1.22全日本千葉大会観戦記(1)
全日本プロレス観戦記
2013年1月22日 千葉ポートアリーナ サブアリーナ
私は基本的に火曜日しか休めない。いまの世の中仕事があるだけましなのかもしれないが、私がプロレス観戦へ行けるのは火曜日に全日本プロレスが興行を行いかつ応援している渕正信選手が出場する大会のみということになる。
んで、その好条件が重なった興行が2013年の新春シリーズであった。場所も千葉なのでマシなほうである。
私は午後三時ころ自宅を出て、新宿思い出横丁の酒場でビールを一本飲んでから、総武線で千葉へ向かい、千葉駅から懸垂式モノレールで一駅、「市役所前」で下車し、おりついたところの通りを東へ数分歩くと、今夜の会場、千葉ポートアリーナである。いまはプロレス興行が斜陽化しているので、本日の興行もちいさいほうの「サブアリーナ」で行われる。
入口ロビーに会議用テーブルが2つ並んでおり、ひとつが当日券売り場、もうひとつがプログラム売り場である。特別リングサイド7000円。たかだが2時間そこらの格闘興行にしては高いとは思うが、もうリアルで渕正信選手の試合を観戦できる機会も限られる。北側の2列目席をゲット。
狭いサブアリーナをさらに半分に区切って設営されていた。並べられた椅子の数はせいぜい300程度。平日の興行とはいえ、大都市の千葉、しかも地場団体カイエンタイドージョーとの共催に近い形でこれは寂しい。グッズ売り場では大森隆男選手がサインを入れている。時代は変わった。90年代の栄華が懐かしい。
さて6時半、会場左奥に設置されたスクリーンにあおりVTRが投影される。そのあと阿部リングアナが上がって前説。観戦上の注意事項のあとカードの発表。そのあとゼンニッポンイヤーッの声だしの練習。半年前の出雲と全く変わっていない。
第1試合 関根龍一 VS タンク永井
第1試合はカイエンタイ・ドージョーの選手どうしによるシングルマッチ。黄色いアマレス装束で頭にヘッドギアをつけているのがタンク永井で、黒いショートタイツをはいているのが関根龍一。裁くレフェリーは全日本の神林さん。今回の興行はセミファイナルまで入場時に選手コールをやってしまうスタイルだった。(これはどうも好かない)よって神林さんのルール説明(反則5カウント場外10カウントオーケイ?)も音楽にかき消されてしまった。
「レディーゴ!」第1試合のゴングが鳴った。内容のほうはさしてよく覚えていない。試合を支配していたのは先輩格の関根龍一のほうで、攻めをこらえるタンクという流れだった。とくに印象的なシーンもないまま5分が過ぎる。2度目のトライで抱え込み式逆エビ固めを決めた関根龍一がギブアップ勝ちをおさめた。勝負タイムは8分くらい。
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