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2013年2月22日 (金)

第1,455回 67年目11月 ダイヤモンドシリーズ

67年目11月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。東北地方を南下するシリーズである。タッグマッチ解禁2か月目、だんだんチームにすると絵になる二人が見えてくる。

初戦青森大会、第2試合でアプリコットつばさ、フェアリー三井寺組が、相羽和希、小川あかり組と対戦。入社4年目、同期の2人がチームを結成し、前座戦線を盛り上げる。アプリコットつばさが飛び回ってペースを作り、フェアリー三井寺が攻めるパターン。この日も流れの中でサンドイッチラリアットを決め、新人の小川あかりを悶絶させる。早々と場外でのびてしまった、これは想定内だった相羽、ノーザンライトSHをアプリコットつばさに決める。これは三井寺がカットに入ったが、相羽和希、助けに入った三井寺を場外に抛り落としてから
「はっ!」
バックドロップでアプリコットつばさを倒した。勝負タイム15分47秒。

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第3戦、山形大会。メインは故郷凱旋したセイウン草薙がシングルで務める。相手は北条咲。剛腕ラリアットで絶対王者をたじろがせた北条だが、最後はバックドロップ、パワーボムの猛反撃を受け、最後はティロフィナーレに力尽きた。勝負タイム24分52秒。
「はっきりいって危なかったです。もう北条さんとは10回やったら5回勝てるかどうかというところまできています。」(S草薙)

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最終戦は横スぺ大会。

第1試合は小川あかりVSアプリコットつばさ。まだシングルでの勝ち星のない小川あかり、やはり10分近くなるとスタミナ切れを起こしてしまい息が上がってしまう。そこを突いたアプリコットつばさ、ミサイルキック、ダイビングプレスの大技攻勢で追い込み、2度目のダイビングプレスで小川を仕留めた。勝負タイム8分10秒。

第2試合は相羽和希VSフェアリー三井寺。一時はトップに肉薄した相羽和希が第2試合・・・昔を知るファンはため息。この日はフェアリー三井寺とじっくりしたプロレスを展開。裏投げでペースをつかんだかに見えた相羽だったが、三井寺の逆片エビにつかまり悶絶。それでもこのクラスの選手に負けるわけにはいかないと考えたのか、2度目の裏投げを決めて3カウント奪取。勝負タイム15分36秒。

第3試合は神塩ナナシー、NOTORI組VS中森あずみ、神田幸子。元SPZ王者のベテランがそれぞれパートナーを従えタッグで対戦。神田の強烈掌底が神塩ナナシーをたじろがす。最後は神塩ナナシーが相手チームにつかまってしまい、18分45秒、チョップを打ち込まれてのけぞったところをクルリと丸め込まれて敗北。その試合が終わると休憩。

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外人同士のタッグマッチを挟んで、セミ前からは3大シングルマッチ。まずは北条咲VSセモポヌメ。

―こんな所で止まってられない。
北条咲がベテラン外人をラリアット2連発で仕留めた。勝負タイム9分52秒、内容的にも北条の完勝。25歳を迎えたベテランのセモポヌメ、今一つ元気がない・・・

セミは楽しみなカード、ペガサス藤原VS玄海恵理。
ビッグマチのセミに抜擢されて意気上がる玄海。積極的な力押しでP藤原に嫌な顔をさせる。しかしペガサス藤原もきれいなジャーマンで投げて、これで試合は攻守所を変えることになった。なおも休まずP藤原、ブレンバスター2連発。トラースキックと畳み掛けて玄海から3カウントを奪った。勝負タイム13分36秒。

メインはSPZ戦。王者セイウン草薙に挑むのはフォルトゥナ紫月。
「セイウン草薙。そろそろ空気読め」

セブン山本統括部長がリングイン時に叫ぶ。セイウン草薙、無言でセブン山本を睨みつける。フロントから嫌われる絶対王者。

こんかい、レフェリーはガイア尾白川。そして午後8時22分運命のゴング。
しかしフォルトゥナ紫月、いつも通りのやる気のないファイトに終始。ズルズルと押し込まれていく見慣れた光景に場内溜息。しかしF紫月、やられながらも一瞬の隙を狙っていた。バックの取り合いからスッと腕を極めた。

「・・・・!!」

突然腕関節を取られ痛がり出すセイウン草薙、表情がオーロラビジョンに移されて場内どよめき。耐えられずセイウン草薙はタップしてしまった。勝負タイム22分4秒。場内えええええええの声。これでフォルトゥナ紫月、セイウン草薙の防衛ロードを4度止めた。

11度目の防衛に失敗したS草薙、腕は氷袋で押さえている状態だが、身体のダメージはそれほど深くなく、すたすたと引き揚げた。

「相手の狙いに気付きませんでした。ファンの皆様に申し訳ありません」

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