっている候補に入れるのはどうかという心理が働く。小選挙区の弊害です。まあ政権担当能力という点においては自民党の方が上ということで消去法で自民党議員が選ばれた。また金持ち万歳の政策がはじまるのか。

■尖閣問題

もうあの国とはまともに付き合えないということが露呈。だって教育から反日に洗脳されているのだから根は深い。

尖閣諸島なんて沖縄のはずれの小島だし、地下資源の可能性なんて商業ベースに乗るかもわからないし、そんなところ守るのにコストかけてどうすんじゃー、中国が欲しけりゃあいくらかお金貰って売却しちゃえばいいのにとも思うが、それはアメリカが許さないだろう。東シナ海、南シナ海の支配海域の問題があるので。そもそも沖縄県自体アメリカから預かっているようなものですし。

■安倍首相は靖国参拝するのか

財界は中国での売上を考えると阻止に動くだろう。で安倍さんも右寄りなようで変人ではないので、日本の経済雇用に影響が出てくるとわかれば思いとどまるだろう。そういう配慮もあ中国を増長させてしまうのだ・・・・・いっそのことストロングマシーンの覆面をして参拝すればよい。

■拉致問題

(すでに口封じされている可能性も高いが)解決方法は裏で北朝鮮に兆単位でカネを払うか(それはアメリカが許さないだろう)憲法改正して犠牲を顧みず北朝鮮侵攻するしかない。(そんなことできるわけない)

安倍政権は何かあっとおどろくアングルを仕込んでいるンだろうか・・・

■原発問題

現実的には原発ゼロは難しい。電気代が上がると企業の業績や雇用に影響が出て、ブラック企業が跋扈してニートやフリーターがもっと増えて治安が悪化する。首相官邸前でデモしている方々はそこまで考えているのだろうか。

しかし巨大地震はいつ日本のどこで起こるかわからないから、(1)万が一の事故はあると考え、原発は人口の少ないドいなかに設置する(2)万が一のことがあった場合の人数分の避難タウンをあらかじめ作っておくくらいの対策は必要ではないか。

■公共事業はばらまきなのか

地方は公共工事がないと地域経済が成り立たないのも確かだし、笹子トンネルの事故のようにこれからはメンテナンスしなきゃならん構造物がどんどん出てくるのも確か。しかし10年間で200兆の借金のつけ回しは若い世代に、10年後の破たんリスクより明日の10万円。そういう判断を有権者はしてしまったわけです。

まあ財務省としては「いまはちょっとだけ支出を多くして表面上景気をよくしないと消費増税がやりにくくなる」という判断をしたのかもしれない。

■いわゆる焼け跡リセット論

ハイパーインフレが起こって政府債務と銀行預金を相殺帳消しすれば結果的に資産を持っていない若い世代が得をする・・・・という暴論が一部新聞で

そう考える人が半分超えるとなりかねない。コーヒー1本1万円とか、特別リングサイド100万円とか、想像するのもおぞましい時代はそう遠くないのかもしれない。公的部門の借金を日本経済はどこまで「受けきれ」るのか。プロレスと同じくそれはわからない。

■消費増税

1万円特リン払ったら1000円国に没収されるのですよ。消費税を払わない方法は消費しないことだ。そう考えたらいい意味で無駄遣いの極致であるプロレス観戦などしたくなくなる。しかし、しかし働いて稼いだ金は、使うか、使わずして死ぬか、その2つしかないわけです。

■少子高齢化問題

年金支給年齢70歳あるで。特に平均寿命の短い男性はもらえないまま死ぬ人が多くなります。もらえる人も75歳には足腰立たなくなって外出しづらくなるので(ブッチャー71歳を見よ)豊かな老後はいよいよ幻想になってきた。

少子化はもう中国のように教育で小学校から「ホームスイートホームっていいよねー」って洗脳しない限り無理なんじゃないのか。

そんなことをこの正月考えながら働きました。

2013年1月 2日 (水)

20130102 おとそ気分にもなれない

皆さんこんばんわ。

WASのリプレイまでなかなか手が回らないkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの。

■天龍源一郎(62)復帰

12.29後楽園、8人タッグで復帰。しかし上半身は60代レスラーにありがちな衰え隠しのTシャツを着てのファイト。試合の方は19分、永田の白目むき腕固めで天龍、無念のギブアップ負け。しかしダイビングエルボードロップを放つ62歳って・・・・・

■百田光雄(64)バックドロップ健在

天龍復帰戦の前半の試合に登場し、カブキと組んでウインガー・長瀬を撃破。フィニッシュは百田のバックドロップ。64歳でバックドロップって・・・・

■松井秀喜引退

日本に戻るという選択肢は「10年前の自分を見せられる自信がない」として引退。それにしても今年引退の野球人の多いこと。石井琢、小久保、金本、そして松井・・・・

■石井琢朗 広島へお引越し

広島カープのコーチに就任のため家族そろって広島へ。引っ越しの荷造り荷解きが大変だったらしい。

今週はこんなところ。

2013年1月 1日 (火)

新年のご挨拶2013

あけましておめでとうございます。

WAS没頭中、筆者のkonnoです。

WASリプレイは67年目4月まで進行しています。

昨年のお正月時点で55年8月でしたのでここ1年間で、ゲーム内の時間は12年しか進行していません。

いちおう在庫はちょっとだけあり、70年目11月まで書いていますが、3年半しか在庫がないという何とも心もとない状況です。

本業激務できわめてやばい状況ですが、(冬の間は登山に行けないので)頑張ってPS2と向き合う時間を作りたいと思っています。

その前にハルカ・改心ストーリーを書き終えないと、ここから先のストーリーを進められないので、これも頭の痛いところです。

長期的な計画としては、

67年目後半からは従来のバチバチ路線を変更して、プロレスはエンターテインメントだという路線に徐々にシフトさせて行きたいと思っています。

んでもって、最終的には84年目くらいから、「シュートもお笑いもいかがわしさも、そういったものをすべて許容して含有した幕の内弁当的なおもしろさがプロレスなんだ」という路線にしたいと考えています。(うまくいくといいけれど)

まだ結城千種やカンナ神威といったあたりを採用していないので、その辺も頑張りたい、そう思っていますが、月間労働時間が320時間ではいかんともしがたく。

(しっかしこのリプレイを始めたのが2007年の1月ですから、もうまる6年。どんだけ奥深いんだよこのゲーム・・・・WAS2は積みゲーのままです。)

2013年元旦 野田順子「勇気の神様」を聴きながら。

(来島さんと声が同じとはとても信じられない。)

konno

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